JPH07257324A - 車両用盗難防止装置 - Google Patents
車両用盗難防止装置Info
- Publication number
- JPH07257324A JPH07257324A JP4816394A JP4816394A JPH07257324A JP H07257324 A JPH07257324 A JP H07257324A JP 4816394 A JP4816394 A JP 4816394A JP 4816394 A JP4816394 A JP 4816394A JP H07257324 A JPH07257324 A JP H07257324A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- vehicle
- transmitter
- control lever
- lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 有効なる自動車用盗難防止装置の開発。
【構成】 自動車のセンターコンソールに、そのコント
ロールレバーを収納する収納凹部を設けて、しかもその
自動車の施錠時には収納凹部内に収納されるコントロー
ルレバーが、その収納凹部より引き出すことができない
ようにした。 【効果】 施錠される自動車のドアが不正に開放されて
も、コントロールレバーの操作ができず、これによって
走行ができないので、有効な盗難防止が期待できる。
ロールレバーを収納する収納凹部を設けて、しかもその
自動車の施錠時には収納凹部内に収納されるコントロー
ルレバーが、その収納凹部より引き出すことができない
ようにした。 【効果】 施錠される自動車のドアが不正に開放されて
も、コントロールレバーの操作ができず、これによって
走行ができないので、有効な盗難防止が期待できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の盗難を防止す
ることができる車両用盗難防止装置に関するものであ
る。
ることができる車両用盗難防止装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車の盗難を防止するための装置(構
造)として従来では多種多様のものが提案されている。
造)として従来では多種多様のものが提案されている。
【0003】例えばその車両用盗難防止装置の公知例と
して、無線発信器を使用してドアを施錠したとき車に搭
載されている盗難防止装置がセットされ、その盗難防止
装置のセット後に、錠が悪質な手段(こじ開け等)によ
って開錠し、ドアが開いたときには、警報器(ホーン、
クラクション)等が鳴らされて盗難警報が発せられるよ
うな構造のものがある。
して、無線発信器を使用してドアを施錠したとき車に搭
載されている盗難防止装置がセットされ、その盗難防止
装置のセット後に、錠が悪質な手段(こじ開け等)によ
って開錠し、ドアが開いたときには、警報器(ホーン、
クラクション)等が鳴らされて盗難警報が発せられるよ
うな構造のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来構造の車両用盗難防止装置にあっては、盗難し
ようとする者により自動車のドアが開かれて、警報器が
鳴らされたとしても、その警報が鳴っているまま走行し
たり、または、その警報回路を切断する不正操作で警報
器を止めることにより、車両が盗まれるという問題点が
あった。
うな従来構造の車両用盗難防止装置にあっては、盗難し
ようとする者により自動車のドアが開かれて、警報器が
鳴らされたとしても、その警報が鳴っているまま走行し
たり、または、その警報回路を切断する不正操作で警報
器を止めることにより、車両が盗まれるという問題点が
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の問題点に着目してなされたもので、自動車のドアが
不正に開けられても、シフトレバーを操作せしめること
ができないようにして、盗難車を走行せしめることがで
きない構造の車両用盗難防止装置を提供することにあ
る。
来の問題点に着目してなされたもので、自動車のドアが
不正に開けられても、シフトレバーを操作せしめること
ができないようにして、盗難車を走行せしめることがで
きない構造の車両用盗難防止装置を提供することにあ
る。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0007】図1、図2において、1は車体のインスト
ルメントパネル、2はインストルメントパネル1の中央
部より下方へ延びるセンターコンソールであり、そのセ
ンターコンソール2には上端にコントロールノブ3を有
するコントロールレバー4(A/Tシフトレバー)が前
後方向移動可能に位置されている。
ルメントパネル、2はインストルメントパネル1の中央
部より下方へ延びるセンターコンソールであり、そのセ
ンターコンソール2には上端にコントロールノブ3を有
するコントロールレバー4(A/Tシフトレバー)が前
後方向移動可能に位置されている。
【0008】上記センターコンソール2には、上記のコ
ントロールノブ3及びコントロールレバー4を収納する
収納凹部5が形成されている。さらにそのコントロール
レバー4の下部には、フック6が設けられており、この
フック6は、センターコンソール2の内部に隠れている
係止部材7と係止し得るように構成されている。
ントロールノブ3及びコントロールレバー4を収納する
収納凹部5が形成されている。さらにそのコントロール
レバー4の下部には、フック6が設けられており、この
フック6は、センターコンソール2の内部に隠れている
係止部材7と係止し得るように構成されている。
【0009】この係止部材7は、例えばソレノイド等の
機構により電気的に前記のフック6と係合動作されるも
のである。8はコントロールレバー4の支軸9により巻
回保持され、かつ車体とコントロールレバー4との間に
介在される渦巻きばねであって、この渦巻きばね8の弾
圧力でコントロールレバー4はそのパーキングレンジ位
置まで復元されるように付勢されているものである。
機構により電気的に前記のフック6と係合動作されるも
のである。8はコントロールレバー4の支軸9により巻
回保持され、かつ車体とコントロールレバー4との間に
介在される渦巻きばねであって、この渦巻きばね8の弾
圧力でコントロールレバー4はそのパーキングレンジ位
置まで復元されるように付勢されているものである。
【0010】10はコントロールレバー4に動力伝達ケ
ーブル11を介して連結されているシフトアームである
が、このシフトアーム10を含むシフトコントロール機
構は従来構造のものと変りない。
ーブル11を介して連結されているシフトアームである
が、このシフトアーム10を含むシフトコントロール機
構は従来構造のものと変りない。
【0011】尚、図1において12は車体のドア、13
はこのドア12に設けられている施錠装置を遠隔操作で
施錠又は解錠動作させることができる発信器を示す。
はこのドア12に設けられている施錠装置を遠隔操作で
施錠又は解錠動作させることができる発信器を示す。
【0012】以上が本実施例の構成であるが、次にその
作用について述べると、自動車の運転開始時には、コン
トロールレバー4は、ばね8の復元力によってパーキン
グレンジに位置され、通常の操作で自動車を運転するこ
とができる。
作用について述べると、自動車の運転開始時には、コン
トロールレバー4は、ばね8の復元力によってパーキン
グレンジに位置され、通常の操作で自動車を運転するこ
とができる。
【0013】そこで、この自動車を駐車して、運転者が
該車から離れるときは、パーキングレンジに位置されて
いるコントロールレバー4及びコントロールノブ3を、
ばね8の弾圧力に抗して収納凹部5内へ押し込む。この
押し込みが完了するとコントロールレバー4に設けられ
ているフック6が係止部材7と係止、そのコントロール
レバー4及びコントロールノブ13の収納凹部5内収容
が保持され、これによってコントロールレバー4の操作
ができなくなる。
該車から離れるときは、パーキングレンジに位置されて
いるコントロールレバー4及びコントロールノブ3を、
ばね8の弾圧力に抗して収納凹部5内へ押し込む。この
押し込みが完了するとコントロールレバー4に設けられ
ているフック6が係止部材7と係止、そのコントロール
レバー4及びコントロールノブ13の収納凹部5内収容
が保持され、これによってコントロールレバー4の操作
ができなくなる。
【0014】そこで運転者が降車し、その車の外側から
発信器13を操作してドア12をロックすると、これと
同時に盗難システム作動スイッチ14がオンされて、コ
ントロールレバー4に設けられているフック6と係止部
材7との係止状態が維持される。従ってこの状態では図
3のブロック図で示すように例えばドア12を悪質な方
法で開き、次いでイグニッションスイッチを操作してエ
ンジンを始動させても、コントロールレバー4及びその
コントロールノブ3は収納凹部5内に収められた状態で
あるために、そのコントロールレバー4を操作すること
ができず、車を走行させることはできないので、有効な
盗難防止が期待できる。
発信器13を操作してドア12をロックすると、これと
同時に盗難システム作動スイッチ14がオンされて、コ
ントロールレバー4に設けられているフック6と係止部
材7との係止状態が維持される。従ってこの状態では図
3のブロック図で示すように例えばドア12を悪質な方
法で開き、次いでイグニッションスイッチを操作してエ
ンジンを始動させても、コントロールレバー4及びその
コントロールノブ3は収納凹部5内に収められた状態で
あるために、そのコントロールレバー4を操作すること
ができず、車を走行させることはできないので、有効な
盗難防止が期待できる。
【0015】運転者が戻り発信器13を用いて正常なド
ア解錠を行なうとドアロックが解かれてドアを開くこと
ができるようになると同時に盗難システム作動スイッチ
14がオフとなって、フック6と係止部材7との係止力
が解かれ、従ってばね8の復元力でコントロールレバー
4及びそのコントロールノブ3が収納凹部5よりパーキ
ングレンジ位置まで復元する。従って着座した運転者
は、このコントロールレバー4の操作で走行を開始する
ことができるものである。
ア解錠を行なうとドアロックが解かれてドアを開くこと
ができるようになると同時に盗難システム作動スイッチ
14がオフとなって、フック6と係止部材7との係止力
が解かれ、従ってばね8の復元力でコントロールレバー
4及びそのコントロールノブ3が収納凹部5よりパーキ
ングレンジ位置まで復元する。従って着座した運転者
は、このコントロールレバー4の操作で走行を開始する
ことができるものである。
【0016】このように本実施例によれば、例えば運転
者が車から離れるとき、コントロールレバー4及びその
ノブ3を収納凹部5内に押し込み、次いで発信器13に
よる発信でドアロックを行なえば、収納凹部5内に収納
されたコントロールレバー及びそのノブが、その収納凹
部より引き出すことができないように係止されることか
ら、盗難者によって仮にドアロックが不正に破壊されて
ドアが開放されたとしても、コントロールレバーを操作
することができないのでその車を走行させることができ
ず、従って有効な盗難防止に役立つ。
者が車から離れるとき、コントロールレバー4及びその
ノブ3を収納凹部5内に押し込み、次いで発信器13に
よる発信でドアロックを行なえば、収納凹部5内に収納
されたコントロールレバー及びそのノブが、その収納凹
部より引き出すことができないように係止されることか
ら、盗難者によって仮にドアロックが不正に破壊されて
ドアが開放されたとしても、コントロールレバーを操作
することができないのでその車を走行させることができ
ず、従って有効な盗難防止に役立つ。
【0017】またコントロールレバー4及びコントロー
ルノブ3は収納凹部5内に収納できることで運転席近傍
がスッキリとして美観が向上する等の特長がある。
ルノブ3は収納凹部5内に収納できることで運転席近傍
がスッキリとして美観が向上する等の特長がある。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は、自動車のセンタ
ーコンソール2にコントロールレバー4及びそのコント
ロールノブ3が収納される収納凹部5を設け、さらに、
発信器13によるドア施錠時には、コントロールノブ3
の収納凹部5内収納を維持し、上記発信器13によるド
ア解錠時にはコントロールノブ3を収納凹部5内より脱
出せしめることを可能とする盗難システム作動スイッチ
14を設けた盗難防止装置であるから、これによれば、
盗難者によって仮にドアロックが不正に破壊されてドア
が開放されたとしても、コントロールレバーを操作する
ことができないのでその車を走行させることができず、
従って有効な盗難防止に役立つという効果が得られる。
ーコンソール2にコントロールレバー4及びそのコント
ロールノブ3が収納される収納凹部5を設け、さらに、
発信器13によるドア施錠時には、コントロールノブ3
の収納凹部5内収納を維持し、上記発信器13によるド
ア解錠時にはコントロールノブ3を収納凹部5内より脱
出せしめることを可能とする盗難システム作動スイッチ
14を設けた盗難防止装置であるから、これによれば、
盗難者によって仮にドアロックが不正に破壊されてドア
が開放されたとしても、コントロールレバーを操作する
ことができないのでその車を走行させることができず、
従って有効な盗難防止に役立つという効果が得られる。
【図1】本発明実施例の盗難防止装置を示した要部斜視
図。
図。
【図2】本発明実施例の盗難防止装置の動作説明図。
【図3】本発明実施例の盗難防止装置の動作説明ブロッ
ク図。
ク図。
1…インストルメントパネル 2…センターコン
ソール 3…コントロールノブ 4…コントロール
レバー 5…収納凹部 6…フック 7…係止部材 8…ばね 9…支軸 10…シフトアー
ム 11…動力伝達ケーブル 12…ドア 13…発信器 14…盗難システ
ム作動スイッチ
ソール 3…コントロールノブ 4…コントロール
レバー 5…収納凹部 6…フック 7…係止部材 8…ばね 9…支軸 10…シフトアー
ム 11…動力伝達ケーブル 12…ドア 13…発信器 14…盗難システ
ム作動スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車のセンターコンソール(2)にコ
ントロールレバー(4)及びそのコントロールノブ
(3)が収納される収納凹部(5)を設け、さらに、発
信器(13)によるドア施錠時には、コントロールノブ
(3)の収納凹部(5)内収納を維持し、上記発信器
(13)によるドア解錠時にはコントロールノブ(3)
を収納凹部(5)内より脱出せしめることを可能とする
盗難システム作動スイッチ(14)を設けたことを特徴
とする車両用盗難防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4816394A JPH07257324A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 車両用盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4816394A JPH07257324A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 車両用盗難防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07257324A true JPH07257324A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=12795720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4816394A Pending JPH07257324A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 車両用盗難防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07257324A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019093902A (ja) * | 2017-11-22 | 2019-06-20 | 株式会社アツミテック | 変速操作装置 |
US12115930B1 (en) * | 2023-05-01 | 2024-10-15 | Darrell F. Glover | Stealthy transmission shift interlock solenoid kill switch system and associated method(s) |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP4816394A patent/JPH07257324A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019093902A (ja) * | 2017-11-22 | 2019-06-20 | 株式会社アツミテック | 変速操作装置 |
US12115930B1 (en) * | 2023-05-01 | 2024-10-15 | Darrell F. Glover | Stealthy transmission shift interlock solenoid kill switch system and associated method(s) |
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