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JPH07255870A - 消火媒体及びその製造方法 - Google Patents

消火媒体及びその製造方法

Info

Publication number
JPH07255870A
JPH07255870A JP26076494A JP26076494A JPH07255870A JP H07255870 A JPH07255870 A JP H07255870A JP 26076494 A JP26076494 A JP 26076494A JP 26076494 A JP26076494 A JP 26076494A JP H07255870 A JPH07255870 A JP H07255870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire
extinguishing medium
weight
extinguishing
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26076494A
Other languages
English (en)
Inventor
Manfred Bruckner
マンフレート・ブリュックナー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OEKO TEC UMWELTSCHUTZSYST GmbH
Original Assignee
OEKO TEC UMWELTSCHUTZSYST GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OEKO TEC UMWELTSCHUTZSYST GmbH filed Critical OEKO TEC UMWELTSCHUTZSYST GmbH
Publication of JPH07255870A publication Critical patent/JPH07255870A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62DCHEMICAL MEANS FOR EXTINGUISHING FIRES OR FOR COMBATING OR PROTECTING AGAINST HARMFUL CHEMICAL AGENTS; CHEMICAL MATERIALS FOR USE IN BREATHING APPARATUS
    • A62D1/00Fire-extinguishing compositions; Use of chemical substances in extinguishing fires
    • A62D1/0064Gels; Film-forming compositions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62DCHEMICAL MEANS FOR EXTINGUISHING FIRES OR FOR COMBATING OR PROTECTING AGAINST HARMFUL CHEMICAL AGENTS; CHEMICAL MATERIALS FOR USE IN BREATHING APPARATUS
    • A62D1/00Fire-extinguishing compositions; Use of chemical substances in extinguishing fires
    • A62D1/0007Solid extinguishing substances
    • A62D1/0014Powders; Granules

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Fire-Extinguishing Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 乾燥又は粉末消火媒体として、かつ水への消
火媒体添加剤として使用可能であり、公知の消火媒体又
は消火媒体添加剤の欠点を実質的に持たない消火媒体を
提供すること。 【構成】 消火媒体の主要な成分は、一方において粉末
状のヒドロゲル形成ポリマ−であり、他方において大き
な表面構造及び/又は毛細管構造及び/又は繊維構造を
有する他の物質である。これらの主要成分は、均一に混
合され、自由流動媒体を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乾燥又は粉末消火媒体
として、又は水中への消火媒体添加剤として使用される
ための消火媒体に関し、かつ消火媒体の製造のための方
法に関するものでもある。
【0002】
【従来の技術】最も頻繁に使用される消火媒体は水であ
り、水はこの目的には多くの利点がある。最初に、冷却
作用、即ちその熱吸収能を強調することが必要である。
1リットルの水を完全に蒸発させるためには、2257
KJ(539kcal)のが必要である。消火作用を通
して、水は可燃物質から熱を除去して着火温度以下に
し、そのため火は消火される。水は、ジェットパイプか
ら可燃性物質に噴出され、可燃性物質を粉砕し、その結
果、消火を助けるので、機械的消火作用をも有する。加
えて、約100℃及びそれ以上の温度で水は完全に蒸発
するので、消火中は、水蒸気が形成される。このよう
に、1リットルの水は1700リットルの水蒸気を生成
し、この水蒸気は、炎の点において、燃焼に必要な酸素
を移動させる。最終的に、もし消火栓又は貯水槽が炎の
中心の近くにあれば、ポンプ、パイプのような簡単な機
構の助けにより、水は容易に炎の点に運ぶことが出来
る。
【0003】しかし、これらの議論の余地のない利点と
は別に、消火中、水は多くの欠点をも有する。即ち、水
は急速に流出するので、炎の中心に充分に長くとどまる
ことが出来ない。そのため、炎と戦って勝つためには、
かなりの量の水を、長期間用いる必要がある。人が住ん
でいる領域の外側、例えば森、町はずれの開拓地、南部
の山岳地帯では、水が十分な量利用出来るのはまれであ
る。消火水の流出中には、例えば化学施設で消火を行な
うとき、かなりの量の汚染物質が洗い出される。このよ
うに汚染物質を含むため、水は攻撃的媒体と混合される
ので、消火水の再使用は殆ど不可能である。加えて、通
常の消火用ブリゲ−ト遠心ポンプによっては、約40℃
またはそれより高い温度では消火水を満足すべき形で放
出することは可能ではない。
【0004】消火水が使用されるとき、その結果破損が
生ずる恐れがあり、それは更に火災による破損を増加さ
せる。室内又は住宅の火災の場合には、家具、壁、天
井、電気器具等への水による破損を予想することが常に
必要である。産業又は農業の貯蔵建造物における火災で
は、大量の貯蔵製品が消火水により使用不能とされる。
加えて、貯蔵された製品は、消火水を汚染し、水を排出
することにより生じた環境破壊を増加させる。森林の火
災の場合には、例えば最初に敷かれねばならないホ−ス
ラインにより、又は持ち込まなければならないが、しか
し、消火に使用される消火タンカ−、ヘリコプタ−及び
飛行機の場合のように、限られた容量しかない水容器に
より、かなりの距離にわたり水を運ばなければならない
ため、一般に利用出来る水は不十分である。
【0005】水に基づく消火技術を改善するための多く
の試みがあった。最初に、消火隊員は、限られた、計画
された水の使用を行なうように常に試みている。例えば
多目的ジェットパイプ、ミスト又はフォッグノズル等の
ような多くの種々のジェットパイプが使用される。10
0バ−ルを越える排出圧力の高速ポンプもまた使用され
る。水の使用は、また、スプリンクラ−システム、特別
の水ノズルを有する注水システムにより最適化される。
発泡剤、流動促進剤、及び湿潤剤のような水への添加剤
を用いることも知られている。加えて、超吸収ポリマ−
もすでに消火水に添加されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】消火操作中における水
の使用を最適化するためのこれらの公知の方法は、かな
りの欠点があり、消火媒体としての上述の水の欠点を除
去することが出来ない。このように、燃焼液と酸素との
間にバリアを形成するために可燃性液体中に使用される
ような、発泡剤と混合された水は、一般に冷却作用がな
い。発泡剤は、約4重量%のかなりの水と混合され、か
つ水に害があるので、発泡剤の使用は、環境に害を与え
る。
【0007】流動促進剤は、パイプ、ライン、及びホ−
ス内の摩擦抵抗を減少させることにより、水ジェットの
範囲を増加させるという1つの効果のみを有する。その
消火作用自体は、流動促進剤によっては改善されない。
知られている限りでは、流動促進剤は、テストの目的の
ためにファイヤ−ブリゲ−トに使用されているだけであ
る。
【0008】湿潤剤を使用する分野は、例えば水の表面
張力を減少させるために、そのため石炭の堆積の下層に
浸透させるために、石炭の堆積の火災に限られている。
【0009】消火水添加剤としての超吸収ポリマ−を用
いたテストは、使用可能な結果を得るためには失敗した
か、又は完全に失敗した。この点では、最初に、パイプ
内及びパイプを通過した後の凝集、それ故、操作不能に
さえ導く、使用中のかなりの失敗の可能性を例として挙
げることが出来る。凝集はまた、水に比べてかなりの程
度、範囲を減少させる。加えて、水によるゲル形成のた
め、超吸収ポリマ−は、使用された超吸収ポリマ−の全
体量の膨潤の遅延に導く。それは、一方において凝集を
促し、他方において追加の使用に導く。超吸収ポリマ−
は水に可溶ではないので、器具への付着及び使用不能が
予想される。不均一な膨潤挙動のため、通常の消火用遠
心ポンプによっては放水は可能ではない。その結果、こ
の方法は、実験段階の域を越えていない。
【0010】本発明の目的は、乾燥又は粉末消火媒体と
して、かつ水への消火媒体添加剤として使用可能であ
り、公知の消火媒体又は消火媒体添加剤の欠点を実質的
に持たない消火媒体を提供することにある。また、かつ
消火媒体の製造のために適切な方法をも提案される。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によると、下記成
分を含む、乾燥消火媒体として、かつ水に添加される消
火媒体添加剤として使用される消火媒体が提供される。
【0012】a)少なくとも1種の粉末状のヒドロゲル
形成ポリマ−、及び b)大きな表面構造、毛細管構造、及び繊維構造からな
る群から選ばれた特性を有する少なくとも1種の物質。
【0013】これらは、均一に混合され、自由流動媒体
を形成する。
【0014】本発明はまた、下記成分を含む、乾燥消火
媒体として、かつ水に添加される消火媒体添加剤として
使用される消火媒体の製造方法が提供される。
【0015】a)少なくとも1種の粉末状の超吸収体、
及び b)大きな表面構造、毛細管構造、及び繊維構造からな
る群から選ばれた特性を有する少なくとも1種の物質。
【0016】この方法は、前記少なくとも1種の成分
を、任意に少なくとも1種の添加剤と混合する工程、及
びこれと同時に又は連続して、機械的に粉砕され、乾燥
された超吸収体をそれと混合し、自由流動性とする工程
を具備する。
【0017】第1の変形例では、この方法は、前記少な
くとも1種の成分を、その乾燥前にゲル重合により得ら
れた、機械的に粉砕された水性超吸収体粗生成物と混合
する工程、混合物を混練する工程、乾燥し、粉砕し、次
いで任意に少なくとも1種の他の成分と混合する工程を
具備する。
【0018】第2の変形例では、この方法は、前記少な
くとも1種の成分を、超吸収体のモノマ−溶液と混合す
る工程、公知のゲル重合技術により得られた混合物を重
合する工程、乾燥し、粉砕し、次いで任意に少なくとも
1種の他の成分と混合する工程を具備する。
【0019】本発明はまた、特許請求の範囲に記載され
た消火媒体の様々な方法での用途をも提供する。
【0020】
【実施例】好ましい消火媒体、その製造方法、及び用途
は、特許請求の範囲に記載されている。
【0021】本発明による消火媒体組成物では、「超吸
収体」なる名称で知られている粉末状のヒドロゲル形成
ポリマ−は、主として水の移動を確保する。本発明は、
そのような超吸収体の巨大な膨潤能を用いるものであ
る。結合水は流出することが出来ず、その結果、かなり
の程度炎の中心にとどまり、既に述べた利点を長期にわ
たり発揮することが出来るので、水の消費は比較的低い
ままである。このことは、水による破損の減少に導く。
加えて、消火媒体は、消火面及び着火に対し保護される
面に、再着火を困難とする塩状の乾燥外皮を形成する。
外皮は、やはり膨潤能を有し、そのため、それにぶつか
る水又は析出物は、消火媒体の再活性化をもたらす。
【0022】大きな表面構造及び/又は毛細管構造及び
/又は繊維構造を有する物質が、超吸収体との混合の後
に超吸収体粒子間に入り込み、任意に、例えば30重量
%までの、好ましくは10重量%までのポリグリコ−
ル、例えばポリエチレングリコ−ルの添加により、そこ
に固定される。このように、ゲル粒子への超吸収体粒子
の膨潤にもかかわらず、水は急速にかつ完全に、毛細管
構造又は繊維構造を通してすべての超吸収体粒子に分配
され、超吸収体粒子を均一にかつ急速に膨潤させる。こ
の効果は、超吸収体の膨潤作用を数倍にもスピ−ドアッ
プし、凝集を防止する。前記物質は、長期の貯蔵及び激
しい振動においてさえ、超吸収体粒子の膨潤に伴うゲル
物質の付着を防止する。凝集又は付着が防止されるの
で、湿った消火媒体を放出し、凝集なしに散布すること
が出来る。適用後、ゲル粒子は粉々になり、水の消火媒
体活性を改善する。
【0023】もし、例えば1000リットルの水が機械
的な助けなしに10kgの消火媒体と混合されると、約
2〜5分後に、1000リットルの水が均一なゲル状体
となる。もしこのゲル状体が炎の中心に輸送され、消化
フラップを開けることにより注がれるならば、このゲル
状体は、微細なゲル粒子中に輸送され、例えば樹木、低
木、及び芝生に均一な層を形成し、凝集は生じない。消
火作用は優れている。本発明の消化媒体のポンプによる
予備混合は、例え、消化プロセスが簡単に停止されて
も、器具が汚れ、付着し、使用不能となることなく、可
能である。混合器又はジェットパイプによる水と消火媒
体添加剤との混合は、消火作用の要求に応じて、器具が
閉塞する危険なしに、開始又は停止され得る。事実、設
備は、再び水で流され、直ちに使用の準備がされる。実
際には、より短い消火時間には、より少ない消火媒体が
使用される。当然、消火水の汚染も少ない。
【0024】水への消火媒体添加剤として使用される、
本発明の消火媒体が、もし熱表面、例えば木材と遭遇す
ると、水はその表面から熱を除去し、そのため炎が引火
点以下に低下して消火されるまで、、水の蒸発による冷
却消火作用がある。水が蒸発した領域では、消火媒体か
ら既に示した塩状外皮の形成が生じ、少なくとも1種の
防火剤又は難燃材との組合わせで、流動残渣が再着火す
ること、又は外からの着火攻撃により急速に再着火する
ことを防止する。2つの重要な物理的効果、即ち、一方
において水の冷却作用、他方において再着火に対する防
火媒体の作用が作用する。防火媒体は、ケイ酸ナトリウ
ム又はカリウムのコロイド溶液により構成することが出
来る。しかし、他の市販の難燃材を用いることも可能で
ある。防火剤又は難燃材の使用により、消化剤添加剤の
着火温度は、炎の形成なしに約2倍、即ち440℃から
900℃になる。
【0025】消火媒体として乾燥消火媒体を用いると
き、微細な粉末混合物は、炎の状況における阻止作用を
有し、いわゆる連鎖反応が遅くなり、最終的には中断す
る。
【0026】本発明によると、好ましい消火媒体は、基
本的には以下の組成により構成される。
【0027】a)10〜80重量%の、少なくとも1種
の粉末状のヒドロゲル形成ポリマ−、及び b)80重量%までの、大きな表面構造、毛細管構造、
及び繊維構造からなる群から選ばれた特性を有する少な
くとも1種の物質。
【0028】混合のために使用される好ましいポリマ−
は、2重量%までのビスアクリルアミド酢酸、トリメチ
ロ−ルプロパントリアクリレ−ト及び/又はテトラアク
リルオキシエタンの存在下での、アクリルアミド及び/
又はアクリル酸及び/又はその塩の重合により生成され
たヒドロゲルを生成する架橋したポリマ−である。
【0029】混合のために使用される物質は、大きな表
面構造及び/又は毛細管構造及び/又は繊維構造を有
し、好ましくは個々に又は混合物として使用され、珪藻
土、おがくず、紙繊維、繊維セルロ−ス、粉砕セルロ−
ス、繊維プラスチック、粉砕プラスチック、粉砕発泡プ
ラスチック、及びアモルファス疎水性二酸化珪素からな
る群から選ばれたものである 好ましくは有機系、例えば壁紙用ペ−ストである接着剤
の使用は、ウエット消火媒体において、固体表面への消
化媒体の接着性を改善することを目的とする。30重量
%まで、望ましくは10重量%までが好ましく用いられ
る。
【0030】湿潤剤、例えば有機生分解性系の使用は、
水の表面張力を減少させ、そのため、毛細管又は繊維内
における流動性が改善される。10重量%まで、望まし
くは5重量%までが好ましく用いられる。
【0031】消火媒体における染料、例えば有機生分解
性系の使用は、消火媒体が既に使用されたかどうかを視
覚により検出し得るという利点を提供する。5重量%ま
で、望ましくは1重量%までが好ましく用いられる。
【0032】例えばポリマ−系の流動促進剤は、パイプ
ライン及びホ−ス内の流動抵抗を減少させる。10重量
%まで、望ましくは5重量%までが好ましく用いられ
る。
【0033】ウエット消火媒体を容器内に長期にわたり
貯蔵するとき、安定化剤、例えば過酸化水素のような消
毒剤の形の安定化剤が、水の腐敗を防止するであろう。
10重量%まで、望ましくは0.3重量%までが好まし
く用いられる。
【0034】本発明の消火媒体の調製及び組成につい
て、以下の実施例1〜14を参照して、詳細に説明す
る。
【0035】実施例1 発泡プラスチック材料により良好に断熱された容器内
に、室温で635gの水を収容し、180gの炭酸水素
ナトリウム及び240gのアクリル酸を、反応溶液上の
泡が避けられ、反応溶液が10〜8℃に冷却されるよう
に、添加する。次いで、1.5gのジイソオクチルスル
ホ琥珀酸ナトリウムと、2gのGenapol OX
130(アルキルポリグリコ−ルエ−テル及び酸化エチ
レン−酸化プロピレンブロックポリマ−に基づく洗浄
剤、湿潤剤、及び分散剤に対するFarbwercke
Hoechst AGの商標)の溶液、及び架橋剤と
しての2.5gの1,1,1−トリメチロ−ルプロパン
トリアクリレ−トが添加される。10〜8℃の温度で、
2.5gの水に溶解した2.0gの2,2´−アゾビス
アミジノプロパンジヒドロクロリド、20gの水に溶解
した6gのカリウムペルオキソジサルフェ−ト、及び1
0gの水に溶解した0.05gのアスコルビン酸からな
るレドックス系の重合開始剤を導入し、撹拌する。反応
溶液を撹拌することなく静置し、重合の開始の結果、温
度は80℃に上昇し、固体ゲルが得られた。
【0036】実施例2 発泡プラスチック材料により良好に断熱された容器内
に、室温で635gの水を収容し、180gの炭酸水素
ナトリウム及び240gのアクリル酸を、反応溶液上の
泡が避けられ、反応溶液が10〜8℃に冷却されるよう
に、添加する。次いで、1.5gのジイソオクチルスル
ホ琥珀酸ナトリウムと、2gのGenapol OX
130が添加される。10〜8℃の温度で、2.5gの
水に溶解した2.0gの2,2´−アゾビスアミジノプ
ロパンジヒドロクロリド、20gの水に溶解した6gの
カリウムペルオキソジサルフェ−ト、及び10gの水に
溶解した0.05gのアスコルビン酸からなるレドック
ス系の重合開始剤を連続的に添加し、貯蔵する。反応溶
液を撹拌することなく静置し、重合の開始の結果、温度
は80℃に上昇し、固体ゲルが得られた。
【0037】実施例3 実施例1又は2により得られた1000gのポリマ−ゲ
ルを機械的に粉砕し、300gの珪藻土、及び防火剤と
して珪酸ナトリウム及び/又は珪酸カリウム及び/又は
ポリ燐酸アンモニウムを含む30%水溶液20gのと混
合し、ニ−ダ−で均一に混練し、80℃以上の温度で乾
燥し、粉砕して粉末とした。
【0038】実施例4 実施例1又は2により得られた2500gの生成物を、
重合後に、ポリ燐酸アンモニウムを含む30%水溶液1
0g、及び400gの珪藻土と混合し、ニ−ダ−で均一
に混練し、80℃以上の温度で乾燥し、粉砕した。
【0039】実施例5 実施例1又は2により得られた2000gの生成物を、
重合後に、珪酸ナトリウムを含む25%水溶液5g、及
び400gの珪藻土と混合し、ニ−ダ−で均一に混練
し、80℃以上の温度で粉砕した。
【0040】実施例6 実施例1又は2により得られた4000gの生成物を、
重合後に、珪酸カリウムを含む30%水溶液10g、及
び500gの珪藻土と混合し、ニ−ダ−で均一に混練
し、80℃以上の温度で粉砕した。
【0041】実施例7 実施例1又は2により得られた3500gの生成物を、
重合後に、20gのポリエチレングリコ−ル、及び20
0gの珪藻土と混合し、ニ−ダ−で均一に混練し、80
℃以上の温度で粉砕した。
【0042】実施例8 実施例1により得られた固体ゲルを機械的に粉砕し、8
0℃で乾燥し、次いで粉砕して均一な粉末とした。これ
は、そのような架橋されたヒドロゲル形成ポリマ−につ
いて通常用いられている名称に従うと、超吸収体であ
る。
【0043】実施例9 40gの珪藻土をミキサ−内に収容し、0.05gの水
溶性染料と混合し、次いで3gのポリエチレングリコ−
ルと完全に均一になるまで混合し、更に珪酸ナトリウム
及び/又は珪酸カルシウムを含む30%水溶液4gと混
合し、そして47gの実施例8の超吸収体又は他の市販
の超吸収体と、均一になるまで混合した。
【0044】実施例10 40gの珪藻土をミキサ−内に収容し、0.05gの水
溶性染料と混合し、次いで2gのポリエチレングリコ−
ルと完全に均一になるまで混合し、更にポリ燐酸アンモ
ニウムを含む30%水溶液3gと混合し、そして50g
の実施例8の超吸収体又は他の市販の超吸収体と、均一
になるまで混合した。
【0045】実施例10 40gの珪藻土をミキサ−内に収容し、0.05gの水
溶性染料と混合し、次いで2gのポリエチレングリコ−
ルと完全に均一になるまで混合し、更にポリ燐酸アンモ
ニウムを含む30%水溶液3gと混合し、そして50g
の実施例8の超吸収体又は他の市販の超吸収体と、均一
になるまで混合した。
【0046】実施例11 30gのセルロ−スをミキサ−内に収容し、0.05g
の水溶性染料と混合し、次いで珪酸ナトリウム及び/又
は珪酸カルシウム及び/又はポリ燐酸アンモニウムを含
む30%水溶液15g、及びポリエチレングリコ−ル5
gと完全に均一になるまで混合し、そして55gの実施
例8の超吸収体と均一になるまで混合した。
【0047】実施例12 40gのセルロ−スをミキサ−内に収容し、0.05g
の水溶性染料と混合し、次いで珪酸ナトリウム及び/又
は珪酸カルシウム及び/又はポリ燐酸アンモニウムを含
む25%水溶液10g、及びポリエチレングリコ−ル3
gと完全に均一になるまで混合し、そして80gの実施
例8の超吸収体と均一になるまで混合した。
【0048】実施例13 発泡プラスチック材料により良好に断熱された容器内
に、室温で635gの水を収容し、9gの珪酸ナトリウ
ム及び/又は珪酸カルシウム及び/又はポリ燐酸アンモ
ニウム、180gの炭酸水素ナトリウム及び240gの
アクリル酸を、反応溶液上の泡が避けられ、反応溶液が
10〜8℃に冷却されるように、添加する。次いで、
1.5gのジイソオクチルスルホ琥珀酸ナトリウムと、
2gのGenapol OX 130、及び2.5gの
1,1,1−トリメチロ−ルプロパントリアクリレ−ト
が添加される。10〜8℃の温度で、2.5gの水に溶
解した2.0gの2,2´−アゾビスアミジノプロパン
ジヒドロクロリド、20gの水に溶解した0.6gのカ
リウムペルオキソジサルフェ−ト、及び10gの水に溶
解した0.05gのアスコルビン酸からなるレドックス
系の重合開始剤を導入し、撹拌する。反応溶液を撹拌す
ることなく静置し、重合の開始の結果、温度は80℃に
上昇し、固体ゲルが形成された。
【0049】実施例14 実施例13により得られた4000gのポリマ−ゲルを
機械的に粉砕し、400gの珪藻土と混合し、ニ−ダ−
で均一に混練し、80℃以上の温度で乾燥し、粉砕して
粉末とした。
【0050】以上の実施例により得られた粉末混合物
は、乾燥消火媒体として、又は水への消火媒体添加剤と
して、優れた活性をもって使用可能である。水中におい
て、粉末混合物は良好な膨潤挙動を有し、凝集なしに完
全に均一化され得る。ダストの爆発の危険なしに可燃性
成分との粉末混合物を乾燥消火剤として使用し得るため
には、所定の実施例で示した防火剤を添加することが必
要である。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)少なくとも1種の粉末状のヒドロゲ
    ル形成ポリマ−、及び b)大きな表面構造、毛細管構造、及び繊維構造からな
    る群から選ばれた特性を有する少なくとも1種の物質 を含み、均一に混合され、自由流動媒体を形成する、乾
    燥消火媒体として、かつ水に添加される消火媒体添加剤
    として使用される消火媒体。
  2. 【請求項2】 a)10〜80重量%の、少なくとも1
    種の粉末状のヒドロゲル形成ポリマ−、及び b)80重量%までの、大きな表面構造、毛細管構造、
    及び繊維構造からなる群から選ばれた特性を有する少な
    くとも1種の物質 からなる組成を有する請求項1に記載の消火媒体。
  3. 【請求項3】 難燃剤及び防火剤からなる群から選ばれ
    た添加剤が混合された請求項1に記載の消火媒体。
  4. 【請求項4】 10重量%までの、難燃剤及び防火剤か
    らなる群から選ばれた添加剤が混合された請求項1に記
    載の消火媒体。
  5. 【請求項5】 混合のために使用される少なくとも1種
    のポリマ−は、2重量%までのビスアクリルアミド酢
    酸、トリメチロ−ルプロパントリアクリレ−ト及び/又
    はテトラアクリルオキシエタンの存在下での、アクリル
    アミド及び/又はアクリル酸及び/又はその塩の重合に
    より生成された、架橋ヒドロゲル生成ポリマ−である請
    求項1に記載の消火媒体。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも1種の物質は、珪藻土、
    おがくず、紙繊維、繊維セルロ−ス、粉砕セルロ−ス、
    繊維プラスチック、粉砕プラスチック、粉砕発泡プラス
    チック、及びアモルファス疎水性二酸化珪素からなる群
    から選ばれたものである請求項1に記載の消火媒体。
  7. 【請求項7】 30重量%まで、好ましくは10重量%
    までのポリグリコ−ルを含む請求項1に記載の消火媒
    体。
  8. 【請求項8】 30重量%まで、好ましくは10重量%
    までの有機系接着剤を含む請求項1に記載の消火媒体。
  9. 【請求項9】 10重量%まで、好ましくは5重量%ま
    での、有機生分解性塩基を有する湿潤剤を含む請求項1
    に記載の消火媒体。
  10. 【請求項10】 5重量%まで、好ましくは1重量%ま
    での、生分解性塩基を有する染料を含む請求項1に記載
    の消火媒体。
  11. 【請求項11】 10重量%まで、好ましくは5重量%
    までの、ポリマ−系流動促進剤を含む請求項1に記載の
    消火媒体。
  12. 【請求項12】 10重量%まで、好ましくは0.3重
    量%までの安定化剤を含む請求項1に記載の消火媒体。
  13. 【請求項13】 a)少なくとも1種の粉末状の超吸収
    体、及び b)大きな表面構造、毛細管構造、及び繊維構造からな
    る群から選ばれた特性を有する少なくとも1種の物質 を含む、乾燥消火媒体として、かつ水に添加される消火
    媒体添加剤として使用される消火媒体の製造方法であっ
    て、前記少なくとも1種の成分を、任意に少なくとも1
    種の添加剤と混合する工程、及びこれと同時に又は連続
    して、機械的に粉砕され、乾燥された超吸収体をそれと
    混合し、自由流動性とする工程を具備する消火媒体の製
    造方法。
  14. 【請求項14】 a)少なくとも1種の粉末状の超吸収
    体、及び b)大きな表面構造、毛細管構造、及び繊維構造からな
    る群から選ばれた特性を有する少なくとも1種の物質 を含む、乾燥消火媒体として、かつ水に添加される消火
    媒体添加剤として使用される消火媒体の製造方法であっ
    て、前記少なくとも1種の成分を、その乾燥前にゲル重
    合により得られた、機械的に粉砕された水性超吸収体粗
    生成物と混合する工程、混合物を混練する工程、乾燥
    し、粉砕し、次いで任意に少なくとも1種の他の成分と
    混合する工程を具備する消火媒体の製造方法。
  15. 【請求項15】 a)少なくとも1種の粉末状の超吸収
    体、及び b)大きな表面構造、毛細管構造、及び繊維構造からな
    る群から選ばれた特性を有する少なくとも1種の物質 を含む、乾燥消火媒体として、かつ水に添加される消火
    媒体添加剤として使用される消火媒体の製造方法であっ
    て、前記少なくとも1種の成分を、超吸収体のモノマ−
    溶液と混合する工程、公知のゲル重合技術により得られ
    た混合物を重合する工程、乾燥し、粉砕し、次いで任意
    に少なくとも1種の他の成分と混合する工程を具備する
    消火媒体の製造方法。
  16. 【請求項16】 難燃剤及び防火剤からなる群から選ば
    れた添加剤が超吸収体のモノマ−溶液に混合される請求
    項15に記載の消火媒体の製造方法。
  17. 【請求項17】 炎の中心にもたらされる粉末状消火媒
    体としての、請求項1に記載の流動性消火媒体の用途。
  18. 【請求項18】 水と混合することにより膨潤されてゲ
    ル状コンシスタンシ−とされ、炎の中心にもたらされる
    ウエット消火媒体としての、請求項1に記載の流動性消
    火媒体の用途。
  19. 【請求項19】 一般の消火剤及び静止系における乾燥
    消火媒体としての、請求項1に記載の流動性消火媒体の
    用途。
  20. 【請求項20】 消火方法に使用されるための、乾燥形
    及びゲル状からなる群から選ばれた使用形態において、
    消火媒体タンク内の消火媒体添加剤としての、請求項1
    に記載の流動性消火媒体の用途。
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