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JPH0725336B2 - 車両後側面部側へのスペアタイヤ取付構造 - Google Patents

車両後側面部側へのスペアタイヤ取付構造

Info

Publication number
JPH0725336B2
JPH0725336B2 JP60085696A JP8569685A JPH0725336B2 JP H0725336 B2 JPH0725336 B2 JP H0725336B2 JP 60085696 A JP60085696 A JP 60085696A JP 8569685 A JP8569685 A JP 8569685A JP H0725336 B2 JPH0725336 B2 JP H0725336B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spare tire
vehicle
rear side
carrier
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60085696A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61244678A (ja
Inventor
淳一 西窪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP60085696A priority Critical patent/JPH0725336B2/ja
Publication of JPS61244678A publication Critical patent/JPS61244678A/ja
Publication of JPH0725336B2 publication Critical patent/JPH0725336B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、自動車の後側面部の後側にキャリアを介し
てスペアタイヤを取付ける構造に関するものである。
従来技術 一般にスリーボックスタイプの自動車は、スペアタイヤ
がフロア下面側にハンガー等にて取り付けられたものが
多いが、例えば第5図に示すようなツーボックスタイプ
の自動車は、悪路走行を考慮して車高の確保等の目的か
ら、車両後側面部を形成するリヤゲート1の後側にキャ
リア2を介してスペアタイヤ3を取り付けるようにした
ものがある。このような構造としては特開昭59−32571
号に示されるものがある。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、スペアタイヤ3をリヤゲート1の後側に
取り付けると、このリヤゲート1の下側にはリヤバンパ
4が配設されているため、スペアタイヤ3はリヤバンパ
4の上側にり取り付けなければならず、従って、このタ
イヤ3の取付位置を高い所に設定する必要があり、この
ため、スペアタイヤ3の上部がリヤゲート1のウインド
ウ1a上に突出してしまい、後方視界が妨げられる、とい
う問題点があった。
問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため、この発明は、車両後側面
部の後側に、キャリアを介してスペアタイヤを取り付け
るようにした取付構造にあって、車両のリヤバンパに、
下方にへこむ凹部を形成すると共に、該凹部に前記スペ
アタイヤの下部を挿入して取り付けた車両後側面部側へ
のスペアタイヤ取付構造に関するものである。
実施例 以下、この発明を各実施例に基づいて説明する。
第1図および第2図はこの発明の第1実施例を示す図で
ある。
まず、構成を説明すると、図に示すようなツーボックス
タイプの4輪駆動車には、車両後側面部を形成する開閉
自在なリヤゲート11が設けられ、このゲート11の後側に
はスペアタイヤ12を取り付けるキャリア13が配設され、
さらに、このキャリア13の下側にはリヤバンパ14が設け
られている。
このリヤバンパ14には、スペアタイヤ12の下部12aが入
る凹部14aが、スペアタイヤ下部12aと適合した形状に形
成されている。
一方、キャリア13は、車幅方向の一端部13aが、リヤゲ
ート11側部の車体15に固定されたブラケット16に回動自
在に取り付けられ、又、他端部13bが、車体15に固定さ
れたロック部材17(詳細は省略する)に係脱自在となっ
ている。また、キャリア13には、スペアタイヤ12を取り
付けるタイヤ取付部である取付ブラケット13cが設けら
れており、このブラケット13cは、スペアタイヤ12取付
状態でこのスペアタイヤ下部12aがリヤバンパ凹部14aに
入り込む位置に形成され、従来より下方に設定されてい
る。そして、この取付ブラケット13cにスペアタイヤ12
が図示省略の取付ボルトにて取り付けられている。
次に、かかる構成のスペアタイヤ取付構造の作用につい
て説明する。
リヤバンパ14にスペアタイヤ下部12aが入る凹部14aを形
成することにより、キャリア13の取付ブラケット13cを
従来より下方に設定することが可能となる。その結果、
この取付ブラケット13cに取り付けられたスペアタイヤ1
2の上部12bは、リヤゲート11のリヤウインドウ11aの下
縁11bより突出することなく、リヤウインドウ11aからの
後方視界はこのウインドウ11a全体で得ることができ、
従来より後方視界が向上することとなる。また、キャリ
ア13の取付ブラケット13cが従来より下方に設定される
と、重いスペアタイヤ12を従来より高く持ち上げる必要
なく、スペアタイヤ12のキャリア13への着脱作業を容易
に行なうことができる。ところで、リヤバンパ14には凹
部14aが形成されているが、この凹部14aにはスペアタイ
ヤ12の下部12aが入っているため、車両衝突時には、こ
のスペアタイヤ下部12aが緩衝機能を発揮し、リヤバン
パ14の緩衝性能は維持されることとなる。
ちなみに、リヤゲート11開閉時には、キャリア13の他端
部13bを車体15のロック部材17から離脱させて一端部13a
を中心に回動させることにより、リヤゲート11を開閉で
きるようにしている。
また、第3図には、この発明の第2実施例を示す。
この実施例のリヤバンパ24は、左側バンパ24aと右側バ
ンパ24bとに分割されることにより、この間にスペアタ
イヤ12の下部12aが入る凹部24cが形成されている。この
ようにすると、スペアタイヤ12は、下端をリヤバンパ24
の下端と略同じか又はそれより下側まで下げることがで
き、取付位置を第1実施例より下方に設定することがで
きる。その結果、スペアタイヤ12の取付作業性等がより
向上することとなる。勿論、このスペアタイヤ12の下部
12aは衝突時の緩衝機能を発揮し、リヤバンパ24を分割
しても、従来と同様な緩衝性能が維持される。
他の構成および作用は、第1実施例と同様であるので説
明を省略する。
さらに、第4図には、この発明の第3実施例を示す。
この実施例のリヤバンパ34は、前記第1実施例の凹部14
aに相当する凹部34aが、スペアタイヤ12の下部12aを保
持するように形成され、スペアタイヤ下部12aを覆う側
壁部34bが形成されている。このようにすると、リヤバ
ンパ34の凹部34aでスペアタイヤ下部12aを保持してこの
タイヤ12の重さを一部負担するため、キャリア13全体の
強度を従来より低下させることができ、キャリア13のコ
スト低減が期待できると共に、車両の重量低減にもつな
がる、という利点がある。また、スペアタイヤ下部12a
は、リヤバンパ凹部34a内に収納されて、この凹部34aの
側壁部34bで覆われているため、この側壁部34bにて保護
されることとなる。なお、このようなキャリア13を介さ
ず、スペアタイヤ12を直接リヤゲート11に取り付けるよ
うにすることもできる。
ところで、この場合のキャリア13は、図示省略の機構に
よって上下方向に移動自在となっており、スペアタイヤ
12取外し時には図に示す状態からキャリア13を上方へ移
動させ、装着時には反対にキャリア13を下方へ移動させ
てスペアタイヤ12の下部12aを凹部34a内に収納するよう
にしている。
他の構成および作用は第1実施例と同様であるので説明
を省略する。
なお、上記実施例では開閉自在なリヤゲート11が設けら
れているものについてこの発明を適用したが、勿論この
ようなリヤゲート11を有せず車両後側面部が固定式の後
部パネルで形成されているものについても適用できる。
発明の効果 以上説明してきたように、この発明によれば、リヤバン
パの凹部にスペアタイヤの下部を入れることにより、ス
ペアタイヤの取付位置を従来より下げることができるた
め、後方視界を従来より向上させることができると共
に、スペアタイヤ取付作業も容易に行なうことができ
る、という実用上有益な効果を発揮する。また、スペア
タイヤの下部がリヤバンパの一部をなすため、衝撃吸収
性を確保した上で、リヤバンパの軽量化、材料費削減を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の車両後側面部側へのス
ペアタイヤ取付構造の第1実施例を示す図で、第1図は
スペアタイヤ取付状態を示す自動車の後部斜視図、第2
図はスペアタイヤ取外状態を示す自動車の後部斜視図、
第3図および第4図はそれぞれ第2および第3実施例を
示す第1図に相当する斜視図、第5図は従来例を示す第
1図に相当する斜視図である。 11……リヤゲート(車両後側面部)、 11b……下縁、 12……スペアタイヤ、 12a……下部、 12b……上部、 13……キャリア、 13c……取付ブラケット(タイヤ取付部)、 14,24,34……リヤバンパ、 14a,24a,34a……凹部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両後側面部の後側で、キャリアを介して
    スペアタイヤを取り付けるようにした構造にあって、 車両のリヤバンパに、下方にへこむ凹部を形成すると共
    に、該凹部に前記スペアタイヤの下部を挿入して取り付
    けたことを特徴とする車両後側面部側へのスペアタイヤ
    取付構造。
JP60085696A 1985-04-22 1985-04-22 車両後側面部側へのスペアタイヤ取付構造 Expired - Lifetime JPH0725336B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60085696A JPH0725336B2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22 車両後側面部側へのスペアタイヤ取付構造

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JP60085696A JPH0725336B2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22 車両後側面部側へのスペアタイヤ取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61244678A JPS61244678A (ja) 1986-10-30
JPH0725336B2 true JPH0725336B2 (ja) 1995-03-22

Family

ID=13865989

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JP60085696A Expired - Lifetime JPH0725336B2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22 車両後側面部側へのスペアタイヤ取付構造

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JP (1) JPH0725336B2 (ja)

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2910619A1 (en) 2003-12-19 2015-08-26 Idemitsu Kosan Co., Ltd Light-emitting material for organic electroluminescent device, organic electroluminescent device using same, and material for organic electroluminescent device

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Publication number Publication date
JPS61244678A (ja) 1986-10-30

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