JPH07253086A - スクロール圧縮機の旋回半径補正装置 - Google Patents
スクロール圧縮機の旋回半径補正装置Info
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- JPH07253086A JPH07253086A JP6328724A JP32872494A JPH07253086A JP H07253086 A JPH07253086 A JP H07253086A JP 6328724 A JP6328724 A JP 6328724A JP 32872494 A JP32872494 A JP 32872494A JP H07253086 A JPH07253086 A JP H07253086A
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- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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- F04C29/0042—Driving elements, brakes, couplings, transmissions specially adapted for pumps
- F04C29/005—Means for transmitting movement from the prime mover to driven parts of the pump, e.g. clutches, couplings, transmissions
- F04C29/0057—Means for transmitting movement from the prime mover to driven parts of the pump, e.g. clutches, couplings, transmissions for eccentric movement
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- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C21/00—Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種要素の加工および組立誤差等に関係なく
任意の設計値に保持させる。 【構成】 駆動軸(4)と旋回スクロール(2)との間
に駆動軸(4)の中心から動力伝達手段の中心までの距
離が可変であるように運動可能に結合され、駆動軸
(4)と連動して旋回スクロール(2)を駆動させる。
このとき、制限手段(8)は、動力伝達手段に位置調節
可能に結合され、動力伝達手段の駆動軸(4)の中心に
対する運動範囲を調節することができる。この制限手段
(8)としては、駆動軸(4)又は、駆動ブッシュ
(7)の一側部に形成されたねじ孔(7b)に締結され
て駆動ブッシュ(7)又は、駆動軸(4)の運動を制限
するねじ(8a)を用いる。
任意の設計値に保持させる。 【構成】 駆動軸(4)と旋回スクロール(2)との間
に駆動軸(4)の中心から動力伝達手段の中心までの距
離が可変であるように運動可能に結合され、駆動軸
(4)と連動して旋回スクロール(2)を駆動させる。
このとき、制限手段(8)は、動力伝達手段に位置調節
可能に結合され、動力伝達手段の駆動軸(4)の中心に
対する運動範囲を調節することができる。この制限手段
(8)としては、駆動軸(4)又は、駆動ブッシュ
(7)の一側部に形成されたねじ孔(7b)に締結され
て駆動ブッシュ(7)又は、駆動軸(4)の運動を制限
するねじ(8a)を用いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクロール圧縮機の旋
回半径補正装置に関する。
回半径補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のスクロール圧縮機の縦断面
図である。
図である。
【0003】図5において、このスクロール圧縮機は、
固定スクロール(1)、旋回スクロール(2)、自動防
止機構(3)、駆動軸(4)を有している。
固定スクロール(1)、旋回スクロール(2)、自動防
止機構(3)、駆動軸(4)を有している。
【0004】この固定スクロール(1)と、旋回スクロ
ール(2)は、うずまき状(involute)のラッ
プを有する。固定スクロール(1)は、メインフレーム
に固定され、旋回スクロール(2)は自転防止機構
(3)によって自転が防止されたままモーター(5)に
より回転する駆動軸(4)によって旋回運動をしながら
冷媒ガスを圧縮する。また、図5には、駆動軸(4)の
上端部に形成された偏心駆動ピン(4a)が図示してあ
る。
ール(2)は、うずまき状(involute)のラッ
プを有する。固定スクロール(1)は、メインフレーム
に固定され、旋回スクロール(2)は自転防止機構
(3)によって自転が防止されたままモーター(5)に
より回転する駆動軸(4)によって旋回運動をしながら
冷媒ガスを圧縮する。また、図5には、駆動軸(4)の
上端部に形成された偏心駆動ピン(4a)が図示してあ
る。
【0005】従来、このようなスクロール圧縮機におい
ての旋回スクロール(2)ラップと、固定スクロール
(1)ラップ間の半径方向間隙量は非常に重要な役割を
果たすものである。
ての旋回スクロール(2)ラップと、固定スクロール
(1)ラップ間の半径方向間隙量は非常に重要な役割を
果たすものである。
【0006】即ち、この間隙が大き過ぎると圧縮ガスの
漏泄が生じるようになり、逆に間隙が小さ過ぎて間隙が
なくなるとラップ間の接触が生じることによって摩擦力
が増加するという問題が生じる。
漏泄が生じるようになり、逆に間隙が小さ過ぎて間隙が
なくなるとラップ間の接触が生じることによって摩擦力
が増加するという問題が生じる。
【0007】図6(a)および図6(b)は、スライド
型駆動ブッシュを用いたスクロール圧縮機の旋回スクロ
ールと、駆動ブッシュと、駆動軸との結合部分の縦断面
図、および駆動軸と駆動ブッシュとの結合部分の平面図
である。
型駆動ブッシュを用いたスクロール圧縮機の旋回スクロ
ールと、駆動ブッシュと、駆動軸との結合部分の縦断面
図、および駆動軸と駆動ブッシュとの結合部分の平面図
である。
【0008】図7(a)および図7(b)は、偏心型駆
動ブッシュを用いたスクロール圧縮機の旋回スクロール
と駆動ブッシュと、駆動軸との結合部分の縦断面図、お
よび駆動軸と駆動ブッシュとの結合部分の平面図であ
る。
動ブッシュを用いたスクロール圧縮機の旋回スクロール
と駆動ブッシュと、駆動軸との結合部分の縦断面図、お
よび駆動軸と駆動ブッシュとの結合部分の平面図であ
る。
【0009】図6および図7に示すように、上記スクロ
ールラップ間の間隙に最も大きい影響を与える因子は、
駆動軸(4)の中心(A)と、駆動軸(4)の上端の偏
心駆動ピン(4a)に結合されて、旋回スクロール
(2)を駆動させる駆動ブッシュ(7)の中心(C)と
の間の距離であり、この距離が旋回スクロール(2)の
旋回半径になる。駆動軸(4)の中心(A)と、駆動ブ
ッシュ(7)の中心(C)との距離を可変することによ
って圧縮機の信頼性が向上する。
ールラップ間の間隙に最も大きい影響を与える因子は、
駆動軸(4)の中心(A)と、駆動軸(4)の上端の偏
心駆動ピン(4a)に結合されて、旋回スクロール
(2)を駆動させる駆動ブッシュ(7)の中心(C)と
の間の距離であり、この距離が旋回スクロール(2)の
旋回半径になる。駆動軸(4)の中心(A)と、駆動ブ
ッシュ(7)の中心(C)との距離を可変することによ
って圧縮機の信頼性が向上する。
【0010】この駆動軸(4)の中心(A)と、駆動ブ
ッシュ(7)の中心(C)間の距離を可変にすることに
よって、スクロールラップ間の間隙に異物質等の存在時
や、液体圧縮時等、過負荷の作用時には、駆動ブッシュ
(7)が偏心駆動ピン(4a)を中心にスクロールラッ
プ間の間隙が大きくなる方向に移動して旋回スクロール
(2)を後退させる。逆に、正常の運転時には旋回スク
ロール(2)の遠心力や、圧縮室のガス圧力等により変
化するスクロールラップ間の間隙が最適の最小差になる
ように駆動ブッシュが運動することになるのである。
ッシュ(7)の中心(C)間の距離を可変にすることに
よって、スクロールラップ間の間隙に異物質等の存在時
や、液体圧縮時等、過負荷の作用時には、駆動ブッシュ
(7)が偏心駆動ピン(4a)を中心にスクロールラッ
プ間の間隙が大きくなる方向に移動して旋回スクロール
(2)を後退させる。逆に、正常の運転時には旋回スク
ロール(2)の遠心力や、圧縮室のガス圧力等により変
化するスクロールラップ間の間隙が最適の最小差になる
ように駆動ブッシュが運動することになるのである。
【0011】図7の(a)(b)によると、駆動ブッシ
ュ(7)の偏心駆動ピン(4a)の中心(B)に対する
相対運動を適正な範囲内において制限させる制限手段
(8´)を有する。この場合、正常な運動時には、この
制限手段(8´)により駆動軸(4)の中心(A)と、
駆動ブッシュ(7)の中心(C)間の距離、即ち、旋回
半径は、制限された範囲内において最大になり、また、
旋回スクロールラップと、固定スクロールラップ間との
半径方向間隙は最小になる。
ュ(7)の偏心駆動ピン(4a)の中心(B)に対する
相対運動を適正な範囲内において制限させる制限手段
(8´)を有する。この場合、正常な運動時には、この
制限手段(8´)により駆動軸(4)の中心(A)と、
駆動ブッシュ(7)の中心(C)間の距離、即ち、旋回
半径は、制限された範囲内において最大になり、また、
旋回スクロールラップと、固定スクロールラップ間との
半径方向間隙は最小になる。
【0012】液体圧縮時や、異物質の存在時のようなス
クロールラップ間の過負荷が作用する場合には、駆動軸
(4)の中心(A)と、駆動ブッシュ(7)の中心
(C)間の距離が短くなる方向、即ち、スクロールラッ
プ間の半径方向間隙は大きくなる方向に駆動ブッシュ
(7)が運動することになる。この時、制限手段(8
´)により、最小旋回半径、即ち、スクロールラップ間
の最大間隙が決められる。上記のようにスクロールラッ
プ間の半径方向間隙の最小値が大き過ぎると漏れが多く
なり、小さ過ぎると、スクロールラップ間の摩擦力が増
すために、駆動軸(4)の中心(A)と、駆動ブッシュ
(7)の中心(C)との距離の最大値、即ち、スクロー
ルラップ間の間隙の最小値は、スクロール圧縮機におい
ては、甚だ重要なものである。
クロールラップ間の過負荷が作用する場合には、駆動軸
(4)の中心(A)と、駆動ブッシュ(7)の中心
(C)間の距離が短くなる方向、即ち、スクロールラッ
プ間の半径方向間隙は大きくなる方向に駆動ブッシュ
(7)が運動することになる。この時、制限手段(8
´)により、最小旋回半径、即ち、スクロールラップ間
の最大間隙が決められる。上記のようにスクロールラッ
プ間の半径方向間隙の最小値が大き過ぎると漏れが多く
なり、小さ過ぎると、スクロールラップ間の摩擦力が増
すために、駆動軸(4)の中心(A)と、駆動ブッシュ
(7)の中心(C)との距離の最大値、即ち、スクロー
ルラップ間の間隙の最小値は、スクロール圧縮機におい
ては、甚だ重要なものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスクロール圧縮機では、駆動軸(4)の中心(A)
と、偏心駆動ピン(4a)の中心(B)間の偏心量の加
工誤差および偏心駆動ピン(4a)の外径と、これに結
合される駆動ブッシュ(7)の内径間との加工と、組立
誤差並びに制限手段(8´)の加工および組立誤差等、
多くの要素においての誤差の累積によって設計値通りの
半径方向間隙を保持できないのが現情である。
来のスクロール圧縮機では、駆動軸(4)の中心(A)
と、偏心駆動ピン(4a)の中心(B)間の偏心量の加
工誤差および偏心駆動ピン(4a)の外径と、これに結
合される駆動ブッシュ(7)の内径間との加工と、組立
誤差並びに制限手段(8´)の加工および組立誤差等、
多くの要素においての誤差の累積によって設計値通りの
半径方向間隙を保持できないのが現情である。
【0014】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、各種要素の加工および組立誤差等に関係なく任意の
設計値に保持させることができるスクロール圧縮機の旋
回半径補正装置を提供することを目的とする。
で、各種要素の加工および組立誤差等に関係なく任意の
設計値に保持させることができるスクロール圧縮機の旋
回半径補正装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のスクロール圧縮
機の旋回半径補正装置は、動力伝達手段と制限手段とに
より構成され、上記動力伝達手段は、駆動軸と旋回スク
ロールとの間に駆動軸の中心から動力伝達手段の中心ま
での距離が可変であるように運動可能に結合されて、駆
動軸と連動して旋回スクロールを駆動させ、上記制限手
段は、上記動力伝達手段に位置調節可能に結合されて、
上記動力伝達手段の駆動軸の中心に対する運動範囲を調
節させることにあり、そのことにより上記目的が達成さ
れる。
機の旋回半径補正装置は、動力伝達手段と制限手段とに
より構成され、上記動力伝達手段は、駆動軸と旋回スク
ロールとの間に駆動軸の中心から動力伝達手段の中心ま
での距離が可変であるように運動可能に結合されて、駆
動軸と連動して旋回スクロールを駆動させ、上記制限手
段は、上記動力伝達手段に位置調節可能に結合されて、
上記動力伝達手段の駆動軸の中心に対する運動範囲を調
節させることにあり、そのことにより上記目的が達成さ
れる。
【0016】また、一例として好ましくは、本発明のス
クロール圧縮機の旋回半径補正装置における動力伝達手
段は、駆動軸の上段部に形成された偏心駆動ピンと、上
記駆動ピンとが嵌合されて、旋回スクロールの雌形ボス
に挿入される駆動ブッシュとで構成される。また、本発
明のスクロール圧縮機の旋回半径補正装置における駆動
ブッシュは、駆動軸を中心に偏心回転する偏心形駆動ブ
ッシュと、駆動軸とを基準にスライド運動するスライド
型の駆動ブッシュが好ましい。さらに、本発明のスクロ
ール圧縮機の旋回半径補正装置における制限手段として
は、駆動ブッシュに半径方向に形成されたねじ孔に加工
端が駆動ブッシュの偏心孔又は、挿入孔の内側に突出す
るように結合されるねじであることが好ましい。
クロール圧縮機の旋回半径補正装置における動力伝達手
段は、駆動軸の上段部に形成された偏心駆動ピンと、上
記駆動ピンとが嵌合されて、旋回スクロールの雌形ボス
に挿入される駆動ブッシュとで構成される。また、本発
明のスクロール圧縮機の旋回半径補正装置における駆動
ブッシュは、駆動軸を中心に偏心回転する偏心形駆動ブ
ッシュと、駆動軸とを基準にスライド運動するスライド
型の駆動ブッシュが好ましい。さらに、本発明のスクロ
ール圧縮機の旋回半径補正装置における制限手段として
は、駆動ブッシュに半径方向に形成されたねじ孔に加工
端が駆動ブッシュの偏心孔又は、挿入孔の内側に突出す
るように結合されるねじであることが好ましい。
【0017】さらに、他の一例として好ましくは、本発
明のスクロール圧縮機の旋回半径補正装置における動力
伝達手段は、上記旋回スクロールの下面に形成された雄
形ボスと、上記雄形ボスが嵌合されて駆動軸の上端に上
記駆動軸の中心に対してその中心が偏心になっている挿
入溝に挿入されるブロック型駆動ブッシュとで構成され
る。この時、ブロック型駆動ブッシュは、上記雄形ボス
が嵌合される挿入孔と、駆動軸の上端に形成された挿入
溝にスライド接触される平面部とを有する。
明のスクロール圧縮機の旋回半径補正装置における動力
伝達手段は、上記旋回スクロールの下面に形成された雄
形ボスと、上記雄形ボスが嵌合されて駆動軸の上端に上
記駆動軸の中心に対してその中心が偏心になっている挿
入溝に挿入されるブロック型駆動ブッシュとで構成され
る。この時、ブロック型駆動ブッシュは、上記雄形ボス
が嵌合される挿入孔と、駆動軸の上端に形成された挿入
溝にスライド接触される平面部とを有する。
【0018】この場合、本発明のスクロール圧縮機の旋
回半径補正装置における制限手段としては、駆動軸に形
成されたねじ孔に結合されるねじであることが好まし
い。上記駆動軸の挿入溝には、上記のねじと、対向する
ように、弾性部材が嵌め込まれる。
回半径補正装置における制限手段としては、駆動軸に形
成されたねじ孔に結合されるねじであることが好まし
い。上記駆動軸の挿入溝には、上記のねじと、対向する
ように、弾性部材が嵌め込まれる。
【0019】上記本発明のスクロール圧縮機の旋回半径
補正装置において、駆動軸の中心と、駆動ブッシュの中
心との距離である旋回半径が可変可能な範囲においての
最大値は、旋回スクロールラップと、固定スクロールラ
ップ間の半径方向の間隙は、0より大きくする方が好ま
しい。
補正装置において、駆動軸の中心と、駆動ブッシュの中
心との距離である旋回半径が可変可能な範囲においての
最大値は、旋回スクロールラップと、固定スクロールラ
ップ間の半径方向の間隙は、0より大きくする方が好ま
しい。
【0020】
【作用】本発明においては、駆動軸と旋回スクロールと
の間に駆動軸の中心から動力伝達手段の中心までの距離
が可変であるように運動可能に結合され、駆動軸と連動
して旋回スクロールを駆動させるが、このとき、ねじな
どの制限手段は動力伝達手段に位置調節可能に結合され
ており、この制限手段により動力伝達手段の駆動軸の中
心に対する運動範囲を調節することが可能となる。これ
によって、駆動軸、駆動ブッシュおよび旋回スクロール
などの各種要素を組み立てる時に、圧縮室のスクロール
ラップ間の半径方向間隙を決定付ける駆動軸の中心と、
駆動ブッシュとの距離を加工および組立の誤差等に影響
されることなく、任意の設計値に容易に保持可能とな
る。
の間に駆動軸の中心から動力伝達手段の中心までの距離
が可変であるように運動可能に結合され、駆動軸と連動
して旋回スクロールを駆動させるが、このとき、ねじな
どの制限手段は動力伝達手段に位置調節可能に結合され
ており、この制限手段により動力伝達手段の駆動軸の中
心に対する運動範囲を調節することが可能となる。これ
によって、駆動軸、駆動ブッシュおよび旋回スクロール
などの各種要素を組み立てる時に、圧縮室のスクロール
ラップ間の半径方向間隙を決定付ける駆動軸の中心と、
駆動ブッシュとの距離を加工および組立の誤差等に影響
されることなく、任意の設計値に容易に保持可能とな
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付の図面に基づい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0022】図1(a)および図1(b)は、本発明の
一実施例によるスクロール圧縮機の旋回半径補正装置を
示す縦断面図および平面図である。
一実施例によるスクロール圧縮機の旋回半径補正装置を
示す縦断面図および平面図である。
【0023】図1(a)および図1(b)のように、旋
回半径可変区間、即ち、駆動軸(4)の中心(A)と、
駆動ブッシュ(7)の中心(C)との距離区間を測定し
て位置調整可能であるねじ(8a)を含む制限手段
(8)により、距離区間を所望の旋回半径区間に調節し
た後、上記制限手段(8)を固定させることによって累
積された誤差に係わりなく設計値に保持することができ
る。
回半径可変区間、即ち、駆動軸(4)の中心(A)と、
駆動ブッシュ(7)の中心(C)との距離区間を測定し
て位置調整可能であるねじ(8a)を含む制限手段
(8)により、距離区間を所望の旋回半径区間に調節し
た後、上記制限手段(8)を固定させることによって累
積された誤差に係わりなく設計値に保持することができ
る。
【0024】図1(a)および図1(b)では、駆動軸
(4)の偏心駆動ピン(4a)の外径面の一部が平面部
(4b)を有するように切断される。駆動ブッシュ
(7)には偏心駆動ピン(4a)が嵌め込まれる偏心孔
(7a)が形成される。旋回スクロール(2)の雌形ボ
ス(2a)に嵌め込まれる駆動ブッシュ(7)に半径方
向に形成されたねじ孔(7b)には、ねじ(8a)が締
結される駆動ブッシュ(7)の偏心孔(7a)の内側に
突出するねじ(8a)の端部分(8b)は精密加工され
て、上記偏心駆動ピン(4a)の平面部(4b)と一定
間隔を置いて離れている。
(4)の偏心駆動ピン(4a)の外径面の一部が平面部
(4b)を有するように切断される。駆動ブッシュ
(7)には偏心駆動ピン(4a)が嵌め込まれる偏心孔
(7a)が形成される。旋回スクロール(2)の雌形ボ
ス(2a)に嵌め込まれる駆動ブッシュ(7)に半径方
向に形成されたねじ孔(7b)には、ねじ(8a)が締
結される駆動ブッシュ(7)の偏心孔(7a)の内側に
突出するねじ(8a)の端部分(8b)は精密加工され
て、上記偏心駆動ピン(4a)の平面部(4b)と一定
間隔を置いて離れている。
【0025】即ち、この駆動ブッシュ(7)が偏心駆動
ピン(4a)を中心にスライド運動する。この時、上記
ねじ(8a)の端部分(8b)により両方向への回転角
度の範囲が制限され、上記範囲内における駆動軸(4)
の中心(A)と、駆動ブッシュ(7)の中心(C)間と
の距離範囲が旋回半径区間になる。
ピン(4a)を中心にスライド運動する。この時、上記
ねじ(8a)の端部分(8b)により両方向への回転角
度の範囲が制限され、上記範囲内における駆動軸(4)
の中心(A)と、駆動ブッシュ(7)の中心(C)間と
の距離範囲が旋回半径区間になる。
【0026】図2(a)および図2(b)は、本発明の
一実施例によるスクロール圧縮機の旋回半径補正装置の
平面図であり、駆動ブッシュの旋回半径可変区間を示し
ている。
一実施例によるスクロール圧縮機の旋回半径補正装置の
平面図であり、駆動ブッシュの旋回半径可変区間を示し
ている。
【0027】図2(a)および図2(b)に示されるよ
うに、ねじ(8a)を含む制限手段(8)によって、駆
動ブッシュ(7)が一方側に止められた状態において駆
動軸(4)の中心(A)と、駆動ブッシュ(7)の中心
(C)間との距離である旋回半径を測定して、所望の設
計値に旋回半径をねじ(8a)により調節する。
うに、ねじ(8a)を含む制限手段(8)によって、駆
動ブッシュ(7)が一方側に止められた状態において駆
動軸(4)の中心(A)と、駆動ブッシュ(7)の中心
(C)間との距離である旋回半径を測定して、所望の設
計値に旋回半径をねじ(8a)により調節する。
【0028】この場合、旋回方向が最大値である時、ス
クロールラップ間の半径方向間隔は最小値になるのであ
り、尚、方向間隙の最小値は最大値よりもより重要なの
で旋回半径は、最大値を基準として測定するのが好まし
い。
クロールラップ間の半径方向間隔は最小値になるのであ
り、尚、方向間隙の最小値は最大値よりもより重要なの
で旋回半径は、最大値を基準として測定するのが好まし
い。
【0029】図3(a)および図3(b)は、本発明の
他の実施例によるスクロール圧縮機の旋回半径補正装置
を示す縦断面図および平面図である。
他の実施例によるスクロール圧縮機の旋回半径補正装置
を示す縦断面図および平面図である。
【0030】図3(a)および図3(b)のように、駆
動ブッシュ(7)には、平面部(4b’)を有する偏心
駆動ピン(4a)が嵌め込まれるように挿入孔(7
a’)が形成されている。駆動軸(4)の中心(A)に
近寄る駆動ブッシュ(7)の一部側にねじ孔(7b)が
形成され、精密加工された端部分(8b)が駆動ブッシ
ュ(7)の挿入孔(7a’)内側に突出するようにねじ
(8a)が締結される。この実施例では、偏心駆動ピン
(4a)の駆動軸(4)の中心に近寄る面と、ねじ(8
a)の端部分(8b)とが接触するまで駆動ブッシュ
(7)は、偏心駆動ピン(4a)の平面部(4b’)に
沿って移動する。この状態で旋回半径の最大値を測定
し、所望の設計値に満足するようにねじ(8a)により
旋回半径を調節する。
動ブッシュ(7)には、平面部(4b’)を有する偏心
駆動ピン(4a)が嵌め込まれるように挿入孔(7
a’)が形成されている。駆動軸(4)の中心(A)に
近寄る駆動ブッシュ(7)の一部側にねじ孔(7b)が
形成され、精密加工された端部分(8b)が駆動ブッシ
ュ(7)の挿入孔(7a’)内側に突出するようにねじ
(8a)が締結される。この実施例では、偏心駆動ピン
(4a)の駆動軸(4)の中心に近寄る面と、ねじ(8
a)の端部分(8b)とが接触するまで駆動ブッシュ
(7)は、偏心駆動ピン(4a)の平面部(4b’)に
沿って移動する。この状態で旋回半径の最大値を測定
し、所望の設計値に満足するようにねじ(8a)により
旋回半径を調節する。
【0031】図4(a)および図4(b)は、本発明の
更に他の実施例によるスクロール圧縮機の旋回半径補正
装置を示す縦断面図および平面図である。
更に他の実施例によるスクロール圧縮機の旋回半径補正
装置を示す縦断面図および平面図である。
【0032】図4(a)および図4(b)に示すよう
に、旋回スクロール(2)のラップの反対側に雄形ボス
(2b)が形成され、この雄形ボス(2b)が嵌め込ま
れる挿入孔(7a”)と、スライド運動可能な平面部
(7c)を有するブロック型駆動ブッシュ(7)とが形
成される。
に、旋回スクロール(2)のラップの反対側に雄形ボス
(2b)が形成され、この雄形ボス(2b)が嵌め込ま
れる挿入孔(7a”)と、スライド運動可能な平面部
(7c)を有するブロック型駆動ブッシュ(7)とが形
成される。
【0033】この雄形ボス(2b)をブロック型運動ブ
ッシュ(7)に嵌め込んでから上記運動ブッシュ(7)
がスライド可能に形成された駆動軸(4)の挿入溝(4
c)に上記ブロック型運動(駆動)ブッシュ(7)を嵌
め込む。駆動軸(4)の挿入溝(4c)のうち、駆動軸
(4)の中心(A)から離れた内面(4d)に直角に形
成されたネジ孔(4e)に精密加工された端部分(8
b)を有するねじ(8a)が締結される。尚、駆動軸
(4)の挿入溝(4c)には、ねじ(8a)と対向する
よう圧縮スプリング等の弾性部材(9)が嵌め込まれ
る。
ッシュ(7)に嵌め込んでから上記運動ブッシュ(7)
がスライド可能に形成された駆動軸(4)の挿入溝(4
c)に上記ブロック型運動(駆動)ブッシュ(7)を嵌
め込む。駆動軸(4)の挿入溝(4c)のうち、駆動軸
(4)の中心(A)から離れた内面(4d)に直角に形
成されたネジ孔(4e)に精密加工された端部分(8
b)を有するねじ(8a)が締結される。尚、駆動軸
(4)の挿入溝(4c)には、ねじ(8a)と対向する
よう圧縮スプリング等の弾性部材(9)が嵌め込まれ
る。
【0034】この実施例では、ブロック型運動(駆動)
ブッシュ(7)が平面部(7c)に沿って移動して上記
ねじ(8a)の端部分(8b)に接触されるようにな
る。この時、駆動軸(4)の中心(A)と、駆動ブッシ
ュ(7a”)の中心(C)間との距離、即ち、最大回転
半径を測定して、所望の設計値に旋回半径をねじ(8
a)により調節することができる。
ブッシュ(7)が平面部(7c)に沿って移動して上記
ねじ(8a)の端部分(8b)に接触されるようにな
る。この時、駆動軸(4)の中心(A)と、駆動ブッシ
ュ(7a”)の中心(C)間との距離、即ち、最大回転
半径を測定して、所望の設計値に旋回半径をねじ(8
a)により調節することができる。
【0035】上記では、旋回半径が可変可能な範囲にお
いて最大値である場合、旋回スクロールラップと、固定
スクロールラップ間との半径方向間隙は0よりも大きく
設定し、より好ましくは、5〜30μmの範囲に設定す
る。
いて最大値である場合、旋回スクロールラップと、固定
スクロールラップ間との半径方向間隙は0よりも大きく
設定し、より好ましくは、5〜30μmの範囲に設定す
る。
【0036】従って、本発明によると、圧縮室のスクロ
ールラップ間の半径方向間隙を決定付ける駆動軸の中心
と、駆動ブッシュとの距離を加工および組立の誤差等に
影響されることなく、任意の設計値である所望の寸法に
保持することのできるスクロール圧縮機の旋回半径補正
装置を簡単な構成で容易に提供することができる。
ールラップ間の半径方向間隙を決定付ける駆動軸の中心
と、駆動ブッシュとの距離を加工および組立の誤差等に
影響されることなく、任意の設計値である所望の寸法に
保持することのできるスクロール圧縮機の旋回半径補正
装置を簡単な構成で容易に提供することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、駆動軸、
駆動ブッシュおよび旋回スクロールを組み立てる時、ス
クロール圧縮機の効率と信頼性に影響を及ぼし、且つ、
スクロールラップ間の半径方向間隙における重要な役割
を果たすことになる各種要素の加工および組立誤差等に
関係なく任意の設計値に保持させることができる。
駆動ブッシュおよび旋回スクロールを組み立てる時、ス
クロール圧縮機の効率と信頼性に影響を及ぼし、且つ、
スクロールラップ間の半径方向間隙における重要な役割
を果たすことになる各種要素の加工および組立誤差等に
関係なく任意の設計値に保持させることができる。
【図1】(a)(b)は、本発明の一実施例によるスク
ロール圧縮機の旋回半径補正装置の縦断面図およびその
平面図である。
ロール圧縮機の旋回半径補正装置の縦断面図およびその
平面図である。
【図2】(a)(b)は、本発明の一実施例によるスク
ロール圧縮機の旋回半径補正装置の平面図であり、駆動
ブッシュの旋回半径可変区間を示す図である。
ロール圧縮機の旋回半径補正装置の平面図であり、駆動
ブッシュの旋回半径可変区間を示す図である。
【図3】(a)(b)は、本発明の他の実施例によるス
クロール圧縮機の旋回半径補正装置の縦断面図およびそ
の平面図である。
クロール圧縮機の旋回半径補正装置の縦断面図およびそ
の平面図である。
【図4】(a)(b)は、本発明の更に他の実施例によ
るスクロール圧縮機の旋回半径補正装置の縦断面図およ
びその平面図である。
るスクロール圧縮機の旋回半径補正装置の縦断面図およ
びその平面図である。
【図5】従来のスクロール圧縮機の縦断面図である。
【図6】(a)(b)は、スライド型駆動ブッシュを用
いたスクロール圧縮機の旋回スクロールと、駆動ブッシ
ュと、駆動軸との結合部分の縦断面図、および駆動軸と
駆動ブッシュとの結合部分の平面図である。
いたスクロール圧縮機の旋回スクロールと、駆動ブッシ
ュと、駆動軸との結合部分の縦断面図、および駆動軸と
駆動ブッシュとの結合部分の平面図である。
【図7】(a)(b)は、偏心型駆動ブッシュを用いた
スクロール圧縮機の旋回スクロールと駆動ブッシュと、
駆動軸との結合部分の縦断面図、および駆動軸と駆動ブ
ッシュとの結合部分の平面図である。
スクロール圧縮機の旋回スクロールと駆動ブッシュと、
駆動軸との結合部分の縦断面図、および駆動軸と駆動ブ
ッシュとの結合部分の平面図である。
1 固定スクロール 2 旋回スクロール 2a 雌形ボス 2b 雄形ボス 3 自転防止機構 4 駆動軸 4a 駆動ピン 4b,4b´ 平面部 4c 挿入溝 4d 内面 4e ねじ孔 5 モーター 7 駆動ブッシュ 7a 偏心孔 7a´,7a´´ 挿入孔 7b ねじ孔 7c 平面部 8,8´ 制限手段 8a ねじ 8b 端部分
Claims (10)
- 【請求項1】 動力伝達手段および制限手段により構成
されて、上記動力伝達手段は、駆動軸と旋回スクロール
との間に、駆動軸の中心から上記動力伝達手段の中心ま
での距離が可変であるように運動可能に結合されて駆動
軸と連動して旋回スクロールを駆動させ、上記制限手段
は上記動力伝達手段に位置調節可能に結合されて、上記
動力伝達手段の駆動軸の中心に対する運動範囲を調節す
ることを特徴とするスクロール圧縮機の旋回半径補正装
置。 - 【請求項2】 上記動力伝達手段は、上記駆動軸の上端
部に形成された偏心駆動ピンと、上記駆動ピンが嵌合さ
れて、旋回スクロールの雌形ボスに嵌み込まれる駆動ブ
ッシュとで構成されることを特徴とする請求項1記載の
スクロール圧縮機の旋回半径補正装置。 - 【請求項3】 上記動力伝達手段は、上記旋回スクロー
ルの下面に形成される雌形ボスと、上記雄形ボスが嵌め
込まれ、駆動軸の上端に上記駆動軸の中心に対して、そ
の中心が偏心に形成された挿入溝に挿入される駆動ブッ
シュからなることを特徴とする請求項1記載のスクロー
ル圧縮機の旋回半径補正装置。 - 【請求項4】 上記駆動ブッシュは、上記駆動軸を中心
に偏心回転する偏心型駆動ブッシュであることを特徴と
する請求項2記載のスクロール圧縮機の旋回半径補正装
置。 - 【請求項5】 上記駆動ブッシュは、上記駆動軸を基準
としてスライド運動をするスライド型駆動ブッシュであ
ることを特徴とする請求項2記載のスクロール圧縮機の
旋回半径補正装置。 - 【請求項6】 上記駆動ブッシュは、上記雄型ボスが嵌
合される挿入孔と、駆動軸の上端に形成された挿入溝に
スライド接触する平面部を有するブロック型駆動ブッシ
ュであることを特徴とする請求項3記載のスクロール圧
縮機の旋回半径補正装置。 - 【請求項7】 上記制限手段は、駆動ブッシュに半径方
向に形成されたねじ孔に端部分が駆動ブッシュの偏心孔
に端部分が駆動ブッシュの偏心孔の内側に突出されるよ
うに結合されるねじであることを特徴とする請求項4記
載のスクロール圧縮機の旋回半径補正装置。 - 【請求項8】 上記制限手段は、駆動ブッシュに半径方
向に形成されたねじ孔に端部分が駆動ブッシュの挿入孔
の内側に突出するように結合されるねじであることを特
徴とする請求項5記載のスクロール圧縮機の旋回半径補
正装置。 - 【請求項9】 上記制限手段は、駆動軸に形成されたね
じ孔に結合されるねじであり、上記駆動軸の挿入溝に
は、上記ねじと対向に弾性部材が嵌め込まれることを特
徴とする請求項6記載のスクロール圧縮機の旋回半径補
正装置。 - 【請求項10】 上記駆動軸の中心と、動力伝達手段の
中心との距離が最大値である場合、旋回スクロールラッ
プと、固定スクロールラップとの半径方向間隙は、0よ
りも大きいことを特徴とする請求項1〜9項のうちいず
れかに記載のスクロール圧縮機の旋回半径補正装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019930031414A KR960015821B1 (ko) | 1993-12-30 | 1993-12-30 | 스크롤 압축기의 선회반경 보정장치 |
KR1993-31414 | 1993-12-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07253086A true JPH07253086A (ja) | 1995-10-03 |
JP2634777B2 JP2634777B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=19374394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6328724A Expired - Lifetime JP2634777B2 (ja) | 1993-12-30 | 1994-12-28 | スクロール圧縮機の旋回半径補正装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5520527A (ja) |
JP (1) | JP2634777B2 (ja) |
KR (1) | KR960015821B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019138185A (ja) * | 2018-02-07 | 2019-08-22 | 東芝キヤリア株式会社 | 回転式圧縮機および冷凍サイクル装置 |
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KR100371171B1 (ko) * | 2000-06-30 | 2003-02-05 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기의 반경방향 순응구조 |
KR100400573B1 (ko) * | 2001-08-22 | 2003-10-08 | 엘지전자 주식회사 | 가변 반경식 스크롤 압축기의 가변량 조절 장치 |
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1993
- 1993-12-30 KR KR1019930031414A patent/KR960015821B1/ko not_active IP Right Cessation
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1994
- 1994-12-28 JP JP6328724A patent/JP2634777B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1994-12-29 US US08/365,941 patent/US5520527A/en not_active Expired - Fee Related
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KR960015821B1 (ko) | 1996-11-21 |
US5520527A (en) | 1996-05-28 |
JP2634777B2 (ja) | 1997-07-30 |
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---|---|---|---|
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