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JPH07252174A - ケトンの不斉ヒドロシリル化による光学活性アルコールの製造方法 - Google Patents

ケトンの不斉ヒドロシリル化による光学活性アルコールの製造方法

Info

Publication number
JPH07252174A
JPH07252174A JP6067966A JP6796694A JPH07252174A JP H07252174 A JPH07252174 A JP H07252174A JP 6067966 A JP6067966 A JP 6067966A JP 6796694 A JP6796694 A JP 6796694A JP H07252174 A JPH07252174 A JP H07252174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
formula
lower alkyl
optically active
ketone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6067966A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nakai
武 中井
Noboru Sayo
昇 佐用
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takasago International Corp
Original Assignee
Takasago International Corp
Takasago Perfumery Industry Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takasago International Corp, Takasago Perfumery Industry Co filed Critical Takasago International Corp
Priority to JP6067966A priority Critical patent/JPH07252174A/ja
Publication of JPH07252174A publication Critical patent/JPH07252174A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 ケトンを一般式4 (RとRは同一又は異なってもよい低級アルキル
基、置換されてもよいフェニル基を、Rは水素原子、
ハロゲン、アシル基、アリールカルボニル基、置換基を
有してもよいフェニルスルホニル基、ニトリル基を、R
は水素原子、ハロゲン、低級アルキル基、アリール
基、フェニルチオ基、トリアルキルシリル基、トリアリ
ールシリル基、tertブチルジフェニルシリル基を、
点線は二重結合か単結合を示す。)の光学活性ビナフト
ール−チタン錯体の存在下にトリアルコキシシランを反
応せしめて光学活性アルコール誘導体を製造する方法。 【効果】 二重結合や三重結合を還元することなくケト
ンを還元して光学活性なアルコールを製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はケトン類を特定の光学活
性なチタン錯体の存在下にトリアルコキシシランを反応
させ、不斉ヒドロシリル化し、得られたシリルエーテル
を加水分解する光学活性アルコールの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ケトンを不斉還元して光学活性ア
ルコールを得る方法は数多く研究されているが、触媒的
に行う反応として、不斉水素化反応以外にヒドロシリル
化反応がある。この反応は生成物のシリルエーテルを加
水分解することによって対応するアルコールが容易に得
られるので形式的にはケトンの還元反応と等価である。
ヒドロシリル化反応例が報告されている(I.Ojim
a等、The Chemistry of organ
ic silicon compoumds part
s2 1989,1499)が、殆どがウィルキンソン
(Wilkinson)錯体から派生するキラルなロジ
ウム錯体を触媒に用いている(I.Ojima等、J.
Org.Chem.1977,42,1671;H.N
ishiyama等、J.Org.Chem.199
2,57,4306;Kagan,H.B.等、J.A
m.Chem.Soc.1972,94,642;Br
unner,H.等、Organometallic
s,1984,3,135)。
【0003】
【化8】
【0004】又、チタン錯体については、ブッフワルド
(Buchwald)がテトライソプロポキシチタンと
トリエトキシシランからヒドロチタン錯体を系内で生成
させ、これを用いるエステルの還元反応を報告している
(Buchwald,S.L.J.Org.Chem.
1992,573751)。
【0005】
【化9】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、Buc
hwaldの研究を基にテトライソプロポキシチタン
(Ti(OiPr)4 )の代わりに光学活性ビナフトー
ル−Ti(OiPr)2 を用いれば光学活性なアルコー
ルが得られると考え、これを用いてケトンの不斉ヒドロ
シリル化を検討した。ロジウムの高価な貴金属を使わず
に従来報告されていない安価なチタンを用い、二重結合
や三重結合は還元せずにケトンのみに働き、選択性の優
れた還元方法を確立するものであり、従来から求められ
ていることに対応する。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる実状において、本
発明者らは上記の課題を解決せんと鋭意研究を行った結
果、光学活性ナビナフトール−チタンチタン錯体を触媒
とし、トリアルコキシシランの存在下に反応させて、不
斉ヒドロシリル化して得られるシリルエーテルを加水分
解することにより光学活性なアルコールが得られること
を見出し、本発明を完成した。
【0008】即ち、一般式(3)
【0009】
【化10】
【0010】(式中、R1 とR2 は、同一又は異なって
もよい、炭素数1乃至8のアルキル基、ハロゲン化低級
アルキル基、シクロアルキル基、置換されてもよいフェ
ニル基、炭素数2乃至8のアルケニル基、炭素数2乃至
8のアルキニル基を示す。)で表されるケトンを、一般
式(4)
【0011】
【化11】
【0012】(式中、R3 とR4 は、同一又は異なって
もよい、低級アルキル基、置換されてもよいフェニル基
を示し、R5 は、水素原子、ハロゲン、アシル基、アリ
ールカルボニル基、置換基を有してもよいフェニルスル
ホニル基、ニトリル基を示し、R6 は、水素原子、ハロ
ゲン、低級アルキル基、アリール基、フェニルチオ基、
トリアルキルシリル基、トリアリールシリル基、ter
tブチルジフェニルシリル基を示し、点線は二重結合又
は単結合を示す。)で表される光学活性ビナフトールチ
タン錯体の存在下に、一般式(5)
【0013】
【化12】
【0014】(式中、R7 は、低級アルキル基、置換基
を有してもよいフェニル基を示す。)で表されるトリア
ルコキシシランで還元し、不斉ヒドロシリル化して得ら
れる一般式(2)
【0015】
【化13】
【0016】(式中、R1 、R2 は、同一又は異なって
もよい、低級アルキル基、ハロゲン化低級アルキル基、
シクロアルキル基、置換されてもよいフェニル基、アル
ケニル基、アルキニル基を示し、R7 は、低級アルキル
基、置換基を有してもよいフェニル基を示す。)で表さ
れる光学活性トリアルコキシシリルエーテルを得て、こ
れを加水分解することにより、一般式(1)
【0017】
【化14】
【0018】(式中、R1 、R2 は、同一又は異なって
もよい、低級アルキル基、ハロゲン化低級アルキル基、
シクロアルキル基、置換されてもよいフェニル基、アル
ケニル基、アルキニル基を、*は不斉炭素原子の存在を
示す。)で表される光学活性アルコールの製造方法であ
る。
【0019】本発明の原料であるケトンは、一般式
(3)
【0020】
【化15】
【0021】(式中、R1 とR2 は、同一又は異なって
もよい、炭素数1乃至8のアルキル基、ハロゲン化低級
アルキル基、シクロアルキル基、置換されてもよいフェ
ニル基、炭素数2乃至8のアルケニル基、炭素数2乃至
8のアルキニル基を示す。)で表されるケトンである。
【0022】これらのケトンは、例えば以下の化合物で
ある。メチルエチルケトン、メチルプロピルケトン、メ
チルブチルケトン、メチルペンチルケトン、メチルヘキ
シルケトン、メチルイソプロピルケトン、メチルter
t−ブチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチルシ
クロヘキシルケトン、メチルビニルケトン、3−ペンテ
ン−2−オン、3−オクテン−2−オン、3−ノネン−
2−オン、4−メチル−3−ペンテン−2−オン、3−
ブチン−2−オン、3−ペンチン−2−オン、3−ヘキ
シン−2−オン、3−ヘプチン−2−オン、3−オクチ
ン−2−オン、1,1,1−トリフロロブタン−2−オ
ン、1,1,1−トリフロロペンタン−2−オン、1,
1,1−トリフロロヘキサン−2−オン、1,1,1−
トリフロロヘプタン−2−オン、1,1,1−トリフロ
ロオクタン−2−オン、1,1,1−トリフロロノナン
−2−オン、1,1,1−トリフロロデカン−2−オ
ン、アセトフェノン、トリフロロアセトフェノン、o−
ニトロアセトフェノン、m−ニトロアセトフェノン、p
−ニトロアセトフェノン、o−クロロアセトフェノン、
m−クロロアセトフェノン、p−クロロアセトフェノ
ン、o−メトキシアセトフェノン、m−メトキシアセト
フェノン、p−メトキシアセトフェノン、1−フェニル
プロパン−1−オン、1−フェニルプロペン−1−オ
ン、1−フェニル−2−ブテン−1−オン等が挙げられ
る。
【0023】触媒として使用される光学活性ビナフトー
ルチタン錯体は、一般式(4)
【0024】
【化16】
【0025】(式中、R3 とR4 は、同一又は異なって
もよい、低級アルキル基、置換されてもよいフェニル基
を示し、R5 は、水素原子、ハロゲン、アシル基、アリ
ールカルボニル基、置換基を有してもよいフェニルスル
ホニル基、ニトリル基を示し、R6 は、水素原子、ハロ
ゲン、低級アルキル基、アリール基、フェニルチオ基、
トリアルキルシリル基、トリアリールシリル基、ter
tブチルジフェニルシリル基を示し、点線は二重結合又
は単結合を示す。)である。
【0026】光学活性ビナフトールは市販されており、
そのオクタヒドロ体は光学活性なビナフトールを特開平
4−139140号公報に開示されている方法でルテニ
ウム−炭素触媒の存在下に水素化して得られる。ビナフ
トール又はオクタヒドロビナフトールの3位、3’位の
置換基導入は、下式のごとく、ビナフトール又はオクタ
ヒドロビナフトールをエーテル化し、アルキルリチウム
の存在下で求電子剤を反応して求電子基を導入する事に
より得ることが出来る(P.J.Cox等、Tetra
hedron Lette.1992,33,225
3;T.R.Kelley等、J.Am.Chem.S
oc.1986,108,3501)。
【0027】
【化17】
【0028】6,6’−置換ビナフトール又はオクタヒ
ドロビナフトールは、下記の式に示されるように、ハロ
ゲンは酢酸中でハロゲンを反応させて得られ、それにシ
アン化第一銅を反応させてニトリル基を導入する。アシ
ル基又はアリールスルホニル基の導入はアルコールエー
テル化後、アシルハライド又はアリールスルホニルハラ
イドを塩化アルミニウムの存在下に反応して得ることが
できる。
【0029】
【化18】
【0030】トリアルコキシシランは、一般式(5)
【0031】
【化19】
【0032】(式中、R7 は低級アルキル基、置換基を
有してもよいフェニル基を示す。)であり、例えば、ト
リメトキシシラン、トリエトキシシラン、トリフェノキ
シシランである。
【0033】光学活性ビナフトール誘導体−チタン錯体
の調整は、0−60℃好ましくは室温−20℃で、光学
活性ビナフト−ル誘導体を5−20倍量の溶媒、例えば
ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、n−ヘキサン、n−オクタン、イソ
オクタン等の炭化水素類、好ましくはジエチルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテルを用い、好ましい使用量は
10倍量で、上記溶媒に溶解し、ビナフトール誘導体の
等量乃至1.5倍等量のテトラアルコキシチタンを加え
て0−100℃、好ましくは10−20℃の温度に保
ち、反応させて調整する。得られた錯体は単離してもよ
いが通常は単離することなく次反応に用いられる。
【0034】この錯体溶液に1−5倍等量、好ましくは
2−3倍等量のトリアルコキシシランと基質であるケト
ン類を触媒の5−50倍等量、好ましくは9−13倍等
量を順次に加えて不活性ガス、例えばアルゴン、窒素等
を充填した後、密閉して一定温度10−80℃、好まし
くは20−60℃で1−20時間、好ましくは5−12
時間撹拌して合成する。得られたシリルエーテルは精製
するか精製せずに次反応に用いられる。
【0035】光学活性アルコールは、得られたシリルエ
ーテル溶液を5−10倍等量の希アルカリ溶液、例えば
水酸化ナトリウム、水酸化カリウムの0.5−3Nの濃
度好ましくは1−2Nの濃度を用いて5−30℃、好ま
しくは10−20℃で1−5時間反応させて加水分解を
する。
【0036】得られたアルコールは、反応液を希酸例え
ば塩酸、硫酸2−10Nの濃度、好ましくは3−5Nの
濃度からなる酸で中和して水と分離する有機溶媒、例え
ばペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、オ
クタン、イソオクタン等の炭化水素、トルエン、キシレ
ン等の芳香族炭化水素類、酢酸メチル、酢酸エチル、プ
ロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、安息香酸エチ
ル等のエステル類、ジエチルエーテル、ジイソプロピル
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテ
ル類、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、メチル
プロピルケトン等のケトン類、好ましくはジエチルエー
テル、ジイソプロピルエーテルで抽出する。有機層を水
又は飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム、硫酸
ナトリウム等で乾燥して減圧下で溶媒を留去して目的の
アルコールを得る。必要ならばシリカゲルカラムで精製
する。
【0037】得られたアルコールの純度は、該アルコー
ルを溶媒に溶解し、ピリジンを数滴加えジメチルアミノ
ピリジン(DAMP)を少量加えて(S)−α−メトキ
シ−α−トリフルオロフェニル酢酸クロリド(S)−M
TPA−Clを1.5等量加えて室温で約30分撹拌し
て反応する。飽和塩化アンモニウム水溶液で反応を停止
し、水層をジエチルエーテルで抽出し、有機層を希塩酸
水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウ又は無水硫酸ナト
リウムで乾燥して減圧下で溶媒を留去して、NMRサン
プルとする。NMRで測定して純度を決める。
【0038】
【実施例】次に実施例及び合成例を挙げて本発明を具体
的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。尚、実施例中の分析は次の分析機器を用
いて行った。 IRスペクトル:JASCO FT/IR−5000
(日本電子株式会社製) 1H核磁気共鳴スペクトル(以下1H−NMRと略
す):GEMINI 300型(300MHz)(バリ
アン社製) 13C核磁気共鳴スペクトル(以下13C−NMRと略
す):GEMINI 300型(75MHz)(バリア
ン社製) 化学シフト値は、TMS(テトラメチルシラン)を内部
標準にして求めた。 旋光度計:DIP−370型(日本電子株式会社)
【0039】尚、シン(syn)とアンチ(anti)
の比は、J.キャンセイリ(J.Canceill)等
の方法(Bull.Soc.Chim.Fr.102
4,1967”Topics in Stereoch
emistry”13 卷、1頁、1982年 Jho
n Wiley & Sons.Inc.発行)によ
り、NMRの積分値より決定した。 又、ee%は、α
−メトキシ−α−トリフルオロメチルフェニル酢酸(M
TPA)エステルにして、D.パーカー(D.Park
er)等の方法(Chem.Rev.91卷1441−
1457 頁1991年)又はJ.A.デイル(J.
A.Dale)等の方法(J.Org.Chem.3
4,2543−2549,1963)に従い、1H−N
MRにより決定した。
【0040】[合成例1] ビナフトールーチタン錯体の合成 (R)−2,2’−ジヒドロキシ−1,1’−ビナフタ
レン7.05g(2.1mmol)をベンゼン120m
lに溶解し、チタニウムテトライソプロポキサイド(T
i(OiPr)4 )7g(2.4mmol)を滴下し
た。滴下終了後、反応混合物を1.5時間還流した。溶
媒を減圧下留去し、乾燥すると、黄色味がかったレンガ
色の(R)−1,1’−ビナフタレン−2,2’−ジオ
キシチタニウムジイソプロポキシド錯体9.26g(収
率98%)が得られた。 1H NMR(CDCl3):δ 8.0−6.8
(m,12H),4.55(d,J=6Hz,2H),
1.2(d,6Hz,6H),1.1(d,J=6H
z,6H) 13C NMR(CDCl3):δ 158.91,1
33.04,130.03,128.79,127.9
9,126.87,125.38,123.22,12
1.12,118.54,80.96,25.63,2
5.37
【0041】[合成例2](+)−(R)−5,5’,
6,6’,7,7’,8,8’−オクタヒドロ−1,
1’−ビナフチル−2,2’−ジオールの合成 (+)−(R)−ビナフト−ルを用いて文献の方法で調
製した(収率98%)。 1H NMR(CDCl3):δ 1.56−1.80
(m,8H),2.05−2.40(m,4H),2.
75(t,J=9.0Hz,4H),4.57(S,2
H),6.83(d,J=12.5Hz,2H)
【0042】
【実施例1】 アセトフェノンより(R)−(+)−1−フェニルエタ
ノールの合成 乾燥した試験管(15mmφ)に(R)−(+)−2−
ビナフトール58mg(0.2ミリモル)を入れ、アル
ゴンを充填した後セプタムで密閉した。これにジエチル
エーテル0.5ml、チタン(IV)イソプロポキシド
58μl(0.2ミリモル)を加え、室温で30分間撹
拌した後、トリエトキシシラン1.1ml(0.98
g,6.0ミリモル), アセトフェノン240mg
(2.0ミリモル)を加え、50℃5時間保った。反応
終了後、反応溶液を50ml容の三角フラスコにテトラ
ヒドロフラン10mlで洗いこみ、撹拌しながら1N水
酸化ナトリウム水溶液20mlをゆっくり滴下した。室
温で約1時間撹拌後、4N塩化水素溶液5mlで中和
し、生成した沈澱をセライトで濾過した。水層を15m
lのジエチルエーテルで3回抽出し、エーテルを合わせ
て、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を留去し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィ
ーでn−ヘキサン:酢酸エチル(10:1)で溶出して
精製した。生成物、239mg(1.96ミリモル)を
得た(収率 98%)。 1H NMR(CDCl3):δ 1.19(d,J=
6.5Hz,3H),1.92(b,1H),4.89
(q,J=6.5Hz,1H),7.25−7.74
(m,5H) 13C NMR:δ 25.18,70.34,12
5.23,127.29,128.32,145.60 IR(Neat):3316 cm [α]D :+16.65°(c1.0メタノール)
【0043】[合成例3]α−メトキシ−α−トリフル
オロメチルフェニル酢酸(MTPA)(R)−(+)−
1−フェニルエチルの合成 (R)−(+)−1−フェニルエタノール7.9mgを
塩化メチレン0。5mlに溶解し、ピリジン2−3滴、
ジメチルアミノピリジン(DMAP)数mg、(S)−
α−メトキシ−α−トリフルオロメチルフェニル酢酸ク
ロリド((S)−MTPA−Cl)(1.5eq)を加
え、室温で約30分間撹拌した。反応終了後、飽和塩化
アンモニウム水溶液で反応を停止し、水層をジエチルエ
ーテルで抽出し、有機層を0.5N塩酸水溶液で2回洗
浄した後、水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、粗生成物をそ
のままNMRサンプルとした。 1H NMR(CDCl3):(R)−isomer:
δ 1.57(d,J=6.40Hz,3H),3.1
7(s,3H),6.13(q,J=6.40Hz,1
H),7.20−7.16(m,10H) (S)−isomer:δ 1.53(d,J=6.6
3Hz,3H),3.55(s,3H),6.09H
z,1H),7.20−7.16(m,10H)
【0044】
【実施例2−12】実施例1に準ずる方法で、触媒、そ
の量、溶媒、温度、反応時間を変えてアルコールを合成
し、転化率、光学純度を測定し、表1に示した。
【0045】
【表1】
【0046】表1中、Etはエチル基、iPrはイソプ
ロピル基、BINAPHはビナフトール基、OcHはオ
クタヒドロビナフトール基、Phはフェニル基、XYL
は2,6−ジメチルフェニル基、TOLはトリル基を表
す。*は単離した錯体を用いた。
【0047】
【参考例1】 3位置換ビナフトールの合成 1)(R)−2,2’−ジメトキシ−1,1’−ビナフ
チルの合成 (R)−2,2’−ジヒドロキシ−1,1’−ビナフチ
ル25g(8.7mmol)をアセトン800mlに温
めて溶かした。この溶液に炭酸カリウム40g(2.9
mmol)、ヨウ化メチル20g(140mmol)を
加え、12時間還流した。反応液を150mlまで濃縮
し、25℃まで冷却した後、水900mlを加え、8時
間かき混ぜた。析出した固体を濾過し、水で洗浄し、減
圧下に乾燥した。収量26.7g(収率97%)。 mp 224−225℃ 1H NMR (CDCl3): δ 3.69(6
H),7.27(m,8H),7.89(m,4H)
【0048】2)(R)−3,3’−ジブロモ−2,
2’−ジメトキシ−1,1’−ビナフチルの合成 テトラメチレンジアミン7.8g(67mmol)のジ
エチルエーテル500mlの溶液に2.4モルのn−ブ
チルリチウム(ヘキサン溶液)30ml(72mmo
l)を加え25℃で15分間かき混ぜる。その溶液に
(R)−2,2’−ジヒドロキシ−1、1’−ビナフチ
ル10g(31.8mmol)を加え、3時間かき混ぜ
た。この溶液を−78℃に冷却し、臭素15ml(30
0mmol)とペンタン50mlを10分間かけて滴下
した。反応混合液を25℃まで温め、4時間かき混ぜた
後、飽和亜硫酸ナトリウム水溶液300mlを加え、さ
らに4j時間かき混ぜた。1lの水と1lのクロロホル
ムを加えブン分液し、有機層を乾燥後、濃縮し、アルミ
ナカラム(展開溶媒:シクロヘキサン・ベンゼン)で精
製した。収量9.2g(収率64%)。 mp 174−175℃ 1H NMR(CDCl3): δ 3.51(s,6
H),7.30(m,6H),7.83(m,2H),
8.27(s,2H)
【0049】3)(R)−3,3’−ジブロモ−1,
1’−ビ−2−ビナフチルの合成 (R)−3,3’−ジブロモ−2,2’−ジメトキシ−
1,1’−ビナフチル7.78g(5.9mmol)を
塩化メチレン180mlに溶かし、0℃に冷却し、三臭
化ほう素3.13ml(33mmol)を加え、室温で
5時間かき混ぜた。その後、0℃に冷却し、水を加え、
過剰の三臭化ほう素を壊し、塩化メチレンで抽出し、硫
酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、(R)−3,
3’−ジブロモ−1,1’−ビ−2−ナフト−ルを得
た。このものはそのまま次の反応に用いた。得られた
(R)−3,3’−ジブロモ−1,1’−ビ−2−ナフ
ト−ルをジメチルホルムアミド33mlに溶かし、イミ
ダゾール1.22g(18mmol)を室温で加え、そ
のまま5時間攪拌した。反応液を飽和炭酸水素ナトリウ
ム液に加え、塩化メチレンで抽出した。有機層を乾燥
後、短いシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メ
チレン/ヘキサン)で精製し、(R)−3,3’−ジブ
ロモ−2,2’−トリフェニルシロキシ−1,1’−ビ
ンナフチル5.48g(収率97%)を得た。
【0050】(R)−1,1’−ビ−3−ブロモ−2−
[(トリフェニルシリル)オキシ]ナフタレン(0.5
g,0.52ミリモル)をt−ブチルリチウム(2.0
Nペンタン溶液、0.78ml)でテトラヒドロフラン
(2ml)中0℃で処理した。室温で30分間撹拌後、
反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液(10ml)に注
ぎ、沈澱を濾過して生成物を得る。生成物はヘキサン/
クロロホルム(4/1)で再結晶して、0.33gの目
的物を得た(収率78%)。 1H NMR(90 Mhz,CDCl3):δ 5.
30(bs,2H),7.2−7.5(m,24H),
7.65(m,12H),7.72(m,2H),7.
91(s,2H) IR(KBr):3430,420,1410,135
0,1250,1110,890,690cm [ α]D 16+130.9(c1.11 THF)
【0051】
【参考例2】 5位置換ビナフトールの合成 1)(R)−1,1’−ビ−6−ブロモ−2−ナフトー
ルの合成 氷酢酸(5ml)中に臭素(3.2g)を溶かした溶液
(R)−1,1’−ビ−2−ナフトール2.86g(1
0ml)の氷酢酸溶液に60℃で60分以内に加える。
30分間室温で撹拌後、反応液を飽和炭酸水素ナトリウ
ム溶液(300ml)に0℃で注ぎいれ、この液より酢
酸エチル(100ml)で抽出をし、水で洗う。溶媒を
留去後、シリカゲルクロマトグラフィーで精製して3.
77gの生成物を得た(収率 85%)。 1H NMR(500 MHz,CDCl3):δ
5.02(bs,2H),6.96(d,J=9.2H
z,2H),7.37(dd,J=19,9.2HZ,
2H),7.39(d,J=9.2Hz,2H),7.
89(d,J=9.2Hz,2H) 8.05(d,J
=19Hz,2H) 13C NMR(125MHz,CDCl3):δ 1
10.8,118.1,119.1,126.0,13
0.6,130.8,130.1,131.0,13
2.0,153.1 IR(KBr):3420,1510.1460,14
40,1100,720cm-1 [ α]D :23−42.5(c1.05,THF)
【0052】2)(R)−1,1’−ビ−6−ベンゾイ
ル−2−ナフトールの合成 a)(R)−1,1’−ビ−ベンゾイル−2−メトキシ
ナフタレンの合成 塩化アルミウム粉末0.4g(3.0ミリモル)の塩化
メチレン(2ml)とノトロベンゼン(2ml)混合液
に塩化ベンゾイル0.35ml(3.5ミリモル)を加
え、30分間室温に保つ。それを(R)−1,1’−ビ
−2−メトキシナフタレン0.31g(1.0ミリモ
ル)の塩化メチレン(3ml)溶液に加える。3時間室
温で撹拌を続けた後、氷含有希塩酸溶液に0℃で注ぎ入
れる。濾過して生成物を集め、シリカゲルクロマトグラ
フィーで精製して0.47gの生成物を得た(収率 9
0%)。 1H NMR(200 MHz.CDCl3):δ
3.84(s,6H),7.20(d,J=8.7H
z,2H),7.4−7.6(m,8H),7.73
(dd,J=1.9,8.7Hz,2H),7.87
(d,J=7.8Hz,4H),8.09(d,J=
9.2Hz,2H),8.34(d,J=1.9Hz,
2H)
【0053】b)(R)−1,1’−ビ−6−ベンゾイ
ル−2−ナフトールの合成 (R)−1,1’−ビ−6−ベンゾイル−2−メトキシ
ナフタレン0.47g(0.9ミリモル)を塩化メチレ
ン(10ml)に溶かし、これを臭化ホウ素0.5g
(2.0ミリモル)に0℃で滴加して1時間室温で撹拌
する。得られた混合液を0℃に冷やして過剰の臭化ホウ
素を水を加えて分解する。酢酸エチルで抽出して水で洗
浄後、減圧下で酢酸エチルを留去し、シリカゲルクロマ
トグラフィーで精製して目的生成物0.40g(収率9
3%)を得る。 1H NMR(500 MHz,CDCl3):δ
5.44(bs,2H),7.22(d,J=8.7H
z,2H),7.48(d,J=9.2Hz,2H),
7.51 (t,J=7.8Hz,4H),7.61
(t,J=7.8Hz,2H),7.78(dd,J=
1.9,8.7Hz,2H),7.84(d,J=7.
8Hz,4H),8.07(d,J=9.2Hz,2
H),8.34(d,J=1.9Hz,2H), 13C NMR(125MHz,CDCl3):δ 1
11.0,118.7,123.9,124.8,12
7.9,128.4,129.9,130.3,13
2.5,133.4,135.8,137.9,15
5.1.196.3 IR(KBr):3400,1650,1620,14
70,1440,1290,720cm-1 [ α]D 30−179.2(c1.1,CHCl3)
【0054】3)(R)−1,1’−ビ−6−メシチレ
ンスルホニル−2−ナフトールの合成 a)(R)−1,1’−ビ−6−メシチレンスルホニル
−2−メトキシナフタレンの合成 前記a)と同様に、塩化ベンゾイルの代わりに塩化メシ
チレンスルホニル2.95g(13.6ミリモル) を用
いて合成し、生成物2.28g(13.6ミリモル) を
得た。 NMR(200MHz,CDCl3):δ 2.26
(s,6H),2.61(s,12H),3.78
(s,6H),6.91(bs,4H),7.01
(d,J=8.7Hz,2H),7.33(dd,J=
1.9,8.7Hz,2H),7.51(d,J=9.
2Hz,2H),8.08(d,J=9.2Hz,2
H),8.46(d,J=1.9Hz,2H)
【0055】b)(R)−1,1’−ビ−6−メシチレ
ンスルホニル−2−ナフトールの合成 前記b)と同様に処理し、(R)−1,1’−ビ−6−
メシチレンナフタレン2.0g(3.0ミリモル) を用
いて生成物1.7g(収率87%)を得た。 NMR(200MHz,CDCl3):δ 2.26
(s,6H),2.57(s,12H),5.85(b
s,2H),6.91(bs,4H),7.05(d,
J=8.8Hz,2H),7.39(dd,J=1.
9,9.0Hz,2H),7.42(d,J=8.8H
z,2H),7.98(d,J=9.9Hz,2H),
8.41(d,J=1.8Hz,2H) 13C NMR(50MHz,CDCl3):δ 2
1.1,23.0,111.8,120.1,123.
7,125.8,128.0,128.1,132.
7,133.1,133.9,135.8,138.
6,140.4,144.0,155.7 IR(KBr):3400,1603,1520,14
40,1152,1042cm-1 [ α]D 26−159.9°(c1.19,CHCl
3)
【0056】
【実施例13−21】実施例1に準じる方法に従い、触
媒(R)−ビノール−Ti(OiPr)2 を用いて反応
させた結果を表2に示す。
【0057】
【表2】
【0058】
【参考例3】 基質の合成 1)メチルシクロヘキシルケトンの合成 a)1−シクロヘキシルエタノールの合成
【0059】
【化20】
【0060】窒素雰囲気下、THF20ml中にCyc
lohexanecarboxaldehyde1.8
2ml(1.62g,15mmol)を溶解し、0℃に
冷却してからMeLi(1.4Nジエチルエーテル溶
液)15mlを滴下した。0℃で約1時間攪拌した後、
1N HCI水溶液で反応を停止し、水層をジエチルエ
ーテルで抽出し、有機層を水および飽和食塩水で洗浄
し、無水MgSO4 で乾燥した。減圧下溶媒を留去し、
粗生成物2.60gを得た。さらなる精製はせずに粗生
成物のまま次の反応に用いた。 1H NMR(CDCl3 ):δ 0.89−1.35
(m,6H),1.14(d,J=6.25Hz,3
H),1.60−1.90(m,5H),2.10(b
rs,1H),5.34(q,J=6.25Hz,1
H) 13C NMR(CDCl3 ):δ 20.28,2
6.15,26.23,26.53,28.43,2
8.65,45.06,71.99
【0061】b)メチルシクロヘキシルケトンの合成
【0062】
【化21】
【0063】窒素雰囲気下、塩化メチレン20ml中に
Oxalylchioride 2.0ml(2.90
g,24mmol)を溶解し−78℃に冷却した。これ
に塩化メチレン10mlで希釈したDMSO3.4ml
(3.75g,48mmol)をゆっくりと滴下し、−
78℃で約30分間攪拌し、さらに塩化メチレン20m
lで希釈した未精製の1−Cyclohexyleth
anol(2.60g,net20mmol)をゆっく
りと滴下した。−78℃で約1.5時間間攪拌した後D
iisopropylethylamine 17.5
ml(13.0g,100mmol)を滴下し、滴下終
了後から徐々に昇温した。反応溶液がほぼ室温になって
から1N HCI水溶液で反応を停止し、水層を塩化メ
チレンで抽出し、有機層を水および飽和食塩水で洗浄
し、無水MgSO4 で乾燥した。減圧下溶媒を留去し、
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製した後クー
ゲラー蒸留により精製しMethylcyclohex
ylketone 1.47gを得た(収率59%,2
steps)。 1H NMR(CDCl3 ):δ 1.12−1.41
(m,5H),1.62−1.93(m,5H),2.
13(s,3H),2.28−2.39(m,1H) 13C NMR(CDCl3 ):δ 25.69,2
5.91,27.92,28.48,51.46,21
1.98
【0064】2)3−オクチン−2−オンの合成 a) 3−オクチン−2−オールの合成
【0065】
【化22】
【0066】窒素雰囲気下、THF20ml中に1−H
exyne 3.45ml(2.46g,30mmo
l)を溶解し、−78℃に冷却してからn−BuLi
(1.6Nヘキサン溶液)19.0ml(30mmo
l)を滴下した。0℃で約30分間攪拌した後、再び−
78℃に冷却し、Acetoaldehyde 2.0
ml(1.58g,36mmol)を滴下した。−78
℃で約30分間攪拌し、さらに室温まで昇温して30分
間攪拌した後、1N HCl水溶液で反応を停止させ、
水層をジエチルエーテルで抽出し、有機層を水および飽
和食塩水で洗浄し、無水MgSO4 で乾燥した。減圧下
溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製し3−Octyn−2−ol 3.50gを得た
(収率92%)。 1H NMR(CDCl3 ):δ 0.91(t,J=
7.14Hz,3H),1.34−1.55(m,4
H),1.43(d,J=6.60Hz,3H),2.
20(dt,J=1.90,6.93Hz,2H),
2.26(s,1H),4.51(tq,J=1.9
0,6.60Hz,1H) 13C NMR(CDCl3 ):δ 13.35,1
8.11,21.72,24.54,30.55,5
8.35,82.21,84.44 IR(neat):3300,2960cm-1
【0067】b)3−オクチン−2−オンの合成
【0068】
【化23】
【0069】3−Octyn−2−ol 2.50g
(20mmol)を用いて、Methylcycloh
exylketoneと同様の手順で調製した。bp=
70℃/80mmHg,収率1.86g(76%)。 1H NMR(CDCl3 ):δ 0.93(t,J=
7.29Hz,3H)1.36−1.62(m,4
H),2.32(s,3H),2.36(t,J=7.
00Hz,2H) 13C NMR(CDCl3 ):δ。 13.22,1
8.35,21.72,29.48,32.54,8
1.27,94.00,184.98 IR(neat):2964,1680cm-1
【0070】3)1,1,1−トリフルオロデカン−2
−オンの合成
【0071】
【化24】
【0072】窒素雰囲気下、ジエチルエーテル20ml
中にTrifluoroacetic acid 1.
15ml(1.71g,15mmol)を溶解し、0℃
に冷却してから、直前に調製したn−C8 17MgBr
(1.0Nジエチルエーテル溶液)15ml(15mm
ol)を滴下した。約1.5時間還流した後、1NHC
l水溶液で反応を停止し、水層をジエチルエーテルで抽
出し、有機層を水および飽和食塩水で洗浄し、無水Mg
SO4 で乾燥した。減圧下溶媒を留去し、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで精製した後、さらに蒸留によ
って精製し1,1,1−trifluorodecan
e−2−one 1.72gを得た(収率55%)。 1H NMR(CDCl3 ):δ 0.89(t,J=
6.74Hz,3H),1.20−1.75(m,12
H),2.71(t,J=7.26Hz,2H) 13C NMR(CDCl3 ):δ 13.89,2
2.28,22.50,28.66,29.24,3
1.66,36.28115.68(q,JC-F =29
0.95Hz)191.82(q,Jc-C-F =34.6
5Hz)
【0073】生成物の物性は以下の通りである。
【0074】
【実施例13】2−オクタノール
【0075】
【化25】
【0076】1H NMR(CDCl3 ):δ 0.8
9(t,J=6.74Hz,3H),1.18(d,J
=6.18Hz,3H),1.21−1.52(m,1
0H),1.57(brs,1H),3.79(tq,
J=6.00,6.18Hz,1H) 13C NMR(CDCl3 ):δ 13.91,2
2.47,23.31,25.60,29.19,3
1.72,39.27,68.12 [α]D :−1.73°(c1.00 MeOH)45
%ee(R)
【0077】オクタン−2−イル MTPAエステル
【0078】
【化26】
【0079】1H NMR(CDCl3 ):(R)−i
somer;δ 0.85−1.80(m,16H),
3.53(s,3H),5.14(m,1H),7.3
0−7.60(m,5H) (S)−isomer:δ 0.85−1.80(m,
16H),3.57(s,3H),5.16(m,1
H),7.30−7.60(m,5H)
【0080】
【実施例14】3−ノネン−2−オール
【0081】
【化27】
【0082】1H NMR(CDCl3 ):δ 0.8
9(t,J=6.85Hz,3H),1.20−1.4
3(m,6H),1.25(d,J=6.33Hz,3
H),1.75(brs,1H),2.00(dt,J
=6.60,7.14Hz,2H),4.25(dd
q,J=0.80,6.33,6.42Hz,1H),
5.50(ddt,J=6.42,15.36,1.1
2Hz,1H),5.63(ddt,J=0.80,1
5.36,6.60Hz,1H), 13C NMR(CDCl3 ):δ 13.85,2
2.35,23.26,28.71,31.24,3
1.93,68.86,131.18,134.13
【0083】3−ノネン−2−イル MTPAエステル
【0084】
【化28】
【0085】1H NMR(CDCl3 ):major
isomer;δ 0.88(t,J=6.70H
z,3H),1.33(d,J=6.21Hz,3
H),2.03(m,2H),3.55(s,3H),
5.34−5.63(m,1H),5.70−5.88
(m,1H),7.30−7.70(m,5H) minor isomer:δ 0.88(t,J=
6.70Hz,3H)1.39(d,J=6.39H
z,3H),1.99(m,2H),3.56(s,3
H),5.34−5.63(m,1H),5.70−
5.88(m,1H),7.30−7.70(m,5
H)
【0086】
【実施例15】1−シクロヘキシルエタノール
【0087】
【化29】
【0088】1H NMR(CDCl3 ):δ 0.8
9−1.35(m,6H),1.14(d,J=6.2
5Hz,3H),1.60−1.90(m,5H),
2.10(brs,1H),5.34(q,J=6.2
5Hz,1H) 13C NMR(CDCl3 ):δ 20.28,2
6.15,26.23,26.53,28.43,2
8.65,45.06,71.99 [α]D :−3.00°(c1.00 MeOH)
【0089】シクロヘキシルエタン−1−イル MTP
Aエステル
【0090】
【化30】
【0091】1H NMR(CDCl3 ):(R)−i
somer;δ 0.85−1.30(m,6H),
1.21(d,J=6.36Hz,3H),3.54
(s,3H),4.95(q,J=6.36Hz,1
H),7.35−7.70(m,5H) (S)−isomer:δ 0.85−1.30(m,
6H),1.29(d,J=6.39Hz,3H),
3.57(s,3H),4.97(q,J=6.39H
z,1H),7.35−7.70(m,5H)
【0092】
【実施例16】3−オクチン−2−オール
【0093】
【化31】
【0094】1H NMR(CDCl3 ):δ 0.9
1(t,J=7.14Hz,3H)1.34−1.55
(m,4H),1.43(d,J=6.60Hz,3
H),2.20(dt,J=1.90,6.93Hz,
2H),2.26(brs,1H),4.51(tq,
J=1.90,6.60Hz,1H) 13C NMR(CDCl3 ):δ 13.35,1
8.11,21.72,24.54,30.55,5
8.35,82.21,84.44 IR(neat):3300,2960cm-1
【0095】3−オクチン−2−イル MTPAエステ
【0096】
【化32】
【0097】1H NMR(CDCl3 ):major
isomer;δ 0.90(t,J=7.02H
z,3H),1.30−1.53(m,4H),1.4
8(d,J=6.63Hz,3H),2.21(dt,
J=1.98,5.63Hz,2H),3.59(s,
3H),5.65(tq,J=1.98,6.63H
z,1H),7.30−7.70(m,5H) minor isomer:δ 0.89(t,J=
7.04Hz,3H),1.30−1.53(m,4
H),1.54(d,J=6.63Hz,3H),2.
19(dt,J=1.98,5.63Hz,2H),
3.56(s,3H),5.63(tq,J=1.9
8,6.63Hz,1H),7.30−7.70(m,
5H)
【0098】
【実施例17】1−(4’−ニトロフェニル)エタノー
【0099】
【化33】
【0100】1H NMR(CDCl3 ):δ 1.5
1(d,J=6.50Hz,3H),2.48(br
s,1H),5.01(q,J=6.50Hz,1
H),7.53(d,J=8.90Hz,2H),8.
17(d,J=8.90Hz,2H) 13C NMR(CDCl3 ):δ 25.27,6
9.35,123.83,126.15,147.1
5,153.29
【0101】1−(4’−ニトロフェニル)エタン−1
−イル MTPAエステル
【0102】
【化34】
【0103】1H NMR(CDCl3 ):major
isomer;δ1.59(d,J=6.66Hz,
3H),3.42(s,3H),6.17(q,J=
6.66Hz,1H),7.32−7.70(m,7
H),8.22(d,J=8.70Hz,2H) minor isomer:δ 1.64(d,J=
6.69Hz,3H),3.58(s,3H),6.1
4(q,J=6.69Hz,1H),7.32−7.7
0(m,7H),8.16(d,J=8.76Hz,2
H)
【0104】
【実施例18】1−(3’−ニトロフェニル)エタノー
【0105】
【化35】
【0106】1H NMR(CDCl3 ):δ 1.5
1(d,J=6.43Hz,3H),2.73(br
s,1H),5.00(q,J=6.43Hz,1
H),7.50(dd,J=7.68,8.16Hz,
1H),7.70(d,J=7.68Hz,1H),
8.08(d,J=8.16Hz,1H),8.21
(s,1H) 13C NMR(CDCl3 ):δ 25.29,6
9.20,120.16,122.16,129.3
1,131.56,147.84,148.16
【0107】1−(3’−ニトロフェニル)エタン−1
−イル MTPAエステル
【0108】
【化36】
【0109】1H NMR(CDCl3 ):major
isomer;δ 1.61(d,J=6.63H
z,3H),3.48(s,3H),6.17(q,J
=6.63Hz,1H),7.30−8.22(m,9
H) minor isomer:δ 1.67(d,J=
6.66Hz,3H),3.58(s,3H),6.1
4(q,J=6.66Hz,1H),7.30−8.2
2(m,9H)
【0110】
【実施例19】1−フェニル−2,2,2−トリフルオ
ロエタノール
【0111】
【化37】
【0112】1H NMR(CDCl3 ):δ 2.5
7(brs,1H),5.00(q,J=6.75H
z,1H),7.39−7.43(m,5H) 13C NMR(CDCl3 ):δ 72.81(q,
C-C-F =31.55Hz),124.15(q,J
C-F =280.13Hz),127.32,128.4
9,129.41,133.88 [α]D :6.50°(c1.00 MeOH)20%
ee(S)
【0113】1−フェニル−2,2,2−トリフルオロ
エタン−1−イル MTPAエステル
【0114】
【化38】
【0115】1H NMR(CDCl3 ):(S)−i
somer;δ 3.48(s,3H),6.26
(q,J=6.72Hz,1H),7.28−7.70
(m,10H) (R)−isomer:δ 3.41(s,3H),
6.33(q,J=6.62Hz,1H),7.28−
7.70(m,10H)
【0116】
【実施例21】1,1,1−トリフルオロデカン−2−
オール
【0117】
【化39】
【0118】1H NMR(CDCl3 ):δ 0.8
1(t,J=6.72Hz,3H),1.12−1.7
0(m,14H),2.16(d,J=6.27Hz,
1H),3.83(m,1H) 13C NMR(CDCl3 ):δ 13.94,2
2.53,24.81,29.11,29.26,2
9.51,31.73,70.54(q,JC-C-F=3
0.78Hz),125.32(q,JC-F =280.
8Hz) IR(neat):3330,1280,1141cm
-1 [α]D :3.31°(c1.00,MeOH)
【0119】1,1,1−トリフルオロデカン−2−イ
ル MTPAエステル
【0120】
【化40】
【0121】1H NMR(CDCl3 ):(S)−i
somer;δ 0.88(t,J=6.72Hz,3
H),1.12−1.90(m,14H),3.53
(s,3H),5.45(m,1H),7.29−7.
60(m,5H) (R)−isomer:δ 0.88(t,J=6.7
2Hz,3H),1.12−1.90(m,14H),
3.57(s,3H),5.48(m,1H),7.2
9−7.60(m,5H)
【0122】
【発明の効果】本発明は、触媒として光学活性なビナフ
トールーチタン錯体の存在下にトリアルコキシシランで
還元することにより、二重結合や三重結合を還元せずに
光学活性アルコールを製造することが出来る工業的に優
れた方法である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 31/135 9155−4H 31/34 9155−4H 31/38 9155−4H 33/03 33/042 33/22 33/46 201/12 205/19 // C07B 61/00 300 C07M 7:00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(3) 【化1】 (式中、R1 とR2 は、同一又は異なってもよい、炭素
    数1乃至8のアルキル基、ハロゲン化低級アルキル基、
    シクロアルキル基、置換されてもよいフェニル基、炭素
    数2乃至8のアルケニル基、炭素数2乃至8のアルキニ
    ル基を示す。)で表されるケトンを、一般式(4) 【化2】 (式中、R3 とR4 は、同一又は異なってもよい、低級
    アルキル基、置換されてもよいフェニル基を示し、R5
    は、水素原子、ハロゲン、アシル基、アリールカルボニ
    ル基、置換基を有してもよいフェニルスルホニル基、ニ
    トリル基を示し、R6 は、水素原子、ハロゲン、低級ア
    ルキル基、アリール基、フェニルチオ基、トリアルキル
    シリル基、トリアリールシリル基、tertブチルジフ
    ェニルシリル基を示し、点線は二重結合か単結合を示
    す。)で表される光学活性ビナフトールチタン錯体の存
    在下に、一般式(5) 【化3】 (式中、R7 は、低級アルキル基、置換基を有してもよ
    いフェニル基を示す。)で表されるトリアルコキシシラ
    ンで還元し、一般式(2) 【化4】 (式中、R1 、R2 は、同一又は異なってもよい、低級
    アルキル基、ハロゲン化低級アルキル基、シクロアルキ
    ル基、置換されてもよいフェニル基、アルケニル基、ア
    ルキニル基を示し、R7 は、低級アルキル基、置換基を
    有してもよいフェニル基を示す。)で表される光学活性
    トリアルコキシシリルエーテルを得て、これを加水分解
    することにより、一般式(1) 【化5】 (式中、R1 、R2 は、同一又は異なってもよい、低級
    アルキル基、ハロゲン化低級アルキル基、シクロアルキ
    ル基、置換されてもよいフェニル基、アルケニル基、ア
    ルキニル基を、*は不斉炭素原子の存在を示す。)で表
    される光学活性アルコールの製造方法。
  2. 【請求項2】 光学活性ビナフトールチタン錯体が、一
    般式(4) 【化6】 (式中、R3 とR4 は同一でイソプロピル基、1−フェ
    ニルエタン−1−イル基を示し、R5 は、水素原子、臭
    素原子、塩素原子、ベンゾイル基、2,4,6−トリメ
    チルフェニルスルホニル基(メシチルスルホニル基),
    ニトリル基を示し、R6 は、水素原子、塩素原子、臭素
    原子、メチル基、フェニル基、2−ナフチル基、トリメ
    チルシリル基、トリフェニルシリル基、tert−ブチ
    ルジフェニルシリル基、トリ−キシリル) シリル基、フ
    ェニルチオ基を示し、点線は二重結合又は単結合を示
    す。)で表される錯体である請求項1の光学活性アコー
    ルの製造方法。
  3. 【請求項3】 ケトンが、一般式(3) 【化7】 (式中、R1 とR2 は、同一又は異なってもよい、炭素
    数1乃至8のアルキル基、トリフルオロメチル基、シク
    ロアルキル基、ハロゲン原子又はメトキシ基又はニトロ
    基で置換されてもよいフェニル基、炭素数2乃至8のア
    ルケニル基、炭素数2乃至8のアルキニル基を示す。)
    で表されるケトンである請求項1の光学活性アルコール
    の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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