JPH0723788Y2 - 投影スクリーン - Google Patents
投影スクリーンInfo
- Publication number
- JPH0723788Y2 JPH0723788Y2 JP1989073321U JP7332189U JPH0723788Y2 JP H0723788 Y2 JPH0723788 Y2 JP H0723788Y2 JP 1989073321 U JP1989073321 U JP 1989073321U JP 7332189 U JP7332189 U JP 7332189U JP H0723788 Y2 JPH0723788 Y2 JP H0723788Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- lens sheet
- screen
- projection screen
- support sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ビデオプロジエクシヨンテレビ等に用いる透
過型等の投影スクリーンに関し、大型投影スクリーン特
にスクリーンを連結して大型化したときに適した投影ス
クリーンに関するものである。
過型等の投影スクリーンに関し、大型投影スクリーン特
にスクリーンを連結して大型化したときに適した投影ス
クリーンに関するものである。
(従来の技術) 大会議室、講堂、教室あるいは劇場等多数の観客が同時
に観察する場合のスクリーンは、できるだけ大型である
ことが望ましい。従来は映画館に代表されるように、大
型の映写膜を設置してこれに映像を投影するのが一般的
であつた。ところがこのような投影方式は、反射方式と
いわれるものであるが、どうしても周囲を暗くせざるを
得ない不便があつた。このため最近では暗室においても
使用できる透過型のスクリーンが開発され、普及されて
いる。この種の透過型のスクリーンとしては、基材に拡
散剤を混入させたり、拡散剤入り塗布層を形成するのが
一般的であり、このようなスクリーンは相当に大型のも
のでも入手できるが、光線の拡散性に指向性をもたせる
ことができない憾みがあつた。そこで最近では、ビデオ
プロジエクシヨンテレビ等に用いる背面投影スクリーン
等にあつては、一般にメタクリル樹脂や塩化ビニル樹脂
等の合成樹脂材料を使用し、視野角度を拡げるためレン
チキユラーレンズを形成するように押出成形、鋳込み成
形、射出成形あるいは熱プレス成形によつて製造するこ
とが行なわれている。
に観察する場合のスクリーンは、できるだけ大型である
ことが望ましい。従来は映画館に代表されるように、大
型の映写膜を設置してこれに映像を投影するのが一般的
であつた。ところがこのような投影方式は、反射方式と
いわれるものであるが、どうしても周囲を暗くせざるを
得ない不便があつた。このため最近では暗室においても
使用できる透過型のスクリーンが開発され、普及されて
いる。この種の透過型のスクリーンとしては、基材に拡
散剤を混入させたり、拡散剤入り塗布層を形成するのが
一般的であり、このようなスクリーンは相当に大型のも
のでも入手できるが、光線の拡散性に指向性をもたせる
ことができない憾みがあつた。そこで最近では、ビデオ
プロジエクシヨンテレビ等に用いる背面投影スクリーン
等にあつては、一般にメタクリル樹脂や塩化ビニル樹脂
等の合成樹脂材料を使用し、視野角度を拡げるためレン
チキユラーレンズを形成するように押出成形、鋳込み成
形、射出成形あるいは熱プレス成形によつて製造するこ
とが行なわれている。
(考案が解決しようとする課題) ところでこのようなスクリーンは解像度を高めるために
フアインピツチ化し、これにつれてスクリーン基材の厚
さも薄くなつて、スクリーンの剛性が欠けるきらいがあ
つた。
フアインピツチ化し、これにつれてスクリーン基材の厚
さも薄くなつて、スクリーンの剛性が欠けるきらいがあ
つた。
また上記成形方法でスクリーンを製造する場合、金型や
製造設備に限界があるため、例えば縦横がともに1.5mを
超えるような大型スクリーンを量産することは不可能で
あつた。しかしこのような大型スクリーンは、ビデオプ
ロジエクシヨンテレビやその他の投影装置の開発によ
り、益々需要が増加する傾向にある。
製造設備に限界があるため、例えば縦横がともに1.5mを
超えるような大型スクリーンを量産することは不可能で
あつた。しかしこのような大型スクリーンは、ビデオプ
ロジエクシヨンテレビやその他の投影装置の開発によ
り、益々需要が増加する傾向にある。
そこで本出願人は、レンチキユラーレンズが形成された
スクリーンを相互に接合させた大型スクリーンにつき、
すでに特願昭57-50684号、実願昭57-40574号および実願
昭57-41433号の提案をしているが、スクリーンとしての
剛性を高め、平面性を維持して安定よく取り付けるため
の検討が必要であつた。
スクリーンを相互に接合させた大型スクリーンにつき、
すでに特願昭57-50684号、実願昭57-40574号および実願
昭57-41433号の提案をしているが、スクリーンとしての
剛性を高め、平面性を維持して安定よく取り付けるため
の検討が必要であつた。
本考案はこのような状況に鑑み、大型のスクリーンであ
つてもスクリーンの平面性を維持し安定よく取付けるこ
とのできる投影スクリーンを得んとするものである。
つてもスクリーンの平面性を維持し安定よく取付けるこ
とのできる投影スクリーンを得んとするものである。
(課題を解決するための手段) すなわち本考案は、上記の課題を達成するためになされ
たもので、その要旨とするところは背面上辺に棒状リブ
が固着されたレンズシートと、上記棒状リブを収める空
所を備え、かつ背面四辺に取付けリブが固着された支持
シートと四辺を囲う枠材とからなり、上記支持シートの
空所に棒状リブを収めると共に、枠材を嵌めてこれを支
持シートの取付けリブにビス止めしたことを特徴とする
投影スクリーンにある。
たもので、その要旨とするところは背面上辺に棒状リブ
が固着されたレンズシートと、上記棒状リブを収める空
所を備え、かつ背面四辺に取付けリブが固着された支持
シートと四辺を囲う枠材とからなり、上記支持シートの
空所に棒状リブを収めると共に、枠材を嵌めてこれを支
持シートの取付けリブにビス止めしたことを特徴とする
投影スクリーンにある。
(実施例) 以下、本考案を実施例の図面に従つて説明する。
第1図ないし第3図は本考案の一例を示すもので、図中
(1)はレンズシート、(2)はレンズシート(1)の
背面上辺に固着された棒状リブ、(3)は支持シート、
(4)は支持シート(3)の背面四辺に固着された取付
けリブである。
(1)はレンズシート、(2)はレンズシート(1)の
背面上辺に固着された棒状リブ、(3)は支持シート、
(4)は支持シート(3)の背面四辺に固着された取付
けリブである。
このうちのレンズシート(1)および支持シート(3)
は、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂あるいはポリカーボ
ネート樹脂等透光性合成樹脂から作られており、前者の
レンズシート(1)は第4図に示すように両面あるいは
片面にレンチキユラーレンズが形成されたものが用いら
れるが、このレンズシート(1)はフライアイレンズや
フレネルレンズが形成されていてもよい。なお第4図に
おいて(1A)は外光吸収層である。
は、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂あるいはポリカーボ
ネート樹脂等透光性合成樹脂から作られており、前者の
レンズシート(1)は第4図に示すように両面あるいは
片面にレンチキユラーレンズが形成されたものが用いら
れるが、このレンズシート(1)はフライアイレンズや
フレネルレンズが形成されていてもよい。なお第4図に
おいて(1A)は外光吸収層である。
また後者の支持シート(3)はレンズシート(1)を支
持する役割を果すが、このシートには第5図に示すよう
なサーキユラーまたはリニアフレネルレンズやあるいは
レンチキユラーレンズが形成されたシートでもよい。な
お棒状リブ(2)および取付けリブ(4)も同様の合成
樹脂で作成するとよく、レンズシート(1)や支持シー
ト(3)に対しては、接着剤によつて接着すればよい。
持する役割を果すが、このシートには第5図に示すよう
なサーキユラーまたはリニアフレネルレンズやあるいは
レンチキユラーレンズが形成されたシートでもよい。な
お棒状リブ(2)および取付けリブ(4)も同様の合成
樹脂で作成するとよく、レンズシート(1)や支持シー
ト(3)に対しては、接着剤によつて接着すればよい。
本考案は以上のようなレンズシート(1)と支持シート
(3)とを組合せてなる投影スクリーンであるが、上記
支持シート(3)の空所(5)に棒状リブ(2)を収め
ると共に、これに四辺を囲む金属等の枠材(6)を嵌め
てこれに支持シート(3)の取付けリブ(4)にビス止
め(7)したことを特徴とするものである。なお図中
(8)はパツキンであり、(9)はレンズシート(1)
の左右および下辺に設けた空所で、このような空所
(9)を設けると、レンズシート(1)を支持シート
(3)に対し上辺で吊り下げた格好となり、レンズシー
ト(1)の膨張、収縮を吸収できて都合がよい。
(3)とを組合せてなる投影スクリーンであるが、上記
支持シート(3)の空所(5)に棒状リブ(2)を収め
ると共に、これに四辺を囲む金属等の枠材(6)を嵌め
てこれに支持シート(3)の取付けリブ(4)にビス止
め(7)したことを特徴とするものである。なお図中
(8)はパツキンであり、(9)はレンズシート(1)
の左右および下辺に設けた空所で、このような空所
(9)を設けると、レンズシート(1)を支持シート
(3)に対し上辺で吊り下げた格好となり、レンズシー
ト(1)の膨張、収縮を吸収できて都合がよい。
本考案は以上のようになつているので、レンズシート
(1)を支持シート(3)に対し接合した状態で、平面
性を維持しかつ確実に安定よく固定できるようになる。
(1)を支持シート(3)に対し接合した状態で、平面
性を維持しかつ確実に安定よく固定できるようになる。
以上本考案の実施例について説明したが、本考案はこの
ような例に限定されるものではない。特に本考案はレン
ズシート(1)と支持シート(3)とを確実に接合でき
るので、スクリーンが大型化して剛性が欠けがちなとき
に有効であり、とりわけ超大型のスクリーンにおいて、
レンズシート(1)や支持シート(3)を複数枚のシー
トを突き合せ状に接合して構成したときに有効である。
ような例に限定されるものではない。特に本考案はレン
ズシート(1)と支持シート(3)とを確実に接合でき
るので、スクリーンが大型化して剛性が欠けがちなとき
に有効であり、とりわけ超大型のスクリーンにおいて、
レンズシート(1)や支持シート(3)を複数枚のシー
トを突き合せ状に接合して構成したときに有効である。
(考案の効果) 本考案は以上詳述した如き構成からなるものであるか
ら、レンズシートを支持シートに対し平面性を維持し、
安定よく確実に接合することができ、これによつて長期
にわたつて変形することのない性能の高い投影スクリー
ンを提供できる利点がある。
ら、レンズシートを支持シートに対し平面性を維持し、
安定よく確実に接合することができ、これによつて長期
にわたつて変形することのない性能の高い投影スクリー
ンを提供できる利点がある。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は第1
図II-II線拡大断面、第3図は第1図III-III線拡大断
面、第4図はレンズシートの例を示す部分的な斜視図、
第5図は支持シートの例を示す部分的な斜視図である。 (1)……レンズシート、(2)……棒状リブ (3)……支持シート、(4)……取付けリブ (5)……空所、(6)……枠材 (7)……ビス
図II-II線拡大断面、第3図は第1図III-III線拡大断
面、第4図はレンズシートの例を示す部分的な斜視図、
第5図は支持シートの例を示す部分的な斜視図である。 (1)……レンズシート、(2)……棒状リブ (3)……支持シート、(4)……取付けリブ (5)……空所、(6)……枠材 (7)……ビス
Claims (3)
- 【請求項1】背面上辺に棒状リブが固着されたレンズシ
ートと、上記棒状リブを収める空所を備えかつ背面四辺
に取付けリブが固着された支持シートと、四辺を囲う枠
材とからなり、上記支持シートの空所に棒状リブを収め
ると共に、枠材を嵌めてこれを支持シートの取付けリブ
にビス止めしたことを特徴とする投影スクリーン。 - 【請求項2】レンズシートが突き合せ状に接着されたレ
ンチキュラーレンズシートであることを特徴とする請求
項第1項記載の投影スクリーン。 - 【請求項3】支持シートがフレネルレンズシートである
ことを特徴とする請求項第1項または第2項記載の投影
スクリーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989073321U JPH0723788Y2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 投影スクリーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989073321U JPH0723788Y2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 投影スクリーン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0312235U JPH0312235U (ja) | 1991-02-07 |
JPH0723788Y2 true JPH0723788Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=31612042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989073321U Expired - Lifetime JPH0723788Y2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 投影スクリーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723788Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-22 JP JP1989073321U patent/JPH0723788Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0312235U (ja) | 1991-02-07 |
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