JPH07237875A - マンコンベアの手摺駆動装置 - Google Patents
マンコンベアの手摺駆動装置Info
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- JPH07237875A JPH07237875A JP3033494A JP3033494A JPH07237875A JP H07237875 A JPH07237875 A JP H07237875A JP 3033494 A JP3033494 A JP 3033494A JP 3033494 A JP3033494 A JP 3033494A JP H07237875 A JPH07237875 A JP H07237875A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- sprocket
- mounting
- drive
- handrail belt
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本体枠への取付調整部を最小限に止めるとと
もに、短期据付化を実現化するとともに、保守、改修性
の向上を図った手摺駆動装置を得ること。 【構成】 エレベータ等のマンコンベアにおける手摺駆
動装置において、手摺ベルト4の駆動車輪32及びこの
駆動車輪32に手摺ベルト4を圧接する押圧車輪37、
並びにそれらを駆動するための被動スプロケット50を
一つの取付体30に取着し、その取付体30を本体枠1
に装着した。
もに、短期据付化を実現化するとともに、保守、改修性
の向上を図った手摺駆動装置を得ること。 【構成】 エレベータ等のマンコンベアにおける手摺駆
動装置において、手摺ベルト4の駆動車輪32及びこの
駆動車輪32に手摺ベルト4を圧接する押圧車輪37、
並びにそれらを駆動するための被動スプロケット50を
一つの取付体30に取着し、その取付体30を本体枠1
に装着した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動く歩道又はエスカレ
ータ等のマンコンベアにおいて、乗客を移動させる輸送
体である無端ベルト又は踏段等と同期して移動する手摺
ベルトを駆動する手摺駆動装置に関する。
ータ等のマンコンベアにおいて、乗客を移動させる輸送
体である無端ベルト又は踏段等と同期して移動する手摺
ベルトを駆動する手摺駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は、一般的なエスカレータの概略
構成を示す図であって、下部階から上部階に向ってエス
カレータ本体枠1が設けられており、その本体枠1に沿
って踏段2が移動するようにしてある。上記移動する踏
段2の両側には欄干3が設けられており、その欄干3の
上面に沿って手摺ベルト4が設けられている。
構成を示す図であって、下部階から上部階に向ってエス
カレータ本体枠1が設けられており、その本体枠1に沿
って踏段2が移動するようにしてある。上記移動する踏
段2の両側には欄干3が設けられており、その欄干3の
上面に沿って手摺ベルト4が設けられている。
【0003】ところで、上記エスカレータや動く歩道の
如きマンコンベアにおいては、上記踏段2と手摺ベルト
4が同期して移動することが義務付けられている。しか
して、本体枠1の機械室5に駆動モータ6によって駆動
される駆動輪7によって上記踏段2及び手摺ベルト4を
駆動するようにしてある。
如きマンコンベアにおいては、上記踏段2と手摺ベルト
4が同期して移動することが義務付けられている。しか
して、本体枠1の機械室5に駆動モータ6によって駆動
される駆動輪7によって上記踏段2及び手摺ベルト4を
駆動するようにしてある。
【0004】すなわち、上記駆動輪7は、図17に示す
ように、駆動モータ6によりチェーン8を介して回転駆
動される駆動スプロケット7a、手摺駆動装置に駆動力
を伝動する手摺スプロケット7b及び踏段駆動用の踏段
スプロケット7cを有しており、手摺スプロケット7b
及び踏段スプロケット7cの回転により、その各スプロ
ケットに巻装されたチェーンを介して手摺駆動装置が作
動されるとともに、踏段が駆動移動される。
ように、駆動モータ6によりチェーン8を介して回転駆
動される駆動スプロケット7a、手摺駆動装置に駆動力
を伝動する手摺スプロケット7b及び踏段駆動用の踏段
スプロケット7cを有しており、手摺スプロケット7b
及び踏段スプロケット7cの回転により、その各スプロ
ケットに巻装されたチェーンを介して手摺駆動装置が作
動されるとともに、踏段が駆動移動される。
【0005】図18は、上記手摺スプロケット7bによ
る手摺の駆動を行なう手摺駆動装置の概略構成を示す図
であって、本体枠1に取着された手摺ベルト駆動車輪取
付体10には4個の手摺ベルト駆動車輪11が装着され
ており、各手摺ベルト駆動車輪11と対向して手摺ベル
ト4を挟みその手摺ベルト4を手摺ベルト駆動車輪11
に押圧する押圧車輪12が配設されている。
る手摺の駆動を行なう手摺駆動装置の概略構成を示す図
であって、本体枠1に取着された手摺ベルト駆動車輪取
付体10には4個の手摺ベルト駆動車輪11が装着され
ており、各手摺ベルト駆動車輪11と対向して手摺ベル
ト4を挟みその手摺ベルト4を手摺ベルト駆動車輪11
に押圧する押圧車輪12が配設されている。
【0006】上記押圧車輪12は支持枠13に2輪ずつ
装着され、その支持枠13は案内14間を上下方向に移
動自在に係合され、その下部には予め本体枠に取着され
た支持枠15が設けられ、これに押ねじ16が装着され
るとともに、この押ねじ16と支持枠13との間に所望
のばね常数を有する圧縮ばね17が介装され、その圧縮
ばね17によって支持枠13を介して押圧車輪12が手
摺駆動車輪11側に付勢されている。
装着され、その支持枠13は案内14間を上下方向に移
動自在に係合され、その下部には予め本体枠に取着され
た支持枠15が設けられ、これに押ねじ16が装着され
るとともに、この押ねじ16と支持枠13との間に所望
のばね常数を有する圧縮ばね17が介装され、その圧縮
ばね17によって支持枠13を介して押圧車輪12が手
摺駆動車輪11側に付勢されている。
【0007】ところで、本体枠1の幅Wによって駆動輪
軸7の長さが決定し、その駆動輪軸7の左右にある軸受
18,18の取付、取外しを容易にするために、図17
に示すように、手摺スプロケット7bが駆動スプロケッ
ト7aより中心寄りに配設されている。したがって、手
摺駆動部における手摺ベルト駆動車輪11の各スプロケ
ット11aの入力位置と手摺スプロケット7bとの間に
は横方向にXだけずれた配置関係があるため、手摺スプ
ロケット7bと手摺駆動部との間には中間にアイドラ装
置19が設けられている。
軸7の長さが決定し、その駆動輪軸7の左右にある軸受
18,18の取付、取外しを容易にするために、図17
に示すように、手摺スプロケット7bが駆動スプロケッ
ト7aより中心寄りに配設されている。したがって、手
摺駆動部における手摺ベルト駆動車輪11の各スプロケ
ット11aの入力位置と手摺スプロケット7bとの間に
は横方向にXだけずれた配置関係があるため、手摺スプ
ロケット7bと手摺駆動部との間には中間にアイドラ装
置19が設けられている。
【0008】すなわち、上記アイドラ装置19は共軸一
体に形成され横方向にXだけ離間した入力側スプロケッ
ト19aと出力側スプロケット19bを有し、これが軸
受を介して回転自在に取付けられ、この入力側スプロケ
ット19aと手摺スプロケット7b間に第1の手摺チェ
ーン20が巻装されている。一方、出力側スプロケット
19bには第2の手摺チェーン21が巻き掛けられ、こ
の第2の手摺チェーン21は手摺駆動部における手摺ベ
ルト駆動車輪11の各スプロケット11a、及びアイド
ラースプロケット22,23,24を経由して巻回され
ている。
体に形成され横方向にXだけ離間した入力側スプロケッ
ト19aと出力側スプロケット19bを有し、これが軸
受を介して回転自在に取付けられ、この入力側スプロケ
ット19aと手摺スプロケット7b間に第1の手摺チェ
ーン20が巻装されている。一方、出力側スプロケット
19bには第2の手摺チェーン21が巻き掛けられ、こ
の第2の手摺チェーン21は手摺駆動部における手摺ベ
ルト駆動車輪11の各スプロケット11a、及びアイド
ラースプロケット22,23,24を経由して巻回され
ている。
【0009】一方、図18において、第1の手摺チェー
ン20及び第2の手摺チェーン21は稼働に比例して摩
耗し伸びが発生する。そこで、第1の手摺チェーン20
では中間のアイドラー装置19に設けてある緊張装置1
9cにより入力側及び出力側スプロケット19a,19
bを左方に引張ることによりチェーンの伸びを吸収し、
第2の手摺チェン21は緊張装置25によってその伸び
を吸収するようにしてある。したがって、第1の手摺チ
ェン20の伸びを調整する場合には、第2の手摺チェン
21の伸びがない場合にも緊張装置25の調整をする必
要があり、さらに緊張装置25はチェンの伸び取り量を
多く設定しておく必要がある。
ン20及び第2の手摺チェーン21は稼働に比例して摩
耗し伸びが発生する。そこで、第1の手摺チェーン20
では中間のアイドラー装置19に設けてある緊張装置1
9cにより入力側及び出力側スプロケット19a,19
bを左方に引張ることによりチェーンの伸びを吸収し、
第2の手摺チェン21は緊張装置25によってその伸び
を吸収するようにしてある。したがって、第1の手摺チ
ェン20の伸びを調整する場合には、第2の手摺チェン
21の伸びがない場合にも緊張装置25の調整をする必
要があり、さらに緊張装置25はチェンの伸び取り量を
多く設定しておく必要がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記手摺駆動装置の構
成においては、中間のアイドラー装置19,手摺駆動車
輪取付体10,支持枠15,緊張装置25及びアイドラ
ースプロケット24は個別に本体枠1に芯出ししながら
取付けられる。
成においては、中間のアイドラー装置19,手摺駆動車
輪取付体10,支持枠15,緊張装置25及びアイドラ
ースプロケット24は個別に本体枠1に芯出ししながら
取付けられる。
【0011】しかしながら、マンコンベアでは本体枠1
は溶接などにより通常の鋼材で構成されたままのもので
あり、機械切削等は全く施されていないため、上記各部
品の高精度の据付は困難で、芯ずれによる運転が手摺チ
ェン20,21の振動発生の原因となる等の問題があ
り、ライナー調整が避けられない。
は溶接などにより通常の鋼材で構成されたままのもので
あり、機械切削等は全く施されていないため、上記各部
品の高精度の据付は困難で、芯ずれによる運転が手摺チ
ェン20,21の振動発生の原因となる等の問題があ
り、ライナー調整が避けられない。
【0012】また、一般にマンコンベアでは本体枠の中
心部にピアノ線を張ってこれを基準として全ての部品を
芯出しすることにしている。したがって、本体枠1に取
付ける個所が多くなると、その分ピアノ線基準からいち
いち所望の寸法に水平,直角,傾斜角等の据付作業が必
要になるなど、本体枠に取付調整する個所が多くなる。
しかも、それに伴なって調整取付されたものにばらつき
が多く、振動及びこれに伴なう給油の飛散などが発生す
る他、部品の寿命にも著しく悪影響を与える可能性があ
る等の問題がある。
心部にピアノ線を張ってこれを基準として全ての部品を
芯出しすることにしている。したがって、本体枠1に取
付ける個所が多くなると、その分ピアノ線基準からいち
いち所望の寸法に水平,直角,傾斜角等の据付作業が必
要になるなど、本体枠に取付調整する個所が多くなる。
しかも、それに伴なって調整取付されたものにばらつき
が多く、振動及びこれに伴なう給油の飛散などが発生す
る他、部品の寿命にも著しく悪影響を与える可能性があ
る等の問題がある。
【0013】また、最近では建築工事の進歩により着工
から完成までの期間が短縮されてきており、この点にお
いてもマンコンベアの施工期間も短縮されてきており、
従来の方法では対応が困難になってきている。
から完成までの期間が短縮されてきており、この点にお
いてもマンコンベアの施工期間も短縮されてきており、
従来の方法では対応が困難になってきている。
【0014】本発明は、このような点に鑑み、手摺駆動
装置の構成部品を手摺駆動部に取付けるとともに、無駄
な部品を排除し、本体枠取着調整を最小限に止めるとと
もに、手摺駆動装置の大部分を工場取付けとし、ライナ
ー調整等を限定的にして、短期据付化を実現するととも
に、保守,改修性の向上を図った手摺駆動装置を得るこ
とを目的とする。
装置の構成部品を手摺駆動部に取付けるとともに、無駄
な部品を排除し、本体枠取着調整を最小限に止めるとと
もに、手摺駆動装置の大部分を工場取付けとし、ライナ
ー調整等を限定的にして、短期据付化を実現するととも
に、保守,改修性の向上を図った手摺駆動装置を得るこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、マンコン
ベアにおける手摺駆動装置において、手摺ベルトの駆動
車輪を取着する一つの取付体に、少なくとも手摺ベルト
駆動車輪に手摺ベルトを圧接する押圧車輪、及びそれら
を駆動するための被動スプロケットを取着し、その取付
体をマンコンベアの本体枠に装着したことを特徴とす
る。
ベアにおける手摺駆動装置において、手摺ベルトの駆動
車輪を取着する一つの取付体に、少なくとも手摺ベルト
駆動車輪に手摺ベルトを圧接する押圧車輪、及びそれら
を駆動するための被動スプロケットを取着し、その取付
体をマンコンベアの本体枠に装着したことを特徴とす
る。
【0016】また、第2の発明は手摺ベルト駆動車輪の
軸受部を嵌合取着するために上記取付体に穿設された取
付穴の内径D1 が、手摺ベルト駆動車輪用スプロケット
の外径D2 より大きく形成されていることを特徴とす
る。
軸受部を嵌合取着するために上記取付体に穿設された取
付穴の内径D1 が、手摺ベルト駆動車輪用スプロケット
の外径D2 より大きく形成されていることを特徴とす
る。
【0017】さらに本出願の他の発明は、取付体の前面
側に手摺ベルト駆動車輪及び押圧車輪が配設され、取付
体の裏面側に手摺ベルト駆動車輪用スプロケットが配設
されていることを特徴とする。
側に手摺ベルト駆動車輪及び押圧車輪が配設され、取付
体の裏面側に手摺ベルト駆動車輪用スプロケットが配設
されていることを特徴とする。
【0018】
【作用】事前に手摺駆動装置部を工場等の環境のよい場
所で組立て、一方マンコンベア側には上記手摺駆動装置
の取付部を必要な寸法に芯出し作業を完了させておき、
これに一体構成の手摺駆動装置部を取付けるのみで、他
の芯出し作業を極めて少なくできる。
所で組立て、一方マンコンベア側には上記手摺駆動装置
の取付部を必要な寸法に芯出し作業を完了させておき、
これに一体構成の手摺駆動装置部を取付けるのみで、他
の芯出し作業を極めて少なくできる。
【0019】また、取付部材に伸び取り装置、そらせア
イドラー装置等も組み込むことができ、必要に応じてそ
れらは取付体を残して部分又は全部の着脱が可能で、点
検,補修への対応条件を備え、据付現場での組込み時間
が少なくてすみ、保守性等を向上させることができる。
イドラー装置等も組み込むことができ、必要に応じてそ
れらは取付体を残して部分又は全部の着脱が可能で、点
検,補修への対応条件を備え、据付現場での組込み時間
が少なくてすみ、保守性等を向上させることができる。
【0020】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。図1は、本発明を適用したエスカレー
タの構成を示す側面図であり、本体枠1は上弦,下弦,
縦,斜め部材を用いて溶接によってトラスが構成されて
おり、上部機械室5に駆動機6,駆動輪7を配設すると
ともに、下部に従動輪が設けられ、その間に踏段ガイド
レール(図示せず)が無端状に配設されている。そし
て、これに踏段チェン及びローラを介して踏段なる輸送
体が無端状に設けられている。
ついて説明する。図1は、本発明を適用したエスカレー
タの構成を示す側面図であり、本体枠1は上弦,下弦,
縦,斜め部材を用いて溶接によってトラスが構成されて
おり、上部機械室5に駆動機6,駆動輪7を配設すると
ともに、下部に従動輪が設けられ、その間に踏段ガイド
レール(図示せず)が無端状に配設されている。そし
て、これに踏段チェン及びローラを介して踏段なる輸送
体が無端状に設けられている。
【0021】一方、手摺ベルト4は踏段2と同期する必
要があり、前記駆動輪と共軸一体をなす駆動側手摺スプ
ロケット7bにより手摺ベルト駆動車輪を介して回動さ
れる。
要があり、前記駆動輪と共軸一体をなす駆動側手摺スプ
ロケット7bにより手摺ベルト駆動車輪を介して回動さ
れる。
【0022】図2は手摺駆動装置部の正面図であり、鋼
板またはアルミニウム合金板などの板材、鋳物材または
合成樹脂板等で構成された取付体30が、上記左右に設
けられた取付穴31によって本体枠1に装着されるよう
にしてある。
板またはアルミニウム合金板などの板材、鋳物材または
合成樹脂板等で構成された取付体30が、上記左右に設
けられた取付穴31によって本体枠1に装着されるよう
にしてある。
【0023】この取付体30には、上部側に手摺ベルト
駆動車輪32が4個設けられている。すなわち、上記取
付体30には4個の手摺ベルト駆動車輪32用の軸受3
3がそれぞれねじ34によって取付けられるとともに、
ベアリングを介して軸35が軸装され、その各軸35の
正面側端面にねじ36によって手摺駆動車輪32がそれ
ぞれ取付けられている。
駆動車輪32が4個設けられている。すなわち、上記取
付体30には4個の手摺ベルト駆動車輪32用の軸受3
3がそれぞれねじ34によって取付けられるとともに、
ベアリングを介して軸35が軸装され、その各軸35の
正面側端面にねじ36によって手摺駆動車輪32がそれ
ぞれ取付けられている。
【0024】一方、各手摺ベルト駆動車輪32の外周と
対向する位置にはそれぞれ押圧車輪37が配設されてお
り、2個づつの押圧車輪が、間隔片38によって互いに
離間された前後の支持枠39間に挟持されその支持枠3
9に設けられた切欠40にベアリングを介して軸支され
ている。上記支持枠39の左右両端部には左右方向に突
出するフランジ部41が突設してあり、このフランジ部
41に穿設された穴42内に、前記取付体30に装着さ
れたL型支持枠43から下方に突設された案内軸44が
貫挿され、その案内軸44の下端部に螺着されたねじ4
5と上記フランジ部41間に押圧ねば46が介装され、
その押圧ばね46によって支持枠39を介して押圧車輪
37が手摺ベルト駆動車輪32側に付勢されている。
対向する位置にはそれぞれ押圧車輪37が配設されてお
り、2個づつの押圧車輪が、間隔片38によって互いに
離間された前後の支持枠39間に挟持されその支持枠3
9に設けられた切欠40にベアリングを介して軸支され
ている。上記支持枠39の左右両端部には左右方向に突
出するフランジ部41が突設してあり、このフランジ部
41に穿設された穴42内に、前記取付体30に装着さ
れたL型支持枠43から下方に突設された案内軸44が
貫挿され、その案内軸44の下端部に螺着されたねじ4
5と上記フランジ部41間に押圧ねば46が介装され、
その押圧ばね46によって支持枠39を介して押圧車輪
37が手摺ベルト駆動車輪32側に付勢されている。
【0025】ここで、L型支持枠43は、図3に示すよ
うに取付体30の表面に設けた凹部47に嵌合するよう
に固着され、取付装置関係の寸法精度を正確に保持する
ようにしてある。
うに取付体30の表面に設けた凹部47に嵌合するよう
に固着され、取付装置関係の寸法精度を正確に保持する
ようにしてある。
【0026】図4は、上記取付体30の正面図であっ
て、その上部には手摺ベルト駆動車輪32の軸受33部
を嵌合装着する4個の取付穴48が形成されており、中
央高さ位置に上記L型支持枠43嵌合用の凹部47が設
けられている。
て、その上部には手摺ベルト駆動車輪32の軸受33部
を嵌合装着する4個の取付穴48が形成されており、中
央高さ位置に上記L型支持枠43嵌合用の凹部47が設
けられている。
【0027】図5は図2のB−B線に沿う一部断面矢視
図であって、取付体30に穿設された4個の取付穴48
にはそれぞれ各手摺ベルト駆動車輪32用の軸受33の
嵌合部が挿入係合され、正面側からねじ34(図2)に
よって固定され、その軸受33に軸35が軸支されてい
る。軸35の正面端面には前述のように手摺ベルト駆動
車輪32が装着されている。軸35は図5に示すように
段付きであって、軸受33内に正面側から挿入され、取
付体30の背面側に突出されており、その突出部にスペ
ーサ49とともにスプロケット50が装着され、その端
部を廻り止51a止ナット51bで締上げた後廻り止5
1aがロックされている。
図であって、取付体30に穿設された4個の取付穴48
にはそれぞれ各手摺ベルト駆動車輪32用の軸受33の
嵌合部が挿入係合され、正面側からねじ34(図2)に
よって固定され、その軸受33に軸35が軸支されてい
る。軸35の正面端面には前述のように手摺ベルト駆動
車輪32が装着されている。軸35は図5に示すように
段付きであって、軸受33内に正面側から挿入され、取
付体30の背面側に突出されており、その突出部にスペ
ーサ49とともにスプロケット50が装着され、その端
部を廻り止51a止ナット51bで締上げた後廻り止5
1aがロックされている。
【0028】なお、上記例では軸受33を取付体30に
先に固定したものを示したが、軸受33を先に取付体3
0に取付けずに、予め軸受33に前記手順によりスプロ
ケット50等の組立を完了した後、取付体30にそれぞ
れ4個所を取付けることもできる。この場合、軸受33
を部分組立する条件として取付体30の取付穴48の内
径D1 とスプロケット50の歯先の外径D2 との関係を
D1 >D2 とする。
先に固定したものを示したが、軸受33を先に取付体3
0に取付けずに、予め軸受33に前記手順によりスプロ
ケット50等の組立を完了した後、取付体30にそれぞ
れ4個所を取付けることもできる。この場合、軸受33
を部分組立する条件として取付体30の取付穴48の内
径D1 とスプロケット50の歯先の外径D2 との関係を
D1 >D2 とする。
【0029】また、上記手摺駆動スプロケット50の位
置を所定値にするためには、スペーサ49を適宜寸法の
ものと組替えることにより、取付体30の取付面と手摺
駆動スプロケット50の歯厚中心間の距離や、手摺ベル
ト駆動車輪32と上記スプロケット50間の中心距離を
選択的に所定値にセットすることができる。
置を所定値にするためには、スペーサ49を適宜寸法の
ものと組替えることにより、取付体30の取付面と手摺
駆動スプロケット50の歯厚中心間の距離や、手摺ベル
ト駆動車輪32と上記スプロケット50間の中心距離を
選択的に所定値にセットすることができる。
【0030】一方、図4に示すように、取付体30の下
部両側には、そらせアイドラー取付用の取付穴52が穿
設してあり、図2,図3及び図6に示すように取付体3
0の裏面側から上記各取付穴52にそれぞれそらせアイ
ドラー53,54の取付軸53a,54aが挿入装着さ
れている。上記そらせアイドラー53,54はスプロケ
ットで構成されており、歯厚の中心は前記手摺ベルト駆
動車輪32のスプロケット50の中心と同芯位置に設定
されている。
部両側には、そらせアイドラー取付用の取付穴52が穿
設してあり、図2,図3及び図6に示すように取付体3
0の裏面側から上記各取付穴52にそれぞれそらせアイ
ドラー53,54の取付軸53a,54aが挿入装着さ
れている。上記そらせアイドラー53,54はスプロケ
ットで構成されており、歯厚の中心は前記手摺ベルト駆
動車輪32のスプロケット50の中心と同芯位置に設定
されている。
【0031】すなわち、図6は図2のG−G線を沿う断
面図であって、そらせアイドラー54の中心にベアリン
グ55を挿入し、これに取付軸54aを貫挿し、その取
付軸54aの一端に設けられた段部54a1 を上記ベア
リング55に当接するとともに、取付軸54aの他端部
に装着したスペーサ56が取付体30に当接されてい
る。取付軸54aの先端部は上記取付体30の取付穴5
2にしっかりと嵌合挿入され、取付体30の表面から突
出した部分にワッシャ57を介して固定ねじ58が装着
締付けられている。また、取付体30とそらせアイドラ
ー54のスプロケット中心距離は、エスカレータの本体
側に設けられる手摺スプロケット位置が多少異なった場
合に対応するようにスペーサ56の長さを変えることに
よって調節される。なお、図2の他のそらせアイドラー
53についても図6と同様に構成されている。
面図であって、そらせアイドラー54の中心にベアリン
グ55を挿入し、これに取付軸54aを貫挿し、その取
付軸54aの一端に設けられた段部54a1 を上記ベア
リング55に当接するとともに、取付軸54aの他端部
に装着したスペーサ56が取付体30に当接されてい
る。取付軸54aの先端部は上記取付体30の取付穴5
2にしっかりと嵌合挿入され、取付体30の表面から突
出した部分にワッシャ57を介して固定ねじ58が装着
締付けられている。また、取付体30とそらせアイドラ
ー54のスプロケット中心距離は、エスカレータの本体
側に設けられる手摺スプロケット位置が多少異なった場
合に対応するようにスペーサ56の長さを変えることに
よって調節される。なお、図2の他のそらせアイドラー
53についても図6と同様に構成されている。
【0032】しかして、前記機械室5内に設けられた駆
動機6によって回転駆動される駆動側手摺スプロケット
7bと、手摺ベルト駆動車輪用の各スプロケット50及
び両そらせアイドラー53,54に手摺チェン60が巻
き掛けられており、上記駆動側手摺スプロケット7bの
回転によって各スプロケット50が回動され、それによ
って各手摺ベルト駆動車輪32が回転され、手摺4の回
動が行なわれる。
動機6によって回転駆動される駆動側手摺スプロケット
7bと、手摺ベルト駆動車輪用の各スプロケット50及
び両そらせアイドラー53,54に手摺チェン60が巻
き掛けられており、上記駆動側手摺スプロケット7bの
回転によって各スプロケット50が回動され、それによ
って各手摺ベルト駆動車輪32が回転され、手摺4の回
動が行なわれる。
【0033】ところで、手摺ベルト駆動車輪32の背面
側に設けられたスプロケット50が手摺チェーン60に
よって駆動されるとき、この巻き角を大きくするため中
間部にそらせアイドラーを有する伸び装置61が設けら
れている。
側に設けられたスプロケット50が手摺チェーン60に
よって駆動されるとき、この巻き角を大きくするため中
間部にそらせアイドラーを有する伸び装置61が設けら
れている。
【0034】すなわち、図4に示すように、取付体30
の下部中央部には、手摺チェーン60の張力を調整する
伸び取り装置61を取り付けるための切欠部62と、取
付穴63間及び手摺チェーン60の伸び量1.5%〜2
%を見込んだ補正伸びストロークを形成する支持突出部
64が設けられている。なお、図中符号65は手摺チェ
ンの着脱性を考慮して作業の容易化のための作業用開口
である。
の下部中央部には、手摺チェーン60の張力を調整する
伸び取り装置61を取り付けるための切欠部62と、取
付穴63間及び手摺チェーン60の伸び量1.5%〜2
%を見込んだ補正伸びストロークを形成する支持突出部
64が設けられている。なお、図中符号65は手摺チェ
ンの着脱性を考慮して作業の容易化のための作業用開口
である。
【0035】図7は上記伸び取り装置61の構成を示す
縦断面図であって、取付体30の切欠部62の前面側に
は伸び取り装置61の支持体66が取付穴66aに挿通
されたねじ67(図2)により取り付けられている。上
記支持体66は、図8に示すように、取付体30への取
付面に上下方向に伸びる案内溝68が形成されており、
その案内溝68には緊張スプロケット取付軸69を装着
した案内子70(図9)が摺動可能に係合されている。
縦断面図であって、取付体30の切欠部62の前面側に
は伸び取り装置61の支持体66が取付穴66aに挿通
されたねじ67(図2)により取り付けられている。上
記支持体66は、図8に示すように、取付体30への取
付面に上下方向に伸びる案内溝68が形成されており、
その案内溝68には緊張スプロケット取付軸69を装着
した案内子70(図9)が摺動可能に係合されている。
【0036】上記案内子70には下方に突出するねじ杆
71が設けられており、このねじ杆71の下端部が支持
体66の底辺部に設けられた貫通孔42に貫挿され、そ
の突出端部に調整ナット73が螺合装着されている。
71が設けられており、このねじ杆71の下端部が支持
体66の底辺部に設けられた貫通孔42に貫挿され、そ
の突出端部に調整ナット73が螺合装着されている。
【0037】一方、図7に示すように、緊張スプロケッ
ト74には段付孔74aが形成され、この段付孔74a
内にベアリング75を嵌め込み、その端部に抑え板76
を当接し、その抑え板76を緊張スプロケット74にね
じ77で装着することにより、ベアリング75が固定さ
れている。そして、このベアリング75に前記緊張スプ
ロケット取付軸69が挿通され、その取付軸69が円筒
状のスペーサ78を介して前記案内子70の円筒穴70
aに貫挿されている。
ト74には段付孔74aが形成され、この段付孔74a
内にベアリング75を嵌め込み、その端部に抑え板76
を当接し、その抑え板76を緊張スプロケット74にね
じ77で装着することにより、ベアリング75が固定さ
れている。そして、このベアリング75に前記緊張スプ
ロケット取付軸69が挿通され、その取付軸69が円筒
状のスペーサ78を介して前記案内子70の円筒穴70
aに貫挿されている。
【0038】上記取付軸69の先端近傍部には、図10
に示すように径方向に対向する両面に互いに平行かつ平
らな面取部69aが形成されており、この面取部69a
が前記支持体66の案内溝68部に形成された上下方向
の長孔68aに挿入係合され、その長孔68aに沿う移
動のみが可能としてある。そして、上記長孔68aから
支持体66の前面側に突出した取付軸69の先端部に
は、ワッシャ79を介して固定ねじ80が螺着されてい
る。しかして、上記固定ねじ80を緩め、調整ナット7
3を回転させることによってねじ杆71を介して案内子
70を上下に移動調整することができる。
に示すように径方向に対向する両面に互いに平行かつ平
らな面取部69aが形成されており、この面取部69a
が前記支持体66の案内溝68部に形成された上下方向
の長孔68aに挿入係合され、その長孔68aに沿う移
動のみが可能としてある。そして、上記長孔68aから
支持体66の前面側に突出した取付軸69の先端部に
は、ワッシャ79を介して固定ねじ80が螺着されてい
る。しかして、上記固定ねじ80を緩め、調整ナット7
3を回転させることによってねじ杆71を介して案内子
70を上下に移動調整することができる。
【0039】そこで、上記緊張スプロケット74には、
中央部の2つの手摺ベルト駆動車輪32用のスプロケッ
ト50間において、手摺チェン60が下方に引き下げら
れ、その手摺チェン60が巻装されている。したがっ
て、上記案内子70の上下調整によって緊張スプロケッ
ト74が上下調整され、手摺チェン60の緊張度の調整
すなわち伸び取りを行なうことができる。
中央部の2つの手摺ベルト駆動車輪32用のスプロケッ
ト50間において、手摺チェン60が下方に引き下げら
れ、その手摺チェン60が巻装されている。したがっ
て、上記案内子70の上下調整によって緊張スプロケッ
ト74が上下調整され、手摺チェン60の緊張度の調整
すなわち伸び取りを行なうことができる。
【0040】このように、取付体30の前面側に手摺ベ
ルト駆動車輪32、および押圧車輪37が配設され、裏
面側に手摺ベルト駆動車輪32を駆動するスプロケット
50、そらせアイドラー53,54、及び緊張スプロケ
ット74、並びにこれらに巻き掛けられた手摺チェン6
0とが配設されているため、チェン等に供給された給油
が稼動中に飛散したとしても、その給油が手摺ベルトに
附着することが取付体30によって阻止され、手摺ベル
トを汚染するようなことが防止される。
ルト駆動車輪32、および押圧車輪37が配設され、裏
面側に手摺ベルト駆動車輪32を駆動するスプロケット
50、そらせアイドラー53,54、及び緊張スプロケ
ット74、並びにこれらに巻き掛けられた手摺チェン6
0とが配設されているため、チェン等に供給された給油
が稼動中に飛散したとしても、その給油が手摺ベルトに
附着することが取付体30によって阻止され、手摺ベル
トを汚染するようなことが防止される。
【0041】図11は、上記手摺駆動装置部の全体構造
を示す図であり、駆動側手摺スプロケット7bに巻装さ
れた一本の無端状の手摺チェン60が、そらせスプロケ
ット53、手摺スプロケット32を経た後、緊張スプロ
ケット74でUターンし、さらに手摺スプロケット32
及びそらせスプロケット54を経て駆動側手摺スプロケ
ット7bへと進み、或はその逆方向に移動する。
を示す図であり、駆動側手摺スプロケット7bに巻装さ
れた一本の無端状の手摺チェン60が、そらせスプロケ
ット53、手摺スプロケット32を経た後、緊張スプロ
ケット74でUターンし、さらに手摺スプロケット32
及びそらせスプロケット54を経て駆動側手摺スプロケ
ット7bへと進み、或はその逆方向に移動する。
【0042】ところで、手摺チェン60を支持するスプ
ロケット間の距離が大きい場合には、必要に応じ振れ止
め用の摺板装置81,82,83が手摺チェン60に常
に接触する状態で配設されている。
ロケット間の距離が大きい場合には、必要に応じ振れ止
め用の摺板装置81,82,83が手摺チェン60に常
に接触する状態で配設されている。
【0043】図11に示すように、駆動側手摺スプロケ
ット7bとそらせアイドラー53,54は常に固定位置
にあるため、駆動側手摺スプロケット7bと両そらせア
イドラー53,54間を往復動する手摺チェン60の軌
跡は一直線状態となる。この手摺チェン60の往側下部
と復側下部には、それぞれ摺板装置81,82,83が
配設され、手摺チェン60が下側に垂れ下がることを防
ぐようにしてあり、さらに駆動力が働いたとき、振動が
発生しないよう常に下部側より手摺チェン60を持ち上
げるようにしてある。
ット7bとそらせアイドラー53,54は常に固定位置
にあるため、駆動側手摺スプロケット7bと両そらせア
イドラー53,54間を往復動する手摺チェン60の軌
跡は一直線状態となる。この手摺チェン60の往側下部
と復側下部には、それぞれ摺板装置81,82,83が
配設され、手摺チェン60が下側に垂れ下がることを防
ぐようにしてあり、さらに駆動力が働いたとき、振動が
発生しないよう常に下部側より手摺チェン60を持ち上
げるようにしてある。
【0044】すなわち、本体枠1に固定された支持枠8
4,85に対してそれぞれ上下調整可能な調整部材86
が2個所ずつ設けられ、その調整部材86の上部に手摺
チェン60に沿って平行に配設された部材87が渡さ
れ、その上部に手摺チェン60と接触する摺板片88が
設けられている。上記摺板片88はローラ式の手摺チェ
ンの幅に合わせ、ナイロンまたはポリプロピレン,ウレ
タン樹脂等のプラスチック、及びニトリルゴム等の合成
ゴムが加硫、接着及びねじ止めなどによって構成されて
いる。
4,85に対してそれぞれ上下調整可能な調整部材86
が2個所ずつ設けられ、その調整部材86の上部に手摺
チェン60に沿って平行に配設された部材87が渡さ
れ、その上部に手摺チェン60と接触する摺板片88が
設けられている。上記摺板片88はローラ式の手摺チェ
ンの幅に合わせ、ナイロンまたはポリプロピレン,ウレ
タン樹脂等のプラスチック、及びニトリルゴム等の合成
ゴムが加硫、接着及びねじ止めなどによって構成されて
いる。
【0045】エスカレータの芯出し作業は、図12に示
すように、本体枠1の中心にセンターラインとなるピア
ノ線89を、本体枠1の上下端部に基準となる支柱を設
けて本体枠1の上面より約1〜1.5メートルだけ上方
になるように本体枠に沿って張設する。そして、このピ
アノ線89を基準に振り下げとスケール等の測定器を用
い各部の取付部板を計測しながら芯出しする。
すように、本体枠1の中心にセンターラインとなるピア
ノ線89を、本体枠1の上下端部に基準となる支柱を設
けて本体枠1の上面より約1〜1.5メートルだけ上方
になるように本体枠に沿って張設する。そして、このピ
アノ線89を基準に振り下げとスケール等の測定器を用
い各部の取付部板を計測しながら芯出しする。
【0046】予め芯出し取付けされた駆動輪7と、動力
的に対となる手摺駆動装置部は、その取付座90を予め
ピアノ線89に対し、所望の芯出し寸法X1 ,X2 に設
ける。
的に対となる手摺駆動装置部は、その取付座90を予め
ピアノ線89に対し、所望の芯出し寸法X1 ,X2 に設
ける。
【0047】図12〜図15において、手摺駆動装置部
の取付体30が上記取付座90に固定したとき、駆動側
手摺スプロケット7bと、手摺ベルト駆動車輪側のスプ
ロケット32の歯厚中心がピアノ線89に対し、平行に
芯出し出来る配置関係にする必要がある。
の取付体30が上記取付座90に固定したとき、駆動側
手摺スプロケット7bと、手摺ベルト駆動車輪側のスプ
ロケット32の歯厚中心がピアノ線89に対し、平行に
芯出し出来る配置関係にする必要がある。
【0048】そのため、X10=X1 +X11 , X20=
X2 +Z12の関係に設定し、したがってピアノ線89が
本体枠1の幅X0 の中心の場合には、X10=X20なる関
係に通常設定し、X1 =X2 の関係とされる。
X2 +Z12の関係に設定し、したがってピアノ線89が
本体枠1の幅X0 の中心の場合には、X10=X20なる関
係に通常設定し、X1 =X2 の関係とされる。
【0049】しかして、手摺駆動装置部における取付体
30とスプロッケト50間の間隔X11,X12も等しく、
これは工場で精密加工の上組立られ寸法が正確に保持さ
れる。
30とスプロッケト50間の間隔X11,X12も等しく、
これは工場で精密加工の上組立られ寸法が正確に保持さ
れる。
【0050】そこで、現場における本体枠1に取付座9
0を2個所の支持間寸法P1 での取付作業は、図15に
示すようにピアノ線89に振り下げ91を取付け、この
振り下げ線より取付座90の取付面間の芯出し寸法がX
1 ,X2 になるように、主枠片1aと取付座90との間
に調整ライナ92を適宜挿入し、ピアノ線89の基準に
平行に寸法調整し、予め設けた取付穴93にねじ94で
固定した後、ノックピン又は溶接等で動かないような手
段を施こす。しかる後、手摺駆動装置部の取付体30を
上記取付座90に装着する。
0を2個所の支持間寸法P1 での取付作業は、図15に
示すようにピアノ線89に振り下げ91を取付け、この
振り下げ線より取付座90の取付面間の芯出し寸法がX
1 ,X2 になるように、主枠片1aと取付座90との間
に調整ライナ92を適宜挿入し、ピアノ線89の基準に
平行に寸法調整し、予め設けた取付穴93にねじ94で
固定した後、ノックピン又は溶接等で動かないような手
段を施こす。しかる後、手摺駆動装置部の取付体30を
上記取付座90に装着する。
【0051】一方、軸受33に軸装された手摺ベルト駆
動車輪32及びスプロケット50等は工場で正確に組立
られ、取付体30の4個所の取付穴48にスプロケット
50側から嵌入され、軸受33をねじ34によって取付
体30の表面に国定する。
動車輪32及びスプロケット50等は工場で正確に組立
られ、取付体30の4個所の取付穴48にスプロケット
50側から嵌入され、軸受33をねじ34によって取付
体30の表面に国定する。
【0052】なお、手摺ベルト駆動車輪の取付条件は取
付穴48の穴径D1 が背面側に位置するスプロケット5
0の外径D2 より大きいことが必要であるものについて
説明したが、D1 <D2 なる関係の場合には、手摺ベル
ト駆動車輪の組立は取付体30の背面側に軸35を突出
させた後にスプロケット50を取付ける。また手摺ベル
ト駆動車輪32は軸35の正面端にねじ36で着脱自在
に取付けることができる。
付穴48の穴径D1 が背面側に位置するスプロケット5
0の外径D2 より大きいことが必要であるものについて
説明したが、D1 <D2 なる関係の場合には、手摺ベル
ト駆動車輪の組立は取付体30の背面側に軸35を突出
させた後にスプロケット50を取付ける。また手摺ベル
ト駆動車輪32は軸35の正面端にねじ36で着脱自在
に取付けることができる。
【0053】軸35に加わるスラスト荷重はベアリング
で支持するが、軸着される部品の固定は、止めナット5
2を締め上げた後、廻り止め51により固定する。これ
によりスプロケット50と手摺ベルト駆動車輪32間の
距離が所定値に保持される。
で支持するが、軸着される部品の固定は、止めナット5
2を締め上げた後、廻り止め51により固定する。これ
によりスプロケット50と手摺ベルト駆動車輪32間の
距離が所定値に保持される。
【0054】一方、押圧車輪37を装着した支持枠39
は、取付体30の所定位置に装着されたL型支持枠43
から下方に突設された案内軸44にフランジ部41を嵌
装し、その案内軸44に押圧ばね46を装着することに
よって、手摺ベルト駆動車輪32に対する押圧車輪37
の押圧力を許容範囲にでき、手摺ベルト4との接触摩擦
を発生させることができる。
は、取付体30の所定位置に装着されたL型支持枠43
から下方に突設された案内軸44にフランジ部41を嵌
装し、その案内軸44に押圧ばね46を装着することに
よって、手摺ベルト駆動車輪32に対する押圧車輪37
の押圧力を許容範囲にでき、手摺ベルト4との接触摩擦
を発生させることができる。
【0055】また、伸び取り装置は通常手摺チェン60
を新規に据付けるとき、稼動中に伸びが発生し緩みが生
じたとき、及び手摺チェン60の補修や改修するとき等
の保守時に、緊張スプロケット74を上下させることに
よって、手摺チェンの張力を適性に調整する。
を新規に据付けるとき、稼動中に伸びが発生し緩みが生
じたとき、及び手摺チェン60の補修や改修するとき等
の保守時に、緊張スプロケット74を上下させることに
よって、手摺チェンの張力を適性に調整する。
【0056】一般に、手摺チェンの伸び限界は、手摺チ
ェンの全長Lに対し、1.5%位とされており、これに
機械の製作や初期調整代を見込んでも2%を調整代と見
込んでおけば十分であり、本発明では伸び量L×1.5
%と初期の製作誤差及び継ぎ込み調整代L×1.5%を
見込み、伸び取り装置で全ての手摺チェンの調整を行な
う。
ェンの全長Lに対し、1.5%位とされており、これに
機械の製作や初期調整代を見込んでも2%を調整代と見
込んでおけば十分であり、本発明では伸び量L×1.5
%と初期の製作誤差及び継ぎ込み調整代L×1.5%を
見込み、伸び取り装置で全ての手摺チェンの調整を行な
う。
【0057】また、そらせアイドラー53,54も取付
体30の背面側から装着固定し、外すときは逆の手順で
外すことができる。
体30の背面側から装着固定し、外すときは逆の手順で
外すことができる。
【0058】以上のように、手摺ベルト駆動車輪、押圧
車輪、伸び取り装置及びそらせアイドリーのぞれぞれが
一つの取付体30に取付けられる。しかも取付体30は
手摺チェン60の入力及び手摺ベルトの反力のためにた
わんだり振動したりすることがない適性な剛性を有した
もので、例えば鋼板などの強度に強い部材が採用でき経
済的なものとなる。
車輪、伸び取り装置及びそらせアイドリーのぞれぞれが
一つの取付体30に取付けられる。しかも取付体30は
手摺チェン60の入力及び手摺ベルトの反力のためにた
わんだり振動したりすることがない適性な剛性を有した
もので、例えば鋼板などの強度に強い部材が採用でき経
済的なものとなる。
【0059】したがって、手摺ベルト駆動車輪等の各装
置の取付後の相互寸法関係は各スプロケットの芯出しは
単に取付けるだけで必要な組立精度が得られる。また手
摺ベルトを押圧する作用の均等化、伸び取りの容易さを
コンバクトな装置で確実に得ることができ、しかも作業
性のよい工場で組立を完了し、据付作業は手摺駆動装置
部のユニットを本体枠に組込むだけで組立作業を略完了
することができる。
置の取付後の相互寸法関係は各スプロケットの芯出しは
単に取付けるだけで必要な組立精度が得られる。また手
摺ベルトを押圧する作用の均等化、伸び取りの容易さを
コンバクトな装置で確実に得ることができ、しかも作業
性のよい工場で組立を完了し、据付作業は手摺駆動装置
部のユニットを本体枠に組込むだけで組立作業を略完了
することができる。
【0060】なお、取付体30に搭載する各装置は、手
摺ベルト駆動車輪装置及び押圧車輪装置で構成するも
の、これにさらに伸び取り装置を付加したもの、或はそ
らせアイドラー装置を付加したもの等の組合わせでユニ
ット化することもできる。
摺ベルト駆動車輪装置及び押圧車輪装置で構成するも
の、これにさらに伸び取り装置を付加したもの、或はそ
らせアイドラー装置を付加したもの等の組合わせでユニ
ット化することもできる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明においては
本体枠に着脱可能な一つの取付体に手摺ベルト駆動車輪
等の中枢部品及び装置を装着するようにしたので、手摺
駆動装置部の中枢部品等を高精度に製作し、これを工場
の環境のよいところで組立てができ、現場における据付
作業を最小限に抑えられ、能率と信頼性を向上すること
ができる。したがって、従来のように中枢部品及び装置
を建物現場等で本体枠に個別に芯出し取付けし、多くの
作業時間を要しながらも高精度の芯だしができず、振動
や、手摺チェーン及びスプロケットの寿命を著しく損ね
る等の問題を解消することができる。
本体枠に着脱可能な一つの取付体に手摺ベルト駆動車輪
等の中枢部品及び装置を装着するようにしたので、手摺
駆動装置部の中枢部品等を高精度に製作し、これを工場
の環境のよいところで組立てができ、現場における据付
作業を最小限に抑えられ、能率と信頼性を向上すること
ができる。したがって、従来のように中枢部品及び装置
を建物現場等で本体枠に個別に芯出し取付けし、多くの
作業時間を要しながらも高精度の芯だしができず、振動
や、手摺チェーン及びスプロケットの寿命を著しく損ね
る等の問題を解消することができる。
【0062】また、手摺チェンの伸び取り装置を手摺ベ
ルト駆動車輪間に介装した場合には、手摺チェンの伸び
及び初期等の組込時における調整代を含め全てこの部分
で短時間でしかも確実に調整することができる。さら
に、取付体が板状部材によって構成され、その前面側に
手摺ベルト駆動車輪等を配設し、背面側にそれらの駆動
用スプロケット、そらせアイドラー、及び緊張スプロケ
ットを配設してあるので、取付体が隔壁となり給油が手
摺ベルト等に飛散することが防止される。
ルト駆動車輪間に介装した場合には、手摺チェンの伸び
及び初期等の組込時における調整代を含め全てこの部分
で短時間でしかも確実に調整することができる。さら
に、取付体が板状部材によって構成され、その前面側に
手摺ベルト駆動車輪等を配設し、背面側にそれらの駆動
用スプロケット、そらせアイドラー、及び緊張スプロケ
ットを配設してあるので、取付体が隔壁となり給油が手
摺ベルト等に飛散することが防止される。
【0063】さらに、手摺ベルト駆動車輪用の軸受を嵌
合する取付穴の径D1 をその手摺ベルト駆動車輪用スプ
ロケットの外径D2 より大きくした場合には、上記軸受
のベアリングの交換時等において、スプロケットを装着
した状態で取付体から手摺ベルト駆動車輪装置を引き抜
くことができ、定期点検または交換等を迅速に対応する
ことができる。
合する取付穴の径D1 をその手摺ベルト駆動車輪用スプ
ロケットの外径D2 より大きくした場合には、上記軸受
のベアリングの交換時等において、スプロケットを装着
した状態で取付体から手摺ベルト駆動車輪装置を引き抜
くことができ、定期点検または交換等を迅速に対応する
ことができる。
【0064】また、手摺駆動車輪装置が一本の手摺チェ
ンで駆動され、手摺チェンの給油状態の確認及び給油を
機械室で行なうことができ、従来の第2手摺りチェンの
点検時に行なっていたような他の部分の着脱作業等が一
切なく、保守点検を容易にできる等の効果を奏する。
ンで駆動され、手摺チェンの給油状態の確認及び給油を
機械室で行なうことができ、従来の第2手摺りチェンの
点検時に行なっていたような他の部分の着脱作業等が一
切なく、保守点検を容易にできる等の効果を奏する。
【図1】本発明の手摺駆動装置を搭載したマンコンベア
の一部切欠側面図。
の一部切欠側面図。
【図2】本発明における手摺駆動装置部の正面図。
【図3】図2のD−D矢視図。
【図4】取付体の正面図。
【図5】図2のB−B矢視部分断面図。
【図6】図2のG−G線に沿う断面図。
【図7】本発明における伸び取り装置の詳細断面図。
【図8】図7らにおける支持体の斜視図。
【図9】図7における案内子の斜視図。
【図10】図7における軸の側面図。
【図11】本発明の手摺駆動装置の側面図。
【図12】本発明の手摺駆動装置部の芯出し方法の説明
図。
図。
【図13】本発明における取付座を取着する本体枠部の
内側から見た側面図。
内側から見た側面図。
【図14】図13の平面図。
【図15】図13のF−F線に沿う断面図。
【図16】従来の手摺駆動装置を搭載したマンコンベア
の側面図。
の側面図。
【図17】従来の手摺駆動装置の動力伝達部の概略構成
を示す図。
を示す図。
【図18】従来の手摺駆動装置の概略構成を示す側面
図。
図。
【図19】図18のA−A矢視図。
1 本体枠 4 手摺ベルト 7b 手摺スプロケット 30 取付体 32 手摺ベルト駆動車輪 35 軸 37 押圧車輪 38 間隔片 39 支持枠 40 切欠き 41 フランジ部 43 L型支持枠 44 案内軸 46 押圧ばね 47 凹部 50 スプロケット 51b 止めナット 53,54 そらせアイドラー 60 手摺チェン 61 伸び取り装置 66 支持体 68 案内溝 69 緊張スプロケット取付軸 70 案内子 71 ねじ杆 74 緊張スプロケット 81,82,83 摺板装置 86 調整部材 88 摺板片 89 ピアノ線 90 取付座 92 調整ライナ
Claims (11)
- 【請求項1】人を輸送する輸送体と、これと周期して移
動する手摺ベルトと、これらを駆動する駆動機と、上記
輸送体及び手摺ベルトに動力を伝達する伝達装置とを有
するマンコンベアにおける手摺駆動装置において、上記
手摺ベルトの駆動車輪及びこの駆動車輪に手摺ベルトを
圧接する押圧車輪、並びにそれらを駆動するための被動
スプロケットを一つの取付体に取着し、その取付体をマ
ンコンベアの本体枠に装着したことを特徴とする、マン
コンベアの手摺駆動装置。 - 【請求項2】取付体には、さらに手摺ベルト駆動車輪用
スプロケットに巻装された手摺チェンのそらせアイドラ
ー装置も取着されていることを特徴とする、請求項1記
載のマンコンベアの手摺駆動装置。 - 【請求項3】取付体には、さらに手摺チェンの伸び取り
装置が取着されていることを特徴とする、請求項1また
は2記載のマンコンベアの手摺駆動装置。 - 【請求項4】少なくとも2個の手摺ベルト駆動車輪を有
し、その手摺ベルト駆動車輪の間に手摺チェンの長さを
調整する伸び取り装置が介装されていることを特徴とす
る、請求項1乃至3のいずれかに記載のマンコンベアの
手摺駆動装置。 - 【請求項5】上記取付体は、鋼板、非鉄板、或はプラス
チック板によって形成されていることを特徴とする、請
求項1乃至4のいずれかに記載のマンコンベアの手摺駆
動装置。 - 【請求項6】手摺ベルト駆動車軸の軸受部を嵌合取着す
るために上記取付体に穿設された取付穴の内径D1 が、
手摺ベルト駆動車輪用スプロケットの外径D2 より大き
く形成されていることを特徴とする、請求項1乃至5の
いすれかに記載のマンコンベアの手摺駆動装置。 - 【請求項7】取付体をマンコンベアの本体枠に取着する
ため、その本体枠に設けられた取付座の取付面が本体基
準から所定寸法に調整されており、上記取付体をその取
付座に取着したとき、駆動機によって直接駆動される手
摺スプロケットの歯厚中心面と、手摺ベルト駆動車輪用
スプロケットの歯厚中心面とが略同一面内にあるように
したことを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記
載のマンコンベアの手摺駆動装置。 - 【請求項8】取付体の前面側に手摺ベルト駆動車輪及び
押圧車輪が配設され、取付体の裏面側に手摺ベルト駆動
車輪用スプロケットが配設されていることを特徴とす
る、請求項1乃至7のいずれかに記載のマンコンベアの
手摺駆動装置。 - 【請求項9】手摺ベルト駆動車輪用スプロケット、そら
せアイドラー及び伸び取り装置の各スプロケットの歯厚
中心面と取付体取付面との間隔を、各スプロケットの軸
に設けた筒状のスペーサによって調節するようにしたこ
とを特徴とする、請求項1乃至8のいずれかに記載のマ
ンコンベアの手摺駆動装置。 - 【請求項10】駆動機によって直接駆動される手摺スプ
ロケットと各手摺ベルト駆動車輪用スプロケット間には
1本の手摺チェーンが巻回されていることを特徴とす
る、請求項1乃至8のいずれかに記載のマンコンベアの
手摺駆動装置。 - 【請求項11】手摺チェーンの走行部には、その下部側
から手摺チェーンに常接触する合成ゴム等からなる摺板
が配設されていることを特徴とする、請求項10記載の
マイコンベアの手摺駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3033494A JPH07237875A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | マンコンベアの手摺駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3033494A JPH07237875A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | マンコンベアの手摺駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07237875A true JPH07237875A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12300926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3033494A Pending JPH07237875A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | マンコンベアの手摺駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07237875A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006069800A (ja) * | 2000-10-18 | 2006-03-16 | Hitachi Ltd | 乗客コンベア |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP3033494A patent/JPH07237875A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006069800A (ja) * | 2000-10-18 | 2006-03-16 | Hitachi Ltd | 乗客コンベア |
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