JPH07237646A - 合成樹脂製シェルと合成樹脂製ライナーとを具備する容器蓋 - Google Patents
合成樹脂製シェルと合成樹脂製ライナーとを具備する容器蓋Info
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- JPH07237646A JPH07237646A JP6024994A JP2499494A JPH07237646A JP H07237646 A JPH07237646 A JP H07237646A JP 6024994 A JP6024994 A JP 6024994A JP 2499494 A JP2499494 A JP 2499494A JP H07237646 A JPH07237646 A JP H07237646A
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Abstract
ル(4、104)内で合成樹脂素材を流動せしめること
によって成形されたライナー(6、106)とから成る
容器蓋において、ライナー(6、106)の周縁部の収
縮移動乃至傾動を防止する。 【構成】 シェル(4、104)のスカート壁(10、
110)の内周面上端部には周方向に間隔をおいて凹部
(46、146)が形成されている。かかる凹部(4
6、146)は少なくとも一部において半径方向外側に
向かって周方向長さが大きくせしめられている。ライナ
ー(6、106)の外周面には凹部(46、146)に
対応して複数個の凸部(50、150)が形成されてい
る。
Description
のシェル内で合成樹脂素材を流動せしめることによって
成形された合成樹脂製ライナーとを具備する形態の容器
蓋に関する。
製又は合成樹脂製容器の口頸部に適用される容器蓋とし
て、ポリプロピレン又は硬質ポリエチレンの如き比較的
硬質の合成樹脂から成形されたシェルと、軟質ポリエチ
レン又はEVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体)の如
き比較的軟質の合成樹脂から成形されたライナーとを具
備する容器蓋が広く実用に供されている。シェルは天面
壁及びこの天面壁の周縁から垂下するスカート壁を有す
る。ライナーは、通常、シェルの天面壁内に軟化溶融状
態の合成樹脂素材を供給し、次いでシェル内に所要成形
型を進入せしめて合成樹脂素材を加圧して所要形状にせ
しめることによって成形される。
においては、シェル内に配設されたライナーが所要位置
から移動乃至脱落することなく充分確実にシェル内の所
要位置に保持されることが重要である。かかる要件を充
足するために、実開平62−185256号公報及び特
開平2−4652号公報に開示されている容器蓋におい
ては、シェルの天面壁内面に複数個の凹部を形成し、ラ
イナーを形成する際に合成樹脂素材をかかる凹部内に流
入せしめてライナーの上面に複数個の凸部を形成し、上
記凹部と凸部との相互係合によってシェル内の所要位置
にライナーを保持せんとしている。然るに、かような容
器蓋においては、上記凹部と凸部との相互係合によって
ライナーの中央部はシェルの天面壁内面に充分確実に拘
束されるが、ライナーの周縁部は特に拘束されない故
に、シェル内において加圧され所要形状に流動せしめら
れた合成樹脂素材が硬化する際に、ライナーの周縁部が
半径方向内方に収縮移動し或いは下方に向かって半径方
向内方に傾斜してしまう傾向がある。容器の口頸部に押
圧せしめられて口頸部を密封するのはライナーの周縁部
である故に、ライナーの周縁部に収縮移動或いは傾斜が
発生すると、容器蓋の密封特性が毀損されてしまう虞が
少なくない。
63−48704号公報に開示されている容器蓋におい
ては、シェルにおけるスカート壁の内周面上端部には、
半径方向内方に突出する環状リテーナが形成されてい
る。ライナーを形成する際には、シェルにおける天面壁
の内面と上記環状リテーナとの間に規定される環状空間
内にも合成樹脂素材が流入せしめられ、成形されたライ
ナーは上記環状リテーナの保持作用によって所要位置に
保持される。かかる形態の容器蓋においても、ライナー
の周縁部が下方に移動することは環状リテーナによって
阻止されるが、ライナーの周縁部の半径方向内方への移
動は特に拘束されていないので、シェル内において加圧
され所要形状に流動せしめられた合成樹脂素材が硬化す
る際に、ライナーの周縁部に収縮移動或いは傾斜してし
まう傾向がある。更に、かかる形態の容器蓋には、環状
リテーナに起因して次のとおりの問題も発生する。即
ち、シェル自体の成形に際して環状リテーナは所謂アッ
ダーカットを構成し、成形における型抜きに際して所謂
無理抜きが生成され、これに起因して環状リテーナの内
周縁が幾分波形状にせしめられる傾向がある。ライナー
の成形の際には成形型が環状リテーナに当接せしめら
れ、これによって合成樹脂素材が環状リテーナを越えて
流動することを阻止することが意図されるが、環状リテ
ーナの内周縁が波形状にせしめられている故に、合成樹
脂素材の流出を必ずしも充分確実に阻止することができ
ず、合成樹脂素材が糸状に流動してしまう傾向がある。
合成樹脂素材のかような流出が発生すると、容器蓋の密
封特性が著しく毀損されてしまうことは多言するまでも
ない。
あり、その主たる技術的解決課題は、成形されるライナ
ーの周縁部に半径方向内方への収縮移動或いは傾斜が発
生することが充分確実に防止され、かくして所要密封特
性が安定して達成されるようになすことである。
を形成するために加圧される合成樹脂素材の糸状流出が
充分確実に防止され得る容器蓋を提供することである。
主たる技術的解決課題を達成するために、シェルにおけ
るスカート壁の内周面上端部に、少なくとも一部におい
て半径方向外側に向かって周方向長さが漸次大きくせし
められている凹部を周方向に間隔をおいて複数個形成
し、ライナーの外周面には成形の際に上記凹部内に流入
せしめられた合成樹脂素材によって規定されている複数
個の凸部が形成されるようにせしめる。
解決課題を達成する容器蓋として、天面壁及びこの天面
壁の周縁から垂下するスカート壁を有する合成樹脂製シ
ェルと、該シェル内で合成樹脂素材を流動せしめること
によって成形された合成樹脂製ライナーとを具備する容
器蓋において、該スカート壁の内周面上端部には周方向
に間隔をおいて複数個の凹部が形成されており、該凹部
の各々は少なくとも一部において半径方向外側に向かっ
て周方向長さが大きくせしめられており、該ライナーの
外周面には成形の際に該凹部内に流入せしめられた合成
樹脂素材によって規定されている複数個の凸部が形成さ
れている、ことを特徴とする容器蓋が提供される。
方に向かって周方向長さが増大せしめられているのが好
適である。該凹部は周方向に等間隔をおいて形成されて
いるのが好都合である。上記他の技術的解決課題の達成
のために,好ましくは、該スカート壁の内周面には該天
面壁の内面から下方に延在する張出上端面とその下方に
位置する螺条形成面とが形成されており、該張出上端面
と該螺条形成面との間には半径方向外方に延在する環状
肩面が規定されており、該凹部は該張出上端面に形成さ
れており、該螺条形成面には雌螺条が形成されており、
該凹部の半径方向外側端面の内径rcと該雌螺条の半径
方向内側縁の内径rdとは該内径rc≦該内径rdであ
る。更に、該スカート壁の内周面には該張出上端面と該
螺条形成面との間に位置する過渡面も形成されており、
該過渡面は内径reの円筒形であり、該内径rc≦該内
径re≦該内径rdであるのが好ましい。
加圧され所要形状に流動せしめられた合成樹脂素材が硬
化する際に、シェルにおけるスカート壁の内周面上端部
に形成されている凹部とライナーの外周面に形成される
凸部との協働によって、ライナーの周縁部が半径方向内
方に収縮移動し或いは傾斜してしまうことが確実に防止
され、かくして所要形状のライナーが成形されており、
所要密封特性を有する容器蓋が安定して得られる。シェ
ルにおけるスカート壁の内周面上端部に凹部を形成する
ことに起因する所謂アンダーカットの生成は完全に回避
することができ、或いは著しく小さくせしめることがで
き、従って凹部を配設することによってシェルの成形或
いはライナーの成形に問題が発生することはない。
上端面と螺条形成面との間に位置する上記環状肩面が存
在する場合には、ライナーを加圧する成形型の所要環状
面を上記環状肩面に当接せしめることによって、加圧成
形せしめられる合成樹脂素材の流出を充分確実に防止す
ることができる。また、シェルのスカート壁の内面にお
ける張出上端面と螺条形成面との間に上記過渡面が存在
する場合には、ライナーを加圧する成形型の所要円筒状
外周面を上記過渡面の円筒状内周面に当接せしめること
によっても、加圧成形せしめられる合成樹脂素材の流出
を充分確実に防止することができる。
適実施例について、添付図面を参照して更に詳細に説明
する。
で示す容器蓋は合成樹脂製シェル4と合成樹脂製ライナ
ー6とから構成されている。ポリプロピレン又は硬質ポ
リエチレンの如き比較的硬質の合成樹脂から圧縮成形又
は射出成形によって成形することができるシェル4は、
略円形状の天面壁8とこの天面壁8の周縁から垂下する
略円筒形状のスカート壁10とを含んでいる。スカート
壁10には周方向破断ライン12が形成されており、ス
カート壁10は周方向破断ライン12よりも上方の主部
14と周方向破断ライン12よりも下方のタンパーエビ
デント裾部16とに区画されている。周方向破断ライン
12は周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個のス
リット18とかかるスリット18間に位置する複数個の
橋絡部20とから構成されている。複数個の橋絡部20
のうちの1個は他の橋絡部に比べて横断面積を大きくせ
しめて強度を増大せしめた非破断橋絡部20Aである。
所望ならば、非破断橋絡部20Aを配設することなく全
ての橋絡部20を破断橋絡部とすることもでき(この場
合には、後述する軸線方向破断ラインの配設も省略する
ことができる)、或いは2個又はそれ以上の非破断橋絡
部を形成することもできる。周方向破断ライン12につ
いて更に詳述すると、図示の実施例においては、スカー
ト壁10の下部には下方を向いた環状肩部22が形成さ
れており、かかる環状肩部22よりも下方の内径はそれ
より上方の内径よりも幾分大きく設定されている。そし
て、かかる環状肩部22の直ぐ下方の部位において、ス
カート壁10の内周面には周方向に間隔をおいて軸線方
向に延びる複数個のリブ24が形成されている。周方向
破断ライン12は、リブ24を残してスカート壁10を
周方向に切断することによって形成される。スカート壁
10の外周面から施されるかかる切断は、周方向全体に
渡ってではなくて、周方向一部は切断されることなく残
留せしめられる。従って、周方向破断ライン12よりも
下方のタンパーエビデント裾部16は、切断されること
なく残留せしめられている複数個のリブ24と周方向非
切断部を介して、周方向破断ライン18よりも上方の主
部14に接続されている。複数個のリブ24が橋絡部2
0を規定し、複数個のリブ24間の切断ラインがスリッ
ト18を規定し、そして周方向非切断部が非破断橋絡部
20Aを規定している。
そこに係止せしめられる指の滑りを防止するための凹凸
形状26が形成されている。スカート壁10の主部14
の内周面には雌螺条28が形成されている。かかる雌螺
条28には軸線方向に延びる通気切欠30が軸線方向に
間隔をおいて形成されている。タンパーエビデント裾部
16の内周面には、周方向に等間隔をおいて複数個の係
止手段32が形成されている。かかる係止手段32の各
々は、タンパーエビデント裾部16の内周面から、後述
するとおりにして容器の口頸部に容器蓋2を装着する際
の容器蓋2の閉回転方向(図1において上方から見て時
計方向)に対して反対方向に向かって傾斜して半径方向
内方に突出しているフラップ片から構成されている。タ
ンパーエビデント裾部16には、更に、上記非破断橋絡
部20Aの片端に近接して軸線方向に延びる軸線方向破
断ライン34が形成されている。かかる軸線方向破断ラ
イン34は肉厚を低減せしめることによって形成される
スコアから或いはタンパーエビデント裾部16に軸線方
向に間隔をおいて形成され軸線方向に延びるスリットか
ら構成することができる。図示の実施例における軸線方
向破断ライン34は、タンパーエビデント裾部16の内
周面(又は外周面)に軸線方向に延びる溝を生成するこ
とによって形成されたスコアから構成されている。
軟質の合成樹脂から成形されるライナー6は、シェル4
の天面壁8の内面に軟化溶融状態の合成樹脂素材を供給
し、次いでシェル4内に圧縮成形工具を挿入して上記合
成樹脂素材に作用せしめ上記合成樹脂素材を所要形状に
流動せしめることによって好都合に成形される。図示の
ライナー6の下面には2条の密封突条、即ち外側密封突
条36及び内側密封突条38が形成されている。
構成は、本発明を適用することによって改良される容器
蓋の一例を示すものであり、本発明に従って改良された
容器蓋の新規な特徴を構成するものではなく当業者には
周知のものである。従って上述した構成についての詳細
な説明は本明細書においては省略する。
って次のとおりの改良が加えられている。図1と共に図
2乃至図4を参照して説明を続けると、図示の容器蓋2
におけるシェル4のスカート壁10の内周面には、天面
壁8の内面から下方に延在する張出上端面40と、その
下方に位置する螺条形成面42とが形成されている。張
出上端部40の内径raは螺条形成面42の内径rbよ
りも小さく、張出上端面40と螺条形成面42との間に
は、張出上端面40の下端から螺条形成面42の上端ま
で半径方向外側に延在する環状肩面44が規定されてい
る。上述した雌螺条28は螺条形成面42に形成されて
いる。図2乃至図4に明確に図示する如く、張出上端面
40には周方向に間隔をおいて複数個(図示の実施例に
おいては周方向に等間隔をおいて24個)の凹部46が
形成されていることが重要である。凹部46の各々は、
張出上端面40の下端から(従って環状肩面44から)
上方に延在せしめられているのが好都合である。凹部4
6は天面壁8の内面まで上方に延在せしめられている
が、所望ならば凹部46の上端を天面壁8の内面よりも
幾分下方に位置せしめることもできる。凹部46の各々
の周方向両側面48は軸線方向においては実質上鉛直に
延びている。しかしながら、半径方向においては、図2
から明確に理解される如く、凹部46の各々の周方向両
側面48は半径方向外側に向かって周方向外側に傾斜せ
しめられており、従って凹部46の周方向長さは半径方
向外側に向かって漸次増大せしめられている。図示の実
施例における如く凹部46の周方向長さを半径方向全体
に渡って且つ軸線方向全体に渡って半径方向外側に向か
って漸次増大せしめることに代えて、所望ならば凹部4
6の周方向長さを半径方向における一部において或いは
軸線方向における一部においてのみ半径方向外側に向か
って大きくなるようにせしめることもできる。図3に図
示する如く、凹部46の外側端面の内径rcは、螺条形
成面42に形成されている雌螺条28の半径方向内側縁
の内径rdと実質上同一乃至これよりも小さく、内径r
c≦rdであるのが好適である。この場合には、図3を
参照することによって容易に理解されるとおり、張出上
端面40に凹部46を形成することに起因して、シェル
4の成形における型抜きに無理抜きを生成せしめる所謂
アンダーカットが付加的に生成されることはない。
る張出上端面40には上記凹部46が形成されている故
に、シェル4内において合成樹脂素材を流動せしめるこ
とによって成形されるライナー6の外周面には、上記凹
部46内に流入せしめられた合成樹脂素材によって規定
される凸部50が上記凹部46に対応して複数個(図示
の実施例においては24個)形成される。図3に二点鎖
線で図示する如く、ライナー6の成形の際には、円柱形
状のセンターパンチ52、このセンターパンチ52を囲
繞する円筒形状のブッシング54、及びブッシング54
を囲繞する円筒形状のスリーブ56を具備する圧縮成形
工具をシェル4内に挿入して合成樹脂素材に作用せし
め、合成樹脂素材を所要形状に流動せしめることができ
る。ライナー6を成形する際には、通常、シェル4は倒
立状態(即ち、その天面壁8の外面を下方に向けた状
態)でアンビル(図示していない)上に載置され、かか
るシェル4内に圧縮成形工具が下降せしめられるが、こ
の際にはセンターパンチ52及びブッシング54を図示
の位置まで下降せしめるのに先立って、スリーブ56を
図示の位置まで下降せしめて、上記凹部46の外側端面
の内径rcと実質上同一乃至これより若干大きい外径を
有するスリーブ56の下端を環状肩面44に緊密に当接
せしめ、かくすることによって環状肩面44を通って合
成樹脂素材が例えば糸状に流出することを充分確実に防
止することができる。
えられた容器蓋2においては、シェル4のスカート壁1
0の内周面における張出上端面40に形成されている複
数個の凹部46とかかる凹部46に対応してライナー6
の外周面に形成されている複数個の凸部50との協働係
止作用によって、ライナー6の周縁部が半径方向内側に
変位することが充分確実に阻止される。従って、シェル
4内において合成樹脂素材を加圧圧縮して所要形状に流
動せしめることによって成形されたライナー6が硬化す
る際に、ライナー6の周縁部が半径方向に収縮移動し或
いは傾斜してしまうことが充分確実に防止され、所要と
おりの良好な密封特性を有するライナー6が安定して成
形される。そしてまた、容器蓋2の運搬時、後述すると
おりにして容器の口頸部に容器蓋2を装着する時或いは
容器の口頸部から容器蓋2を離脱する時に、ライナー6
に望ましくない移動が生成されることが充分確実に阻止
される。
口頸部58に装着した状態を図示している。ガラス又は
ポリエチレンテレフタレートの如き適宜の合成樹脂から
形成することができる容器の口頸部58は全体として略
円筒形状であり、その外周面には雄螺条60とその下方
に位置する環状係止あご部62とが形成されている。清
涼飲料の如き所要内容物を容器に充填した後に、口頸部
58に容器蓋2が装着されて口頸部58が密封される。
口頸部58に容器蓋2を装着する際には、口頸部58に
容器蓋2を被嵌し、容器蓋2を閉回転方向、即ち図5に
おいて上方から見て時計方向に回転せしめ、かくしてシ
ェル4のスカート壁10における主部14の内周面に形
成されている雌螺条28を容器の口頸部58の外周面に
形成されている雄螺条60に螺合せしめる。シェル4の
タンパーエビデント裾部16の内周面に形成さている係
止手段32は、弾性的に変形せしめられて口頸部58の
環状係止あご部62を通過した後に、弾性的に復元せし
められて環状係止あご部62の下面に係止せしめられ
る。シェル4の天面壁8の内面に配設されたライナー6
は、その外側密封突条36及び内側密封突条38が口頸
部58の上端面に密接せしめられ、これによって口頸部
58が密封される。
蓋2を開回転方向、即ち図5において上方から見て反時
計方向に回転せしめる。かくすると、シェル4のスカー
ト壁10における主部14の内周面に形成されている雌
螺条28が口頸部58の外周面に形成されている雄螺条
60に沿って移動せしめられる故に、容器蓋2は回転と
共に上昇せしめられる。容器蓋2が幾分か上昇せしめら
れてライナー6が口頸部58の上端面から離隔せしめら
れると、口頸部58の上端面とライナー6との間及び雌
螺条28に形成されている通気切欠30(図1)を通し
て容器内が外部と連通せしめられる。シェル4のタンパ
ーエビデント裾部16は、その内周面に形成されている
係止手段32が口頸部58の外周面に形成されている環
状係止あご部62の下面に係止されているので、上方へ
の移動が阻止される。かくして、シェル4のスカート壁
10に形成されている周方向破断ライン12における橋
絡部20に相当な応力が生成され、非破断橋絡部20A
を除く全ての橋絡部20が破断される。更に、タンパー
エビデント裾部16に形成されている軸線方向破断ライ
ン34にも相当な応力が生成され、軸線方向破断ライン
34が破断されてタンパーエビデント裾部16が無端環
状から有端帯条に展開される。かくして、環状係止あご
部62に対する係止手段32の係止が解除されて、シェ
ル4のタンパーエビデント裾部16を含む容器蓋2の全
体が自由に上昇し得るようになり、容器蓋2の全体が口
頸部58から離脱され、口頸部58が開封される。
蓋の他の実施例が図示されている。この容器蓋102に
おけるシェル104においては、スカート壁110の下
端に比較的肉薄の内向きカール164が形成されてい
る。それ自体は周知のカール164は、圧縮成形或いは
射出成形において実質上真直に延出するように形成され
た突出部を、後に加熱変形せしめることによって好都合
に形成することができる。このカール164にも軸線方
向破断ライン134を規定するスコアを延在せしめるこ
ともできるが、上述した如く圧縮成形或いは射出成形の
後に加熱変形せしめることによってカール164を形成
する場合には、かかる加熱変形に起因してカール164
が相当脆くなる故に、特にスコア等を形成せずとも容器
の口頸部から容器蓋を離脱する際にはカール164の上
方におけるスコアの破断に続いてカール164の軸線方
向に充分容易に破断される。
続けると、容器蓋102のシェル104におけるスカー
ト壁110の内周面には、天面壁108の内面から下方
に延在する張出上端面140とその下方に位置する螺条
形成面142との間に配置されている過渡面166も形
成されている。この過渡面166は内径reを有する円
筒形状である。張出上端面140と過渡面166との間
には、張出上端面140の下端から過渡面166の上端
まで半径方向外側に延在する第一の環状肩面168が規
定されており、過渡面166と螺条形成面142との間
には、過渡面166の下端から螺条形成面142の上端
まで半径方向外側に延在する第二の環状肩面170が規
定されている。張出上端面140には周方向に間隔をお
いて複数個の凹部146が形成されている。かかる凹部
146の各々は、張出上端面140の下端から(従って
第一の環状肩面168から)上方に延在せしめられてい
るのが好都合である。凹部146は天面壁108の内面
まで上方に延在せしめられているが、所望ならば凹部1
46の上端を天面壁108の内面よりも幾分下方に位置
せしめることもできる。凹部146の各々の両側面14
8は、図8に明確に図示するとおり、下半部においては
軸線方向に実質上鉛直に延びているが、上半部において
は軸線方向上方に向かって周方向外側に傾斜して延びて
いる。従って、凹部146は、その一部(即ち、両側面
148が軸線方向上方に向かって周方向外側に傾斜して
延びている部分)において、上方に向かって周方向長さ
が増大せしめられている。所望ならば、軸線方向全体に
渡って凹部146の両側面148が軸線方向上方に向か
って周方向外側に傾斜して延び、従って凹部146の周
方向長さが軸線方向全体に渡って軸線方向上方に向かっ
て漸次増大するようになすこともできる。半径方向にお
いては、上述した容器蓋4における凹部146と同様
に、凹部146の各々の周方向両側面148は半径方向
外側に向かって周方向外側に傾斜せしめられており、従
って凹部146の周方向長さは半径方向外側に向かって
漸次増大せしめられている。凹部146の周方向長さを
半径方向全体に渡って且つ軸線方向全体に渡って半径方
向外側に向かって漸次増大せしめることに代えて、所望
ならば凹部146の周方向長さを半径方向における一部
において或いは軸線方向における一部においてのみ半径
方向外側に向かって大きくなるようにせしめることもで
きる。図7に図示する如く、凹部146の外側端面の内
径rcは、過渡面166の内径reと実質上同一乃至こ
れより小さく、そしてまた過渡面の内径reは螺条形成
面142に形成されている雌螺条128の半径方向内側
縁の内径rdと実質上同一乃至これよりも小さく、内径
rc≦内径re≦内径rdであるのが好適である。この
場合には、図7を参照することによって容易に理解され
るとおり、凹部146に両側面148が一部において軸
線方向上方に向かって周方向外側に傾斜して延びている
ことに起因して、シェル104の成形における型抜きに
無理抜きを生成せしめる若干のアンダーカットが付加的
に生成されるが、かかるアンダーカットは僅かであって
過剰な無理抜きを生成せしめることはなく、かかる若干
のアンダーカット以外に望ましくない過剰アンダーカッ
トが付加的に生成されることはない。
における張出上端面140には上記凹部146が形成さ
れている故に、シェル104内において合成樹脂素材を
流動せしめることによって成形されるライナー106の
外周面には、上記凹部146内に流入せしめられた合成
樹脂素材によって規定される凸部150が上記凹部14
6に対応して複数個形成される。図7に二点鎖線で図示
する如く、ライナー106の成形の際には、上述した容
器蓋2の場合と同様に、円柱形状のセンターパンチ15
2、このセンターパンチ152を囲繞する円筒形状のブ
ッシング154、及びブッシング154を囲繞する円筒
形状のスリーブ156を具備する圧縮成形工具をシェル
104内に挿入して合成樹脂素材に作用せしめ、合成樹
脂素材を所要形状に流動せしめることができる。ライナ
ー106を成形する際には、通常、シェル104は倒立
状態(即ち、その天面壁108の外面を下方に向けた状
態)でアンビル(図示していない)上に載置され、かか
るシェル104内に圧縮成形工具が下降せしめられる
が、この際にはセンターパンチ152及びブッシング1
54を図示の位置まで下降せしめるのに先立って、スリ
ーブ156を図示の位置まで下降せしめて、スリーブ1
56の下端を第二の環状肩面170に緊密に当接せし
め、かくすることによって第二の環状肩面170を通っ
て合成樹脂素材が例えば糸状に流出することを充分確実
に防止することができる。スリーブ156の下端を第二
の環状肩面170に当接せしめるとに代えて、図9に二
点鎖線で示す如く、スリーブ156の外径を過渡面16
6の内径reと実質上同一に設定してスリーブ156の
外周面を過渡面166に充分緊密に密接せしめ、かくす
ることによって過渡面166を通って合成樹脂素材が例
えば糸条に流出することを防止することもできる。スリ
ーブ156を図7又は図9に図示する位置まで下降せし
めてライナー106を成形する場合には、第一の環状肩
面168の全体がライナー106を形成する合成樹脂素
材によって覆われる。所望ならば、図9においてスリー
ブ156を更に下降せしめて、スリーブ156の外周面
を過渡面166に密接せしめると共に、スリーブ156
の下端を第一の環状肩面168に緊密に当接せしめるこ
ともできる。この場合には、上述した容器蓋2の場合と
同様に、凹部146が形成されている部位以外におい
て、第一の環状肩面168がライナー106を形成する
合成樹脂素材に覆われることなく下方に露呈せしめられ
る。
図1乃至図5に図示する容器蓋2と実質上同一である。
本発明に従って上述したとおりの改良が加えられた容器
蓋102においては、シェル104のスカート壁110
の内周面における張出上端面140に形成されている複
数個の凹部146とかかる凹部146に対応してライナ
ー106の外周面に形成されている複数個の凸部150
との協働係止作用によって、ライナー106の周縁部が
半径方向内側に変位することが充分確実に阻止されるこ
とに加えて、ライナー106の周縁部が軸線方向下方に
変位することが充分確実に阻止される。即ち、凹部14
6の周方向長さが少なくとも一部において半径方向外側
に向かって増大せしめられている故に、凹部146と凸
部150の協働によってライナー106の周縁部が半径
方向内側に変位することが充分確実に阻止され、そして
また凹部146の周方向長さが少なくとも一部において
軸線方向上方に向かって増大せしめられている故に、凹
部146と凸部150の協働によってライナー106の
周縁部が軸線方向下方に変位することが充分確実に阻止
される。従って、シェル104内において合成樹脂素材
を加圧圧縮して所要形状に流動せしめることによって成
形されたライナー106が硬化する際に、ライナー6の
周縁部が半径方向に収縮移動し或いは傾動し或いは軸線
方向下方に移動してしまうことが充分確実に防止され、
所要とおりの良好な密封特性を有するライナー106が
安定して成形される。そしてまた容器蓋102の運搬
時、容器の口頸部に容器蓋102を装着する時或いは容
器の口頸部から容器蓋102を離脱する時等に、ライナ
ー106に望ましくない移動が生成されることが充分確
実に阻止される。
ライナーの周縁部の収縮移動或いは傾動等が充分確実に
防止され、かくして所要密封特性が安定して達成され
る。また、ライナー成形の際にシェル内において加圧さ
れる合成樹脂素材が所要部位から例えば糸条に流出する
ことが充分確実に阻止され、所要形態のライナーが安定
して成形され得る。
の実施例を、一部を断面で示す側面図。
図。
態を、一部を断面で示す側面図。
の実施例を、一部を断面で示す側面図。
変形例を示す部分縦断面図。
Claims (5)
- 【請求項1】 天面壁及びこの天面壁の周縁から垂下す
るスカート壁を有する合成樹脂製シェルと、該シェル内
で合成樹脂素材を流動せしめることによって成形された
合成樹脂製ライナーとを具備する容器蓋において、 該スカート壁の内周面上端部には周方向に間隔をおいて
複数個の凹部が形成されており、該凹部の各々は少なく
とも一部において半径方向外側に向かって周方向長さが
大きくせしめられており、該ライナーの外周面には成形
の際に該凹部内に流入せしめられた合成樹脂素材によっ
て規定されている複数個の凸部が形成されている、こと
を特徴とする容器蓋。 - 【請求項2】 該凹部の各々は少なくとも一部において
上方に向かって周方向長さが増大せしめられている、請
求項1記載の容器蓋。 - 【請求項3】 該凹部は周方向に等間隔をおいて形成さ
れている、請求項1又は2記載の容器蓋。 - 【請求項4】 該スカート壁の内周面には該天面壁の内
面から下方に延在する張出上端面とその下方に位置する
螺条形成面とが形成されており、該張出上端面と該螺条
形成面との間には半径方向外方に延在する環状肩面が規
定されており、該凹部は該張出上端面に形成されてお
り、該螺条形成面には雌螺条が形成されており、該凹部
の半径方向外側端面の内径rcと該雌螺条の半径方向内
側縁の内径rdとは該内径rc≦該内径rdである、請
求項1から3までのいずれかに記載の容器蓋。 - 【請求項5】 該スカート壁の内周面には該張出上端面
と該螺条形成面との間に位置する過渡面も形成されてお
り、該過渡面は内径reの円筒形であり、該内径rc≦
該内径re≦該内径rdである、請求項4記載の容器
蓋。
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