JPH0723316A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH0723316A JPH0723316A JP16360493A JP16360493A JPH0723316A JP H0723316 A JPH0723316 A JP H0723316A JP 16360493 A JP16360493 A JP 16360493A JP 16360493 A JP16360493 A JP 16360493A JP H0723316 A JPH0723316 A JP H0723316A
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- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 title claims abstract description 57
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 22
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 6
- 210000002858 crystal cell Anatomy 0.000 abstract description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 12
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 NTSC放送に対する駆動方法とほぼ同じ駆
動方法で、ハイビジョン放送に対応する映像を正常に表
示することができる液晶表示装置を提供する。 【構成】 液晶表示装置は液晶セル11を備える。液晶
セル11は、複数のデータ線X(n)と、複数の走査信
号線Y(m)と、各データ線X(n)と各走査信号線Y
(m)との交差部にそれぞれ設けられている複数の画素
12とを有する。前記データ線の内の偶数列のデータ線
X(2n)の端部のそれぞれはそれぞれに隣り合う奇数
列のデータ線X(2n−1)の端部に抵抗13で接続さ
れている。奇数列のデータ線X(2n−1)にはXドラ
イバ14から映像信号が供給され、偶数列のデータ線X
(2n)にはXドライバ15から映像信号が供給され
る。奇数列のデータ線X(2n−1)への映像信号の供
給と偶数列のデータ線X(2n)への映像信号の供給と
は1水平走査期間毎に交互に行われる。
動方法で、ハイビジョン放送に対応する映像を正常に表
示することができる液晶表示装置を提供する。 【構成】 液晶表示装置は液晶セル11を備える。液晶
セル11は、複数のデータ線X(n)と、複数の走査信
号線Y(m)と、各データ線X(n)と各走査信号線Y
(m)との交差部にそれぞれ設けられている複数の画素
12とを有する。前記データ線の内の偶数列のデータ線
X(2n)の端部のそれぞれはそれぞれに隣り合う奇数
列のデータ線X(2n−1)の端部に抵抗13で接続さ
れている。奇数列のデータ線X(2n−1)にはXドラ
イバ14から映像信号が供給され、偶数列のデータ線X
(2n)にはXドライバ15から映像信号が供給され
る。奇数列のデータ線X(2n−1)への映像信号の供
給と偶数列のデータ線X(2n)への映像信号の供給と
は1水平走査期間毎に交互に行われる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、NTSC放送に対応する液晶表
示装置には、アクティブマトリクス方式の駆動方式が用
いられている。このアクティブマトリクス方式の駆動方
式で駆動される液晶表示装置について図を参照しながら
説明する。図4は従来の液晶表示装置の主要部を示すブ
ロック図である。
示装置には、アクティブマトリクス方式の駆動方式が用
いられている。このアクティブマトリクス方式の駆動方
式で駆動される液晶表示装置について図を参照しながら
説明する。図4は従来の液晶表示装置の主要部を示すブ
ロック図である。
【0003】上述の液晶表示装置は、図4に示すよう
に、液晶セル41を備える。液晶セル41は、複数のデ
ータ線X(n)(n=1,2,3,…)と、複数の走査
信号線Y(m)(m=1,2,3…)と、各データ線X
(n)と各走査信号線Y(m)との交差部にそれぞれ設
けられかつマトリックス状に配列されている複数の画素
42とを有する。
に、液晶セル41を備える。液晶セル41は、複数のデ
ータ線X(n)(n=1,2,3,…)と、複数の走査
信号線Y(m)(m=1,2,3…)と、各データ線X
(n)と各走査信号線Y(m)との交差部にそれぞれ設
けられかつマトリックス状に配列されている複数の画素
42とを有する。
【0004】液晶セル41の各画素42にはTFT(図
示せず)が設けられている。例えば、データ線X(1)
とゲート線Y(1)との交差部に設けられているTFT
のゲートはゲート線Y(1)に接続され、TFTのドレ
インはデータ線X(1)に接続されている。TFTのソ
ースは液晶(図示せず)に接続されている。
示せず)が設けられている。例えば、データ線X(1)
とゲート線Y(1)との交差部に設けられているTFT
のゲートはゲート線Y(1)に接続され、TFTのドレ
インはデータ線X(1)に接続されている。TFTのソ
ースは液晶(図示せず)に接続されている。
【0005】各データ線X(n)の内の奇数列のデータ
線X(2n−1)はXドライバ43の出力端に接続さ
れ、Xドライバ43の出力端の数は奇数列の水平方向に
おける画素42の数に対応する。Xドライバ43は、シ
フトレジスタ44と、複数のサンプルホールド回路(図
示せず)を有するサンプルホールド回路群45とを含
む。Xドライバ43は液晶セル41の上方に配置されて
いる。
線X(2n−1)はXドライバ43の出力端に接続さ
れ、Xドライバ43の出力端の数は奇数列の水平方向に
おける画素42の数に対応する。Xドライバ43は、シ
フトレジスタ44と、複数のサンプルホールド回路(図
示せず)を有するサンプルホールド回路群45とを含
む。Xドライバ43は液晶セル41の上方に配置されて
いる。
【0006】シフトレジスタ44は、水平走査期間の開
始を示すスタートパルスが供給されると、クロック信号
に同期したタイミングで第1ビット目から順次にオン
し、オンパルスを出力する。サンプルホールド回路群4
5の各サンプルホールド回路は、対応するシフトレジス
タ44からのオンパルスに基づき映像信号をサンプリン
グし、保持する。各サンプルホールド回路に保持された
映像信号は外部からの出力許可信号に基づき対応するデ
ータ線X(2n−1)のそれぞれに供給される。
始を示すスタートパルスが供給されると、クロック信号
に同期したタイミングで第1ビット目から順次にオン
し、オンパルスを出力する。サンプルホールド回路群4
5の各サンプルホールド回路は、対応するシフトレジス
タ44からのオンパルスに基づき映像信号をサンプリン
グし、保持する。各サンプルホールド回路に保持された
映像信号は外部からの出力許可信号に基づき対応するデ
ータ線X(2n−1)のそれぞれに供給される。
【0007】これに対し、各データ線X(n)の内の偶
数列のデータ線X(2n)はXドライバ46の出力端に
接続され、Xドライバ46の出力端の数は偶数列の水平
方向における画素42の数に対応する。Xドライバ46
は、Xドライバ43と同様に、シフトレジスタ44と、
複数のサンプルホールド回路(図示せず)を有するサン
プルホールド回路群45とを含む。Xドライバ46は液
晶セル41の下方に配置されている。
数列のデータ線X(2n)はXドライバ46の出力端に
接続され、Xドライバ46の出力端の数は偶数列の水平
方向における画素42の数に対応する。Xドライバ46
は、Xドライバ43と同様に、シフトレジスタ44と、
複数のサンプルホールド回路(図示せず)を有するサン
プルホールド回路群45とを含む。Xドライバ46は液
晶セル41の下方に配置されている。
【0008】シフトレジスタ44は、水平走査期間の開
始を示すスタートパルスが供給されると、クロック信号
に同期したタイミングで第1ビット目から順次にオン
し、オンパルスを出力する。サンプルホールド回路群4
5の各サンプルホールド回路は、対応するシフトレジス
タ44からのオンパルスに基づき映像信号をサンプリン
グし、保持する。各サンプルホールド回路に保持された
映像信号は外部からの出力許可信号に基づき対応するデ
ータ線X(2n)にそれぞれ供給される。
始を示すスタートパルスが供給されると、クロック信号
に同期したタイミングで第1ビット目から順次にオン
し、オンパルスを出力する。サンプルホールド回路群4
5の各サンプルホールド回路は、対応するシフトレジス
タ44からのオンパルスに基づき映像信号をサンプリン
グし、保持する。各サンプルホールド回路に保持された
映像信号は外部からの出力許可信号に基づき対応するデ
ータ線X(2n)にそれぞれ供給される。
【0009】液晶セル41のゲート線Y(m)のそれぞ
れはYドライバ47の出力端に接続され、Yドライバ4
7の出力端の数は液晶セル41の垂直方向の画素42の
数に対応する。Yドライバ47は垂直走査期間の開始を
示すタイミング信号によってゲート線Y(1)に接続さ
れた出力端を“H”レベルにし、以後1水平走査期間で
順次に“H”にする出力端をシフトすることによって全
ゲート線Y(1),Y(2),Y(3),…に“H”レ
ベルのゲート信号を供給する。この“H”レベルのゲー
ト信号の供給に応じて、各画素42には対応するサンプ
リングホールド回路でサンプリングされた映像信号が書
き込まれる。
れはYドライバ47の出力端に接続され、Yドライバ4
7の出力端の数は液晶セル41の垂直方向の画素42の
数に対応する。Yドライバ47は垂直走査期間の開始を
示すタイミング信号によってゲート線Y(1)に接続さ
れた出力端を“H”レベルにし、以後1水平走査期間で
順次に“H”にする出力端をシフトすることによって全
ゲート線Y(1),Y(2),Y(3),…に“H”レ
ベルのゲート信号を供給する。この“H”レベルのゲー
ト信号の供給に応じて、各画素42には対応するサンプ
リングホールド回路でサンプリングされた映像信号が書
き込まれる。
【0010】この液晶表示装置では、ブランキング期間
に映像信号が各画素に書き込まれるから、各画素42へ
十分に映像信号を書き込むための必要時間として約10
μsecが確保されている。なお、各画素への書込時間
として最低約5μsecが要求される。
に映像信号が各画素に書き込まれるから、各画素42へ
十分に映像信号を書き込むための必要時間として約10
μsecが確保されている。なお、各画素への書込時間
として最低約5μsecが要求される。
【0011】近年、液晶パネルの開発が進められ、ハイ
ビジョン放送を表示することが可能な高画素の液晶パネ
ルが実現化されている。
ビジョン放送を表示することが可能な高画素の液晶パネ
ルが実現化されている。
【0012】しかし、上述の液晶表示装置でハイビジョ
ン放送に対応する映像を表示するとき、このハイビジョ
ン放送に対し設定されているブランキング期間は約4μ
secであるから、この液晶表示装置において各画素に
映像信号を書き込むための時間が不足し、ハイビジョン
放送に対応する映像を正常に表示することができない。
ン放送に対応する映像を表示するとき、このハイビジョ
ン放送に対し設定されているブランキング期間は約4μ
secであるから、この液晶表示装置において各画素に
映像信号を書き込むための時間が不足し、ハイビジョン
放送に対応する映像を正常に表示することができない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の液晶表示装置では、ハイビジョン放送に対する駆動方
法をNTSC放送に対する駆動方法と同じにするとき、
各画素への映像信号の書込時間が不足し、ハイビジョン
放送に対応する映像を正常に表示することができない。
の液晶表示装置では、ハイビジョン放送に対する駆動方
法をNTSC放送に対する駆動方法と同じにするとき、
各画素への映像信号の書込時間が不足し、ハイビジョン
放送に対応する映像を正常に表示することができない。
【0014】本発明は、NTSC放送に対する駆動方法
とほぼ同じ駆動方法で、ハイビジョン放送に対応する映
像を正常に表示することができる液晶表示装置を提供す
ることを目的とする。
とほぼ同じ駆動方法で、ハイビジョン放送に対応する映
像を正常に表示することができる液晶表示装置を提供す
ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のデータ
線、複数の走査信号線、および各データ線と各走査信号
線との交点にそれぞれ設けられかつマトリックス状に配
列されている複数の画素を有する液晶表示部と、映像信
号をサンプリングし、このサンプリングされた映像信号
を前記データ線の内の奇数列のデータ線を介して対応す
る画素に供給する第1のデータ線駆動回路と、前記映像
信号をサンプリングし、このサンプリングされた映像信
号を前記データ線の内の偶数列のデータ線を介して対応
する画素に供給する第2のデータ線駆動回路と、前記複
数の走査信号線を介して各画素に走査信号を供給する走
査信号線駆動回路と、前記奇数列のデータ線とこのデー
タ線に隣り合う前記偶数列のデータ線とをそれぞれ接続
する複数の抵抗体と、前記第1のデータ線駆動回路によ
る映像信号のサンプリング動作および供給動作と前記第
2のデータ線駆動回路による映像信号のサンプリング動
作および供給動作とが所定の期間毎に交互に行われるよ
うに、前記第1のデータ線駆動回路と前記第2のデータ
線駆動回路とを制御する制御手段とを備える。
線、複数の走査信号線、および各データ線と各走査信号
線との交点にそれぞれ設けられかつマトリックス状に配
列されている複数の画素を有する液晶表示部と、映像信
号をサンプリングし、このサンプリングされた映像信号
を前記データ線の内の奇数列のデータ線を介して対応す
る画素に供給する第1のデータ線駆動回路と、前記映像
信号をサンプリングし、このサンプリングされた映像信
号を前記データ線の内の偶数列のデータ線を介して対応
する画素に供給する第2のデータ線駆動回路と、前記複
数の走査信号線を介して各画素に走査信号を供給する走
査信号線駆動回路と、前記奇数列のデータ線とこのデー
タ線に隣り合う前記偶数列のデータ線とをそれぞれ接続
する複数の抵抗体と、前記第1のデータ線駆動回路によ
る映像信号のサンプリング動作および供給動作と前記第
2のデータ線駆動回路による映像信号のサンプリング動
作および供給動作とが所定の期間毎に交互に行われるよ
うに、前記第1のデータ線駆動回路と前記第2のデータ
線駆動回路とを制御する制御手段とを備える。
【0016】
【作 用】本発明の液晶表示装置では、前記奇数列のデ
ータ線とこのデータ線に隣り合う前記偶数列のデータ線
とが対応する抵抗体でそれぞれ接続され、前記第1のデ
ータ線駆動回路で前記奇数列のデータ線を介して対応す
る画素に映像信号が供給され、前記第2のデータ線駆動
回路で前記偶数列のデータ線を介して対応する画素に映
像信号が供給され、前記第1のデータ線駆動回路による
映像信号のサンプリング動作および供給動作と前記第2
のデータ線駆動回路による映像信号のサンプリング動作
および供給動作とが所定の期間毎に交互に行われる。
ータ線とこのデータ線に隣り合う前記偶数列のデータ線
とが対応する抵抗体でそれぞれ接続され、前記第1のデ
ータ線駆動回路で前記奇数列のデータ線を介して対応す
る画素に映像信号が供給され、前記第2のデータ線駆動
回路で前記偶数列のデータ線を介して対応する画素に映
像信号が供給され、前記第1のデータ線駆動回路による
映像信号のサンプリング動作および供給動作と前記第2
のデータ線駆動回路による映像信号のサンプリング動作
および供給動作とが所定の期間毎に交互に行われる。
【0017】例えば、前記第1のデータ線駆動回路によ
る映像信号のサンプリング動作および供給動作と前記第
2のデータ線駆動回路による映像信号のサンプリング動
作および供給動作とは、水平走査期間毎に交互に行われ
る。
る映像信号のサンプリング動作および供給動作と前記第
2のデータ線駆動回路による映像信号のサンプリング動
作および供給動作とは、水平走査期間毎に交互に行われ
る。
【0018】現在の水平走査期間中に、前記第1のデー
タ線駆動回路による映像信号のサンプリング動作が行わ
れているとき、前記第2のデータ線駆動回路によるサン
プリングされた映像信号の供給動作が行われる。次の水
平走査期間では、前記第1のデータ線駆動回路によるサ
ンプリングされた映像信号の供給動作が行われ、前記第
2のデータ線駆動回路による映像信号のサンプリング動
作が行われる。
タ線駆動回路による映像信号のサンプリング動作が行わ
れているとき、前記第2のデータ線駆動回路によるサン
プリングされた映像信号の供給動作が行われる。次の水
平走査期間では、前記第1のデータ線駆動回路によるサ
ンプリングされた映像信号の供給動作が行われ、前記第
2のデータ線駆動回路による映像信号のサンプリング動
作が行われる。
【0019】よって、1水平走査期間毎に前記第1のデ
ータ線駆動回路による映像信号の供給動作と前記第2の
データ線駆動回路による映像信号の供給動作とを1水平
走査期間毎に交互に行うことによって、1水平走査期間
が前記第1のデータ線駆動回路による対応する画素への
映像信号の書込時間または前記第2のデータ線駆動回路
による対応する画素への映像信号の書込時間として確保
されるから、十分な書込時間を得ることができ、NTS
C放送に対する駆動方法とほぼ同じ駆動方法で、ハイビ
ジョン放送に対応する映像を正常に表示することができ
る。
ータ線駆動回路による映像信号の供給動作と前記第2の
データ線駆動回路による映像信号の供給動作とを1水平
走査期間毎に交互に行うことによって、1水平走査期間
が前記第1のデータ線駆動回路による対応する画素への
映像信号の書込時間または前記第2のデータ線駆動回路
による対応する画素への映像信号の書込時間として確保
されるから、十分な書込時間を得ることができ、NTS
C放送に対する駆動方法とほぼ同じ駆動方法で、ハイビ
ジョン放送に対応する映像を正常に表示することができ
る。
【0020】また、前記第1のデータ線駆動回路の映像
信号が前記奇数列のデータ線に対応する画素に書き込ま
れるとき、前記奇数列のデータ線と前記偶数列のデータ
線とは互いに対応する抵抗体で接続されているから、前
記偶数列のデータ線にはこの偶数列のデータ線に隣り合
う奇数列のデータ線に供給される映像信号のそれぞれが
前記抵抗体を介して印加され、前記偶数列のデータ線に
対応する画素にはこの偶数列のデータ線に隣り合う奇数
列のそれぞれの映像信号を平均化した映像信号が書き込
まれる。よって、1水平走査期間毎に前記液晶表示部の
全画素に映像信号が書き込まれる。
信号が前記奇数列のデータ線に対応する画素に書き込ま
れるとき、前記奇数列のデータ線と前記偶数列のデータ
線とは互いに対応する抵抗体で接続されているから、前
記偶数列のデータ線にはこの偶数列のデータ線に隣り合
う奇数列のデータ線に供給される映像信号のそれぞれが
前記抵抗体を介して印加され、前記偶数列のデータ線に
対応する画素にはこの偶数列のデータ線に隣り合う奇数
列のそれぞれの映像信号を平均化した映像信号が書き込
まれる。よって、1水平走査期間毎に前記液晶表示部の
全画素に映像信号が書き込まれる。
【0021】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【0022】図1は本発明の液晶表示装置の一実施例の
主要部を示すブロック図である。
主要部を示すブロック図である。
【0023】液晶表示装置は、図1に示すように、液晶
セル11を備える。液晶セル11は複数のデータ線X
(n)(n=1,2,3,…)と、複数の走査信号線Y
(m)(m=1,2,3,…)と、各データ線X(n)
と各走査信号線Y(m)との交差部にそれぞれ設けられ
かつマトリックス状に配列されている複数の画素12と
を有する。
セル11を備える。液晶セル11は複数のデータ線X
(n)(n=1,2,3,…)と、複数の走査信号線Y
(m)(m=1,2,3,…)と、各データ線X(n)
と各走査信号線Y(m)との交差部にそれぞれ設けられ
かつマトリックス状に配列されている複数の画素12と
を有する。
【0024】液晶セル11の各画素12にはTFT(図
示せず)が設けられている。例えば、データ線X(1)
とゲート線Y(1)との交差部に設けられているTFT
のゲートはゲート線Y(1)に接続され、TFTのドレ
インはデータ線X(1)に接続されている。TFTのソ
ースは液晶(図示せず)に接続されている。なお、本実
施例では、垂直方向の画素12の数がハイビジョン放送
の1フィールド分の画素数に対応する480に設定され
ている。
示せず)が設けられている。例えば、データ線X(1)
とゲート線Y(1)との交差部に設けられているTFT
のゲートはゲート線Y(1)に接続され、TFTのドレ
インはデータ線X(1)に接続されている。TFTのソ
ースは液晶(図示せず)に接続されている。なお、本実
施例では、垂直方向の画素12の数がハイビジョン放送
の1フィールド分の画素数に対応する480に設定され
ている。
【0025】前記データ線の内の偶数列のデータ線X
(2n)の端部のそれぞれはそれぞれに隣り合う奇数列
のデータ線X(2n−1)の端部に抵抗13で接続され
ている。各抵抗13は同一の抵抗値を有する。なお、各
データ線X(n)が有する抵抗および容量に起因する映
像信号の減衰を低減するために、各抵抗13をそれぞれ
上下方向に互い違いに配置し、かつ各抵抗13の配置位
置をXドライバ14の近傍位置にまたはXドライバ15
の近傍位置にすることが好ましい。
(2n)の端部のそれぞれはそれぞれに隣り合う奇数列
のデータ線X(2n−1)の端部に抵抗13で接続され
ている。各抵抗13は同一の抵抗値を有する。なお、各
データ線X(n)が有する抵抗および容量に起因する映
像信号の減衰を低減するために、各抵抗13をそれぞれ
上下方向に互い違いに配置し、かつ各抵抗13の配置位
置をXドライバ14の近傍位置にまたはXドライバ15
の近傍位置にすることが好ましい。
【0026】奇数列のデータ線X(2n−1)にはXド
ライバ14から映像信号が供給される。Xドライバ14
は、シフトレジスタ(図示せず)、複数のサンプルホー
ルド回路を有するサンプルホールド回路群(図示せず)
および複数のバッファアンプを有するバッファアンプ群
(図示せず)から構成される。
ライバ14から映像信号が供給される。Xドライバ14
は、シフトレジスタ(図示せず)、複数のサンプルホー
ルド回路を有するサンプルホールド回路群(図示せず)
および複数のバッファアンプを有するバッファアンプ群
(図示せず)から構成される。
【0027】シフトレジスタには映像信号の水平走査期
間の開始タイミングでスタート信号(以下、STH信号
という)21が入力され、STH信号21の入力に伴い
各シフトレジスタはオンパルスをシフトさせながら対応
するサンプルホールド回路に出力する。各サンプルホー
ルド回路はシフトレジスタからのオンパルスのタイミン
グで各色信号をサンプリングし、保持する。各サンプル
ホールド回路の出力のそれぞれは対応するバッファアン
プに与えられる。各バッファアンプは、出力許可信号
(以下、OE信号という)22が入力されると、対応す
るサンプルホールド回路からの出力を液晶セル11の対
応する各データ線X(2n−1)に供給する。Xドライ
バ14は液晶セル11の上方に配置されている。
間の開始タイミングでスタート信号(以下、STH信号
という)21が入力され、STH信号21の入力に伴い
各シフトレジスタはオンパルスをシフトさせながら対応
するサンプルホールド回路に出力する。各サンプルホー
ルド回路はシフトレジスタからのオンパルスのタイミン
グで各色信号をサンプリングし、保持する。各サンプル
ホールド回路の出力のそれぞれは対応するバッファアン
プに与えられる。各バッファアンプは、出力許可信号
(以下、OE信号という)22が入力されると、対応す
るサンプルホールド回路からの出力を液晶セル11の対
応する各データ線X(2n−1)に供給する。Xドライ
バ14は液晶セル11の上方に配置されている。
【0028】偶数列のデータ線X(2n)にはXドライ
バ15から映像信号が供給される。Xドライバ15は、
Xドライバ14と同様に、シフトレジスタ(図示せ
ず)、複数のサンプルホールド回路を有するサンプルホ
ールド回路群(図示せず)および複数のバッファアンプ
を有するバッファアンプ群(図示せず)から構成され
る。
バ15から映像信号が供給される。Xドライバ15は、
Xドライバ14と同様に、シフトレジスタ(図示せ
ず)、複数のサンプルホールド回路を有するサンプルホ
ールド回路群(図示せず)および複数のバッファアンプ
を有するバッファアンプ群(図示せず)から構成され
る。
【0029】シフトレジスタはSTH信号23の入力に
伴いオンパルスをシフトさせながら対応するサンプルホ
ールド回路に出力する。各サンプルホールド回路はシフ
トレジスタからのオンパルスのタイミングで映像信号を
サンプリングし、保持する。各サンプルホールド回路の
出力のそれぞれは対応するバッファアンプに与えられ
る。各バッファアンプは、OE信号24が入力される
と、対応するサンプルホールド回路からの出力を液晶セ
ル11の対応する各データ線X(2n)に供給する。X
ドライバ15は液晶セル11の下方に配置されている。
伴いオンパルスをシフトさせながら対応するサンプルホ
ールド回路に出力する。各サンプルホールド回路はシフ
トレジスタからのオンパルスのタイミングで映像信号を
サンプリングし、保持する。各サンプルホールド回路の
出力のそれぞれは対応するバッファアンプに与えられ
る。各バッファアンプは、OE信号24が入力される
と、対応するサンプルホールド回路からの出力を液晶セ
ル11の対応する各データ線X(2n)に供給する。X
ドライバ15は液晶セル11の下方に配置されている。
【0030】液晶セル11のゲート線Y(m)のそれぞ
れはYドライバ16の出力端に接続され、Yドライバ1
6の出力端の数は液晶セル11の垂直方向の画素12の
数に対応する。Yドライバ16は垂直走査期間の開始を
示すタイミング信号(図示せず)によってゲート線Y
(1)に接続された出力端を“H”レベルにし、以後1
水平走査期間毎に順次に“H”レベルにする出力端をシ
フトすることによって全ゲート線Y(1),Y(2),
Y(3),…に“H”レベルのゲート信号を供給する。
れはYドライバ16の出力端に接続され、Yドライバ1
6の出力端の数は液晶セル11の垂直方向の画素12の
数に対応する。Yドライバ16は垂直走査期間の開始を
示すタイミング信号(図示せず)によってゲート線Y
(1)に接続された出力端を“H”レベルにし、以後1
水平走査期間毎に順次に“H”レベルにする出力端をシ
フトすることによって全ゲート線Y(1),Y(2),
Y(3),…に“H”レベルのゲート信号を供給する。
【0031】各Xドライバ14,15へのSTH信号2
1,23およびOE信号22,24の供給とYドライバ
16へのタイミング信号の供給とは制御手段(図示せ
ず)によって行われる。制御手段は、映像信号の水平同
期信号および垂直同期信号を監視し、水平同期信号およ
び垂直同期信号に基づきSTH信号21,23、OE信
号22,24およびタイミング信号を出力する。
1,23およびOE信号22,24の供給とYドライバ
16へのタイミング信号の供給とは制御手段(図示せ
ず)によって行われる。制御手段は、映像信号の水平同
期信号および垂直同期信号を監視し、水平同期信号およ
び垂直同期信号に基づきSTH信号21,23、OE信
号22,24およびタイミング信号を出力する。
【0032】STH信号21とSTH信号23とは1水
平走査期間毎に交互に出力され、OE信号22のレベル
とOE信号24のレベルとは1水平走査期間毎に交互に
切り換えられる。例えば、現在の水平走査期間におい
て、STH信号21がXドライバ14に出力されると、
“L”レベルのOE信号22がXドライバ14に出力さ
れる。水平走査期間が次の水平走査期間に移行すると、
STH信号23がXドライバ15に出力され、“L”レ
ベルのOE信号24がXドライバ15に出力される。
平走査期間毎に交互に出力され、OE信号22のレベル
とOE信号24のレベルとは1水平走査期間毎に交互に
切り換えられる。例えば、現在の水平走査期間におい
て、STH信号21がXドライバ14に出力されると、
“L”レベルのOE信号22がXドライバ14に出力さ
れる。水平走査期間が次の水平走査期間に移行すると、
STH信号23がXドライバ15に出力され、“L”レ
ベルのOE信号24がXドライバ15に出力される。
【0033】次に、液晶表示装置の動作について図を参
照しながら説明する。図2は図1の液晶表示装置の動作
を説明するための各信号を示すタイミングチャート、図
3は図1の液晶表示装置の各Xドライバの動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
照しながら説明する。図2は図1の液晶表示装置の動作
を説明するための各信号を示すタイミングチャート、図
3は図1の液晶表示装置の各Xドライバの動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
【0034】まず、映像信号の水平走査期間nにおい
て、図2に示すように、水平走査期間(n)の開始タイ
ミングでSTH信号21がXドライバ14のシフトレジ
スタに入力される。STH信号21の入力に伴い各シフ
トレジスタはオンパルスをシフトさせながら対応するサ
ンプルホールド回路に出力する。
て、図2に示すように、水平走査期間(n)の開始タイ
ミングでSTH信号21がXドライバ14のシフトレジ
スタに入力される。STH信号21の入力に伴い各シフ
トレジスタはオンパルスをシフトさせながら対応するサ
ンプルホールド回路に出力する。
【0035】Xドライバ14のサンプルホールド回路は
シフトレジスタからのオンパルスのタイミングで各映像
信号をサンプリングし、保持する。Xドライバ14の各
サンプルホールド回路の出力はそれぞれバッファアンプ
に与えられる。
シフトレジスタからのオンパルスのタイミングで各映像
信号をサンプリングし、保持する。Xドライバ14の各
サンプルホールド回路の出力はそれぞれバッファアンプ
に与えられる。
【0036】次に、水平走査期間が水平走査期間(n)
から水平走査期間(n+1)に移行すると、Xドライバ
14のバッファアンプには“H”レベルのOE信号22
が与えられ、映像信号はバッファアンプからデータ線X
(2n−1)に供給される。OE信号22のバッファア
ンプへの入力と同時に、ゲート線Y1にはYドライバ1
6から“H”レベルの走査信号が供給され、この走査信
号の供給に伴いデータ線X(2n−1)に供給された映
像信号は対応する画素12に書き込まれる。
から水平走査期間(n+1)に移行すると、Xドライバ
14のバッファアンプには“H”レベルのOE信号22
が与えられ、映像信号はバッファアンプからデータ線X
(2n−1)に供給される。OE信号22のバッファア
ンプへの入力と同時に、ゲート線Y1にはYドライバ1
6から“H”レベルの走査信号が供給され、この走査信
号の供給に伴いデータ線X(2n−1)に供給された映
像信号は対応する画素12に書き込まれる。
【0037】データ線X(2n−1)に供給された映像
信号が対応する画素12に書き込まれると、各偶数列目
のデータ線X(2n)にはそれぞれに隣り合う奇数列目
のデータ線X(2n−1)の映像信号が抵抗13を介し
て印加され、この偶数列目のデータ線X(2n)に印加
される映像信号は隣り合う奇数列目のデータ線X(2n
−1)の映像信号を平均化した平均映像信号になる。こ
の平均映像信号が示す映像情報量は、一方の側に隣接す
る奇数列目のデータ線に供給された映像信号が示す情報
量と他方の側に隣接する奇数列目のデータ線に供給され
た映像信号が示す情報量とを平均化した情報量である。
信号が対応する画素12に書き込まれると、各偶数列目
のデータ線X(2n)にはそれぞれに隣り合う奇数列目
のデータ線X(2n−1)の映像信号が抵抗13を介し
て印加され、この偶数列目のデータ線X(2n)に印加
される映像信号は隣り合う奇数列目のデータ線X(2n
−1)の映像信号を平均化した平均映像信号になる。こ
の平均映像信号が示す映像情報量は、一方の側に隣接す
る奇数列目のデータ線に供給された映像信号が示す情報
量と他方の側に隣接する奇数列目のデータ線に供給され
た映像信号が示す情報量とを平均化した情報量である。
【0038】これに対し、Xドライバ15のシフトレジ
スタには水平走査期間(n+1)の開始タイミングでS
TH信号22が入力され、STH信号22の入力に伴い
シフトレジスタはオンパルスをシフトさせながら対応す
るサンプルホールド回路に出力する。
スタには水平走査期間(n+1)の開始タイミングでS
TH信号22が入力され、STH信号22の入力に伴い
シフトレジスタはオンパルスをシフトさせながら対応す
るサンプルホールド回路に出力する。
【0039】Xドライバ15のサンプルホールド回路は
シフトレジスタからのオンパルスのタイミングで映像信
号をサンプリングし、保持する。Xドライバ15の各サ
ンプルホールド回路の出力はそれぞれバッファアンプに
与えられる。
シフトレジスタからのオンパルスのタイミングで映像信
号をサンプリングし、保持する。Xドライバ15の各サ
ンプルホールド回路の出力はそれぞれバッファアンプに
与えられる。
【0040】次に、水平走査期間が水平走査期間(n+
1)から水平走査期間(n+2)に移行すると、Xドラ
イバ15のバッファアンプには“H”レベルのOE信号
24が与えられ、映像信号はバッファアンプからデータ
線X(2n)に供給される。OE信号24のバッファア
ンプへの入力と同時に、ゲート線Y(2)にはYドライ
バ16から“H”レベルの走査信号が供給され、この走
査信号の供給に伴いデータ線X(2n)に供給された映
像信号は対応する画素12に書き込まれる。
1)から水平走査期間(n+2)に移行すると、Xドラ
イバ15のバッファアンプには“H”レベルのOE信号
24が与えられ、映像信号はバッファアンプからデータ
線X(2n)に供給される。OE信号24のバッファア
ンプへの入力と同時に、ゲート線Y(2)にはYドライ
バ16から“H”レベルの走査信号が供給され、この走
査信号の供給に伴いデータ線X(2n)に供給された映
像信号は対応する画素12に書き込まれる。
【0041】データ線X(2n)に供給された映像信号
が対応する画素12に書き込まれると、各奇数列目のデ
ータ線X(2n−1)にはそれぞれに隣り合う偶数列目
のデータ線X(2n)の映像信号が抵抗13を介して印
加され、この奇数列目のデータ線X(2n−1)に印加
される映像信号は隣り合う偶数列目のデータ線X(2
n)の映像信号を平均化した平均映像信号になる。
が対応する画素12に書き込まれると、各奇数列目のデ
ータ線X(2n−1)にはそれぞれに隣り合う偶数列目
のデータ線X(2n)の映像信号が抵抗13を介して印
加され、この奇数列目のデータ線X(2n−1)に印加
される映像信号は隣り合う偶数列目のデータ線X(2
n)の映像信号を平均化した平均映像信号になる。
【0042】これに対し、Xドライバ14のシフトレジ
スタには水平走査期間(n+2)の開始タイミングでS
TH信号21が入力され、STH信号21の入力に伴い
各シフトレジスタはオンパルスをシフトさせながら対応
するサンプルホールド回路に出力する。
スタには水平走査期間(n+2)の開始タイミングでS
TH信号21が入力され、STH信号21の入力に伴い
各シフトレジスタはオンパルスをシフトさせながら対応
するサンプルホールド回路に出力する。
【0043】上述したように、Xドライバ14による映
像信号のサンプリング・ホールド動作が行われていると
き、図3に示すように、Xドライバ15による映像信号
の各データ線X(2n)への供給動作が行われている。
これに対し、Xドライバ15による映像信号のサンプリ
ング・ホールド動作が行われているとき、Xドライバ1
4による映像信号の各データ線X(2n−1)への供給
動作が行われている。
像信号のサンプリング・ホールド動作が行われていると
き、図3に示すように、Xドライバ15による映像信号
の各データ線X(2n)への供給動作が行われている。
これに対し、Xドライバ15による映像信号のサンプリ
ング・ホールド動作が行われているとき、Xドライバ1
4による映像信号の各データ線X(2n−1)への供給
動作が行われている。
【0044】以上により、各水平走査期間毎に、Xドラ
イバ14による映像信号のサンプリグ・ホールド動作お
よび供給動作とXドライバ15による映像信号のサンプ
リグ・ホールド動作および供給動作とを交互に繰り返し
行うことによって、1水平走査期間が映像信号の画素へ
の書込時間として確保されるから、十分な書込時間を得
ることができ、NTSC放送に対する駆動方法とほぼ同
じ駆動方法でハイビジョン放送の映像を正常に表示する
ことができる。
イバ14による映像信号のサンプリグ・ホールド動作お
よび供給動作とXドライバ15による映像信号のサンプ
リグ・ホールド動作および供給動作とを交互に繰り返し
行うことによって、1水平走査期間が映像信号の画素へ
の書込時間として確保されるから、十分な書込時間を得
ることができ、NTSC放送に対する駆動方法とほぼ同
じ駆動方法でハイビジョン放送の映像を正常に表示する
ことができる。
【0045】なお、ハイビジョン放送における水平走査
期間は約29secであるから、ハイビジョン放送にお
ける各画素への映像信号の書込時間として最大29se
cの時間が確保されることになる。
期間は約29secであるから、ハイビジョン放送にお
ける各画素への映像信号の書込時間として最大29se
cの時間が確保されることになる。
【0046】なお、本実施例では、垂直方向画素数がハ
イビジョン放送の1フィールド分である480画素であ
る場合について説明しているが、例えば、1水平走査期
間に隣り合う2つのゲート線に同時に“H”レベルの走
査信号を供給し、2つのラインの水平方向画素に同時に
映像信号を書き込む方式を用いることによって、垂直画
素数が1フレーム分である液晶セルに映像を良好に表示
することができる。
イビジョン放送の1フィールド分である480画素であ
る場合について説明しているが、例えば、1水平走査期
間に隣り合う2つのゲート線に同時に“H”レベルの走
査信号を供給し、2つのラインの水平方向画素に同時に
映像信号を書き込む方式を用いることによって、垂直画
素数が1フレーム分である液晶セルに映像を良好に表示
することができる。
【0047】また、Xドライバ14とXドライバ15と
の動作順序を1フィールド毎に切り換えると、すなわち
(n)フィールド目において、まず、Xドライバ14が
サンプリング動作を開始し、液晶セル11の第1のライ
ンの画素に映像信号を書き込み、(n+1)フィールド
目において、まず、Xドライバ15がサンプリング動作
を開始し、液晶セル11の第1のラインの画素に映像信
号を書き込むと、1フィールド毎に映像信号が書き込ま
れる画素と平均映像信号が書き込まれる画素とが切り換
えられるから、解像度を向上することができる。
の動作順序を1フィールド毎に切り換えると、すなわち
(n)フィールド目において、まず、Xドライバ14が
サンプリング動作を開始し、液晶セル11の第1のライ
ンの画素に映像信号を書き込み、(n+1)フィールド
目において、まず、Xドライバ15がサンプリング動作
を開始し、液晶セル11の第1のラインの画素に映像信
号を書き込むと、1フィールド毎に映像信号が書き込ま
れる画素と平均映像信号が書き込まれる画素とが切り換
えられるから、解像度を向上することができる。
【0048】さらに、本実施例では、各抵抗13を液晶
セル11内に配置しているが、各抵抗13を対応するX
ドライバ14,15に配置することもできる。
セル11内に配置しているが、各抵抗13を対応するX
ドライバ14,15に配置することもできる。
【0049】さらに、本実施例では、ハイビジョン放送
を表示する場合について説明しているが、液晶表示装置
に表示することができる表示画像信号であってハイビジ
ョン放送の映像信号と同様に書込時間が十分に無い信号
については、本発明の液晶表示装置で処理することが可
能である。
を表示する場合について説明しているが、液晶表示装置
に表示することができる表示画像信号であってハイビジ
ョン放送の映像信号と同様に書込時間が十分に無い信号
については、本発明の液晶表示装置で処理することが可
能である。
【0050】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の液晶表
示装置によれば、NTSC放送に対する駆動方法とほぼ
同じ駆動方法で、ハイビジョン放送に対応する映像を正
常に表示することができる。
示装置によれば、NTSC放送に対する駆動方法とほぼ
同じ駆動方法で、ハイビジョン放送に対応する映像を正
常に表示することができる。
【図1】本発明の液晶表示装置の一実施例の主要部を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】図1の液晶表示装置の動作を説明するための各
信号を示すタイミングチャートである。
信号を示すタイミングチャートである。
【図3】図1の液晶表示装置の各Xドライバの動作を説
明するためのタイミングチャートである。
明するためのタイミングチャートである。
【図4】従来の液晶表示装置の主要部を示すブロック図
である。
である。
11…液晶セル、12…画素、13…抵抗、14,15
…Xドライバ(データ線駆動回路)、16…Yドライバ
(走査信号線駆動回路)、21,23…STH信号、2
2,24…OE信号、X(n)(n=1,2,3…)…
データ線、Y(m)(m=1,2,3…)…ゲート線。
…Xドライバ(データ線駆動回路)、16…Yドライバ
(走査信号線駆動回路)、21,23…STH信号、2
2,24…OE信号、X(n)(n=1,2,3…)…
データ線、Y(m)(m=1,2,3…)…ゲート線。
Claims (1)
- 【請求項1】複数のデータ線、複数の走査信号線、およ
び各データ線と各走査信号線との交点にそれぞれ設けら
れかつマトリックス状に配列されている複数の画素を有
する液晶表示部と、 映像信号をサンプリングし、このサンプリングされた映
像信号を前記データ線の内の奇数列のデータ線を介して
対応する画素に供給する第1のデータ線駆動回路と、 前記映像信号をサンプリングし、このサンプリングされ
た映像信号を前記データ線の内の偶数列のデータ線を介
して対応する画素に供給する第2のデータ線駆動回路
と、 前記複数の走査信号線を介して各画素に走査信号を供給
する走査信号線駆動回路と、 前記奇数列のデータ線とこのデータ線に隣り合う前記偶
数列のデータ線とをそれぞれ接続する複数の抵抗体と、 前記第1のデータ線駆動回路による映像信号のサンプリ
ング動作および供給動作と前記第2のデータ線駆動回路
による映像信号のサンプリング動作および供給動作とが
所定の期間毎に交互に行われるように、前記第1のデー
タ線駆動回路と前記第2のデータ線駆動回路とを制御す
る制御手段とを備えることを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16360493A JPH0723316A (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16360493A JPH0723316A (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0723316A true JPH0723316A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=15777090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16360493A Pending JPH0723316A (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723316A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7057586B2 (en) * | 2001-03-20 | 2006-06-06 | Lg Electronics Inc. | Flat panel display and operation method thereof |
US7297743B2 (en) | 2001-04-19 | 2007-11-20 | Kaneka Corporation | Curable composition |
-
1993
- 1993-07-01 JP JP16360493A patent/JPH0723316A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7057586B2 (en) * | 2001-03-20 | 2006-06-06 | Lg Electronics Inc. | Flat panel display and operation method thereof |
US7297743B2 (en) | 2001-04-19 | 2007-11-20 | Kaneka Corporation | Curable composition |
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