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JPH07232647A - パワーステアリング装置の操舵トルク検出装置 - Google Patents

パワーステアリング装置の操舵トルク検出装置

Info

Publication number
JPH07232647A
JPH07232647A JP15475194A JP15475194A JPH07232647A JP H07232647 A JPH07232647 A JP H07232647A JP 15475194 A JP15475194 A JP 15475194A JP 15475194 A JP15475194 A JP 15475194A JP H07232647 A JPH07232647 A JP H07232647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
steering
shaft
steering torque
pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15475194A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Iwaki
貴 井脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP15475194A priority Critical patent/JPH07232647A/ja
Publication of JPH07232647A publication Critical patent/JPH07232647A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Steering Controls (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、ステアリングホイールに組
み込んだ、パワーステアリング装置の操舵トルク検出装
置を提供することにある。 【構成】 上述の目的を達成するために、本発明では、
環状のステアリングホイール(20)を、その回転軸線
に対して垂直な方向で第1のホイール(20a)と第2
のホイール(20b)とに分割し、前記ステアリングホ
イール(20)を操作するとき、このステアリングホイ
ール(20)に負荷される操舵トルクに比例して、前記
第1のホイール(20a)が前記第2のホイール(20
b)に対して周方向にスライドするように構成し、前記
第1のホイール(20a)の前記第2のホイール(20
b)に対するスライド動作の方向と変位量とを検出する
センサー(58)を設ける構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワーステアリング装
置の操舵トルク検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】運転者による車両の操舵力を低減する、
パワーステアリング装置が広範に利用されている。パワ
ーステアリング装置は、ステアリングホイールに負荷さ
れる操舵トルクを検出する操舵トルク検出装置と、操舵
力を低減する操舵力倍力装置と、前記操舵トルク検出装
置により検出された操舵トルクに基づいて操舵力倍力装
置の出力を制御する制御装置とを具備して構成されてい
る。パワーステアリング装置は、操舵力倍力装置を油圧
モータで構成するか、或いは電動モータで構成するかに
より、油圧式パワーステアリング装置と電気式パワース
テアリング装置とに分類される。何れの方式を採用する
にしても、パワーステアリング装置を適切に制御するた
めには、適切な操舵トルク検出装置が必要となる。
【0003】然しながら、今日までに提供されてきた操
舵トルク検出装置はいずれも問題を有している。例え
ば、リーチフォークリフト等に使用される電気式パワー
ステアリング装置において、操舵トルク検出装置を、ス
テアリングホイールから操舵輪の間に設けられた、ステ
アリングシャフト等の操舵力伝達装置に配置しているも
のがある。この種の操舵トルク検出装置はカップリング
構造を有しており、このカップリングのステアリングホ
イール側の入力軸と、操舵輪側の出力軸との間の差動量
を検出して操舵トルクを検出するように構成されてい
る。
【0004】また、特開昭63−35931号公報およ
び実開平2−72170号公報には、ステアリングホイ
ールにひずみゲージを設けた操舵トルク検出装置を開示
されている。更に、特開昭61−54419号公報に
は、ステアリングホイールにギャップセンサー等の非接
触型センサーを設けた操舵トルク検出装置を開示されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記カップリング方式
の操舵トルク検出装置では、車両のフレーム内の操舵力
伝達装置に隣接する領域に、上記カップリングを配置す
るための空間が必要となる。更に、操舵力伝達装置は、
チェーン、軸継手、軸受等から構成されており、ステア
リングホイールと操舵トルク検出装置の間に配設されて
いる。これら構成要素の摩擦または抵抗により、最小操
舵力が大きくならざるを得ない。
【0006】更に、上記3つの公報に開示された操舵ト
ルク検出装置では、ステアリングホイール内に操舵トル
ク検出装置の検出部が設けられるので、上述したカップ
リング方式の操舵トルク検出装置の問題は解決される。
然しながら、ひずみゲージによる操舵トルク検出装置で
は、温度、湿度などの環境変化に対する信頼性や、長期
間に渡る使用に対する信頼性が低いと言える。また、ひ
ずみゲージおよびギャップセンサーの発生する信号は、
電圧が低いのでノイズの影響を受けやすい。更に、上記
の構成による操舵トルク検出装置では、検出される変位
量が微小であるので検出、測定された操作トルクの精度
も低くならざるを得ない。
【0007】本発明は、上述の従来技術の問題点を解決
することを技術課題としており、操舵トルクを部材の大
きな変位量に変換して検出でき、かつ、ステアリングホ
イールに組み込まれた、パワーステアリング装置の操舵
トルク検出装置を提供すること目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するめ
に、本発明では、環状のステアリングホイールを、その
回転軸線に対して垂直な平面で第1のホイールと第2の
ホイールとに分割し、前記ステアリングホイールを操作
するとき、ステアリングホイールに負荷される操舵トル
クに比例して、前記第1のホイールが前記第2のホイー
ルに対して周方向にスライドするように構成し、前記第
1のホイールの前記第2のホイールに対するスライド動
作の方向と変位量とを検出するセンサーを設けたことを
特徴とする、パワーステアリング装置の操舵トルク検出
装置が提供される。更に、本発明では、前記ステアリン
グホイールは、周方向に配設された複数の小室を内部に
有しており、前記複数の小室の各々にコイルバネが配設
されていることを特徴としている。更に、本発明の好ま
しい特徴によれば、第1のホイールの第2のホイールに
対する周方向のスライド動作を直線運動に変換し、この
直線運動の方向と変位量とを検出するセンサが設けられ
る。
【0009】
【作用】ステアリングホイールを操作すると、このステ
アリングホイールに負荷される操舵トルクに比例して、
前記第1のホイールが前記第2のホイールに対して周方
向にスライドする。この第1のホイールの第2のホイー
ルに対するスライド動作の方向とスライド量がセンサー
により検出、測定される。そしてセンサーにより検出、
測定されたスライド量に比例した信号がパワーステアリ
ング装置の制御部に送信される。ステアリングホイール
内に配設されたコイルバネにより、前記第1のホイール
は、前記第2のホイールに対して操舵トルクに比例して
スライドする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例による操舵トル
ク検出装置を、リーチフォークリフトに適用する場合を
一例として説明する。リーチフォークリフトは、周知の
通り、マストまたはフォークが前後に移動できるフォー
クリフトであり、2つの前輪と、1つの後輪とを有して
いる。2つの前輪は遊動輪であり、後輪はブレーキを備
えた操舵兼駆動輪である。リーチフォークリフトは、車
体前方に突出する2本のレグに、上記前輪を設けて車体
を安定させると共に、前記フォークにより荷をレグの上
に移動させて荷役作業を行う。リーチフォークリフト
は、屋内で使用されることが多いために、一般的にバッ
テリーによる電動方式が採用される。
【0011】図1を参照して、リーチフォークリフトの
操舵装置を説明する。操舵輪兼駆動輪である後輪2は駆
動ユニット4を介して駆動モータ6により駆動される。
駆動ユニット4には旋回ギア8が固着されている。旋回
ギア8は操舵ギア10と係合する。操舵ギア10は、複
数の操舵軸12a〜12eと、操舵チェーン16とを介
してステアリングホイール集成体18と連結している。
上記複数の操舵軸12a〜12eは、自在継手14a〜
14dにより連結されて、一連の操舵軸集成体を構成し
ている。この操舵軸集成体に、電動式の操舵力倍力装置
24が連結されている。図2をも参照すると、操舵力倍
力装置24は、アシストモータ26と、減速装置28と
を具備している。アシストモータ26は、減速装置28
を介して操舵軸12cに連結されいる。図1、2では、
操舵力倍力装置24は操舵軸12cと連結するように示
されている。然しながら、操舵力倍力装置24の配置
は、図1に示した配置に限定されないことは言うまでも
ない。
【0012】次に、ステアリングホイール集成体18の
構成について説明する。図1に示すように、ステアリン
グホイール集成体18は、環状のステアリングホイール
20と、該ステアリングホイール20に設けられたノブ
22とを具備している。このリーチフォークリフトの運
転者が、ノブ22を握ってステアリングホイールを回転
させると、この回転は操舵チェーン16と、上記操舵軸
集成体と、操舵ギア10と旋回ギア8とを介して操舵輪
である後輪2に伝達される。
【0013】更に、図1においてAで示す部分を拡大し
て示す断面図である図3をも参照すると、ステアリング
ホイール20は、ステアリングホイール20の回転軸線
に対して概ね垂直な方向で、第1のホイール20aと、
第2のホイール20bとに分割されている。第1のホイ
ール20aは、該第1のホイール20aと一体的に成形
された上部スポーク部20cを有している。これに対し
て、第2のホイール20bは、下部スポーク部20d
と、概ね円筒形の基部20eとを有している。第2のホ
イール20bと、下部スポーク部20dと、基部20e
は、射出成形法などの成形方法により一体的に成形され
ている。第2のホイール20bの基部20eには、直径
方向に貫通するピン孔20fが形成されている。ピン孔
20fの断面は概ね円形に形成されている。
【0014】第1のホイール20aおよび上部スポーク
部20cは、以下に説明するように、第2のホイール2
0b、下部スポーク部20dおよび基部20eに対して
周方向にスライド可能に構成されている。ステアリング
ホイール20の一部を分解して示す斜視図である図4を
も参照すると、第1のホイール20aは、分割面から突
出する複数の突出部19を具備している。複数の突出部
19は、周方向に概ね等間隔に配設されている。第2の
ホイール20bは、上記突出部19と相補形状に形成さ
れた複数の溝部21を具備している。複数の溝部21も
また周方向に概ね等間隔に配設されている。そして、前
記複数の突出部19の各々と、これに対設された溝部2
1の各々とは対をなしており、第1のホイール20aの
第2のホイール20bに対するスライド動作の案内とし
て作用する。上記スライド動作を許容するために、突出
部19および溝部21は、所定の円周に沿って湾曲して
形成されている。
【0015】第2のホイール20bにおいて、複数の溝
部21の各々の間に、複数の凹部が形成されている。こ
の複数の凹部の各々は、複数の溝部21の各々の間を連
結するように形成されている。図4には図示されていな
いが、第1のホイール20aの複数の突出部19の各々
の間にも、第2のホイール20bに形成された凹部と同
形状の凹部が形成されている。第1のホイール20aに
形成された凹部の各々と、これに対設された凹部の各々
とは、対をなして小室30を形成している。複数の小室
30の各々にコイルバネ32が配置される。第2のホイ
ール20aが、第2のホイール20bに対して周方向に
スライドするとき、突出部19が小室30の中に進入し
てコイルバネ32を圧縮する。圧縮されたコイルバネ3
2は、第1のホイール20aおよび第2のホイール20
bを、互いに反対方向に付勢する。
【0016】再び図3を参照すると、基部20eは中空
部20gを具備している。中空部20gは、断面が概ね
円形をしており、その中心軸線がステアリングホイール
20の回転軸線と合致するように形成されている。そし
て、この中空部20gにシャフト34が挿入される。シ
ャフト34は、図5に示すように、中実の概ね円柱形の
本体部34aと、6角形の頭部34bとを具備してい
る。シャフト34の頭部34bが、第1のホイール20
aの上部スポーク部20cにおいて中心に固着されてい
る。つまり、シャフト34は、その中心軸線がステアリ
ングホイール20の回転軸線と合致するように、基部2
0eの中空部20gに挿入されている。但し、シャフト
34の側面は中空部20gの内周面と接触していない。
【0017】シャフト34の本体部34aには、図5に
示すように、直径方向に貫通するスロット34cが形成
されている。スロット34cの断面は、長方形または長
円形に形成される。そして、第2のホイール20bの基
部20eのピン孔20fと、シャフト34のスロット3
4cを貫通して、ピン36が挿入されている。ピン孔2
0fにより、ピン36は所定の直径方向に固定される。
一方、シャフト34は、スロット34cにおいてピン3
6に対して上記回転軸線を中心として相対的に回転可能
に、ピン36により回転軸線の方向に固定される。従っ
て、第1のホイール20aは、ピン36とスロット34
cとにより、第2のホイール20bに対して周方向にス
ライド可能に、かつ第2のホイール20bと分離しない
ように軸方向に固定される。
【0018】ピン36とピン孔20fとのはめ合いは、
ピン36が脱落しないようにしまりばめとする。これに
対してピン36とスロット34cとのはめ合いは、第1
のホイール20aが周方向にスライドできるようにすき
まばめとする。第1のホイール20aを軸方向に固定す
る目的と、第1のホイール20aが周方向に円滑にスラ
イドできるようにする目的とを勘案して、ピン36とス
ロット34cとの間のすきまを決定する。
【0019】なお、図5ではシャフト34は中実の部材
から形成されているが、ピン36とスロット34cとの
間の摩擦を低減するために、中空の円筒形の部材により
形成してもよい。また、図5においてスロット34c
は、断面が矩形または長円形となるように形成されてい
るが、これを断面が円形のピン孔として形成してもよ
い。この場合には、基部20eのピン孔20fは、ピン
36の周方向の動作を許容する長孔にて置換される。更
に、この場合には、ピン36とスロット34cとの間の
はめ合いはしまりばめとなり、ピン36と長孔に形成さ
れたピン孔20fとの間のはめ合いはすきまばめとなる
ことは言うまでもない。
【0020】第2のホイール20bの中空部20gの底
部には、軸方向に貫通する軸孔20hが形成されてい
る。この軸孔20hに、中空のステアリングシャフト3
8が貫通、挿入される。一方、リーチフォークリフトの
車両のフレーム40に、ステアリングシャフト38のた
めの軸受部42が設けられている。軸受部42は、内部
に2つの玉軸受44を有している。玉軸受44は、その
回転軸線がステアリングホイール20の回転軸線と合致
するように配置されている。ステアリングシャフト38
は、玉軸受44によりステアリングホイール20の回転
軸線を中心として回転自在に支持されている。更に、図
3に示すように、ステアリングシャフト38は、その先
端部が軸受部42を貫通して突出しており、この突出す
る先端部に操舵チェーン16のためのスプロケット46
が取着されている。従って、ステアリングホイール20
の回転は、スプロケット46および操舵チェーン16を
介して前記操舵軸集成体に伝達され、次いで、ステアリ
ングギア10とドライブユニットギア8とを介して操舵
輪である後輪2に伝達される。
【0021】次に、矢視線A−Aの方向に見た側面図で
ある図6をも併せて参照すると、第2のホイール20b
の基部20eの側面には、2つのブラケット48が設け
られている。ブラケット48は、板状の部材であり第2
のホイール20bの基部20eと一体的に成形されてい
る。2つのブラケット48は、図6から理解されるよう
に、所定の間隔を置いて互いに離隔して配置されてい
る。この2つのブラケット48間に、レバー50の一端
がピン52により、ピン52と共に回転できるように取
着されている。また、ピン52の一端にはロータリポテ
ンシオやロータリエンコーダ等の周知の回転センサー5
8が設けられており、ピン52を中心とするレバー50
の回転動作の方向および変位量は、ピン52の回転の方
向および変位量として検出できるように構成されてい
る。なお、図3では、ブラケット48、レバー50の一
端、ピン52、回転センサー58は、第2のホイール2
0bの基部20eに配置されているが、この位置に限定
されるものではなく、下部スポーク部20dの下側に配
置し、第2のホイール20bに接近させることも可能で
ある。
【0022】回転センサー58は、検出信号のための第
1のリード線60を有している。第1のリード線60
は、第2のホイール20bの基部20eに設けられた開
口部(図示せず)から、中空のステアリングシャフト3
8に挿通される。ステアリングシャフト38において、
スプロケット46が取着されている位置よりも更に先端
には、スリップリング62が取着されている。スリップ
リング62は、ブラケット64により、ステアリングシ
ャフト38と共に回転しないように支持されている。ス
リップリング62は、第2のリード線66により、操舵
力倍力装置24のアシストモータ26のための制御部
(図示せず)に接続されている。こうした構成により、
回転センサー58からの検出信号は、第1のリード線6
0と、スリップリング62と、第2のリード線66とを
介して上記制御部に送信される。
【0023】レバー50において、ピン52に取着され
ている端部とは反対側の端部には頭部50aが形成され
ている。頭部50aは、図6から理解されるように、レ
バー50の長手方向の軸線に対して垂直な断面が概ね台
形となるように形成されており、斜面50bが形成され
ている。頭部50aは、その断面が概ね三角形となるよ
うに形成してもよい。なお、レバー50は、好ましく
は、プラスチック材料により一体的に成形される。レバ
ー50は、ブラケット48から、ステアリングホイール
20において小室56の下端に形成された開口部54を
通過して、ステアリングホイール20の小室56まで延
設されている。そして、頭部50aが小室56内に配置
される。なお、小室56は、上述したコイルスプリング
32のための小室30の1つに、コイルスプリング32
を配設しないで、小室56としてもよいし、或いは、小
室30とは別個の小室56として形成してもよい。更
に、ピン52に取着されているレバー50の端部には、
リターンスプリング(図示せず)が取り付けられてお
り、レバー50は常に上方に付勢されている。
【0024】ノブ22は、図6から理解されるように、
脚部22aを有する概ね球形状に形成されている。ノブ
22は、脚部22aにより第1のホイール20aに固着
されている。脚部22aの先端には接触端22bが取着
されている。接触端22bは先端が概ね球形状に形成さ
れている。そして、ノブ22は図6から理解されるよう
に、接触端22bの先端が、上方に付勢されたレバー5
0の頭部50aの斜面50bと接触するように設けられ
ている。
【0025】第1のホイール20aが第2のホイール2
0bに対して、図6において矢印Bの方向にスライドす
るとき、レバー50および頭部50aは矢印Cの方向に
移動する。例えば、第1のホイール20aが、第2のホ
イール20bに対して反時計回りの方向にスライドする
とき、つまり図6において右方向にスライドするとき、
レバー50および頭部50aは下方に動作する。反対
に、第1のホイール20aが、第2のホイール20bに
対して時計回りの方向にスライドするとき、つまり図6
において左方向にスライドするとき、レバー50および
頭部50aは上方に動作する。なお、図6において矢印
Cの方向は直線にて描かれているが、実際は図3に示す
ようにピン52を中心とする円弧方向である。
【0026】以下、本発明の第1の実施例による操舵ト
ルク検出装置の作用について説明する。リーチフォーク
リフトの運転者が、ステアリングホイール20のノブ2
2を把持して、ステアリングホイール20を所望の操舵
方向、例えば、ステアリングホイール20を反時計回り
の方向、つまり、図6において右の方向に回転させると
する。このとき、第2のホイール20bには、リフトフ
ォークリフトのフォークの上にある荷を含めた車両の重
量や、図1に示した操舵系統の抵抗に基づく操舵トルク
が負荷されている。従って、第1のホイール20aは、
第2のホイール20bに対して反時計回りの方向にスラ
イドする。そして、ステアリングホイール20の小室3
0の中に配設された複数のコイルバネ32が圧縮され
る。
【0027】圧縮されたコイルバネ32は、第1のホイ
ール20aを操舵方向とは反対方向に付勢すると同時
に、第2のホイール20bを操舵方向に付勢する。第1
のホイール20aに負荷されるコイルバネ32の付勢力
が、ステアリングホイール20を回転させるために必要
な操舵力として運転者に伝達される。つまり、コイルバ
ネ32の付勢力が操舵力に等しくなる。運転者は、この
操舵力に対抗して、第1のホイール20aが第2のホイ
ール20bに対して相対的にスライドした状態で、ステ
アリングホイール20を操舵方向に回転させることな
る。
【0028】ここで、パワーステアリング装置が作動を
開始する瞬間において、操舵トルクは、操舵力とステア
リングホイール20の半径との積で表される。従って、
操舵トルクは、コイルバネ32の付勢力とステアリング
ホイール20の半径で表される。一方、コイルバネ32
の付勢力は、コイルバネ32の変位量、つまり、第1の
ホイール20aのスライド量に比例する。従って、第1
のホイール20aのスライド量は操舵トルクに比例す
る。
【0029】上述した第1のホイール20aのスライド
動作により、レバー50の頭部50aが、ノブ22の接
触端22bにより下方に押接される。従って、レバー5
0もまた下方に回動する。このレバー50の動作は、既
述の通り回転センサー58により検出、測定される。回
転センサー58は、レバー50の回転角に比例した検出
信号を出力し、この検出信号が、操舵力倍力装置24の
アシストモータ26のための制御部に送信される。この
制御部が、上記検出信号に応じて操舵力倍力装置24の
アシストモータ26の駆動電流を制御する。アシストモ
ータ26の駆動力は、歯車装置28を介して操舵軸12
cに伝達される。さらに、この駆動力は操舵ギア10を
介して旋回ギア8を回転させることにより、駆動ユニッ
ト4および後輪2を回転させる。
【0030】アシストモータ26により後輪2が操舵さ
れると、第2のホイール20bが開演し、圧縮状態にあ
るコイルバネ32は伸長方向へ復帰され、第1のホイー
ル20aと第2のホイール20bとの間のスライド量は
減少しようとするが、第1のホイール20aへの操舵力
が解除されない限り、スライド量が発生するために連続
的にアシストモータ26が駆動制御され、後輪2への操
舵力を付与する。
【0031】反対に、ステアリングホイール20が時計
回りに操舵されるとき、第1のホイール20aは、図6
において左方向にスライドする。従って、レバー50は
上述したリターンバネ(図示せず)により上方に動作す
る。このレバー50の動作の方向および変位量は、ピン
52の回転の方向および変位量として回転センサー58
により検出される。以下の作用は上記と同様である。
【0032】ここで、第1のホイール20aが第2のホ
イール20bに対して、中心角でθ回転したとする。こ
のとき、レバー50の頭部50aの傾斜面50bの傾斜
角をαとすると、ピン52の回転角φは、φ=aθta
nα(但し、aは、ピン52によるレバー50の取着位
置により決定される定数)で表される。そして、第1の
ホイール20aの周方向のスライド量は、θとステアリ
ングホイール20の半径の積で表される。従って、第1
のホイール20aの周方向のスライド量は、ピン58の
回転角に比例する。更に、第1のホイール20aの第2
のホイール20bに対するスライド動作の方向は、ピン
58の回転方向により検出される。つまり、上記スライ
ド動作の方向はφの符号により決定される。
【0033】これにより、第1のホイール20aのスラ
イド動作の方向および変位量は、レバー50を介してピ
ン52の回転として回転センサー58により検出される
ことが理解されよう。また、回転センサー58をステア
リングホイール20の外周部の近傍に配設することによ
り、上記の式の定数aが大きくなり、第1のホイール2
0aの第2のホイール20bに対する相対的なスライド
動作の回転角θが拡大されて、ピン52の回転角φとし
て検出されることが理解されよう。
【0034】次に、図7を参照して、本発明による操舵
トルク検出装置の第2の実施例について説明する。図7
は、ステアリングホイール集成体18の取り付け部の拡
大図であり、第1の実施例と同様の構成要素には、同じ
参照番号が付されている。図1の実施例では、回転セン
サー58は、ステアリングホイール20の外部に設けら
れ、レバー50の動作を介して第1のホイール20aの
スライド動作の方向および変位量を検出した。これに対
して、第2の実施例では、図7に示すように、ロータリ
ポテンシオやロータリエンコーダ等の回転センサー58
は、ステアリングホイール20の基部20e内部に配設
されている。
【0035】第2のホイール20bの中空部20gは、
第1の実施例では単なる円筒形にて形成されていた。こ
れに対して、第2の実施例では、中空部20gは、大孔
と小孔とを組み合わせることにより、環状の支持面20
iが形成されている。支持面20iの上に回転センサー
58が配設される。回転センサー58は、中央孔68a
を有する円形の固定板68により上方より固定される。
固定板68の固定方法には種々の方法が考えられる。例
えば、固定板68の外周面にネジ部(図示せず)を形成
し、第2のホイール20bの中空部20gに、これと対
応するネジ部(図示せず)を形成して両者を螺合させて
もよいし、別途にボルトとナット(図示せず)使用して
もよい。要は、固定板68により回転センサー58が、
第2のホイール20bと共に回転することができればよ
い。
【0036】第1の実施例では、シャフト34の本体部
34aは中実の円筒部材により形成されていた。これに
対して第2の実施例では、本体部34aは中空部34d
が形成されている。本体部34aの底部には中央孔34
eが形成されている。そして、回転センサー58の回転
軸58aが、固定板68の中央孔68aと、シャフト3
4の中央孔34eとを通過して、中空部34dの内部ま
で延びている。回転センサー58の回転軸58aは、固
定具としてナット70によりシャフト34に固定され
る。図7において、固定具はナット70にて図示されて
いるが、他の手段にてこれを構成することもできる。例
えば、シャフト34の中央孔34eの内面と、回転軸5
8aの外面に相補形のスプライン(図示せず)を形成し
てもよい。或いは、シャフト34の中央孔34eと回転
軸58aとを、キー(図示せず)とキー溝(図示せず)
により係合させてもよい。要は、回転センサー58の回
転軸58aが、シャフト34と共に回転できればよい。
なお、シャフト34のステアリング34cと、ピン36
と、第2のホイール20bのピン孔20fとの関係は、
第1の実施例と同様である。
【0037】操舵に際して、操舵トルクに比例して第1
のホイール20aが第2のホイール20bに対して相対
的にスライド動作することは、第1の実施例と同様であ
る。このスライド動作の変位量と方向が、シャフト34
を介して回転センサー58の回転軸58aに直接伝達さ
れる。これにより、必要な操舵トルクの大きさと方向が
回転センサー58により検出され、第1の実施例と同様
に、検出信号が操舵力倍力装置24のアシストモータ2
6のための制御部に送信される(図1参照)。そして制
御部が、上記検出信号に応じて操舵力倍力装置24のア
シストモータ26の駆動電流を制御する。アシストモー
タ26の駆動力は、歯車装置28を介して操舵軸12c
に伝達される。更に、この駆動力は操舵ギア10を介し
て旋回ギア8を回転させる。これにより、駆動ユニット
4および後輪2が回転する。
【0038】次に、図8、9を参照して本発明の操舵ト
ルク検出装置の第3の実施例について説明する。図8
は、ステアリングホイール集成体18の取り付け部の拡
大図であり、第1の実施例と第2の実施例と同様の構成
要素には、同じ参照番号が付されている。第1と第2の
実施例では、第1のホイール20aの第2のホイール2
0bに対するスライド方向およびスライド量を回転セン
サにより検出したが、第3の実施例では、第1と第2の
ホイール20a、20bの相対的なスライド動作を直線
動作に変換して変位センサにより検出するように構成さ
れている。
【0039】図8には詳細に図示されていないが、ステ
アリングホイール20は円筒状のハウジング120によ
りリーチフォークリフトのフレームに回転自在に取りつ
けられている。第1のステアリングホイール20aに
は、その中央部から下方に延びる連結部100が形成さ
れている。連結部100は概ね円柱状に形成されてお
り、その中心軸線がステアリングホイール20の回転軸
線に合致するように配設されている。連結部100は、
概ね円筒状に形成され上方に開口した中空の連結シャフ
ト102の中空部に上方から挿入される。連結シャフト
102は、連結部100と同様に、その中心軸線がステ
アリングホイール20の回転軸線に合致するように配設
されている。但し、連結部100の外周面が連結シャフ
ト102の内面に接してはいない。また、連結シャフト
102の上部の外周面にはスプライン溝102bが形成
されている。
【0040】第2のホイール20bの中央部には、連結
部100および連結シャフト102を通過させる概ね円
形の開口部が形成されている。この開口部は、その中心
がステアリングホイール20の回転軸線上に合致するよ
うに配設されている。この開口部の内面にスプラインリ
ング104が配設されている。スプラインリング104
は、上記の開口部の内面において第2のホイール20b
に固着されている。スプラインリング104の内周面に
は、連結シャフト102の外周面に形成されたスプライ
ン溝102bと係合するスプライン溝が形成されてい
る。連結シャフト102のスプライン溝102bと、ス
プラインリング104のスプライン溝とが係合すること
により、連結シャフト102は、第2のホイール20b
と共に回転し、かつ、ステアリングホイール20の回転
軸線に対して平行な方向に移動可能に設けられている。
【0041】連結シャフトの下端にはスプラインリング
106が固着されている。スプラインリング106は、
その中止軸線がステアリングホイール20の回転軸線に
合致するように配設されている。スプラインリング10
6の内周面には、スプライン溝が形成されている。ステ
アリングシャフト38の上端に形成されたスプライン3
8aと係合する。ステアリングシャフト38は、第1と
第2の実施例と同様に、軸受部42に設けられた2つの
玉軸受44により回転自在に支持されている。2つの玉
軸受44は、その回転軸線がステアリングホイール20
の回転軸線と合致するように配設されている。
【0042】連結部100には、断面が概ね円形のピン
孔100aが形成されている。これに対して連結シャフ
ト102にはカム孔102aが形成されている。カム孔
102aは、図8において矢視線B−Bの方向に見た側
面図である図9に示すように、連結シャフト102の中
心軸線Oに対して傾斜して設けられた長孔にて形成され
ている。ピン36は、カム孔102aとピン孔100a
とを貫通するように配設されている。なお、ピン孔10
0aとピン36との間のはめ合いは、ピン36が脱落し
ないようにしまりばめとする。これに対してカム孔10
2aとピン36との間のはめ合いは、ピン36が、カム
孔102a内においてカム孔102aと係合しつつ円滑
に摺動可能となるようにすきまばめとする。
【0043】連結シャフト102の下面は、スラストニ
ードルベアリング110を介してプレート108に接し
ている。プレート108と軸受部42の上面との間にバ
ネ114が配設されており、プレート108はスラスト
ニードルベアリング110を介して連結シャフト102
の下面に押接される。リーチフォークリフトのフレーム
内部には、変位センサ116が設けられており、変位セ
ンサ116の検知部116aがプレート108の下面に
当接している。変位センサ116は、例えば差動トラン
ス型のセンサ等の周知の直動型のセンサであり、ステア
リングホイール20の回転軸線に平行な方向におけるプ
レート108の変位方向と変位量とを検出する。変位セ
ンサ116はリード線66により制御部(図示せず)に
接続されている。なお、プレート108は回り止めピン
112により、連結シャフト102と共に回転すること
が防止されている。スラストニードルベアリング110
は他の形式のスラストベアリングでもよい。
【0044】次に、本発明の第3の実施例による操舵ト
ルク検出装置の作用を説明する。操舵に際して、操舵ト
ルクに比例して第1のホイール20aが第2のホイール
20bに対して相対的にスライド動作することは、第1
の実施例と同様である。既述の説明から理解されるよう
に、第2のホイール20bの回転は、連結シャフト10
2の外周面に形成されたスプライン102bと、スプラ
インリング104の内周面に形成されたスプラインとの
間の係合により、連結シャフト102に伝達される。次
いで、この回転は、連結シャフト102の下端部に設け
られたスプラインリングの内周面に形成されたスプライ
ンと、ステアリングシャフト38の上部外周面に形成さ
れたスプライン38aとの間の係合により、ステアリン
グシャフト38に伝達される。
【0045】第1のホイール20aが第2のホイール2
0bに対して相対的にスライド動作すると、ピン36
は、カム孔102aの内周面と係合しながら、ステアリ
ングホイールの回転軸線を中心として連結シャフト10
2に対して相対的に回転する。連結シャフト102のカ
ム孔102aは、図9に示すように、その長手方向の中
心軸がステアリングホイール20の回転軸線に関して傾
斜して形成されているので、ピン36がステアリングホ
イールの回転軸線を中心として連結シャフト102に対
して相対的に回転すると、ピン36とカム孔102aと
の間の係合により、連結シャフト102はステアリング
ホイール20の回転軸線に平行な方向に直線動作する。
この直線動作の方向および変位量は、プレート108を
介して変位センサ116により検出され、第1の実施例
と同様に、検出信号が操舵力倍力装置24のアシストモ
ータ26のための制御部に送信される(図1参照)。そ
して制御部が、上記検出信号に応じて操舵力倍力装置2
4のアシストモータ26の駆動電流を制御する。アシス
トモータ26の駆動力は、歯車装置28を介して操舵軸
12cに伝達される。更に、この駆動力は操舵ギア10
を介して旋回ギア8を回転させる。これにより、駆動ユ
ニット4および後輪2が回転する。
【0046】以上のように、第3の実施例では、第1と
第2の実施例のようなスリップリング62が不要であ
り、安価でコンパクトに構成できると共に、スライド量
を検出する変位センサ116がフレームに取り付けられ
ているために、リード線の取り回しが容易となる。
【0047】以上、リーチフォークリフトに備えられる
パワーステアリング装置を一例として、本発明の操舵ト
ルク検出装置を説明したが、本発明による操舵トルク検
出装置は、リーチフォークリフトに限定されることはな
く、他の車両、例えば通常のフォークリフトトラック
や、自動車にも適用できることは言うまでもない。更
に、本発明の操舵トルク検出装置は、電気式のパワース
テアリング装置のみではなく、油圧式のパワーステアリ
ング装置にも適用できる。
【0048】
【発明の効果】本発明による操舵トルク検出装置は、コ
ンパクトな構成にてステアリングホイールに配置される
ので、操舵装置の系統の配置自由度が高くなる効果を奏
する。更に、本発明の操舵トルク検出装置はステアリン
グホイールに配置されるので、操舵装置系統を構成する
操舵チェーンや軸受、軸継手の摩擦抵抗を受けず、ま
た、前記の摩擦抵抗を受けないことでコイルバネの付勢
力を小さく設定できるので、最小操舵力を小さくするこ
とが可能となる。本発明の操舵トルク検出装置は、ステ
アリングホイールを回転軸に垂直な方向で、第1のホイ
ールと第2のホイールとに分割し、第1のホイールを第
2のホイールに対して周方向にスライド可能に構成し、
第1のホイールの周方向のスライド量を検出して、操舵
力倍力装置を制御している。第1のホイールのスライド
量は、従来のひずみゲージや非接触式のセンサーを利用
した操舵トルク検出装置における変位量よりも大きいの
で、従来よりも高精度に操舵トルクを検出することがで
きる。また、ロータリポテンシオ、ロータリエンコー
ダ、変位センサは、ひずみゲージや非接触式のセンサー
よりも出力電圧が格段に高く、ノイズの影響を受けにく
いので、この点も操舵トルクを高精度に検出する効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による操舵トルク検出装置を具備するリ
ーチフォークリフトの操舵装置の略示図である。
【図2】図1の操舵装置に設けられる操舵力倍力装置の
略示断面図である。
【図3】図1においてAで示す部分を拡大して示す、本
発明の第1の実施例による操舵トルク検出装置を具備す
るステアリングホイールの略示断面図である。
【図4】図3のステアリングホイールの部分分解図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施例による操舵トルク検出装
置に使用される、分割式のステアリングホイールを連結
するためのシャフトの略示斜視図である。
【図6】図3において矢視線A−Aの方向に見た側面図
であり、ステアリングホイールの一部を断面にして示す
図である。
【図7】図1においてAで示す部分を拡大して示す、本
発明の第2の実施例による操舵トルク検出装置を具備す
るステアリングホイールの略示断面図である。
【図8】図1においてAで示す部分を拡大して示す、本
発明の第3の実施例による操舵トルク検出装置を具備す
るステアリングホイールの略示断面図である。
【図9】図8において矢視線B−Bの方向に見た側面図
であり、カム孔の形状を示す図である。
【符号の説明】
20…ステアリングホイール 20a…第1のホイール 20b…第2のホイール 22…ノブ 50…レバー 50a…レバーの頭部 52…ピン 58…回転センサー 62…スリップリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状のステアリングホイールを、その回
    転軸線に対して垂直な方向で第1のホイールと第2のホ
    イールとに分割し、前記ステアリングホイールを操作す
    るとき、ステアリングホイールに負荷される操舵トルク
    に比例して、前記第1のホイールが前記第2のホイール
    に対して周方向にスライドするように構成し、 前記第1のホイールの前記第2のホイールに対するスラ
    イド動作の方向と変位量とを検出するセンサーを設けた
    ことを特徴とする、パワーステアリング装置の操舵トル
    ク検出装置。
  2. 【請求項2】 前記ステアリングホイールは、周方向に
    配設された複数の小室を内部に有しており、前記複数の
    小室の各々にコイルバネが配設されている請求項1に記
    載の操舵トルク検出装置。
  3. 【請求項3】 第1のホイールの第2のホイールに対す
    る周方向のスライド動作を直線運動に変換し、この直線
    運動の方向と変位量とを検出するセンサを設けたことを
    特徴とする請求項1に記載の操舵トルク検出装置。
JP15475194A 1993-12-27 1994-07-06 パワーステアリング装置の操舵トルク検出装置 Pending JPH07232647A (ja)

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