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JPH07230432A - 計算装置 - Google Patents

計算装置

Info

Publication number
JPH07230432A
JPH07230432A JP6019493A JP1949394A JPH07230432A JP H07230432 A JPH07230432 A JP H07230432A JP 6019493 A JP6019493 A JP 6019493A JP 1949394 A JP1949394 A JP 1949394A JP H07230432 A JPH07230432 A JP H07230432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
memory
processors
fault
history storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6019493A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Yamazaki
弘巳 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6019493A priority Critical patent/JPH07230432A/ja
Publication of JPH07230432A publication Critical patent/JPH07230432A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Multi Processors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のプロセッサをバス接続した計算装置に
おいて、使用中に障害解析が不可能である用途において
も特別に計測装置を付加することなく、使用後に障害解
析を可能とする。 【構成】 バス4に接続してバス・トランザクションを
監視するバス監視手段10と、上記バスに接続してバス
上の信号値を記憶する履歴記憶手段20とを設けた。 【効果】 障害発生時にその直前のプロセッサ間相互作
用の情報を自動的に保存するようにしたので、使用中に
障害解析が不可能である用途においても特別に計測装置
を付加することなく、後でこの障害情報を読みだして解
析することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は複数のプロセッサをバ
ス接続した計算装置において、プロセッサ間相互作業に
よる障害の解析に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のプロセッサをバス接続した計算装
置においてはプロセッサ間で相互作用しながら動作する
ので、プロセッサ単体の動作が検証されていても相互作
用による障害の可能性が残る。このような障害は相互作
用のタイミングに依存して、間欠的、偶発的に発生する
ことがある。あらかじめ全てのタイミングに対して検証
することは困難なので、障害がある程度発生することを
前提にし、復旧手段と障害の解析手段を備えることによ
ってシステムの保全性を向上することが重要になってい
る。
【0003】特に小型航空機への搭載用途のように、飛
行中に発生した障害に対して地上の整備所に帰らないと
障害を解析できない場合、障害情報の保存が重要にな
る。なぜならば、間欠的または偶発的な障害は地上の整
備所で障害を再現させることが困難であり、障害情報が
保存されていないと結局原因が解析できないことになる
からである。
【0004】従来技術の課題を例にもとづいて説明す
る。図5は例えば2つのプロセッサからなる従来の計算
装置であり、1および2はそれぞれ第1、第2のプロセ
ッサ、3は共有メモリ、4はこれら全てを接続するバ
ス、5は各プロセッサからの要求を入力とし許可を与え
るプロセッサの番号を出力とするアービタである。
【0005】従来の計算装置では、たまたまあるタイミ
ングで第一のプロセッサ1(以下Aとよぶ)が第2のプ
ロセッサ2(以下Bとよぶ)からバス4を通じて相互作
用(すなわちプロセッサ間通信またはデータ転送)を受
けた結果、Aの動作が暴走するあるいは所定の時間内に
処理が終了しない等の障害が発生した場合、Aは例外処
理を起動してその時点でのAの状態を共有メモリ3に書
込んで障害情報として保存する。Aで障害が発生した結
果、BがAからの応答を所定の時間内に得られない等の
2次的な障害につながる場合もあり、そのときはBも同
様にBの状態を共有メモリ3に書込んで障害情報を保存
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような計算装置
では、障害発生時に各プロセッサ毎の障害情報は保存で
きるが、それが他プロセッサからのいかなる相互作用と
因果関係にあるか、またどのプロセッサの障害が最初で
他のプロセッサの障害が2次的なものなのかを知ること
ができない。もちろん計測装置を取付ければ観測できる
が、小型航空機への搭載用途のように飛行中に計測装置
を取付けられない場合は解析不可能である。間欠的な障
害はリトライするかまたは強制的にリセットして動作を
再開することはできるが、障害の原因が不明のまま使用
し続けることになり、将来、重大な障害につながる恐れ
がある。
【0007】この発明はかかる課題を解決するためにな
されたものであり、使用中に障害の解析が不可能である
用途においても特別に計測装置を付加することなく、使
用後に障害の解析を可能とする計算装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】プロセッサ間の相互作用
はバスを通したプロセッサ間通信またはデータ転送(以
下これらをまとめてバス・トランザクションとよぶ)で
行なわれるので、全バス・トランザクションを把握すれ
ば全ての相互作用がわかることになる。そこでこの発明
の計算装置では、バスに接続してバス・トランザクショ
ンを監視するバス監視手段と、上記バスに接続してバス
上の信号値を記憶する履歴記憶手段とを設けた。また、
バス監視手段には、各プロセッサからの異常信号を入力
する異常信号検出回路と、上記履歴記憶手段に制御信号
を出力するメモリ制御回路とを設けた。また、履歴記憶
手段には、タイマと、バス・トランザクション情報を保
存する不揮発メモリとを設けた。
【0009】
【作用】上記のように構成された計算装置では、バス・
トランザクションが起こるごとにバス監視手段がそれを
検知して履歴記憶手段に制御信号を送り、履歴記憶手段
が制御信号を受けてバス上の信号値を不揮発メモリに書
込むと同時に、その時点でアービタが許可しているプロ
セッサ番号と、その時間を示すタイマの出力とを不揮発
メモリに書込む。また障害発生時は、バス監視手段にお
いて異常信号検出回路で検出し、メモリ制御回路が履歴
記憶手段に制御信号を送るのを停止させる。したがって
障害発生直前のバス・トランザクション情報が履歴記憶
手段に保存されることになる。
【0010】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例を示すブロック図
であって、1から5は従来例と同一である。10はバス
監視手段であり、この中の11はバス4に接続したバス
・トランザクション検出回路、12は各プロセッサセッ
サ1、2からの異常信号を入力する異常信号検出回路、
13はメモリ制御回路である。20は履歴記憶手段であ
り、この中の21はタイマ、22と23はそれぞれタイ
マ21を構成するカウンタとオーバフロウ・フラグ、2
4はバス4とアービタ5とタイマ21の出力とメモリ制
御回路13からの制御信号を入力とする不揮発メモリで
ある。
【0011】次にこの実施例の動作を説明する。例えば
第2のプロセッサ2から第1のプロセッサ1へのバス・
トランザクションがあるとバス・トランザクション検出
回路11がこれを検出し、メモリ制御回路13が履歴記
憶手段20に制御信号を送る。履歴記憶手段20ではこ
の制御信号を受けて、タイマ21の出力であるカウンタ
22およびオーバフロウ・フラグ23の値と、バス4上
の信号値と、アービタ5の出力であるプロセッサ番号と
を不揮発メモリ24に書込む。ここでカウンタ22は常
時カウントアップしており、上限値まで進むとオーバフ
ロウ・フラグ23をセットして0に戻るようになってい
る。オーバフロウ・フラグ23はタイマ21の出力が不
揮発メモリに書込まれた時にクリアされる。以上の動作
を繰り返して、すべてのバス・トランザクションの情報
が不揮発メモリ24に書込まれる。なお不揮発メモリ2
4は最終アドレスまで書込まれると再び最初のアドレス
から上書きされるので、常に最新のバス・トランザクシ
ョンの情報が保存されていることになる。以上のように
動作した結果、不揮発メモリ24には例えば図3に示す
ように、バス・トランザクションが起きた時間、起こし
たプロセッサ番号、バス・トランザクションの内容等の
情報が保存される。
【0012】ここでどれか1つのプロセッサで障害が発
生した時は、異常信号検出回路12で検出しメモリ制御
回路13が制御信号を送るのを停止させる。障害発生か
ら再開した時は、どれか1つのプロセッサからバス・ト
ランザクション検出回路11にバス4を通してコマンド
を送ることによりメモリ制御回路13が制御信号を送る
のを停止させる。以降は不揮発メモリ24の内容は書換
えられず、障害が発生する直前のバス・トランザクショ
ンの情報が不揮発メモリ24に保存される。
【0013】障害を解析する時は、この不揮発メモリ2
4の情報を読出すことによって障害がどのバス・トラン
ザクションと因果関係があるか、またどのプロセッサの
障害が最初で他のプロセッサの障害が2次的なものなの
かを解析できる。
【0014】実施例2.図2は別の実施例を示すブロッ
ク図であり、図1と同一の番号は同一の構成要素を示
し、25は図1の不揮発メモリ24に相当するが揮発性
であってもよいメモリ、26はメモリ25に接続したバ
ックアップ不揮発メモリである。本実施例においては、
どれか1つのプロセッサで障害が発生すると異常信号検
出回路12で検出し、メモリ制御回路13は制御信号を
送りメモリ25の全内容をバックアップ不揮発メモリ2
6にコピーする。障害発生から再開した場合は、引き続
きバス・トランザクション情報を書込んでいく。本実施
例では図1の実施例のようにプロセッサがコマンドを送
らなくても、自動的にバックアップ不揮発メモリ26に
バス・トランザクション情報が保存される。
【0015】また、本発明のハードウェアを次の方法で
使うことにより、各プロセッサ上で走っているタスク間
の時間的順序関係すなわちプロセッサ間タスク・スケジ
ュールを得ることができる。まず第1ステップでは、各
プロセッサ1、2はタスクを切り換える毎にソフトウェ
アによって共有メモリ3の特定アドレスに書込みを行な
う。この書込みのバス・トランザクションはタイマ21
の値とともに履歴記憶手段20に保存される。障害の解
析時には、第2ステップで、どれか1つのプロセッサが
バス監視手段10を停止させる。第3ステップで、どれ
か1つのプロセッサで履歴記憶手段20の中から保存さ
れているバス・トランザクション情報を読出し、第1ス
テップで行なった特定アドレスへの書込みのバス・トラ
ンザクション情報のみを抜き出す。以上の操作の結果、
例えば図4に示すような障害発生直前のプロセッサ間タ
スク・スケジュールが得られる。
【0016】なお、上記実施例ではプロセッサが2つの
場合を説明したが、プロセッサの数が3つ以上の場合も
同様である。
【0017】
【発明の効果】以上のように、障害発生時にその直前の
プロセッサ間相互作用の情報を自動的に保存するように
したので、使用中に障害解析が不可能である用途におい
ても特別に計測装置を付加することなく、後でこの障害
情報を読みだして解析することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】この発明の別の実施例を示すブロック図であ
る。
【図3】バス・トランザクション情報の保存例をしめす
図である。
【図4】プロセッサ間タスク・スケジュールの例をしめ
す図である。
【図5】従来例をしめすブロック図である。
【符号の説明】
1 第1のプロセッサ 2 第2のプロセッサ 3 共有メモリ 4 バス 5 アービタ 10 バス監視手段 11 バス・トランザクション検出回路 12 異常信号検出回路 13 メモリ制御回路 20 履歴記憶手段 21 タイマ 22 カウンタ 23 オーバフロウ・フラグ 24 不揮発メモリ 25 メモリ 26 バックアップ不揮発メモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプロセッサと、上記複数のプロセ
    ッサが共有する共有メモリと、上記複数のプロセッサお
    よび共有メモリを接続するバスと、上記複数のプロセッ
    サからのバス使用権要求を入力とし、使用権を獲得した
    プロセッサの番号を出力とするアービタと、上記バスに
    接続してバス・トランザクションを監視するバス監視手
    段と、上記バスおよびアービタに接続してバス・トラン
    ザクションの情報を記憶する履歴記憶手段とを備えたこ
    とを特徴とする計算装置。
  2. 【請求項2】 バス監視手段は、上記バスに接続したバ
    ス・トランザクション検出回路と、上記各プロセッサか
    らの異常信号を入力する異常信号検出回路と、上記履歴
    記憶手段に制御信号を出力するメモリ制御回路とを備え
    たことを特徴とする請求項1記載の計算装置。
  3. 【請求項3】 履歴記憶手段は、タイマと、上記タイマ
    と上記バスおよびアービタとからの信号を入力とする不
    揮発メモリとを備えたことを特徴とする請求項1記載の
    計算装置。
  4. 【請求項4】 履歴記憶手段は、タイマと、上記タイマ
    と上記バスおよびアービタとからの信号を入力とするメ
    モリと、上記メモリに接続したバックアップ不揮発メモ
    リとを備えたことを特徴とする請求項1記載の計算装
    置。
  5. 【請求項5】 タイマは、カウンタと、オーバフロウ・
    フラグとを備えたことを特徴とする請求項3または請求
    項4記載の計算装置。
JP6019493A 1994-02-16 1994-02-16 計算装置 Pending JPH07230432A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6019493A JPH07230432A (ja) 1994-02-16 1994-02-16 計算装置

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JP6019493A JPH07230432A (ja) 1994-02-16 1994-02-16 計算装置

Publications (1)

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JPH07230432A true JPH07230432A (ja) 1995-08-29

Family

ID=12000899

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6019493A Pending JPH07230432A (ja) 1994-02-16 1994-02-16 計算装置

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JP (1) JPH07230432A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007066336A (ja) * 2003-04-17 2007-03-15 Arm Ltd 集積回路内の診断データ取り込み
US7996821B2 (en) 2000-11-10 2011-08-09 Renesas Electronics Corporation Data processor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007066336A (ja) * 2003-04-17 2007-03-15 Arm Ltd 集積回路内の診断データ取り込み
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