JPH0722185B2 - メモリ・セル配列 - Google Patents
メモリ・セル配列Info
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- JPH0722185B2 JPH0722185B2 JP6030291A JP6030291A JPH0722185B2 JP H0722185 B2 JPH0722185 B2 JP H0722185B2 JP 6030291 A JP6030291 A JP 6030291A JP 6030291 A JP6030291 A JP 6030291A JP H0722185 B2 JPH0722185 B2 JP H0722185B2
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- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims description 41
- 239000003292 glue Substances 0.000 claims 2
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 claims 1
- 229920005591 polysilicon Polymers 0.000 description 12
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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- Semiconductor Memories (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リード・オンリ・メモ
リ(ROM)集積回路に関し、特にトランジスタからな
る記憶素子(メモリ・セル)の直列かつ並列接続(直並
列接続)により構成されるメモリ・セル配列に関する。
リ(ROM)集積回路に関し、特にトランジスタからな
る記憶素子(メモリ・セル)の直列かつ並列接続(直並
列接続)により構成されるメモリ・セル配列に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の大規模集積回路(LSI)の発展
はめざましく、マイクロプロセッサの高性能化及び半導
体メモリの高速化,高密度化の進歩は著しい。このよう
な状況において、マイクロプロセッサ応用製品が数多く
開発され、それに伴い小型で大容量化されたROMが要
求されている。
はめざましく、マイクロプロセッサの高性能化及び半導
体メモリの高速化,高密度化の進歩は著しい。このよう
な状況において、マイクロプロセッサ応用製品が数多く
開発され、それに伴い小型で大容量化されたROMが要
求されている。
【0003】一般的なROMの構成は、図1に示され
る。図中の11はアドレス信号の入力端子、12はアド
レスバッファ、13はアドレス列デコーダ、14はアド
レス行デコーダ、15はメモリ・セル・マトリクス配列
部(セル・アレー)、16は列セレクタとセンスアンプ
部、17は出力バッファ、18は出力信号の出力端子で
ある。この中において、ROMチップ面積を一番占有す
る部分は、メモリ・セルから構成されるセル・アレー1
5である。ゆえに、メモリの大容量化に際し、このセル
・アレーの面積を小さくすることが要求されている。
る。図中の11はアドレス信号の入力端子、12はアド
レスバッファ、13はアドレス列デコーダ、14はアド
レス行デコーダ、15はメモリ・セル・マトリクス配列
部(セル・アレー)、16は列セレクタとセンスアンプ
部、17は出力バッファ、18は出力信号の出力端子で
ある。この中において、ROMチップ面積を一番占有す
る部分は、メモリ・セルから構成されるセル・アレー1
5である。ゆえに、メモリの大容量化に際し、このセル
・アレーの面積を小さくすることが要求されている。
【0004】従来のROMは、基本的に、アドレス信号
をROMチップ内部において2分割して行選択信号と列
選択信号にデコードし、セル・アレーの行列の各交点に
配置したメモリ・セル用MOSトランジスタに固定され
た1ビツトデータを、行選択信号と列選択信号により選
択する方法がとられている。
をROMチップ内部において2分割して行選択信号と列
選択信号にデコードし、セル・アレーの行列の各交点に
配置したメモリ・セル用MOSトランジスタに固定され
た1ビツトデータを、行選択信号と列選択信号により選
択する方法がとられている。
【0005】図2は基本的なメモリ・セル1個とコンタ
クト部1個で構成されるセル・アレーである。図の21
は読み出し線(列線)となるメタル、22は選択線とな
るポリシリコン、23はコンタクト部、24は拡散層、
26はフイールド部であり、25はコンタクト部を含む
メモリ・セル・サイズを示している。
クト部1個で構成されるセル・アレーである。図の21
は読み出し線(列線)となるメタル、22は選択線とな
るポリシリコン、23はコンタクト部、24は拡散層、
26はフイールド部であり、25はコンタクト部を含む
メモリ・セル・サイズを示している。
【0006】図3はコンタクト1個に対してメモリ・セ
ル2個を並列に接続した場合である。図中の31は読み
出し線(列線)となるメタル、32は行選択線となるポ
リシリコン、33はコンタクト部、34は拡散層、36
はフィールド部であり、35はコンタクト部を含むメモ
リ・セル・サイズを示している。
ル2個を並列に接続した場合である。図中の31は読み
出し線(列線)となるメタル、32は行選択線となるポ
リシリコン、33はコンタクト部、34は拡散層、36
はフィールド部であり、35はコンタクト部を含むメモ
リ・セル・サイズを示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図2のセル
・アレーは、メモリ・セル1個に対してコンタクト部が
1個使われるため、メモリ・セルと同数のコンタクトが
必要となりセル・アレーの面積は大きくなる。また、図
3のセル・アレーは、全体のメモリ・セル・サイズに占
めるコンタクト部の面積が、図2のセル・アレーに対し
て半分となり、図2よりはセル・アレーの面積は小さく
なる。また2個のメモリセル用トランジスタがコンタク
トに対して並列接続される構成のため、図2のものに比
べてアクセスタイムは低下しない。しかし、メモリ・セ
ルの容量数の半分の数のコンタクトが必要であり、まだ
チップの面積は大きいという欠点を有している。
・アレーは、メモリ・セル1個に対してコンタクト部が
1個使われるため、メモリ・セルと同数のコンタクトが
必要となりセル・アレーの面積は大きくなる。また、図
3のセル・アレーは、全体のメモリ・セル・サイズに占
めるコンタクト部の面積が、図2のセル・アレーに対し
て半分となり、図2よりはセル・アレーの面積は小さく
なる。また2個のメモリセル用トランジスタがコンタク
トに対して並列接続される構成のため、図2のものに比
べてアクセスタイムは低下しない。しかし、メモリ・セ
ルの容量数の半分の数のコンタクトが必要であり、まだ
チップの面積は大きいという欠点を有している。
【0008】これに対して、図4はメモリ・セルがコン
タクト1個に対して直列に接続されている場合である。
図中の41は読み出し線(列線)となるメタル、42は
行選択線となるポリシリコン、43はコンタクト部、4
6はフイールド部であり、45はメモリ・セル・サイズ
を示している。この直列接続されたメモリ・セル用MO
Sトランジスタの直列段数は一般的には2n段(n=
1、2、3、…)となり、メモリ・セル1個の面積に対
するコンタクト部の占める面積は1/2nとなる。従っ
て、直列段数を増やせばメモリ・セル・サイズに対して
コンタクト部の占める面積はほぼ無視できるようにな
り、この直列接続方式は、図3の並列接続方式に比べて
メモリ・セル・サイズが小さくなつて、大容量のROM
を高密度に集績できる。しかし、アクセスタイムがMO
Sトランジスタの直列段数に依存し、直列段数の増加と
共に遅くなる欠点を有している。
タクト1個に対して直列に接続されている場合である。
図中の41は読み出し線(列線)となるメタル、42は
行選択線となるポリシリコン、43はコンタクト部、4
6はフイールド部であり、45はメモリ・セル・サイズ
を示している。この直列接続されたメモリ・セル用MO
Sトランジスタの直列段数は一般的には2n段(n=
1、2、3、…)となり、メモリ・セル1個の面積に対
するコンタクト部の占める面積は1/2nとなる。従っ
て、直列段数を増やせばメモリ・セル・サイズに対して
コンタクト部の占める面積はほぼ無視できるようにな
り、この直列接続方式は、図3の並列接続方式に比べて
メモリ・セル・サイズが小さくなつて、大容量のROM
を高密度に集績できる。しかし、アクセスタイムがMO
Sトランジスタの直列段数に依存し、直列段数の増加と
共に遅くなる欠点を有している。
【0009】本発明は、以上に述べた従来のROMの欠
点を解決し、メモリ・セル・アレーの高密度化が可能で
あつて、チップサイスも小さくでき、アクセスタイムも
遅くさせないROMのメモリ・セル配列を提供するもの
である。
点を解決し、メモリ・セル・アレーの高密度化が可能で
あつて、チップサイスも小さくでき、アクセスタイムも
遅くさせないROMのメモリ・セル配列を提供するもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】ROMのメモリ・セル配
列において、複数の記憶素子となるメモリ用トランジス
タと複数個の選択用トランジスタを直列接続してなるグ
ループを8個備え、該グループは、メモリ用トランジス
タ及び選択用トランジスタのソース・ドレインを構成す
る拡散層群を有し、該8個のグループのうち第1のグル
ープの拡散層群と、第2のグループの拡散層群とを同一
列内に配列し、第3のグループの拡散層群と、第4のグ
ループの拡散層群を同一列内に配置し、第5のグループ
の拡散層群と、第6のグループの拡散層群を同一列内に
配列し、第7のグループの拡散層群と第8のグループの
拡散層群を同一列内に配置してなり、第1、第3、第5
及び第7のグループを互いに隣接する列内に順次配置
し、第2、第4、第6及び第8のグループを互いに隣接
する列内に順次配置してなり、第1、第2、第3及び第
4のグループの該拡散層群の一端は互いに共通に形成さ
れ、第5、第6、第7及び第8のグループの該拡散層群
の一端は互いに共通に形成され、各々1つのコンタクト
部を介して共通配線に接続され、第1、第3、第5及び
第7のグループの選択用トランジスタのゲート電極は共
通接続され、更に第2、第4、第6及び第8のグループ
の選択用トランジスタのゲート電極を共通接続すること
を特徴とする。
列において、複数の記憶素子となるメモリ用トランジス
タと複数個の選択用トランジスタを直列接続してなるグ
ループを8個備え、該グループは、メモリ用トランジス
タ及び選択用トランジスタのソース・ドレインを構成す
る拡散層群を有し、該8個のグループのうち第1のグル
ープの拡散層群と、第2のグループの拡散層群とを同一
列内に配列し、第3のグループの拡散層群と、第4のグ
ループの拡散層群を同一列内に配置し、第5のグループ
の拡散層群と、第6のグループの拡散層群を同一列内に
配列し、第7のグループの拡散層群と第8のグループの
拡散層群を同一列内に配置してなり、第1、第3、第5
及び第7のグループを互いに隣接する列内に順次配置
し、第2、第4、第6及び第8のグループを互いに隣接
する列内に順次配置してなり、第1、第2、第3及び第
4のグループの該拡散層群の一端は互いに共通に形成さ
れ、第5、第6、第7及び第8のグループの該拡散層群
の一端は互いに共通に形成され、各々1つのコンタクト
部を介して共通配線に接続され、第1、第3、第5及び
第7のグループの選択用トランジスタのゲート電極は共
通接続され、更に第2、第4、第6及び第8のグループ
の選択用トランジスタのゲート電極を共通接続すること
を特徴とする。
【0011】
【実施例】以下、図面を基に本発明の一実施例を説明す
る。
る。
【0012】図5は直並列型のROMセル・アレーであ
る。メモリ用トランジスタを直列に接続しグループを構
成させ、そのグループを並列に接続することを直並列型
と呼ぶ。図中の51は読み出し線(列線)となるメタル
(共通配線)、52,515は記憶素子となるメモリ・
セルMOSトランジスタを選択するための行選択線とな
るポリシリコン(行選択用配線)、53,54は直列接
続されたメモリMOSトランジスタからなるメモリセル
群を選択するための群選択線となるポリシリコン(群選
択用配線)、55〜59はMOSトランジスタの拡散層
(実際にはゲートの下に拡散層は形成されず、それぞれ
複数の拡散層から構成される)、510,511はコン
タクト部(コンタクト・ホール)、512はデプレッシ
ョン型MOSトランジスタ(選択用MOSトランジス
タ)、513はエンハンスメント型MOSトランジスタ
(選択用MOSトランジスタ)、514はフィールド部
分を示している。
る。メモリ用トランジスタを直列に接続しグループを構
成させ、そのグループを並列に接続することを直並列型
と呼ぶ。図中の51は読み出し線(列線)となるメタル
(共通配線)、52,515は記憶素子となるメモリ・
セルMOSトランジスタを選択するための行選択線とな
るポリシリコン(行選択用配線)、53,54は直列接
続されたメモリMOSトランジスタからなるメモリセル
群を選択するための群選択線となるポリシリコン(群選
択用配線)、55〜59はMOSトランジスタの拡散層
(実際にはゲートの下に拡散層は形成されず、それぞれ
複数の拡散層から構成される)、510,511はコン
タクト部(コンタクト・ホール)、512はデプレッシ
ョン型MOSトランジスタ(選択用MOSトランジス
タ)、513はエンハンスメント型MOSトランジスタ
(選択用MOSトランジスタ)、514はフィールド部
分を示している。
【0013】図5においては、列方向に形成される拡散
層56,57,58,59と行方向に配置されるポリシ
リコン52,515の交差領域にメモリ・セルMOSト
ランジスタが形成され、同じく行方向に配置されるポリ
シリコン53,54の交差領域に選択用MOSトランジ
スタが形成される。それによって、メモリ・セルMOS
トランジスタを8個直列接続し、更に選択用MOSトラ
ンジスタを2個直列接続した4つのメモリ・セル群を形
成している。このメモリ・セル群の拡散層56,57,
58,59の一端はコンタクト部510で共通拡散層を
構成し、それぞれ並列に接続される。つまり、図5は4
並列8段直列接続のROMセル・アレーを2組ならべて
描いたものである。
層56,57,58,59と行方向に配置されるポリシ
リコン52,515の交差領域にメモリ・セルMOSト
ランジスタが形成され、同じく行方向に配置されるポリ
シリコン53,54の交差領域に選択用MOSトランジ
スタが形成される。それによって、メモリ・セルMOS
トランジスタを8個直列接続し、更に選択用MOSトラ
ンジスタを2個直列接続した4つのメモリ・セル群を形
成している。このメモリ・セル群の拡散層56,57,
58,59の一端はコンタクト部510で共通拡散層を
構成し、それぞれ並列に接続される。つまり、図5は4
並列8段直列接続のROMセル・アレーを2組ならべて
描いたものである。
【0014】コンタクト510を介して並列に接続され
たメモリ・セル群は、群選択線53,54により選択さ
れる。例えば、選択用MOSトランジスタ512がデプ
レッション型、選択用MOSトランジスタ513がエン
ハンスメント型であれば、群選択線53が選択状態にさ
れたとき、拡散層56側の選択用MOSトランジスタ5
13がオフであり、拡散層57側の群選択用MOSトラ
ンジスタ513はオンであるから、拡散層57側のメモ
リ・セル群が電源のソース55と接続されて選択された
状態となる。従って、行選択線515と群選択線53が
選択された場合、コンタクト510とは拡散層57に接
続されるメモリ・セル群が接続される。
たメモリ・セル群は、群選択線53,54により選択さ
れる。例えば、選択用MOSトランジスタ512がデプ
レッション型、選択用MOSトランジスタ513がエン
ハンスメント型であれば、群選択線53が選択状態にさ
れたとき、拡散層56側の選択用MOSトランジスタ5
13がオフであり、拡散層57側の群選択用MOSトラ
ンジスタ513はオンであるから、拡散層57側のメモ
リ・セル群が電源のソース55と接続されて選択された
状態となる。従って、行選択線515と群選択線53が
選択された場合、コンタクト510とは拡散層57に接
続されるメモリ・セル群が接続される。
【0015】次にメモリ・セル・アレーについて述べ
る。メモリ・セルを構成するMOSトランジスタのチャ
ネル幅(各拡散層の幅に相等)とメタル幅は等しくなっ
ているが、コンタクト部のメタル幅はそこにコンタクト
ホールを形成するために広くしてある。従来では1個の
コンタクト部の幅に対して列方向に1つの拡散層(メモ
リ・セル群)が形成されるのみでスペース的にむだがあ
ったが、本発明のように1個のコンタクト部に対して、
列方向に2つの拡散層を形成しメモリ・セル群を配置す
るとより一層の高集積化がはかれる。
る。メモリ・セルを構成するMOSトランジスタのチャ
ネル幅(各拡散層の幅に相等)とメタル幅は等しくなっ
ているが、コンタクト部のメタル幅はそこにコンタクト
ホールを形成するために広くしてある。従来では1個の
コンタクト部の幅に対して列方向に1つの拡散層(メモ
リ・セル群)が形成されるのみでスペース的にむだがあ
ったが、本発明のように1個のコンタクト部に対して、
列方向に2つの拡散層を形成しメモリ・セル群を配置す
るとより一層の高集積化がはかれる。
【0016】また図5では4並列8段直列接続のメモリ
・セル(4×8個のトランジスタ)に対して1個のコン
タクト部510が存在しており、メモリ・セル・サイズ
に占めるコンタクトの割合はきわめて小さくなる。特
に、直列段数をさほど増やさずにメモリ・セル・サイズ
の面積を小さくできるので、アクセスタイムをさほど低
下させずに高密度化を達成することができる。
・セル(4×8個のトランジスタ)に対して1個のコン
タクト部510が存在しており、メモリ・セル・サイズ
に占めるコンタクトの割合はきわめて小さくなる。特
に、直列段数をさほど増やさずにメモリ・セル・サイズ
の面積を小さくできるので、アクセスタイムをさほど低
下させずに高密度化を達成することができる。
【0017】さらに、従来例と本発明において、同容量
(メモリ・セルMOSトランジスタの数が同数)のRO
Mに必要なコンタクトの数は本発明の方が極めて少なく
なるので、セル・アレーの面積は非常に小さくでき、非
常に高密度化されたセル・アレーとなる。加えて、図4
の従来例と同一面積のROMを構成するのに必要なメモ
リ・セルの4図が16個であれば本発明図5では8個で
あり(但し2個の選択用MOSトランジスタが加わるの
で実際は10個)、直列段数が少なくなるためアクセス
タイムを高速化できる。
(メモリ・セルMOSトランジスタの数が同数)のRO
Mに必要なコンタクトの数は本発明の方が極めて少なく
なるので、セル・アレーの面積は非常に小さくでき、非
常に高密度化されたセル・アレーとなる。加えて、図4
の従来例と同一面積のROMを構成するのに必要なメモ
リ・セルの4図が16個であれば本発明図5では8個で
あり(但し2個の選択用MOSトランジスタが加わるの
で実際は10個)、直列段数が少なくなるためアクセス
タイムを高速化できる。
【0018】また、本発明は1個のコンタクト部に対し
て、互いに隣接する2つの列に形成される4個のメモリ
・セル群を接続することに特徴を有している。
て、互いに隣接する2つの列に形成される4個のメモリ
・セル群を接続することに特徴を有している。
【0019】比較のため、例えば1つのコンタクト部に
対して8個のメモリ・セル群を接続する構成を考えると
する。メモリセル群は4列で上下にそれぞれ形成される
から、コンタクトの形成される共通拡散層は4列分の拡
散層の幅を持つことになる。また、各メモリ・セル群に
は4個の選択用MOSトランジスタが直列接続される。
この場合、本発明に比べれば直列段数は増加し、コンタ
クト部の寄生容量は増加するため、アクセスタイムは遅
くなる。一方、面積についてはあまり小さくなるわけで
はない。従って、本発明のように2つの隣接列の4個の
メモリ・セル群を1個のコンクトに接続し、さらに隣接
する4個のメモリ・セル群と選択線を共通にすることに
より、アクセスタイムを遅くせずにセル・アレーの高密
度化を達成するための最適なメモリ・セル配列なのであ
る。
対して8個のメモリ・セル群を接続する構成を考えると
する。メモリセル群は4列で上下にそれぞれ形成される
から、コンタクトの形成される共通拡散層は4列分の拡
散層の幅を持つことになる。また、各メモリ・セル群に
は4個の選択用MOSトランジスタが直列接続される。
この場合、本発明に比べれば直列段数は増加し、コンタ
クト部の寄生容量は増加するため、アクセスタイムは遅
くなる。一方、面積についてはあまり小さくなるわけで
はない。従って、本発明のように2つの隣接列の4個の
メモリ・セル群を1個のコンクトに接続し、さらに隣接
する4個のメモリ・セル群と選択線を共通にすることに
より、アクセスタイムを遅くせずにセル・アレーの高密
度化を達成するための最適なメモリ・セル配列なのであ
る。
【0020】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明による直並
列接続のメモリ・セル・アレーを用いれば、アクセスタ
イムを遅くせずに大容量のROMセル・アレーが実現で
きる。
列接続のメモリ・セル・アレーを用いれば、アクセスタ
イムを遅くせずに大容量のROMセル・アレーが実現で
きる。
【図1】一般的なROMのブロック・ダイヤグラムを示
す図。
す図。
【図2】メモリ・セル1個につきコンタクト1個の基本
的なメモリ・セル・アレーを示す図。
的なメモリ・セル・アレーを示す図。
【図3】2個のメモリ・セルが1個のコンタクトに並列
接続されるメモリ・セル・アレーを示す図。
接続されるメモリ・セル・アレーを示す図。
【図4】1個のコンタクトにメモリ・セルが直列接続さ
れるメモリ・セル・アレーを示す図。
れるメモリ・セル・アレーを示す図。
【図5】直並列型メモリ・セル・アレーを示す図。
【符号の説明】 11‥‥‥アドレス信号の入力端子 12‥‥‥アドレスバツフア 13‥‥‥アドレス列デコーダ 14‥‥‥アドレス行デコーダ 15‥‥‥メモリ・セル・マトリクス配列部 16‥‥‥列セレクタとセンスアンプ部 17‥‥‥出力バッファ 18‥‥‥出力信号の出力端子 21‥‥‥メタル(列線) 22‥‥‥ポリシリコン(行選択線) 23‥‥‥コンタクト部 24‥‥‥拡散層 25‥‥‥メモリ・セル・サイズ 26‥‥‥フイールド 31‥‥‥メタル(列線) 32‥‥‥ポリシリコン(行選択線) 33‥‥‥コンタクト部 34‥‥‥拡散層 35‥‥‥メモリ・セル・サイズ 36‥‥‥フィールド部 41‥‥‥メタル(列線) 42‥‥‥ポリシリコン(行選択線) 43‥‥‥コンタクト部 44‥‥‥拡散層 45……メモリ・セル・サイズ 46……フイールド部 51……メタル(列線) 52,515……ポリシリコン(行選択線) 53,54‥‥‥ポリシリコン(メモリ・セル群選択
線) 55‥‥‥拡散層(ソース側) 56,57,58,59‥‥‥拡散層 510,511‥‥‥コンタクト部 512‥‥‥デプレシヨン型MOSトランジスタ(選択
用MOSトランジスタ) 513‥‥‥エンハンスメント型MOSトランジスタ
(選択用MOSトランジスタ) 514‥‥‥フィールド部
線) 55‥‥‥拡散層(ソース側) 56,57,58,59‥‥‥拡散層 510,511‥‥‥コンタクト部 512‥‥‥デプレシヨン型MOSトランジスタ(選択
用MOSトランジスタ) 513‥‥‥エンハンスメント型MOSトランジスタ
(選択用MOSトランジスタ) 514‥‥‥フィールド部
Claims (1)
- 【請求項1】リード・オンリ・メモリ集積回路のメモリ
・セル配列において、 複数個の記憶素子となるメモリ用
トランジスタと複数個の選択用トランジスタを直列接続
してなるグループを8個備え、 該グループは、前記メモ
リ用トランジスタ及び前記選択用トランジスタのソース
・ドレインを構成する拡散層群を有し、 該8個のグルー
プのうち第1のグループの拡散層群と、第2のグループ
の拡散層群とを同一列内に配列し、 第3のグループの拡
散層群と、第4のグループの拡散層群を同一列内に配置
し、 第5のグループの拡散層群と、第6のグループの拡
散層群を同一列内に配列し、 第7のグループの拡散層群
と、第8のグループの拡散層群を同一列内に配置してな
り、 前記第1、第3、第5及び第7のグループを互いに
隣接する列内に順次配置し、前記第2、第4、第6及び
第8のグループを互いに隣接する列内に順次配置してな
り、 前記第1、第2、第3及び第4のグループの該拡散
層群の一端は互いに共通に形成され、前記第5、第6、
第7及び第8のグループの該拡散層群の一端は互いに共
通に形成され、各々1つのコンタクト部を介して共通配
線に接続され、 前記第1、第3、第5及び第7のグルー
プの前記選択用トランジスタのゲート電極は共通接続さ
れ、更に前記第2、第4、第6及び第8のグループの前
記選択用トランジスタのゲート電極は共通接続されてな
ることを特徴とするメモリ・セル配列。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6030291A JPH0722185B2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | メモリ・セル配列 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6030291A JPH0722185B2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | メモリ・セル配列 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56117322A Division JPS5818959A (ja) | 1981-07-27 | 1981-07-27 | メモリ・セル配列 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04363062A JPH04363062A (ja) | 1992-12-15 |
JPH0722185B2 true JPH0722185B2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=13138239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6030291A Expired - Lifetime JPH0722185B2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | メモリ・セル配列 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722185B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004090909A1 (ja) * | 1994-12-27 | 2004-10-21 | Nobufumi Inada | 情報記憶装置およびその動作方法 |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP6030291A patent/JPH0722185B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04363062A (ja) | 1992-12-15 |
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