JPH07219387A - 熱定着装置及びこれを用いたカラー画像形成装置 - Google Patents
熱定着装置及びこれを用いたカラー画像形成装置Info
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- JPH07219387A JPH07219387A JP6028877A JP2887794A JPH07219387A JP H07219387 A JPH07219387 A JP H07219387A JP 6028877 A JP6028877 A JP 6028877A JP 2887794 A JP2887794 A JP 2887794A JP H07219387 A JPH07219387 A JP H07219387A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トナー像を熱定着する熱定着装置及びこれを
用いたカラー画像形成装置に関し、立ち上がり時のオー
バーシュートを防止する。 【構成】 記録媒体上のトナー像を熱定着するための熱
定着装置において、熱源を有し、前記トナー像を定着す
るため、前記記録媒体のトナー像側に位置する加熱ロー
ラ50と、前記記録媒体のトナー像側と反対側に位置す
る加圧部材54と、前記加熱ローラ50の温度を検出す
るための温度検出手段59aと、前記温度検出手段59
aの検出温度と設定温度とを比較して、前記加熱ローラ
50の前記熱源を制御するとともに、前記装置の立ち上
げ時に、前記設定温度を順次段階的に高め、且つ前記熱
源の発生エネルギーを順次小さく制御する制御回路71
とを有する。又は、温度検出手段59aを、素管50−
1の温度を検出する位置に設ける。
用いたカラー画像形成装置に関し、立ち上がり時のオー
バーシュートを防止する。 【構成】 記録媒体上のトナー像を熱定着するための熱
定着装置において、熱源を有し、前記トナー像を定着す
るため、前記記録媒体のトナー像側に位置する加熱ロー
ラ50と、前記記録媒体のトナー像側と反対側に位置す
る加圧部材54と、前記加熱ローラ50の温度を検出す
るための温度検出手段59aと、前記温度検出手段59
aの検出温度と設定温度とを比較して、前記加熱ローラ
50の前記熱源を制御するとともに、前記装置の立ち上
げ時に、前記設定温度を順次段階的に高め、且つ前記熱
源の発生エネルギーを順次小さく制御する制御回路71
とを有する。又は、温度検出手段59aを、素管50−
1の温度を検出する位置に設ける。
Description
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図14) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例 (a)カラー画像形成装置の説明(図2乃至図3) (b)第1の実施例の説明(図4乃至図7) (c)第2の実施例の説明(図8乃至図9) (d)第3の実施例の説明(図10) (e)第4の実施例の説明(図11) (f)他の実施例の説明(図12乃至図13) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、トナー像を熱定着する
熱定着装置及びこれを用いたカラー画像形成装置に関す
る。
熱定着装置及びこれを用いたカラー画像形成装置に関す
る。
【0003】複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の
画像形成装置では、普通紙記録の要請から電子写真装置
等の潜像形成型記録装置が利用されている。このような
画像形成装置では、感光ドラムに静電潜像を形成した
後、現像して、トナー像を形成する。そして、感光ドラ
ムのトナ−像を用紙に転写した後、加熱により用紙上に
トナ−像を定着するものである。
画像形成装置では、普通紙記録の要請から電子写真装置
等の潜像形成型記録装置が利用されている。このような
画像形成装置では、感光ドラムに静電潜像を形成した
後、現像して、トナー像を形成する。そして、感光ドラ
ムのトナ−像を用紙に転写した後、加熱により用紙上に
トナ−像を定着するものである。
【0004】この電子写真装置に利用される定着装置と
して、熱ローラを用いた熱定着装置が利用されている。
装置の立ち上げと同時に、熱ローラ内のハロゲンランプ
を点灯し、熱ローラを温めるようにしている。
して、熱ローラを用いた熱定着装置が利用されている。
装置の立ち上げと同時に、熱ローラ内のハロゲンランプ
を点灯し、熱ローラを温めるようにしている。
【0005】このような熱定着器では、常温から高温
(約170°C〜180°C)まで短時間で上昇させよ
うとすると、ハロゲンランプをオフするタイミングが問
題となる。
(約170°C〜180°C)まで短時間で上昇させよ
うとすると、ハロゲンランプをオフするタイミングが問
題となる。
【0006】
【従来の技術】図14は従来技術の説明図である。ハロ
ゲンランプを最大の出力で発熱するため、ハロゲンラン
プのオフのタイミングが早いと、定着器の温度が設定温
度に達する前に、飽和してしまう。これにより、定着不
良が発生し易い。
ゲンランプを最大の出力で発熱するため、ハロゲンラン
プのオフのタイミングが早いと、定着器の温度が設定温
度に達する前に、飽和してしまう。これにより、定着不
良が発生し易い。
【0007】一方、ハロゲンランプのオフのタイミング
が遅いと、設定温度を飛び越え、一時的に熱ローラの温
度が200°Cを越えてしまう。このような場合に、モ
ノクロ印刷に使用されるハードローラ(アルミローラ)
では問題がない。
が遅いと、設定温度を飛び越え、一時的に熱ローラの温
度が200°Cを越えてしまう。このような場合に、モ
ノクロ印刷に使用されるハードローラ(アルミローラ)
では問題がない。
【0008】しかし、カラー印刷の場合には、ソフト系
のローラ(ゴムローラ)が使用される。この理由は、カ
ラーの場合は、トナー層厚が厚いため、用紙が凸凹して
おり、定着不良が発生し易く、これにより、色混合が変
化する。このため、用紙との密着性の良いソフト系ロー
ラが好適である。
のローラ(ゴムローラ)が使用される。この理由は、カ
ラーの場合は、トナー層厚が厚いため、用紙が凸凹して
おり、定着不良が発生し易く、これにより、色混合が変
化する。このため、用紙との密着性の良いソフト系ロー
ラが好適である。
【0009】このソフト系ローラを用いると、前述のオ
ーバーシュートが発生すると、ローラの材料の界面破壊
を発生し易い。このため、オーバーシュートを防止し
て、且つ短時間に立ち上げる技術が必要となる。
ーバーシュートが発生すると、ローラの材料の界面破壊
を発生し易い。このため、オーバーシュートを防止し
て、且つ短時間に立ち上げる技術が必要となる。
【0010】従来、このオーバーシュートを防止する技
術として、日本国特許出願公開昭和60年213977
号公報等に示されるように、設定温度を2つ持つ方法が
開示されている。この方法は、熱ローラの温度が第1の
設定温度に達すると、加熱を一定時間停止する。その
後、第2の設定温度に変更して、加熱制御して、オーバ
ーシュートを防止するものである。
術として、日本国特許出願公開昭和60年213977
号公報等に示されるように、設定温度を2つ持つ方法が
開示されている。この方法は、熱ローラの温度が第1の
設定温度に達すると、加熱を一定時間停止する。その
後、第2の設定温度に変更して、加熱制御して、オーバ
ーシュートを防止するものである。
【0011】又、このオーバーシュートを防止するため
の温度センサーの位置は、ローラの中央に設定されてい
た。
の温度センサーの位置は、ローラの中央に設定されてい
た。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、次の問題があった。 しかしながら、前記設定温度を2つ持つ方法では、熱
源の発生エネルギーが一定のため、オーバーシュートが
発生し易い。又、設定温度に立ち上げるためには、前記
停止時間を必要とするため、短時間での立ち上げが困難
となる。
術では、次の問題があった。 しかしながら、前記設定温度を2つ持つ方法では、熱
源の発生エネルギーが一定のため、オーバーシュートが
発生し易い。又、設定温度に立ち上げるためには、前記
停止時間を必要とするため、短時間での立ち上げが困難
となる。
【0013】又、熱ローラには、一般に、オフセット
防止のためオイルが供給される。この熱ローラと温度セ
ンサーとの間に、オイルが介在するため、正確に熱ロー
ラの温度を検出できない。これにより、立ち上げ時間が
遅くなる。
防止のためオイルが供給される。この熱ローラと温度セ
ンサーとの間に、オイルが介在するため、正確に熱ロー
ラの温度を検出できない。これにより、立ち上げ時間が
遅くなる。
【0014】従って、本発明の目的は、立ち上がり時の
オーバーシュートを防止するための熱定着装置及びその
カラー画像形成装置を提供するにある。
オーバーシュートを防止するための熱定着装置及びその
カラー画像形成装置を提供するにある。
【0015】又、本発明の他の目的は、短時間で設定温
度に立ち上げるための熱定着装置及びカラー画像形成装
置を提供するにある。
度に立ち上げるための熱定着装置及びカラー画像形成装
置を提供するにある。
【0016】更に、本発明の別の目的は、熱ローラの温
度を正確に検出するための熱定着装置及びカラー画像形
成装置を提供するにある。
度を正確に検出するための熱定着装置及びカラー画像形
成装置を提供するにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。本発明の請求項1は、記録媒体上のトナー像を熱
定着するための熱定着器において、熱源を有し、前記ト
ナー像を定着するため、前記記録媒体のトナー像側に位
置する加熱ローラ50と、前記記録媒体のトナー像側と
反対側に位置する加圧部材54と、前記加熱ローラ50
の温度を検出するための温度検出手段59aと、前記温
度検出手段59aの検出温度と設定温度とを比較して、
前記加熱ローラ50の前記熱源を制御するとともに、前
記装置の立ち上げ時に、前記設定温度を順次段階的に高
め、且つ前記熱源の発生エネルギーを順次小さく制御す
る制御回路71とを有することを特徴とする。
ある。本発明の請求項1は、記録媒体上のトナー像を熱
定着するための熱定着器において、熱源を有し、前記ト
ナー像を定着するため、前記記録媒体のトナー像側に位
置する加熱ローラ50と、前記記録媒体のトナー像側と
反対側に位置する加圧部材54と、前記加熱ローラ50
の温度を検出するための温度検出手段59aと、前記温
度検出手段59aの検出温度と設定温度とを比較して、
前記加熱ローラ50の前記熱源を制御するとともに、前
記装置の立ち上げ時に、前記設定温度を順次段階的に高
め、且つ前記熱源の発生エネルギーを順次小さく制御す
る制御回路71とを有することを特徴とする。
【0018】本発明の請求項2は、請求項1において、
前記制御回路71は、前記温度検出手段59aの検出温
度が第1の設定温度に達したことを検出して、前記第1
の設定温度より高い第2の設定温度に変更することを特
徴とする。
前記制御回路71は、前記温度検出手段59aの検出温
度が第1の設定温度に達したことを検出して、前記第1
の設定温度より高い第2の設定温度に変更することを特
徴とする。
【0019】本発明の請求項3は、請求項2において、
前記制御回路71は、前記設定温度の変化幅を順次小さ
くするよう前記設定温度を制御することを特徴とする。
前記制御回路71は、前記設定温度の変化幅を順次小さ
くするよう前記設定温度を制御することを特徴とする。
【0020】本発明の請求項4は、請求項1又は2又は
3において、前記熱ローラ50は、複数の熱源を有し、
前記制御回路71は、前記熱源の発生エネルギーを順次
小さく制御するため、前記発熱させる熱源の数を制御す
ることを特徴とする。
3において、前記熱ローラ50は、複数の熱源を有し、
前記制御回路71は、前記熱源の発生エネルギーを順次
小さく制御するため、前記発熱させる熱源の数を制御す
ることを特徴とする。
【0021】本発明の請求項5は、請求項1又は2又は
3又は4において、前記熱ローラ50は、素管50−1
の周囲にゴム部材50−2を設けたものであることを特
徴とする。
3又は4において、前記熱ローラ50は、素管50−1
の周囲にゴム部材50−2を設けたものであることを特
徴とする。
【0022】本発明の請求項6は、請求項5において、
前記温度検出手段59aは、前記素管50−1の温度を
検出する位置に設けたことを特徴とする。
前記温度検出手段59aは、前記素管50−1の温度を
検出する位置に設けたことを特徴とする。
【0023】本発明の請求項7は、記録媒体上のトナー
像を熱定着するための熱定着装置において、熱源と、前
記熱源の周囲に設けた素管50−1と、前記素管50−
1の周囲に設けたゴム部材50−2とを有し、前記トナ
ー像を定着するため、前記記録媒体のトナー像側に位置
する加熱ローラ50と、前記記録媒体のトナー像側と反
対側に位置する加圧部材54と、前記加熱ローラ50の
温度を検出するため、前記素管50−1の温度を検出す
る位置に設けられた温度検出手段59aと、前記温度検
出手段59aの検出温度と設定温度とを比較して、前記
加熱ローラ50の前記熱源を制御する制御回路71とを
有することを特徴とする。
像を熱定着するための熱定着装置において、熱源と、前
記熱源の周囲に設けた素管50−1と、前記素管50−
1の周囲に設けたゴム部材50−2とを有し、前記トナ
ー像を定着するため、前記記録媒体のトナー像側に位置
する加熱ローラ50と、前記記録媒体のトナー像側と反
対側に位置する加圧部材54と、前記加熱ローラ50の
温度を検出するため、前記素管50−1の温度を検出す
る位置に設けられた温度検出手段59aと、前記温度検
出手段59aの検出温度と設定温度とを比較して、前記
加熱ローラ50の前記熱源を制御する制御回路71とを
有することを特徴とする。
【0024】本発明の請求項8は、請求項7において、
前記温度検出手段59aは、前記素管50−1の前記ゴ
ム部材50−2が設けられない端部に設けられたことを
特徴とする。
前記温度検出手段59aは、前記素管50−1の前記ゴ
ム部材50−2が設けられない端部に設けられたことを
特徴とする。
【0025】本発明の請求項9は、請求項7において、
前記温度検出手段59aは、前記素管50−1の側面に
設けられたことを特徴とする。
前記温度検出手段59aは、前記素管50−1の側面に
設けられたことを特徴とする。
【0026】本発明の請求項10は、請求項7におい
て、前記温度検出手段59aは、前記素管50−1の軸
に設けられたことを特徴とする。
て、前記温度検出手段59aは、前記素管50−1の軸
に設けられたことを特徴とする。
【0027】本発明の請求項11は、請求項8又は10
において、前記素管50−1の前記端部の熱放出を防止
するため、前記温度検出手段59aを覆う熱放出防止部
材50−6を更に設けたことを特徴とする。
において、前記素管50−1の前記端部の熱放出を防止
するため、前記温度検出手段59aを覆う熱放出防止部
材50−6を更に設けたことを特徴とする。
【0028】本発明の請求項12は、請求項11におい
て、前記熱放出防止部材50−6は、複数の空気穴を有
することを特徴とする。
て、前記熱放出防止部材50−6は、複数の空気穴を有
することを特徴とする。
【0029】本発明の請求項13は、記録媒体上にカラ
ートナー像を形成した後、前記カラートナー像を熱定着
するカラー画像形成装置において、前記記録媒体上にカ
ラートナー像を形成するトナー像形成手段3と、熱源を
有し、前記トナー像を定着するため、前記記録媒体のト
ナー像側に位置する加熱ローラ50と、前記記録媒体の
トナー像側と反対側に位置する加圧部材54と、前記加
熱ローラ50の温度を検出するための温度検出手段59
aと、前記温度検出手段59aの検出温度と設定温度と
を比較して、前記加熱ローラ50の前記熱源を制御する
とともに、前記装置の立ち上げ時に、前記設定温度を順
次段階的に高め、且つ前記熱源の発生エネルギーを順次
小さくする制御回路71とを有することを特徴とする。
ートナー像を形成した後、前記カラートナー像を熱定着
するカラー画像形成装置において、前記記録媒体上にカ
ラートナー像を形成するトナー像形成手段3と、熱源を
有し、前記トナー像を定着するため、前記記録媒体のト
ナー像側に位置する加熱ローラ50と、前記記録媒体の
トナー像側と反対側に位置する加圧部材54と、前記加
熱ローラ50の温度を検出するための温度検出手段59
aと、前記温度検出手段59aの検出温度と設定温度と
を比較して、前記加熱ローラ50の前記熱源を制御する
とともに、前記装置の立ち上げ時に、前記設定温度を順
次段階的に高め、且つ前記熱源の発生エネルギーを順次
小さくする制御回路71とを有することを特徴とする。
【0030】本発明の請求項14は、記録媒体上にカラ
ートナー像を形成した後、前記カラートナー像を熱定着
するカラー画像形成装置において、前記記録媒体上にカ
ラートナー像を形成するトナー像形成手段3と、熱源
と、前記熱源の周囲に設けた素管50−1と、前記素管
50−1の周囲に設けたゴム部材50−2とを有し、前
記トナー像を定着するため、前記記録媒体のトナー像側
に位置する加熱ローラ50と、前記記録媒体のトナー像
側と反対側に位置する加圧部材54と、前記加熱ローラ
50の温度を検出するため、前記素管50−1の温度を
検出する位置に設けられた温度検出手段59aと、前記
温度検出手段59aの検出温度と設定温度とを比較し
て、前記加熱ローラ50の前記熱源を制御する制御回路
71とを有することを特徴とする。
ートナー像を形成した後、前記カラートナー像を熱定着
するカラー画像形成装置において、前記記録媒体上にカ
ラートナー像を形成するトナー像形成手段3と、熱源
と、前記熱源の周囲に設けた素管50−1と、前記素管
50−1の周囲に設けたゴム部材50−2とを有し、前
記トナー像を定着するため、前記記録媒体のトナー像側
に位置する加熱ローラ50と、前記記録媒体のトナー像
側と反対側に位置する加圧部材54と、前記加熱ローラ
50の温度を検出するため、前記素管50−1の温度を
検出する位置に設けられた温度検出手段59aと、前記
温度検出手段59aの検出温度と設定温度とを比較し
て、前記加熱ローラ50の前記熱源を制御する制御回路
71とを有することを特徴とする。
【0031】
【作用】本発明の請求項1又は13は、制御回路71
が、設定温度を順次段階的に高める際に、熱源の発生エ
ネルギーを順次小さくするようにしたため、オーバーシ
ュートをより防止できる。更に、熱源の加熱制御を中断
しないため、短時間で設定温度に到達できる。
が、設定温度を順次段階的に高める際に、熱源の発生エ
ネルギーを順次小さくするようにしたため、オーバーシ
ュートをより防止できる。更に、熱源の加熱制御を中断
しないため、短時間で設定温度に到達できる。
【0032】本発明の請求項7又は14は、熱ローラ5
0の端部のオイルが付着しない領域に、温度検出手段5
9aを設けたため、オイルの介在による温度検出誤差を
防止できる。このため、立ち上がり制御がより正確にな
る。
0の端部のオイルが付着しない領域に、温度検出手段5
9aを設けたため、オイルの介在による温度検出誤差を
防止できる。このため、立ち上がり制御がより正確にな
る。
【0033】
(a)カラー画像形成装置の説明 図2は本発明の一実施例カラー画像形成装置の構成図で
ある。この実施例では、カラー画像形成装置として、カ
ラー電子写真プリンタを示している。
ある。この実施例では、カラー画像形成装置として、カ
ラー電子写真プリンタを示している。
【0034】図2に示すように、カラー電子写真プリン
タ1は、用紙を収容するホッパ2と、用紙の一面にトナ
ー像を形成する像形成ユニット3と、用紙の搬送系4
と、用紙のトナー像を定着する熱定着器5と、排出され
た用紙を収容するスタッカ6と、制御回路7と、電源7
0とを有する。
タ1は、用紙を収容するホッパ2と、用紙の一面にトナ
ー像を形成する像形成ユニット3と、用紙の搬送系4
と、用紙のトナー像を定着する熱定着器5と、排出され
た用紙を収容するスタッカ6と、制御回路7と、電源7
0とを有する。
【0035】ホッパ2は、二段の用紙カセット20、2
1とを有する。この用紙カセット20、21は、装置の
全面から着脱可能である。この用紙カセット20、21
の用紙を取り出し、且つ分離するピックアップユニット
22、23が設けられている。像形成ユニット3は、フ
ルカラーの各色、即ち、マゼンダ色、イェロー色、シア
ン色、ブラック色のトナー像を形成する電子写真機構3
a、3b、3c、3dを有する。
1とを有する。この用紙カセット20、21は、装置の
全面から着脱可能である。この用紙カセット20、21
の用紙を取り出し、且つ分離するピックアップユニット
22、23が設けられている。像形成ユニット3は、フ
ルカラーの各色、即ち、マゼンダ色、イェロー色、シア
ン色、ブラック色のトナー像を形成する電子写真機構3
a、3b、3c、3dを有する。
【0036】この各電子写真機構3a、3b、3c、3
dは、各々記号30〜35に示す構成を有する。30は
感光ドラムであり、金属ドラムの周囲に光導電層を設け
たものであり、時計方向に回転するものである。31は
前帯電器であり、感光ドラム30を一様帯電するもので
ある。32はレーザー光学系であり、感光ドラム30に
光像を露光して、感光ドラム30に静電潜像を形成する
ものである。33は現像器であり、感光ドラム30に現
像剤を供給して、静電潜像を現像剤で現像して、トナー
像を形成するものである。34は転写ローラであり、感
光ドラム30のトナー像を搬送される用紙に転写するも
のである。35は除電器及びクリーナーであり、感光ド
ラム30の残留電荷を除去した後、残留トナーを除去す
るものである。
dは、各々記号30〜35に示す構成を有する。30は
感光ドラムであり、金属ドラムの周囲に光導電層を設け
たものであり、時計方向に回転するものである。31は
前帯電器であり、感光ドラム30を一様帯電するもので
ある。32はレーザー光学系であり、感光ドラム30に
光像を露光して、感光ドラム30に静電潜像を形成する
ものである。33は現像器であり、感光ドラム30に現
像剤を供給して、静電潜像を現像剤で現像して、トナー
像を形成するものである。34は転写ローラであり、感
光ドラム30のトナー像を搬送される用紙に転写するも
のである。35は除電器及びクリーナーであり、感光ド
ラム30の残留電荷を除去した後、残留トナーを除去す
るものである。
【0037】尚、電子写真機構3a、3b、3c、3d
の各現像器33は、各々マゼンダ色、イェロー色、シア
ン色、ブラック色の現像剤を収容し、且つ感光ドラム3
0に供給するものである。
の各現像器33は、各々マゼンダ色、イェロー色、シア
ン色、ブラック色の現像剤を収容し、且つ感光ドラム3
0に供給するものである。
【0038】用紙搬送系4では、用紙カセット20、2
1から用紙を像形成ユニット3の入口に搬送する搬送ロ
ーラ40が設けられている。又、像形成ユニット3の入
口から出口まで用紙を搬送するためのベルト搬送機構4
1、42、43が設けられている。このベルト搬送機構
は、一対のローラ42、43に静電吸着ベルト41を張
架したものである。ローラ42、43により移動する静
電吸着ベルト41により、用紙を像形成ユニット3の入
口から出口まで搬送する。この静電吸着ベルト41を用
いることにより、各電子写真機構3a、3b、3c、3
dの転写位置において、用紙の位置ずれを最小に抑える
ことができる。
1から用紙を像形成ユニット3の入口に搬送する搬送ロ
ーラ40が設けられている。又、像形成ユニット3の入
口から出口まで用紙を搬送するためのベルト搬送機構4
1、42、43が設けられている。このベルト搬送機構
は、一対のローラ42、43に静電吸着ベルト41を張
架したものである。ローラ42、43により移動する静
電吸着ベルト41により、用紙を像形成ユニット3の入
口から出口まで搬送する。この静電吸着ベルト41を用
いることにより、各電子写真機構3a、3b、3c、3
dの転写位置において、用紙の位置ずれを最小に抑える
ことができる。
【0039】又、用紙搬送系4では、定着器5の後段
に、定着器5からスタッカ6に用紙を搬送する排出ロー
ラ44が設けられている。更に、両面印刷のための機構
が設けられている。即ち、定着器5の後段から像形成ユ
ニット3の入口に、用紙を搬送する反転パス46が設け
られている。この反転パス46には、多数の搬送ローラ
45が設けられている。更に、定着器5の後段には、反
転用羽車47が設けられている。
に、定着器5からスタッカ6に用紙を搬送する排出ロー
ラ44が設けられている。更に、両面印刷のための機構
が設けられている。即ち、定着器5の後段から像形成ユ
ニット3の入口に、用紙を搬送する反転パス46が設け
られている。この反転パス46には、多数の搬送ローラ
45が設けられている。更に、定着器5の後段には、反
転用羽車47が設けられている。
【0040】このプリンタの動作を説明する。用紙は、
用紙カセット20、21からピック機構22、23によ
り繰り出された後、搬送ローラ40によって、像形成ユ
ニット3の入口に搬送される。この用紙は、ベルト搬送
機構41、42、43により各電子写真機構3a、3
b、3c、3dを搬送される。この間に、用紙の一面に
は、電子写真機構3a、3b、3c、3dの各感光ドラ
ム30の各色のトナー像が、転写ローラ34により転写
される。そして、用紙は、熱定着器5に搬送され、トナ
ー像が熱定着される。定着された用紙は、排出ローラ4
4により、スタッカ5方向に搬送される。
用紙カセット20、21からピック機構22、23によ
り繰り出された後、搬送ローラ40によって、像形成ユ
ニット3の入口に搬送される。この用紙は、ベルト搬送
機構41、42、43により各電子写真機構3a、3
b、3c、3dを搬送される。この間に、用紙の一面に
は、電子写真機構3a、3b、3c、3dの各感光ドラ
ム30の各色のトナー像が、転写ローラ34により転写
される。そして、用紙は、熱定着器5に搬送され、トナ
ー像が熱定着される。定着された用紙は、排出ローラ4
4により、スタッカ5方向に搬送される。
【0041】両面印刷するには、用紙の後端が反転用羽
車47に到達した時に、用紙の搬送を停止する。そし
て、反転用羽車47を反時計方向に回転することによ
り、用紙後端を反転パス46に向ける。そして、排出ロ
ーラ44を反転回転させ、搬送ローラ46を回転させる
ことにより、用紙は反転パス46を像形成ユニット3の
入口に向かって搬送される。像形成ユニット3の入口に
到達した用紙は、前述の片面印刷と同様に、ベルト搬送
機構41、42、43により各電子写真機構3a、3
b、3c、3dを搬送される。この間に、用紙の反対面
には、電子写真機構3a、3b、3c、3dの各感光ド
ラム30の各色のトナー像が、転写ローラ34により転
写される。そして、用紙は、熱定着器5に搬送され、ト
ナー像が熱定着される。定着された用紙は、排出ローラ
44により、スタッカ5に排出される。このようにし
て、両面印刷が行われる。
車47に到達した時に、用紙の搬送を停止する。そし
て、反転用羽車47を反時計方向に回転することによ
り、用紙後端を反転パス46に向ける。そして、排出ロ
ーラ44を反転回転させ、搬送ローラ46を回転させる
ことにより、用紙は反転パス46を像形成ユニット3の
入口に向かって搬送される。像形成ユニット3の入口に
到達した用紙は、前述の片面印刷と同様に、ベルト搬送
機構41、42、43により各電子写真機構3a、3
b、3c、3dを搬送される。この間に、用紙の反対面
には、電子写真機構3a、3b、3c、3dの各感光ド
ラム30の各色のトナー像が、転写ローラ34により転
写される。そして、用紙は、熱定着器5に搬送され、ト
ナー像が熱定着される。定着された用紙は、排出ローラ
44により、スタッカ5に排出される。このようにし
て、両面印刷が行われる。
【0042】勿論、片面印刷するには、用紙の一面を印
刷した後、排出ローラ44により、スタッカ5に排出す
る。
刷した後、排出ローラ44により、スタッカ5に排出す
る。
【0043】このような構成では、ホッパ2と像形成ユ
ニット3との空間を利用して、用紙を反転して、両面印
刷するため、カラー両面印刷装置を小型に構成できる。
又、ホッパ2からスタッカ6までの搬送パス4をS字形
状としたため、カラー印刷装置を小型に構成できる。更
に、静電吸着ベルト41を用いたので、各色の色ずれの
少ないカラー画像形成が可能となる。
ニット3との空間を利用して、用紙を反転して、両面印
刷するため、カラー両面印刷装置を小型に構成できる。
又、ホッパ2からスタッカ6までの搬送パス4をS字形
状としたため、カラー印刷装置を小型に構成できる。更
に、静電吸着ベルト41を用いたので、各色の色ずれの
少ないカラー画像形成が可能となる。
【0044】(b)第1の実施例の説明 図3は本発明の一実施例の定着器の構成図である。図3
において、用紙搬送方向は、図2の配置にかかわらず、
図の右方向である。
において、用紙搬送方向は、図2の配置にかかわらず、
図の右方向である。
【0045】図3において、50は加熱ローラであり、
内部に熱源(ヒータ)として、3つのハロゲンランプ5
1a、51b、51cを有する。52はクリーニングロ
ーラであり、加熱ローラ50に付着した汚れをクリーニ
ングするものである。53a、53bはオイル供給ロー
ラであり、加熱ローラ50にオフセット防止用のオイル
(潤滑油)を供給するものである。
内部に熱源(ヒータ)として、3つのハロゲンランプ5
1a、51b、51cを有する。52はクリーニングロ
ーラであり、加熱ローラ50に付着した汚れをクリーニ
ングするものである。53a、53bはオイル供給ロー
ラであり、加熱ローラ50にオフセット防止用のオイル
(潤滑油)を供給するものである。
【0046】54はバックアップローラ(加圧ローラ)
であり、内部に熱源(ヒータ)として、1つのハロゲン
ランプ55を有する。この加圧ローラ54は、加熱ロー
ラ50に圧接され、用紙を挟んで搬送する。56はクリ
ーニングローラであり、加圧ローラ54に付着した汚れ
をクリーニングするものである。57a、57bは各々
分離爪であり、各々加熱ローラ50、加圧ローラ54へ
の用紙の巻き付きを防止するものである。58a、58
bは各々排出ローラであり、定着された用紙を排出する
ためのものである。
であり、内部に熱源(ヒータ)として、1つのハロゲン
ランプ55を有する。この加圧ローラ54は、加熱ロー
ラ50に圧接され、用紙を挟んで搬送する。56はクリ
ーニングローラであり、加圧ローラ54に付着した汚れ
をクリーニングするものである。57a、57bは各々
分離爪であり、各々加熱ローラ50、加圧ローラ54へ
の用紙の巻き付きを防止するものである。58a、58
bは各々排出ローラであり、定着された用紙を排出する
ためのものである。
【0047】図4は本発明の一実施例制御ブロック図で
ある。図4において、59aは温度センサであり、サー
ミスタで構成されている。この温度センサ59aは、加
熱ローラ50の温度を検出するためのものである。59
bは温度センサであり、サーミスタで構成されている。
この温度センサ59bは、加圧ローラ54の温度を検出
するためのものである。71はコントローラ(制御回
路)であり、マイクロプロセッサで構成されている。こ
のコントローラ71は、前述の電子写真機構3a〜3d
の各部を制御するとともに、定着器5の加熱ローラ50
のハロゲンランプ51a〜51c及び加圧ローラ54の
ハロゲンランプ55を制御するものである。
ある。図4において、59aは温度センサであり、サー
ミスタで構成されている。この温度センサ59aは、加
熱ローラ50の温度を検出するためのものである。59
bは温度センサであり、サーミスタで構成されている。
この温度センサ59bは、加圧ローラ54の温度を検出
するためのものである。71はコントローラ(制御回
路)であり、マイクロプロセッサで構成されている。こ
のコントローラ71は、前述の電子写真機構3a〜3d
の各部を制御するとともに、定着器5の加熱ローラ50
のハロゲンランプ51a〜51c及び加圧ローラ54の
ハロゲンランプ55を制御するものである。
【0048】72、73、74、75はセット/リセッ
トスイッチ回路であり、各々電源からの印加電圧を、コ
ントローラ71の指示に応じて、各ハロゲンランプ51
a〜51c、55に印加するためのものである。8はホ
ストコンピュータであり、コントローラ71に、モノク
ロ印刷/カラー印刷の指示を行うとともに、印刷データ
を転送するものである。
トスイッチ回路であり、各々電源からの印加電圧を、コ
ントローラ71の指示に応じて、各ハロゲンランプ51
a〜51c、55に印加するためのものである。8はホ
ストコンピュータであり、コントローラ71に、モノク
ロ印刷/カラー印刷の指示を行うとともに、印刷データ
を転送するものである。
【0049】図5は本発明の立ち上げ処理フロー図、図
6はそのタイムチャート図、図7はその動作説明図であ
る。図5により熱ローラ定着装置の立ち上げ処理につい
て説明する。 (S1)装置の電源がオンされると、コントローラ71
は、設定温度を120°Cとする。そして、コントロー
ラ71は、セット/リセット回路72、73、47をオ
ンして、3つのハロゲンランプ51a、51b、51c
を点灯させる。図7に示すように、これにより、最大発
熱パワーで設定温度に向かい温度を上昇させる。
6はそのタイムチャート図、図7はその動作説明図であ
る。図5により熱ローラ定着装置の立ち上げ処理につい
て説明する。 (S1)装置の電源がオンされると、コントローラ71
は、設定温度を120°Cとする。そして、コントロー
ラ71は、セット/リセット回路72、73、47をオ
ンして、3つのハロゲンランプ51a、51b、51c
を点灯させる。図7に示すように、これにより、最大発
熱パワーで設定温度に向かい温度を上昇させる。
【0050】(S2)コントローラ71は、温度センサ
59aの検出温度を監視し、検出温度が、設定温度にな
ったかを判定する。
59aの検出温度を監視し、検出温度が、設定温度にな
ったかを判定する。
【0051】(S3)コントローラ71は、温度センサ
59aの検出温度が設定温度に到達したと判定すると、
ハロゲンランプ51a〜51cの一つを消灯する。例え
ば、セット/リセット回路74をオフ制御して、ハロゲ
ンランプ51cを消灯する。これにより、発熱パワーは
低下する。そして、コントローラ71は、設定温度を1
50°Cに変更する。
59aの検出温度が設定温度に到達したと判定すると、
ハロゲンランプ51a〜51cの一つを消灯する。例え
ば、セット/リセット回路74をオフ制御して、ハロゲ
ンランプ51cを消灯する。これにより、発熱パワーは
低下する。そして、コントローラ71は、設定温度を1
50°Cに変更する。
【0052】(S4)コントローラ71は、温度センサ
59aの検出温度を監視し、検出温度が、設定温度にな
ったかを判定する。
59aの検出温度を監視し、検出温度が、設定温度にな
ったかを判定する。
【0053】(S5)コントローラ71は、温度センサ
59aの検出温度が設定温度に到達したと判定すると、
ハロゲンランプ51a〜51cの更に一つを消灯する。
例えば、セット/リセット回路72をオフ制御して、ハ
ロゲンランプ51bを消灯する。これにより、発熱パワ
ーは更に低下する。そして、コントローラ71は、設定
温度を170°Cに変更する。
59aの検出温度が設定温度に到達したと判定すると、
ハロゲンランプ51a〜51cの更に一つを消灯する。
例えば、セット/リセット回路72をオフ制御して、ハ
ロゲンランプ51bを消灯する。これにより、発熱パワ
ーは更に低下する。そして、コントローラ71は、設定
温度を170°Cに変更する。
【0054】(S6)コントローラ71は、温度センサ
59aの検出温度を監視し、検出温度が、設定温度にな
ったかを判定する。
59aの検出温度を監視し、検出温度が、設定温度にな
ったかを判定する。
【0055】(S7)コントローラ71は、温度センサ
59aの検出温度が設定温度に到達したと判定すると、
ハロゲンランプ51a〜51cの残りの一つも消灯す
る。例えば、セット/リセット回路73をオフ制御し
て、最後に点灯しているハロゲンランプ51aを消灯す
る。
59aの検出温度が設定温度に到達したと判定すると、
ハロゲンランプ51a〜51cの残りの一つも消灯す
る。例えば、セット/リセット回路73をオフ制御し
て、最後に点灯しているハロゲンランプ51aを消灯す
る。
【0056】そして、この立ち上げ後、装置のレディ状
態となると、コントローラ71は、加熱ローラ50を、
180°Cに定温制御する。又、図6に示すように、検
出温度が120°Cとなると、図示しない定着モーター
を回転させる。これにより、熱ローラ50及び加圧ロー
ラ51を回転させて、熱の偏りを防止する。この時、1
20°Cから回転を開始するのは、熱ローラ50及び加
圧ローラ51に付着しているトナーが固い内に、回転さ
せると、ローラ50、51に傷が付くおそれがあるため
である。従って、付着トナーが柔らかくなってから、両
ローラ50、51を回転させる。
態となると、コントローラ71は、加熱ローラ50を、
180°Cに定温制御する。又、図6に示すように、検
出温度が120°Cとなると、図示しない定着モーター
を回転させる。これにより、熱ローラ50及び加圧ロー
ラ51を回転させて、熱の偏りを防止する。この時、1
20°Cから回転を開始するのは、熱ローラ50及び加
圧ローラ51に付着しているトナーが固い内に、回転さ
せると、ローラ50、51に傷が付くおそれがあるため
である。従って、付着トナーが柔らかくなってから、両
ローラ50、51を回転させる。
【0057】尚、同時に、コントローラ71は、温度セ
ンサ59bの検出温度が、例えば、140°Cになるよ
うに、加圧ローラ51のハロゲンランプ55を加熱制御
する。
ンサ59bの検出温度が、例えば、140°Cになるよ
うに、加圧ローラ51のハロゲンランプ55を加熱制御
する。
【0058】このようにして、図7に示すように、図の
点線の如く、設定温度を順次変化させるとともに、発熱
エネルギーを段階的に減少させるため、設定温度に対す
るオーバーシュートをより少なくできる。又、短時間で
設定温度に到達できる。更に、設定温度を120°Cか
ら150°Cへ、150°Cから170°Cへというよ
うに、変化幅を少なくするため、よりオーバーシュート
を防止するとともに、短時間の立ち上げが可能となる。
点線の如く、設定温度を順次変化させるとともに、発熱
エネルギーを段階的に減少させるため、設定温度に対す
るオーバーシュートをより少なくできる。又、短時間で
設定温度に到達できる。更に、設定温度を120°Cか
ら150°Cへ、150°Cから170°Cへというよ
うに、変化幅を少なくするため、よりオーバーシュート
を防止するとともに、短時間の立ち上げが可能となる。
【0059】(c)第2の実施例の説明 図8は本発明の第2の実施例を示す温度センサーの取り
付け位置説明図、図9は図8の熱ローラの端部斜視図で
ある。
付け位置説明図、図9は図8の熱ローラの端部斜視図で
ある。
【0060】図8の熱ローラの正面図に示すように、円
筒形状の素管50−1の周囲に、ゴム部材50−2が設
けられている。この素管50−1は、例えば、アルミニ
ウムで形成されている。図8、図9に示すように、この
素管50−1の両端には、前述のゴム部材50−2が設
けられていない端部50−3が形成されている。
筒形状の素管50−1の周囲に、ゴム部材50−2が設
けられている。この素管50−1は、例えば、アルミニ
ウムで形成されている。図8、図9に示すように、この
素管50−1の両端には、前述のゴム部材50−2が設
けられていない端部50−3が形成されている。
【0061】この端部50−3の位置において、温度セ
ンサ59aが素管50−1に接触して、素管50−1の
温度を検出する。尚、温度センサ59aは、図示しない
熱定着装置のケースに固定されている。又、50−4
は、素管50−1の回転軸50−4であり、59−1は
温度センサ59aのリード線である。
ンサ59aが素管50−1に接触して、素管50−1の
温度を検出する。尚、温度センサ59aは、図示しない
熱定着装置のケースに固定されている。又、50−4
は、素管50−1の回転軸50−4であり、59−1は
温度センサ59aのリード線である。
【0062】このようにした理由を説明する。前述のゴ
ム部材50−2が設けられている部分は、用紙と接触す
る。この用紙のトナーが熱ローラ50に付着(オフセッ
ト)しないように、このゴム部材50−2に、オイルが
供給されている。
ム部材50−2が設けられている部分は、用紙と接触す
る。この用紙のトナーが熱ローラ50に付着(オフセッ
ト)しないように、このゴム部材50−2に、オイルが
供給されている。
【0063】このゴム部材50−2に接触するように、
温度センサ59aを設けると、温度センサ59aとゴム
部材50−2との間に、オイルやトナーが介在して、正
確な温度が検出できない。このため、かかるオイルやト
ナーが付着していない素管50−1の端部50−3の位
置で、温度センサ59aが温度を検出するようにした。
温度センサ59aを設けると、温度センサ59aとゴム
部材50−2との間に、オイルやトナーが介在して、正
確な温度が検出できない。このため、かかるオイルやト
ナーが付着していない素管50−1の端部50−3の位
置で、温度センサ59aが温度を検出するようにした。
【0064】尚、加圧ローラ51も同様に、素管の両端
に、ゴム部材を設けない端部を設ける。このようにする
と、正確な温度検出ができるため、前述の立ち上げ時の
オーバーシュートをより防止できる。更に、通常の運用
時も、正確に設定温度に熱ローラ50を制御できる。
に、ゴム部材を設けない端部を設ける。このようにする
と、正確な温度検出ができるため、前述の立ち上げ時の
オーバーシュートをより防止できる。更に、通常の運用
時も、正確に設定温度に熱ローラ50を制御できる。
【0065】(d)第3の実施例の説明 図10は本発明の第3の実施例の他の温度センサ取り付
け位置説明図である。図10において、図9で示したも
のと同一のものは、同一の記号で示してある。図10に
示すように、温度センサ59aが、熱ローラ50の素管
50−1の側面50−5の位置において、熱ローラ50
の素管50−1と接触して、熱ローラ50の温度を検出
するものである。この例においても、オイルやトナーが
付着していない素管50−1の側面50−5の位置で、
温度センサ59aが温度を検出するため、正確な温度検
出が可能である。
け位置説明図である。図10において、図9で示したも
のと同一のものは、同一の記号で示してある。図10に
示すように、温度センサ59aが、熱ローラ50の素管
50−1の側面50−5の位置において、熱ローラ50
の素管50−1と接触して、熱ローラ50の温度を検出
するものである。この例においても、オイルやトナーが
付着していない素管50−1の側面50−5の位置で、
温度センサ59aが温度を検出するため、正確な温度検
出が可能である。
【0066】(e)第4の実施例の説明 図11は本発明の第4の実施例の更に他の温度センサ取
り付け位置説明図である。図11において、図9で示し
たものと同一のものは、同一の記号で示してある。図1
1に示すように、温度センサ59aは、熱ローラ50の
素管50−1の軸50−4に接触して、熱ローラ50の
温度を検出するものである。この例においても、オイル
やトナーが付着していない素管50−1の軸面50−4
の位置で、温度センサ59aが温度を検出するため、正
確な温度検出が可能である。
り付け位置説明図である。図11において、図9で示し
たものと同一のものは、同一の記号で示してある。図1
1に示すように、温度センサ59aは、熱ローラ50の
素管50−1の軸50−4に接触して、熱ローラ50の
温度を検出するものである。この例においても、オイル
やトナーが付着していない素管50−1の軸面50−4
の位置で、温度センサ59aが温度を検出するため、正
確な温度検出が可能である。
【0067】(f)他の実施例の説明 図12は本発明の第5の実施例の斜視図、図13はその
断面図である。図12に示すように、熱ローラ50の側
面に、熱放出防止部材50−6が設けられている。この
熱放出防止部材50−6は、図13に示すように、素管
50−1の端部において、素管50−1の内部の熱の放
出を防止するためのものである。
断面図である。図12に示すように、熱ローラ50の側
面に、熱放出防止部材50−6が設けられている。この
熱放出防止部材50−6は、図13に示すように、素管
50−1の端部において、素管50−1の内部の熱の放
出を防止するためのものである。
【0068】ここにおいて、熱放出防止部材50−6に
は、温度センサ59aが取り付けられている。この温度
センサ59aは、熱ローラ50の素管50−1に接触し
て、素管50−1の温度を検出する。このようにする
と、素管50−1の両端からの熱の放出を防止できる。
このため、熱ローラ50の両端の温度低下を防止でき
る。
は、温度センサ59aが取り付けられている。この温度
センサ59aは、熱ローラ50の素管50−1に接触し
て、素管50−1の温度を検出する。このようにする
と、素管50−1の両端からの熱の放出を防止できる。
このため、熱ローラ50の両端の温度低下を防止でき
る。
【0069】この熱放出防止部材50−6には、複数
(図では5つ)の空気穴50−7が設けられている。こ
れにより、熱ローラ50内部の空気を適度に流通でき
る。
(図では5つ)の空気穴50−7が設けられている。こ
れにより、熱ローラ50内部の空気を適度に流通でき
る。
【0070】上述の実施例の他に、本発明は、次のよう
な変形が可能である。 温度センサにサーミスタを用いたが、熱電対等の他の
温度センサを用いることもできる。
な変形が可能である。 温度センサにサーミスタを用いたが、熱電対等の他の
温度センサを用いることもできる。
【0071】上述の実施例では、画像形成装置を電子
写真機構で説明したが、トナー像を転写する印刷機構
(例えば,静電記録機構等)にも使用できる。
写真機構で説明したが、トナー像を転写する印刷機構
(例えば,静電記録機構等)にも使用できる。
【0072】シートは、用紙に限らず、他の媒体を用
いることができる。 画像形成装置をプリンタで説明したが、複写機、ファ
クシミリ等他の画像形成装置であっても良い。
いることができる。 画像形成装置をプリンタで説明したが、複写機、ファ
クシミリ等他の画像形成装置であっても良い。
【0073】転写部を転写ローラで説明したが、転写
帯電器であっても良い。 熱源をハロゲンランプで説明したが、他のヒータ要素
を用いても良い。
帯電器であっても良い。 熱源をハロゲンランプで説明したが、他のヒータ要素
を用いても良い。
【0074】熱源を3本のランプで説明したが、1本
のランプをもちいても良い。この場合、電力供給量を可
変に構成することが好適である。 以上、本発明を実施例により説明したが、本発明の主旨
の範囲内で種々の変形が可能であり、これらを本発明の
範囲から排除するものではない。
のランプをもちいても良い。この場合、電力供給量を可
変に構成することが好適である。 以上、本発明を実施例により説明したが、本発明の主旨
の範囲内で種々の変形が可能であり、これらを本発明の
範囲から排除するものではない。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。 制御回路71が、設定温度を順次段階的に高める際
に、熱源の発生エネルギーを順次小さくするようにした
ため、オーバーシュートをより防止できる。更に、熱源
の加熱制御を中断しないため、短時間で設定温度に到達
できる。
次の効果を奏する。 制御回路71が、設定温度を順次段階的に高める際
に、熱源の発生エネルギーを順次小さくするようにした
ため、オーバーシュートをより防止できる。更に、熱源
の加熱制御を中断しないため、短時間で設定温度に到達
できる。
【0076】熱ローラ50の端部のオイルが付着しな
い領域に、温度検出手段59aを設けたため、オイルの
介在による温度検出誤差を防止できる。このため、立ち
上がり制御がより正確になる。
い領域に、温度検出手段59aを設けたため、オイルの
介在による温度検出誤差を防止できる。このため、立ち
上がり制御がより正確になる。
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例カラープリンタの構成図であ
る。
る。
【図3】図2の定着器の構成図である。
【図4】本発明の一実施例制御ブロック図である。
【図5】本発明の一実施例立ち上げ処理フロー図であ
る。
る。
【図6】図5のタイムチャート図である。
【図7】図5の動作説明図である。
【図8】本発明の第2の実施例温度センサの取り付け位
置説明図である。
置説明図である。
【図9】図8の熱ローラの端部斜視図である。
【図10】本発明の第3の実施例の他の温度センサの取
り付け位置説明図である。
り付け位置説明図である。
【図11】本発明の第4の実施例の更に他の温度センサ
の取り付け位置説明図である。
の取り付け位置説明図である。
【図12】本発明の別の実施例(第5の実施例)斜視図
である。
である。
【図13】図12の別の実施例断面図である。
【図14】従来技術の説明図である。
1 カラー画像形成装置 3 トナー像形成ユニット 5 熱定着器 50 加熱ローラ 51a、51b、51c ハロゲンランプ 54 加圧ローラ 55 ハロゲンランプ 59a、59b 温度センサ 71 コントローラ
Claims (14)
- 【請求項1】 記録媒体上のトナー像を熱定着するため
の熱定着装置において、 熱源を有し、前記トナー像を定着するため、前記記録媒
体のトナー像側に位置する加熱ローラ(50)と、 前記記録媒体のトナー像側と反対側に位置する加圧部材
(54)と、 前記加熱ローラ(50)の温度を検出するための温度検
出手段(59a)と、 前記温度検出手段(59a)の検出温度と設定温度とを
比較して、前記加熱ローラ(50)の前記熱源を制御す
るとともに、前記装置の立ち上げ時に、前記設定温度を
順次段階的に高め、且つ前記熱源の発生エネルギーを順
次小さく制御する制御回路(71)とを有することを特
徴とする熱定着装置。 - 【請求項2】 前記制御回路(71)は、前記温度検出
手段(59a)の検出温度が第1の設定温度に達したこ
とを検出して、前記第1の設定温度より高い第2の設定
温度に変更することを特徴とする請求項1の熱定着装
置。 - 【請求項3】 前記制御回路(71)は、前記設定温度
の変化幅を順次小さくするよう前記設定温度を制御する
ことを特徴とする請求項2の熱定着装置。 - 【請求項4】 前記熱ローラ(50)は、複数の熱源を
有し、前記制御回路(71)は、前記熱源の発生エネル
ギーを順次小さく制御するため、前記発熱させる熱源の
数を制御することを特徴とする請求項1又は2又は3の
熱定着装置。 - 【請求項5】 前記熱ローラ(50)は、素管(50−
1)の周囲にゴム部材(50−2)を設けたものである
ことを特徴とする請求項1又は2又は3又は4の熱定着
装置。 - 【請求項6】 前記温度検出手段(59a)は、前記素
管(50−1)の温度を検出する位置に設けたことを特
徴とする請求項5の熱定着装置。 - 【請求項7】 記録媒体上のトナー像を熱定着するため
の熱定着装置において、 熱源と、前記熱源の周囲に設けた素管(50−1)と、
前記素管(50−1)の周囲に設けたゴム部材(50−
2)とを有し、前記トナー像を定着するため、前記記録
媒体のトナー像側に位置する加熱ローラ(50)と、 前記記録媒体のトナー像側と反対側に位置する加圧部材
(54)と、 前記加熱ローラ(50)の温度を検出するため、前記素
管(50−1)の温度を検出する位置に設けられた温度
検出手段(59a)と、 前記温度検出手段(59a)の検出温度と設定温度とを
比較して、前記加熱ローラ(50)の前記熱源を制御す
る制御回路(71)とを有することを特徴とする熱定着
装置。 - 【請求項8】 前記温度検出手段(59a)は、前記素
管(50−1)の前記ゴム部材(50−2)が設けられ
ない端部に設けられたことを特徴とする請求項7の熱定
着装置。 - 【請求項9】 前記温度検出手段(59a)は、前記素
管(50−1)の側面に設けられたことを特徴とする請
求項7の熱定着装置。 - 【請求項10】 前記温度検出手段(59a)は、前記
素管(50−1)の軸に設けられたことを特徴とする請
求項7の熱定着装置。 - 【請求項11】 素管(50−1)の前記端部の熱放出
を防止するため、前記温度検出手段(59a)を覆う熱
放出防止部材(50−6)を更に設けたことを特徴とす
る請求項8又は10の熱定着装置。 - 【請求項12】 前記熱放出防止部材(50−6)は、
複数の空気穴を有することを特徴とする請求項11の熱
定着装置。 - 【請求項13】 記録媒体上にカラートナー像を形成し
た後、前記カラートナー像を熱定着するカラー画像形成
装置において、 前記記録媒体上にカラートナー像を形成するトナー像形
成手段(3)と、 熱源を有し、前記トナー像を定着するため、前記記録媒
体のトナー像側に位置する加熱ローラ(50)と、 前記記録媒体のトナー像側と反対側に位置する加圧部材
(54)と、 前記加熱ローラ(50)の温度を検出するための温度検
出手段(59a)と、 前記温度検出手段(59a)の検出温度と設定温度とを
比較して、前記加熱ローラ(50)の前記熱源を制御す
るとともに、前記装置の立ち上げ時に、前記設定温度を
順次段階的に高め、且つ前記熱源の発生エネルギーを順
次小さくする制御回路(71)とを有することを特徴と
するカラー画像形成装置。 - 【請求項14】 記録媒体上にカラートナー像を形成し
た後、前記カラートナー像を熱定着するカラー画像形成
装置において、 前記記録媒体上にカラートナー像を形成するトナー像形
成手段(3)と、 熱源と、前記熱源の周囲に設けた素管(50−1)と、
前記素管(50−1)の周囲に設けたゴム部材(50−
2)とを有し、前記トナー像を定着するため、前記記録
媒体のトナー像側に位置する加熱ローラ(50)と、 前記記録媒体のトナー像側と反対側に位置する加圧部材
(54)と、 前記加熱ローラ(50)の温度を検出するため、前記素
管(50−1)の温度を検出する位置に設けられた温度
検出手段(59a)と、 前記温度検出手段(59a)の検出温度と設定温度とを
比較して、前記加熱ローラ(50)の前記熱源を制御す
る制御回路(71)とを有することを特徴とするカラー
画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6028877A JPH07219387A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 熱定着装置及びこれを用いたカラー画像形成装置 |
US08/350,633 US5701556A (en) | 1994-01-31 | 1994-12-07 | Thermal fixing device having temperature control |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6028877A JPH07219387A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 熱定着装置及びこれを用いたカラー画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07219387A true JPH07219387A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=12260622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6028877A Pending JPH07219387A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 熱定着装置及びこれを用いたカラー画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5701556A (ja) |
JP (1) | JPH07219387A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015228017A (ja) * | 2014-05-07 | 2015-12-17 | キヤノン株式会社 | 画像加熱装置、ヒータ、交換用のベルト、およびベルトの交換方法 |
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- 1994-01-31 JP JP6028877A patent/JPH07219387A/ja active Pending
- 1994-12-07 US US08/350,633 patent/US5701556A/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|
US5701556A (en) | 1997-12-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000418 |