JPH072163U - ワイパーアームを、振り子となした、自動車の窓用及びサイドミラー用ワイパーと、そのワイパー機構を装備したサイドミラー。 - Google Patents
ワイパーアームを、振り子となした、自動車の窓用及びサイドミラー用ワイパーと、そのワイパー機構を装備したサイドミラー。Info
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- JPH072163U JPH072163U JP3418493U JP3418493U JPH072163U JP H072163 U JPH072163 U JP H072163U JP 3418493 U JP3418493 U JP 3418493U JP 3418493 U JP3418493 U JP 3418493U JP H072163 U JPH072163 U JP H072163U
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- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】サイドミラーと窓ガラスの双方に、それぞれ簡
易なワイパーを装着し、側面視界と側面後方視界を良好
にして交通事故防止をはかる。 【構成】水掃きゴム1と重錘2を装着したフレームの、
一方又は任意の適宜な位置を軸着して振り子となしたワ
イパーアーム4を、慣性の法則で作動させ、もって、自
動車の窓用及びサイドミラー用のワイパー機構としたの
を特徴とするもので、窓用とサイドミラー用、それぞ
れ、専用の取り付け部材7によって着脱自在とした、簡
易取り付け型式と、振り子としたワイパーアームからな
るワイパー機構を、サイドミラー本体に組み込んで装備
した、一体型式とからなる。
易なワイパーを装着し、側面視界と側面後方視界を良好
にして交通事故防止をはかる。 【構成】水掃きゴム1と重錘2を装着したフレームの、
一方又は任意の適宜な位置を軸着して振り子となしたワ
イパーアーム4を、慣性の法則で作動させ、もって、自
動車の窓用及びサイドミラー用のワイパー機構としたの
を特徴とするもので、窓用とサイドミラー用、それぞ
れ、専用の取り付け部材7によって着脱自在とした、簡
易取り付け型式と、振り子としたワイパーアームからな
るワイパー機構を、サイドミラー本体に組み込んで装備
した、一体型式とからなる。
Description
【考案の詳細な説明】
[0001]
[産業上の利用分野]
自動車の側面窓ガラスとサイドミラーに装着する簡易なワイパーに関する、
[0002]
[従来の技術]
自動車に装備されているワイパー機構は、運転者の視界を確保する為、フロン
トガラスなどのガラス面に付着する雨滴や雪、又は水曇りなどを払拭する機能を
もった、電動モータを動力として作動せしめる装置であり、主に、フロントガラ
スに装着されているだけだったが、近年、リアーガラスにも装着されだした。
[0003]
[考案が解決しょうとしている課題]
雨や雪、又は霧など、天気の悪い時に運転される自動車は、フロントガラスや
リアーガラスだけ視界が悪くなるのではなく、左右の窓ガラスや、サイドミラー
も視界が悪くなる、
特に、サイドミラーにおいては、ミラー面が雨滴で曇っているばかりか、ミラ
ー面と運転者の視線の間に位置する窓ガラスも雨滴で曇っている、そのため、双
方の雨滴及び曇りが視界を悪くする、
特に、夜間においては、周囲のライトまでが雨滴で乱反射し、運転者の目を幻
惑する、その結果、右左折や車線変更の時、側面後方が視認できず、きわめて危
険な状況での運転をしいられ、これが、雨の日の交通事故多発の大きな要因の一
つとなっているが、メーカもユーザも、その危険性に対する認識が甘く、いまだ
、対策がなされていない、
[0004]
[課題を解決するための手段]
本考案は、ワイパーアームを振り子とし、振り子による慣性の法則を利用した
、極めて簡易な方法によるワイパーを、窓ガラス用ワイパー、及び、サイドミラ
ー用ワイパーとして、それぞれ装着せしめるのを狙いとするもので、
振り子とするワイパーアームは、懸吊方式としたのと、任意の中間を支持した
方式と、さらに、懸吊方式と中間支持方式の双方の軸着支点を、固定ではなく、
回転体で遊動とした方式とにより構成し、着脱自在タイプと常設タイプの二型式
とする、
[0005]
第1実施例から第7実施例までは着脱方式の簡易ワイパーを示したものである
、
[0006]
[第1実施例」
[図1]は第1実施例を示したもので、
水掃きゴム(1)を装着したフレームの、一方に重錘(2)を設け、さらに、も
う一方に軸着孔(3)を設け、もって、ワイパーアーム(4)となし、
次に、任意の形状と長さからなるフレーム材の一方にクリップ(5)を設け、
さらに、任意の適宜な位置に回転軸(6)を設け、もって、取り付け部材(7)
となし、
そして、その、取り付け部材(7)の回転軸(6)に、ワイパーアーム(4)
の軸着孔(3)を軸着し、
もって、振り子としたワイパーアーム(4)を懸吊してなる、自動車の窓用ワ
イパーとしたものである、
[0007]
第1実施例では、ワイパーアーム(4)を、懸吊した状態で振り子としたのを
特徴とし、窓ガラスに、取り付け部材(7)のクリップ(5)を引っ掛けて装着
する、
[0008]
[第2実施例]
[図2]は第2実施例を示したもので、
上部には、正面方向の軸着孔(3)を設け、下部には、側面方向の軸着孔(3
)と、凹溝(8)を設けてなる、アーム懸吊部材(9)に、水掃きゴム(1)を
装着したフレームの、一方の側面方向に、軸着孔(3)を設け、もう一方に重錘
(2)を設けてなるワイパーアーム(4)を軸着で連結し、
そして、この、ワイパーアーム(4)を、軸着懸吊したアーム懸吊部材(9)
を、任意の形状と長さからなるフレームの一方をクリップ(5)となし、さらに
、任意の適宜な位置に回転軸(6)を設けてなる、取り付け部材(7)に軸着し
、
もって、自動車の窓用ワイパーとしたものである、
[0009]
第2実施例は、懸吊した状態で振り子としたワイパーアーム(4)の重錘(2
)の重量を、窓ガラス面に対する水掃きゴム(1)の圧接力として利用したのを
特徴とし、第1実施例と同様の方法で装着する、
[0010]
[第3実施例]
[図3]は第3実施例を示したもので、
水掃きゴム(1)を装着したフレームの一方に重錘(2)を設け、さらに、任
意の適宜な中間点に、軸着孔(3)を設けたワイパーアーム(4)を、
任意の形状と長さからなるフレームの一方をクリップ(5)となし、さらに、
任意の適宜な位置に回転軸(6)を設けてなる、取り付け部材(7)に軸着し、
もって、ワイパーアーム(4)を振り子となした、自動車の窓用ワイパーとし
たものである、
[0011]
第3実施例は、ワイパーアーム(4)を、任意の適宜な中間点で支持した状態
で、振り子としたのを特徴とし、第1実施例と同様の方法で装着する、
[0012]
[第4実施例]
[図4]は、第4実施例を示したもので、
回転軸(6)を下部に設けたフレームの上部を、コの字のなどのカギ部(10
)として構成し、
そのカギ部(10)の一方に、ネジ(11)によって調整するようにした固定
板(12)設け、もって、サイドミラー用の取り付け部材(7)とし、
その、サイドミラー用の取り付け部材(7)の回転軸(6)に、水掃きゴム(
1)を装着したフレームの一方に重錘(2)を設け、
さらに、任意の適宜な中間点に、軸着孔(3)を設けたワイパーアーム(4)
を軸着し、
もって、ワイパーアーム(4)を振り子となした、自動車のサイドミラー用ワ
イパーとしたものである、
[0013]
第4実施例は、第3実施例で示したワイパーアーム(4)を、サイドミラー用
の取り付け部材(7)に装着にしたのを特徴とし、サイドミラーの外装カバーを
、取り付け部材(7)の上下のカギ部(10)で挟みこみ、なおかつ、固定板(
12)でしつかりと押さえて装着する
[0014]
[第5実施例]
[図5]は、第5実施例を示すもので、
回転軸(6)を上部に設けたフレームの下部を、コの字などのカギ部(10)
として構成し、
そのカギ部(10)の一方に、ネジ(11)によって調整するようにした固定
板(12)を設け、もって、サイドミラー用の取り付け部材(7)とし、
その、サイドミラー用取り付け部材(7)の回転軸(6)に、水掃きゴム(1
)を装着したフレームの一方に重錘(2)を設け、さらに、もう一方に軸着孔(
3)を設けてなる、ワイパーアーム(4)を、軸着懸吊し、
もって、ワイパーアーム(4)を軸着懸吊してなる、自動車のサイドミラー用
ワイパーとしたものである、
[0015]
第5実施例は、ワイパーアーム(4)を軸着懸吊したのを特徴とした、自動車
のサイドミラー用ワイパーを示したものである、
[0016]
[第6実施例]
[図6][図7]は、第6実施例を示すもので、
まず始めに、[図6]で示すように、ワイパーアームを、一方に重錘(2)を
取り付け、さらに、任意の適宜な中間点と、もう一方の先端部に軸着孔(3)と
(3)を設けてなる、重錘フレーム部(15)と、
水掃きゴム(1)を取り付け、なおかつ、任意の中間点と、一方の先端部に軸
着孔(3)と(3)を設けてなる、ワイパーフレーム部(16)とに分離して用
意し、さらに、任意の形状と大きさからなる部材の一方の側面の、任意の適宜な
位置の上下に、回転軸(6)と(6)を設け、なおかつ、正面の任意の適宜な位
置に、軸着孔(3)を設け、もって、フレーム連結部材(17)となし、
そして、[図7]で示すように、フレーム連結部材(17)の、一方の側面に
設けてある二つの回転軸のうちの、上部に位置する回転軸(6)に、水掃きゴム
(1)を取り付けてあるところのワイパーフレーム部(16)を軸着し、
さらに、フレーム連結部材(17)の下部の回転軸(6)に、重錘フレーム部
(15)を、中間の軸着孔(3)をもって軸着し、なおかつ、ワイパーフレーム
部(16)と、重錘フレーム部(15)の、それぞれの先端部の軸着孔(3)ど
うしを、連結桿(18)で軸着連結し、もって、一っのワイパーアーム(4)と
し、
そして、取り付け部材(7)の回転軸(6)と、フレーム連結部材(17)の
正面の任意の位置に設けてある、軸着孔(3)とを軸着し、
これをもって、ワイパーアーム(4)を振り子とした、自動車の窓用ワイパー
としたものである、
[0017]
第6実施例は、任意の適宜な中間点で支持した状態で振り子としたワイパーア
ーム(4)の、重錘(2)の重量を、窓ガラスの面に対する、水掃きゴム(1)
の圧接力として利用した構造とするのを特徴とし、第1実施例と同様の方法で装
着する、
[0018]
[第7実施例]
[図9]は、第7実施例を示すもので、
取り付け部材(7)のフレームの一方を、コの字形などのカギ部(11)に形
成し、
その取り付け部材(7)に、第3実施例で示したワイパーアーム(4)を軸着
し、もって、自動車の窓用ワイパーしたものである、
[0019]
第7実施例は、サイドミラーと,車体の連結部に、取り付け部材(7)を装着
するようにしたのを特徴し、取り付け部材(7)のカギ部(11)の形状は、既
設されている連結部の形状に即した形状とするものとする、
[0020]
[図10]は、第7実施例で示した、取り付け部(7)のカギ部(10)の内
幅を調整できるように、スライド式としたのを示したものである、
[0021]
[第8実施例]
[図11][図12]は、第8実施例を示すもので、
まず初めに、[図11]で示すように、水掃きゴム(1)を装着したフレーム
の一方に重錘(2)を設け、さらに、任意の適宜な中間点に、軸着孔(3)を設
けてなるワイパーアーム(4)を、
中心に回転軸(6)を設けた、車輪又は球体からなる、回転体(19)の回転
軸(6)に軸着し、
もって、軸着支点を、回転体(19)の回転軸(6)としたワイパーアーム(
4)とし、
さらに、この、回転体(19)に軸着してなるワイパーアーム(4)を、[図
12]で示すように、カギ部(11)を構成したフレームに、回転体(21)の
ガイド溝(20)を設けてなる取り付け部材(7)の、その、回転体のガイド溝
(20)に装着し、
もって、自動車の窓用ワイパーとしたものである、
[0022]
第8実施例は、ワイパーアーム(4)の軸着支点を、回転体(19)によって
遊動させるのを特徴とするもので、払拭範囲がより広くなる利点がある、
なお、取り付け部材(7)のカギ部(11)は、固定式又は調整式のいずれか
任意とする、
[0023]
さらに、これら、窓ガラス用ワイパーの場合、[図13]を例として示すよう
に、取り付け部材(7)の任意の適宜な位置に、吸着盤(21)を設けておけば
、自動車への装着が、よりしっかりするものである、
[0024]
次の第9実施例から第13実施例までは、振り子としたワイパーアーム(4)
を装着したワイパー機構を装備してなる、サイドミラーを示したものである、
[0025]
[第9実施例]
[図14]は、第9実施例を示したもので、
サイドミラー(13)の外装カバー(14)の上部に、回転軸(6)を設け、
その回転軸(6)に、
水掃きゴム(1)を設けたフレームの任意の適宜な位置に重錘(2)を設け、
さらに軸着孔(3)を設けてなるワイパーアーム(4)を軸着懸吊し、
もって、振り子を利用してなるワイパー機構を装備した、自動車のサイドミラ
ーとしたものである、
[0026]
第9実施例は、ワイパーアーム(4)を軸着懸吊したのを特徴とするワイパ
ー機構を装備した、サイドミラーを示したものである、
[0027]
[第10実施例]
[図15]は、第10実施例を示したもので、
ワイパーフレーム(4)をコの字形に折曲し、その、フレームの折れ点の中間
を回転軸(6)とし、そして、一方に重錘(2)を設うけ、もう一方には、水掃
きゴム(1)を装着し、もって、ワイパーアーム(4)となし、
この、ワイパーアーム(4)を、サイドミラー(13)の外装カバー(14)
の上部に設けた軸着孔(3)に、水掃きゴム(1)をミラー面にして、ミラーを
挟み込んで軸着し、
もって、振り子を利用してなるワイパー機構を装備した、自動車のサイドミラ
ーとしたものである、
[0028]
第10実施例は、ワイパーアーム(4)をコの字として軸着懸吊し、なおか
つ、振り子として揺動する重錘(2)を、運転者の目に見えないように隠したワ
イパー機構を装備したのを特徴とする、サイドミラーを示したものである、
[0029]
[第11実施例]
[図16]は、第11実施例を示したもので、
サイドミラー(13)の外装カバー(14)の下部に回転軸(6)を設け、そ
の回転軸(6)に、
水掃きゴム(1)を装着したフレームの一方に重錘(2)を設け、さらに、任
意の適宜な中間点に軸着孔(3)を設けたワイパーアーム(4)を軸着し、
もって、振り子を利用してなるワイパー機構を装備した、自動車のサイドミラ
ーとしたものである、
[0030]
第11実施例は、任意の中間点で軸着したフレームを、ワイパーアーム(4)
として装着したワイパー機構を装備したのを特徴とするサイドミラーを示したも
のである、
[0031]
[第12実施例]
[図17][図18]は第12実施例を示したもので、
まず始めに、[図17]で示すように、水掃きゴム(1)を装着し、任意の位
置に重錘(2)を設けたフレームの一方に、軸着孔(3)を設けてなる、ワイパ
ーアーム(4)を、
中心に回転軸(6)を設けた車輪又は球体からなる回転体(19)の、その中
心の回転軸(6)に軸着し、もって、回転体(19)に軸着したワイパーアーム
(4)とし、
次に、[図18]で示すように、サイドミラー(13)の外装カバー(4)の
上部に、回転体のガイド溝(20)を設け、
その回転体のガイド溝(20)に、ワイパーアーム(4)を軸着した回転体(
19)を装着し、
もって、回転体(19)に軸着懸吊したワイパーアーム(4)を装着してなるワ
イパー機構を装備した、自動車のサイドミラーとしたものである、
[0032]
第12実施例で示した自動車のサイドミラーは、軸着懸吊したワイパーアーム
(4)の軸着支点を、回転体(19)の回転軸(6)として、遊動するようにし
たのを特徴とする、
[0033]
[第13実施例」
[図19]と[図20]は第13実施例を示したもので、
まず始めに、[図19]で示すように、水掃きゴム(1)を装着したフレーム
の一方に重錘(2)を設け、さらに、任意の適宜な中間点に、軸着孔(3)を設
けたワイパーフレーム(4)を、中心に回転軸(6)を設けてなる、車輪又は球
体からなる回転体(19)の、その、回転軸(6)に軸着し、もって、回転体(
19)に軸着したワイパーアーム(4)とし、
次に、[図20]で示すように、サイドミラー(13)の外装カバー(14)
の下部に、回転体のガイド溝(20)を設け、その回転体のガイド溝(20)に
、ワイパーアーム(4)を軸着した回転体(19)を装着し、
もって、回転体(19)に軸着したワイパーアーム(4)を装着してなるワイ
パー機構を装備した、自動車のサイドミラーとしたものである
[0034]
第13実施例で示した、自動車のサイドミラは、ワイパーアーム(4)の、中
間の軸着支点を、回転体(19)の回転軸(6)として遊動するようにしたのを
特徴とする、
[0035]
それから、第12実施例と第13実施例で示した回転体のガイド溝(20)は
、左右水平に設けてもよいが、左右水平の場合運転者の視界を遮る位置に停止す
る状況が発生するので、
[図20]で示すように、中間を任意の寸法高くした、弓なり状の回転体のガイ
ド溝(20)とすれば、回転体(19)は、必ず左右どちらかの端に停止するの
で視界を遮らない、
[0036]
それから、回転体のガイド溝(20)は、サイドミラーの外装カバー(14)
で構成されるように示してきたが、外装カバーを固定して、ミラーだけの角度調
整がなされるタイプのサイドミラーにおいては、ミラーに縁フレームなどを設け
、その、縁フレームなどに回転体のガイド溝(20)を設けるものとする、
[0037]
また、本考案における、ワイパーアーム(4)は、これまで示したような、直
線形状だけではなく、[図21]で示すように、任意の角度に曲げた形状や、Y
字形などの、複数アームとしてもよい、
[0038]
なお、本考案における、自動車の窓用ワイパーを構成するなかで、回動を目的
とする構造として、回転軸(6)と軸着孔(3)による軸着の実施例を展開して
いるが、凹部と凸部からなる、枢着方式や、その他の方法でもいっこうに構わな
いし、
さらに、回転軸と軸着孔が、各部位において入れ替わっても問題ない
[0039]
さらに、これまで示した実施例では、ワイパーアーム(4)に設けられている
重錘(2)の位置は、フレームの一方の最端部に設けられてはいるが、懸吊方式
の場合、軸着点の下方であれば、任意のいずれの中間点でも、いっこうに構わな
い、
また、ワイパーアーム(4)そのものの重量を重錘(2)がわりとする場合い
、懸吊方式でも中間支持方式でも、ワイパーアーム(4)に、重錘(2)を強い
て設ける必要はなく、任意のバランス配分位置で、それぞれ、軸着するものとす
る、
[0040]
それから、振り子によるワイパー機構を装備してなるサイドミラーにおいては
、必要でないとき作動しないように、係止装置を設けるか、もしくは、ワイパー
アームだけ取り外せるようにしておけば最良である、
[0041]
このように、第1実施例から、第13実施例まで示した、本考案による、自動
車の窓用及びサイドミラー用ワイパーの、作動システムを簡単に説明するならば
、
自動車が停止している時は、振り子となしたワイパーアーム(4)は、回転軸
の垂直線上に静止して位置しているが、
発進と加速、及び、減速と停止、又、横揺れの瞬間瞬間において、ワイパーア
ーム(4)は、慣性の法則と、振り子の原理により、軸着点を支点として、前後
左右に揺動し、
その結果として、窓ガラス及びサイドミラーに付着した水滴を払拭するもので
ある、
特に、回転体(21)によって軸着されたワイパーアーム(4)を装着したワ
イパーは、ミラー全面をくまなく払拭できる、
[0042]
[考案の効果]
このように、ワイパーアーム(4)を振り子として構成した、本考案による自
動車の窓用及びサイドミラー用ワイパーと、振り子によるワイパー機構を装備し
てなるサイドミラーは、構造がきわめて簡単である利点に加え、自動車の動きそ
のものを、その、作動のための動力とするので、電動モータなどの動力を必要と
しない、
そしてなにより、雨滴による窓ガラスとサイドミラーの曇りを払拭してくれる
ので、自動車の側面と、側面後方視界が良好となり、運転時の隠れた多くの危険
性を大きく解消するとともに、運転者の総合的な疲れを半減し、ストレスも和ら
げるので、交通事故防止に多大な貢献をするのである、
[0043]
【図面の簡単な説明】
[図1]は、ワイパーアーム(4)を軸着懸吊して振り
子とした、窓用ワイパーを、側面図と、正面図で示した
ものである、 [図2]は、アーム懸吊部材(9)で懸吊したワイパー
アーム(4)を、軸着懸吊して振り子とした窓用ワイパ
ーを、側面図と、正面で示したものである、 [図3]は、任意の適宜な中間点を軸着したワイパーア
ーム(4)を振り子となした窓用ワイパーを、側面図
と、正面図で示したものである、 [図4]は、任意の適宜な中間点を軸着したワイパーア
ーム(4)を振り子となしたサイドミラー用ワイパー
を、側面図で示したものである、 [図5]は、軸着懸吊したワスパーアーム(4)を振り
子とした、サイドミラー用ワイパーを、側面図で示した
ものである、 [図6]は、ワイパーアーム(4)を構成するところ
の、ワイパーフレーム部(16)と重錘フレーム部(1
5)を、正面図で示し、フレーム連結部材(17)を、
側面図で示したものである、 [図7]は、ワイパーフレーム部(16)と、重錘フレ
ーム部(15)を、フレーム連結体(17)で連結して
なるワイパーアーム(4)を軸着して振り子とした、窓
用ワイパーを、側面図と正面図で示したものである、 [図8]は、取り付け部材(7)のレームの一方を、コ
の字などのカギ状としたのを、側面図で示したものであ
る、 [図9]は、コの字とした取り付け部材(7)の、コの
字の内幅を、調整できるようにしたのを、側面図で示し
たものである、 [図10]は、任意の適宜な中間点を軸着するワイパー
アーム(4)の、軸着支点を回転体(19)に設けたの
を、側面図と正面図で示したものである、 [図11]は、回転体(19)を軸着支点としたワイパ
ーアーム(4)を、回転体のガイド溝(20)を設け
た、窓用の取り付け部材(7)に装着したのを、斜視図
で示したものである、 [図12]は、窓用ワイパーの取り付け部材(7)に、
吸着盤(21)を装着せしめる一例を、側面図で示した
ものである、 [図13]は、ワイパーアーム(4)を軸着懸吊して装
着したサイドミラーを、側面図で示したものである、 [図14]は、コの字に折曲したワイパーアーム(4)
を、軸着懸吊して装着したサイドミラーを、側面図で示
したものである、 [図15]は、ワイパーアーム(4)を、任意の適宜な
中間点で軸着して装着したサイドミラーを、側面図で示
したものである [図16]は、軸着懸吊支点を回転体(19)に設けた
ワイパーアーム(4)を、側面図で示したものである、 [図17]は、[図16]で示したワイパーアーム
(4)を、回転体のガイド溝(20)を設けたサイドミ
ラーに装着したのを、側面図で示したものである、 [図18]は、任意の適宜な中間点を、回転体(19)
で軸着したワイパーフレーム(4)を、側面図で示した
ものである、 [図19]は、[図18]で示したワイパーアーム
(4)を、回転体のガイド溝(20)を設けたサイドミ
ラーに装着したのを、側面図で示したものである、 [図20]は、サイドミラーの回転体のガイド溝(2
0)を弓なり状に湾曲させたのを、正面図で示したもの
である、 [図21]は、ワイパーアームを任意の角度に折曲して
構成したのを、正面図で示したものである、 [図22]はワイパーアーム(4)を、Y字形などの複
数アームとしたのを、正面図で示したものである、 [0044] [語句の簡単な説明」 (1)… 水掃きゴム (13)… サイドミ
ラー (2)… 重錘… (14)… 外装カバ
ー (3)… 軸着孔 (15)… 重錘フレ
ーム (4)… ワイパーアーム (16)… ワイパー
フレーム (5)… クリップ (17)… フレーム
懸吊部材 (6)… 回転軸 (18)… 連結桿 (7)… 取り付け部材 (19)… 回転体 (8)… 凹溝 (20)… 回転体の
ガイド溝 (9)… アーム懸吊部材 (21)… 吸着盤 (10)… カギ部 (11)… ネジ (12)… 固定板
子とした、窓用ワイパーを、側面図と、正面図で示した
ものである、 [図2]は、アーム懸吊部材(9)で懸吊したワイパー
アーム(4)を、軸着懸吊して振り子とした窓用ワイパ
ーを、側面図と、正面で示したものである、 [図3]は、任意の適宜な中間点を軸着したワイパーア
ーム(4)を振り子となした窓用ワイパーを、側面図
と、正面図で示したものである、 [図4]は、任意の適宜な中間点を軸着したワイパーア
ーム(4)を振り子となしたサイドミラー用ワイパー
を、側面図で示したものである、 [図5]は、軸着懸吊したワスパーアーム(4)を振り
子とした、サイドミラー用ワイパーを、側面図で示した
ものである、 [図6]は、ワイパーアーム(4)を構成するところ
の、ワイパーフレーム部(16)と重錘フレーム部(1
5)を、正面図で示し、フレーム連結部材(17)を、
側面図で示したものである、 [図7]は、ワイパーフレーム部(16)と、重錘フレ
ーム部(15)を、フレーム連結体(17)で連結して
なるワイパーアーム(4)を軸着して振り子とした、窓
用ワイパーを、側面図と正面図で示したものである、 [図8]は、取り付け部材(7)のレームの一方を、コ
の字などのカギ状としたのを、側面図で示したものであ
る、 [図9]は、コの字とした取り付け部材(7)の、コの
字の内幅を、調整できるようにしたのを、側面図で示し
たものである、 [図10]は、任意の適宜な中間点を軸着するワイパー
アーム(4)の、軸着支点を回転体(19)に設けたの
を、側面図と正面図で示したものである、 [図11]は、回転体(19)を軸着支点としたワイパ
ーアーム(4)を、回転体のガイド溝(20)を設け
た、窓用の取り付け部材(7)に装着したのを、斜視図
で示したものである、 [図12]は、窓用ワイパーの取り付け部材(7)に、
吸着盤(21)を装着せしめる一例を、側面図で示した
ものである、 [図13]は、ワイパーアーム(4)を軸着懸吊して装
着したサイドミラーを、側面図で示したものである、 [図14]は、コの字に折曲したワイパーアーム(4)
を、軸着懸吊して装着したサイドミラーを、側面図で示
したものである、 [図15]は、ワイパーアーム(4)を、任意の適宜な
中間点で軸着して装着したサイドミラーを、側面図で示
したものである [図16]は、軸着懸吊支点を回転体(19)に設けた
ワイパーアーム(4)を、側面図で示したものである、 [図17]は、[図16]で示したワイパーアーム
(4)を、回転体のガイド溝(20)を設けたサイドミ
ラーに装着したのを、側面図で示したものである、 [図18]は、任意の適宜な中間点を、回転体(19)
で軸着したワイパーフレーム(4)を、側面図で示した
ものである、 [図19]は、[図18]で示したワイパーアーム
(4)を、回転体のガイド溝(20)を設けたサイドミ
ラーに装着したのを、側面図で示したものである、 [図20]は、サイドミラーの回転体のガイド溝(2
0)を弓なり状に湾曲させたのを、正面図で示したもの
である、 [図21]は、ワイパーアームを任意の角度に折曲して
構成したのを、正面図で示したものである、 [図22]はワイパーアーム(4)を、Y字形などの複
数アームとしたのを、正面図で示したものである、 [0044] [語句の簡単な説明」 (1)… 水掃きゴム (13)… サイドミ
ラー (2)… 重錘… (14)… 外装カバ
ー (3)… 軸着孔 (15)… 重錘フレ
ーム (4)… ワイパーアーム (16)… ワイパー
フレーム (5)… クリップ (17)… フレーム
懸吊部材 (6)… 回転軸 (18)… 連結桿 (7)… 取り付け部材 (19)… 回転体 (8)… 凹溝 (20)… 回転体の
ガイド溝 (9)… アーム懸吊部材 (21)… 吸着盤 (10)… カギ部 (11)… ネジ (12)… 固定板
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 [請求項 1]ワイパーアーム(4)を、振り子とした
のを特徴とする、自動車の窓用及びサイドミラー用ワイ
パー。 [請求項 2]振り子としたワイパーアーム(4)の軸
着支点を、回転体(21)の軸に設けたのを特徴とす
る、実用新案登録請求の範囲第1項記載の、自動車の窓
用及びサイドミラー用ワイパー、 [請求項 3]実用新案登録請求の範囲、第1項及び第
2項記載のワイパーを装備したのを特徴とする、自動車
のサイドミラー
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3418493U JPH072163U (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | ワイパーアームを、振り子となした、自動車の窓用及びサイドミラー用ワイパーと、そのワイパー機構を装備したサイドミラー。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3418493U JPH072163U (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | ワイパーアームを、振り子となした、自動車の窓用及びサイドミラー用ワイパーと、そのワイパー機構を装備したサイドミラー。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH072163U true JPH072163U (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=12407119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3418493U Pending JPH072163U (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | ワイパーアームを、振り子となした、自動車の窓用及びサイドミラー用ワイパーと、そのワイパー機構を装備したサイドミラー。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072163U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017149256A (ja) * | 2016-02-24 | 2017-08-31 | 株式会社富士通ゼネラル | 水滴除去機構、及びこれを備えた車載カメラ |
-
1993
- 1993-05-19 JP JP3418493U patent/JPH072163U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017149256A (ja) * | 2016-02-24 | 2017-08-31 | 株式会社富士通ゼネラル | 水滴除去機構、及びこれを備えた車載カメラ |
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