JPH0721518U - 厚紙容器 - Google Patents
厚紙容器Info
- Publication number
- JPH0721518U JPH0721518U JP5568493U JP5568493U JPH0721518U JP H0721518 U JPH0721518 U JP H0721518U JP 5568493 U JP5568493 U JP 5568493U JP 5568493 U JP5568493 U JP 5568493U JP H0721518 U JPH0721518 U JP H0721518U
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- cardboard
- side wall
- container
- wall
- piece
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims 2
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- Cartons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 輸送しやすいことや平板状で半完成の厚紙容
器に商品を入れる所で平板状で半完成の厚紙容器を組立
てること、厚紙容器の底壁の上面がきれいで段差がない
こと、食品を入れた場合に温かい食品が冷めないように
することや容器に入れたまま食品を電子レンジで加熱で
きること、そして使用後に容器を燃えるゴミとして焼却
できることである。 【構成】 多角形で防水加工した厚紙底壁1に連続させ
て防水加工した厚紙の2重側壁2、4を設け、この2重
側壁2、4の内側側壁2の側方に閉鎖片6を設け、隣接
する外側側壁4の1方の側方に連続させた連結片8を設
けるとともに外側側壁4の他方の側方に連続させたガイ
ド片9を設けて、このガイド片9の基部に連結孔10を
設けてこの連結孔10に連結片9を挿入連結し、外側側
壁4の下端部に連続させた接着片11を底壁1の裏面に
接着したことを特徴としている厚紙容器13である。
器に商品を入れる所で平板状で半完成の厚紙容器を組立
てること、厚紙容器の底壁の上面がきれいで段差がない
こと、食品を入れた場合に温かい食品が冷めないように
することや容器に入れたまま食品を電子レンジで加熱で
きること、そして使用後に容器を燃えるゴミとして焼却
できることである。 【構成】 多角形で防水加工した厚紙底壁1に連続させ
て防水加工した厚紙の2重側壁2、4を設け、この2重
側壁2、4の内側側壁2の側方に閉鎖片6を設け、隣接
する外側側壁4の1方の側方に連続させた連結片8を設
けるとともに外側側壁4の他方の側方に連続させたガイ
ド片9を設けて、このガイド片9の基部に連結孔10を
設けてこの連結孔10に連結片9を挿入連結し、外側側
壁4の下端部に連続させた接着片11を底壁1の裏面に
接着したことを特徴としている厚紙容器13である。
Description
【0001】
この考案はスーパーや駅で販売されている弁当の中に「おかず」や「ご飯」を 区別して入れたり、弁当や化粧品、衣料品などの商品を入れる厚紙容器に係るも のである。
【0002】
従来のスーパーや駅で販売されている弁当に入れる「おかず」などの食品の容 器としては、アルミニウム箔で造った容器が一般に使用されている。 更に従来の化粧品などの商品の厚紙容器としては、図7に図示したように、底 壁21に連続させて外側側壁を設け、この外側側壁の上端を内側に折曲げて内側 側壁にして更に内側側壁に連続させた接着片22を底壁21の表側に接着した厚 紙容器23が一般に使用されている。
【0003】
この前者の従来のアルミニウム箔容器では、熱伝導性が良いために食品を入れ た場合に温かい煮物やご飯などの食品が比較的早く冷えてしまうという問題点が あったし、金属のアルミニウム箔を用いた容器であるために食べる時にアルミニ ウム箔製容器を入れた弁当をそのまま電子レンジで加熱することができないとい う問題点があった。更に使用後の弁当箱の中に燃えないアルミニウム箔製容器が あると燃えないゴミと燃えるゴミとを分別しなければならないという問題点とと もに燃えるゴミは焼却すれば良いが、アルミニウム箔製容器は焼却処分すること ができないという問題点があった。 そして後者の従来の厚紙容器では、接着片22が底壁21の表側(上面)に現 れて外観が悪いるとともに底壁21の上面に段差が生じるという問題点があるの で、底壁21上面に紙を敷いて醜い接着片22を目隠しするとともに接着片22 による段差をなくすようにしているために余分な紙を必要とするという問題点が あった。 更に両者の従来の容器とも容器の形状に完成したものを工場から使用する所に 輸送する際に完成された容器が嵩張るためと比較的強度が小さいために輸送しに くいという問題点とともに完成された容器が上からの加重に対して弱いために容 器を積み重ねて輸送すると容器が変形したり、損傷したりするという問題点があ った。
【0004】 この考案は前記の従来の容器が有するこれらの問題点を解消し、輸送しやすい ことや平板状で半完成の厚紙容器を使う所で組立てること、組立てた厚紙容器の 底壁の上面がきれいで段差がないこと、温かい食品を入れた場合に温かい食品が 冷めないようにすることや容器に入れたまま食品を電子レンジで加熱できること 、食品をおいしくたべられること、そして使用後に容器を燃えるゴミとして焼却 できることなどを目的としたものである。
【0005】
この考案の食品の厚紙容器は多角形で防水加工した厚紙底壁に連続させて防水 加工した厚紙の2重側壁を設けるとともにこの2重側壁の内側側壁の側方に閉鎖 片を設け、隣接する外側側壁の1方の側方に連続させた連結片を設けるとともに 外側側壁の他方の側方に連続させたガイド片を設けて、このガイド片の基部に連 結孔を設けてこの連結孔に連結片を挿入連結し、外側側壁の下端部に連続させた 接着片を底壁の裏面に接着した厚紙容器である。
【0006】
厚紙容器は接着片を底壁の裏面に接着した状態、即ち平板状まで工場で造り、 この半完成容器を商品を入れる所で容器に組立てて使用することにより工場から 使用する所まで輸送する際に嵩張らないので輸送しやすいし、組立てた容器は底 壁の上面に何もないので底壁の上面が見た目に良いとともに余分な紙を使う必要 がない。 そして商品を入れる所で組立てた厚紙容器は内部側壁と外部側壁との間に所定 の空間部を有する2重側壁にするとともに隅部を閉鎖片とガイド片などとで2重 にしたために容器に温かい食品を入れた場合には、食品が冷めにくくなるし、容 器にアルミニウム箔などの金属を用いてないために食品を入れた容器または食品 を入れた容器を収納した弁当を電子レンジで加熱させられる。更に厚紙製の容器 は使用後に燃えるゴミとして焼却処分される。
【0007】
次にこの考案の厚紙容器を実施例について図面とともに説明する。 プラスチックフイルム、例えばポリプロピレンフイルムを片側にラミネートし て防水加工した厚紙の底壁1を長方形に設けるとともにこの底壁1に連続させて 防水加工した厚紙の内側側壁2を前後方向と左右方向との4方向にそれぞれ垂直 方向に設ける。 この内側側壁2の上端に連続させた厚紙の上壁3を4方向にそれぞれ設けると ともにこの上壁3に連続させた厚紙の外側側壁4を内側の側壁2との間に約5m mの空間部5を有するように4方向にそれぞれ垂直方向に設ける。 そして隣接する内側側壁2と内側側壁2との1方の側方に連続させ、かつ底壁 寄りが3角形状の厚紙の閉鎖片6をそれぞれ設ける。 前後方向に相対向した外側側壁4の両側方に外側側壁4に連続させた厚紙の連 結片8、8を設け、左右方向に相対向した外側側壁4の両側方に外側側壁4に連 続させた厚紙のガイド片9、9をそれぞれ設けるとともにこのガイド片9の基部 に連結孔10をそれぞれ設けて、この連結孔10に連結片8を挿入連結する。 更に外側側壁4の下端に連続させた厚紙の接着片11をそれぞれ設け、この接 着片11を底壁1の裏面に接着剤12で接着させた厚紙容器13である。
【0008】 この実施例の食品の厚紙容器13を実際に造る際は図5に図示したように、プ ラスチックフイルムを厚紙の表または裏にラミネートして防水加工を施した厚紙 を所定の形状に裁断し、折曲げる箇所に折曲線(鎖線で表示)を設けるとともに 接着片11の裏側に接着剤を塗布する。そして図6に図示したように、底壁1の 裏面に接着片11を接着剤12で接着し、ガイド片9の先端部9´を2重の内側 側壁2と外側側壁4とからなる2重の側壁の間に挿入した状態にするとともに先 端部両側に突起8´、8´を有する連結片8をガイド片9の連結孔10の中に挿 入して連結片8の突起8´によりガイド片9の連結孔10に連結片8の先端部が 常に挿入した状態にして平板状の厚紙容器13の半完成品を工場で先ず造る。 次に平板状で嵩張らない厚紙容器13の半完成品を容器として使用する所、例 えば弁当屋や化粧品工場などの容器に商品を入れる所に輸送する。 弁当屋では弁当詰めする直前に平板状容器の半完成品を容器に組立てて容器と して使用する。 この平板状容器の半完成品は容器を組立てる際に、それぞれの2重の側壁2、 4を水平方向の底壁1から垂直方向に立てることによりガイド片9はその先端部 9´が2重の側壁2、4の間に挿入された状態であるので2重側壁2、4の間に 円滑に挿入されるとともに容器の外側に逃げようとする閉鎖片6は外側のガイド 片9にガイドされながらガイド片9とともに2重の側壁2、4の間に円滑に挿入 される。同様に連結片8はその先端部両側に設けた突起8´、8´がガイド片9 の連結孔10に挿入された状態であるので連結片8は連結孔10に円滑に挿入さ れて連結される。 そして平板状容器の半完成品を組立てることにより完成した食品の厚紙容器1 3は閉鎖片6とガイド片9に図5図6に図示のようにR(アール)を付けたこと により閉鎖片6のR(アール)部分とガイド片9のR(アール)部分が容器13 の上壁3の内側に線接触して閉鎖片6とガイド片9が平板状に戻るのを防ぐこと ができる。
【0009】 この実施例の組立てた厚紙容器13を実際に使用する際は容器13に食品を入 れ、この容器13を厚紙の弁当箱に収納したり、そのまま弁当箱にしたり、化粧 品や衣料品をなど入れて使用する。 弁当箱に収納したり、そのまま弁当箱などとして食品を入れた場合には使用す る容器13は側壁が2重であるとともに4隅部を閉鎖部6とガイド片9とで2重 にしたために温かい食品が保管中に冷めにくいので比較的温かい食品をおいしく 食べられる。 食べる人がスーパーや駅で冷めた弁当を購入して食べる時は容器13を収納し たままの弁当箱あるいは弁当箱より取出した容器13または弁当箱としての容器 13をスーパーや家などの電子レンジで食品を加熱して温かい食品を食べる。 そして使用後の容器13は厚紙の弁当箱などの燃えるゴミとして焼却処分され る。 なお、この実施例の厚紙容器13では長方形の底壁1を設けたものについて説 明したが、底壁は長方形に代えて、正方形や3角形、6角形以上でもよいし、ま た内側側壁と外側側壁は傾斜壁でもよい。更に防水加工した厚紙としては厚紙に 溶融合成樹脂をコートしたものでもよい。
【0010】
この考案の厚紙容器は、閉鎖片を1方の内側側壁に連続して設け、連結片を1 方の外側側壁に連続して設けるとともに基部に連結孔を設けたガイド片を他方の 外側側壁に連続して設けたから、平板状で半完成品の食品の厚紙容器を工場から 使用する所に輸送する際に嵩張らないとともにそのまま積み重ねて上から加重が かかっても平板状で半完成品の食品の厚紙容器は損傷することがないために輸送 しやすいという効果があるし、かつ工場や容器に商品を入れる所などで保管する 時に平板状で半完成品の食品の厚紙容器は嵩張らずに積み重ねられるために保管 場所が小さい容積であるという効果がある。 また容器に商品を入れる所に輸送した平板状で半完成品の厚紙容器を使用する 直前に完成した厚紙容器に簡単に組立てることができるとともに組立てた厚紙容 器を容器として直ちに使用することができるし、組立てた厚紙容器は底壁の上面 が平坦できれいであるという効果がある。 そして防水加工した容器であり、かつ側壁を2重にするとともに隅部を閉鎖片 とガイド片とで2重にしたために容器に温かい食品を入れた場合には食品が冷め るのを防止することができるので温かい食品を食べることができるし、容器にア ルミニウム箔などの金属を用いてないために食品を入れた容器または食品を入れ た容器を収納した弁当などを電子レンジで加熱することができる。更に使用後は 厚紙容器を燃えるゴミとして焼却処分することができる。
【図1】本考案品の平面図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】同じく底面図である。
【図4】図1のA−A断面図である。
【図5】本考案品の展開図である。
【図6】本考案品の半完成品の底面図である。
【図7】従来品の平面図である。
1 底壁 2 内側側壁 3 上壁 4 外側の側壁 5 空間部 6 閉鎖片 8 連結片 9 ガイド片 10 連結孔 11 接着片 12 接着剤 13 厚紙容器 21 底壁 22 接着片 23 厚紙容器
Claims (9)
- 【請求項1】 多角形で防水加工した厚紙底壁に連続さ
せて防水加工した厚紙内側側壁をそれぞれ設け、該内側
側壁の上端に連続させて水平方向の厚紙上壁をそれぞれ
設けるとともに該上壁に連続させて厚紙外側側壁を前記
内側側壁との間に所定の空間部を有するように内側側壁
と平行にそれぞれ設けて、更に隣接する内側側壁と内側
側壁との1方の側方に厚紙閉鎖片をそれぞれ設け、前記
隣接する外側側壁の1方の側方に連続させた厚紙連結片
を設けるとともに隣接する外側側壁の他方の側方に連続
させた厚紙ガイド片を設けて、該ガイド片の基部に連結
孔を設けて該連結孔に前記連結片を挿入連結し、該外側
側壁の下端部に連続させた厚紙接着片を設けるとともに
該接着片を底壁の裏面に接着させたことを特徴とする厚
紙容器。 - 【請求項2】 底壁を正方形にしたことを特徴とする請
求項1の厚紙容器。 - 【請求項3】 底壁を長方形にしたことを特徴とする請
求項1の厚紙容器。 - 【請求項4】 底壁を3角形にしたことを特徴とする請
求項1の厚紙容器。 - 【請求項5】 底壁を6角形以上にしたことを特徴とす
る請求項1の厚紙容器。 - 【請求項6】 内側側壁と外側側壁をそれぞれ垂直壁に
したことを特徴とする請求項1の厚紙容器。 - 【請求項7】 内側側壁と外側側壁をそれぞれ傾斜壁に
したことを特徴とする請求項1の厚紙容器。 - 【請求項8】 1方の相対向した外側側壁の両側方にそ
れぞれ連結片を設けたことを特徴とする請求項1の厚紙
容器。 - 【請求項9】 外側側壁の側方にそれぞれ同じ側に連結
片を1つづつ設けたことを特徴とする請求項1の厚紙容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5568493U JPH0721518U (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 厚紙容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5568493U JPH0721518U (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 厚紙容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0721518U true JPH0721518U (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=13005735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5568493U Pending JPH0721518U (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 厚紙容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0721518U (ja) |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP5568493U patent/JPH0721518U/ja active Pending
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