JPH07214009A - 缶の検査装置 - Google Patents
缶の検査装置Info
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- JPH07214009A JPH07214009A JP1196594A JP1196594A JPH07214009A JP H07214009 A JPH07214009 A JP H07214009A JP 1196594 A JP1196594 A JP 1196594A JP 1196594 A JP1196594 A JP 1196594A JP H07214009 A JPH07214009 A JP H07214009A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 缶の検査装置に係り、高効率かつ高精度の検
査を実施し、不良缶を製造工程から確実に排除する。 【構成】 缶Cをバキューム手段7に吸着させつつ連続
的に搬送する搬送機構4と、その途中位置に配置され缶
Cの良否を判定する検査手段5と、不良缶Cを搬送機構
4から除外する排出手段6とを具備し、排出手段6が、
バキューム手段7による吸着状態を解除する吸着解除手
段27と、搬送方向に交差する方向に加圧流体を吹き付
けるノズル25・26とからなり、吸着解除手段27
を、隣接する缶Cのバキューム手段7に対して別々に設
けることによって、隣接する缶Cを両方とも排出する場
合にも確実にバキューム手段7による吸着状態を解除す
る。
査を実施し、不良缶を製造工程から確実に排除する。 【構成】 缶Cをバキューム手段7に吸着させつつ連続
的に搬送する搬送機構4と、その途中位置に配置され缶
Cの良否を判定する検査手段5と、不良缶Cを搬送機構
4から除外する排出手段6とを具備し、排出手段6が、
バキューム手段7による吸着状態を解除する吸着解除手
段27と、搬送方向に交差する方向に加圧流体を吹き付
けるノズル25・26とからなり、吸着解除手段27
を、隣接する缶Cのバキューム手段7に対して別々に設
けることによって、隣接する缶Cを両方とも排出する場
合にも確実にバキューム手段7による吸着状態を解除す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、缶の製造工程内に配置
され、缶の表面状態とピンホールの有無とを検査して不
良缶を製造工程から排除する缶の検査装置に関するもの
である。
され、缶の表面状態とピンホールの有無とを検査して不
良缶を製造工程から排除する缶の検査装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、飲料物を充填する飲料缶等の缶
は、アルミニウム製板材や鉄板に深絞り加工を施して有
底円筒状に形成された後に、トリマー、オーブン、ウォ
ッシャー等の各工程を挿通させられて最終的に飲料物を
充填可能な製品とされる。この場合に、深絞り加工にお
いて缶にピンホールが形成されたり、上記各工程および
搬送途中におけるアルミニウムの切粉、すす、虫等の各
種塵埃の付着、あるいは、成形不良等による凹み等の表
面不良が発生することがあり、かかる不良缶を製造工程
から排除する必要がある。従来、このような不良缶を発
見して製造工程から排除する方法としては、目視によっ
て1つずつ缶の良否を検査することとしていた。
は、アルミニウム製板材や鉄板に深絞り加工を施して有
底円筒状に形成された後に、トリマー、オーブン、ウォ
ッシャー等の各工程を挿通させられて最終的に飲料物を
充填可能な製品とされる。この場合に、深絞り加工にお
いて缶にピンホールが形成されたり、上記各工程および
搬送途中におけるアルミニウムの切粉、すす、虫等の各
種塵埃の付着、あるいは、成形不良等による凹み等の表
面不良が発生することがあり、かかる不良缶を製造工程
から排除する必要がある。従来、このような不良缶を発
見して製造工程から排除する方法としては、目視によっ
て1つずつ缶の良否を検査することとしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年におい
ては、製造技術の進展によって缶の製造速度が飛躍的に
向上し、1分間に約1600缶の割合で大量に製造され
るようになった。したがって、従来のように、製造され
る缶の1つ1つについて、目視による良否判定を行う場
合には、検査のために多大な人員と作業工数とを要する
ことになるとともに、検査作業者の個人差による検査精
度のバラツキが発生するので不都合であり、また、実質
上不可能である。しかも、ピンホールが微細な場合に
は、目視による発見は極めて困難である。
ては、製造技術の進展によって缶の製造速度が飛躍的に
向上し、1分間に約1600缶の割合で大量に製造され
るようになった。したがって、従来のように、製造され
る缶の1つ1つについて、目視による良否判定を行う場
合には、検査のために多大な人員と作業工数とを要する
ことになるとともに、検査作業者の個人差による検査精
度のバラツキが発生するので不都合であり、また、実質
上不可能である。しかも、ピンホールが微細な場合に
は、目視による発見は極めて困難である。
【0004】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、大量に製造される缶の1つ1つについ
て、高効率かつ高精度の検査を実施し、不良缶を製造工
程から確実に排除することができる缶の検査装置を提供
することを目的としている。
ものであって、大量に製造される缶の1つ1つについ
て、高効率かつ高精度の検査を実施し、不良缶を製造工
程から確実に排除することができる缶の検査装置を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、缶をバキューム手段に吸着させつつ連続
的に搬送する搬送機構と、該搬送機構の途中位置に配置
され缶の良否を判定する検査手段と、該検査手段により
不良判定がなされた不良缶を前記搬送機構から除外する
排出手段とを具備し、前記排出手段が、前記搬送機構に
よって搬送されている不良缶の前記バキューム手段によ
る吸着状態を解除する吸着解除手段と、搬送方向に交差
する方向に加圧流体を吹き付けるノズルとからなり、前
記吸着解除手段が、隣接する缶のバキューム手段に対し
て別々に設けられている缶の検査装置を提案している。
に、本発明は、缶をバキューム手段に吸着させつつ連続
的に搬送する搬送機構と、該搬送機構の途中位置に配置
され缶の良否を判定する検査手段と、該検査手段により
不良判定がなされた不良缶を前記搬送機構から除外する
排出手段とを具備し、前記排出手段が、前記搬送機構に
よって搬送されている不良缶の前記バキューム手段によ
る吸着状態を解除する吸着解除手段と、搬送方向に交差
する方向に加圧流体を吹き付けるノズルとからなり、前
記吸着解除手段が、隣接する缶のバキューム手段に対し
て別々に設けられている缶の検査装置を提案している。
【0006】また、上記缶の検査装置においては、吸着
解除手段を、バキューム手段に加圧流体を供給する加圧
流体供給手段と、検査手段からの出力信号に応じて加圧
流体の供給、停止を切り替えるバルブよりなる構成とす
ることが効果的である。
解除手段を、バキューム手段に加圧流体を供給する加圧
流体供給手段と、検査手段からの出力信号に応じて加圧
流体の供給、停止を切り替えるバルブよりなる構成とす
ることが効果的である。
【0007】
【作用】本発明に係る缶の検査装置によれば、缶の検査
装置に投入された缶は、バキューム手段によって吸着さ
れた状態とされつつ搬送機構によって搬送され、その途
中位置に配される検査手段によって検査される。そし
て、検査手段によって不良缶であると判定された場合に
は、排出手段が作動され、該不良缶が検査装置から排出
される。この場合に、吸着解除手段の作動によってバキ
ューム手段による吸着状態が解除されるとともに、ノズ
ルの作動によって吹き付けられる加圧流体によって搬送
方向に交差する方向に吹き飛ばされる。そして、その次
に隣接して搬送されてきた缶が不良の場合には、上記と
は別の吸着解除手段が作動させられて、その不良缶のバ
キューム手段による吸着状態が解除されるとともに、ノ
ズルの作動によって不良缶が確実に排出されることにな
る。
装置に投入された缶は、バキューム手段によって吸着さ
れた状態とされつつ搬送機構によって搬送され、その途
中位置に配される検査手段によって検査される。そし
て、検査手段によって不良缶であると判定された場合に
は、排出手段が作動され、該不良缶が検査装置から排出
される。この場合に、吸着解除手段の作動によってバキ
ューム手段による吸着状態が解除されるとともに、ノズ
ルの作動によって吹き付けられる加圧流体によって搬送
方向に交差する方向に吹き飛ばされる。そして、その次
に隣接して搬送されてきた缶が不良の場合には、上記と
は別の吸着解除手段が作動させられて、その不良缶のバ
キューム手段による吸着状態が解除されるとともに、ノ
ズルの作動によって不良缶が確実に排出されることにな
る。
【0008】また、上記缶の検査装置において、吸着解
除手段を、バキューム手段に加圧流体を供給する加圧流
体供給手段と、その供給、停止を切り替えるバルブより
なる構成とすると、バルブの開閉のみによってバキュー
ム手段による吸着状態を迅速かつ確実に切り替えること
が可能となる。また、隣接する缶に対してバキューム手
段による吸着状態を解除するためのバルブが異ならされ
るので、搬送機構の搬送速度に対する各バルブの動作速
度が不十分な場合においても、不良缶の排出漏れや良缶
の誤排出を防止して、処理を高速化することが可能とな
る。
除手段を、バキューム手段に加圧流体を供給する加圧流
体供給手段と、その供給、停止を切り替えるバルブより
なる構成とすると、バルブの開閉のみによってバキュー
ム手段による吸着状態を迅速かつ確実に切り替えること
が可能となる。また、隣接する缶に対してバキューム手
段による吸着状態を解除するためのバルブが異ならされ
るので、搬送機構の搬送速度に対する各バルブの動作速
度が不十分な場合においても、不良缶の排出漏れや良缶
の誤排出を防止して、処理を高速化することが可能とな
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る缶の検査装置の一実施例
について図1ないし図4を参照して説明する。本実施例
の缶Cの検査装置は、図1に示すように、一列に整列さ
れた缶Cを投入して落下させる投入部2と、投入された
缶Cを一定間隔を空けて搬送する1組のスターホイール
(搬送機構)3・4と、該スターホイール3・4による
搬送途中の缶Cの良否判定を行う検査手段5と、不良缶
Cをスターホイール4から離脱させ検査装置1の外部に
排出する排出手段6とを具備している。
について図1ないし図4を参照して説明する。本実施例
の缶Cの検査装置は、図1に示すように、一列に整列さ
れた缶Cを投入して落下させる投入部2と、投入された
缶Cを一定間隔を空けて搬送する1組のスターホイール
(搬送機構)3・4と、該スターホイール3・4による
搬送途中の缶Cの良否判定を行う検査手段5と、不良缶
Cをスターホイール4から離脱させ検査装置1の外部に
排出する排出手段6とを具備している。
【0010】前記スターホイール3は、投入された缶C
を爪3a間に安定して保持しつつその周方向に缶Cを搬
送することができるようになっている。また、前記スタ
ーホイール4は、投入された缶Cを嵌合状態に配置する
半円形溝状の缶ポケット4aを周方向に間隔を空けて複
数有するとともに、該缶ポケット4a内に缶Cを保持す
るバキューム手段7を具備している。また、スターホイ
ール4には、エンコーダ等の回転角度検出手段8が設け
られており、該回転角度検出手段8から得られる回転角
度情報に基づいて、缶ポケット4aの位置を認識するこ
とができるようになっている。
を爪3a間に安定して保持しつつその周方向に缶Cを搬
送することができるようになっている。また、前記スタ
ーホイール4は、投入された缶Cを嵌合状態に配置する
半円形溝状の缶ポケット4aを周方向に間隔を空けて複
数有するとともに、該缶ポケット4a内に缶Cを保持す
るバキューム手段7を具備している。また、スターホイ
ール4には、エンコーダ等の回転角度検出手段8が設け
られており、該回転角度検出手段8から得られる回転角
度情報に基づいて、缶ポケット4aの位置を認識するこ
とができるようになっている。
【0011】前記バキューム手段7は、図2に示すよう
に、各缶ポケット4aに対応して1つずつ配置され缶C
の底面を負圧によって吸着する吸着パッド9と、該吸着
パッド9に負圧を供給する負圧供給部10とを具備して
いる。
に、各缶ポケット4aに対応して1つずつ配置され缶C
の底面を負圧によって吸着する吸着パッド9と、該吸着
パッド9に負圧を供給する負圧供給部10とを具備して
いる。
【0012】前記吸着パッド9は、前記スターホイール
4と連結され同時に回転させられるターレット11の外
周部に、軸方向に摺動可能に搭載され、固定配置された
カム12にカムフォロワ13を倣わせることによって、
吸着面9aを缶ポケット4a方向に進退させることがで
きるようになっている。また、前記負圧供給部10は、
前記ターレット11に固定され、負圧を各吸着パッド9
に分配するリング板状の分配部14と、該分配部14の
一面に密接するように固定配置されターレットとともに
回転させられる分配部14を摺動させるとともに該分配
部14に負圧を供給する供給部15と、該供給部15に
接続される吸引ポンプ(図示略)とを具備している。
4と連結され同時に回転させられるターレット11の外
周部に、軸方向に摺動可能に搭載され、固定配置された
カム12にカムフォロワ13を倣わせることによって、
吸着面9aを缶ポケット4a方向に進退させることがで
きるようになっている。また、前記負圧供給部10は、
前記ターレット11に固定され、負圧を各吸着パッド9
に分配するリング板状の分配部14と、該分配部14の
一面に密接するように固定配置されターレットとともに
回転させられる分配部14を摺動させるとともに該分配
部14に負圧を供給する供給部15と、該供給部15に
接続される吸引ポンプ(図示略)とを具備している。
【0013】前記分配部14は、図3に示すように、そ
の外周面から半径方向に穿設される複数の分配孔16を
有している。各分配孔16には、前記供給部15が密接
させられる面に貫通するバキューム口17と吹込み口1
8とが設けられている。また、各分配孔16には、分配
部14外周面の開口端に、該分配孔16を対応する吸着
パッド9に接続するための継手19が取り付けられ、該
継手19と吸着パッド9とがエアチューブ20によって
接続されている。また、各バキューム口17は、全分配
孔16を通じて同一半径方向位置に設けられており、吹
込み口18は、1つおきの分配孔16において同一半径
方向位置となるように、異なる2つの半径方向位置に交
互に設けられている。
の外周面から半径方向に穿設される複数の分配孔16を
有している。各分配孔16には、前記供給部15が密接
させられる面に貫通するバキューム口17と吹込み口1
8とが設けられている。また、各分配孔16には、分配
部14外周面の開口端に、該分配孔16を対応する吸着
パッド9に接続するための継手19が取り付けられ、該
継手19と吸着パッド9とがエアチューブ20によって
接続されている。また、各バキューム口17は、全分配
孔16を通じて同一半径方向位置に設けられており、吹
込み口18は、1つおきの分配孔16において同一半径
方向位置となるように、異なる2つの半径方向位置に交
互に設けられている。
【0014】前記供給部15は、前記分配部14の一面
に密接させられたときに、該分配部14の約半数のバキ
ューム口17および吹込み口18を塞ぐ位置に配される
半リング板状に形成され、図2に示すスプリング21に
よって分配部14に圧接されている。この供給部15に
は、塞がれたバキューム口17の全てに連通する円弧状
の溝部22が設けられている。該溝部22には、前記吸
引ポンプが接続されていて、該溝部22に開口させられ
る前記バキューム口17から分配孔16を介して吸着パ
ッド9に負圧を供給し、吸着パッド9を吸着状態とする
ようになっている。
に密接させられたときに、該分配部14の約半数のバキ
ューム口17および吹込み口18を塞ぐ位置に配される
半リング板状に形成され、図2に示すスプリング21に
よって分配部14に圧接されている。この供給部15に
は、塞がれたバキューム口17の全てに連通する円弧状
の溝部22が設けられている。該溝部22には、前記吸
引ポンプが接続されていて、該溝部22に開口させられ
る前記バキューム口17から分配孔16を介して吸着パ
ッド9に負圧を供給し、吸着パッド9を吸着状態とする
ようになっている。
【0015】前記検査手段5は、スターホイール3によ
る搬送途中に配置され缶Cの缶胴内面または缶底内面あ
るいは外面等の表面状態をそれぞれ検査するCCDカメ
ラ等よりなる表面検査手段23と、スターホイール4に
よる搬送途中に配置され缶Cのピンホールの有無を検査
するピンホール検査手段24とを具備している。前記表
面検査手段23は、缶Cの内面または外面に付着してい
る切粉、すす等の塵埃や、缶Cの表面に形成された凹み
等の表面不良の有無を瞬時に検出することができるよう
になっている。
る搬送途中に配置され缶Cの缶胴内面または缶底内面あ
るいは外面等の表面状態をそれぞれ検査するCCDカメ
ラ等よりなる表面検査手段23と、スターホイール4に
よる搬送途中に配置され缶Cのピンホールの有無を検査
するピンホール検査手段24とを具備している。前記表
面検査手段23は、缶Cの内面または外面に付着してい
る切粉、すす等の塵埃や、缶Cの表面に形成された凹み
等の表面不良の有無を瞬時に検出することができるよう
になっている。
【0016】前記ピンホール検査手段24は、缶Cの外
面に検査光を照射するライト(図示略)と、缶Cの内面
側に配置されピンホールから洩れる検査光を検出する受
光素子(図示略)とから構成されている。このピンホー
ル検査手段24によれば、缶Cは、スターホイール4に
よって搬送される途中において、該ピンホール検査手段
24を通過させられたときに、ライトによってその外面
に検査光を照射され、受光素子による缶板材を通過する
検査光の検出の有無によって、ピンホールの有無を瞬時
に判定されるようになっている。
面に検査光を照射するライト(図示略)と、缶Cの内面
側に配置されピンホールから洩れる検査光を検出する受
光素子(図示略)とから構成されている。このピンホー
ル検査手段24によれば、缶Cは、スターホイール4に
よって搬送される途中において、該ピンホール検査手段
24を通過させられたときに、ライトによってその外面
に検査光を照射され、受光素子による缶板材を通過する
検査光の検出の有無によって、ピンホールの有無を瞬時
に判定されるようになっている。
【0017】前記排出手段6は、スターホイール4の内
側からその半径方向外方に配される缶Cに向けて加圧空
気を吹き付ける2個のノズル25・26と、前記バキュ
ーム手段7による缶Cの吸着状態を解除する吸着解除手
段27と、ノズル25・26からのエアブローによって
スターホイール4の缶ポケット4aから離脱させられた
缶Cを検査装置1の外方に排出するシュータ28とを具
備している。図中、符号29はノズル25・26を取り
付けるブロックである。
側からその半径方向外方に配される缶Cに向けて加圧空
気を吹き付ける2個のノズル25・26と、前記バキュ
ーム手段7による缶Cの吸着状態を解除する吸着解除手
段27と、ノズル25・26からのエアブローによって
スターホイール4の缶ポケット4aから離脱させられた
缶Cを検査装置1の外方に排出するシュータ28とを具
備している。図中、符号29はノズル25・26を取り
付けるブロックである。
【0018】前記吸着解除手段27は、図4に示すよう
に、前記供給部15に設けられ、前記ノズル25・26
の前方位置に缶Cが配されたときにのみ、その缶Cに対
応する前記分配孔16の吹込み口18に連通させられる
給気孔30と、該給気孔30に給気管31を介して接続
される空気圧源32のような加圧流体供給手段と、給気
管31を開閉して該空気圧源32からの加圧空気の供給
をON・OFFさせる電磁弁33のようなバルブとから
構成されている。前記給気孔30は、2箇所に設けられ
るノズル25・26に対応して、前記吹込み口18の半
径方向位置に2箇所ずつ、計4箇所に設けられるととも
に、各給気孔30は、供給部15に対して回転させられ
る分配部14の吹込み口18が所定時間に亙って該給気
孔30に連通状態とされるように、周方向に長い溝状に
形成されている。
に、前記供給部15に設けられ、前記ノズル25・26
の前方位置に缶Cが配されたときにのみ、その缶Cに対
応する前記分配孔16の吹込み口18に連通させられる
給気孔30と、該給気孔30に給気管31を介して接続
される空気圧源32のような加圧流体供給手段と、給気
管31を開閉して該空気圧源32からの加圧空気の供給
をON・OFFさせる電磁弁33のようなバルブとから
構成されている。前記給気孔30は、2箇所に設けられ
るノズル25・26に対応して、前記吹込み口18の半
径方向位置に2箇所ずつ、計4箇所に設けられるととも
に、各給気孔30は、供給部15に対して回転させられ
る分配部14の吹込み口18が所定時間に亙って該給気
孔30に連通状態とされるように、周方向に長い溝状に
形成されている。
【0019】また、前記電磁弁33は、各給気孔30に
対応して1つずつ設けられている。これらの電磁弁33
a、33b、33c、33dは、バルブコントローラ3
4に接続されており、前記表面検査手段23またはピン
ホール検査手段24からの出力信号に応じてそれぞれ作
動させられるようになっている。すなわち、例えば、表
面検査手段23によって缶Cが不良と判定された場合に
は、その不良缶Cが下側のノズル26の前方に配される
直前に電磁弁33aが作動させられて給気孔30と空気
圧源32とを連通状態とするようになっている。そし
て、この状態で、給気孔30に吹込み口18が開口させ
られると、該吹込み口18から分配孔16を介して吸着
パッド9に加圧空気が供給され、吸着パッド9による吸
着状態が解除されるようになっている。
対応して1つずつ設けられている。これらの電磁弁33
a、33b、33c、33dは、バルブコントローラ3
4に接続されており、前記表面検査手段23またはピン
ホール検査手段24からの出力信号に応じてそれぞれ作
動させられるようになっている。すなわち、例えば、表
面検査手段23によって缶Cが不良と判定された場合に
は、その不良缶Cが下側のノズル26の前方に配される
直前に電磁弁33aが作動させられて給気孔30と空気
圧源32とを連通状態とするようになっている。そし
て、この状態で、給気孔30に吹込み口18が開口させ
られると、該吹込み口18から分配孔16を介して吸着
パッド9に加圧空気が供給され、吸着パッド9による吸
着状態が解除されるようになっている。
【0020】前記シュータ28は、図1に示すように、
スターホイール4の斜め下側に、上下に並列に配置され
ている。各シュータ28の幅方向の両端には、排出され
る缶Cの姿勢を一定状態に保持するように、缶Cの高さ
寸法よりも若干大きな間隔寸法を空けて配されるガイド
板34が設けられている。上側のシュータ28は、上側
のノズル25によってスターホイール4から離脱させら
れたピンホールを有する不良缶Cを排出するようになっ
ている。また、下側のシュータ28は、下側のノズル2
6によってスターホイール4から離脱させられた表面不
良の缶Cを排出するようになっている。
スターホイール4の斜め下側に、上下に並列に配置され
ている。各シュータ28の幅方向の両端には、排出され
る缶Cの姿勢を一定状態に保持するように、缶Cの高さ
寸法よりも若干大きな間隔寸法を空けて配されるガイド
板34が設けられている。上側のシュータ28は、上側
のノズル25によってスターホイール4から離脱させら
れたピンホールを有する不良缶Cを排出するようになっ
ている。また、下側のシュータ28は、下側のノズル2
6によってスターホイール4から離脱させられた表面不
良の缶Cを排出するようになっている。
【0021】このように構成された本実施例の缶Cの検
査装置1の作用について、以下に説明する。複数の缶C
が、整列状態で投入部2から投入されると、スターホイ
ール3の各爪3aの間に配置されることによって、一定
間隔に保持されつつ、該スターホイール3の周方向に沿
って搬送される。そして、該スターホイール3の搬送途
中において表面検査手段23を挿通させられ、その表面
状態の良否が判定される。この場合に、不良と判定され
た缶Cの位置は、該スターホイール3に連動するスター
ホイール4の回転角度検出手段8によって得られる回転
角度情報に基づいてバルブコントローラ34に認識され
る。
査装置1の作用について、以下に説明する。複数の缶C
が、整列状態で投入部2から投入されると、スターホイ
ール3の各爪3aの間に配置されることによって、一定
間隔に保持されつつ、該スターホイール3の周方向に沿
って搬送される。そして、該スターホイール3の搬送途
中において表面検査手段23を挿通させられ、その表面
状態の良否が判定される。この場合に、不良と判定され
た缶Cの位置は、該スターホイール3に連動するスター
ホイール4の回転角度検出手段8によって得られる回転
角度情報に基づいてバルブコントローラ34に認識され
る。
【0022】次いで、表面状態の検査が終了した缶C
は、スターホイール3からスターホイール4へと受け渡
される。このとき、缶Cを保持すべき缶ポケット4aに
対応する吸着パッド9には、それに接続される分配孔1
6のバキューム口18が供給部15の溝部22に開口さ
せられることによって負圧が供給され、缶Cの底部を吸
着する。そして、吸着パッド9に吸着された缶Cは、該
スターホイール4の回転によってその周方向に搬送さ
れ、その搬送途中において、ピンホール検査手段24を
挿通させられ、ピンホールの有無が検査される。かかる
ピンホールを有する不良缶Cの位置も回転角度検出手段
8によって得られる回転角度情報に基づいてバルブコン
トローラ34に認識される。
は、スターホイール3からスターホイール4へと受け渡
される。このとき、缶Cを保持すべき缶ポケット4aに
対応する吸着パッド9には、それに接続される分配孔1
6のバキューム口18が供給部15の溝部22に開口さ
せられることによって負圧が供給され、缶Cの底部を吸
着する。そして、吸着パッド9に吸着された缶Cは、該
スターホイール4の回転によってその周方向に搬送さ
れ、その搬送途中において、ピンホール検査手段24を
挿通させられ、ピンホールの有無が検査される。かかる
ピンホールを有する不良缶Cの位置も回転角度検出手段
8によって得られる回転角度情報に基づいてバルブコン
トローラ34に認識される。
【0023】そして、ピンホールを有する不良缶Cが、
図1に示す上側のノズル25の前方に配されたときに
は、その直前に、吸着解除手段27が作動させられて、
吸着パッド9による不良缶Cの吸着状態が解除される。
具体的には、その不良缶Cの吸着パッド9に対応する吹
込み口18が開口させられることとなる給気孔20に接
続された電磁弁33に、バルブコントローラ34から開
信号が送信されて、空気圧源32と給気孔30とが連通
させられる。これにより、空気圧源32から供給された
加圧空気が吹込み口18から分配孔16を介して吸着パ
ッド9に供給され、該吸着パッド9による缶Cの吸着状
態が解除されることになる。
図1に示す上側のノズル25の前方に配されたときに
は、その直前に、吸着解除手段27が作動させられて、
吸着パッド9による不良缶Cの吸着状態が解除される。
具体的には、その不良缶Cの吸着パッド9に対応する吹
込み口18が開口させられることとなる給気孔20に接
続された電磁弁33に、バルブコントローラ34から開
信号が送信されて、空気圧源32と給気孔30とが連通
させられる。これにより、空気圧源32から供給された
加圧空気が吹込み口18から分配孔16を介して吸着パ
ッド9に供給され、該吸着パッド9による缶Cの吸着状
態が解除されることになる。
【0024】この状態で、ノズル25から加圧空気を噴
射すれば、不良缶Cは、缶ポケット4aから離脱させら
れて、上側のシュータ28を通して検査装置1の外方に
排出されることになる。また、缶Cがスターホイール4
から離脱させられた後には、電磁弁33への開信号は解
除され、スプリングリターンによって当該電磁弁33は
閉状態とされ、吸着パッド9への加圧空気の供給は停止
される。
射すれば、不良缶Cは、缶ポケット4aから離脱させら
れて、上側のシュータ28を通して検査装置1の外方に
排出されることになる。また、缶Cがスターホイール4
から離脱させられた後には、電磁弁33への開信号は解
除され、スプリングリターンによって当該電磁弁33は
閉状態とされ、吸着パッド9への加圧空気の供給は停止
される。
【0025】ここで、本実施例の缶Cの検査装置1で
は、隣接する缶Cに対応する吹込み口18は、半径方向
に異なる位置に配置されており、しかも、各給気孔20
に加圧空気を供給するための電磁弁33は異ならされて
いるので、同一の給気孔20には、一つおきの吹込み口
18が開口させられる。したがって、一旦開状態とされ
て不良缶Cを離脱させた電磁弁33は、2つ後の缶Cに
対応する吹込み口18が給気孔20に開口させられるま
でに閉状態とされていれば、他の缶Cを離脱させてしま
うことがない。
は、隣接する缶Cに対応する吹込み口18は、半径方向
に異なる位置に配置されており、しかも、各給気孔20
に加圧空気を供給するための電磁弁33は異ならされて
いるので、同一の給気孔20には、一つおきの吹込み口
18が開口させられる。したがって、一旦開状態とされ
て不良缶Cを離脱させた電磁弁33は、2つ後の缶Cに
対応する吹込み口18が給気孔20に開口させられるま
でに閉状態とされていれば、他の缶Cを離脱させてしま
うことがない。
【0026】すなわち、スターホイール4の各缶ポケッ
ト4aがノズル25の前に配されている時間は通常運転
時で約30msecであり、この時間内において一の電
磁弁33を確実に開いて不良缶Cを離脱させかつ確実に
閉じることは困難であるが、本実施例の缶Cの検査装置
1によれば、その時間は倍増させられるので、電磁弁3
3の動作速度を有効に補償することが可能となる。
ト4aがノズル25の前に配されている時間は通常運転
時で約30msecであり、この時間内において一の電
磁弁33を確実に開いて不良缶Cを離脱させかつ確実に
閉じることは困難であるが、本実施例の缶Cの検査装置
1によれば、その時間は倍増させられるので、電磁弁3
3の動作速度を有効に補償することが可能となる。
【0027】また、表面不良の缶Cが、下側のノズル2
6の前方に搬送されてきた場合にも、上記と同様の処理
がなされる。これにより、表面不良と判定された不良缶
Cは、下側のシュータ28を通して検査装置1の外方に
排出される。なお、表面不良およびピンホールの両方の
不良が発見された場合には、例えば、上側のシュータ2
8に排出されることとすればよい。また、不良の発見さ
れない良缶Cは、図1に矢印Aで示す方向に送り出さ
れ、次工程へと搬送されることになる。
6の前方に搬送されてきた場合にも、上記と同様の処理
がなされる。これにより、表面不良と判定された不良缶
Cは、下側のシュータ28を通して検査装置1の外方に
排出される。なお、表面不良およびピンホールの両方の
不良が発見された場合には、例えば、上側のシュータ2
8に排出されることとすればよい。また、不良の発見さ
れない良缶Cは、図1に矢印Aで示す方向に送り出さ
れ、次工程へと搬送されることになる。
【0028】このように、本実施例の缶Cの検査装置1
によれば、間断なく投入される大量の缶Cの1つ1つに
ついて、表面検査手段23およびピンホール検査手段2
4による検査が実施され、その良否が瞬時に判定される
ので、缶Cの検査を高効率かつ高精度に実施することが
できる。また、各検査手段23・24によって不良と判
定された缶Cが、各々別々のシュータ28から排出され
るので、そのシュータ28の別によって、不良の種別を
即座に判断することができる。
によれば、間断なく投入される大量の缶Cの1つ1つに
ついて、表面検査手段23およびピンホール検査手段2
4による検査が実施され、その良否が瞬時に判定される
ので、缶Cの検査を高効率かつ高精度に実施することが
できる。また、各検査手段23・24によって不良と判
定された缶Cが、各々別々のシュータ28から排出され
るので、そのシュータ28の別によって、不良の種別を
即座に判断することができる。
【0029】さらに、各検査手段23・24のどちらか
によって不良と判定された2つ以上の缶Cが、連続して
搬送されてきた場合においても、同一の電磁弁33が連
続して作動させられることがないので、吸着パッド9に
よる吸着状態を確実に解除して、不良缶Cの排出洩れや
良缶Cの誤排出を防止することができる。また、表面不
良の不良缶Cとピンホールを有する不良缶Cとを確実に
分別して、各々所定のシュータ28から排出することが
できる。
によって不良と判定された2つ以上の缶Cが、連続して
搬送されてきた場合においても、同一の電磁弁33が連
続して作動させられることがないので、吸着パッド9に
よる吸着状態を確実に解除して、不良缶Cの排出洩れや
良缶Cの誤排出を防止することができる。また、表面不
良の不良缶Cとピンホールを有する不良缶Cとを確実に
分別して、各々所定のシュータ28から排出することが
できる。
【0030】なお、本発明に係る缶Cの検査装置1にお
いては、以下の技術を採用することができる。 吹込み口18に加圧空気を供給する給気孔20を半
径方向位置の異なる2箇所に設けることとしたが、缶C
の搬送速度がさらに高速になる場合や、スターホイール
4の缶ポケット4a数を増やす場合には、3箇所以上に
設けることとしてもよい。 各給気孔20に接続する電磁弁33を1つ設けた
が、これに代えて、電磁弁33の延命対策のために、複
数個並列させることとしてもよい。 給気孔20から供給する加圧流体を空気としたが、
これに代えて、他の任意の加圧流体を供給することとし
てよい。
いては、以下の技術を採用することができる。 吹込み口18に加圧空気を供給する給気孔20を半
径方向位置の異なる2箇所に設けることとしたが、缶C
の搬送速度がさらに高速になる場合や、スターホイール
4の缶ポケット4a数を増やす場合には、3箇所以上に
設けることとしてもよい。 各給気孔20に接続する電磁弁33を1つ設けた
が、これに代えて、電磁弁33の延命対策のために、複
数個並列させることとしてもよい。 給気孔20から供給する加圧流体を空気としたが、
これに代えて、他の任意の加圧流体を供給することとし
てよい。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る缶の
検査装置は、缶をバキューム手段に吸着させつつ連続的
に搬送する搬送機構と、その途中位置に配置され缶の良
否を判定する検査手段と、不良缶を搬送機構から除外す
る排出手段とを具備し、排出手段が、バキューム手段に
よる吸着状態を解除する吸着解除手段と、搬送方向に交
差する方向に加圧流体を吹き付けるノズルとからなり、
吸着解除手段を、隣接する缶のバキューム手段に対して
別々に設けたので、隣接する缶が不良缶と両方ともに判
定された場合に、吸着解除手段を別々に動作させてバキ
ューム手段による缶の吸着状態を確実に解除することが
できる。これにより、搬送機構の高速化を図ることがで
きるとともに、高速で搬送される缶の中から不良缶を確
実に排出することができるという効果を奏する。
検査装置は、缶をバキューム手段に吸着させつつ連続的
に搬送する搬送機構と、その途中位置に配置され缶の良
否を判定する検査手段と、不良缶を搬送機構から除外す
る排出手段とを具備し、排出手段が、バキューム手段に
よる吸着状態を解除する吸着解除手段と、搬送方向に交
差する方向に加圧流体を吹き付けるノズルとからなり、
吸着解除手段を、隣接する缶のバキューム手段に対して
別々に設けたので、隣接する缶が不良缶と両方ともに判
定された場合に、吸着解除手段を別々に動作させてバキ
ューム手段による缶の吸着状態を確実に解除することが
できる。これにより、搬送機構の高速化を図ることがで
きるとともに、高速で搬送される缶の中から不良缶を確
実に排出することができるという効果を奏する。
【0032】また、吸着解除手段を、バキューム手段に
加圧流体を供給する加圧流体供給手段と、検査手段から
の出力信号に応じて加圧流体の供給、停止を切り替える
バルブよりなる構造とすれば、加圧流体を供給する簡易
な方法によってバキューム手段による吸着状態を迅速か
つ確実に解除することができる。また、バルブの動作速
度を缶の搬送速度に比較して十分に速くすることが困難
な場合であっても、これを有効に補償して、不良缶の排
出漏れや、良缶の誤排出を確実に防止することができる
という効果を奏する。
加圧流体を供給する加圧流体供給手段と、検査手段から
の出力信号に応じて加圧流体の供給、停止を切り替える
バルブよりなる構造とすれば、加圧流体を供給する簡易
な方法によってバキューム手段による吸着状態を迅速か
つ確実に解除することができる。また、バルブの動作速
度を缶の搬送速度に比較して十分に速くすることが困難
な場合であっても、これを有効に補償して、不良缶の排
出漏れや、良缶の誤排出を確実に防止することができる
という効果を奏する。
【図1】本発明に係る缶の検査装置の一実施例を示す正
面図である。
面図である。
【図2】図1の検査装置を示す縦断面図である。
【図3】図1の検査装置のバキューム手段を示す正面図
である。
である。
【図4】図1の検査装置の吸着解除手段を示す模式図で
ある。
ある。
C 缶 1 検査装置 3・4 スターホイール(搬送機構) 5 検査手段 6 排出手段 7 バキューム手段 25・26 ノズル 27 吸着解除手段 32 空気圧源(加圧流体供給手段) 33 電磁弁(バルブ)
Claims (2)
- 【請求項1】 缶をバキューム手段に吸着させつつ連続
的に搬送する搬送機構と、該搬送機構の途中位置に配置
され缶の良否を判定する検査手段と、該検査手段により
不良判定がなされた不良缶を前記搬送機構から除外する
排出手段とを具備し、 前記排出手段が、前記搬送機構によって搬送されている
不良缶の前記バキューム手段による吸着状態を解除する
吸着解除手段と、搬送方向に交差する方向に加圧流体を
吹き付けるノズルとからなり、 前記吸着解除手段が、隣接する缶のバキューム手段に対
して別々に設けられていることを特徴とする缶の検査装
置。 - 【請求項2】 吸着解除手段が、バキューム手段に加圧
流体を供給する加圧流体供給手段と、検査手段からの出
力信号に応じて加圧流体の供給、停止を切り替えるバル
ブよりなることを特徴とする請求項1記載の缶の検査装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1196594A JPH07214009A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 缶の検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1196594A JPH07214009A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 缶の検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07214009A true JPH07214009A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11792337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1196594A Withdrawn JPH07214009A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 缶の検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07214009A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006150425A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Mitsubishi Materials Corp | ボトル缶の製造装置およびボトル缶の製造方法 |
WO2006094807A1 (de) * | 2005-03-10 | 2006-09-14 | Sprimag Spritzmaschinenbau Gmbh & Co Kg | Vorrichtung zum übergeben von hohlkörpern mit einer drehangetriebenen trommel von einem einlaufenden auf ein auslaufendes transportmittel |
JP2010102901A (ja) * | 2008-10-22 | 2010-05-06 | Toshiba It & Control Systems Corp | 電池検査装置 |
JP2013010602A (ja) * | 2011-06-29 | 2013-01-17 | Mitsubishi Materials Techno Corp | 缶の排出装置 |
JP2017209682A (ja) * | 2016-05-23 | 2017-11-30 | ユニバーサル製缶株式会社 | 缶成形装置 |
CN118106231A (zh) * | 2024-04-25 | 2024-05-31 | 苏州明益信智能设备有限公司 | 圆柱电池壳体的自动化外观检测设备 |
-
1994
- 1994-02-03 JP JP1196594A patent/JPH07214009A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006150425A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Mitsubishi Materials Corp | ボトル缶の製造装置およびボトル缶の製造方法 |
WO2006094807A1 (de) * | 2005-03-10 | 2006-09-14 | Sprimag Spritzmaschinenbau Gmbh & Co Kg | Vorrichtung zum übergeben von hohlkörpern mit einer drehangetriebenen trommel von einem einlaufenden auf ein auslaufendes transportmittel |
JP2010102901A (ja) * | 2008-10-22 | 2010-05-06 | Toshiba It & Control Systems Corp | 電池検査装置 |
JP2013010602A (ja) * | 2011-06-29 | 2013-01-17 | Mitsubishi Materials Techno Corp | 缶の排出装置 |
JP2017209682A (ja) * | 2016-05-23 | 2017-11-30 | ユニバーサル製缶株式会社 | 缶成形装置 |
CN118106231A (zh) * | 2024-04-25 | 2024-05-31 | 苏州明益信智能设备有限公司 | 圆柱电池壳体的自动化外观检测设备 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010403 |