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JPH07206564A - 被覆粒状農薬肥料とその製造方法 - Google Patents

被覆粒状農薬肥料とその製造方法

Info

Publication number
JPH07206564A
JPH07206564A JP6013957A JP1395794A JPH07206564A JP H07206564 A JPH07206564 A JP H07206564A JP 6013957 A JP6013957 A JP 6013957A JP 1395794 A JP1395794 A JP 1395794A JP H07206564 A JPH07206564 A JP H07206564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fertilizer
coated granular
pesticide
agrochemical
coated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6013957A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetoshi Kimoto
成年 木元
Toshio Fujita
利雄 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chisso Corp filed Critical Chisso Corp
Priority to JP6013957A priority Critical patent/JPH07206564A/ja
Publication of JPH07206564A publication Critical patent/JPH07206564A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C05FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
    • C05GMIXTURES OF FERTILISERS COVERED INDIVIDUALLY BY DIFFERENT SUBCLASSES OF CLASS C05; MIXTURES OF ONE OR MORE FERTILISERS WITH MATERIALS NOT HAVING A SPECIFIC FERTILISING ACTIVITY, e.g. PESTICIDES, SOIL-CONDITIONERS, WETTING AGENTS; FERTILISERS CHARACTERISED BY THEIR FORM
    • C05G5/00Fertilisers characterised by their form
    • C05G5/30Layered or coated, e.g. dust-preventing coatings
    • C05G5/37Layered or coated, e.g. dust-preventing coatings layered or coated with a polymer

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 肥料、農薬の使用の省力化とこれらの利用率
向上。 【構成】 被覆粒状肥料の表面に結合剤を用いて農薬活
性成分を被覆した肥料とその製法。 【効果】 被覆尿素を使用した場合の尿素溶出効果は、
農薬の被覆により損われない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被覆粒状肥料の表面に
農薬を被覆してなる農薬入り被覆粒状肥料とその製造方
法に関する。更に詳しくは、ε−カプロラクトン、乳
酸、グリコール酸及び3−ヒドロキシブチレートからな
る群から選ばれた1または2以上の単量体から誘導され
た分解性ポリエステルからなる結合剤と農薬を核となる
被覆粒状肥料に被覆することで肥料の効果に農薬の効果
が付与されることにより、これらの相乗効果によって植
物の栽培に好適な被覆粒状農薬肥料に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】近年、肥料成分の放出を自
在に調節することにより植物体の養分要求量に応じた養
分量を供給する種々の緩効性肥料に関する研究がなされ
てきた。有機合成緩効性肥料は土壌水分・pH・微生物
作用等の影響を受けることから肥料成分の供給は安定し
て行われずその供給速度の調節は不十分であった。これ
らに対し、土壌環境に余り左右されず肥料成分の溶出を
自在に調節できる被覆粒状肥料が開発され次第に実用化
されてきている。近年、期間・パターン及び時限溶出等
の制御が実用化されており、全量基肥栽培することで2
〜3作分の施肥量を1回の施肥で満たし農作業の省力化
が可能となった。特にマルチ栽培では追肥はマルチフィ
ルムをはがして行われており、これら一連の追肥作業が
なくなることから有効性が高いといえる。さらに植物体
の養分吸収利用率の向上は吸収利用に必要な量だけ溶出
するよう制御することにより吸収されず流亡するなどで
の肥料の損失を減らすことによりもたらされた。これに
より肥料の環境への影響を無視し得るようにできる。ま
た安定した収量を得るためにいろいろな農薬が使用され
ている。例えば水稲においては殺虫剤、殺菌剤、除草剤
等が施用されている。近年、省力施用法として箱施用粒
剤が開発されており農薬施用の省力化を実現している。
植物を栽培する上での管理作業には、例えば水稲では耕
耘、整地、田植え、除草、収穫等があり肥料では基肥、
追肥がある。これらの中で耕耘、田植え、収穫等大部分
の作業は機械化され省力化されている。肥料について、
全量基肥栽培や側条施肥技術等が知られており作業の機
械化に合わせて施肥も省力化を実現している。本発明者
らは、これまで肥料に関して高分子材料による被覆及び
溶出速度調節技術を発明し開示している。例えば特公昭
50−99858号、特公昭60−37074号、特公
昭60−3040号等である。これらの溶出コントロー
ル技術は基本的には溶出期間をコントロールする技術、
換言すれば期間あるいは時間当たりの溶出量を表す溶出
速度のコントロール技術である。これらの技術により短
長期にわたり望まれる肥効が自由に得られる商品が提供
され、追肥をしない全量基肥栽培等の革命的な農業技術
が確立された。農薬の分野において粒剤の稲苗箱施用が
可能となり多くの製品が上市されているが、これらは一
般的に移植前数日から移植日までに施用することとなっ
ており、利用率は高い。また、果菜類の移植時における
植え穴処理により省力的に病害の予防ができる。しかし
ながら栽培体系全体としては肥料、農薬それぞれ別に施
用するため、省力化栽培体系構築の障害となっている。
肥料と農薬を1つの粒体に含有することができれば同時
に施用できるため農作業のさらなる省力化が可能であ
る。本発明者らは省力栽培体系の構築にはこれら被覆肥
料と残効性のある農薬の同時施用が有効であると考え、
その施用法について検討した。同時施用法としては農
薬と肥料を配合して施用農薬入り肥料の施用がある
が、において一般的に農薬と肥料を配合すると多くの
場合農薬成分自体が分解し、農薬の効果が減少またはな
くなるものと考えられる。において取扱い易くなるメ
リットはあるがの場合と同様で農薬の分解が懸念され
ており肥料、農薬のそれぞれの効果を最大限発揮した施
用法は未だ不明である。これら農薬を緩効性肥料、溶出
制御型肥料等と共に施用することができれば農薬の利用
率を向上させることができる。この場合農薬、肥料をそ
れぞれを配合したものを使用すると一般的に農薬粒剤の
粒子と肥料の大きさが異なるため均一にならない、ある
いはの問題点と大同小異で配合時に農薬活性成分が分
解する等の問題点がある。このような問題を解決するた
めに種々の試みがなされている。例えば特開平1−15
7493では粒状肥料を核として農薬成分粒子を常温で
固状の水不溶性低融点ろう状物質で被覆し核肥料に担持
せしめた農薬肥料を提案している。これは肥料と農薬が
1つの粒体にあるため同時施用が可能であるが肥料の溶
出が不安定であり未完成の技術である。特開平2−38
393では肥料及び水溶性バインダーに農薬を含浸また
は被覆法により製造される農薬肥料を提案している。こ
れは肥料と農薬の接触により農薬の分解の恐れがあり、
肥料の溶出については前記特開平1−157493と比
較してもなんら解決されていない。特開平2−1960
79はオレフィン系樹脂等による農薬の被覆を提案して
いるが透湿度の低い材料を用いた場合、核となる被覆粒
状肥料の精密溶出コントロールが損なわれ、また被覆材
が一般的に難分解性であるため農薬の残留が懸念され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、農家及び農業技術者からの要望が強い、農薬、肥料
を同時に施用することによって省力化、施用量軽減、河
川、地下水汚染防止等の効果を有する肥料について前記
のような欠点のない農薬肥料を製造すべく鋭意検討し、
次の点にねらいを絞った。つまり、農薬活性成分を被
覆粒状肥料に共存させ1つの粒体にする被覆粒状肥料
表面に農薬を被覆しても核被覆粒状肥料の溶出速度に影
響を及ぼさないようにする(精密コントロールが損なわ
れないようにする)農薬活性成分が膜に残留しないよ
うにする製造が容易であるといった条件を満たす肥料
を得ることである。上記のようなねらいを満たすべく農
薬肥料について鋭意研究を積み重ねた結果、被覆粒状肥
料に分解性ポリエステル及び/または分解性ポリエステ
ルの組成物からなる結合剤と農薬を被覆すると肥料の精
密溶出コントロールを損なわずに農薬、肥料それぞれの
効果が充分に発揮し、これらの相乗効果により省力化栽
培体系を補完する農薬肥料を得ることを発見して本発明
が完成された。以上の記述から明らかなように、本発明
の目的は被覆粒状肥料の精密溶出コントロールを損なう
ことなく、農薬、肥料の吸収利用率を共に高め、環境負
荷低減を実現し、農薬の省力化を進める被覆粒状農薬肥
料を安価で提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の構成を
有する。 (1)被覆粒状肥料の表面に結合剤を用いて農薬活性成
分を被覆してなることを特徴とする被覆粒状農薬肥料。 (2)農薬活性成分が殺虫剤、殺菌剤、除草剤、植物成
長調整剤から選ばれた少なくとも1種または2種以上で
ある前記(1)に記載の被覆粒状農薬肥料。 (3)結合剤が分解性ポリエステルを必須成分とするこ
とを特徴とする前記(1)に記載の被覆粒状農薬肥料。 (4)分解性ポリエステルが、ε−カプロラクトン、乳
酸、グリコール酸及び3−ヒドロキシブチレートからな
る群から選ばれる単量体から誘導され、次の化5ないし
化8の化学構造の1または2以上で表されるポリエステ
ルであることを特徴とする前記(3)に記載の被覆粒状
農薬肥料。
【0005】
【化5】
【化6】
【化7】
【化8】 (5)農薬活性成分とε−カプロラクトン、乳酸、グリ
コール酸及び3−ヒドロキシブチレートからなる群から
選ばれた単量体から誘導された分解性ポリエステルの混
合物の溶媒溶液を流動状態の被覆粒状肥料に噴霧状で添
加し、該添加時該被覆粒状肥料に高速熱風流を吹き付け
て添加された該混合溶解液中の溶媒を除去乾燥せしめる
ことを特徴とする被覆粒状農薬肥料の製造方法。
【0006】本発明の構成と効果について以下に詳述す
る。本発明では前述の分解性ポリエステル及び/または
分解性ポリエステルの組成物からなる結合剤と農薬活性
成分を被覆粒状肥料に被覆したものであり、被覆粒状肥
料を農薬担体として用い、結合剤と農薬活性成分を該肥
料表面に被覆してなる被覆粒状農薬肥料である。本発明
の農薬肥料は農薬と肥料が接触することによる農薬活性
成分の分解を回避し、さらに被覆粒状肥料の周辺に形成
される根群により農薬も肥料と同等にその吸収利用率を
高めることができる。
【0007】農薬活性成分として使用できるものは土壌
中に施用できるものである。それには主に、根部や茎
部から吸収され、植物体全体に移行する性質を持つ浸透
移行性の殺虫剤、殺菌剤水田用除草剤土壌殺虫剤
選択性を有する畑用除草剤水稲用倒伏軽減剤である。
これらの中での浸透移行性殺虫剤、殺菌剤は植物体に
吸収されて農薬としての効果が発現するものであり、そ
の施用法が重要であるが、剤型は粒剤が多い。肥料にお
いては被覆粒状肥料により精密溶出コントロールが可能
になった。つまり温度以外の土壌環境の影響をほとんど
受けないので安定した肥効が得られ、温度の影響に一定
の法則性があることで経時的な肥料成分の溶出量が定量
的に予測できるといった溶出シミュレーションをするこ
とができる。このことにより作物の吸収パターンにあっ
た肥料を使用することにより肥料成分の吸収利用率が飛
躍的に向上し、環境負荷を低減することができる。これ
らの農業資材はそれぞれ別々に施用されており、農薬の
場合、例えば粒剤の苗箱施用は全層施用に比べてその吸
収利用率は高いといえるが充分ではなく、これを補完す
ることで吸収利用率をさらに高めることができる。本発
明者らはこれら諸問題を解決するため検索研究を積み重
ねた結果、浸透移行性に優れた農薬活性成分と分解性ポ
リエステル及び/または分解性ポリエステルの組成物か
らなる被覆材を被覆粒状肥料に被覆することで本発明を
完成した。本発明の農薬肥料は、核となる被覆粒状肥料
により根を誘引し肥料のまわりに根圏を有するようにな
る。これにより該農薬肥料から溶出される肥料成分、農
薬を溶出と共に吸収が可能となり、吸収利用率が高まる
と共に農薬の施用量を少なくすることができる。また、
農薬と肥料が1つの粒体であるので施用の省力化が実現
する。
【0008】結合剤として分解性ポリエステル及び/ま
たは分解性ポリエステルの組成物を用いるがこれは核の
被覆粒状肥料の精密溶出コントロールに影響を与えない
透湿性を有する材料であると共に結合剤が分解性を有す
ることで農薬活性成分の残留を回避するためである。ま
た、分解性ポリエステル及び/または分解性ポリエステ
ルの組成物の分解速度を調節することで農薬活性成分の
溶出の制御が可能である。
【0009】本発明の被覆粒状農薬肥料においては、全
農薬成分が該農薬肥料全体として重量で0.01〜15
%、好ましくは0.05〜5%、側条施肥においては農
薬活性成分にもよるが3%程度が好ましい。被覆剤は該
農薬肥料全体として0.05〜10%、好ましくは0.
1〜5%である。また、農薬活性成分の安定剤を適宜加
えることもでき、これら安定剤は本発明の効果を損ねな
い程度で添加することができる。
【0010】分解性を示す樹脂として、種々の構造を持
つ重合体が知られている。その多くは分子構造中にエス
テル結合、アミド結合、オルソエステル結合、アセター
ル結合、ケタール結合、酸無水物結合、カーボネート結
合等の加水分解や酵素分解され易い結合(易分解性結
合)を持つ重合体である。
【0011】本発明にかかる分解性樹脂として例えばポ
リ−ε−カプロラクトン、ポリ−δ−バレロラクトン、
ポリ−β−プロピオラクトン、ポリ−γ−ブチロラクト
ン、ポリ乳酸、ポリグリコール酸等のポリラクトン類、
ポリ−3−ヒドロキシブチレート、ポリ−3−ヒドロキ
シバリレート等のポリヒドロキシアルカノエート類、キ
チン、キトサン、ポリ−p−ジオキサノン、トリメチレ
ンカーボネート重合体、ポリリンゴ酸、酸無水物重合
体、ポリビニルアルコール、ポリアルキルシアノアクリ
レート、アミロース、澱粉、デキストラン等の多糖類及
びこれらの共重合体等が挙げられる。
【0012】これらの樹脂のうち本発明において好まし
く用いられるのは、ポリ−ε−カプロラクトン、ポリ−
δ−バレロラクトン、ポリ−β−プロピオラクトン、ポ
リ−γ−ブチロラクトン、ポリ乳酸、ポリグリコール酸
等のポリラクトン類、ポリ−3−ヒドロキシブチレー
ト、ポリ−3−ヒドロキシバリレート等のポリヒドロキ
シアルカノエート類に代表されるポリエステルであり、
さらに詳しくは、土壌中あるいは水中に施用して容易に
分解される分子構造中に少なくともε−カプロラクトン
単位及び/または乳酸単位及び/またはグリコール酸単
位及び/または3−ヒドロキシブチレート単位をもつポ
リエステルである。
【0013】また、本発明に必須の分解性ポリエステル
の一つであるポリ乳酸の単量体にはL体、D体、D,L
体と3種類の光学異性体が存在するが、これらの内どれ
であっても本発明の目的は達成され得る。
【0014】これら本発明に必須の分解性ポリエステル
及び/または分解性ポリエステルの組成物は、土壌中で
の崩壊性においては極めて良好な被膜が得られ、ホモポ
リマーで被覆した場合は被膜が硬く、脆くなると云った
機能、物性上の性質を有している。分解性ポリエステル
及び/または分解性ポリエステルの組成物は、種類によ
って分解速度に差異はあるが、これらよりなる任意の組
成物であっても、本発明の効果が損なわれることが無く
被膜物性改良や増量材等の目的で使用することができ
る。これら樹脂類の混合に際しては被膜物性の土壌中に
おける分解性の観点から被覆材の種類とその割合が決め
られる。
【0015】本発明必須の分解性ポリエステルのポリ乳
酸の場合、単一の単量体より構成されるホモポリマーに
は先にも触れたように脆い性質があり、得られた農薬肥
料の取扱い及び輸送に際して被膜に割れが生ずる恐れが
あるので、柔軟性に優れた共重合体またはこれとホモポ
リマーを適宜混合使用する方法、及び、例えばL体と
D,L体といった異なる光学異性体による共重合体、ま
たはこれとホモポリマーを適宜混合使用する方法は被膜
の物性向上において望ましい方法である。また、分解性
の面ではホモポリマーよりも、異なる光学異性体または
異なる単量体との共重合体の方が分解速度が速い傾向が
あり、これらの組み合わせで分解速度を制御することも
可能である。ポリ乳酸の分子量については、被膜強度の
観点から3万以上が好ましく、上限は被覆工程の操作性
から50万以下が望ましいが、特に好ましい範囲は5万
から30万である。このように例えば分子量の異なるポ
リ乳酸を任意に混合することにより、被膜の分解速度を
調節することが可能であり、ポリ−ε−カプロラクト
ン、ポリグリコール酸、ポリ−3−ヒドロキシブチレー
トとの混合による組成物またはそれぞれの分解性の異な
る樹脂との混合物等でも同様である。
【0016】また、被膜には界面活性剤を添加すること
ができる。本発明品に使用し得る界面活性剤は陽イオン
性のもの、陰イオン性のもの、両性のもの、非イオン性
のもの何れも使用し得るが、界面活性剤の親水性疎水性
のバランスが重要である。親水性が強すぎる場合は被膜
内に均一に分散せずに凝集して被膜欠陥生成の原因にな
る。親油性の強いものは被膜への影響はないが、溶出促
進効果がやや劣る傾向がある。これら界面活性剤のHL
Bは15以下、好ましくは11から13の範囲にある。
【0017】本発明における農薬活性成分としては殺
虫、殺菌、除草、及び植物成長調整作用のいずれかを有
するものであり、これらであればその種類に制限なく適
用され得る。好ましくは常温で固体の粉状であり、飽和
蒸気圧が20℃で10-3mmHg以下であることが望ま
しい。また、農薬活性成分と分解性ポリエステルとは溶
剤で相溶化後肥料に被覆しても良い。本発明に利用でき
る農薬活性成分としてはその具体例を下記に挙げるがこ
れらはあくまでも例示であり限定されるものではない。
また、農薬活性成分は1種または2種以上の組成で使用
することができる。例えば1−(6−クロロ−3−ピリ
ジルメチル)−N−ニトロイミダゾリジン−2−イリデ
ンアミン(一般名:イミダクロプリド)、O,S−ジメ
チル−N−アセチルホスホロアミドチオエート(一般
名:アセフェート)、1,3−ビス(カルバモイルチ
オ)−2−(N,N−ジメチルアミノ)プロパン塩酸塩
(一般名:カルタップ)、3−アリルオキシ−1,2−
ベンゾイソチアゾール−1,1−ジオキシド(一般名:
プロベナゾール)、1,2,5,6−テトラヒドロピロ
ロ〔3,2,1−ij〕キノリン−4−オン(一般名:
ピロキロン)、ブラストサイジン−S−ベンジルアミノ
ベンゼンスルホン酸塩(一般名:ブラストサイジン
S)、2−ベンゾチアゾール−2−イルオキシ−N−メ
チルアセトアニリド(一般名:メフェナセット)、メチ
ル=α−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルカ
ルバモイルスルファモイル)−ο−トルアート(一般
名:ベンスルフロンメチル)、S−(4−クロロベンジ
ル)−N,N−ジエチルチオカーバメート(一般名:ベ
ンチオカーブ)、S−ベンジル=1,2−ジメチルプロ
ピル(エチル)チオカルバマート(一般名:エスプロカ
ルブ)、4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3
−ジメチル−5−ピラゾリル−p−トルエンスルホネー
ト(一般名:ピラゾレート)、S−1−メチル−1−フ
ェニルエチル=ピペリジン−1−カルボチオアート(一
般名:ジメピペレート)、1−(α,α−ジメチルベン
ジル)−3−(パラトリル)尿素(一般名:ダイムロ
ン)、2,4,6−トリクロロフェニル−4’−ニトロ
フェニルエーテル(一般名:CNP)、2−クロロ−
2’,6’−ジエチル−N−(ブドキシメチル)アセト
アニリド(一般名:ブタクロール)、2−クロロ−4,
6−ビス(エチルアミノ)−s−トリアジン(一般名:
CAT)、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸エチル(一
般名:2,4−PA)、2−メチル−4−クロロフェノ
キシ酢酸エチル(一般名:MCP)、2−クロロ−4−
エチルアミノ−6−イソプロピルアミノ−s−トリアジ
ン(一般名:アトラジン)、(E)−(S)−1−(4
−クロロフェニル)−4,4−ジメチル−2−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)ペンタ−1−エ
ン−3−オール(一般名:ウニコナゾールP)、(2R
S,3RS)−1−(4−クロロフェニル)−4,4−
ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1
−イル)ペンタン−3−オール(一般名:パクロブトラ
ゾール)4’−クロロ−2’−(α−ヒドロキシベンジ
ル)イソニコチンアニリド(一般名:イナベンフィ
ド)、過酸化カルシウムを挙げることができる。
【0018】本発明における被覆粒状肥料としては特に
限定されないが精密溶出コントロールが可能なものが好
ましい。肥料成分についても広範囲のものが用いられ、
チッソ、リン酸、加里の少なくとも1種以上を含むもの
である、これら以外にもマグネシウム、カルシウムの他
に微量要素としてキレート鉄、塩化鉄、硫酸鉄、ほう
酸、ほう砂、硫酸マンガン、塩化マンガン、硫酸亜鉛、
硫酸銅、モリブデン酸ナトリウム、モリブデン酸アンモ
ニウム等を肥料中に含んでいても良い。本発明に用いら
れる肥料として、被覆材は硫黄、樹脂等があるが特に限
定されず、例えば市販品のLPコート(チッソ)、ロン
グ(旭化成工業)、セラコート(セントラル硝子)、エ
ムコート(三菱化成)等を利用することができる。
【0019】本発明の被覆粒状農薬肥料は必要に応じて
他種の農薬を施用時に加えることもでき、適宜用いられ
る。
【0020】本発明の被覆粒状農薬肥料の製造方法すな
わち被覆粒状肥料の農薬の被覆方法は、特に限定するも
のでははいが、例えば、転動又は流動状態にある被覆粒
状肥料に前述の被覆材の混合溶解液を噴霧等の手段によ
り吹き付けてその表面を被覆する一方、該被覆物を同時
並行的に高速熱風流で処理して該被覆物表面の溶媒を瞬
時に蒸発乾燥させる方法があり、この場合の該被覆物の
流動化には、噴流層を用いて行うのが最も好ましい。該
被覆方法においては、本発明にかかわる分解性ポリエス
テル及び/または分解性ポリエステルの組成物と農薬活
性成分を均一に分散させるために特に被覆液の撹拌を強
力に行う必要がある。以下実施例によって本発明を説明
するが、本発明はこれら実施例により限定されるべきも
のではない。実施例中の%はすべて重量%であり比はす
べて重量比である。
【0021】実施例 製造例1 発明品の製造例について以下に述べる。被覆液調整は撹
拌機付き溶解槽に溶剤と結合剤を入れ、溶剤を加熱、撹
拌して溶解する。次に農薬活性成分を入れ、これら被覆
液は常時撹拌を行い、均一な分散状態を保持されてい
る。被覆液の組成を表1に示す。被覆肥料への被覆は回
転パン中に被覆粒状肥料を入れて転動させ、該肥料粒子
に熱風と該被覆液を噴霧状で添加し、溶剤を蒸発させて
被覆を形成成長させて被覆粒状農薬肥料を得る。図1は
製造装置Iを示し、本実施例の被覆装置である。回転パ
ンとして直径30cmの糖衣機を使用するがこの中に被
覆粒状尿素(水中25℃静置で溶出率累計80%が70
日の6−8mesh調整品)を入れ30rpmにて回転
させ径5cmの熱風噴出口より200m3 /Hの80℃
(出口温度)の熱風を粒子転動面より約20cmのとこ
ろから吹き付ける。被覆液は溶解槽にて溶解・分散した
後、撹拌を継続した状態で約50℃に保持し、被覆液ポ
ンプで糖衣機に付設したスプレーノズルに送り、スプレ
ー用窒素ガスにて噴霧状で転動粒子に2リットル/Hの
供給速度で粒子温度が50〜55℃の範囲で操作できる
ごとく継続的に添加し被覆粒状農薬肥料を得た。
【0022】製造例2 被覆液調整は撹拌機付き溶解槽に溶剤と結合剤を入れ、
溶剤を加熱、撹拌して溶解する。次に農薬活性成分を入
れ、これら被覆液は常時撹拌を行い、均一な分散状態を
保持されている。被覆液の組成を表1に示す。被覆肥料
への被覆は噴流塔内に被覆粒状肥料を入れて噴流させ、
該肥料粒子に熱風と該被覆液を噴霧状で添加し、溶剤を
蒸発させて被覆を形成成長させて被覆粒状農薬肥料を得
る。図2は製造装置IIを示し、本実施例の被覆装置であ
る。図において1は噴流塔で塔径250mm、高さ20
00mm、窒素ガス噴出口径50mm、円錘角50度で
肥料投入口2、排ガス出口3を有する。噴流用窒素ガス
はブロアー10から送られ、オリフィス流量計9、熱交
換器8を経て噴流塔に至るが、流量は流量計、温度は熱
交換器で管理され、排気は排ガス出口3から塔外に排出
される。被覆処理に使用される被覆粒状肥料は肥料投入
口2から所定の熱風(窒素ガス)を通しながら投入し噴
流を形成させる。熱風温度はT1 、被覆処理中の粒体温
度はT2 、排気温度はT3 の温度計により検出される。
2 が所定の温度になったら、被覆液をポンプ6からス
プレーノズル4を通して噴霧状で噴流状の粒体に向かっ
て吹き付ける。被覆液は溶解槽11で撹拌しておき、農
薬が均一に分散するように撹拌しておく。被覆が終了後
ブロアーを止め、被覆された肥料を抜き出し口7より排
出する。本実施例では下記の基本条件を維持しつつ被覆
を行った。 一流体ノズル:開口0.8mmフルコン型 熱風量:4M3 /min 熱風温度:100℃±2℃ 供試肥料:被覆粒状尿素(水中25℃静置で溶出率累計
80%が70日の6−8mesh調整品) 肥料投入量:10kg 供試溶剤:トルエン 被覆液供給量:0.3kg/min
【0023】比較例1〜3 本発明に属さない対照農薬肥料の製造を製造例2と同様
に行った。比較例の被膜組成を表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】 註*1 ポリ−L−乳酸 Mw=60,000 *2 ポリ−L−乳酸 Mw=150,000 *3 L−乳酸・グリコール酸共重合体 L−乳酸・グ
リコール酸=70:30 Mw=100,000 *4 ポリ−D,L−乳酸 Mw=100,000 *5 ポリ−ε−カプロラクトン Mw=10,000 *6 ポリ−ε−カプロラクトン Mw=50,000 *7 3−ヒドロキシブチレート・3−ヒドロキシバリ
レート共重合体 Mw=150,000 3−ヒドロキ
シバリレート分率20mol% *8 ポリ−ε−カプロラクトン Mw=80,000 *9 低密度ポリエチレン MI=20 d=0.92
2 *10 エチレン・一酸化炭素共重合体 MI=20 C
O=0.95重量% *11 エチレン3%を含むコポリマー型アタクチックポ
リプロピレン Mw=60,000 *12 エチレン・酢酸ビニル共重合体 MI=20 酢
酸ビニル30重量% 農薬A 1−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−N
−ニトロイミダゾリジン−2−イリデンアミン 70.
5% 鉱物質微粉等 29.5% 農薬B 2−クロロ−4−エチルアミノ−6−イソプロ
ピルアミノ−s−トリアジン 75.0% 鉱物質微粉
等 25% 農薬C 2−ベンゾチアゾール−2−イルオキシ−N−
メチルアセトアニリド 87.3% 鉱物質微粉等 1
2.7%
【0026】溶出試験 製造例I、IIで製造した本発明肥料をそれぞれ10gを
200ml水中に浸漬して25℃に静置する。所定期間
後肥料と水に分け、水中に溶出した尿素を定量分析によ
り求める。肥料には純水を200ml入れて再び25℃
に静置し、所定期間後同様な分析を行う。このような操
作を反復して水中に溶出した尿素を定量分析により求め
る。このような操作を反復して水中に溶出した尿素の溶
出累計と日数の関係の結果を表2に示す。
【0027】
【表2】 実施例1〜10、比較例1〜3における静置日数と累積
溶出率を示す。
【図面の簡単な説明】
図1,2は、本発明の製造例で使用した装置の説明図で
ある。
【図1】製造例1で使用した回転パン被覆装置である。
【図2】製造例2で使用した噴流被覆装置である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被覆粒状肥料の表面に結合剤を用いて農
    薬活性成分を被覆してなることを特徴とする被覆粒状農
    薬肥料。
  2. 【請求項2】 農薬活性成分が殺虫剤、殺菌剤、除草
    剤、植物成長調整剤から選ばれた少なくとも1種または
    2種以上である請求項1に記載の被覆粒状農薬肥料。
  3. 【請求項3】 結合剤が分解性ポリエステルを必須成分
    とすることを特徴とする請求項1に記載の被覆粒状農薬
    肥料。
  4. 【請求項4】 分解性ポリエステルが、ε−カプロラク
    トン、乳酸、グリコール酸及び3−ヒドロキシブチレー
    トからなる群から選ばれる単量体から誘導され、次の化
    1ないし化4の化学構造の1または2以上で表されるポ
    リエステルであることを特徴とする請求項3に記載の被
    覆粒状農薬肥料。 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】
  5. 【請求項5】 農薬活性成分とε−カプロラクトン、乳
    酸、グリコール酸及び3−ヒドロキシブチレートからな
    る群から選ばれた単量体から誘導された分解性ポリエス
    テルの混合物の溶媒溶液を流動状態の被覆粒状肥料に噴
    霧状で添加し、該添加時該被覆粒状肥料に高速熱風流を
    吹き付けて添加された該混合溶解液中の溶媒を除去乾燥
    せしめることを特徴とする被覆粒状農薬肥料の製造方
    法。
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