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JPH07205657A - 自動車ドアのシール体 - Google Patents

自動車ドアのシール体

Info

Publication number
JPH07205657A
JPH07205657A JP6024704A JP2470494A JPH07205657A JP H07205657 A JPH07205657 A JP H07205657A JP 6024704 A JP6024704 A JP 6024704A JP 2470494 A JP2470494 A JP 2470494A JP H07205657 A JPH07205657 A JP H07205657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
seal
sub
glass
holding portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6024704A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Tateno
善明 立野
Kazuhito Omi
和仁 大海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokai Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Kogyo Co Ltd filed Critical Tokai Kogyo Co Ltd
Priority to JP6024704A priority Critical patent/JPH07205657A/ja
Publication of JPH07205657A publication Critical patent/JPH07205657A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 防犯性に優れた自動車ドアのシール体を提供
しようとすること。 【構成】 ドアフレーム80のドアフランジ82に装着
するためのU字状のドアフランジ挟持部12と,上記ド
アフレーム80とドアガラス76との間をシールするラ
ンチャンネル14と,該ランチャンネル14と上記ドア
フランジ挟持部12との間に設けられ,上記ドアフレー
ム80における取付金具83に取付けるドアフレーム把
持部13と,上記ドアガラス76を閉止した状態におけ
るドアガラス76の上部外方を覆うサブシール11とを
有する。上記サブシール11は,ドアガラス76の上部
外方を覆うように芯金2を内蔵してなる。上記芯金2
は,上記パフランジ挟持部12における芯金22と一体
的に構成されている,または,2枚構造を有しているこ
とが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,防犯効果を有する自動
車ドアのシール体に関する。
【0002】
【従来技術】従来,自動車ドアにおいては,ゴム,プラ
スチック等の弾性体からなるシール体を装着し,車外か
らの雨滴等の進入を防止している。図7に示すごとく,
自動車7においては,左右両サイドに設けた車体開口部
70に対して,ドア8を開閉可能に配設している。ま
た,上記ドア8のドアフレームにはドアガラス76を上
下動可能に装着する。そして,各区間Lにおいて,シー
ル体9により,車体開口部70とドアフレームとの間,
ドアフレームとドアガラス76との間をシールする。
【0003】図8に示すごとく,上記自動車ドアにおけ
るドアフレーム80は,ドアフレーム本体81とドアフ
ランジ82と上記本体81に設けられた取付金具83と
を有する。上記シール体9は,上記ドアガラス76の上
部外方を覆うサブシール91と,上記ドアフランジ82
を挟持するドアフランジ挟持部92と,上記取付金具8
3に対し装着するドアフレーム把持部93とを有する。
【0004】上記サブシール91の上端には,シール体
9と車体開口部70との間をシールするためのドリップ
シール911を設けてなる。なお,上記サブシール91
は上記ドアフランジ挟持部92と一体的に形成されてい
る。上記ドアフランジ挟持部92は略U字形状であり,
その中に同形状の略U字形状の芯金99を内蔵してな
る。
【0005】上記ドアフレーム把持部93はその内部に
中空部930を有してなる。そして,上記ドアフレーム
把持部93の下方からはランチャンネル94が分岐して
いる。上記ランチャンネル94はドアガラス76に向か
って配設してなる。また,上記ランチャンネル94は,
ドアガラス76の内壁面に摺接する摺接リップ部940
を有する。なお,ドアフランジ挟持部92とドアフレー
ム把持部93との間に形成された空間には,中空部95
0を有するガラス当接部95が設けられる。上記ガラス
当接部95はドアフレーム把持部93と一体的に形成さ
れ,ドアガラス76の上端から上部外方を覆っている。
【0006】図8の鎖線は,上記ドアガラス76が閉止
された時の位置を示す。この時,ガラス当接部95とガ
ラス摺接部940とは屈曲変形する。これにより,車体
開口部70とドアフレーム80との間,ドアフレーム8
0とドアガラス76との間を隙間なくシールすることが
できる。
【0007】
【解決しようとする課題】しかしながら,従来のシール
体9には以下の問題点が有る。即ち,図9に示すごと
く,車体開口部70においては,シール体9のサブシー
ル91とガラス当接部95の二つの部分が露出してい
る。そして,両者の間には若干の隙間96が生じてい
る。
【0008】このため,隙間96からドライバー等の工
具79を貫入させ,シール体9を破壊し,ドアガラス7
6を下方へ押して,これをこじ開けたりすることが可能
である。よって,たとえロックされたドアであっても,
外部からの侵入が可能である。即ち,従来の上記シール
体9は防犯性という観点において問題がある。本発明
は,かかる問題点に鑑み,防犯性に優れた自動車ドアの
シール体を提供しようとするものである。
【0009】
【課題の解決手段】本発明は,ドアフレームのドアフラ
ンジに装着するためのU字状のドアフランジ挟持部と,
上記ドアフレームとドアガラスとの間をシールするラン
チャンネルと,該ランチャンネルと上記ドアフランジ挟
持部との間に設けられ,上記ドアフレームにおける取付
金具に取付けるドアフレーム把持部と,上記ドアガラス
を閉止した状態におけるドアガラスの上部外方を覆うサ
ブシールとを有する自動車ドアのシール体において,上
記サブシールは,ドアガラスの上部外方を覆うように芯
金を内蔵してなることを特徴とする自動車ドアのシール
体にある。
【0010】本発明において最も注目すべきことは,ド
アガラスの上部外方を覆うサブシールが芯金を内蔵して
いることである。上記サブシールは,特に上記ドアガラ
スを覆う部分には隙間等がなく一体となっている。ま
た,上記サブシールはドアフランジ挟持部等と一体に構
成することもできる。この場合には,上記芯金は,ドア
フランジ挟持部との間に連続して配設することが好まし
い。
【0011】次に,上記芯金は,ドアガラスの上部外
方,上部及び上部内方を覆うように断面コ字状に設けて
あることが好ましい(図4〜図6参照)。これにより,
ドアガラスとサブシールとのシール部分に,工具を貫入
させて,ドアフランジ把持部をドアフランジより外すこ
とを防止することができる。
【0012】次に,上記芯金は,2枚構造を有してなる
ことが好ましい。これにより,芯金に剛性が要求される
部分の強度を一層増すことができる。また,一枚の金属
板を曲折することにより芯金を作製するときなどには,
折り返し部分を二枚構造とすることができる(図1)。
次に,上記芯金は,上記ドアフランジ挟持部における芯
金と一体的に形成されていることが好ましい。これによ
り,両者をひとつの部材として成形することができる。
【0013】次に,上記サブシールは,その先端部にド
アガラスと接触するシールリップを有することが好まし
い。上記シールリップは,例えばサブシールの先端部を
曲折することによって構成する。この場合の先端部とは
芯金の内蔵されていない部分のことである。これによ
り,ドアガラス及びシール体等に製造誤差等によるサイ
ズ等のばらつきがあってもシール不十分になることがな
い。また,芯金が内蔵されることによって上記サブシー
ルは,柔軟性を多少失うおそれがある。この場合,上記
シールリップによって,ドアガラスとの間のシール性を
確保することができる。
【0014】次に,上記芯金の内蔵状態は以下に示す各
種の態様が考えられる。まず,上記芯金は,U字状のド
アフランジ挟持部における一方の側壁から上記サブシー
ル内を経由して,ドアフランジ挟持部の他方の側壁に至
る断面略F字状を有するものがある(図1参照)。上記
芯金は,U字状のドアフランジ挟持部における一方の側
壁から他方の側壁を経由して,上記サブシール内に至る
断面略F字状を有するものがある(図2参照)。
【0015】上記芯金は,上記サブシール内から,U字
状のドアフランジ挟持部における一方の側壁を経由し
て,ドアフランジ挟持部の他方の側壁に至る断面略F字
状を有するものがある(図3)。これら3つの態様にお
いては,芯金が上記のごとく一体的に連続形成されてお
り,ドアフランジ挟持部とサブシール部を一体的に成形
することが容易である。また,芯金は連続形成されてい
るので,接合部等の強度の弱い部分がなく,防犯性にも
一層優れている。
【0016】更に,他の異なる態様としては,上記芯金
は,上記サブシール内からU字状のドアフランジ挟持部
における一方の側壁を経由して,ドアフランジ挟持部の
他方の側壁に至り,更にドアガラスよりも内方へ曲折延
設された内部プレートを有するものがある。
【0017】また,上記内部プレートはドアフレーム把
持部まで内蔵された,延設部を有するものがある。上記
内部プレートの上記延設部はドアフレームに対して固定
具により固定されているものがある。上記後者の3種の
態様の場合には,ドアガラスの内方をも芯金で覆うの
で,一層防犯効果に優れている。
【0018】
【作用及び効果】本発明の自動車ドアのシール体におい
ては,ドアガラスの上部外方を覆うサブシールに芯金を
内蔵させている。即ち,ドアガラスを上昇させて閉止し
たとき,サブシール内に配置した芯金がドアガラスの上
端の車外側面を覆った状態にある。また,上記サブシー
ルには,従来のシール体のように外方に露出した部分に
隙間がない。
【0019】このため,工具等を上記サブシール内に貫
通させることができない。また,上記サブシールの隙間
から工具を貫入させることができない。そのため,ドア
ガラスをこじ開けることを防止できる。上記のごとく,
本発明によれば,防犯性に優れた自動車ドアのシール体
を提供することができる。
【0020】
【実施例】
実施例1 本発明の実施例にかかる自動車ドアのシール体につき,
図1を用いて説明する。本例の自動車ドアのシール体1
は,ドアフレーム80のドアフランジ82に装着するた
めのU字状のドアフランジ挟持部12と,上記ドアフレ
ーム80とドアガラス76との間をシールするランチャ
ンネル14と,該ランチャンネル14と上記ドアフラン
ジ挟持部12との間に設けられ,上記ドアフレーム80
における取付金具83に取り付けるドアフレーム把持部
13と,上記ドアガラス76を閉止した状態におけるド
アガラス76の上部外方を覆うサブシール11とを有す
る。また,上記サブシール11は,ドアガラス76の上
部外方を覆うように芯金2を内蔵されている。
【0021】上記ドアフレーム80は,ドアフレーム本
体81とドアフランジ82と上記ドアフレーム本体81
に設けられた取付金具83とを有する。上記ドアフラン
ジ82はドアフレーム本体81の一部をサブシール11
へ向けて,略直角状に曲折することにより構成されてい
る。上記サブシール11は,その下方先端部にドアガラ
ス76と接触するシールリップ112を有し,一方上方
先端部には車体開口端71と当接するドリップシール1
11を有する。上記ドリップシール111及びシールリ
ップ112の内部には芯金2が存在しない。
【0022】なお,上記シールリップ112はサブシー
ル11の先端部をドアガラス76側に向けて曲折するこ
とにより構成する。上記ドアフランジ挟持部12はドア
フランジ82に嵌合する。ドアフランジ挟持部12は,
上記ドアフランジ82に対向する面に4か所の突起部1
20を有する。上記ドアフレーム把持部13は取付金具
83に取り付けられている。また,ドアフレーム把持部
13はその内部に中空部130を有する。
【0023】上記ドアフレーム把持部13の下部からド
アガラス76に向かって,ランチャンネル14が設けら
れている。上記ランチャンネル14はドアガラス76と
摺接する摺接シール部141を有する。上記摺接シール
部141は,その先端部分に中空部140と玉状の水切
り部142を有する。
【0024】上記ドアフランジ82の下部にはガラス当
接部15が設けられている。上記ガラス当接部15の内
部にも,中空部150が設けられている。なお,上記シ
ールリップ112,摺接シール部141,ガラス当接部
15とドアガラス76が接触するのは,ドアガラス76
がほぼ閉止状態にある場合である。この時のドアガラス
76の位置は,図1に鎖線で示してある。
【0025】次に,上記シール体1は部分的に異なる材
料を用いて成形されている。即ち,ドアフレーム把持部
13の背面131,ランチャンネル14及びガラス当接
部15は,弾力性のある発泡材料,即ち発泡剤含有の合
成ゴムよりなる。これ以外の部分のシール体はソリッド
の合成ゴムよりなる。また,サブシール11とドアフラ
ンジ挟持部12とは一体的に成形されている。また,ガ
ラス当接部15とドアフレーム把持部13とランチャン
ネル14とは一体的に成形されている。
【0026】次に,上記芯金2は,サブシール11内に
位置するプロテクター部21と,ドアフランジ挟持部1
2内に位置するU字状挟持部22とよりなる。即ち,上
記芯金2の内蔵状態は,U字状のドアフランジ挟持部1
2における一方の側壁121から上記サブシール11内
を経由して,ドアフランジ挟持部12の他方の側壁12
2に至る断面略F字状となる。なお,上記芯金2は,サ
ブシール11内に曲折部分23を有する。このため,プ
ロテクター部21は2枚構造を有してなる。
【0027】次に,本例における作用効果につき説明す
る。本例のシール体1は,ドアガラス76を閉止した場
合には,シールリップ112とガラス摺接部141とガ
ラス当接部15が屈曲する。このため,シール体11と
ドアガラス76との間隙がシールされる。
【0028】この時,サブシール11内に配置した芯金
2が,ドアガラス76の車外側面を覆った状態にある。
上記ドアガラス76の上部外方はサブシール11によっ
て保護され,上記サブシール11には外方に露出した部
分に隙間がない。よって,外部からドライバー等の工具
を上記サブシール11内に貫通させることができず,ド
アガラス76をこじ開けることを防止できる。このた
め,上記シール体1は防犯性に優れている。
【0029】また,上記シールリップ112は,ドアガ
ラス76に対して直接接触するために,ドアガラス76
とサブシール11との間のシール性は充分に保たれる。
上記芯金2は,ドアフランジ挟持部12からサブシール
11内までを,一体的に構成している。このため,上記
芯金2を一枚の金属板を曲折することにより作製するこ
とができる。
【0030】上記シール体11は前述したごとく,ドア
ガラス76等に対して接触する部分に柔軟性を有する樹
脂材料を使用している。このため,ドアガラス76等に
対するシール性,密着性が一層向上する。従って,本例
によれば,防犯性に優れた自動車ドアのシール体をを提
供することができる。
【0031】実施例2 本例は,図2に示すごとく,シール体における芯金3の
内蔵状態を,実施例1の形態と異にしたものである。上
記芯金3はプロテクター部31とU字状挟持部32より
なる。そして,上記芯金3は,U字状のドアフランジ挟
持部12における一方の側壁122から他方の側壁12
1を経由して,上記サブシール11内に至る断面略F字
状を有する。
【0032】上記芯金3が2枚構成となる部分は,ドア
フランジ挟持部12における側壁121に内蔵された部
分である。また,上記側壁121の端部には,芯金3の
曲折部分33が存在する。その他は,実施例1と同様の
構成を有する。本例においても,実施例1と同様の作用
効果を有する。
【0033】実施例3 本例も,図3に示すごとく,シール体における芯金4の
内蔵状態を,実施例1及び実施例2の形態と異にしたも
のである。上記芯金4は,プロテクター部41とU字状
挟持部42よりなる。そして,上記芯金4は,上記サブ
シール11内から,U字状のドアフランジ挟持部12に
おける一方の側壁122を経由してドアフランジ挟持部
12の他方の側壁121に至る断面略F字状を有する。
【0034】上記芯金4が2枚構成となる部分は,ドア
フランジ挟持部12における側壁122に内蔵された部
分である。また,上記側壁122の端部には,芯金4の
曲折部分43が存在する。その他は,実施例1と同様の
構成を有する。本例においても,実施例1と同様の作用
効果を有する。
【0035】実施例4 本例のシール体は,図4に示すごとく,芯金がドアガラ
スの上部外方,上部及び上部内方を覆うよう断面コ字状
に設けてある。即ち,本例は,実施例3と一部形状が異
なるものである。即ち,上記シール体5はサブシール5
1とドアフランジ挟持部52とドアフレーム把持部53
とランチャンネル54とガラス当接部55とよりなる。
上記ドアフランジ把持部52の他方の側壁521の先端
部には,ガラス当接部55よりも後方において,下方へ
曲折延長した延長部524を設けてなる。
【0036】次に,上記芯金6は,上記サブシール51
内から,U字状のドアフランジ挟持部52における一方
の側壁522を経由してドアフランジ挟持部52の他方
の側壁521に至り,更にドアガラス76よりも内方へ
曲折延設された内部プレート64を有する。また,芯金
6は,サブシール51内にドアガラス76の上部外方を
覆うプロテクター部61を有する。その他は,実施例3
と同様である。
【0037】本例のシール体5は,ドアガラス76の上
部内方にも芯金6の内部プレート64を延設してなる。
そのため芯金6は,ドアガラス76の上部外方及び上部
は勿論のこと,上部内方まで断面コ字状に覆うこととな
る。このため,上記ドアガラス76とサブシール51と
の間より工具等を貫入させても,そこには上記断面コ字
状の芯金6がある。
【0038】そのため,ドアガラス76の内部上方の内
部プレート64がドアガラス76に当接して,これらが
一体的に保持され,開放されることがない。それ故,ド
アフランジ挟持部52をドアフランジ82より外すこと
を防止することができ,一層防犯効果を高める。その他
は,実施例3と同様の作用効果を有する。
【0039】実施例5 本例のシール体は,図5に示すごとく,内部プレート6
4にドアフレーム把持部53まで内蔵された延設部65
を設けたものである。即ち,上記シール体58における
ドアフランジ挟持部52の側壁521の先端部には,下
方へ延長した延長部525を設けてなる。上記延長部5
25はドアフレーム本体81とドアフレーム把持部53
との間に布設される。上記内部プレート64の延設部6
5は,上記延長部525にに内蔵されている。上記延設
部65及び延長部525は共に,その下方先端部66,
526を曲折してなる。なお,本例のドアフレーム80
には実施例1〜4のような形状の取付金具が存在しな
い。その他は実施例4と同様である。
【0040】本例のシール体58は,上記内部プレート
64における延設部65はドアフランジ把持部52の延
長部525にに内蔵され,両者の下方先端部66,52
6が曲折されている。このため,上記延設部65,延長
部525において,ドアフレーム把持部53を把持する
ことが出来る。即ち,ドアフレーム80側に,従来のよ
うに,取付金具を別体として設けなくともよい。また,
上記内部プレート64は芯金6の一部分である。このた
め,部品点数を減ずることができる。その他は,実施例
4と同様の作用効果を有する。
【0041】実施例6 本例のシール体は,図6に示すごとく,内部プレートの
延設部はドアフレームに対して固定具により固定されて
いる。即ち,上記シール体59においては,ランチャン
ネル54より取付部56を上方へ延設する。また,ドア
フランジ把持部52の延長部525及び内部プレート6
4の延設部65をランチャンネル54近傍まで延設す
る。
【0042】次に,上記延長部525,延設部65及び
取付部56は,ドアフレーム80に対して固定具67に
より固定されている。上記固定具67は上記延設部65
と取付部56とを貫通し,ドアフレーム80に設けられ
た挿入口85に挿入されている。その他は,実施例5と
同様である。
【0043】本例のシール体59は固定具67によっ
て,強固にドアフレーム80に取付られている。よっ
て,一層防犯効果に優れる。その他は実施例5と同様の
作用効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における自動車ドアのシール体の断面
図。
【図2】実施例2における自動車ドアのシール体の断面
図。
【図3】実施例3における自動車ドアのシール体の断面
図。
【図4】実施例4における自動車ドアのシール体の断面
図。
【図5】実施例5における自動車ドアのシール体の断面
図。
【図6】実施例6における自動車ドアのシール体の断面
図。
【図7】従来例における自動車の側面図。
【図8】従来例における自動車ドアのシール体の断面
図。
【図9】従来例における自動車ドアのシール体の問題点
を示す説明図。
【符号の説明】
1,5...シール体, 11,51...サブシール, 112...シールリップ, 12,52...ドアフランジ挟持部, 14,54...ランチャンネル, 2,3,4,6...芯金, 21,31,41,61...プロテクター部, 64...内部プレート, 65...延設部, 67...固定具, 76...ドアガラス, 80...ドアフレーム, 82...ドアフランジ, 83...取付金具,

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアフレームのドアフランジに装着する
    ためのU字状のドアフランジ挟持部と,上記ドアフレー
    ムとドアガラスとの間をシールするランチャンネルと,
    該ランチャンネルと上記ドアフランジ挟持部との間に設
    けられ,上記ドアフレームにおける取付金具に取付ける
    ドアフレーム把持部と,上記ドアガラスを閉止した状態
    におけるドアガラスの上部外方を覆うサブシールとを有
    する自動車ドアのシール体において,上記サブシール
    は,ドアガラスの上部外方を覆うように芯金を内蔵して
    なることを特徴とする自動車ドアのシール体。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記芯金は,ドアガ
    ラスの上部外方,上部及び上部内方を覆うように断面コ
    字状に設けてあることを特徴とする自動車ドアのシール
    体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記芯金は,
    2枚構造を有してなることを特徴とする自動車ドアのシ
    ール体。
  4. 【請求項4】 請求項1〜2又は3において,上記芯金
    は,上記ドアフランジ挟持部における芯金と一体的に形
    成されていることを特徴とする自動車ドアのシール体。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3又は4において,上記サブ
    シールは,その先端部にドアガラスと接触するシールリ
    ップを有することを特徴とする自動車ドアのシール体。
  6. 【請求項6】 請求項1において,上記芯金は,U字状
    のドアフランジ挟持部における一方の側壁から上記サブ
    シール内を経由して,ドアフランジ挟持部の他方の側壁
    に至る断面略F字状を有することを特徴とする自動車ド
    アのシール体。
  7. 【請求項7】 請求項1において,上記芯金は,U字状
    のドアフランジ挟持部における一方の側壁から他方の側
    壁を経由して,上記サブシール内に至る断面略F字状を
    有することを特徴とする自動車ドアのシール体。
  8. 【請求項8】 請求項1において,上記芯金は,上記サ
    ブシール内から,U字状のドアフランジ挟持部における
    一方の側壁を経由して,ドアフランジ挟持部の他方の側
    壁に至る断面略F字状を有することを特徴とする自動車
    ドアのシール体。
  9. 【請求項9】 請求項2において,上記芯金は,上記サ
    ブシール内からU字状のドアフランジ挟持部における一
    方の側壁を経由して,ドアフランジ挟持部の他方の側壁
    に至り,更にドアガラスよりも内方へ曲折延設された内
    部プレートを有することを特徴とする自動車ドアのシー
    ル体。
  10. 【請求項10】 請求項9において,上記内部プレート
    はドアフレーム把持部まで内蔵された,延設部を有する
    ことを特徴とする自動車ドアのシール体。
  11. 【請求項11】 請求項10において,上記内部プレー
    トの上記延設部はドアフレームに対して固定具により固
    定されていることを特徴とする自動車ドアのシール体。
JP6024704A 1994-01-26 1994-01-26 自動車ドアのシール体 Pending JPH07205657A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6024704A JPH07205657A (ja) 1994-01-26 1994-01-26 自動車ドアのシール体

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6024704A JPH07205657A (ja) 1994-01-26 1994-01-26 自動車ドアのシール体

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Publication Number Publication Date
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009542509A (ja) * 2006-07-12 2009-12-03 メテオール グミワーケ カー.ハー.バデジェ ゲーエムベ−ハー ウント コー.カーゲー シール構造材
JP2011084119A (ja) * 2009-10-14 2011-04-28 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd グラスラン
JP2012081938A (ja) * 2010-10-15 2012-04-26 Nishikawa Rubber Co Ltd 自動車用グラスラン
JP2013512152A (ja) * 2009-12-01 2013-04-11 ガーディアン・インダストリーズ・コーポレーション 乗り物の改良されたシールシステムおよび/またはその製造方法

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