JPH0720390U - さく岩機の支持装置 - Google Patents
さく岩機の支持装置Info
- Publication number
- JPH0720390U JPH0720390U JP5035693U JP5035693U JPH0720390U JP H0720390 U JPH0720390 U JP H0720390U JP 5035693 U JP5035693 U JP 5035693U JP 5035693 U JP5035693 U JP 5035693U JP H0720390 U JPH0720390 U JP H0720390U
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- JP
- Japan
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- rock drill
- guide shell
- support device
- carriage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量で強度が大であり、加工が簡単で、曲
がりを生じ難く、スライド長の長いものでも容易に製作
することのできるようにする。 【構成】 ロール成形又は冷間引抜き加工により、所
定肉厚の鋼管を一側面がΣ状、他側面がI状の断面のビ
ーム部材20に成形し、一対のビーム部材20のI状側
面201を接続部材21で相互に接続してガイドシェル
1を形成し、このガイドシェル1のΣ状側面202の凸
部203と係合する凹部223を備えたガイドプレート
22をさく岩機のキャリッジ12の左右端部に固定し
て、前記凸部203に摺動可能に装着してさく岩機の支
持装置を構成する。
がりを生じ難く、スライド長の長いものでも容易に製作
することのできるようにする。 【構成】 ロール成形又は冷間引抜き加工により、所
定肉厚の鋼管を一側面がΣ状、他側面がI状の断面のビ
ーム部材20に成形し、一対のビーム部材20のI状側
面201を接続部材21で相互に接続してガイドシェル
1を形成し、このガイドシェル1のΣ状側面202の凸
部203と係合する凹部223を備えたガイドプレート
22をさく岩機のキャリッジ12の左右端部に固定し
て、前記凸部203に摺動可能に装着してさく岩機の支
持装置を構成する。
Description
【0001】
本考案は、トンネルや鉱山の掘削作業で使用されるドリルジャンボ等のさく孔 装置において、さく岩機を搭載して前後摺動可能に支持する支持装置の構造に関 する。
【0002】
ドリルジャンボ等のさく孔装置では、送り装置を備えたガイドシェル上に摺動 可能にキャリッジを設け、このキャリッジ上にさく岩機を搭載している。ガイド シェルは、作業台車に俯仰旋回自在に設けられたブームの先端に枢着されていて 、切羽の任意のさく孔位置に位置決めされるものであるため、さく孔精度と作業 性を向上させるには、できるだけ軽量であることが望ましく、また、粉塵,泥水 、落石等の悪環境下でさく孔位置により上、横、下等種々の向きで使用されても 変形や送り摺動面の磨耗の少ない強度の大なものが求められる。
【0003】 従来、さく岩機の支持装置は、図4に示すように、一対の溝形鋼10を接続部 材11で接続してガイドシェル1を形成し、その溝形鋼10の上部フランジ10 aをさく岩機のキャリッジ12と、このキャリッジ12に隙間調整用のシム15 を介してボルト13で締結されるガイドプレート14とが挟持し摺動するように 構成されていた。このさく岩機の支持装置は、ガイドシェル1に溝形鋼を使用す るため重量が大となる。また、90°回動してさく岩機が真横になるような場合 、上部フランジ10a側面で荷重を受けることになり、磨耗が著しく早く、がた つきを生じてさく孔精度を低下させる。更に、幅S一定の場合Y−Y軸方向の断 面係数も小さく、しかも、ガイドプレート14は機械加工を行わねばならず、取 付の際隙間調整に時間を要し高価となる。
【0004】 そこで、磨耗が少なく、軽量で強度が大きく、ガイドプレートの調整が容易な さく岩機の支持装置として、図5に示すように、側板4を接続部材5で接続し、 側板4側面に鋼板を折曲げ形成した断面凸状の支持部材6を設けたガイドシェル 1に、支持部材6の凸部の折曲げ角Aと等角に折曲げられた断面凹状のガイドプ レート7をさく岩機のキャリッジ12の左右に締結ボルト8で締結固定して支持 部材6に摺動可能に装着すると共に、ガイドプレート7をガイドシェル1の内側 へ押込み調整する調整ボルト9をキャリッジ12に設けたものが提案された(実 公昭63−35112号参照)。
【0005】
しかし、このようなさく岩機の支持装置は、ガイドシェル1が鋼板を折曲げ形 成した支持部材6や接続部材5を側板4に溶接して製作されるため、鋼板の折曲 げ加工が難かしく、また、溶接作業が多くなりガイドシェル1に曲がりを生じや すく、長いスライド長のものの製作が困難であった。
【0006】 本考案は、さく岩機の支持装置におけるかかる問題を解決するものであって、 軽量で強度が大であり、加工が簡単で、曲がりを生じ難く、スライド長の長いも のでも容易に製作することのできるさく岩機の支持装置を提供することを目的と する。
【0007】
本考案は、ロール成形又は冷間引抜き加工により、所定肉厚の鋼管を一側面が Σ状、他側面がI状の断面のビーム部材に成形し、一対のビーム部材のI状側面 を接続部材で相互に接続してガイドシェルを形成し、このガイドシェルのΣ状側 面の凸部と係合する凹部を備えたガイドプレートをさく岩機のキャリッジの左右 端部に固定して、前記凸部に摺動可能に装着してさく岩機の支持装置を構成して いる。
【0008】
ロール成形又は冷間引抜き加工により、所定肉厚の鋼管を所要断面の形状に成 形することにより、ビーム部材は鋼板の折曲げや溶接作業を行わず製作すること ができ、曲がりを生じなので曲がり修正作業も不要となる。また、溶接棒等によ る材質の制約を受けないため機械的性質の優れた鋼材の使用が可能であり、軽量 で強度の大きいガイドシェルが得られる。従って、耐久性が大でさく孔精度が向 上し、スライド長の長いものも容易に製作することができる。
【0009】
図1は本考案の一実施例であるさく岩機の支持装置の平面図、図2はその側面 図、図3は図2の3−3線断面図である。 ここで、さく岩機の支持装置は、作業台車に俯仰旋回自在に設けられたブーム (図示略)の先端に支承されるガイドシェル1上に摺動可能にキャリッジ12を 装着し、このキャリッジ12上にさく岩機2が搭載される。
【0010】 ガイドシェル1は、ロール成形により、肉厚4.5mmの鋼管を断面の一側がΣ 状、他側がI状のビーム部材20とし、一対のビーム部材20のI状側面201 を接続部材21で相互に接続して形成されている。使用する鋼管の径は、ビーム 部材20の所要の高さと幅に基づいて市販の鋼管の中から適宜選択することがで きる。
【0011】 さく岩機2のキャリッジ12の左右端部には、ビーム部材20のΣ状側面20 2の凸部203と係合する凹部223を備えたガイドプレート22の取付部22 1が、ガイドプレートシム23を介して取付ボルト24で固定されており、この ガイドプレート22の凹部223がビーム部材20の凸部203に摺動可能に装 着されている。凸部203と凹部223との間の摺動面の隙間はガイドプレート シム23により容易に調整することができる。
【0012】 ビーム部材20は鋼板の折曲げや溶接作業を行わず製作することができ、曲が りを生じなので曲がり修正作業も不要となる。また、溶接棒等による材質の制約 を受けないため高張力鋼等の使用が可能であり、軽量で強度の大きいガイドシェ ルが得られる。従って、耐久性があり、さく孔精度を向上することができ、スラ イド長の長いものも容易に製作することができる。
【0013】
以上説明したように、本考案のさく岩機の支持装置は、加工が簡単で、曲がり を生じ難く、軽量で強度が大であり、スライド長の長いものでも容易に製作する ことができる。
【図1】本考案の一実施例であるさく岩機の支持装置の
平面図である。
平面図である。
【図2】本考案の一実施例であるさく岩機の支持装置の
側面図である。
側面図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】従来のさく岩機の支持装置の説明図である。
【図5】従来のさく岩機の支持装置の説明図である。
1 ガイドシェル 2 さく岩機 12 キャリッジ 20 ビーム部材 21 接続部材 22 ガイドプレート 23 ガイドプレートシム 24 取付ボルト 201 I状側面 202 Σ状側面 203 凸部 221 取付部 223 凹部
Claims (1)
- 【請求項1】 ロール成形又は冷間引抜き加工により、
所定肉厚の鋼管を一側面がΣ状、他側面がI状の断面の
ビーム部材に成形し、一対のビーム部材のI状側面を接
続部材で相互に接続してガイドシェルを形成し、該ガイ
ドシェルのΣ状側面の凸部と係合する凹部を備えたガイ
ドプレートをさく岩機のキャリッジの左右端部に固定し
て、前記凸部に摺動可能に装着してなるさく岩機の支持
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5035693U JP2585086Y2 (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | さく岩機の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5035693U JP2585086Y2 (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | さく岩機の支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0720390U true JPH0720390U (ja) | 1995-04-11 |
JP2585086Y2 JP2585086Y2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=12856626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5035693U Expired - Lifetime JP2585086Y2 (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | さく岩機の支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2585086Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107476768A (zh) * | 2017-09-18 | 2017-12-15 | 阿特拉斯科普柯(南京)建筑矿山设备有限公司 | 一种凿岩机推进机构 |
-
1993
- 1993-09-16 JP JP5035693U patent/JP2585086Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107476768A (zh) * | 2017-09-18 | 2017-12-15 | 阿特拉斯科普柯(南京)建筑矿山设备有限公司 | 一种凿岩机推进机构 |
CN107476768B (zh) * | 2017-09-18 | 2024-03-29 | 安百拓(南京)建筑矿山设备有限公司 | 一种凿岩机推进机构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2585086Y2 (ja) | 1998-11-11 |
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Legal Events
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980728 |
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