JPH07202017A - 半導体集積回路装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体集積回路装置及びその製造方法Info
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- JPH07202017A JPH07202017A JP5336519A JP33651993A JPH07202017A JP H07202017 A JPH07202017 A JP H07202017A JP 5336519 A JP5336519 A JP 5336519A JP 33651993 A JP33651993 A JP 33651993A JP H07202017 A JPH07202017 A JP H07202017A
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B12/00—Dynamic random access memory [DRAM] devices
- H10B12/01—Manufacture or treatment
- H10B12/02—Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
- H10B12/03—Making the capacitor or connections thereto
- H10B12/033—Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B12/00—Dynamic random access memory [DRAM] devices
- H10B12/30—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
- H10B12/31—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
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- Semiconductor Memories (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体集積回路装置の集積度を高める。ま
た、歩留りを高める。また、製造プロセスでの歩留まり
を高める。また、半導体集積回路装置に塔載される情報
蓄積用容量素子の蓄積電荷量を増加する。 【構成】 半導体基板1の非活性領域の主面上にフィー
ルド絶縁膜2が形成され、このフィールド絶縁膜2で周
囲を規定された前記半導体基板1の活性領域の主面上に
ゲート絶縁膜3が形成され、前記フィールド絶縁膜2上
を一方向に向って延在するワード線WLに前記ゲート絶
縁膜3上を一方向に向って延在するゲート電極4Aが一
体化されたメモリセル選択用MISFETQと、第1電
極6A、強誘電体材料からなる誘電体膜7A、第2電極
8Aの夫々を積み重ねた情報蓄積用容量素子Cとの直列
回路で構成されるメモリセルMを備えた半導体集積回路
装置において、前記メモリセル選択用MISFETQの
ゲート電極4A上に前記情報蓄積用容量素子Cを構成す
る。
た、歩留りを高める。また、製造プロセスでの歩留まり
を高める。また、半導体集積回路装置に塔載される情報
蓄積用容量素子の蓄積電荷量を増加する。 【構成】 半導体基板1の非活性領域の主面上にフィー
ルド絶縁膜2が形成され、このフィールド絶縁膜2で周
囲を規定された前記半導体基板1の活性領域の主面上に
ゲート絶縁膜3が形成され、前記フィールド絶縁膜2上
を一方向に向って延在するワード線WLに前記ゲート絶
縁膜3上を一方向に向って延在するゲート電極4Aが一
体化されたメモリセル選択用MISFETQと、第1電
極6A、強誘電体材料からなる誘電体膜7A、第2電極
8Aの夫々を積み重ねた情報蓄積用容量素子Cとの直列
回路で構成されるメモリセルMを備えた半導体集積回路
装置において、前記メモリセル選択用MISFETQの
ゲート電極4A上に前記情報蓄積用容量素子Cを構成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路装置に
関し、特に、メモリセル選択用MISFETと情報蓄積
用容量素子との直列回路で構成されるメモリセルを備え
た半導体集積回路装置に適用して有効な技術に関するも
のである。
関し、特に、メモリセル選択用MISFETと情報蓄積
用容量素子との直列回路で構成されるメモリセルを備え
た半導体集積回路装置に適用して有効な技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置としてDRAM(D
ynamic Random Access Memory)がある。DRAMの
メモリセルは、メモリセル選択用MISFET(Metal
Insulator Semicnductor Field Effect Transist
or)と情報蓄積用容量素子との直列回路で構成され、1
[bit ]の情報を記憶する。このメモリセルは、メモリ
セルアレイを例えば行方向(Y方向)に延在するワード線
と列方向(X方向)に延在するデータ線との交差部に配置
される。メモリセルのメモリセル選択用MISFET
は、一方の半導体領域がデータ線に接続され、他方の半
導体領域が情報蓄積用容量素子の蓄積電極に接続され、
ゲート電極がワード線に接続(一体化)される。
ynamic Random Access Memory)がある。DRAMの
メモリセルは、メモリセル選択用MISFET(Metal
Insulator Semicnductor Field Effect Transist
or)と情報蓄積用容量素子との直列回路で構成され、1
[bit ]の情報を記憶する。このメモリセルは、メモリ
セルアレイを例えば行方向(Y方向)に延在するワード線
と列方向(X方向)に延在するデータ線との交差部に配置
される。メモリセルのメモリセル選択用MISFET
は、一方の半導体領域がデータ線に接続され、他方の半
導体領域が情報蓄積用容量素子の蓄積電極に接続され、
ゲート電極がワード線に接続(一体化)される。
【0003】近年、DRAMの高集積化によるメモリセ
ルの平面方向のセルサイズ(占有面積)の縮小に伴い、
情報蓄積用容量素子の蓄積電荷量の確保が困難になって
きている。そこで、このような技術的課題を解決する技
術として、例えば特開昭60−231357号公報に記
載されているように、メモリセル選択用MISFETの
上層に情報蓄積用容量素子を積層したSTC構造(スタ
ックド構造)のメセリセルが開発されている。また、次
世代の高集積化を実現する技術として、例えば特開平5
−82750号公報に記載されているように、情報蓄積
用容量素子の蓄積電極の形状をFin状若しくは王冠状
に形成したメモリセルが開発されている。この情報蓄積
用容量素子の蓄積電極、共通プレート電極の夫々は、ワ
ード線、データ線の夫々の形成工程に対して独立の形成
工程で形成される。また、蓄積電極の平面方向のパター
ン形状(平面投影形状)は基本的に1回のホトリソグラフ
ィ技術及びエッチング技術で行なわれる。
ルの平面方向のセルサイズ(占有面積)の縮小に伴い、
情報蓄積用容量素子の蓄積電荷量の確保が困難になって
きている。そこで、このような技術的課題を解決する技
術として、例えば特開昭60−231357号公報に記
載されているように、メモリセル選択用MISFETの
上層に情報蓄積用容量素子を積層したSTC構造(スタ
ックド構造)のメセリセルが開発されている。また、次
世代の高集積化を実現する技術として、例えば特開平5
−82750号公報に記載されているように、情報蓄積
用容量素子の蓄積電極の形状をFin状若しくは王冠状
に形成したメモリセルが開発されている。この情報蓄積
用容量素子の蓄積電極、共通プレート電極の夫々は、ワ
ード線、データ線の夫々の形成工程に対して独立の形成
工程で形成される。また、蓄積電極の平面方向のパター
ン形状(平面投影形状)は基本的に1回のホトリソグラフ
ィ技術及びエッチング技術で行なわれる。
【0004】更に、次世代の高集積化を実現する技術と
して、例えば特開平2−49471号公報に記載されて
いるように、情報蓄積用容量素子の誘電体膜を例えばジ
ルコン酸チタン酸鉛からなる強誘電体材料で成形したメ
モリセルが開発されている。この強誘電体材料で形成さ
れた誘電体膜は、酸化珪素膜や窒化珪素膜で形成された
誘電体膜に比べて約10倍程度の電荷蓄積量(単位面積
当りの量)を有する。
して、例えば特開平2−49471号公報に記載されて
いるように、情報蓄積用容量素子の誘電体膜を例えばジ
ルコン酸チタン酸鉛からなる強誘電体材料で成形したメ
モリセルが開発されている。この強誘電体材料で形成さ
れた誘電体膜は、酸化珪素膜や窒化珪素膜で形成された
誘電体膜に比べて約10倍程度の電荷蓄積量(単位面積
当りの量)を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記強誘電体材料は堆
積中の被着性が低いので、比較的段差の少ない平坦部が
必要である。このため、情報蓄積用容量素子の誘電体膜
を強誘電体材料で形成する場合、メモリセル内に平坦部
を確保しなければならないので、メモリセルの平面方向
のセルサイズが増加し、DRAM(半導体集積回路装置)
の集積度が低下する。
積中の被着性が低いので、比較的段差の少ない平坦部が
必要である。このため、情報蓄積用容量素子の誘電体膜
を強誘電体材料で形成する場合、メモリセル内に平坦部
を確保しなければならないので、メモリセルの平面方向
のセルサイズが増加し、DRAM(半導体集積回路装置)
の集積度が低下する。
【0006】また、強誘電体膜は堆積中の被着性が低い
ので、メモリセル内の段差部に情報蓄積用容量素子を形
成する場合は、漏れ電流を抑制するために特定の厚さが
必要である。このため、情報蓄積用容量素子の誘電体膜
を強誘電体材料で形成した場合、情報蓄積用容量素子が
配置されるメモリセルアレイ形成領域と周辺回路が配置
される周辺回路形成領域との相対段差が大きくなるの
で、上層に形成される配線の加工が困難となり、DRA
Mの歩留りが低下する。
ので、メモリセル内の段差部に情報蓄積用容量素子を形
成する場合は、漏れ電流を抑制するために特定の厚さが
必要である。このため、情報蓄積用容量素子の誘電体膜
を強誘電体材料で形成した場合、情報蓄積用容量素子が
配置されるメモリセルアレイ形成領域と周辺回路が配置
される周辺回路形成領域との相対段差が大きくなるの
で、上層に形成される配線の加工が困難となり、DRA
Mの歩留りが低下する。
【0007】また、DRAMの製造プロセスにおいて、
情報蓄積用容量素子の蓄積電極は、1回のエッチング工
程で平面方向の形状(平面投影形状)を規定している。こ
のため、光の回折によって蓄積電極の角部が丸くなるの
で、蓄積電極の平面積が低下し、情報蓄積用容量素子の
蓄積電荷量が減少する。この蓄積電荷量の減少は、リフ
レッシュ特性等の特性劣化を意味する。
情報蓄積用容量素子の蓄積電極は、1回のエッチング工
程で平面方向の形状(平面投影形状)を規定している。こ
のため、光の回折によって蓄積電極の角部が丸くなるの
で、蓄積電極の平面積が低下し、情報蓄積用容量素子の
蓄積電荷量が減少する。この蓄積電荷量の減少は、リフ
レッシュ特性等の特性劣化を意味する。
【0008】また、DRAMの製造プロセスにおいて、
メモリセル選択用MISFETのゲート電極、情報蓄積
用容量素子の蓄積電極及び共通プレート電極は、夫々の
形成工程に対して独立の形成工程で形成されているの
で、マスクの合せズレによるショート等の不良を防止す
るため、ゲート電極、蓄積電極、共通プレート電極の夫
々にはマスク合せ寸法が加味される。このため、メモリ
セルの平面方向のセルサイズが増加し、DRAMの集積
度が低下する。
メモリセル選択用MISFETのゲート電極、情報蓄積
用容量素子の蓄積電極及び共通プレート電極は、夫々の
形成工程に対して独立の形成工程で形成されているの
で、マスクの合せズレによるショート等の不良を防止す
るため、ゲート電極、蓄積電極、共通プレート電極の夫
々にはマスク合せ寸法が加味される。このため、メモリ
セルの平面方向のセルサイズが増加し、DRAMの集積
度が低下する。
【0009】また、DRAMの製造プロセスにおいて、
情報蓄積用容量素子の蓄積電極の形状をFin状若しく
は王冠状に形成するメモリセルは製造工程数の増加を招
くので、DRAMの製造プロセスでの歩留まりが低下す
る。
情報蓄積用容量素子の蓄積電極の形状をFin状若しく
は王冠状に形成するメモリセルは製造工程数の増加を招
くので、DRAMの製造プロセスでの歩留まりが低下す
る。
【0010】本発明の目的は、メモリセル選択用MIS
FETと情報蓄積用容量素子との直列回路で構成される
メモリセルを備えた半導体集積回路装置の集積度を高め
ることが可能な技術を提供することにある。
FETと情報蓄積用容量素子との直列回路で構成される
メモリセルを備えた半導体集積回路装置の集積度を高め
ることが可能な技術を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、前記半導体集積回路
装置の歩留りを高めることが可能な技術を提供すること
にある。
装置の歩留りを高めることが可能な技術を提供すること
にある。
【0012】本発明の他の目的は、前記半導体集積回路
装置において、情報蓄積用容量素子の蓄積電荷量を増加
することが可能な技術を提供することにある。
装置において、情報蓄積用容量素子の蓄積電荷量を増加
することが可能な技術を提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、前記半導体集積回路
装置の製造プロセスでの歩留まりを高めることが可能な
技術を提供することにある。
装置の製造プロセスでの歩留まりを高めることが可能な
技術を提供することにある。
【0014】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0015】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0016】(1)半導体基板の非活性領域の主面上に
フィールド絶縁膜が形成され、このフィールド絶縁膜で
周囲を規定された前記半導体基板の活性領域の主面上に
ゲート絶縁膜が形成され、前記フィールド絶縁膜上を一
方向に向って延在するワード線に前記ゲート絶縁膜上を
一方向に向って延在するゲート電極が一体化されたメモ
リセル選択用MISFETと、第1電極、強誘電体材料
からなる誘電体膜、第2電極の夫々を積み重ねた情報蓄
積用容量素子との直列回路で構成されるメモリセルを備
えた半導体集積回路装置において、前記メモリセル選択
用MISFETのゲート電極上に前記情報蓄積用容量素
子を構成する。
フィールド絶縁膜が形成され、このフィールド絶縁膜で
周囲を規定された前記半導体基板の活性領域の主面上に
ゲート絶縁膜が形成され、前記フィールド絶縁膜上を一
方向に向って延在するワード線に前記ゲート絶縁膜上を
一方向に向って延在するゲート電極が一体化されたメモ
リセル選択用MISFETと、第1電極、強誘電体材料
からなる誘電体膜、第2電極の夫々を積み重ねた情報蓄
積用容量素子との直列回路で構成されるメモリセルを備
えた半導体集積回路装置において、前記メモリセル選択
用MISFETのゲート電極上に前記情報蓄積用容量素
子を構成する。
【0017】(2)前記情報蓄積用容量素子を前記メモ
リセル選択用MISETのゲート電極上及びこのゲート
電極に一体化されたワード線上に構成する。
リセル選択用MISETのゲート電極上及びこのゲート
電極に一体化されたワード線上に構成する。
【0018】(3)前記情報蓄積用容量素子を前記メモ
リセル選択用MISFETのゲート電極に隣接して前記
フィールド絶縁膜上を一方向に延在する他のワード線上
に構成する。
リセル選択用MISFETのゲート電極に隣接して前記
フィールド絶縁膜上を一方向に延在する他のワード線上
に構成する。
【0019】(4)半導体基板の非活性領域の主面上に
フィールド絶縁膜が形成され、このフィールド絶縁膜で
周囲を規定された前記半導体基板の活性領域の主面上に
ゲート絶縁膜が形成され、前記フィールド絶縁膜上を一
方向に向って延在するワード線に前記ゲート絶縁膜上を
一方向に向って延在するゲート電極が一体化されたメモ
リセル選択用MISFETと、第1電極、強誘電体材料
からなる誘電体膜、第2電極の夫々を積み重ねた情報蓄
積用容量素子との直列回路で構成されるメモリセルを備
えた半導体集積回路装置の製造方法において、下記の工
程(イ)乃至(ホ)を備える。
フィールド絶縁膜が形成され、このフィールド絶縁膜で
周囲を規定された前記半導体基板の活性領域の主面上に
ゲート絶縁膜が形成され、前記フィールド絶縁膜上を一
方向に向って延在するワード線に前記ゲート絶縁膜上を
一方向に向って延在するゲート電極が一体化されたメモ
リセル選択用MISFETと、第1電極、強誘電体材料
からなる誘電体膜、第2電極の夫々を積み重ねた情報蓄
積用容量素子との直列回路で構成されるメモリセルを備
えた半導体集積回路装置の製造方法において、下記の工
程(イ)乃至(ホ)を備える。
【0020】(イ)半導体基板の非活性領域の主面上に
フィールド絶縁膜を形成する工程、(ロ)前記フィール
ド絶縁膜で周囲を規定された前記半導体基板の活性領域
の主面上にゲート絶縁膜を形成する工程、(ハ)前記フ
ィールド絶縁膜上及びゲート絶縁膜上にゲート材、絶縁
材、第1電極材、強誘電材、第2電極材の夫々を順次形
成する工程、(ニ)前記第2電極材、強誘電材、第1電
極材、絶縁材、ゲート材の夫々に、前記半導体基板の非
活性領域においてワード線幅を規定し、前記半導体基板
の活性領域においてゲート長を規定するパターンニング
を順次行い、前記ゲート材でゲート電極及びワード線、
前記絶縁材で絶縁膜を形成すると共に、前記第1電極材
で第1電極、前記強誘電材で誘電体膜、前記第2電極材
で第2電極を形成する工程、(ホ)前記第2電極に、こ
の第2電極の前記ワード線が延在する方向の長さを規定
するパターンニングを行い、前記第1電極、誘電体膜、
第2電極の夫々からなる情報蓄積用容量素子を形成する
工程。
フィールド絶縁膜を形成する工程、(ロ)前記フィール
ド絶縁膜で周囲を規定された前記半導体基板の活性領域
の主面上にゲート絶縁膜を形成する工程、(ハ)前記フ
ィールド絶縁膜上及びゲート絶縁膜上にゲート材、絶縁
材、第1電極材、強誘電材、第2電極材の夫々を順次形
成する工程、(ニ)前記第2電極材、強誘電材、第1電
極材、絶縁材、ゲート材の夫々に、前記半導体基板の非
活性領域においてワード線幅を規定し、前記半導体基板
の活性領域においてゲート長を規定するパターンニング
を順次行い、前記ゲート材でゲート電極及びワード線、
前記絶縁材で絶縁膜を形成すると共に、前記第1電極材
で第1電極、前記強誘電材で誘電体膜、前記第2電極材
で第2電極を形成する工程、(ホ)前記第2電極に、こ
の第2電極の前記ワード線が延在する方向の長さを規定
するパターンニングを行い、前記第1電極、誘電体膜、
第2電極の夫々からなる情報蓄積用容量素子を形成する
工程。
【0021】(5)手段(4)に記載の半導体集積回路
装置の製造方法において、前記情報蓄積用容量素子を形
成する工程の後に、下記の工程(ヘ)乃至(リ)を備え
る。
装置の製造方法において、前記情報蓄積用容量素子を形
成する工程の後に、下記の工程(ヘ)乃至(リ)を備え
る。
【0022】(ヘ)前記情報蓄積容量素子及び前記フィ
ールド絶縁膜を不純物導入マスクとして使用し、前記半
導体基板の活性領域の主面に不純物を導入して、ソース
領域及びドレイン領域である一対の半導体領域を形成
し、メモリセル選択用MISFETを形成する工程、
(ト)前記一対の半導体領域上、前記ゲート電極の側面
上、前記情報蓄積容量素子の側面上及び前記情報蓄積用
容量素子の第2電極の上面上を含む半導体基板の主面上
に絶縁膜を形成する工程、(チ)前記絶縁膜にパターン
ニングを施し、前記情報蓄積用容量素子の第2電極の一
部の上面及び前記一対の半導体領域の一方の表面が露出
する開口を形成すると共に、前記一方の半導体領域側の
ゲート電極、情報蓄積用容量素子の夫々の側面上にサイ
ドウォールスペーサを形成する工程、(リ)前記絶縁膜
の上層に、前記開口を通して前記情報蓄積用容量素子の
一部の上面と前記メモリセル選択用MISFETの一方
の半導体領域とを電気的に接続する接続用電極を形成す
る工程。
ールド絶縁膜を不純物導入マスクとして使用し、前記半
導体基板の活性領域の主面に不純物を導入して、ソース
領域及びドレイン領域である一対の半導体領域を形成
し、メモリセル選択用MISFETを形成する工程、
(ト)前記一対の半導体領域上、前記ゲート電極の側面
上、前記情報蓄積容量素子の側面上及び前記情報蓄積用
容量素子の第2電極の上面上を含む半導体基板の主面上
に絶縁膜を形成する工程、(チ)前記絶縁膜にパターン
ニングを施し、前記情報蓄積用容量素子の第2電極の一
部の上面及び前記一対の半導体領域の一方の表面が露出
する開口を形成すると共に、前記一方の半導体領域側の
ゲート電極、情報蓄積用容量素子の夫々の側面上にサイ
ドウォールスペーサを形成する工程、(リ)前記絶縁膜
の上層に、前記開口を通して前記情報蓄積用容量素子の
一部の上面と前記メモリセル選択用MISFETの一方
の半導体領域とを電気的に接続する接続用電極を形成す
る工程。
【0023】
【作用】上述した手段(1)によれば、メモリセル内の
平坦部であるメモリセル選択用MISFETのゲート電
極上に情報蓄積用容量素子を構成したので、メモリセル
の平面方向のセルサイズを縮小することができる。この
結果、半導体集積回路装置の集積度を高めることができ
る。
平坦部であるメモリセル選択用MISFETのゲート電
極上に情報蓄積用容量素子を構成したので、メモリセル
の平面方向のセルサイズを縮小することができる。この
結果、半導体集積回路装置の集積度を高めることができ
る。
【0024】また、メモリセル内の平坦部であるメモリ
セル選択用MISFETのゲート電極上に情報蓄積用容
量素子を構成したので、強誘電体材料からなる情報蓄積
用容量素子の誘電体膜の膜厚を薄くすることができる。
この結果、情報蓄積用容量素子が配置されるメモリセル
アレイ形成領域と周辺回路が配置される周辺回路形成領
域との相対段差を小さくすることができるので、上層に
形成される配線の加工を容易とし、半導体集積回路装置
の歩留りを高めることができる。
セル選択用MISFETのゲート電極上に情報蓄積用容
量素子を構成したので、強誘電体材料からなる情報蓄積
用容量素子の誘電体膜の膜厚を薄くすることができる。
この結果、情報蓄積用容量素子が配置されるメモリセル
アレイ形成領域と周辺回路が配置される周辺回路形成領
域との相対段差を小さくすることができるので、上層に
形成される配線の加工を容易とし、半導体集積回路装置
の歩留りを高めることができる。
【0025】上述した手段(2)によれば、メモリセル
選択用MISFETのゲート電極とこのゲート電極に一
体化されるワード線との段差は比較的緩やかなので、ゲ
ート電極上を含むワード線上に情報蓄積容量素子を構成
でき、メモリセルの蓄積電荷量を増加できる。
選択用MISFETのゲート電極とこのゲート電極に一
体化されるワード線との段差は比較的緩やかなので、ゲ
ート電極上を含むワード線上に情報蓄積容量素子を構成
でき、メモリセルの蓄積電荷量を増加できる。
【0026】上述した手段(3)によれば、メモリセル
選択用MISFETのゲート電極に隣接してフィールド
絶縁膜上を一方向に延在する他のワード線上にも情報蓄
積容量素子を構成したので、メモリセルの平面方向のセ
ルサイズを増加することなく、必要なメモリセルの電荷
蓄積量を確保することができる。
選択用MISFETのゲート電極に隣接してフィールド
絶縁膜上を一方向に延在する他のワード線上にも情報蓄
積容量素子を構成したので、メモリセルの平面方向のセ
ルサイズを増加することなく、必要なメモリセルの電荷
蓄積量を確保することができる。
【0027】上述した手段(4)によれば、情報蓄積容
量素子の第2電極(蓄積電極)は、2回のエッチング工程
で平面方向の形状(平面投影形状)が規定されるので、光
の回折によって第2電極の角部が丸くなるのを防止でき
る。この結果、メモリセルの電荷蓄積電荷量を増加する
ことができる。
量素子の第2電極(蓄積電極)は、2回のエッチング工程
で平面方向の形状(平面投影形状)が規定されるので、光
の回折によって第2電極の角部が丸くなるのを防止でき
る。この結果、メモリセルの電荷蓄積電荷量を増加する
ことができる。
【0028】また、メモリセル選択用MISFETのゲ
ート電極、情報蓄積容量素子の第1電極及び第2電極は
同一のエッチング工程で形成されるので、夫々のマスク
合せ寸法を廃止できる。この結果、メモリセルの平面方
向のセルサイズを縮小することができるので、半導体集
積回路装置の集積度を高めることができる。
ート電極、情報蓄積容量素子の第1電極及び第2電極は
同一のエッチング工程で形成されるので、夫々のマスク
合せ寸法を廃止できる。この結果、メモリセルの平面方
向のセルサイズを縮小することができるので、半導体集
積回路装置の集積度を高めることができる。
【0029】上述した手段(5)によれば、情報蓄積用
容量素子の第2電極の形状をFin状若しくは王冠状に
形成するメモリセルに比べて製造工程数を低減すること
ができるので、半導体集積回路装置の製造プロセスでの
歩留まりを高めることができる。
容量素子の第2電極の形状をFin状若しくは王冠状に
形成するメモリセルに比べて製造工程数を低減すること
ができるので、半導体集積回路装置の製造プロセスでの
歩留まりを高めることができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の構成について、DRAMに本
発明を適用した一実施例とともに説明する。
発明を適用した一実施例とともに説明する。
【0031】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0032】本発明の一実施例であるDRAMの概略構
成を図1(メモリセルの等価回路図)及び図2(メモリセ
ルアレイの要部平面図)に示す。
成を図1(メモリセルの等価回路図)及び図2(メモリセ
ルアレイの要部平面図)に示す。
【0033】図1に示すように、DRAMの1[bit]
の情報を記憶するメモリセルMは、メモリセル選択用M
ISFET(Metal Insulator Semiconductor FE
T)Qと情報蓄積用容量素子Cとの直列回路で構成され
る。このメモリセルMは行方向(Y方向)に延在するワー
ド線WLと列方向(X方向)に延在するデータ線(相補
型データ線のうち一方)DLとの交差部に配置される。
の情報を記憶するメモリセルMは、メモリセル選択用M
ISFET(Metal Insulator Semiconductor FE
T)Qと情報蓄積用容量素子Cとの直列回路で構成され
る。このメモリセルMは行方向(Y方向)に延在するワー
ド線WLと列方向(X方向)に延在するデータ線(相補
型データ線のうち一方)DLとの交差部に配置される。
【0034】前記メモリセルMのメモリセル選択用MI
SFETQは、一方の半導体領域(10)がデータ線D
Lに接続され、他方の半導体領域(10)が情報蓄積用容
量素子Cの一方の電極(蓄積電極8A)に接続され、ゲー
ト電極(4A)がワード線WLに接続される。情報蓄積用
容量素子Cの他方の電極(共通プレート電極6A)は固定
電位例えば1/2Vcc固定電位(例えば動作電位Vc
cが5[V]の場合、約2.5[V])に接続される。
SFETQは、一方の半導体領域(10)がデータ線D
Lに接続され、他方の半導体領域(10)が情報蓄積用容
量素子Cの一方の電極(蓄積電極8A)に接続され、ゲー
ト電極(4A)がワード線WLに接続される。情報蓄積用
容量素子Cの他方の電極(共通プレート電極6A)は固定
電位例えば1/2Vcc固定電位(例えば動作電位Vc
cが5[V]の場合、約2.5[V])に接続される。
【0035】前記メモリセルMは、図2に示すように、
ワード線WLの延在する行方向、データ線DLの延在す
る列方向の夫々に複数個配置され、メモリセルアレイ2
0を構成する。このメモリセルアレイ20は、図示して
いないが、ワードドライバー回路、Xデコーダ回路、Y
デコーダ回路等の周辺回路が配置される周辺回路形成領
域で周囲を囲まれたメモリセルアレイ形成領域に構成さ
れる。
ワード線WLの延在する行方向、データ線DLの延在す
る列方向の夫々に複数個配置され、メモリセルアレイ2
0を構成する。このメモリセルアレイ20は、図示して
いないが、ワードドライバー回路、Xデコーダ回路、Y
デコーダ回路等の周辺回路が配置される周辺回路形成領
域で周囲を囲まれたメモリセルアレイ形成領域に構成さ
れる。
【0036】次に、前記DRAMのメモリセルM及び周
辺回路を構成するnチャネルMISFETQnの具体的
な構造について、図2、図3(メモリセルMの断面図)及
び図4(nチャネルMISFETQnの断面図)を用いて
説明する。
辺回路を構成するnチャネルMISFETQnの具体的
な構造について、図2、図3(メモリセルMの断面図)及
び図4(nチャネルMISFETQnの断面図)を用いて
説明する。
【0037】なお、図3において、図(A)は図2に示
すA−A切断線で切った断面図、図(B)は図2に示すB
−B切断線で切った断面図である。
すA−A切断線で切った断面図、図(B)は図2に示すB
−B切断線で切った断面図である。
【0038】図2及び図3に示すように、DRAMは例
えば単結晶珪素からなるp-型半導体基板1を主体に構成
される。このp-型半導体基板1のメモリセルアレイ形成
領域の主面にはメモリセルMが構成される。
えば単結晶珪素からなるp-型半導体基板1を主体に構成
される。このp-型半導体基板1のメモリセルアレイ形成
領域の主面にはメモリセルMが構成される。
【0039】前記メモリセルMのメモリセル選択用MI
SFETQは、フィールド絶縁膜2で周囲を規定された
p-型半導体基板1の活性領域の主面に構成される。この
メモリセル選択用MISFETQは、主に、p-型半導体
基板(チャネル形成領域)1、ゲート絶縁膜3、ゲート電
極4A、ソース及びドレイン領域である一対のn型半導
体領域10で構成される。つまり、メモリセル選択用M
ISFETQはnチャネル導電型で構成される。
SFETQは、フィールド絶縁膜2で周囲を規定された
p-型半導体基板1の活性領域の主面に構成される。この
メモリセル選択用MISFETQは、主に、p-型半導体
基板(チャネル形成領域)1、ゲート絶縁膜3、ゲート電
極4A、ソース及びドレイン領域である一対のn型半導
体領域10で構成される。つまり、メモリセル選択用M
ISFETQはnチャネル導電型で構成される。
【0040】前記ゲート絶縁膜3は、フィールド絶縁膜
2で周囲を規定されたp-型半導体基板1の活性領域の主
面上に形成される。このゲート絶縁膜3は、例えば熱酸
化珪素膜で形成され、例えば12[nm]程度の膜厚で
形成される。前記ゲート電極4Aはゲート絶縁膜3上に
形成される。このゲート電極4Aは、例えば抵抗値を低
減する不純物(例えばリン)が導入された多結晶珪素膜で
形成される。ゲート電極4Aは、フィールド絶縁膜2上
を延在するワード線WLの延在方向と同一の方向にゲー
ト絶縁膜3上を延在し、ワード線WLに一体化される。
つまり、ゲート電極4Aは、ワード線WLの延在方向に
配置された他のメモリセルMのメモリセル選択用MIS
FETQのゲート電極4Aに電気的に接続される。前記
ソース領域及びドレイン領域である一対のn型半導体領
域10はp-型半導体基板1の活性領域の主面に構成され
る。この一対のn型半導体基板10の一方のn型半導体
領域10には、層間絶縁膜14に形成された接続孔14
Aを通してデータ線DLが電気的に接続される。このデ
ータ線DLは、例えば不純物が導入された多結晶珪素膜
15A及びこの多結晶珪素膜15A上に形成されたシリ
サイド膜(WSiX,TaSiX,TiSiX,MoSiX)15Bで形
成される。
2で周囲を規定されたp-型半導体基板1の活性領域の主
面上に形成される。このゲート絶縁膜3は、例えば熱酸
化珪素膜で形成され、例えば12[nm]程度の膜厚で
形成される。前記ゲート電極4Aはゲート絶縁膜3上に
形成される。このゲート電極4Aは、例えば抵抗値を低
減する不純物(例えばリン)が導入された多結晶珪素膜で
形成される。ゲート電極4Aは、フィールド絶縁膜2上
を延在するワード線WLの延在方向と同一の方向にゲー
ト絶縁膜3上を延在し、ワード線WLに一体化される。
つまり、ゲート電極4Aは、ワード線WLの延在方向に
配置された他のメモリセルMのメモリセル選択用MIS
FETQのゲート電極4Aに電気的に接続される。前記
ソース領域及びドレイン領域である一対のn型半導体領
域10はp-型半導体基板1の活性領域の主面に構成され
る。この一対のn型半導体基板10の一方のn型半導体
領域10には、層間絶縁膜14に形成された接続孔14
Aを通してデータ線DLが電気的に接続される。このデ
ータ線DLは、例えば不純物が導入された多結晶珪素膜
15A及びこの多結晶珪素膜15A上に形成されたシリ
サイド膜(WSiX,TaSiX,TiSiX,MoSiX)15Bで形
成される。
【0041】前記フィールド絶縁膜2は、p-型半導体基
板1の非活性領域の主面上に形成され、素子間分離用絶
縁膜として使用される。このフィールド絶縁膜2は、例
えば周知の選択酸化法で形成された熱酸化珪素膜で形成
され、例えば400[nm]程度の膜厚で形成される。
板1の非活性領域の主面上に形成され、素子間分離用絶
縁膜として使用される。このフィールド絶縁膜2は、例
えば周知の選択酸化法で形成された熱酸化珪素膜で形成
され、例えば400[nm]程度の膜厚で形成される。
【0042】前記メモリセルM内の平坦部であるメモリ
セル選択用MISFETQのゲート電極4A上には、絶
縁膜5Aを介在して情報蓄積用容量素子Cが構成され
る。この情報蓄積用容量素子Cは、絶縁膜5Aの表面か
ら共通プレート電極(第1電極)6A、誘電体膜7A、蓄
積電極(第2電極)8Aの夫々を積み重ねた構造で構成さ
れる。共通プレート電極6A、蓄積電極8Aの夫々は例
えばPt(白金)膜で形成される。誘電体膜7Aは例えば
ジルコン酸チタン酸鉛からなる強誘電体材料で形成され
る。
セル選択用MISFETQのゲート電極4A上には、絶
縁膜5Aを介在して情報蓄積用容量素子Cが構成され
る。この情報蓄積用容量素子Cは、絶縁膜5Aの表面か
ら共通プレート電極(第1電極)6A、誘電体膜7A、蓄
積電極(第2電極)8Aの夫々を積み重ねた構造で構成さ
れる。共通プレート電極6A、蓄積電極8Aの夫々は例
えばPt(白金)膜で形成される。誘電体膜7Aは例えば
ジルコン酸チタン酸鉛からなる強誘電体材料で形成され
る。
【0043】前記情報蓄積用容量素子Cにおいて、共通
プレート電極6A、誘電体膜7Aの夫々の平面方向の形
状は、ゲート電極4A及びワード線WLの平面方向の形
状と同一に形成される。つまり、共通プレート電極6
A、誘電体膜7Aの列方向(データ線DLの延在方向)
の幅は、p-型半導体基板1の活性領域においてゲート電
極4Aのゲート長で規定され、p-型半導体基板1の非活
性領域においてワード線WLのワード線幅で規定され
る。蓄積電極8Aの列方向の幅は、p-型半導体基板1の
活性領域においてゲート電極4Aのゲート長で規定さ
れ、半導体基板1の非活性領域においてワード線WLの
ワード線幅で規定される。この蓄積電極8Aの行方向
(ワード線WLの延在方向)の長さは、所定の長さで規
定され、ワード線WLの延在方向に配置された他のメモ
リセルMの情報蓄積用容量素子Cの蓄積電極8Aと分離
される。
プレート電極6A、誘電体膜7Aの夫々の平面方向の形
状は、ゲート電極4A及びワード線WLの平面方向の形
状と同一に形成される。つまり、共通プレート電極6
A、誘電体膜7Aの列方向(データ線DLの延在方向)
の幅は、p-型半導体基板1の活性領域においてゲート電
極4Aのゲート長で規定され、p-型半導体基板1の非活
性領域においてワード線WLのワード線幅で規定され
る。蓄積電極8Aの列方向の幅は、p-型半導体基板1の
活性領域においてゲート電極4Aのゲート長で規定さ
れ、半導体基板1の非活性領域においてワード線WLの
ワード線幅で規定される。この蓄積電極8Aの行方向
(ワード線WLの延在方向)の長さは、所定の長さで規
定され、ワード線WLの延在方向に配置された他のメモ
リセルMの情報蓄積用容量素子Cの蓄積電極8Aと分離
される。
【0044】前記情報蓄積用容量素子Cの蓄積電極8A
には層間絶縁膜11に形成された開口11Aを通して接
続用電極12が電気的に接続され、メモリセル選択用M
ISFETQの他方のn型半導体領域10には前記開口
11Aを通して接続用電極12が電気的に接続される。
この接続用電極12は、サイドウォールスペーサ11B
により、メモリセル選択用MISFETQのゲート電極
4A、情報蓄積用容量素子Cの共通プレート電極6Aと
電気的に分離される。サイドウォールスペーサ11B
は、メモリセル選択用MISFETQの他方のn型半導
体領域10側のゲート電極4A、共通プレート電極6A
の夫々の側面上に形成される。
には層間絶縁膜11に形成された開口11Aを通して接
続用電極12が電気的に接続され、メモリセル選択用M
ISFETQの他方のn型半導体領域10には前記開口
11Aを通して接続用電極12が電気的に接続される。
この接続用電極12は、サイドウォールスペーサ11B
により、メモリセル選択用MISFETQのゲート電極
4A、情報蓄積用容量素子Cの共通プレート電極6Aと
電気的に分離される。サイドウォールスペーサ11B
は、メモリセル選択用MISFETQの他方のn型半導
体領域10側のゲート電極4A、共通プレート電極6A
の夫々の側面上に形成される。
【0045】前記メモリセル選択用MISFETQのゲ
ート電極4Aはゲート絶縁膜3上を列方向に向って延在
し、ワード線WLはフィールド絶縁膜2上を列方向に向
って延在している。このゲート電極4Aとワード線WL
との間に生じる段差はフィールド絶縁膜2とゲート絶縁
膜3との間に生じる段差に影響されるが、フィールド絶
縁膜2とゲート絶縁膜3との間に生じる段差が約0.2
[μm]程度なので、ゲート電極4AとワードWLとの
間に生じる段差は比較的緩やかである。つまり、堆積中
の被着性が低い強誘電体材料からなる誘電体膜6Aはゲ
ート電極4A上を含むワード線WL上に連続して形成す
ることができる。従って、情報蓄積用容量素子Cは、ゲ
ート電極4A上のみに構成してもよいし、ゲート電極4
A及びこのゲート電極4Aに一体化されるワード線WL
上に連続して構成してもよい。
ート電極4Aはゲート絶縁膜3上を列方向に向って延在
し、ワード線WLはフィールド絶縁膜2上を列方向に向
って延在している。このゲート電極4Aとワード線WL
との間に生じる段差はフィールド絶縁膜2とゲート絶縁
膜3との間に生じる段差に影響されるが、フィールド絶
縁膜2とゲート絶縁膜3との間に生じる段差が約0.2
[μm]程度なので、ゲート電極4AとワードWLとの
間に生じる段差は比較的緩やかである。つまり、堆積中
の被着性が低い強誘電体材料からなる誘電体膜6Aはゲ
ート電極4A上を含むワード線WL上に連続して形成す
ることができる。従って、情報蓄積用容量素子Cは、ゲ
ート電極4A上のみに構成してもよいし、ゲート電極4
A及びこのゲート電極4Aに一体化されるワード線WL
上に連続して構成してもよい。
【0046】前記メモリセル選択用MISFETQのゲ
ート電極4Aに隣接してフィールド絶縁膜2上を延在す
るワード線WL上には情報蓄積用容量素子Cが構成され
る。この情報蓄積用容量素子Cは、メモリセル選択用M
ISFETQのゲート電極4A上に構成された情報蓄積
用容量素子Cと同様の構造で構成される。この情報蓄積
用容量素子Cの蓄積電極8Aは、前述の接続用電極12
を介してメモリセル選択用MISFTQの他方のn型半
導体領域10に電気的に接続される。
ート電極4Aに隣接してフィールド絶縁膜2上を延在す
るワード線WL上には情報蓄積用容量素子Cが構成され
る。この情報蓄積用容量素子Cは、メモリセル選択用M
ISFETQのゲート電極4A上に構成された情報蓄積
用容量素子Cと同様の構造で構成される。この情報蓄積
用容量素子Cの蓄積電極8Aは、前述の接続用電極12
を介してメモリセル選択用MISFTQの他方のn型半
導体領域10に電気的に接続される。
【0047】前記データ線DLは層間絶縁膜16で覆わ
れている。この層間絶縁膜16上には、図示していない
が、上層配線が形成される。
れている。この層間絶縁膜16上には、図示していない
が、上層配線が形成される。
【0048】前記周辺回路を構成するnチャネルMIS
FETQnは、図4に示すように、フィールド絶縁膜2
で周囲を規定されたp-型半導体基板1の活性領域の主面
に構成される。このnチャネルMISFETQnは、主
に、p-型半導体基板(チャネル形成領域)1、ゲート絶
縁膜3、ゲート電極4A、ソース領域及びドレイン領域
である一対のn型半導体領域10及び一対のn+型半導体
領域13で構成される。つまり、nチャネルMISFE
TQnはLDD(Lightly Doped Drain)構造で構成さ
れる。なお、nチャネルMISFETQnのゲート電極
4A上及びこのゲート電極4Aと一体に形成されたゲー
ト配線4B上には、絶縁膜5Aを介在して共通プレート
電極6A、誘電体膜7A、蓄積電極8Aの夫々が積層さ
れる。
FETQnは、図4に示すように、フィールド絶縁膜2
で周囲を規定されたp-型半導体基板1の活性領域の主面
に構成される。このnチャネルMISFETQnは、主
に、p-型半導体基板(チャネル形成領域)1、ゲート絶
縁膜3、ゲート電極4A、ソース領域及びドレイン領域
である一対のn型半導体領域10及び一対のn+型半導体
領域13で構成される。つまり、nチャネルMISFE
TQnはLDD(Lightly Doped Drain)構造で構成さ
れる。なお、nチャネルMISFETQnのゲート電極
4A上及びこのゲート電極4Aと一体に形成されたゲー
ト配線4B上には、絶縁膜5Aを介在して共通プレート
電極6A、誘電体膜7A、蓄積電極8Aの夫々が積層さ
れる。
【0049】前記nチャネルMISFETQnのn+型半
導体領域13の夫々には、層間絶縁膜14、層間絶縁膜
16の夫々に形成された接続孔17を通して配線19の
夫々が電気的に接続される。また、ゲート配線4Bに
は、絶縁膜5A、共通プレート電極6A、誘電体膜7
A、蓄積電極8A、層間絶縁膜14、層間絶縁膜16の
夫々に形成された接続孔18を通して配線19が電気的
に接続される。また、図示していないが、CMOS(相
補型:Complementary MOS)回路を構成するために、
pチャネルMISFETも同一基板上に形成されてい
る。
導体領域13の夫々には、層間絶縁膜14、層間絶縁膜
16の夫々に形成された接続孔17を通して配線19の
夫々が電気的に接続される。また、ゲート配線4Bに
は、絶縁膜5A、共通プレート電極6A、誘電体膜7
A、蓄積電極8A、層間絶縁膜14、層間絶縁膜16の
夫々に形成された接続孔18を通して配線19が電気的
に接続される。また、図示していないが、CMOS(相
補型:Complementary MOS)回路を構成するために、
pチャネルMISFETも同一基板上に形成されてい
る。
【0050】次に、前記DRAMの製造方法について、
図5乃至図15を用いて説明する。
図5乃至図15を用いて説明する。
【0051】なお、図5、図7、図9、図11、図12
及び図14は、メモリセルアレイ形成領域での各製造工
程を説明するための断面図であり、これらの図中におい
て、図(A)は図2に示すA−A切断線で切った断面図を
示し、図(B)は図2に示すB−B切断線で切った断面図
を示す。また、図6、図8、図10、図13及び図15
は周辺回路形成領域での各製造工程を説明するための断
面図である。
及び図14は、メモリセルアレイ形成領域での各製造工
程を説明するための断面図であり、これらの図中におい
て、図(A)は図2に示すA−A切断線で切った断面図を
示し、図(B)は図2に示すB−B切断線で切った断面図
を示す。また、図6、図8、図10、図13及び図15
は周辺回路形成領域での各製造工程を説明するための断
面図である。
【0052】まず、p-型半導体基板1を用意する。
【0053】次に、前記p-型半導体基板1の非活性領域
の主面上にフィールド絶縁膜2を形成する。フィールド
絶縁膜2は例えば周知の選択熱酸化法で形成された熱酸
化珪素膜で形成される。このフィールド絶縁膜2は例え
ば400[nm]程度の膜厚で形成される。
の主面上にフィールド絶縁膜2を形成する。フィールド
絶縁膜2は例えば周知の選択熱酸化法で形成された熱酸
化珪素膜で形成される。このフィールド絶縁膜2は例え
ば400[nm]程度の膜厚で形成される。
【0054】次に、前記p-型半導体基板1の活性領域の
主面上にゲート絶縁膜3を形成する。ゲート絶縁膜3は
例えば熱酸化法で形成された熱酸化珪素膜で形成され
る。このゲート絶縁膜3は例えば12[nm]程度の膜
厚で形成される。
主面上にゲート絶縁膜3を形成する。ゲート絶縁膜3は
例えば熱酸化法で形成された熱酸化珪素膜で形成され
る。このゲート絶縁膜3は例えば12[nm]程度の膜
厚で形成される。
【0055】次に、前記フィールド絶縁膜2上及びゲー
ト絶縁膜3上を含む基板の全面に、図5及び図6に示す
ように、ゲート材4、絶縁材5、電極材(第1電極材)
6、強誘電材7、電極材8(2電極材)の夫々を順次形成
する。ゲート材4は例えばCVD法で堆積された多結晶
珪素膜で形成される。この多結晶珪素膜には、その堆積
中又は堆積後に抵抗値を低減する不純物が導入される。
このゲート材5は例えば150[nm]程度の膜厚で形
成される。絶縁材5は例えばCVD法で堆積された酸化
珪素膜で形成される。この絶縁材5は例えば100[n
m]程度の膜厚で形成される。電極材6、電極材8の夫
々は例えばスパッタ法で堆積されたPt膜で形成され
る。この電極材6、電極材8の夫々は例えば50[n
m]程度の膜厚で形成される。強誘電材7は例えばスパ
ッタ法で堆積したジルコン酸チタン酸鉛からなる強誘電
体膜で形成される。この強誘電材7は例えば200[n
m]程度の膜厚で形成される。
ト絶縁膜3上を含む基板の全面に、図5及び図6に示す
ように、ゲート材4、絶縁材5、電極材(第1電極材)
6、強誘電材7、電極材8(2電極材)の夫々を順次形成
する。ゲート材4は例えばCVD法で堆積された多結晶
珪素膜で形成される。この多結晶珪素膜には、その堆積
中又は堆積後に抵抗値を低減する不純物が導入される。
このゲート材5は例えば150[nm]程度の膜厚で形
成される。絶縁材5は例えばCVD法で堆積された酸化
珪素膜で形成される。この絶縁材5は例えば100[n
m]程度の膜厚で形成される。電極材6、電極材8の夫
々は例えばスパッタ法で堆積されたPt膜で形成され
る。この電極材6、電極材8の夫々は例えば50[n
m]程度の膜厚で形成される。強誘電材7は例えばスパ
ッタ法で堆積したジルコン酸チタン酸鉛からなる強誘電
体膜で形成される。この強誘電材7は例えば200[n
m]程度の膜厚で形成される。
【0056】次に、前記電極材8上に、p-型半導体基板
1の活性領域においてゲート長を規定し、p-型半導体基
板1の非活性領域においてワード線幅を規定するマスク
21を形成する。このマスク21は例えばフォトリソグ
ラフィ技術により形成されたフォトレジスト膜で形成さ
れる。
1の活性領域においてゲート長を規定し、p-型半導体基
板1の非活性領域においてワード線幅を規定するマスク
21を形成する。このマスク21は例えばフォトリソグ
ラフィ技術により形成されたフォトレジスト膜で形成さ
れる。
【0057】次に、前記マスク21をエッチングマスク
として使用し、前記電極材8、誘電材7、電極材6、絶
縁材5、ゲート材4の夫々に順次パターンニングを行
い、図7に示すように、前記ゲート材4でゲート電極4
A及びワード線WL、前記絶縁材5で絶縁膜5A、前記
電極材6でプレート電極6A、前記強誘電材7で誘電体
膜7A、前記電極材8で蓄積電極8Aの夫々を形成する
と共に、図8に示すように、前記ゲート材4でゲート電
極4A及びゲート配線4Bを形成する。なお、周辺回路
形成領域のゲート電極4A上及びゲート配線4B上に
は、絶縁膜5A、プレート電極6A、誘電体膜7A、蓄
積電極8Aの夫々が形成される。このパターンニング工
程は異方性エッチング技術で行う。
として使用し、前記電極材8、誘電材7、電極材6、絶
縁材5、ゲート材4の夫々に順次パターンニングを行
い、図7に示すように、前記ゲート材4でゲート電極4
A及びワード線WL、前記絶縁材5で絶縁膜5A、前記
電極材6でプレート電極6A、前記強誘電材7で誘電体
膜7A、前記電極材8で蓄積電極8Aの夫々を形成する
と共に、図8に示すように、前記ゲート材4でゲート電
極4A及びゲート配線4Bを形成する。なお、周辺回路
形成領域のゲート電極4A上及びゲート配線4B上に
は、絶縁膜5A、プレート電極6A、誘電体膜7A、蓄
積電極8Aの夫々が形成される。このパターンニング工
程は異方性エッチング技術で行う。
【0058】次に、前記マスク21を除去する。
【0059】次に、メモリセルアレイ形成領域におい
て、前記p-型半導体基板1の活性領域の主面にイオン打
込み法でn型不純物を導入し、メモリセル選択用MIS
FETQのソース領域及びドレイン領域として使用され
る一対のn型半導体10を形成すると共に、周辺回路形
成領域において、nチャネルMISFETQnのソース
領域及びドレイン領域として使用される一対のn型半導
体領域10を形成する。この工程において、メモリセル
選択用MISFETQが形成される。
て、前記p-型半導体基板1の活性領域の主面にイオン打
込み法でn型不純物を導入し、メモリセル選択用MIS
FETQのソース領域及びドレイン領域として使用され
る一対のn型半導体10を形成すると共に、周辺回路形
成領域において、nチャネルMISFETQnのソース
領域及びドレイン領域として使用される一対のn型半導
体領域10を形成する。この工程において、メモリセル
選択用MISFETQが形成される。
【0060】次に、図9及び図10に示すように、前記
蓄積電極8A上を含む基板の全面に、蓄積電極8Aの行
方向(ワード線WLが延在する方向)の長さを規定するマ
スク22を形成する。このマスク22は、例えばフォト
リソグラフィ技術により形成されたフォトレジスト膜で
形成される。
蓄積電極8A上を含む基板の全面に、蓄積電極8Aの行
方向(ワード線WLが延在する方向)の長さを規定するマ
スク22を形成する。このマスク22は、例えばフォト
リソグラフィ技術により形成されたフォトレジスト膜で
形成される。
【0061】次に、前記マスク22をエッチングマスク
として使用し、前記蓄積電極8Aにパターンニングを行
い、図9の図(B)に示すように、行方向の長さが規定さ
れた蓄積電極8Aを形成する。このパターンニング工程
は異方性エッチング技術で行う。なお、このパターンニ
ング工程において、誘電体膜7Aにパターンニングを施
してもよい。この場合、クロストークを防止できる。ま
た、図10に示す周辺回路形成領域のマスク22は形成
しないで、蓄積電極8Aを取り除いてもよい。
として使用し、前記蓄積電極8Aにパターンニングを行
い、図9の図(B)に示すように、行方向の長さが規定さ
れた蓄積電極8Aを形成する。このパターンニング工程
は異方性エッチング技術で行う。なお、このパターンニ
ング工程において、誘電体膜7Aにパターンニングを施
してもよい。この場合、クロストークを防止できる。ま
た、図10に示す周辺回路形成領域のマスク22は形成
しないで、蓄積電極8Aを取り除いてもよい。
【0062】次に、前記マスク22を除去する。
【0063】次に、前記蓄積電極8A上を含む基板の全
面に例えばCVD法で堆積された絶縁膜11を形成す
る。この絶縁膜11は例えば150[nm]程度の膜厚
で形成される。
面に例えばCVD法で堆積された絶縁膜11を形成す
る。この絶縁膜11は例えば150[nm]程度の膜厚
で形成される。
【0064】次に、前記絶縁膜11上にマスク23を形
成する。このマスク23は、例えばフォトリソグラフィ
技術により形成されたフォトレジスト膜で形成される次
に、前記マスク23をエッチングマスクとして使用し、
前記絶縁膜11にパターンニングを施して、図11に示
すように、蓄積電極8Aの一部の上面及びメモリセル選
択用MISFETQの他方のn型半導体領域10の表面
を露出する開口11Aを形成すると共に、ゲート電極4
Aの側面上及び電極6Aの側面上を覆うサイドウォール
スペーサ11B、ワード線WLの側面上及び電極6Aの
側面上を覆うサイドウォールスペーサ11Bの夫々を形
成する。このパターンニング工程は異方性エッチング技
術で行う。
成する。このマスク23は、例えばフォトリソグラフィ
技術により形成されたフォトレジスト膜で形成される次
に、前記マスク23をエッチングマスクとして使用し、
前記絶縁膜11にパターンニングを施して、図11に示
すように、蓄積電極8Aの一部の上面及びメモリセル選
択用MISFETQの他方のn型半導体領域10の表面
を露出する開口11Aを形成すると共に、ゲート電極4
Aの側面上及び電極6Aの側面上を覆うサイドウォール
スペーサ11B、ワード線WLの側面上及び電極6Aの
側面上を覆うサイドウォールスペーサ11Bの夫々を形
成する。このパターンニング工程は異方性エッチング技
術で行う。
【0065】次に、前記マスク23を除去する。
【0066】次に、前記開口11A上を含む絶縁膜11
上に例えば反応性スパッタ法で導電膜(12)を形成す
る。この導電膜(12)は、例えばTiN膜で形成され、
例えば100[nm]程度の膜厚で形成される。
上に例えば反応性スパッタ法で導電膜(12)を形成す
る。この導電膜(12)は、例えばTiN膜で形成され、
例えば100[nm]程度の膜厚で形成される。
【0067】次に、前記導電膜(12)上にマスク24を
形成する。このマスク24は、例えばフォトリソグラフ
ィ技術により形成されたフォトレジスト膜で形成され
る。
形成する。このマスク24は、例えばフォトリソグラフ
ィ技術により形成されたフォトレジスト膜で形成され
る。
【0068】次に、前記マスク24をエッチングマスク
として使用し、前記導電膜(12)にパターンニングを施
して、図12に示すように、蓄積電極8Aとn型半導体
領域10とを電気的に接続する接続用電極12を形成す
る。このパターンニング工程は異方性エッチング技術で
行う。
として使用し、前記導電膜(12)にパターンニングを施
して、図12に示すように、蓄積電極8Aとn型半導体
領域10とを電気的に接続する接続用電極12を形成す
る。このパターンニング工程は異方性エッチング技術で
行う。
【0069】次に、前記マスク24を除去する。
【0070】次に、周辺回路形成領域において、ゲート
電極4Aの側面上、電極6Aの側面上を覆うサイドウォ
ールスペーサ11Bを形成すると共に、ゲート配線4B
の側面上、電極6Aの側面上を覆うサイドウォールスペ
ーサ11Bを形成する。
電極4Aの側面上、電極6Aの側面上を覆うサイドウォ
ールスペーサ11Bを形成すると共に、ゲート配線4B
の側面上、電極6Aの側面上を覆うサイドウォールスペ
ーサ11Bを形成する。
【0071】次に、前記サイドウォールスペーサ11B
及びフィールド絶縁膜2を不純物導入用マスクとして使
用し、p-型半導体基板1の活性領域の主面にn型不純物
を導入して、図13に示すように、n+型半導体領域13
を形成する。この工程により、nチャネルMISFET
Qnが形成される。
及びフィールド絶縁膜2を不純物導入用マスクとして使
用し、p-型半導体基板1の活性領域の主面にn型不純物
を導入して、図13に示すように、n+型半導体領域13
を形成する。この工程により、nチャネルMISFET
Qnが形成される。
【0072】次に、前記p-型半導体基板1の全面に層間
絶縁膜14を形成する。この層間絶縁膜14は、例えば
BPSG(Bron Phospho Silicate Glass)膜で形成
される。
絶縁膜14を形成する。この層間絶縁膜14は、例えば
BPSG(Bron Phospho Silicate Glass)膜で形成
される。
【0073】次に、前記層間絶縁膜14上にマスク25
を形成する。このマスク25は、例えばフォトリソグラ
フィ技術により形成されたフォトレジスト膜で形成され
る。
を形成する。このマスク25は、例えばフォトリソグラ
フィ技術により形成されたフォトレジスト膜で形成され
る。
【0074】次に、前記マスク25をエッチングマスク
として使用し、前記層間絶縁膜14にパターンニングを
施して、図14に示すように、接続孔14Aを形成す
る。
として使用し、前記層間絶縁膜14にパターンニングを
施して、図14に示すように、接続孔14Aを形成す
る。
【0075】次に、前記マスク25を除去する。
【0076】次に、前記層間絶縁膜14上に多結晶珪素
膜15A、WSi膜15Bの夫々を形成する。多結晶珪
素膜15Aは例えば100[nm]程度の膜厚で形成さ
れ、WSi膜は例えば200[nm]程度の膜厚で形成
される。この後、前記多結晶珪素膜15A、WSi膜1
5Bの夫々にパターンニングを施し、図3に示すよう
に、データ線DLを形成する。このパターンニング工程
は異方性エッチング技術で行う。
膜15A、WSi膜15Bの夫々を形成する。多結晶珪
素膜15Aは例えば100[nm]程度の膜厚で形成さ
れ、WSi膜は例えば200[nm]程度の膜厚で形成
される。この後、前記多結晶珪素膜15A、WSi膜1
5Bの夫々にパターンニングを施し、図3に示すよう
に、データ線DLを形成する。このパターンニング工程
は異方性エッチング技術で行う。
【0077】次に、前記データ線DL上を覆う層間絶縁
膜16を形成する。
膜16を形成する。
【0078】次に、前記層間絶縁膜16にパターンニン
グを施し、図15に示すように、接続孔17、接続孔1
8の夫々を形成する。
グを施し、図15に示すように、接続孔17、接続孔1
8の夫々を形成する。
【0079】次に、前記層間絶縁膜16上にW膜(19)
を形成する。この後、前記W膜(19)にパターンニン
グを施し、図4に示すように、上層配線19を形成す
る。これにより、本実施例のDRAMはほほ完成する。
を形成する。この後、前記W膜(19)にパターンニン
グを施し、図4に示すように、上層配線19を形成す
る。これにより、本実施例のDRAMはほほ完成する。
【0080】このように、本実実施例によれば、以下の
作用効果が得られる。
作用効果が得られる。
【0081】(1)メモリセルM内の平坦部であるメモ
リセル選択用MISFETQのゲート電極4A上に情報
蓄積用容量素子Cを構成したので、メモリセルMの平面
方向のセルサイズを縮小することができる。この結果、
DRAM(半導体集積回路装置)の集積度を高めることが
できる。
リセル選択用MISFETQのゲート電極4A上に情報
蓄積用容量素子Cを構成したので、メモリセルMの平面
方向のセルサイズを縮小することができる。この結果、
DRAM(半導体集積回路装置)の集積度を高めることが
できる。
【0082】(2)メモリセルM内の平坦部であるメモ
リセル選択用MISFETQのゲート電極4A上に情報
蓄積用容量素子Cを構成したので、強誘電体材料からな
る情報蓄積用容量素子Cの誘電体膜7Aの膜厚を薄くす
ることができる。この結果、情報蓄積用容量素子Cが配
置されるメモリセルアレイ形成領域と周辺回路が配置さ
れる周辺回路形成領域との相対段差を小さくすることが
できるので、上層に形成される配線の加工を容易にする
ことができ、DRAM(半導体集積回路装置)の歩留りを
高めることができる。
リセル選択用MISFETQのゲート電極4A上に情報
蓄積用容量素子Cを構成したので、強誘電体材料からな
る情報蓄積用容量素子Cの誘電体膜7Aの膜厚を薄くす
ることができる。この結果、情報蓄積用容量素子Cが配
置されるメモリセルアレイ形成領域と周辺回路が配置さ
れる周辺回路形成領域との相対段差を小さくすることが
できるので、上層に形成される配線の加工を容易にする
ことができ、DRAM(半導体集積回路装置)の歩留りを
高めることができる。
【0083】(3)メモリセル選択用MISFETQの
ゲート電極4Aとこのゲート電極4Aに一体化されるワ
ード線WLとの段差は比較的緩やかなので、ゲート電極
4A上を含むワード線WL上に情報蓄積容量素子Cを構
成でき、メモリセルMの蓄積電荷量を増加できる。
ゲート電極4Aとこのゲート電極4Aに一体化されるワ
ード線WLとの段差は比較的緩やかなので、ゲート電極
4A上を含むワード線WL上に情報蓄積容量素子Cを構
成でき、メモリセルMの蓄積電荷量を増加できる。
【0084】(4)メモリセル選択用MISFETQの
ゲート電極4Aに隣接してフィールド絶縁膜2上を行方
向に延在する他のワード線WL上にも情報蓄積容量素子
Cを構成したので、メモリセルMの平面方向のセルサイ
ズを増加することなく、必要なメモリセルMの電荷蓄積
量を確保することができる。
ゲート電極4Aに隣接してフィールド絶縁膜2上を行方
向に延在する他のワード線WL上にも情報蓄積容量素子
Cを構成したので、メモリセルMの平面方向のセルサイ
ズを増加することなく、必要なメモリセルMの電荷蓄積
量を確保することができる。
【0085】(5)情報蓄積用容量素子Cの蓄積電極8
Aは、2回のパターンニング工程で平面方向の形状(平
面投影形状)が規定されるので、光の回折によって角部
が丸くなるのを防止できる。この結果、メモリセルMの
電荷蓄積量を増加することができる。
Aは、2回のパターンニング工程で平面方向の形状(平
面投影形状)が規定されるので、光の回折によって角部
が丸くなるのを防止できる。この結果、メモリセルMの
電荷蓄積量を増加することができる。
【0086】(6)メモリセル選択用MISFETQの
ゲート電極4A、情報蓄積容量素子Cのプレート電極6
A及び蓄積電極8Aは同一のパターンニング工程で形成
されるので、夫々のマスク合せ寸法を廃止できる。この
結果、メモリセルMの平面方向のセルサイズを縮小する
ことができるので、DRAM(半導体集積回路装置)の集
積度を高めることができる。
ゲート電極4A、情報蓄積容量素子Cのプレート電極6
A及び蓄積電極8Aは同一のパターンニング工程で形成
されるので、夫々のマスク合せ寸法を廃止できる。この
結果、メモリセルMの平面方向のセルサイズを縮小する
ことができるので、DRAM(半導体集積回路装置)の集
積度を高めることができる。
【0087】(7)情報蓄積用容量素子Cの蓄積電極
(第2電極)8Aの形状をFin状若しくは王冠状に形成
するメモリセルに比べて製造工程数を低減することがで
きるので、DRAM(半導体集積回路装置)の製造プロセ
スでの歩留まりを高めることができる。
(第2電極)8Aの形状をFin状若しくは王冠状に形成
するメモリセルに比べて製造工程数を低減することがで
きるので、DRAM(半導体集積回路装置)の製造プロセ
スでの歩留まりを高めることができる。
【0088】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
【0089】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0090】メモリセル選択用MISFETと情報蓄積
用容量素子との直列回路で構成されるメモリセルを備え
た半導体集積回路装置の集積度を高めることができる。
用容量素子との直列回路で構成されるメモリセルを備え
た半導体集積回路装置の集積度を高めることができる。
【0091】前記半導体集積回路装置の歩留りを高める
ことができる。
ことができる。
【0092】前記半導体集積回路装置に塔載される情報
蓄積用容量素子の蓄積電荷量を増加することができる。
蓄積用容量素子の蓄積電荷量を増加することができる。
【0093】前記半導体集積回路装置の製造プロセスで
の歩留まりを高めることができる。
の歩留まりを高めることができる。
【図1】 本発明の一実施例であるDRAMのメモリセ
ルの等価回路図。
ルの等価回路図。
【図2】 前記DRAMのメモリセルアレイの要部平面
図。
図。
【図3】 前記メモリセルアレイの断面図であり、図
中、図(A)は図2に示すA−A切断線で切った断面図を
示し、図(B)は図2に示すB−B切断線で切った断面図
を示す。
中、図(A)は図2に示すA−A切断線で切った断面図を
示し、図(B)は図2に示すB−B切断線で切った断面図
を示す。
【図4】 前記DRAMの周辺回路形成領域の断面図。
【図5】 前記DRAMの製造方法を説明するための断
面図。
面図。
【図6】 前記DRAMの製造方法を説明するための断
面図。
面図。
【図7】 前記DRAMの製造方法を説明するための断
面図。
面図。
【図8】 前記DRAMの製造方法を説明するための断
面図。
面図。
【図9】 前記DRAMの製造方法を説明するための断
面図。
面図。
【図10】前記DRAMの製造方法を説明するための断
面図。
面図。
【図11】前記DRAMの製造方法を説明するための断
面図。
面図。
【図12】前記DRAMの製造方法を説明するための断
面図。
面図。
【図13】前記DRAMの製造方法を説明するための断
面図。
面図。
【図14】前記DRAMの製造方法を説明するための断
面図。
面図。
【図15】前記DRAMの製造方法を説明するための断
面図。
面図。
1…p-型半導体基板、2…フィールド絶縁膜、3…ゲー
ト絶縁膜、4A…ゲート電極、4B…ゲート配線、5A
…絶縁膜、6A…共通プレート電極(第1電極)、7A…
誘電体膜、8A…蓄積電極(第2電極)、10…n型半導
体領域、11…絶縁膜、11A…開口、11B…サイド
ウォールスペーサ、12…接続用電極、13…n+型半導
体領域、14…層間絶縁膜、14A…接続孔、16…層
間絶縁膜、17,18…接続孔、19…上層配線、WL
…ワード線、DL…データ線、Q…メモリセル選択用M
ISFET、Qn…nチャネルMISFET、C…情報
蓄積用容量素子、M…メモリセル。
ト絶縁膜、4A…ゲート電極、4B…ゲート配線、5A
…絶縁膜、6A…共通プレート電極(第1電極)、7A…
誘電体膜、8A…蓄積電極(第2電極)、10…n型半導
体領域、11…絶縁膜、11A…開口、11B…サイド
ウォールスペーサ、12…接続用電極、13…n+型半導
体領域、14…層間絶縁膜、14A…接続孔、16…層
間絶縁膜、17,18…接続孔、19…上層配線、WL
…ワード線、DL…データ線、Q…メモリセル選択用M
ISFET、Qn…nチャネルMISFET、C…情報
蓄積用容量素子、M…メモリセル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/822 7210−4M H01L 27/10 325 J 7210−4M 325 T (71)出願人 000233468 日立超エル・エス・アイ・エンジニアリン グ株式会社 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 (72)発明者 内山 博之 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 金子 義之 茨城県勝田市市毛882 日立計測エンジニ アリング株式会社内 (72)発明者 添田 弘毅 茨城県勝田市市毛882 日立計測エンジニ アリング株式会社内 (72)発明者 藤岡 靖秀 北海道亀田郡七飯町字中島145番地 日立 北海セミコンダクタ株式会社内 (72)発明者 松田 望 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 澤村 素子 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内
Claims (6)
- 【請求項1】 半導体基板の非活性領域の主面上にフィ
ールド絶縁膜が形成され、このフィールド絶縁膜で周囲
を規定された前記半導体基板の活性領域の主面上にゲー
ト絶縁膜が形成され、前記フィールド絶縁膜上を一方向
に向って延在するワード線に前記ゲート絶縁膜上を一方
向に向って延在するゲート電極が一体化されたメモリセ
ル選択用MISFETと、第1電極、強誘電体材料から
なる誘電体膜、第2電極の夫々を積み重ねた情報蓄積用
容量素子との直列回路で構成されるメモリセルを備えた
半導体集積回路装置において、前記メモリセル選択用M
ISFETのゲート電極上に前記情報蓄積用容量素子が
構成されていることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項2】 前記情報蓄積用容量素子は前記メモリセ
ル選択用MISETのゲート電極上及びこのゲート電極
に一体化されたワード線上に構成されていることを特徴
とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項3】 前記情報蓄積用容量素子は、前記メモリ
セル選択用MISFETのゲート電極に隣接して前記フ
ィールド絶縁膜上を一方向に延在する他のワード線上に
構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2
に記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項4】 前記強誘電体材料はジルコン酸チタン酸
鉛であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち
いずれか1項に記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項5】 半導体基板の非活性領域の主面上にフィ
ールド絶縁膜が形成され、このフィールド絶縁膜で周囲
を規定された前記半導体基板の活性領域の主面上にゲー
ト絶縁膜が形成され、前記フィールド絶縁膜上を一方向
に向って延在するワード線に前記ゲート絶縁膜上を一方
向に向って延在するゲート電極が一体化されたメモリセ
ル選択用MISFETと、第1電極、強誘電体材料から
なる誘電体膜、第2電極の夫々を積み重ねた情報蓄積用
容量素子との直列回路で構成されるメモリセルを備えた
半導体集積回路装置の製造方法において、下記の工程
(イ)乃至(ホ)を備えたことを特徴とする半導体集積
回路装置製造方法。(イ)半導体基板の非活性領域の主
面上にフィールド絶縁膜を形成する工程、(ロ)前記フ
ィールド絶縁膜で周囲を規定された前記半導体基板の活
性領域の主面上にゲート絶縁膜を形成する工程、(ハ)
前記フィールド絶縁膜上及びゲート絶縁膜上にゲート
材、絶縁材、第1電極材、強誘電材、第2電極材の夫々
を順次形成する工程、(ニ)前記第2電極材、強誘電
材、第1電極材、絶縁材、ゲート材の夫々に、前記半導
体基板の非活性領域においてワード線幅を規定し、前記
半導体基板の活性領域においてゲート長を規定するパタ
ーンニングを順次行い、前記ゲート材でゲート電極及び
ワード線、前記絶縁材で絶縁膜を形成すると共に、前記
第1電極材で第1電極、前記強誘電材で誘電体膜、前記
第2電極材で第2電極を形成する工程、(ホ)前記第2
電極に、この第2電極の前記ワード線が延在する方向の
長さを規定するパターンニングを行い、前記第1電極、
誘電体膜、第2電極の夫々からなる情報蓄積用容量素子
を形成する工程。 - 【請求項6】 請求項5に記載の半導体集積回路装置の
製造方法において、前記情報蓄積用容量素子を形成する
工程の後に、下記の工程(ヘ)乃至(リ)を備えたこと
を特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。(ヘ)前
記情報蓄積容量素子及び前記フィールド絶縁膜を不純物
導入マスクとして使用し、前記半導体基板の活性領域の
主面に不純物を導入して、ソース領域及びドレイン領域
である一対の半導体領域を形成し、メモリセル選択用M
ISFETを形成する工程、(ト)前記一対の半導体領
域上、前記ゲート電極の側面上、前記情報蓄積容量素子
の側面上及び前記情報蓄積用容量素子の第2電極の上面
上を含む半導体基板の主面上に絶縁膜を形成する工程、
(チ)前記絶縁膜にパターンニングを施し、前記情報蓄
積用容量素子の第2電極の一部の上面及び前記一対の半
導体領域の一方の表面が露出する開口を形成すると共
に、前記一方の半導体領域側のゲート電極、情報蓄積用
容量素子の夫々の側面上にサイドウォールスペーサを形
成する工程、(リ)前記絶縁膜の上層に、前記開口を通
して前記情報蓄積用容量素子の一部の上面と前記メモリ
セル選択用MISFETの一方の半導体領域とを電気的
に接続する接続用電極を形成する工程。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5336519A JPH07202017A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 半導体集積回路装置及びその製造方法 |
US08/362,879 US5684315A (en) | 1993-12-28 | 1994-12-23 | Semiconductor memory device including memory cells each having an information storage capacitor component formed over control electrode of cell selecting transistor |
KR1019940036198A KR950021602A (ko) | 1993-12-28 | 1994-12-23 | 셀 선택 트랜지스터의 제어전극 상에 형성된 정보 축적 용량 소자를 각각 가지는 메모리 셀을 포함하는 반도체 기억장치와 그 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5336519A JPH07202017A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 半導体集積回路装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07202017A true JPH07202017A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18299972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5336519A Withdrawn JPH07202017A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 半導体集積回路装置及びその製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5684315A (ja) |
JP (1) | JPH07202017A (ja) |
KR (1) | KR950021602A (ja) |
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