JPH07194170A - 電動機および電動機の制御方法 - Google Patents
電動機および電動機の制御方法Info
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- JPH07194170A JPH07194170A JP6329259A JP32925994A JPH07194170A JP H07194170 A JPH07194170 A JP H07194170A JP 6329259 A JP6329259 A JP 6329259A JP 32925994 A JP32925994 A JP 32925994A JP H07194170 A JPH07194170 A JP H07194170A
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- electric motor
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- reset
- reset signal
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 42
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000011161 development Methods 0.000 description 3
- 230000018109 developmental process Effects 0.000 description 3
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/08—Arrangements for controlling the speed or torque of a single motor
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H7/00—Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
- H02H7/08—Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors
- H02H7/0811—Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors for DC motors
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/12—Monitoring commutation; Providing indication of commutation failure
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/14—Electronic commutators
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/14—Electronic commutators
- H02P6/15—Controlling commutation time
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/34—Modelling or simulation for control purposes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】運転時に発生しうるノイズ電圧に対して非常に
頑強な電動機を提供する。 【構成】電動機(10)がリセット入力端(24)を備
えたマイクロプロセッサ(18)を有する。さらに電動
機は回転時に、ロータ(14)の回転に依存するリセッ
ト信号Rを形成する装置(15、35)を有する。この
信号はリセット入力端(24)に供給される。これによ
り、ロータ(14)の回転により制御されるマイクロプ
ロセッサ(18)が周期的に所定の初期条件にリセット
される。
頑強な電動機を提供する。 【構成】電動機(10)がリセット入力端(24)を備
えたマイクロプロセッサ(18)を有する。さらに電動
機は回転時に、ロータ(14)の回転に依存するリセッ
ト信号Rを形成する装置(15、35)を有する。この
信号はリセット入力端(24)に供給される。これによ
り、ロータ(14)の回転により制御されるマイクロプ
ロセッサ(18)が周期的に所定の初期条件にリセット
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リセット入力端を有す
るマイクロプロセッサを備えた電動機およびその制御方
法ないし制御手段に関する。
るマイクロプロセッサを備えた電動機およびその制御方
法ないし制御手段に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電動機では、電動機の給電線路
での電気ノイズ信号によりマイクロプロセッサが障害を
受け、場合により「ハングアップ」するという問題が発
生する。そのため電動機が停止してしまう。これは例え
ば、一時的なパルス群のバースト、またはESD信号
(ESD=静電放電)、すなわち静電放電による信号に
よって発生しうる。このようなことは強度の電気ノイズ
を伴った環境で発生しうる。
での電気ノイズ信号によりマイクロプロセッサが障害を
受け、場合により「ハングアップ」するという問題が発
生する。そのため電動機が停止してしまう。これは例え
ば、一時的なパルス群のバースト、またはESD信号
(ESD=静電放電)、すなわち静電放電による信号に
よって発生しうる。このようなことは強度の電気ノイズ
を伴った環境で発生しうる。
【0003】このような場合、マイクロプロセッサの入
力端に相応の保護回路を設けることによって問題を回避
しようとするが、しかしそれにはコストがかかり、しか
も必ずしも所望の結果が得られるわけではない。
力端に相応の保護回路を設けることによって問題を回避
しようとするが、しかしそれにはコストがかかり、しか
も必ずしも所望の結果が得られるわけではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の基本的課題
は、新しい電動機とこの電動機の新しい制御方法を提供
することである。本発明の他の課題は、上述の欠点を解
消した新しい電動機制御手段及び方法を提供することで
ある。
は、新しい電動機とこの電動機の新しい制御方法を提供
することである。本発明の他の課題は、上述の欠点を解
消した新しい電動機制御手段及び方法を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一視点におい
て、下記の電動機が提供される。
て、下記の電動機が提供される。
【0006】リセット入力端を備えたデジタル制御装
置、例えばマイクロプロセッサと、
置、例えばマイクロプロセッサと、
【0007】ロータの回転に依存する信号を電動機の回
転中に形成する装置とを有し、
転中に形成する装置とを有し、
【0008】前記信号は、ロータの回転により制御され
るデジタル制御装置を周期的に所定の初期条件(例えば
図5、プログラム箇所A)にリセットするために供給さ
れるように構成して解決される(請求項1)。
るデジタル制御装置を周期的に所定の初期条件(例えば
図5、プログラム箇所A)にリセットするために供給さ
れるように構成して解決される(請求項1)。
【0009】
【作用】したがって本発明ではリセットのために、電動
機自体によってその回転の際に形成されたリセット信号
が使用される。このリセット信号はいずれの電気ノイズ
の影響にも関係なく、これによって周期的に所定のリセ
ットが行われる。これによってノイズ信号による「ハン
グアップ」が、一度発生したにしてもほぼ瞬時に再び除
去され、マイクロプロセッサ(またはその他のデジタル
制御装置)が所定の初期条件にリセットされ、再び正常
に動作することができる。
機自体によってその回転の際に形成されたリセット信号
が使用される。このリセット信号はいずれの電気ノイズ
の影響にも関係なく、これによって周期的に所定のリセ
ットが行われる。これによってノイズ信号による「ハン
グアップ」が、一度発生したにしてもほぼ瞬時に再び除
去され、マイクロプロセッサ(またはその他のデジタル
制御装置)が所定の初期条件にリセットされ、再び正常
に動作することができる。
【0010】本発明は特に、デジタルで整流(転流)お
よび/または制御されるブラシレス直流電動機に適す
る。
よび/または制御されるブラシレス直流電動機に適す
る。
【0011】
【発明の展開態様】各請求項に付記した図面参照符号は
本発明を図示の態様に限定することを意図しない。ま
た、請求項2以下に本発明の他の視点として、さらなる
展開あるいは好適な実施の態様を示す。
本発明を図示の態様に限定することを意図しない。ま
た、請求項2以下に本発明の他の視点として、さらなる
展開あるいは好適な実施の態様を示す。
【0012】電動機の回転中に形成されるリセット信号
(R)が電動機のロータ位置信号(KOMM)から導出
できる(請求項2)。
(R)が電動機のロータ位置信号(KOMM)から導出
できる(請求項2)。
【0013】ロータ位置信号(KOMM)を微分し、リ
セット信号(R)に変換するために微分素子が設けられ
ている(請求項3)。
セット信号(R)に変換するために微分素子が設けられ
ている(請求項3)。
【0014】リセット入力端に付加的に電動機の起動時
に起動リセット(パワーオンリセット)信号が供給さ
れ、該起動リセット信号は電動機の回転中に形成された
リセット信号(R)とは区別可能である(請求項4)。
に起動リセット(パワーオンリセット)信号が供給さ
れ、該起動リセット信号は電動機の回転中に形成された
リセット信号(R)とは区別可能である(請求項4)。
【0015】デジタル制御装置は、起動リセット信号
(パワーオンリセット)と、電動機の回転中に形成され
るリセット信号(R)とを弁別するように構成される
(請求項5)。
(パワーオンリセット)と、電動機の回転中に形成され
るリセット信号(R)とを弁別するように構成される
(請求項5)。
【0016】起動リセット信号は基本初期化をトリガ
し、電動機の回転中に形成されるリセット信号(R)は
基本初期化とは異なる周期的初期化をトリガする(請求
項6)。
し、電動機の回転中に形成されるリセット信号(R)は
基本初期化とは異なる周期的初期化をトリガする(請求
項6)。
【0017】デジタル制御装置にはダイナミック記憶素
子が配属されており、該記憶素子の記憶状態は電動機の
回転時に周期的にリフレッシュされ(例えばスイッチ6
8の閉成;S106)、リフレッシュ過程の休止時(例
えばスイッチ68の開放;S126)に起動リセット信
号と、電動機の回転中に形成されたリセット信号(R)
との弁別が行われる(請求項7)。
子が配属されており、該記憶素子の記憶状態は電動機の
回転時に周期的にリフレッシュされ(例えばスイッチ6
8の閉成;S106)、リフレッシュ過程の休止時(例
えばスイッチ68の開放;S126)に起動リセット信
号と、電動機の回転中に形成されたリセット信号(R)
との弁別が行われる(請求項7)。
【0018】ダイナミック記憶素子はコンデンサを有
し、該コンデンサには放電素子、例えば放電抵抗が配属
される(請求項8)。
し、該コンデンサには放電素子、例えば放電抵抗が配属
される(請求項8)。
【0019】コンデンサは、デジタル制御装置を介して
電動機の所定の計算ステップ中(例えば、図8:S10
6〜S126)に充電され、当該充電は、コンデンサの
充電状態を問い合せるため(例えば図6:69)リセッ
ト信号の弁別中は遮断される(請求項9)。
電動機の所定の計算ステップ中(例えば、図8:S10
6〜S126)に充電され、当該充電は、コンデンサの
充電状態を問い合せるため(例えば図6:69)リセッ
ト信号の弁別中は遮断される(請求項9)。
【0020】電動機の回転中に形成されたリセット信号
(R)により実行プログラムが中断される(請求項1
0)。
(R)により実行プログラムが中断される(請求項1
0)。
【0021】ブラシレス直流電動機として構成されてお
り、電動機の回転中に形成されたリセット信号(R)は
電動機の転流時点(例えば図4:0゜e1,360゜e
l)に少なくともほぼ一致する(請求項11)。
り、電動機の回転中に形成されたリセット信号(R)は
電動機の転流時点(例えば図4:0゜e1,360゜e
l)に少なくともほぼ一致する(請求項11)。
【0022】起動リセット信号を形成するためにコンデ
ンサが設けられており、該コンデンサは電動機の起動時
に充電回路を介して充電され、コンデンサの充電電圧
は、起動リセット信号より低い値であるときに作用する
(請求項12)。
ンサが設けられており、該コンデンサは電動機の起動時
に充電回路を介して充電され、コンデンサの充電電圧
は、起動リセット信号より低い値であるときに作用する
(請求項12)。
【0023】本発明の更に他の視点によれば、下記の電
動機制御方法が提供される。
動機制御方法が提供される。
【0024】電動機の通電をデジタル装置によりプログ
ラムを用いて制御し、ロータが少なくとも1つの所定の
回転位置にあるとき、デジタル装置に当該回転位置によ
りトリガされたリセット信号を供給することを特徴とす
るロータを有する電動機の制御方法(請求項13)。
ラムを用いて制御し、ロータが少なくとも1つの所定の
回転位置にあるとき、デジタル装置に当該回転位置によ
りトリガされたリセット信号を供給することを特徴とす
るロータを有する電動機の制御方法(請求項13)。
【0025】この制御方法には以下の展開が可能であ
る。
る。
【0026】プログラムはモジュールに分割されてお
り、該モジュールはそれぞれロータの所定の回転位置領
域に割り当てられており、リセット信号(R)が出力さ
れるべきロータの回転位置は、リセット過程により中断
可能であるモジュール(S76)が経過する際の回転位
置領域に一致する(請求項14)。
り、該モジュールはそれぞれロータの所定の回転位置領
域に割り当てられており、リセット信号(R)が出力さ
れるべきロータの回転位置は、リセット過程により中断
可能であるモジュール(S76)が経過する際の回転位
置領域に一致する(請求項14)。
【0027】ロータが所定の回転位置にあるときに供給
されるリセット信号は、実質的に転流信号(KOMM)
と同じ作用をトリガし、該転流信号により、プログラム
経過が正常の場合にはロータの前記所定の回転位置領域
にて転流を生ぜしめる(請求項15)。
されるリセット信号は、実質的に転流信号(KOMM)
と同じ作用をトリガし、該転流信号により、プログラム
経過が正常の場合にはロータの前記所定の回転位置領域
にて転流を生ぜしめる(請求項15)。
【0028】本発明の詳細および有利な形態は以下の説
明および図面に示された有利な実施例から明らかであ
る。しかし実施例は本発明の限定として理解すべきでは
ない。
明および図面に示された有利な実施例から明らかであ
る。しかし実施例は本発明の限定として理解すべきでは
ない。
【0029】
【実施例】図1は、本発明の基本原理を説明するための
概略的ブロック回路図である。右には電動機10の基本
素子が概略的に示されている。すなわち、固定子巻線1
1、さらにロータと、ロータ位置センサ15である。固
定子巻線の通電は例えばトランジスタ12により制御さ
れる。ロータ位置センサは信号KOMMを形成する。セ
ンサ15はしばしばホール素子であり、ロータの磁界
(場合によりロータに配した回転位置検出用磁界)によ
り制御される。しかし本発明は同じようにして、ロータ
位置を(別個の回転位置を有しない方式に従って)他の
電動機データから常に新たに計算する電動機でも使用す
ることができる。信号KOMMは例えば図2(A)に示
された形を有することができる。リセット信号Rは電動
機のどのような形式でも適切なセンサにより形成するこ
とができ、センサは電動機のロータによりその回転の際
に検出を行う。同様のことがリニアモータにもあてはま
る。
概略的ブロック回路図である。右には電動機10の基本
素子が概略的に示されている。すなわち、固定子巻線1
1、さらにロータと、ロータ位置センサ15である。固
定子巻線の通電は例えばトランジスタ12により制御さ
れる。ロータ位置センサは信号KOMMを形成する。セ
ンサ15はしばしばホール素子であり、ロータの磁界
(場合によりロータに配した回転位置検出用磁界)によ
り制御される。しかし本発明は同じようにして、ロータ
位置を(別個の回転位置を有しない方式に従って)他の
電動機データから常に新たに計算する電動機でも使用す
ることができる。信号KOMMは例えば図2(A)に示
された形を有することができる。リセット信号Rは電動
機のどのような形式でも適切なセンサにより形成するこ
とができ、センサは電動機のロータによりその回転の際
に検出を行う。同様のことがリニアモータにもあてはま
る。
【0030】トランジスタ12はマイクロプロセッサ1
8により制御され、マイクロプロセッサの制御出力端に
出力ライン20を介して接続されている。マイクロプロ
セッサ18の制御入力端には入力ライン22を介して相
応の信号が供給される。この信号は例えば電動機10が
回転すべき回転数に関する信号である。さらにマイクロ
プロセッサ18はリセット入力端24を有し、このリセ
ット入力端には電動機を所定の初期条件にリセットする
ためにリセット信号Rを供給することができる。リセッ
ト信号Rの前に処理されたマイクロプロセッサ18の内
部情報はこの構成でもやはりそのまま保持することがで
き、リセットの後にさらに処理することができる。しか
し線路上のいずれかのノイズによって障害を受けうる状
態は例えば内部カウンタのオーバーフローによってリセ
ットされる。例えば命令カウンタを所定の状態にリセッ
トして新たにスタートすることができる。
8により制御され、マイクロプロセッサの制御出力端に
出力ライン20を介して接続されている。マイクロプロ
セッサ18の制御入力端には入力ライン22を介して相
応の信号が供給される。この信号は例えば電動機10が
回転すべき回転数に関する信号である。さらにマイクロ
プロセッサ18はリセット入力端24を有し、このリセ
ット入力端には電動機を所定の初期条件にリセットする
ためにリセット信号Rを供給することができる。リセッ
ト信号Rの前に処理されたマイクロプロセッサ18の内
部情報はこの構成でもやはりそのまま保持することがで
き、リセットの後にさらに処理することができる。しか
し線路上のいずれかのノイズによって障害を受けうる状
態は例えば内部カウンタのオーバーフローによってリセ
ットされる。例えば命令カウンタを所定の状態にリセッ
トして新たにスタートすることができる。
【0031】信号KOMMは図示のように、微分素子2
6に供給される。微分素子は図2(B)に示したように
信号KOMMの立下り(負の)エッジを微分し、短い所
定の時間長Tのリセット信号Rに変換する。このリセッ
ト信号Rは図2(B)に示すように動作時に周期的に間
隔T*で発生する。間隔T*は例えば電動機が4極ロー
タを有する場合にはロータ1回転の半分に相応し、2極
ロータ14(図示の場合)の場合は完全なロータ1回転
に相応する。すなわち、360゜elに相応する。
6に供給される。微分素子は図2(B)に示したように
信号KOMMの立下り(負の)エッジを微分し、短い所
定の時間長Tのリセット信号Rに変換する。このリセッ
ト信号Rは図2(B)に示すように動作時に周期的に間
隔T*で発生する。間隔T*は例えば電動機が4極ロー
タを有する場合にはロータ1回転の半分に相応し、2極
ロータ14(図示の場合)の場合は完全なロータ1回転
に相応する。すなわち、360゜elに相応する。
【0032】リセットの前にエラー機能が発生しても、
リセット後にプロセスは再び「正常」(in Trit
t)になる。すなわち、ロータ14が回転している限
り、例えばリセット過程は常に新たに再スタートされ
る。これにより、一時的な過程によるエラーは最短時間
で再び制御プロセスから除去される。
リセット後にプロセスは再び「正常」(in Trit
t)になる。すなわち、ロータ14が回転している限
り、例えばリセット過程は常に新たに再スタートされ
る。これにより、一時的な過程によるエラーは最短時間
で再び制御プロセスから除去される。
【0033】同じようにして入力端24でパワーオンリ
セットを行うことができる。これは図1に示されてい
る。すなわち、電動機が最初に起動されたときに行われ
るマイクロプロセッサの基本初期化である。これをどの
ように有利に行うかは図3から図5に示されている。
セットを行うことができる。これは図1に示されてい
る。すなわち、電動機が最初に起動されたときに行われ
るマイクロプロセッサの基本初期化である。これをどの
ように有利に行うかは図3から図5に示されている。
【0034】図3は、2巻線2パルスブラシレス直流電
動機30の例における本発明の有利な実施例を示す。こ
の電動機は例えば、ドイツ連邦共和国特許DE2346
380号明細書から公知である。したがって詳細につい
てはこれを参照することができる。この電動機はもちろ
ん一例であり、本発明はすべての電動機、駆動装置、ま
たはプロセス制御形式に適する。しかし有利にはブラシ
レス直流電動機とくに2パルスブラスレス電動機(これ
の概念については、asr digest fuer angewandte Antri
ebstechnik, 1977年27頁から31頁を参照。)と
関連して得られる。
動機30の例における本発明の有利な実施例を示す。こ
の電動機は例えば、ドイツ連邦共和国特許DE2346
380号明細書から公知である。したがって詳細につい
てはこれを参照することができる。この電動機はもちろ
ん一例であり、本発明はすべての電動機、駆動装置、ま
たはプロセス制御形式に適する。しかし有利にはブラシ
レス直流電動機とくに2パルスブラスレス電動機(これ
の概念については、asr digest fuer angewandte Antri
ebstechnik, 1977年27頁から31頁を参照。)と
関連して得られる。
【0035】電動機30は2つの固定子巻線31、32
と永久磁石ロータ33を有する。ロータの近傍にはロー
タ位置センサ35が配置されている。ロータ位置センサ
は駆動時に信号KOMMを送出する。これは図2(A)
に示されている。このセンサは例えばホールICとする
ことができる。
と永久磁石ロータ33を有する。ロータの近傍にはロー
タ位置センサ35が配置されている。ロータ位置センサ
は駆動時に信号KOMMを送出する。これは図2(A)
に示されている。このセンサは例えばホールICとする
ことができる。
【0036】巻線31ないし32を流れる電流i1,i
2を制御するために2つのnpn駆動(パワー)トラン
ジスタ37、38が設けられている。これらのトランジ
スタはマイクロプロセッサ40の出力端A1ないしA2
に接続されている。マイクロプロセッサにはROM42
が配属されている。ROMはマイクロプロセッサ40に
対する制御プログラムを記憶する。
2を制御するために2つのnpn駆動(パワー)トラン
ジスタ37、38が設けられている。これらのトランジ
スタはマイクロプロセッサ40の出力端A1ないしA2
に接続されている。マイクロプロセッサにはROM42
が配属されている。ROMはマイクロプロセッサ40に
対する制御プログラムを記憶する。
【0037】出力端A1,A2の信号によってトランジ
スタ37、38は交互にスイッチオンされる。すなわ
ち、トランジスタ37がスイッチオンしていれるときは
巻線31に電流が流れ、そのときトランジスタ38はス
イッチオフされ、巻線32は無電流状態である。その反
対にトランジスタ38がスイッチオンしているときには
巻線32に電流が流れ、トランジスタ37はスイッチオ
フし、巻線31は無電流状態である。これは後の図5に
示されており、またドイツ連邦共和国特許DE2346
380号明細書に詳細に記載されている。例えば制御等
のために2つのトランジスタ31と32を一時的に非通
電状態にすることも可能である。
スタ37、38は交互にスイッチオンされる。すなわ
ち、トランジスタ37がスイッチオンしていれるときは
巻線31に電流が流れ、そのときトランジスタ38はス
イッチオフされ、巻線32は無電流状態である。その反
対にトランジスタ38がスイッチオンしているときには
巻線32に電流が流れ、トランジスタ37はスイッチオ
フし、巻線31は無電流状態である。これは後の図5に
示されており、またドイツ連邦共和国特許DE2346
380号明細書に詳細に記載されている。例えば制御等
のために2つのトランジスタ31と32を一時的に非通
電状態にすることも可能である。
【0038】転流(ないし整流Kommutierun
g)とは、トランジスタ37がスイッチオフされ、トラ
ンジスタ38がスイッチオンされる過程、またはその反
対にトランジスタ38がスイッチオフされ、トランジス
タ37がスイッチオンされる切替過程をいう。転流時点
は図4に0゜el、180゜el、360゜el等によ
り示してある。電動機のこの特別な構造形式では通常、
転流中に双方のトランジスタ37、38は短時間スイッ
チオフされる。しかし導通がオーバーラップすることも
可能である。すなわち、2つのトランジスタ37と38
は同時に短時間導通することもできる。
g)とは、トランジスタ37がスイッチオフされ、トラ
ンジスタ38がスイッチオンされる過程、またはその反
対にトランジスタ38がスイッチオフされ、トランジス
タ37がスイッチオンされる切替過程をいう。転流時点
は図4に0゜el、180゜el、360゜el等によ
り示してある。電動機のこの特別な構造形式では通常、
転流中に双方のトランジスタ37、38は短時間スイッ
チオフされる。しかし導通がオーバーラップすることも
可能である。すなわち、2つのトランジスタ37と38
は同時に短時間導通することもできる。
【0039】転流はセンサ35の信号KOMMによって
制御される。本発明の枠内ではこの信号はさらにマイク
ロプロセッサ40を周期的にリセットするという付加的
な機能を有する。これについては後で説明する。
制御される。本発明の枠内ではこの信号はさらにマイク
ロプロセッサ40を周期的にリセットするという付加的
な機能を有する。これについては後で説明する。
【0040】マイクロプロセッサ40は、図示のよう
に、負の(接地)線路43に接続されている。さらにポ
イント(接続点)44でツェナーダイオードにより安定
化された例えば+6Vの電位と接続されている。ポイン
ト44は抵抗48を介して正の線路50と接続されてい
る。
に、負の(接地)線路43に接続されている。さらにポ
イント(接続点)44でツェナーダイオードにより安定
化された例えば+6Vの電位と接続されている。ポイン
ト44は抵抗48を介して正の線路50と接続されてい
る。
【0041】クロック発振器52(クオーツ)は、図示
のようにマイクロプロセッサ40に接続されており、例
えば6MHzのクロック周波数を定める。マイクロプロ
セッサ40には動作時に所定の入力データが供給され
る。相応する入力端はここでは簡略してE(Einga
ng)により示されている。というのは入力端は本発明
の枠内では適用例に応じて任意の信号を受けることがで
きるからである。これらの信号は信号発生器54から到
来する。信号発生器は例えば制御すべき回転数nまたは
温度θに関するデータを送出する。
のようにマイクロプロセッサ40に接続されており、例
えば6MHzのクロック周波数を定める。マイクロプロ
セッサ40には動作時に所定の入力データが供給され
る。相応する入力端はここでは簡略してE(Einga
ng)により示されている。というのは入力端は本発明
の枠内では適用例に応じて任意の信号を受けることがで
きるからである。これらの信号は信号発生器54から到
来する。信号発生器は例えば制御すべき回転数nまたは
温度θに関するデータを送出する。
【0042】センサ35の信号KOMMはマイクロプロ
セッサ40の入力端KOMMに供給される。この入力端
は転流を時点0゜el、180゜el、360゜el等
ですでに説明したように制御する。
セッサ40の入力端KOMMに供給される。この入力端
は転流を時点0゜el、180゜el、360゜el等
ですでに説明したように制御する。
【0043】さらにマイクロプロセッサ40はリセット
入力端Rを有し、このリセット入力端はコンデンサ56
を介してセンサ35の出力端と接続されている(図3に
おいて、センサ35は便宜上2ケ所に記載されているが
同一のものを示す。)。このコンデンサは信号KOMM
の微分を行う。これによりリセット入力端には図2
(B)に示したようなリセットパルスRが電動機の回転
の際に発生する。これによりKOMMがハイ(H)から
ロー(L)に移行する各立下りエッジの際にこのコンデ
ンサ56を介してリセット入力端が短時間、例えば20
μsの間Lに引き込まれる(L=ロー)。
入力端Rを有し、このリセット入力端はコンデンサ56
を介してセンサ35の出力端と接続されている(図3に
おいて、センサ35は便宜上2ケ所に記載されているが
同一のものを示す。)。このコンデンサは信号KOMM
の微分を行う。これによりリセット入力端には図2
(B)に示したようなリセットパルスRが電動機の回転
の際に発生する。これによりKOMMがハイ(H)から
ロー(L)に移行する各立下りエッジの際にこのコンデ
ンサ56を介してリセット入力端が短時間、例えば20
μsの間Lに引き込まれる(L=ロー)。
【0044】さらに例えば2.2μFの比較的大きなコ
ンデンサ58が設けられており、このコンデンサは抵抗
59を介して接続点44と、および抵抗60を介してリ
セット入力端Rと接続されている。
ンデンサ58が設けられており、このコンデンサは抵抗
59を介して接続点44と、および抵抗60を介してリ
セット入力端Rと接続されている。
【0045】センサ35がホールICの場合はKOMM
入力端と接続点44との間に抵抗62(ホールICのい
わゆるプルアップ抵抗)が設けられている。ダイオード
64のアノードはリセット入力端と接続されており、カ
ソードは接続点44と接続されている。信号KOMMが
LからHへ変化するとき、これによりコンデンサ56を
介してリセット入力端Rで電位が相応に上昇しようとす
る。そしてこの上昇はダイオード64により“飲み込ま
れる”。このダイオードはまた作動電圧の遮断時にマイ
クロプロセッサ40の急速なリセットを可能にする。
入力端と接続点44との間に抵抗62(ホールICのい
わゆるプルアップ抵抗)が設けられている。ダイオード
64のアノードはリセット入力端と接続されており、カ
ソードは接続点44と接続されている。信号KOMMが
LからHへ変化するとき、これによりコンデンサ56を
介してリセット入力端Rで電位が相応に上昇しようとす
る。そしてこの上昇はダイオード64により“飲み込ま
れる”。このダイオードはまた作動電圧の遮断時にマイ
クロプロセッサ40の急速なリセットを可能にする。
【0046】電動機の起動後、すなわち作動電圧が線路
50と43の間に印加された後、コンデンサ58は2つ
の抵抗48と59を介して緩慢に充電される。コンデン
サ58は最初放電されているから、起動後の所定時間の
間、例えば100msの間、L信号が発生する。すなわ
ちリセット入力端Rにはロー信号が生じ、これにより確
実なパワーオン(起動時)リセットが行われる。このパ
ワーオンリセットは例えばその比較的に長い持続時間に
基づいて、周期的なリセット過程から容易に区別するこ
とができる。周期的なリセットはすでに述べたように例
えば20μsの持続時間しか有しない。パワーオンリセ
ットの際には電動機の基本初期化が行われ、例えば入力
端Eで制御すべき回転数nが問い合わされる。
50と43の間に印加された後、コンデンサ58は2つ
の抵抗48と59を介して緩慢に充電される。コンデン
サ58は最初放電されているから、起動後の所定時間の
間、例えば100msの間、L信号が発生する。すなわ
ちリセット入力端Rにはロー信号が生じ、これにより確
実なパワーオン(起動時)リセットが行われる。このパ
ワーオンリセットは例えばその比較的に長い持続時間に
基づいて、周期的なリセット過程から容易に区別するこ
とができる。周期的なリセットはすでに述べたように例
えば20μsの持続時間しか有しない。パワーオンリセ
ットの際には電動機の基本初期化が行われ、例えば入力
端Eで制御すべき回転数nが問い合わされる。
【0047】コンデンサ58が充電されると、リセット
入力端の信号はH(ハイ)へ変化する。これによりパワ
ーオンリセットが終了する。ついでプログラム経過が開
始することができ、例えばトランジスタ37、38が制
御されたり、所定のプログラミング制御機能が開始す
る。
入力端の信号はH(ハイ)へ変化する。これによりパワ
ーオンリセットが終了する。ついでプログラム経過が開
始することができ、例えばトランジスタ37、38が制
御されたり、所定のプログラミング制御機能が開始す
る。
【0048】すでに説明したように、信号KOMMの各
H/L立下りエッジの際にコンデンサ56を介してリセ
ット入力端は短時間Lに引き込まれる。これにより短時
間の周期的なリセットが行われる。該当するエッジの終
了後、コンデンサ58の比較的に大きな容量によってリ
セット入力端は再びHに跳躍する。抵抗60はコンデン
サ56と58を相互に減結合する(切離す)。リセット
入力端が再びHになれば、マイクロプロセッサ40のプ
ログラム経過は再び進むことができる。
H/L立下りエッジの際にコンデンサ56を介してリセ
ット入力端は短時間Lに引き込まれる。これにより短時
間の周期的なリセットが行われる。該当するエッジの終
了後、コンデンサ58の比較的に大きな容量によってリ
セット入力端は再びHに跳躍する。抵抗60はコンデン
サ56と58を相互に減結合する(切離す)。リセット
入力端が再びHになれば、マイクロプロセッサ40のプ
ログラム経過は再び進むことができる。
【0049】マイクロプロセッサ40はさらにアラーム
出力端ALARMを有する。このアラーム出力端にはn
pnトランジスタ65が接続されている。このトランジ
スタには例えば図示しないベルを接続することができ
る。信号ALARMは、電動機30の回転数が動作中
に、例えば電動機30の軸受部損傷により所定の値より
落ちると、セットされる。電動機の起動時にはこの信号
はリセットされるか、または消去される。
出力端ALARMを有する。このアラーム出力端にはn
pnトランジスタ65が接続されている。このトランジ
スタには例えば図示しないベルを接続することができ
る。信号ALARMは、電動機30の回転数が動作中
に、例えば電動機30の軸受部損傷により所定の値より
落ちると、セットされる。電動機の起動時にはこの信号
はリセットされるか、または消去される。
【0050】さらにマイクロプロセッサ40はポートP
を有する。このポートと負の線路43との間にはコンデ
ンサ66およびこれに並列に抵抗67が接続されてい
る。コンデンサ66はダイナミック記憶素子として用い
られる。
を有する。このポートと負の線路43との間にはコンデ
ンサ66およびこれに並列に抵抗67が接続されてい
る。コンデンサ66はダイナミック記憶素子として用い
られる。
【0051】これについては図6を参照する。図6はポ
ートPを示す。マイクロプロセッサ40内にはスイッチ
(トランジスタ)68が設けられている。このスイッチ
は命令により閉成または開放することができる。
ートPを示す。マイクロプロセッサ40内にはスイッチ
(トランジスタ)68が設けられている。このスイッチ
は命令により閉成または開放することができる。
【0052】スイッチ68が閉成していれば、このスイ
ッチを介して充電電流が線路50からコンデンサ66へ
流れ、これを充電する。スイッチ68が開放していれば
コンデンサ66は抵抗67を介して放電する。
ッチを介して充電電流が線路50からコンデンサ66へ
流れ、これを充電する。スイッチ68が開放していれば
コンデンサ66は抵抗67を介して放電する。
【0053】電動機30が遮断されていれば、コンデン
サ66は放電され、これにより電動機の起動時にポート
Pの(プロセッサ40の内部ロジックへの接続線69を
介して)問い合わせはP=Lを示す。これにより電動機
制御が行われ、パワーオンリセットが実行される。
サ66は放電され、これにより電動機の起動時にポート
Pの(プロセッサ40の内部ロジックへの接続線69を
介して)問い合わせはP=Lを示す。これにより電動機
制御が行われ、パワーオンリセットが実行される。
【0054】電動機30の起動後、スイッチ68は周期
的に閉成される。これによりコンデンサ66は常に新た
に充電される。次にリセット過程の間にスイッチ68が
短時間開放し、ポートPが問い合わされると、値P=H
が生じる。というのは、コンデンサ66は充電され、例
えば0.1msの短い休止内では抵抗67を介して強く
放電することができないからである。問い合わせによる
値P=Hにより周期的なリセットが行われる。引き続い
てスイッチ68が再び閉成し、これによりコンデンサ6
6の電荷は常時リフレッシュ(更新)される。
的に閉成される。これによりコンデンサ66は常に新た
に充電される。次にリセット過程の間にスイッチ68が
短時間開放し、ポートPが問い合わされると、値P=H
が生じる。というのは、コンデンサ66は充電され、例
えば0.1msの短い休止内では抵抗67を介して強く
放電することができないからである。問い合わせによる
値P=Hにより周期的なリセットが行われる。引き続い
てスイッチ68が再び閉成し、これによりコンデンサ6
6の電荷は常時リフレッシュ(更新)される。
【0055】電動機30が回転している限り、すなわち
コンデンサ66が充電されたままである限り、P=Hと
なる。したがって非常に容易にマイクロプロセッサ40
の論理回路により、パワーオンリセットが実行されなけ
ればならないのか、または周期的リセットが実行されな
ければならないのかを区別することができる。
コンデンサ66が充電されたままである限り、P=Hと
なる。したがって非常に容易にマイクロプロセッサ40
の論理回路により、パワーオンリセットが実行されなけ
ればならないのか、または周期的リセットが実行されな
ければならないのかを区別することができる。
【0056】図4はロータ33の360゜el回転での
過程の有利な経過を示す。これは2極ロータでは完全な
1回転に相応する。(A)にはセンサ35の出力信号K
OMMが示されている。センサは転流を制御し、実施例
ではそれぞれ360゜elごとに一度リセット信号R
(図4(B))を送出する。図4(C)は巻線31と3
2の電流i1とi2を示す。電動機30がその正常運転
回転数領域で動作すれば、これらの電流間にそれぞれか
なりのギャップをおくことができる。電動機を比較的に
速く回転させたいときは、このギャップを小さくしなけ
ればならない。すなわち値PI(図4(C))を小さく
しなければならない。そして電動機を比較的に緩慢に回
転させたいときは、このギャップを大きくしなければな
らない。すなわち値PIを大きくしなければならない。
過程の有利な経過を示す。これは2極ロータでは完全な
1回転に相応する。(A)にはセンサ35の出力信号K
OMMが示されている。センサは転流を制御し、実施例
ではそれぞれ360゜elごとに一度リセット信号R
(図4(B))を送出する。図4(C)は巻線31と3
2の電流i1とi2を示す。電動機30がその正常運転
回転数領域で動作すれば、これらの電流間にそれぞれか
なりのギャップをおくことができる。電動機を比較的に
速く回転させたいときは、このギャップを小さくしなけ
ればならない。すなわち値PI(図4(C))を小さく
しなければならない。そして電動機を比較的に緩慢に回
転させたいときは、このギャップを大きくしなければな
らない。すなわち値PIを大きくしなければならない。
【0057】値PIおよび場合により電動機の作動に対
する別の値はそれぞれ計算フェーズAで計算される。こ
の計算フェーズAは転流時点に直接後続する。例として
図示した2巻線2パルス電動機構成の場合、この計算フ
ェーズAは巻線31、32のいずれにも電流が流れない
時間に当たる。すなわちいわゆる電流の谷間である。こ
の谷間ではロータ33はいわゆる磁気抵抗トルクにより
駆動される。この計算フェーズAは重要であり、したが
ってリセット過程によって中断されてはならない。とい
うのは、ここでは例えば後続の巻線電流に対する時点t
ONとtOFFが計算されるからである。
する別の値はそれぞれ計算フェーズAで計算される。こ
の計算フェーズAは転流時点に直接後続する。例として
図示した2巻線2パルス電動機構成の場合、この計算フ
ェーズAは巻線31、32のいずれにも電流が流れない
時間に当たる。すなわちいわゆる電流の谷間である。こ
の谷間ではロータ33はいわゆる磁気抵抗トルクにより
駆動される。この計算フェーズAは重要であり、したが
ってリセット過程によって中断されてはならない。とい
うのは、ここでは例えば後続の巻線電流に対する時点t
ONとtOFFが計算されるからである。
【0058】計算フェーズAにはそれぞれ計算フェーズ
Bが続く。計算フェーズBでは計算フェーズAで計算さ
れた値に基づいて以下に示す種々の経過を実行すること
ができる。例えば:
Bが続く。計算フェーズBでは計算フェーズAで計算さ
れた値に基づいて以下に示す種々の経過を実行すること
ができる。例えば:
【0059】a)計算フェーズAの終了から次の転流時
点までの時間KZが測定される。これは例えば、所定の
持続時間のプログラムループを複数回通過させ、ループ
通過の数を転流カウンタKZで計数することにより行わ
れる。
点までの時間KZが測定される。これは例えば、所定の
持続時間のプログラムループを複数回通過させ、ループ
通過の数を転流カウンタKZで計数することにより行わ
れる。
【0060】b)所定時間間隔PIを測定し、これの経
過後に巻線電流を投入する。
過後に巻線電流を投入する。
【0061】c)時点tOFFまでの時間を測定し、次
に巻線電流を遮断する。
に巻線電流を遮断する。
【0062】d)場合により制御偏差を測定し、回転数
制御器のファクタ、例えば比例または積分ファクタを相
応に適合調節し、それぞれレジスタに格納する。これに
より次の計算フェーズAではこれらのファクタから新し
いPI値を計算することができる。
制御器のファクタ、例えば比例または積分ファクタを相
応に適合調節し、それぞれレジスタに格納する。これに
より次の計算フェーズAではこれらのファクタから新し
いPI値を計算することができる。
【0063】図4からわかるように、時点0゜el、3
60゜el等での転流は周期的なリセット信号Rにより
行われ、時点180゜el、540゜el等での転流は
転流信号KOMMがプログラムにより問い合わされるこ
とによって行われる。
60゜el等での転流は周期的なリセット信号Rにより
行われ、時点180゜el、540゜el等での転流は
転流信号KOMMがプログラムにより問い合わされるこ
とによって行われる。
【0064】例えばプログラムが時点tF(図4
(C))で外部のノイズ信号のためハングアップする
と、電流i1は180゜el以上にわたって投入された
ままとなる。これは破線の経過によって示されている。
というのはプログラムがそれ以上経過しないので、信号
KOMMに応答することができないからである。したが
って電動機30は電流i1により制動され、静止状態に
至る。
(C))で外部のノイズ信号のためハングアップする
と、電流i1は180゜el以上にわたって投入された
ままとなる。これは破線の経過によって示されている。
というのはプログラムがそれ以上経過しないので、信号
KOMMに応答することができないからである。したが
って電動機30は電流i1により制動され、静止状態に
至る。
【0065】このことは時点360゜elでリセット信
号Rがプログラムを再びリセットし(例えば命令カウン
タを0にリセットすることにより)、新たにスタートす
ることによって阻止される。これによって電流i1は遮
断され、プログラムは再び正常に経過する。
号Rがプログラムを再びリセットし(例えば命令カウン
タを0にリセットすることにより)、新たにスタートす
ることによって阻止される。これによって電流i1は遮
断され、プログラムは再び正常に経過する。
【0066】通常の場合はもちろんプログラムはハング
アップしない。この場合は単に経過するプログラムが信
号Rによりそのループ通過での計算フェーズB内で中断
される。これにより例えば制御の比例ファクタPまたは
値KZに対するレジスタを到達された値のまま保持して
おき、この値を引き続き計算フェーズAでさらに処理す
ることができる。
アップしない。この場合は単に経過するプログラムが信
号Rによりそのループ通過での計算フェーズB内で中断
される。これにより例えば制御の比例ファクタPまたは
値KZに対するレジスタを到達された値のまま保持して
おき、この値を引き続き計算フェーズAでさらに処理す
ることができる。
【0067】したがってエラーはエラー時点tFから次
のリセット信号Rまででだけ増殖することができ、次に
は再び正常な電動機運転および正常なプログラム経過が
開始する。このリセット信号Rはもちろん別個のセンサ
により形成することも、または電動機の内部データから
計算することもできる。しかし図示の解決手段が間違い
なくとくに有利であり信頼性が高い。この解決手段で
は、信号経過と計算過程とが装置、すなわち回転するロ
ータ33により自動的に結合するようになる。
のリセット信号Rまででだけ増殖することができ、次に
は再び正常な電動機運転および正常なプログラム経過が
開始する。このリセット信号Rはもちろん別個のセンサ
により形成することも、または電動機の内部データから
計算することもできる。しかし図示の解決手段が間違い
なくとくに有利であり信頼性が高い。この解決手段で
は、信号経過と計算過程とが装置、すなわち回転するロ
ータ33により自動的に結合するようになる。
【0068】図5は、図4の経過の基礎とすることので
きる基本的なフローチャートを示す。
きる基本的なフローチャートを示す。
【0069】電動機30が起動されると(これはフロー
チャートの箇所Aに相応する)、リセット信号がマイク
ロプロセッサ40の入力端RESETに印加される。と
いうのはコンデンサ58(図3)は起動時には放電され
ているからである。これによりリセット入力端RESE
TはLになる。次にステップS70で、パワーオンリセ
ットであるか否かが問い合わされる。これは起動時の場
合である。すなわちコンデンサ66(図3および図6)
も起動時には放電されており、したがってP=Lであ
り、ステップS72で基本初期化が行われる。引き続き
ステップS73でスイッチ68(図6)が閉成され、コ
ンデンサ66が充電される。
チャートの箇所Aに相応する)、リセット信号がマイク
ロプロセッサ40の入力端RESETに印加される。と
いうのはコンデンサ58(図3)は起動時には放電され
ているからである。これによりリセット入力端RESE
TはLになる。次にステップS70で、パワーオンリセ
ットであるか否かが問い合わされる。これは起動時の場
合である。すなわちコンデンサ66(図3および図6)
も起動時には放電されており、したがってP=Lであ
り、ステップS72で基本初期化が行われる。引き続き
ステップS73でスイッチ68(図6)が閉成され、コ
ンデンサ66が充電される。
【0070】プログラムは次にステップS74に移り、
ステップS72からの値に基づいて計算フェーズAを開
始する。すなわち例えば、図4(C)の値PIの計算で
ある。これはほぼロータの回転位置領域0゜el...1
0゜elまたは180゜el...190゜elで行われ
る。すなわち、リセット信号Rが形成された後の時点で
行われる。
ステップS72からの値に基づいて計算フェーズAを開
始する。すなわち例えば、図4(C)の値PIの計算で
ある。これはほぼロータの回転位置領域0゜el...1
0゜elまたは180゜el...190゜elで行われ
る。すなわち、リセット信号Rが形成された後の時点で
行われる。
【0071】計算フェーズA(ステップS74)の終了
後プログラムはさらにステップS76へ移る。すなわち
計算フェーズBである。この計算フェーズについては図
4に基づきすでに詳細に説明した。ここでは瞬時の転流
信号KOMMに相応する電流i1またはi2が投入され
る。すなわち、KOMM=Lの場合は電流i1であり、
KOMM=Hの場合は電流i2である。
後プログラムはさらにステップS76へ移る。すなわち
計算フェーズBである。この計算フェーズについては図
4に基づきすでに詳細に説明した。ここでは瞬時の転流
信号KOMMに相応する電流i1またはi2が投入され
る。すなわち、KOMM=Lの場合は電流i1であり、
KOMM=Hの場合は電流i2である。
【0072】計算フェーズBはループ78の一部であ
り、したがって何回も通過する。すなわちステップS7
6を通過するときはいつも行われる。ステップS80で
は、信号KOMMが変化したか否かが検査される。変化
していなければ、プログラムはプログラム箇所Cに戻
り、新たにステップS76を繰り返す。
り、したがって何回も通過する。すなわちステップS7
6を通過するときはいつも行われる。ステップS80で
は、信号KOMMが変化したか否かが検査される。変化
していなければ、プログラムはプログラム箇所Cに戻
り、新たにステップS76を繰り返す。
【0073】各ループ78の通過は前もって設定された
持続時間、例えば125μsを有する。ループ通過の数
は転流カウンタKZ(図示外、但しマイクロプロセッサ
40に内蔵できる)で計数され、カウンタが図4(C)
に示した値KZを送出する。この値は2つの転流箇所の
間の時間的間隔に対する尺度であり、電動機の回転数に
ほぼ反比例する。
持続時間、例えば125μsを有する。ループ通過の数
は転流カウンタKZ(図示外、但しマイクロプロセッサ
40に内蔵できる)で計数され、カウンタが図4(C)
に示した値KZを送出する。この値は2つの転流箇所の
間の時間的間隔に対する尺度であり、電動機の回転数に
ほぼ反比例する。
【0074】転流箇所、すなわち図4でのロータ位置0
゜el、180゜el,360゜el等では2つの可能
性がある。
゜el、180゜el,360゜el等では2つの可能
性がある。
【0075】a)箇所180゜el、540゜el等で
はステップS80で、信号KOMMがLからHへ変化し
たこと、またプログラムが箇所Bへ戻ったことが検出さ
れる。次いで最初にS74で計算フェーズAが実行さ
れ、引き続き再びループ78に続く。その際電流i2が
投入され、このループを複数回通過する(計算フェーズ
B)。
はステップS80で、信号KOMMがLからHへ変化し
たこと、またプログラムが箇所Bへ戻ったことが検出さ
れる。次いで最初にS74で計算フェーズAが実行さ
れ、引き続き再びループ78に続く。その際電流i2が
投入され、このループを複数回通過する(計算フェーズ
B)。
【0076】b)箇所0゜el、360゜el等では、
リセット信号Rがマイクロプロセッサ40の入力端RE
SETに発生する。これによりステップS82でループ
78通過のいずれかの箇所で計算フェーズBが中断さ
れ、プログラムの箇所Aへジャンプする。その際にステ
ップS83でのリセット過程によってスイッチ68(図
6)が開放し、これによりコンデンサ66の充電が短時
間中断される。
リセット信号Rがマイクロプロセッサ40の入力端RE
SETに発生する。これによりステップS82でループ
78通過のいずれかの箇所で計算フェーズBが中断さ
れ、プログラムの箇所Aへジャンプする。その際にステ
ップS83でのリセット過程によってスイッチ68(図
6)が開放し、これによりコンデンサ66の充電が短時
間中断される。
【0077】バリエーションb)の場合、すなわち装置
(ロータ33の回転)に起因する周期的なリセット過程
が行われる場合には、プログラムは再びステップS70
に達する。しかし今回は、パワーオンリセットでないこ
とが判明する。なぜなら、コンデンサ66(図3と図
6)が充電されており、したがってP=Hだからであ
る。したがってステップS84で周期的な初期化が実行
される。この初期化の際にはとくに転流カウンタKZが
所定の値、例えば値0にリセットされ、プログラムは新
たにスタートされる。その際必要に応じて所定のレジス
タをリセットすることもできる。これは場合場合により
異なり、プログラマーのなす事である。例えば保持すべ
き目標回転数または最小回転数を(ALARMにたいし
て)新たにデコードすることができる。
(ロータ33の回転)に起因する周期的なリセット過程
が行われる場合には、プログラムは再びステップS70
に達する。しかし今回は、パワーオンリセットでないこ
とが判明する。なぜなら、コンデンサ66(図3と図
6)が充電されており、したがってP=Hだからであ
る。したがってステップS84で周期的な初期化が実行
される。この初期化の際にはとくに転流カウンタKZが
所定の値、例えば値0にリセットされ、プログラムは新
たにスタートされる。その際必要に応じて所定のレジス
タをリセットすることもできる。これは場合場合により
異なり、プログラマーのなす事である。例えば保持すべ
き目標回転数または最小回転数を(ALARMにたいし
て)新たにデコードすることができる。
【0078】ステップS84でのこの周期的初期化の
後、プログラムは再び箇所Bに来る。そしてすでに説明
した経過が計算フェーズA(S74)および計算フェー
ズB(ループS78)で新たに開始する。その際この場
合に電流i1が投入される。
後、プログラムは再び箇所Bに来る。そしてすでに説明
した経過が計算フェーズA(S74)および計算フェー
ズB(ループS78)で新たに開始する。その際この場
合に電流i1が投入される。
【0079】図4からわかるように、例えば0゜elの
時に周期的なリセット過程を行うことができ、180゜
elの際に転流が信号KOMMの問い合わせ(プログラ
ムステップS80での)により直接行われる。引き続き
再び360゜elの際に周期的リセットが実行される。
その際周期的なリセット過程によりこの実施例では同じ
ように転流が生じる。i2からi1への転流(0゜e
l,360゜el等)は周期的なリセット過程により行
われ、例えば180゜elの際のi1からi2への切替
は信号KOMMのプログラム問い合わせによりステップ
S80で行われる。
時に周期的なリセット過程を行うことができ、180゜
elの際に転流が信号KOMMの問い合わせ(プログラ
ムステップS80での)により直接行われる。引き続き
再び360゜elの際に周期的リセットが実行される。
その際周期的なリセット過程によりこの実施例では同じ
ように転流が生じる。i2からi1への転流(0゜e
l,360゜el等)は周期的なリセット過程により行
われ、例えば180゜elの際のi1からi2への切替
は信号KOMMのプログラム問い合わせによりステップ
S80で行われる。
【0080】もちろんロータの1回転ごとにロータの回
転により行われる1つのリセット過程を実行すれば、通
例、十分である。または各5回転ごとのリセットでも十
分である。しかし図示の実施例は非常に実用的で容易に
実現できるので、一般的には、各2つ目の転流過程を周
期的リセット過程の形で実現すると有利である。という
のは、プログラム経過のエラーが短時間後にすでに除去
され、通常のプログラム経過により置き換わるからであ
る。これにより非常に信頼度が高くダイナミック特性の
点で有利な本発明の電動機の回転が得られる。
転により行われる1つのリセット過程を実行すれば、通
例、十分である。または各5回転ごとのリセットでも十
分である。しかし図示の実施例は非常に実用的で容易に
実現できるので、一般的には、各2つ目の転流過程を周
期的リセット過程の形で実現すると有利である。という
のは、プログラム経過のエラーが短時間後にすでに除去
され、通常のプログラム経過により置き換わるからであ
る。これにより非常に信頼度が高くダイナミック特性の
点で有利な本発明の電動機の回転が得られる。
【0081】電動機の改善されたダイナミック特性は、
リセット信号Rによりプログラムループ78から直ちに
脱出することにより得られる。したがってこれはステッ
プS80での、転流が変化したか否かの問い合わせに置
き換わる。
リセット信号Rによりプログラムループ78から直ちに
脱出することにより得られる。したがってこれはステッ
プS80での、転流が変化したか否かの問い合わせに置
き換わる。
【0082】ステップS80の問い合わせは通常、時間
的遅延を伴って行われる。というのは問い合わせの前に
場合によっては、ループ78を完全に通過していなけれ
ばならないからである。そのためこの問い合わせは転流
時点から大きな時間的間隔を有することができる。しか
し、一方リセット信号Rの時点は正確に定められてい
る。すなわちこの信号により時間的に正確な転流が行わ
れ、電動機の回転のダイナミック特性が改善される。こ
のことは例えば改善された回転静粛性に現れる。したが
ってロータ位置180゜el,540゜el等でもリセ
ット信号Rを形成し、そこでも周期的なリセット過程を
実行すると有利である。
的遅延を伴って行われる。というのは問い合わせの前に
場合によっては、ループ78を完全に通過していなけれ
ばならないからである。そのためこの問い合わせは転流
時点から大きな時間的間隔を有することができる。しか
し、一方リセット信号Rの時点は正確に定められてい
る。すなわちこの信号により時間的に正確な転流が行わ
れ、電動機の回転のダイナミック特性が改善される。こ
のことは例えば改善された回転静粛性に現れる。したが
ってロータ位置180゜el,540゜el等でもリセ
ット信号Rを形成し、そこでも周期的なリセット過程を
実行すると有利である。
【0083】図7と図8は詳細な実施例を示す。この実
施例も同様に図3と図6の回路に関連する。
施例も同様に図3と図6の回路に関連する。
【0084】図7(A)はセンサ35の出力端の信号K
OMMを示し、図7(B)はリセット信号Rを示す。こ
れらの信号は図4(A)、(B)と一致する。
OMMを示し、図7(B)はリセット信号Rを示す。こ
れらの信号は図4(A)、(B)と一致する。
【0085】図7(C)は、電動機30の巻線31、3
2の電流i1とi2の経過を示す。これらの電流はここ
では少しオーバーラップする。というのは、転流時にこ
こでは電流がそれぞれ一方の巻線で遮断されるのと実質
的に同時に電流が他方の巻線で投入されるからである。
2の電流i1とi2の経過を示す。これらの電流はここ
では少しオーバーラップする。というのは、転流時にこ
こでは電流がそれぞれ一方の巻線で遮断されるのと実質
的に同時に電流が他方の巻線で投入されるからである。
【0086】転流カウンタKZ(マイクロプロセッサ4
0)はここでは図7(C)に示すように、2つの順次連
続するリセット信号R間の間隔KZを測定する。これは
360°elのロータ1回転に相応する。
0)はここでは図7(C)に示すように、2つの順次連
続するリセット信号R間の間隔KZを測定する。これは
360°elのロータ1回転に相応する。
【0087】図8が示すように、ここでは電動機30の
起動時にリセット過程S100が実行される。その際に
ステップS102で、P=Hであるか否かが問い合わさ
れる(図6に関する説明を参照)。電動機30の起動時
にはP=Lである。というのはコンデンサ66が放電さ
れているからである。したがってプログラムはステップ
S104へ進み、パワーオンリセットが実行される。そ
の際、カウンタAVZは1000にセットされる。これ
によって電動機の起動時に警報遅延が行われる。すなわ
ち、電動機30の起動から所定の時間間隔内では信号A
LARMをトリガすることができない。したがって信号
ALARMはLにセットされる。さらに転流カウンタK
Zが0にセットされる。
起動時にリセット過程S100が実行される。その際に
ステップS102で、P=Hであるか否かが問い合わさ
れる(図6に関する説明を参照)。電動機30の起動時
にはP=Lである。というのはコンデンサ66が放電さ
れているからである。したがってプログラムはステップ
S104へ進み、パワーオンリセットが実行される。そ
の際、カウンタAVZは1000にセットされる。これ
によって電動機の起動時に警報遅延が行われる。すなわ
ち、電動機30の起動から所定の時間間隔内では信号A
LARMをトリガすることができない。したがって信号
ALARMはLにセットされる。さらに転流カウンタK
Zが0にセットされる。
【0088】引き続きステップS106でスイッチ68
が閉成される。これによりコンデンサ66(図3と図
6)は充電される。その後、プログラムはステップS1
08へ進み、ここで転流カウンタは1だけカウントアッ
プし、(アラーム)カウンタAVZは1だけカウントダ
ダウンする。(AVZは値0までしかカウントダウンで
きない。)
が閉成される。これによりコンデンサ66(図3と図
6)は充電される。その後、プログラムはステップS1
08へ進み、ここで転流カウンタは1だけカウントアッ
プし、(アラーム)カウンタAVZは1だけカウントダ
ダウンする。(AVZは値0までしかカウントダウンで
きない。)
【0089】ステップS110で、信号KOMMが問い
合わされる。箇所0°el(図7)でKOMM=Lとな
る。したがってステップS112で値A1=Hがセット
される。すなわち、トランジスタ37(図3)がスイッ
チオンされ、値A2はLにセットされる。すなわちトラ
ンジスタ38は遮断されたままである。
合わされる。箇所0°el(図7)でKOMM=Lとな
る。したがってステップS112で値A1=Hがセット
される。すなわち、トランジスタ37(図3)がスイッ
チオンされ、値A2はLにセットされる。すなわちトラ
ンジスタ38は遮断されたままである。
【0090】ステップS114でAVZ=0か否かが問
い合わされる。0でなければ、プログラムは箇所Eに戻
り、ステップS108,S110,S112,S114
が何回も通過される。その際各通過ごとに転流カウンタ
KZはカウントアップし、AVZはカウントダウンす
る。ループ通過は同じ長さであり、例えばそれぞれ12
5μsかかるから、転流カウンタKZは2つのリセット
信号R間の時間間隔を測定する。
い合わされる。0でなければ、プログラムは箇所Eに戻
り、ステップS108,S110,S112,S114
が何回も通過される。その際各通過ごとに転流カウンタ
KZはカウントアップし、AVZはカウントダウンす
る。ループ通過は同じ長さであり、例えばそれぞれ12
5μsかかるから、転流カウンタKZは2つのリセット
信号R間の時間間隔を測定する。
【0091】回転位置180°elで信号KOMMがL
からHへ変化すると、プログラムはステップS116へ
進む。すなわちトランジスタ37はスイッチオフされ、
トランジスタ38がスイッチオンされる。これにより電
流i1が遮断され、電流i2が流れ始める。
からHへ変化すると、プログラムはステップS116へ
進む。すなわちトランジスタ37はスイッチオフされ、
トランジスタ38がスイッチオンされる。これにより電
流i1が遮断され、電流i2が流れ始める。
【0092】ロータ33が数回転した後、カウンタ状態
AVZ=0に達すると、プログラムはステップS118
へ進み、カウンタ状態KZが例えば300の高い値を有
しているか否かが検査される。この数字は電動機の許容
最小回転数に相応するものである。高い値を有していな
ければ、電動機は箇所Eに戻る。有していれば、ステッ
プS120で信号ALARM(図3)がセットされ、場
合により記憶される。
AVZ=0に達すると、プログラムはステップS118
へ進み、カウンタ状態KZが例えば300の高い値を有
しているか否かが検査される。この数字は電動機の許容
最小回転数に相応するものである。高い値を有していな
ければ、電動機は箇所Eに戻る。有していれば、ステッ
プS120で信号ALARM(図3)がセットされ、場
合により記憶される。
【0093】ロータ33が回転位置360°elに達す
るとリセット信号Rが形成され、これによりプログラム
はポイントEと図8の下方端部との間のいずれかの箇所
で中断される。これはステップS124に示されてい
る。その際リセット過程の一部としてステップS126
で、スイッチ68が開放され、これにより引き続きステ
ップS102でポートPの問い合わせが(図6の接続線
69を介して)可能になる。
るとリセット信号Rが形成され、これによりプログラム
はポイントEと図8の下方端部との間のいずれかの箇所
で中断される。これはステップS124に示されてい
る。その際リセット過程の一部としてステップS126
で、スイッチ68が開放され、これにより引き続きステ
ップS102でポートPの問い合わせが(図6の接続線
69を介して)可能になる。
【0094】この場合コンデンサ66が充電され、した
がってP=Hが示される。すなわちプログラムはこの場
合ステップS128へ進み、周期的リセットが実行され
る。その際にKZ=0がセットされ、場合により最小下
限回転数が新たにデコードされる。
がってP=Hが示される。すなわちプログラムはこの場
合ステップS128へ進み、周期的リセットが実行され
る。その際にKZ=0がセットされ、場合により最小下
限回転数が新たにデコードされる。
【0095】引き続き前述の過程が新たに経過する。
【0096】電動機30の回転の間には、ステップS1
28を恒常的に通過し、起動時には一度ステップS10
4を通過する。これにより非常に簡単な手段によって、
電動機の起動と恒常的回転とを区別することができる。
したがってステップS128の周期的なリセット過程の
際には、例えばAVZに対するレジスタ値およびALA
RMに対するレジスタ値等の他の記録内容は保持され
る。すなわちこれらは電動機30の起動時にだけ所定の
値に調整される。
28を恒常的に通過し、起動時には一度ステップS10
4を通過する。これにより非常に簡単な手段によって、
電動機の起動と恒常的回転とを区別することができる。
したがってステップS128の周期的なリセット過程の
際には、例えばAVZに対するレジスタ値およびALA
RMに対するレジスタ値等の他の記録内容は保持され
る。すなわちこれらは電動機30の起動時にだけ所定の
値に調整される。
【0097】
【発明の効果】このようにして本発明の第1の視点によ
れば電動機は、運転時に発生しうるノイズ電圧に対して
非常に頑強(鈍感)になる。このことは本発明により非
常に簡単に、格段のコストをかけずに達成することがで
きる。請求項2以下の特徴は、さらに展開態様を示し、
いずれもその簡単な構成の具体化を示す。さらに本発明
の第2の視点によれば、第1の視点と同様な機能を達成
するための電動機に一般的に応用できるその制御方法が
与えられる。このように本発明の原理は、広汎な応用を
可能とする。
れば電動機は、運転時に発生しうるノイズ電圧に対して
非常に頑強(鈍感)になる。このことは本発明により非
常に簡単に、格段のコストをかけずに達成することがで
きる。請求項2以下の特徴は、さらに展開態様を示し、
いずれもその簡単な構成の具体化を示す。さらに本発明
の第2の視点によれば、第1の視点と同様な機能を達成
するための電動機に一般的に応用できるその制御方法が
与えられる。このように本発明の原理は、広汎な応用を
可能とする。
【0098】もちろん本発明の枠内で、多種多様の適用
および変形が可能である。
および変形が可能である。
【図1】本発明の基本原理を説明するための概略的ブロ
ック回路図である。
ック回路図である。
【図2】図1を説明するためのパルス線図である。
【図3】マイクロプロセッサにより制御され、回転数が
調整されるブラシレス直流電動機の構成を示す回路図で
ある。
調整されるブラシレス直流電動機の構成を示す回路図で
ある。
【図4】ロータが360°el回転する際に経過する過
程を示す概略図である。
程を示す概略図である。
【図5】図4の構成のためのフローチャートである。
【図6】図3のポートPを説明するための概念的回路図
である。
である。
【図7】図4と同様の概略図である。図7は、電動機の
制御にたいして図8のフローチャートが使用されたとき
の360°elロータ回転の際の電動機での経過を示
す。
制御にたいして図8のフローチャートが使用されたとき
の360°elロータ回転の際の電動機での経過を示
す。
【図8】図7での経過を説明するためのフローチャート
である。このフローチャートは付加的に、所定の最小回
転数の連続的監視を示す。この監視は電動機の起動時に
は短時間作用しないようにセットされる。
である。このフローチャートは付加的に、所定の最小回
転数の連続的監視を示す。この監視は電動機の起動時に
は短時間作用しないようにセットされる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルマン ラッペネッカー ドイツ連邦共和国、78147 フェーレンバ ッハ、クランケンハオスシュトラーセ 26 (72)発明者 フランク イエスケ ドイツ連邦共和国、78144 テンネンブロ ン、ドルフベルクシュトラーセ 20
Claims (15)
- 【請求項1】リセット入力端(24)を備えたデジタル
制御装置(18;40)と、 ロータ(14;33)の回転に依存する信号(R)を電
動機の回転中に形成する装置(15;35)とを有し、 前記信号(R)は、ロータ(14;33)の回転により
制御されるデジタル制御装置を周期的に所定の初期条件
にリセットするために供給されることを特徴とする電動
機。 - 【請求項2】前記信号(R)として電動機の回転中に形
成されるリセット信号(R)が電動機(30)のロータ
位置信号(KOMM)から導出される、請求項1記載の
電動機。 - 【請求項3】ロータ位置信号(KOMM)を微分し、リ
セット信号(R)に変換するために微分素子(26;5
6)が設けられている、請求項2記載の電動機。 - 【請求項4】リセット入力端(24)に付加的に電動機
の起動時に、電動機(30)の回転中に形成されたリセ
ット信号(R)とは弁別可能な起動リセット(パワーオ
ンリセット)信号が供給される、請求項1から3までの
いずれか1項記載の電動機。 - 【請求項5】デジタル制御装置(40)は、該起動リセ
ット信号と、電動機の回転中に形成されるリセット信号
(R)とを弁別するように構成されている、請求項4記
載の電動機。 - 【請求項6】起動リセット信号は基本初期化(S72)
をトリガし、電動機の回転中に形成されるリセット信号
(R)は基本初期化とは異なる周期的初期化(S84)
をトリガする、請求項4または5記載の電動機。 - 【請求項7】デジタル制御装置(40)にはダイナミッ
ク記憶素子(66)が配属されており、該記憶素子の記
憶状態は電動機(30)の回転時に周期的にリフレッシ
ュされ(スイッチ68の閉成;S106)、リフレッシ
ュ過程の休止時(スイッチ68の開放;S126)に起
動リセット信号と、電動機(30)の回転中に形成され
るリセット信号(R)との弁別が行われる、請求項4か
ら6までのいずれか1項記載の電動機。 - 【請求項8】ダイナミック記憶素子は放電素子(67)
が配属されているコンデンサ(66)を有する、請求項
7記載の電動機。 - 【請求項9】前記コンデンサ(66)は、デジタル制御
装置(40)を介して電動機の所定の計算ステップ中
(図8:S106〜S126)に充電され、当該充電
は、コンデンサ(66)の充電状態を問い合わせるため
(図6:69)リセット信号の弁別中は遮断される、請
求項8記載の電動機。 - 【請求項10】電動機の回転中に形成されるリセット信
号(R)により実行プログラムが中断される(S8
2)、請求項1から9までのいずれか1項記載の電動
機。 - 【請求項11】ブラシレス直流電動機として構成されて
おり、電動機の回転中に形成されたリセット信号(R)
は電動機の転流時点(図4:0°el,360°el)
に少なくともほぼ一致する、請求項1から10までのい
ずれか1項記載の電動機。 - 【請求項12】起動リセット信号を形成するためにコン
デンサ(58)が設けられており、該コンデンサは電動
機(30)の起動時に充電回路(48、59)を介して
充電され、 コンデンサの充電電圧は、起動リセット信号より低い値
であるときに作用する、請求項4から9までのいずれか
1項記載の電動機。 - 【請求項13】電動機の通電をデジタル装置によりプロ
グラムを用いて制御し、 ロータが少なくとも1つの所定の回転位置にあるとき、
デジタル装置に当該回転位置によりトリガされたリセッ
ト信号を供給することを特徴とする、ロータを有する電
動機の制御方法。 - 【請求項14】プログラムはモジュール(S74,S7
6)に分割されており、 該モジュールはそれぞれロータの所定の回転位置領域に
割り当てられており(図4)、 リセット信号(R)が出力されるべきロータの回転位置
は、リセット過程により中断可能であるモジュール(S
76)が経過する際の回転位置領域に一致する、請求項
13記載の方法。 - 【請求項15】ロータ(33)が所定の回転位置にある
ときに供給されるリセット信号は、プログラム経過が正
常の場合にはロータの前記所定の回転位置領域にて転流
を生ぜしめる実質的に転流信号(KOMM)と同じ作用
をトリガする、請求項13または14記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4341203 | 1993-12-03 | ||
DE4341203.3 | 1993-12-03 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07194170A true JPH07194170A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=6504079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6329259A Withdrawn JPH07194170A (ja) | 1993-12-03 | 1994-12-05 | 電動機および電動機の制御方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5590235A (ja) |
EP (1) | EP0658973B1 (ja) |
JP (1) | JPH07194170A (ja) |
AT (1) | ATE163814T1 (ja) |
DE (2) | DE59405381D1 (ja) |
Families Citing this family (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19647983A1 (de) * | 1995-12-04 | 1997-06-05 | Papst Motoren Gmbh & Co Kg | Verfahren zum Regeln einer physikalischen Größe und Anordnung zur Durchführung eines solchen Verfahrens |
DE19650907A1 (de) | 1995-12-18 | 1997-06-19 | Papst Motoren Gmbh & Co Kg | Elektronisch kommutierter Motor |
ATE284581T1 (de) * | 1996-01-10 | 2004-12-15 | Papst Motoren Gmbh & Co Kg | Verfahren zum betreiben eines elektronisch kommutierten gleichstrommotors, und motor zur durchführung eines solchen verfahrens |
DE59708459D1 (de) | 1996-08-12 | 2002-11-14 | Papst Motoren Gmbh & Co Kg | Anordnung zur überwachung eines mikroprozessors |
DE19826458A1 (de) * | 1998-06-13 | 1999-12-16 | Papst Motoren Gmbh & Co Kg | Anordnung mit einem Elektromotor |
DE19845626A1 (de) | 1998-10-05 | 2000-04-06 | Papst Motoren Gmbh & Co Kg | Elektronisch kommutierter Motor |
DE10033561B4 (de) | 1999-07-14 | 2006-10-05 | Minebea Co., Ltd. | Elektronisch kommutierter Motor mit Kommutierungssignal |
DE10040440B4 (de) * | 2000-08-18 | 2004-12-09 | Rittal Electronic Systems Gmbh & Co. Kg | Verfahren und Vorrichtung zur Drehzahlregelung von DC-Lüftern |
FR2830140B1 (fr) * | 2001-09-26 | 2004-08-27 | Roulements Soc Nouvelle | Dispositif de commande d'un moteur a commutation electronique |
DE10256045A1 (de) * | 2001-12-15 | 2003-06-26 | Papst Motoren Gmbh & Co Kg | Verfahren zur Verarbeitung von Daten bei einem elektronisch kommutierten Motor, und Motor zur Durchführung eines solchen Verfahrens |
US7432677B2 (en) * | 2004-12-16 | 2008-10-07 | Seagate Technology Llc | Closed-loop rotational control of a brushless dc motor |
US9995486B2 (en) | 2011-12-15 | 2018-06-12 | Honeywell International Inc. | Gas valve with high/low gas pressure detection |
US9835265B2 (en) | 2011-12-15 | 2017-12-05 | Honeywell International Inc. | Valve with actuator diagnostics |
US8839815B2 (en) | 2011-12-15 | 2014-09-23 | Honeywell International Inc. | Gas valve with electronic cycle counter |
US9851103B2 (en) | 2011-12-15 | 2017-12-26 | Honeywell International Inc. | Gas valve with overpressure diagnostics |
US9557059B2 (en) | 2011-12-15 | 2017-01-31 | Honeywell International Inc | Gas valve with communication link |
US9846440B2 (en) | 2011-12-15 | 2017-12-19 | Honeywell International Inc. | Valve controller configured to estimate fuel comsumption |
US8947242B2 (en) | 2011-12-15 | 2015-02-03 | Honeywell International Inc. | Gas valve with valve leakage test |
US8905063B2 (en) | 2011-12-15 | 2014-12-09 | Honeywell International Inc. | Gas valve with fuel rate monitor |
US8899264B2 (en) | 2011-12-15 | 2014-12-02 | Honeywell International Inc. | Gas valve with electronic proof of closure system |
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