JPH07193619A - デジタル電話機及びその動作方法 - Google Patents
デジタル電話機及びその動作方法Info
- Publication number
- JPH07193619A JPH07193619A JP6237801A JP23780194A JPH07193619A JP H07193619 A JPH07193619 A JP H07193619A JP 6237801 A JP6237801 A JP 6237801A JP 23780194 A JP23780194 A JP 23780194A JP H07193619 A JPH07193619 A JP H07193619A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- telephone
- law
- map
- digital
- inverse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000011017 operating method Methods 0.000 title description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 45
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 8
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 20
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 20
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 claims description 10
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 5
- 238000004891 communication Methods 0.000 abstract description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 abstract description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 abstract description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000005755 formation reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/253—Telephone sets using digital voice transmission
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電話会社にて処理された電話信号に生じる歪
みを除去する。 【構成】 遠隔の話者90との通信のため、デジタル電
話回線62上において信号分離/合成部51介して接続
された送信装置40及び受信装置50にて構成され、送
信装置40はA則マップ12及びμ則マップ43を、ま
た、受信装置50は逆A則マップ14及び逆μ則マップ
52を備える。これらのマップ12,52はユーザ80
により選択でき、同様に、逆マップ14,52もユーザ
80にて選択できる。各送信装置40及び受信装置50
は、さらに、国際電話会社にて電話回線62に入れられ
たクイックフィックス25による不要な挿入を除去する
ために、非クイックフィックスモジュール45を備え
る。受信装置50は、さらに、デジタル信号処理部5
7、コンピュータ56、入力される電話特性に対応す
る、あらかじめ格納した1まとまりのテンプレート5
8、そして、発呼者パラメータ解読モジュール51を有
する。
みを除去する。 【構成】 遠隔の話者90との通信のため、デジタル電
話回線62上において信号分離/合成部51介して接続
された送信装置40及び受信装置50にて構成され、送
信装置40はA則マップ12及びμ則マップ43を、ま
た、受信装置50は逆A則マップ14及び逆μ則マップ
52を備える。これらのマップ12,52はユーザ80
により選択でき、同様に、逆マップ14,52もユーザ
80にて選択できる。各送信装置40及び受信装置50
は、さらに、国際電話会社にて電話回線62に入れられ
たクイックフィックス25による不要な挿入を除去する
ために、非クイックフィックスモジュール45を備え
る。受信装置50は、さらに、デジタル信号処理部5
7、コンピュータ56、入力される電話特性に対応す
る、あらかじめ格納した1まとまりのテンプレート5
8、そして、発呼者パラメータ解読モジュール51を有
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル電話通信、特に
国際的なデジタル電話規格の非互換性を解決するデジタ
ル電話機及びその動作方法に関するものである。
国際的なデジタル電話規格の非互換性を解決するデジタ
ル電話機及びその動作方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】当該技術分野の背景に係る参考文献とし
て、例えば、米国特許第4,805,167号、第5,050,005号、
及び第5,150,048号があり、また、CCITT規格とし
て、A則(A-law)及びμ則(μ-law)の動作を説明する
「G.711勧告―音声周波数のパルス符号変調(PC
M)」(1972年、ジュネーブ)がある。そして、国
際電気通信事業者の中には、A則/μ則の非互換性につ
いて部分的な解決策を提示し、その解説をしているもの
もいる。さらに、AT&Tは、「本物の声(True Voic
e)」と題して、通話をより良く、より快適にするため、
低周波音声を強調すること及び全体的に信号を4dB増
幅する、という提案を行なっている(米国特許第5,195,1
32号)。
て、例えば、米国特許第4,805,167号、第5,050,005号、
及び第5,150,048号があり、また、CCITT規格とし
て、A則(A-law)及びμ則(μ-law)の動作を説明する
「G.711勧告―音声周波数のパルス符号変調(PC
M)」(1972年、ジュネーブ)がある。そして、国
際電気通信事業者の中には、A則/μ則の非互換性につ
いて部分的な解決策を提示し、その解説をしているもの
もいる。さらに、AT&Tは、「本物の声(True Voic
e)」と題して、通話をより良く、より快適にするため、
低周波音声を強調すること及び全体的に信号を4dB増
幅する、という提案を行なっている(米国特許第5,195,1
32号)。
【0003】図2は、ヨーロッパにおける、デジタル電
話通信を扱う現行のシステムを示すブロック図である。
同図において、発呼者10は、通常のアナログ電話機を
使用しているものとし、発呼者10から発せられるアナ
ログ信号は、アナログ‐デジタル(A/D)変換器11
p(通常、12ビット)にて変換される。このA/D変
換器11pからの出力は、デジタル化された値を8ビッ
トで表わす非線形(単調かつ略対数的な)マップ12p
へ送られる。このマップ12pはA則マップと呼ばれ、
ヨーロッパにおいて国際政治機関にて公表された規格で
ある。A則は、上述のCCITT規格に定義されてお
り、上記8ビット表記の信号が毎秒8,000回、大陸
内デジタル伝送リンク13を介して伝送される。
話通信を扱う現行のシステムを示すブロック図である。
同図において、発呼者10は、通常のアナログ電話機を
使用しているものとし、発呼者10から発せられるアナ
ログ信号は、アナログ‐デジタル(A/D)変換器11
p(通常、12ビット)にて変換される。このA/D変
換器11pからの出力は、デジタル化された値を8ビッ
トで表わす非線形(単調かつ略対数的な)マップ12p
へ送られる。このマップ12pはA則マップと呼ばれ、
ヨーロッパにおいて国際政治機関にて公表された規格で
ある。A則は、上述のCCITT規格に定義されてお
り、上記8ビット表記の信号が毎秒8,000回、大陸
内デジタル伝送リンク13を介して伝送される。
【0004】被呼者16も、同様に、従来のアナログ電
話機を使用しているものとする。そして、デジタル伝送
リンク13から出力された8ビット信号は、逆A則マッ
プ14pにて12ビット構成の信号に変換され、続い
て、デジタル‐アナログ(D/A)変換器15pにてア
ナログ化された後、被呼者16の機器において処理され
る。逆A則マップ14もまた、CCITTにて公表され
た不変量マップである。これらの変換器11p,15p
は、国際規格により、毎秒8,000回の標本化周期(s
ampling rates)を有する。
話機を使用しているものとする。そして、デジタル伝送
リンク13から出力された8ビット信号は、逆A則マッ
プ14pにて12ビット構成の信号に変換され、続い
て、デジタル‐アナログ(D/A)変換器15pにてア
ナログ化された後、被呼者16の機器において処理され
る。逆A則マップ14もまた、CCITTにて公表され
た不変量マップである。これらの変換器11p,15p
は、国際規格により、毎秒8,000回の標本化周期(s
ampling rates)を有する。
【0005】一般に、変換器11pから出力される12
ビット信号17は、変換器15pに入る12ビット信号
18と同等ではないが、信号17のビット平均値と信号
18のビット平均値は等しい。そして、信号18上の各
値は、信号17上の対応するビットの平均値よりも、わ
ずかに中央値(零)に近い。すなわち、信号17よりも
信号18の方が分解能が低い。これは、A則マップ12
p及び逆A則マップ14pの性質からくるものである。
つまり、広いダイナミックレンジに渡って30dB〜3
5dBのS/N(信号対雑音)比を維持する目的をもっ
て設計されたため、A則マップ12pは対数的である。
このようにするのは、様々な型のユーザ機器10,16
に、異なる音量レベル(大声からささやく声まで)で話
す話者に対して、発生する歪みを大まかに等化するため
である。
ビット信号17は、変換器15pに入る12ビット信号
18と同等ではないが、信号17のビット平均値と信号
18のビット平均値は等しい。そして、信号18上の各
値は、信号17上の対応するビットの平均値よりも、わ
ずかに中央値(零)に近い。すなわち、信号17よりも
信号18の方が分解能が低い。これは、A則マップ12
p及び逆A則マップ14pの性質からくるものである。
つまり、広いダイナミックレンジに渡って30dB〜3
5dBのS/N(信号対雑音)比を維持する目的をもっ
て設計されたため、A則マップ12pは対数的である。
このようにするのは、様々な型のユーザ機器10,16
に、異なる音量レベル(大声からささやく声まで)で話
す話者に対して、発生する歪みを大まかに等化するため
である。
【0006】不幸にして雑音あるいは歪みが発生するの
はデジタル化の過程があるからであり、特に、8ビット
表記が、変換器11pでのデジタル化にて得られる全て
の12ビット信号17の値の一部分しか表現していない
からである。
はデジタル化の過程があるからであり、特に、8ビット
表記が、変換器11pでのデジタル化にて得られる全て
の12ビット信号17の値の一部分しか表現していない
からである。
【0007】図2は、ヨーロッパにて用いられているA
則を示すものであるが、米国や日本では、12ビット表
記から8ビット表記への変換に、これとは異なる、μ則
と呼ばれる方法を用いる。このμ則も、A則と同様、上
記CCITT規格に定義されている。A則とμ則は互換
性がないので、μ則とA則との境界をまたがるユーザ2
0,30(図3)間の接続は、電話信号の歪みを生む。
これらの相違を無視して、あるシステムでの値を他のシ
ステムの符号化マップを使用して符号化すると、信号レ
ベルのシフトや小信号の歪みが発生する。
則を示すものであるが、米国や日本では、12ビット表
記から8ビット表記への変換に、これとは異なる、μ則
と呼ばれる方法を用いる。このμ則も、A則と同様、上
記CCITT規格に定義されている。A則とμ則は互換
性がないので、μ則とA則との境界をまたがるユーザ2
0,30(図3)間の接続は、電話信号の歪みを生む。
これらの相違を無視して、あるシステムでの値を他のシ
ステムの符号化マップを使用して符号化すると、信号レ
ベルのシフトや小信号の歪みが発生する。
【0008】図3は、米国からヨーロッパへ、あるいは
その逆に、デジタル電話信号を搬送するのに使用される
大陸間デジタル伝送リンクを有するようなシステムを示
す。リンク26は、例えば、大西洋の海底ケーブルある
いは衛星リンクであり、その各々の端が国際ゲートウェ
イになっている。図3では、説明の都合上、国際ゲート
ウェイは、米国の場合にはAT&T国際ゲートウェイ2
4であり、ヨーロッパの場合、英国テレコムの国際ゲー
トウェイ34になっている。各ゲートウェイ24,34
からの信号は、国内ネットワークへ送出される。国内ネ
ットワークについて、図3では、米国の場合、AT&T
国内ネットワーク23であり、ヨーロッパの場合には、
英国テレコム国内ネットワーク33である。
その逆に、デジタル電話信号を搬送するのに使用される
大陸間デジタル伝送リンクを有するようなシステムを示
す。リンク26は、例えば、大西洋の海底ケーブルある
いは衛星リンクであり、その各々の端が国際ゲートウェ
イになっている。図3では、説明の都合上、国際ゲート
ウェイは、米国の場合にはAT&T国際ゲートウェイ2
4であり、ヨーロッパの場合、英国テレコムの国際ゲー
トウェイ34になっている。各ゲートウェイ24,34
からの信号は、国内ネットワークへ送出される。国内ネ
ットワークについて、図3では、米国の場合、AT&T
国内ネットワーク23であり、ヨーロッパの場合には、
英国テレコム国内ネットワーク33である。
【0009】国内ネットワーク23は、パシフィックベ
ルネットワーク22を含む、いくつかの地域ネットワー
クを接続し、パシフィックベルネットワーク22は、M
CIやスプリントのような他の国内ネットワークを接続
する。MCIやスプリントは、AT&Tと同様、相互接
続可能な電気通信事業者であり、自前の国際ゲートウェ
イや国際デジタル伝送リンクを持っている。パシフィッ
クベルネットワーク22は、さらに、例えば、図示した
ようなカルフォルニア・パロアルト(Palo Alto)交換機
21のような、地域ネットワーク22のサービス下にあ
る様々な都市における複数の局交換機を接続し、このよ
うな局交換機の2つに1つは、パロアルトのような喧噪
なる都市に位置する。局交換機21は地域ネットワーク
22を介して相互に接続され、また、時として直接、接
続される。
ルネットワーク22を含む、いくつかの地域ネットワー
クを接続し、パシフィックベルネットワーク22は、M
CIやスプリントのような他の国内ネットワークを接続
する。MCIやスプリントは、AT&Tと同様、相互接
続可能な電気通信事業者であり、自前の国際ゲートウェ
イや国際デジタル伝送リンクを持っている。パシフィッ
クベルネットワーク22は、さらに、例えば、図示した
ようなカルフォルニア・パロアルト(Palo Alto)交換機
21のような、地域ネットワーク22のサービス下にあ
る様々な都市における複数の局交換機を接続し、このよ
うな局交換機の2つに1つは、パロアルトのような喧噪
なる都市に位置する。局交換機21は地域ネットワーク
22を介して相互に接続され、また、時として直接、接
続される。
【0010】カルフォルニア・パロアルトの法律事務所
20は、パロアルト交換機21に接続された多くのユー
ザの1つとして示され、この場合、電信柱上の伝送路に
して1から2マイル離れている。
20は、パロアルト交換機21に接続された多くのユー
ザの1つとして示され、この場合、電信柱上の伝送路に
して1から2マイル離れている。
【0011】英国には地域電話網がなく、その代り、図
3に示すように、国内ネットワーク33が、ウィンザー
局交換機31を含む、相互に接続された複数の局交換機
に接続される。ウィンザー城30は、ウィンザー局交換
機31に接続される複数のユーザの1つであり、この場
合、電信柱上の伝送路にして数マイル離れている。ウィ
ンザー局交換機31は、また、複数の他の局交換機に直
接、接続される。
3に示すように、国内ネットワーク33が、ウィンザー
局交換機31を含む、相互に接続された複数の局交換機
に接続される。ウィンザー城30は、ウィンザー局交換
機31に接続される複数のユーザの1つであり、この場
合、電信柱上の伝送路にして数マイル離れている。ウィ
ンザー局交換機31は、また、複数の他の局交換機に直
接、接続される。
【0012】比較的高度化された国際電話会社は、A則
とμ則の非互換性を解消する試みとして、図3において
「クイックフィックス(quick fix)」25と呼ばれるも
のを使用している。このクイックフィックス25は、あ
るシステムにおける各値から他のシステムでの最も近い
値までをマップ化し、通常、+1,0,−1という、正
あるいは負の整数を加算して各サンプルを変換する新し
いマップである。この方法はCCITTにて批准され、
上記CCITT規格の表3、表4に定義されている。
とμ則の非互換性を解消する試みとして、図3において
「クイックフィックス(quick fix)」25と呼ばれるも
のを使用している。このクイックフィックス25は、あ
るシステムにおける各値から他のシステムでの最も近い
値までをマップ化し、通常、+1,0,−1という、正
あるいは負の整数を加算して各サンプルを変換する新し
いマップである。この方法はCCITTにて批准され、
上記CCITT規格の表3、表4に定義されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
クイックフィックス25は、A則、μ則という互換性の
ない境界をまたがる各々の国際通話に対して付加しなけ
ればならないので、全ての歪みを除去することはでき
ず、しかも、比較的高価であるという問題がある。
クイックフィックス25は、A則、μ則という互換性の
ない境界をまたがる各々の国際通話に対して付加しなけ
ればならないので、全ての歪みを除去することはでき
ず、しかも、比較的高価であるという問題がある。
【0014】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、電話会社にて信号が処
理されるために生じる電話信号の歪みを訂正するデジタ
ル電話機及びその動作方法を提供することである。
ので、その目的とするところは、電話会社にて信号が処
理されるために生じる電話信号の歪みを訂正するデジタ
ル電話機及びその動作方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記の目的を達成するため、請求項1に記載の
発明は、送信装置及び受信装置にて構成されるデジタル
電話機であって、前記送信装置はA則マップ及びμ則マ
ップを備え、また、前記受信装置は逆A則マップ及び逆
μ則マップを備える。
発明は、送信装置及び受信装置にて構成されるデジタル
電話機であって、前記送信装置はA則マップ及びμ則マ
ップを備え、また、前記受信装置は逆A則マップ及び逆
μ則マップを備える。
【0016】また、請求項2に記載の発明は、前記送信
装置は、さらに、前記A則マップとμ則マップを選択的
に切り替える第1のスイッチを備え、また、前記受信装
置は、さらに、前記逆A則マップと逆μ則マップを選択
的に切り替える第2のスイッチを備える。
装置は、さらに、前記A則マップとμ則マップを選択的
に切り替える第1のスイッチを備え、また、前記受信装
置は、さらに、前記逆A則マップと逆μ則マップを選択
的に切り替える第2のスイッチを備える。
【0017】以上の構成において、A則、μ則という互
換性のない境界をまたがる通話に対して、発生する歪み
を除去するよう機能する。
換性のない境界をまたがる通話に対して、発生する歪み
を除去するよう機能する。
【0018】さらに、請求項8に記載の発明は、電話回
線を介して遠隔の話者と通信している際に、A則を使用
している第1の電話システムとμ則を使用している第2
の電話システムとの間での非互換性を除去するための電
話使用者に対するデジタル電話機の動作方法において、
前記遠隔の話者が使用している圧縮法を判定する判定工
程と、前記電話使用者側の送信装置内において、前記遠
隔の話者が使用している圧縮法に対応するマップを選択
する工程とを備える。
線を介して遠隔の話者と通信している際に、A則を使用
している第1の電話システムとμ則を使用している第2
の電話システムとの間での非互換性を除去するための電
話使用者に対するデジタル電話機の動作方法において、
前記遠隔の話者が使用している圧縮法を判定する判定工
程と、前記電話使用者側の送信装置内において、前記遠
隔の話者が使用している圧縮法に対応するマップを選択
する工程とを備える。
【0019】また、請求項9に記載の発明は、電話回線
を介して遠隔の話者と通信している際に、A則を使用し
ている第1の電話システムとμ則を使用している第2の
電話システムとの間での非互換性を除去するための電話
使用者に対するデジタル電話機の動作方法において、前
記遠隔の話者が使用している圧縮法を判定する判定工程
と、前記電話使用者側の受信装置内において、前記遠隔
の話者が使用している圧縮法に対応する反転マップを選
択する工程とを備える。
を介して遠隔の話者と通信している際に、A則を使用し
ている第1の電話システムとμ則を使用している第2の
電話システムとの間での非互換性を除去するための電話
使用者に対するデジタル電話機の動作方法において、前
記遠隔の話者が使用している圧縮法を判定する判定工程
と、前記電話使用者側の受信装置内において、前記遠隔
の話者が使用している圧縮法に対応する反転マップを選
択する工程とを備える。
【0020】以上の構成において、A則とμ則との間の
非互換性を除去するよう機能する。
非互換性を除去するよう機能する。
【0021】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に係る好
適な実施例を詳細に説明する。
適な実施例を詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明の実施例を説明するための
図であり、本実施例は、上記国際電話システムにおける
非互換性を除去するものである。
図であり、本実施例は、上記国際電話システムにおける
非互換性を除去するものである。
【0023】同図において、デジタル電話機60は、遠
隔話者90から発せられる信号を受けるデジタル回線6
2の(ユーザ80の方向の)最遠端に位置する、ISD
N(サービス総合デジタル通信網)電話機である。
隔話者90から発せられる信号を受けるデジタル回線6
2の(ユーザ80の方向の)最遠端に位置する、ISD
N(サービス総合デジタル通信網)電話機である。
【0024】ユーザ80が使用可能な機器は、デジタル
電話機60、ハンドセット78、そして、ユーザコンソ
ール70である。これらデジタル電話機60、ハンドセ
ット78、ユーザコンソール70は、相互に分離した形
態をとってもよいし、1つあるいは2つのユニットとし
て合体されていてもよい。デジタル電話機60は、送信
装置40と受信装置50とからなり、これらは、デジタ
ル回線62を遠隔話者90に結ぶための信号分離/合成
部61にて相互に結合される。
電話機60、ハンドセット78、そして、ユーザコンソ
ール70である。これらデジタル電話機60、ハンドセ
ット78、ユーザコンソール70は、相互に分離した形
態をとってもよいし、1つあるいは2つのユニットとし
て合体されていてもよい。デジタル電話機60は、送信
装置40と受信装置50とからなり、これらは、デジタ
ル回線62を遠隔話者90に結ぶための信号分離/合成
部61にて相互に結合される。
【0025】ユーザコンソール70はデジタル電話機6
0に接続され、例えば、コンピュータ56の内容をユー
ザ80に通知するビデオディスプレイのようなコンピュ
ータインタフェース75からなる。ユーザコンソール7
0は、また、ユーザが操作できる、1セット4個のバイ
ナリースイッチ71,72,73,74を有する。
0に接続され、例えば、コンピュータ56の内容をユー
ザ80に通知するビデオディスプレイのようなコンピュ
ータインタフェース75からなる。ユーザコンソール7
0は、また、ユーザが操作できる、1セット4個のバイ
ナリースイッチ71,72,73,74を有する。
【0026】ハンドセット78はデジタル電話機60に
接続され、アナログのマイクロフォン76及びスピーカ
77より構成される。マイクロフォン76は、送信装置
40内のアナログ‐デジタル(A/D)変換器11に接
続されている。A/D変換器11からの出力は発呼者パ
ラメータインプリントモジュール44に送られ、そこか
らは、発呼者80についての様々な特徴が遠隔話者90
に送ることができる。例えば、発呼者パラメータインプ
リントモジュール44には、デジタル電話回線62、ユ
ーザ80の電話番号、ユーザ80がA則、μ則のいずれ
を使用しているか等を書き込むことができる。
接続され、アナログのマイクロフォン76及びスピーカ
77より構成される。マイクロフォン76は、送信装置
40内のアナログ‐デジタル(A/D)変換器11に接
続されている。A/D変換器11からの出力は発呼者パ
ラメータインプリントモジュール44に送られ、そこか
らは、発呼者80についての様々な特徴が遠隔話者90
に送ることができる。例えば、発呼者パラメータインプ
リントモジュール44には、デジタル電話回線62、ユ
ーザ80の電話番号、ユーザ80がA則、μ則のいずれ
を使用しているか等を書き込むことができる。
【0027】発呼者パラメータインプリントモジュール
44の出力は、A則マップ12あるいはμ則マップ43
を選択的にデジタル回線62に対して切り替える第1の
バイナリスイッチ41に送られる。このスイッチ41
は、ユーザコンソール70上の手動スイッチ71にて遠
隔にて制御される。A則マップ12あるいはμ則マップ
43からの出力はスイッチ42に送られる。このスイッ
チはバイナリスイッチであり、非クイックフィックスモ
ジュール45を選択的にデジタル回線62に、あるいは
デジタル回線62外へ切り替える。なお、スイッチ42
は、ユーザコンソール70上の手動スイッチ72にて遠
隔にて起動される。
44の出力は、A則マップ12あるいはμ則マップ43
を選択的にデジタル回線62に対して切り替える第1の
バイナリスイッチ41に送られる。このスイッチ41
は、ユーザコンソール70上の手動スイッチ71にて遠
隔にて制御される。A則マップ12あるいはμ則マップ
43からの出力はスイッチ42に送られる。このスイッ
チはバイナリスイッチであり、非クイックフィックスモ
ジュール45を選択的にデジタル回線62に、あるいは
デジタル回線62外へ切り替える。なお、スイッチ42
は、ユーザコンソール70上の手動スイッチ72にて遠
隔にて起動される。
【0028】非クイックフィックスモジュール45を使
用するのは、国際電話会社が、ユーザ80と遠隔話者9
0間の結合のためにクイックフィックスモジュール25
(図3)を使用したことが検出されたり、その疑いがあ
る場合に、クイックフィックス25を反転させるためで
ある。このようにして、クイックフィックス25にて加
算された整数を付加する代りに、クイックフィックス2
5にて行なわれた変換を、送信情報のデジタル表記から
同じ整数を引くことにより反転する。1つの入力値では
なく2つの入力値と関連する出力値が存在するため、反
転マップは一意的ではなく、動作を完了させるためには
任意化(randomization)あるいは雑音成形(noise shapin
g)が必要となる。そこで、このような不定な値に対し
て、非クイックフィックスモジュール45は、通常、2
つの入力信号に加算される2つの値の平均(算術平均、
あるいは幾何平均)に等しい値を加えるよう設計され
る。
用するのは、国際電話会社が、ユーザ80と遠隔話者9
0間の結合のためにクイックフィックスモジュール25
(図3)を使用したことが検出されたり、その疑いがあ
る場合に、クイックフィックス25を反転させるためで
ある。このようにして、クイックフィックス25にて加
算された整数を付加する代りに、クイックフィックス2
5にて行なわれた変換を、送信情報のデジタル表記から
同じ整数を引くことにより反転する。1つの入力値では
なく2つの入力値と関連する出力値が存在するため、反
転マップは一意的ではなく、動作を完了させるためには
任意化(randomization)あるいは雑音成形(noise shapin
g)が必要となる。そこで、このような不定な値に対し
て、非クイックフィックスモジュール45は、通常、2
つの入力信号に加算される2つの値の平均(算術平均、
あるいは幾何平均)に等しい値を加えるよう設計され
る。
【0029】人間であるユーザ80及びアナログハンド
セット78の代りに、ユーザ80は、1台のコンピュー
タ(例えば、コンピュータ56)やファクシミリ装置な
どのデジタル装置であってもよい。この場合、A/D変
換器11やD/A変換器15は不要である。
セット78の代りに、ユーザ80は、1台のコンピュー
タ(例えば、コンピュータ56)やファクシミリ装置な
どのデジタル装置であってもよい。この場合、A/D変
換器11やD/A変換器15は不要である。
【0030】また、入力側のデジタル回線62には、入
力信号に付加された発呼者パラメータ情報を抽出できる
発呼者パラメータ解読モジュール51が接続されてい
る。この状態により、上記の情報は、コンピュータイン
タフェース75上のビデオ出力のように、ユーザ80が
利用できる形式にてコンピュータ56に送られる。この
発呼者パラメータ解読モジュール51は、発呼者90に
て、いずれの復号化形式や修正(modifications)が使用
されたかについて受信装置50に通知しない。従って、
受信装置50内では、信号分離/合成部61からの信号
は、スペクトラムアナライザを含むデジタル信号処理部
(DSP)57に送られる。このデジタル信号処理部5
7はデジタル電話機60内にすでに実装されており、ス
ペクトラム、歪み、相互変調、電力などを演算する。
力信号に付加された発呼者パラメータ情報を抽出できる
発呼者パラメータ解読モジュール51が接続されてい
る。この状態により、上記の情報は、コンピュータイン
タフェース75上のビデオ出力のように、ユーザ80が
利用できる形式にてコンピュータ56に送られる。この
発呼者パラメータ解読モジュール51は、発呼者90に
て、いずれの復号化形式や修正(modifications)が使用
されたかについて受信装置50に通知しない。従って、
受信装置50内では、信号分離/合成部61からの信号
は、スペクトラムアナライザを含むデジタル信号処理部
(DSP)57に送られる。このデジタル信号処理部5
7はデジタル電話機60内にすでに実装されており、ス
ペクトラム、歪み、相互変調、電力などを演算する。
【0031】スペクトラムアナライザ(選択的に用いら
れる場合もある)は、入力信号のある特性を決定するた
めに、入力信号のある部分、例えば、ヘッダ部を抽出す
る。この特性には、例えば、入力信号にA則が使用され
ているか、あるいはμ則が使用されているかとか、国際
電話会社により入力信号にクイックフィックス25が挿
入されているか、という性質がある。スペクトラムアナ
ライザからの出力はコンピュータ56に送られ、そこで
は、このスペクトラムアナライザでの上記信号の上記部
分の解析結果と、ある信号特性に対応させてあらかじめ
格納したテンプレート58との比較を行なう。
れる場合もある)は、入力信号のある特性を決定するた
めに、入力信号のある部分、例えば、ヘッダ部を抽出す
る。この特性には、例えば、入力信号にA則が使用され
ているか、あるいはμ則が使用されているかとか、国際
電話会社により入力信号にクイックフィックス25が挿
入されているか、という性質がある。スペクトラムアナ
ライザからの出力はコンピュータ56に送られ、そこで
は、このスペクトラムアナライザでの上記信号の上記部
分の解析結果と、ある信号特性に対応させてあらかじめ
格納したテンプレート58との比較を行なう。
【0032】このテンプレート58は、例えば、以下の
4つの信号に対応する4つのテンプレートにて構成され
る。すなわち、クイックフィックスなしのA則を使用し
た第1の信号、クイックフィックス有りのA則を使用し
た第2の信号、クイックフィックスなしのμ則を使用し
た第3の信号、そして、クイックフィックス有りのμ則
を使用した第4の信号である。
4つの信号に対応する4つのテンプレートにて構成され
る。すなわち、クイックフィックスなしのA則を使用し
た第1の信号、クイックフィックス有りのA則を使用し
た第2の信号、クイックフィックスなしのμ則を使用し
た第3の信号、そして、クイックフィックス有りのμ則
を使用した第4の信号である。
【0033】コンピュータ56は、テンプレート58及
びスペクトラムアナライザからの入力を比較し、ユーザ
80に対して、コンピュータインタフェース75を介し
て、スペクトラムアナライザにて解析した信号に最も近
い上記テンプレート58を通知する。なお、この比較
は、当業者には公知な技術を用いて行なう。また、歪み
計測や信号対雑音比も使用され、ユーザ80の直接の介
入なしに、上記の処理を自動的に行なう。
びスペクトラムアナライザからの入力を比較し、ユーザ
80に対して、コンピュータインタフェース75を介し
て、スペクトラムアナライザにて解析した信号に最も近
い上記テンプレート58を通知する。なお、この比較
は、当業者には公知な技術を用いて行なう。また、歪み
計測や信号対雑音比も使用され、ユーザ80の直接の介
入なしに、上記の処理を自動的に行なう。
【0034】非クイックフィックスモジュール45は、
ユーザコンソール70上のスイッチ74を手動で操作し
て、遠隔にて起動をかけるバイナリスイッチであるスイ
ッチ53にて、デジタル電話回線62の入力側に対して
選択的に切り替えられる。この非クイックフィックスモ
ジュール45は、国際電話会社が入力信号にクイックフ
ィックス25を挿入したことが検知されたり、あるいは
その可能性がある場合に、クイックフィックス25を挿
入した影響をなくす目的で使用されるものである。
ユーザコンソール70上のスイッチ74を手動で操作し
て、遠隔にて起動をかけるバイナリスイッチであるスイ
ッチ53にて、デジタル電話回線62の入力側に対して
選択的に切り替えられる。この非クイックフィックスモ
ジュール45は、国際電話会社が入力信号にクイックフ
ィックス25を挿入したことが検知されたり、あるいは
その可能性がある場合に、クイックフィックス25を挿
入した影響をなくす目的で使用されるものである。
【0035】入力デジタル電話信号は、次に、ユーザコ
ンソール70上の手動で操作されるスイッチ73にて遠
隔で起動されるバイナリスイッチ54により、逆A則マ
ップ14あるいは逆μ則マップ52に入力される。そし
て、デジタル信号は、デジタル‐アナログ変換器15を
介して、ハンドセット78内のスピーカ77に入力され
る。
ンソール70上の手動で操作されるスイッチ73にて遠
隔で起動されるバイナリスイッチ54により、逆A則マ
ップ14あるいは逆μ則マップ52に入力される。そし
て、デジタル信号は、デジタル‐アナログ変換器15を
介して、ハンドセット78内のスピーカ77に入力され
る。
【0036】図1に示す装置は、国際電話システム間の
非互換性という問題を除去する際に多大な柔軟性を提供
するものである。例えば、遠隔話者90がユーザ80を
呼んでいる場合、ユーザ80にとって、どのようにこの
非互換性を除去するかを決定する方法がいくつかある。
例として、遠隔話者90が発呼者IDを使用している場
合、発呼者パラメータ解読モジュール51がコンピュー
タ56とともに、この発呼者IDを解読し、A則かμ則
のいずれが使用されているかを決定できる。そこで、ユ
ーザ80はスイッチ73を操作して、逆A則マップ14
と逆μ則マップ52についての正しい選択をする。ユー
ザ80は、また、遠隔話者90が使用している圧縮法に
従って、A則マップ12あるいはμ則マップ43を選択
するためにスイッチ71を操作することで、受信装置5
0のみならず送信装置40の調整を行なうことができ
る。
非互換性という問題を除去する際に多大な柔軟性を提供
するものである。例えば、遠隔話者90がユーザ80を
呼んでいる場合、ユーザ80にとって、どのようにこの
非互換性を除去するかを決定する方法がいくつかある。
例として、遠隔話者90が発呼者IDを使用している場
合、発呼者パラメータ解読モジュール51がコンピュー
タ56とともに、この発呼者IDを解読し、A則かμ則
のいずれが使用されているかを決定できる。そこで、ユ
ーザ80はスイッチ73を操作して、逆A則マップ14
と逆μ則マップ52についての正しい選択をする。ユー
ザ80は、また、遠隔話者90が使用している圧縮法に
従って、A則マップ12あるいはμ則マップ43を選択
するためにスイッチ71を操作することで、受信装置5
0のみならず送信装置40の調整を行なうことができ
る。
【0037】一方、DSP57内のスペクトラムアナラ
イザは、例えば、遠隔話者90から送られるあらかじめ
決めたテストパターンを評価してモデムトーンの歪みを
計測することで、いずれの圧縮法を使用しているかを判
定できる。また、他の方法としては、遠隔話者90がユ
ーザ80にどちらの圧縮法を使用しているかを告げ、ユ
ーザ80が適切なスイッチ71,73を操作するように
してもよい。システムは、ユーザ80操作による機能の
全て、あるいはその大部分をコンピュータ56が行なう
ようにして自動化できる。例えば、コンピュータ56
を、マイクロホン76からの信号を送出し、スイッチ7
1〜74を動作させるように設計できる。
イザは、例えば、遠隔話者90から送られるあらかじめ
決めたテストパターンを評価してモデムトーンの歪みを
計測することで、いずれの圧縮法を使用しているかを判
定できる。また、他の方法としては、遠隔話者90がユ
ーザ80にどちらの圧縮法を使用しているかを告げ、ユ
ーザ80が適切なスイッチ71,73を操作するように
してもよい。システムは、ユーザ80操作による機能の
全て、あるいはその大部分をコンピュータ56が行なう
ようにして自動化できる。例えば、コンピュータ56
を、マイクロホン76からの信号を送出し、スイッチ7
1〜74を動作させるように設計できる。
【0038】同様に、ユーザ80(あるいはコンピュー
タ56)が呼を生起し、ダイヤルされている番号を認識
して、遠隔話者90の国名を知ることで、ユーザ(ある
いはコンピュータ)は、慣例的にいずれの圧縮法を使用
しているを認知できる。そこで、ユーザ80(あるいは
コンピュータ56)は、この認知結果に応じてスイッチ
73を操作して、逆A則マップ14あるいは逆μ則マッ
プ52を選択する。ユーザ80(あるいはコンピュータ
56)は、また、ユーザ80のように高度なデジタル電
話機60を有していない遠隔話者90を補助する目的
で、ユーザ(あるいはコンピュータ)が、通常、その圧
縮法に則っていないにもかかわらず、送信装置40内の
A則マップ12あるいはμ則マップ43に切り替えられ
るように決定してもよい。
タ56)が呼を生起し、ダイヤルされている番号を認識
して、遠隔話者90の国名を知ることで、ユーザ(ある
いはコンピュータ)は、慣例的にいずれの圧縮法を使用
しているを認知できる。そこで、ユーザ80(あるいは
コンピュータ56)は、この認知結果に応じてスイッチ
73を操作して、逆A則マップ14あるいは逆μ則マッ
プ52を選択する。ユーザ80(あるいはコンピュータ
56)は、また、ユーザ80のように高度なデジタル電
話機60を有していない遠隔話者90を補助する目的
で、ユーザ(あるいはコンピュータ)が、通常、その圧
縮法に則っていないにもかかわらず、送信装置40内の
A則マップ12あるいはμ則マップ43に切り替えられ
るように決定してもよい。
【0039】仮に、ユーザ80と遠隔話者90が、図1
に示すような高度なデジタル電話機60を備えていると
すると、ユーザ80と遠隔話者90が異なる圧縮法を使
用している国にいても、送信装置40及び受信装置50
の両方において、A則あるいはμ則を使用するよう決定
できる。
に示すような高度なデジタル電話機60を備えていると
すると、ユーザ80と遠隔話者90が異なる圧縮法を使
用している国にいても、送信装置40及び受信装置50
の両方において、A則あるいはμ則を使用するよう決定
できる。
【0040】上記の全ての場合において、ユーザ80と
遠隔話者90は、依然として、電話の接続を行なう国際
電話会社がクイックフィックス25を挿入したか否かを
決定する必要がある。この決定は、例えば、スイッチ7
1,73の様々な組み合わせの内、どの組み合わせが最
良な結果を生むかを試したり、あるいは、コンピュータ
56やテンプレート58とともにDSP57内のスペク
トラムアナライザを使用することで、試行錯誤的に行な
うようにしてもよい。仮にクイックフィックス25が挿
入されている場合、ユーザ80と遠隔話者90のいずれ
か一方が、その通話接続に対して非クイックフィックス
モジュール45を切り替えるようにする。
遠隔話者90は、依然として、電話の接続を行なう国際
電話会社がクイックフィックス25を挿入したか否かを
決定する必要がある。この決定は、例えば、スイッチ7
1,73の様々な組み合わせの内、どの組み合わせが最
良な結果を生むかを試したり、あるいは、コンピュータ
56やテンプレート58とともにDSP57内のスペク
トラムアナライザを使用することで、試行錯誤的に行な
うようにしてもよい。仮にクイックフィックス25が挿
入されている場合、ユーザ80と遠隔話者90のいずれ
か一方が、その通話接続に対して非クイックフィックス
モジュール45を切り替えるようにする。
【0041】以上説明したように、本実施例によれば、
遠隔話者から送られるテストパターンにてモデムトーン
の歪みを計測して、いずれの圧縮法を使用しているかを
判定したり、ユーザが呼を生起し、ダイヤルされている
番号を認識して、遠隔話者の国名を知ることで、ユーザ
が使用している圧縮法を認知して、A則マップあるいは
μ則マップの選択、逆A則マップや逆μ則マップの選択
を行なうことで、A則、μ則という互換性のない境界を
またがる通話にて生じる電話信号の歪みを除去すること
ができる。
遠隔話者から送られるテストパターンにてモデムトーン
の歪みを計測して、いずれの圧縮法を使用しているかを
判定したり、ユーザが呼を生起し、ダイヤルされている
番号を認識して、遠隔話者の国名を知ることで、ユーザ
が使用している圧縮法を認知して、A則マップあるいは
μ則マップの選択、逆A則マップや逆μ則マップの選択
を行なうことで、A則、μ則という互換性のない境界を
またがる通話にて生じる電話信号の歪みを除去すること
ができる。
【0042】なお、上記の説明は好適な実施例の動作説
明を含み、本発明の適用範囲を制限するものではない。
本願発明の適用範囲は、特許請求の範囲によってのみ制
限される。上記の説明から、本願発明の精神及び適用範
囲に含まれる様々な変形は、当業者には明らかである。
例えば、A則及びμ則以外の圧縮法を適用してもよい。
明を含み、本発明の適用範囲を制限するものではない。
本願発明の適用範囲は、特許請求の範囲によってのみ制
限される。上記の説明から、本願発明の精神及び適用範
囲に含まれる様々な変形は、当業者には明らかである。
例えば、A則及びμ則以外の圧縮法を適用してもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
A則とμ則との間の非互換性を除去し、A則、μ則とい
う互換性のない境界をまたがる通話に対して、発生する
歪みを除去できるという効果がある。
A則とμ則との間の非互換性を除去し、A則、μ則とい
う互換性のない境界をまたがる通話に対して、発生する
歪みを除去できるという効果がある。
【0044】
【図1】本発明の実施例に係るデジタル電話機、ユーザ
コンソール、ハンドセットを示すブロック図である。
コンソール、ハンドセットを示すブロック図である。
【図2】大陸内のデジタル通話を扱うシステムを示す図
である。
である。
【図3】大陸間のデジタル通話を扱うシステムを示す図
である。
である。
11 アナログ‐デジタル(A/D)変換器 12 A則マップ 25 クイックフィックス 40 送信装置 41,71,72,73,74 バイナリースイッチ 43 μ則マップ 44 発呼者パラメータインプリントモジュール 45 非クイックフィックスモジュール 50 受信装置 51 発呼者パラメータ解読モジュール 56 コンピュータ 57 デジタル信号処理部(DSP) 60 デジタル電話機 61 信号分離/合成部 62 デジタル回線 70 ユーザコンソール 75 コンピュータインタフェース 76 マイクロフォン 77 スピーカ 78 ハンドセット 90 遠隔話者
Claims (18)
- 【請求項1】 送信装置及び受信装置にて構成されるデ
ジタル電話機であって、 前記送信装置はA則マップ及びμ則マップを備え、ま
た、前記受信装置は逆A則マップ及び逆μ則マップを備
えることを特徴とするデジタル電話機。 - 【請求項2】 前記送信装置は、さらに、前記A則マッ
プとμ則マップを選択的に切り替える第1のスイッチを
備え、また、前記受信装置は、さらに、前記逆A則マッ
プと逆μ則マップを選択的に切り替える第2のスイッチ
を備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタル電
話機。 - 【請求項3】 前記送信装置は、さらに、前記A則マッ
プ及びμ則マップに接続される発呼者パラメータインプ
リントモジュールを備えることを特徴とする請求項1に
記載のデジタル電話機。 - 【請求項4】 前記受信装置は、さらに、前記逆A則マ
ップ及び逆μ則マップに接続される発呼者パラメータ解
読モジュールを備えることを特徴とする請求項1に記載
のデジタル電話機。 - 【請求項5】 前記送信装置は、さらに、前記A則マッ
プ及びμ則マップに接続される非クイックフィックスモ
ジュールと、該非クイックフィックスモジュールを当該
デジタル電話機に対して選択的に接続したり開放したり
する第3のスイッチとを備えることを特徴とする請求項
1に記載のデジタル電話機。 - 【請求項6】 前記受信装置は、さらに、前記逆A則マ
ップ及び逆μ則マップに接続される非クイックフィック
スモジュールと、該非クイックフィックスモジュールを
当該デジタル電話機に対して選択的に接続したり開放し
たりする第4のスイッチとを備えることを特徴とする請
求項1に記載のデジタル電話機。 - 【請求項7】 前記受信装置は、さらに、前記逆A則マ
ップ及び逆μ則マップに接続されるデジタル信号処理部
と、該デジタル信号処理部に接続されるコンピュータ
と、該コンピュータに接続され、入力信号の特性に対応
する1まとまりのテンプレートとを備えることを特徴と
する請求項1に記載のデジタル電話機。 - 【請求項8】 電話回線を介して遠隔の話者と通信して
いる際に、A則を使用している第1の電話システムとμ
則を使用している第2の電話システムとの間での非互換
性を除去するための電話使用者に対するデジタル電話機
の動作方法において、 前記遠隔の話者が使用している圧縮法を判定する判定工
程と、 前記電話使用者側の送信装置内において、前記遠隔の話
者が使用している圧縮法に対応するマップを選択する工
程とを備えることを特徴とするデジタル電話機の動作方
法。 - 【請求項9】 電話回線を介して遠隔の話者と通信して
いる際に、A則を使用している第1の電話システムとμ
則を使用している第2の電話システムとの間での非互換
性を除去するための電話使用者に対するデジタル電話機
の動作方法において、 前記遠隔の話者が使用している圧縮法を判定する判定工
程と、 前記電話使用者側の受信装置内において、前記遠隔の話
者が使用している圧縮法に対応する反転マップを選択す
る工程とを備えることを特徴とするデジタル電話機の動
作方法。 - 【請求項10】 電話回線を介して遠隔の話者と通信し
ている際に、A則を使用している第1の電話システムと
μ則を使用している第2の電話システムとの間での非互
換性を除去するための電話使用者に対するデジタル電話
機の動作方法において、 前記遠隔の話者が使用している圧縮法を判定する判定工
程と、 前記電話使用者側の送信装置内において、前記遠隔の話
者が使用している圧縮法に対応するマップを選択する工
程と、 前記電話使用者側の受信装置内において、前記遠隔の話
者が使用している圧縮法に対応する反転マップを選択す
る工程とを備えることを特徴とするデジタル電話機の動
作方法。 - 【請求項11】 前記判定工程は、さらに、前記遠隔の
話者が前記電話使用者へ送った発呼者識別情報を解読す
る工程を備えることを特徴とする請求項8乃至10のい
ずれか1項に記載のデジタル電話機の動作方法。 - 【請求項12】 前記判定工程は、さらに、前記電話使
用者が口頭で前記遠隔の話者に発問する工程を備えるこ
とを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載
のデジタル電話機の動作方法。 - 【請求項13】 前記判定工程は、さらに、前記遠隔の
話者から送出された所定のテストパターンを評価するデ
ジタル信号処理部を使用する工程を備えることを特徴と
する請求項8乃至10のいずれか1項に記載のデジタル
電話機の動作方法。 - 【請求項14】 さらに、仲介する電話会社が前記電話
回線に前記非互換性に対する不完全な対策を施したかど
うかを認知する認知工程を備えることを特徴とする請求
項8乃至10のいずれか1項に記載のデジタル電話機の
動作方法。 - 【請求項15】 さらに、前記電話使用者側において、
前記不完全な対策に対抗する回路を前記電話回線に切り
替える工程を備えることを特徴とする請求項14に記載
のデジタル電話機の動作方法。 - 【請求項16】 さらに、前記遠隔の話者側において、
前記不完全な対策に対抗する回路を前記電話回線に切り
替える工程を備えることを特徴とする請求項14に記載
のデジタル電話機の動作方法。 - 【請求項17】 前記認知工程は、さらに、スペクトラ
ムアナライザにてテストパターンを計測する工程と、該
テストパターンと、あらかじめ格納した1まとまりのテ
ンプレートとを比較する工程とを備えることを特徴とす
る請求項14に記載のデジタル電話機の動作方法。 - 【請求項18】 前記認知工程は、試行錯誤的な方法を
含むことを特徴とする請求項14に記載のデジタル電話
機の動作方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US14386193A | 1993-10-27 | 1993-10-27 | |
US08/143861 | 1993-10-27 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07193619A true JPH07193619A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=22505985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6237801A Withdrawn JPH07193619A (ja) | 1993-10-27 | 1994-09-30 | デジタル電話機及びその動作方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5652782A (ja) |
EP (1) | EP0651542B1 (ja) |
JP (1) | JPH07193619A (ja) |
DE (1) | DE69429496D1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000216712A (ja) * | 1998-11-30 | 2000-08-04 | Infineon Technol North America Corp | エコ―キャンセラ―圧縮エンコ―ダ/デコ―ダ―複合ユニット及びエコ―除去方法 |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6484029B2 (en) | 1998-10-13 | 2002-11-19 | Symbol Technologies, Inc. | Apparatus and methods for adapting mobile unit to wireless LAN |
US5991278A (en) * | 1996-08-13 | 1999-11-23 | Telogy Networks, Inc. | Asymmetric modem communications system and method |
KR100222433B1 (ko) | 1997-02-28 | 1999-10-01 | 윤종용 | 종합정보통신망 키폰시스템에서 망접속회로의구성방법 |
KR19980073886A (ko) * | 1997-03-20 | 1998-11-05 | 윤종용 | 교환기의 신호 테스트 장치 |
US5903626A (en) * | 1997-10-21 | 1999-05-11 | Siemens Information And Communication Networks, Inc. | Diagnostic device for troubleshooting remote digital feature phones |
DE19749770A1 (de) | 1997-11-11 | 1999-05-12 | Cit Alcatel | Verfahren zum Einrichten einer digitalen Nachrichtenverbindung, Teilnehmerendgerät und Vermittlungsstelle |
US6111936A (en) * | 1998-01-28 | 2000-08-29 | Paradyne Corporation | Method and apparatus for automatically detecting and measuring distortion in a DSL system |
US6694366B1 (en) | 1998-04-29 | 2004-02-17 | Symbol Technologies, Inc. | Data reconciliation between a computer and a mobile data collection terminal |
KR100299036B1 (ko) * | 1998-07-11 | 2001-09-22 | 윤종용 | 다채널펄스부호변조신호변환장치 |
US6381266B1 (en) * | 1998-09-30 | 2002-04-30 | Conexant Systems, Inc. | Method and apparatus for identifying the encoding type of a central office codec |
US6675203B1 (en) | 1998-10-05 | 2004-01-06 | Symbol Technologies, Inc. | Collecting data in a batch mode in a wireless communications network with impeded communication |
US7206849B1 (en) | 1998-10-05 | 2007-04-17 | Symbol Technologies, Inc. | Communication in a wireless communications network when a mobile computer terminal may be unreachable |
KR100520161B1 (ko) | 1998-12-30 | 2005-11-24 | 삼성전자주식회사 | 국설교환기와isdn키폰시스템과의코딩변환회로 |
US6549569B1 (en) * | 1999-04-09 | 2003-04-15 | Siemens Information & Communication Networks, Inc. | System and method for improving conversion between A-law and U-law coding |
US6504866B1 (en) * | 1999-05-14 | 2003-01-07 | Siemens Information & Communication Networks, Inc | System and method for eliminating companding conversion distortion on international modem calls |
US6078646A (en) * | 1999-09-22 | 2000-06-20 | Mclaughlin; Peter J. | Caller ID activated test device for testing a telephone subscriber loop/access line |
US6811085B2 (en) * | 2001-10-26 | 2004-11-02 | Symbol Technologies, Inc. | Miniature imager |
BRPI0822968B1 (pt) | 2008-07-30 | 2019-11-05 | Micro Motion Inc | sistema de conversão de dados, método de conversão de dados para um sinal de c.a. digitalizado |
GB2476043B (en) | 2009-12-08 | 2016-10-26 | Skype | Decoding speech signals |
Family Cites Families (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58164396A (ja) * | 1982-03-25 | 1983-09-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 音声符号化方法自動切替通信方式 |
US4495620A (en) * | 1982-08-05 | 1985-01-22 | At&T Bell Laboratories | Transmitting data on the phase of speech |
US4595907A (en) * | 1983-09-06 | 1986-06-17 | Rockwell International Corporation | PCM data translating apparatus |
US4620294A (en) * | 1983-09-09 | 1986-10-28 | Cts Corporation | Digital signal processor modem |
JPH0657075B2 (ja) * | 1984-05-29 | 1994-07-27 | 富士通株式会社 | ディジタル通話路装置 |
US4658398A (en) * | 1984-10-29 | 1987-04-14 | Gte Laboratories Incorporated | Framed digital voice summing for teleconferencing |
JP2713883B2 (ja) * | 1986-02-07 | 1998-02-16 | 株式会社日立製作所 | 時分割交換機 |
GB8618424D0 (en) * | 1986-07-29 | 1986-09-03 | Leslie I M | Data rate channel for digital network |
NL8701633A (nl) * | 1987-07-10 | 1989-02-01 | Philips Nv | Digitale echocompensator. |
JPH01109945A (ja) * | 1987-10-23 | 1989-04-26 | Tamura Electric Works Ltd | デジタル電話機 |
US4850011A (en) * | 1988-01-13 | 1989-07-18 | Redcom Laboratories, Inc. | Key telephone system providing selection of key or PBX operational modes |
JP2575169B2 (ja) * | 1988-03-15 | 1997-01-22 | キヤノン株式会社 | フアクシミリ装置 |
JPH0226426A (ja) * | 1988-07-16 | 1990-01-29 | Fujitsu Ltd | コーデック切換装置 |
US4912758A (en) * | 1988-10-26 | 1990-03-27 | International Business Machines Corporation | Full-duplex digital speakerphone |
JPH02192254A (ja) * | 1989-01-19 | 1990-07-30 | Fujitsu Ltd | 音声品質選択機能付電話機 |
US5033062A (en) * | 1989-05-30 | 1991-07-16 | Morrow Stephen E | Digital modem |
JPH03101315A (ja) * | 1989-09-13 | 1991-04-26 | Nec Corp | 符号化方式の自動切替え方式 |
EP0447212B1 (en) * | 1990-03-15 | 1994-12-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Voice and video communication apparatus |
US5172410A (en) * | 1990-04-26 | 1992-12-15 | Sound Control Technologies, Inc. | Conference telephone system and method |
US5818870A (en) * | 1990-08-28 | 1998-10-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Digital communication device |
US5150048A (en) * | 1990-09-12 | 1992-09-22 | Hewlett-Packard Company | General purpose, reconfigurable system for processing serial bit streams |
US5392284A (en) * | 1990-09-20 | 1995-02-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Multi-media communication device |
JP3061405B2 (ja) * | 1990-09-20 | 2000-07-10 | キヤノン株式会社 | マルチメディア通信装置及び方法 |
JP3264445B2 (ja) * | 1990-12-26 | 2002-03-11 | キヤノン株式会社 | マルチメディア通信端末 |
US5243342A (en) * | 1990-09-28 | 1993-09-07 | Stratacom, Inc. | Integrated PCM level control and conversion using a lookup table |
US5195132B1 (en) * | 1990-12-03 | 1996-03-19 | At & T Bell Lab | Telephone network speech signal enhancement |
US5274703A (en) * | 1991-05-23 | 1993-12-28 | At&T Bell Laboratories | Automatic loss control circuit |
US5239542A (en) * | 1991-08-23 | 1993-08-24 | Redcom Laboratories, Inc. | Time division multiplex switching system for interconnecting telephone circuits which operate in accordance with different signalling systems and call formats |
US5265127A (en) * | 1991-09-03 | 1993-11-23 | At&T Bell Laboratories | Non-linear encoder and decoder for information transmission through non-linear channels |
AU4245493A (en) * | 1992-05-15 | 1993-12-13 | Connective Strategies, Inc. | Isdn-based high speed communication system |
JPH119945A (ja) * | 1997-06-26 | 1999-01-19 | Toyohia Line:Kk | ゴミ焼却無公害無煙化装置 |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP6237801A patent/JPH07193619A/ja not_active Withdrawn
- 1994-10-26 DE DE69429496T patent/DE69429496D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-26 EP EP94307865A patent/EP0651542B1/en not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-05-18 US US08/444,192 patent/US5652782A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000216712A (ja) * | 1998-11-30 | 2000-08-04 | Infineon Technol North America Corp | エコ―キャンセラ―圧縮エンコ―ダ/デコ―ダ―複合ユニット及びエコ―除去方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0651542B1 (en) | 2001-12-19 |
EP0651542A3 (en) | 1995-10-18 |
EP0651542A2 (en) | 1995-05-03 |
DE69429496D1 (de) | 2002-01-31 |
US5652782A (en) | 1997-07-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07193619A (ja) | デジタル電話機及びその動作方法 | |
US6111935A (en) | Adaptive expansion table in a digital telephone receiver | |
US6381472B1 (en) | TDD/TTY-digital access | |
US5983117A (en) | System and method for interfacing a standard telephony device to a wireless communication system | |
US20020085703A1 (en) | Facility and method for cellular data communication between hearing impaired users and emergency service centers | |
JPH08279792A (ja) | 量子化雑音抑制方法 | |
US20040131165A1 (en) | Talking apparatus adaptor, circuit connection method, circuit connection program, and recorded medium | |
KR19990035852A (ko) | 통신네트워크를 통한 디지털 신호의 전송 방법 및 장치 | |
US6975717B1 (en) | Selective processing of calls using alternative network telephony | |
RU2271072C1 (ru) | Мобильная станция оперативной связи | |
JP2002503052A (ja) | アナログ電話端末機を通して供給された電話信号及びデータ端末装置を通して供給されたデータの処理方法 | |
US6434125B1 (en) | Automatic data service selection method and apparatus for digital wireless communication networks | |
RU2105425C1 (ru) | Система телефонной связи | |
US5625687A (en) | Arrangement for enhancing the processing of speech signals in digital speech interpolation equipment | |
JP2838987B2 (ja) | 電話機 | |
US6510180B1 (en) | Embedded software negotiation of PCM companding format | |
KR100227526B1 (ko) | 음성대역내의 주파수를 갖는 신호의 검출 및 이용을 위한 신호 송.수신 장치 | |
KR20020066677A (ko) | Voip호 착신시 교환기의 dtmf신호 수신할당방법 | |
KR100617694B1 (ko) | 국선자동 착신기능을 이용한 국선 발신방법 | |
JP2001345804A (ja) | 電話システム、ターミナルアダプタ装置、及び電話機 | |
JP2001308952A (ja) | アダプタ装置及びそれを用いたネットワークシステム | |
KR20000037646A (ko) | 폰북을 이용한 인터넷폰 스플리터 | |
JPS63198454A (ja) | デイジタル電話機 | |
JP3251872B2 (ja) | 電話端末装置 | |
KR100481487B1 (ko) | 통신 시스템에서 디엘아이 녹취 보드의 음성 및 데이터수신 장치 및 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |