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JPH07186612A - タイヤ - Google Patents

タイヤ

Info

Publication number
JPH07186612A
JPH07186612A JP6272250A JP27225094A JPH07186612A JP H07186612 A JPH07186612 A JP H07186612A JP 6272250 A JP6272250 A JP 6272250A JP 27225094 A JP27225094 A JP 27225094A JP H07186612 A JPH07186612 A JP H07186612A
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JP
Japan
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tire
belt
layer
height
bead
Prior art date
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Granted
Application number
JP6272250A
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JP2823518B2 (ja
Inventor
Wolfgang Drosg
ドロスグ ウルフガング
Paul Zeiner
ツァイナー パウル
Horst Stumpf
シュタムフ ホルスト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Semperit Reifen AG
Semperit AG Holding
Original Assignee
Semperit Reifen AG
Semperit AG Holding
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Semperit Reifen AG, Semperit AG Holding filed Critical Semperit Reifen AG
Publication of JPH07186612A publication Critical patent/JPH07186612A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2823518B2 publication Critical patent/JP2823518B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C15/00Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap
    • B60C15/06Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C13/00Tyre sidewalls; Protecting, decorating, marking, or the like, thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C15/00Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap
    • B60C15/0009Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap features of the carcass terminal portion
    • B60C15/0027Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap features of the carcass terminal portion with low ply turn-up, i.e. folded around the bead core and terminating at the bead core
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C3/00Tyres characterised by the transverse section
    • B60C3/04Tyres characterised by the transverse section characterised by the relative dimensions of the section, e.g. low profile
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C9/00Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
    • B60C9/18Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
    • B60C9/20Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
    • B60C9/2003Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords
    • B60C9/2006Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords consisting of steel cord plies only

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗用自動車タイヤ 【構成】 軽量化のため、ベルト幅は接地面でのタイヤ
幅の60乃至80%に選択され、サイドウォール厚さは
2mmにそしてベルト層内のスチールコードの線密度
は30乃至70に選択される。ビード部内のビードフィ
ラーは低いショアー硬度Aと高い反撥弾性とを有する。 【効果】 本発明のタイヤは耐久性および安全性をも満
足し、軽量で乗り心地が良くそして通過騒音が少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はトレッド、一対のサイドウォー
ル、ビードワイヤーおよびビードフィラーとを有する一
対のビード部、特に単層のカーカス、少なくとも2つの
ベルト層を有するベルトを有し、各ベルト層内には互い
に平行にのびるスチールコードが配置されており、一方
の層内のスチールコードは他方の層のスチールコードと
交差しているラジアルタイプの乗用自動車タイヤに関す
る。
【0002】最近の乗用自動車タイヤに対してなされて
いる要求レベルは高度化しており、乗用自動車タイヤは
自動車によるエンジン燃料消費を低減するためできるだ
け転がり抵抗を小さくすることが要求されている。さら
に、タイヤはできるだけ重量を軽くすることが要求され
る。タイヤの軽量化は自動車の全体重量の低減に役立つ
と共に、燃料消費の削減、さらには、自動車の非弾性質
量の低減をもたらす。非弾性質量の削減は走行快適性や
他の各種自動車タイヤ特性にとって非常に有利である。
さらに最近ますます重要となっていることは、自動車交
通により住民が受ける騒音迷惑をできるだけ少なくする
ことである。したがって、走行タイヤによる通過騒音を
低下させる手段が提供されねばならい。しかもこれら要
求を満足させると共に、他のタイヤ特性、たとえば、直
線走行安定性、操縦性、応答性、走行快適性、非スリッ
プ性などが少なくともこれまでと同程度に保持されるこ
とが保証されなければならない。しかしながら、当技術
分野には、原則的に軽量化をもたらすようなタイヤ構造
の構成方法は実現不可能であるか、または、きわめて限
定的にのみ実現可能であるという偏見が存在する。その
理由は、必要とされるこの種タイヤの耐久性および安全
性がもはや保証されなくなるであろうし、さらに走行快
適性が許容不可能なほど損失されるであろうことが予想
されるというものである。
【0003】したがって、本発明の目的は、同サイズの
従来のタイヤと比較して明らかに軽量化され、転がり抵
抗性が改善され、通過騒音も改善された、しかも、その
他の特性は十分に満足できるものあり、さらに加えて内
部バランスの点から見ても非常に良好な走行快適性が保
証されるように調和がとれている、上記した種類のタイ
ヤを提供することである。
【0004】本発明によれば、この目的は次の手段によ
って達成される。すなわち、タイヤのベルトの幅を接地
表面でのトレッドの幅の60乃至80%とすること、サ
イドウォールの厚さを2.0mmとすること、各ベル
ト層内のスチールコードが10cm当たり30乃至70
本のコード密度を有するようにすることおよびビード部
内のビードフィラーが50乃至75、特に70のショ
アー硬度Aおよび室温において40%、特に45%
の反撥弾性(Rueckprallelastizitaet)を有するように
することによって達成される。
【0005】全体として、上記手段によっておよそ少な
くとも15%の重量削減をもたらすことができる。個々
の構成要素を相互に適当に決定した場合には、20%ま
たはそれ以上のタイヤ軽量化が可能である。本発明に従
ってつくられたビードフィラーを使用することによって
柔軟で比較的弾性に富むビード部が形成される。このこ
とは、薄いサイドウォールと軽いベルト構造をもつタイ
ヤにおいて、タイヤ全体の内部バランスを次のように決
定することを可能にする。すなわち、主要構成要素であ
るベルト、サイドウォールおよびビード部をタイヤ体内
での曲げ応力を回避するあるいはほとんど回避するよう
に相互構成する。したがって、上記した本発明の手段に
よって、走行快適性が非常に良好な軽量タイヤの提供が
可能となる。
【0006】本発明の有利な実施態様は従属クレームの
記載に含まれている。本発明の1つの有利な実施態様に
おいては、カーカスの折返し端はタイヤ高さの5乃至1
5%の範囲内の高さまで達する。この場合、ビードフィ
ラーを短くし、タイヤ高さの15乃至28%の範囲の高
さまでのびているのがさらに有利である。
【0007】重量の点から、カーカスの折返し端がタイ
ヤ高さの12%の高さで終わっておりそしてビードフ
ィラーがタイヤ高さの25%である最大高さまでのび
ていれば有利である。これによって快適性もタイヤ耐久
性も不利な影響を受けることはないことが確認されてい
る。
【0008】本発明のさらにいま1つの好ましい実施態
様においては、カーカス層の自由端はビードワイヤーの
ほぼ全部を包囲するように折り返されそしてそのカーカ
ス折返し端は元のカーカス層に隣接してさらにのびる。
この実施態様はカーカス端にかかる負荷がなくなるとい
う付加的利点もある。さらに、ベルト幅を接地表面での
タイヤトレッド幅の60乃至70%に選択すれば一層の
軽量化が可能である。これによってタイヤの高速走行強
度に悪影響をおよぼすことはない。問題が生じるとすれ
ばそれはベルト幅がタイヤ幅の60%以下となった時で
ある。
【0009】さらに、サイドウォールの厚さは従来のタ
イヤに比較して大幅に削減することができる。本発明に
おいては、サイドウォールの厚さを1.0乃至1.8m
mの範囲で選択することができる。これによっても相当
の重量削減ができ、しかもタイヤの耐久性に悪影響はな
い。
【0010】ベルト層には特定のスチールコードが使用
される。すなわち、そのコードは2500乃至3500
N/mm2 、好ましくは2700乃至3300N/mm
2 の引張強度を有するものである。このような引張強度
を有するコードを使用すれば必要なベルト耐久性が保持
される。
【0011】さらに、ベルト層内のコード密度を比較的
低く選択することができ、それは特に65本/10c
mでありうる。
【0012】タイヤ軽量化のために有利なさらにいま1
つの実施態様によれば、本発明のタイヤにはインナーラ
イナーが設けられ、このインナーライナーはハロゲン化
ブチルゴムを含有するゴム混合物を基材としてつくられ
そして0.7mm、特に0.3乃至0.4mmの厚さ
を有する。
【0013】速度シンボルQかつ荷重インデックス
50の乗用自動車タイヤの場合は、荷重インデックス対
コード密度の比が1.25乃至3.2であればさらに有
利でである。荷重インデックス対コード密度の比がこの
数値範囲にあれば、この種類のタイヤに必要とされるベ
ルト耐久性および積載力が保証されることが確認されて
いる。この場合、その比は特に1.25乃至2.2であ
るのが好ましい。
【0014】本発明のその他の特徴、利点および構成の
詳細を2つの実施例を示した添付図面を参照して以下に
記載する。なお、実施例中のタイヤの各構成要素の寸法
数値およびパーセント値はすべて完成されたタイヤのジ
オメトリーに基づくものである。
【0015】図1に示したタイヤはトレッド1、ベルト
2、単層カーカス3、2つのサイドウォール4、ビード
ワイヤー6とビードフィラー7とを有するビード部5お
よびインナーライナー8を包含している。以下に詳細に
説明する実施例はタイヤ重量を大幅に削減する目的を達
成するものである。
【0016】ベルト2は2つのベルト層2a、2bから
なり、広い方のベルト層2bの横幅で測定したベルト2
の幅は接地面のタイヤ幅BLの60乃至80%、好まし
くは63乃至67%である。なお、タイヤ幅BLはタイ
ヤが規定車輪外縁まで押圧されており、最大荷重かつそ
れに対応するE.T.R.T.O.基準マニュアルによるタイヤ内
圧の状態のタイヤで測定した最大空気押圧タイヤ幅(Lat
schabdruckbreite) に相当する。
【0017】2つのベルト層2a、2bはそれぞれ複数
のスチールコード12を有している。それぞれの層のス
チールコードは相互に平行にかつタイヤ円周方向に対し
て約18乃至28°の比較的小さな角度をなしてのびて
いる。そして、一方の層のコードが他方の層のコードと
相互に交差するよう配置されている。これらスチールコ
ード12は厚さ0.8乃至0.9mmのゴム混合物中に埋
め込まれている。これらスチールコード12は2500
N/mm2 乃至3500N/mm2 、好ましくは270
0N/mm2 乃至3300N/mm2 の引張強度を有す
る。スチールコード12は少なくとも1本の単線からな
る。複数の線で特定構造の、たとえば、1×2、1×3
または2×2構造のスチールコードを形成することがで
きる。重さと強度とを考慮すれば、1×2構造が好まし
く、線は炭素含量0.8乃至1%の高張力鋼からなるも
のが好ましい。線の直径は0.25乃至0.35mm、
特に0.30mmであるのが好ましい。
【0018】誠に驚くべきことながら、今回本発明によ
って、各ベルト層2a、2b内のコードの相互間隔は比
較的広く選択することができ、これが軽量化に寄与する
ことが見いだされた。より詳細には、30乃至70本/
10cmのコード密度、特に50乃至65本/10cm
のコード密度でも、なんらベルトの耐久性に不利な影響
はないことが判明した。
【0019】速度シンボルQ、荷重インデックス
0(両者共E.T.R.T.O.基準マニュアルによる)であるタ
イヤの場合、本発明の範囲内の低いスチールコード密度
を有するタイヤの積載力の尺度として荷重インデックス
対コード密度の比が使用できることがわかった。この比
は荷重インデックス50であるタイヤの場合、1.2
から3.2の間でなければならない。タイヤの寿命と堅
牢性を考慮してより良く決定されうるこの比の数値の範
囲は1.25乃至2.2である。たとえば、荷重インデ
ックスが50であるとき、コード密度が40本/10c
mであれば、コード密度に対する荷重インデックスの比
は1.25である。
【0020】さらにタイヤの軽量化がサイドウォール4
の形状設計を通じて実現できる。すなわち、サイドウォ
ール4は従来のタイヤより薄くされる。サイドウォール
4の厚さdは、最大タイヤ幅を有するタイヤ位置で測定
して、1.0乃至2.0mmであり、好ましくは、厚さ
dは1.0乃至1.8mmである。タイヤはさらに薄い
インナーライナー8を有しており、このインナーライナ
ーはたとえばハロゲン化ブチルゴムをベースとした空気
不透過性混合物からつくられている。このインナーライ
ナー8は、タイヤ頂点位置で測定して、0.7mmの
厚さ、特に好ましくは0.3乃至0.4mmの厚さを有
する。
【0021】単層カーカス3は好ましくはポリエステル
織物、たとえば、1440/2−100EPDm構造の
ものから構成されそして両側の隆起したビード部5にビ
ードワイヤー6を内包している。このビードワイヤー6
は従来常用の鋼鉄線でありうる。ビードワイヤー6の上
方には断面がほぼ三角形のビードフィラー7が配置され
ている。一方ではビード部での重量軽減を図るため、し
かし他方ではできるだけ軽量のタイヤを提供するという
全体的コンセプトでのタイヤのバランスを保証するため
に、本発明の範囲内でいくつかの実施例が考慮された。
図示した実施例では、カーカス層の折返し端3aは従来
の構造のタイヤの場合よりも短くなっている。すなわ
ち、折返し端3aは、E.T.R.T.O.基準マニュアルによる
車輪外縁の角点直径から測定して、タイヤ高さRの5乃
至15%の範囲である高さh1 のところで終わってい
る。他方、ビードフィラー7は、h1と同じ基準点から
測定して、高さh2のところまでのびている。この高さ
h2はタイヤ高さRの15乃至28%の範囲にある。好
ましくは、h112%Rそしてh225%Rであ
る。いずれの場合にもh2h1である。さらに、ビー
ドフィラー7自体は比較的柔軟で弾性のあるゴム混合物
からつくられる。ビードフィラー7のショア硬度A(ド
イツ工業規格DIN53505による)は50乃至75
の範囲であり、好ましくは70である。また、その室
温における反撥弾性(DIN53512による)は
0%、特に好ましくは45%である。カーカスの短い
折返し端、短いビードフィラーならびにその柔らかで弾
性のあるゴム混合物が全体として柔軟なビード部を与え
る。これによって、タイヤの主要構成部分、すなわち、
ベルトを有するトレッド、サイドウォールおよびビード
部が相互に、タイヤ全体内の所望されない曲げ応力をほ
とんど回避するような態様で、決定される。ビード部5
のこの実施例はさらに乗り心地良さにも好ましい作用を
およぼす。なぜならば、全体として材料使用量が節減さ
れているにもかかわらず、個々の衝撃、特に道路の横継
ぎ目などによる衝撃を良好に吸収することがこの構成に
よって保証されるからである。
【0022】図3はビード部の構成の変形実施例を示
す。この実施例の場合では、自由な単層カーカスの端3
a’はビードワイヤー6’をほとんど完全に包囲してお
りそしてさらにわずかな距離だけ元のカーカス層と近接
してそれと平行に上にのびている。ビードワイヤー6’
の上方に、ただしビードワイヤー6’を包囲している自
由なカーカス端3a’によってビードワイヤーから分離
されて、ビードフィラー7’が配置されている。このビ
ードフィラーについてのh1 とh2 の数値は図1の実
施例の場合と同じである。さらに、このビードフィラー
7’も好ましくは前記した数値の範囲の硬度と反撥弾性
とを有する混合物からつくられる。
【0023】本発明に従ってサイズ175/70R13
のタイヤを製作しそしていくつかの試験を行った。試験
タイヤの仕様は以下のとおりであった。 ベルト幅:トレッド幅BLの67%、 2つのベルト層内の補強材としてスチールコード:高張
力鋼線2×0.30mm、 コード密度:65本/10cm、 サイドウォール厚さd:1.8mm、 カーカス折返しの高さh1:Rの12%、 ビードフィラーの高さh2:Rの24%、 ビードフィラーの材料:常用ゴム混合物、 ビードフィラーのショア硬度A:70、 ビードフィラーの室温における反撥弾性:42%。
【0024】これらのタイヤを試験に供しそして同じサ
イズの、ただし従来の構造のタイヤと比較した。以下の
条件で転がり抵抗、耐久性、高速耐久性、通過騒音の試
験を実施した。 転がり抵抗:2m−試験トロンメルで駆動モーメントを
測定。数値は60km/h速度における数値。 耐久性:FMVSS 109(Federal Motor Vehicle Safety Sta
ndard, USA) による。 高速耐久性:FMVSS 109 による。 通過騒音:ISO R362準拠(駆動なし、モーター停止)。
【0025】表1は得られた試験結果を示し、本発明に
よる2つのタイヤと従来構成の1つの対照タイヤとが比
較されている。特性値は対照タイヤの試験で得られた数
値を100として評価値で記載されており、>100の
評価値は改良を示す。
【0026】 表 1 タイヤ試験結果 重量(kg) 回転抵抗 高速耐久性 耐久性 通過騒音 対照タイヤ 6.8 100 100 100 100 試験タイヤ1 5.4 121 95 95 107 試験タイヤ2 5.4 120 96 98 107
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたタイヤの半分の概略
断面図であり、残り半分は同じ構造である。
【図2】図1に示したタイヤのトレッド部とベルト部の
拡大詳細断面図である。
【図3】ビード部の構成の変形例を示す概略断面図であ
る。
【符号の説明】
1 トレッド 2 ベルト 2a、2b ベルト層 3、3’ 単層カーカス 3a、3a’ カーカス折返し端 4 サイドウォール 5 ビード部 6、6’ ビードワイヤー 7、7’ ビードフィラー 8 インナーライナー 12 スチールコード
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B60C 13/00 F 8408−3D 15/00 B 8408−3D 15/06 B 8408−3D (72)発明者 ホルスト シュタムフ オーストリア国.2551 エンゼスフェル ト,オーベレア フェーレンハング ヌマ ー3

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレッド、一対のサイドウォール、ビー
    ドワイヤーおよびビードフィラーとを有する一対のビー
    ド部、特に単層のカーカス、少なくとも2つのベルト層
    を有するベルトを有し、各ベルト層内には互いに平行に
    のびるスチールコードが配置されており、一方の層内の
    スチールコードは他方の層のスチールコードと交差して
    いるラジアルタイプの乗用自動車タイヤにおいて、ベル
    ト(2)の幅が接地表面でのトレッド(1)の幅(B
    L)の60乃至80%であること、サイドウォール
    (4)の厚さ(d)が2.0mmであること、各ベル
    ト層(2a、2b)内のスチールコードが10cm当た
    り30乃至70本のコード密度を有していること、およ
    びビード部(5)内のビードフィラー(7、7’)が5
    0乃至75、特に70のショアー硬度Aおよび室温に
    おいて40%、特に45%の反撥弾性を有している
    ことを特徴とするタイヤ。
  2. 【請求項2】 カーカスの折返し端(3a、3a’)が
    タイヤ高さ(R)の5乃至15%の範囲である高さ(h
    1)まで達していることを特徴とする請求項1記載のタ
    イヤ。
  3. 【請求項3】 ビードフィラー(7、7’)がタイヤ高
    さの15乃至28%の範囲である高さまでのびているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のタイヤ。
  4. 【請求項4】 カーカスの折返し端(3a、3a’)が
    タイヤ高さ(R)の12%の高さ(h1)で終わって
    いることを特徴とする請求項2記載のタイヤ。
  5. 【請求項5】 ビードフィラー(7、7’)がタイヤ高
    さ(R)の25%である最大高さ(h2)までのびて
    いることを特徴とする請求項3記載のタイヤ。
  6. 【請求項6】 自由なカーカス層の折返し端(3a’)
    がビードワイヤー(6’)のほぼ全部を包囲するように
    折返されそしてそのカーカス折返し端(3a’)は元の
    カーカス層に隣接してさらにのびていることを特徴とす
    る請求項1乃至5のいずれかに記載のタイヤ。
  7. 【請求項7】 ベルト(2)の幅が接地表面でのタイヤ
    幅(BL)の60乃至70%であることを特徴とする請
    求項1乃至6のいずれかに記載のタイヤ。
  8. 【請求項8】 サイドウォール(4)の厚さ(d)が
    1.0乃至1.8mmであることを特徴とする請求項1
    乃至7のいずれかに記載のタイヤ。
  9. 【請求項9】 ベルト層(2a、2b)内のスチールコ
    ードが2500乃至3500N/mm2 の引張強度を有
    していることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに
    記載のタイヤ。
  10. 【請求項10】 ベルト層(2a、2b)内のスチール
    コードのコード密度が65であることを特徴とする請
    求項1乃至9のいずれかに記載のタイヤ。
  11. 【請求項11】 タイヤがインナーライナー(8)を有
    しており、該インナーライナーはハロゲン化ブチルゴム
    を含有するゴム混合物を基材とするものでありそして
    0.7mm、特に0.3乃至0.4mmの厚さを有して
    いることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記
    載のタイヤ。
  12. 【請求項12】 荷重インデックス対コード密度の比が
    1.25乃至3.2であることを特徴とする請求項1乃
    至11のいずれかに記載の速度シンボルQかつ荷重イ
    ンデックス50のタイヤ。
  13. 【請求項13】 荷重インデックス対コード密度の比が
    1.25乃至2.2であることを特徴とする請求項12
    記載のタイヤ。
JP6272250A 1993-11-08 1994-11-07 タイヤ Expired - Lifetime JP2823518B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT226093A AT401367B (de) 1993-11-08 1993-11-08 Radialluftreifen für pkw
AT2260/93 1993-11-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07186612A true JPH07186612A (ja) 1995-07-25
JP2823518B2 JP2823518B2 (ja) 1998-11-11

Family

ID=3531044

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6272250A Expired - Lifetime JP2823518B2 (ja) 1993-11-08 1994-11-07 タイヤ

Country Status (3)

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EP (1) EP0652118A1 (ja)
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