JPH07184183A - 多地点テレビ会議システム - Google Patents
多地点テレビ会議システムInfo
- Publication number
- JPH07184183A JPH07184183A JP5328685A JP32868593A JPH07184183A JP H07184183 A JPH07184183 A JP H07184183A JP 5328685 A JP5328685 A JP 5328685A JP 32868593 A JP32868593 A JP 32868593A JP H07184183 A JPH07184183 A JP H07184183A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 テレビ会議端末から多地点会議の設定を行う
のに、モデムなどの外部機器を使用することなく、安価
に実現できるようにする。 【構成】 テレビ会議端末2からISDN回線3を使用
して多地点テレビ会議制御装置1に発呼する。その場
合、会議参加端末数等の会議開催情報をISDNの呼設
定メッセージ内のユーザ・ユーザ情報要素に設定してお
く。テレビ会議端末2からの着呼を受けた多地点テレビ
会議制御装置1は、まずISDN回線制御部1−1でユ
ーザ・ユーザ情報要素から会議開催情報を取り出し、中
央制御部1−4へ通知する。中央制御部1−4は接続回
線数等を判断して、回線交換部1−2で必要な回線数を
接続するとともに他の端末への発呼が必要な場合は、制
御部1−1に対して発呼処理を行うよう指示する。会議
形態が1対1会議等の場合は、回線交換部1−2で回線
を接続するのみでよいが、多地点会議の場合は、多地点
会議制御部1−3により画像・音声の分離、画像の切
替、音声の加算処理を行わせる。
のに、モデムなどの外部機器を使用することなく、安価
に実現できるようにする。 【構成】 テレビ会議端末2からISDN回線3を使用
して多地点テレビ会議制御装置1に発呼する。その場
合、会議参加端末数等の会議開催情報をISDNの呼設
定メッセージ内のユーザ・ユーザ情報要素に設定してお
く。テレビ会議端末2からの着呼を受けた多地点テレビ
会議制御装置1は、まずISDN回線制御部1−1でユ
ーザ・ユーザ情報要素から会議開催情報を取り出し、中
央制御部1−4へ通知する。中央制御部1−4は接続回
線数等を判断して、回線交換部1−2で必要な回線数を
接続するとともに他の端末への発呼が必要な場合は、制
御部1−1に対して発呼処理を行うよう指示する。会議
形態が1対1会議等の場合は、回線交換部1−2で回線
を接続するのみでよいが、多地点会議の場合は、多地点
会議制御部1−3により画像・音声の分離、画像の切
替、音声の加算処理を行わせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ会議におけるテ
レビ会議端末側から多地点テレビ会議制御装置に対して
会議の開催/終了を指示する制御に利用する。本発明
は、外部機器を用いることなく安価にシステムを構成す
ることができる多地点テレビ会議システムに関する。
レビ会議端末側から多地点テレビ会議制御装置に対して
会議の開催/終了を指示する制御に利用する。本発明
は、外部機器を用いることなく安価にシステムを構成す
ることができる多地点テレビ会議システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のテレビ会議システムは、図
2に示すように、会議を開催する際は多地点テレビ会議
制御装置11に接続された会議予約制御装置15から、
あるいはテレビ会議端末2側からアナログ回線13やI
SDN回線(DチャネルパケットまたはBチャネル)1
4などを使用して会議開催情報を多地点テレビ会議制御
装置11へ送り、回線の接続を行っていた。
2に示すように、会議を開催する際は多地点テレビ会議
制御装置11に接続された会議予約制御装置15から、
あるいはテレビ会議端末2側からアナログ回線13やI
SDN回線(DチャネルパケットまたはBチャネル)1
4などを使用して会議開催情報を多地点テレビ会議制御
装置11へ送り、回線の接続を行っていた。
【0003】また、ISDN回線を用いる通信におい
て、その呼設定メッセージのユーザ・ユーザ情報要素に
制御情報を付加する技術も存在する(特開平3−105
67、特開平3−97353))。しかし、これらの技
術は、多地点でのテレビ会議を運行するに必要な制御情
報を伝送する技術ではなく、単にISDN回線を用いる
1対1通信における画像伝送技術での制御情報の伝送に
ユーザ・ユーザ情報要素を用いる例に過ぎないため、多
地点でのテレビ会議の開催および終了の制御を示唆する
ものではない。
て、その呼設定メッセージのユーザ・ユーザ情報要素に
制御情報を付加する技術も存在する(特開平3−105
67、特開平3−97353))。しかし、これらの技
術は、多地点でのテレビ会議を運行するに必要な制御情
報を伝送する技術ではなく、単にISDN回線を用いる
1対1通信における画像伝送技術での制御情報の伝送に
ユーザ・ユーザ情報要素を用いる例に過ぎないため、多
地点でのテレビ会議の開催および終了の制御を示唆する
ものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のテレ
ビ会議システムは、会議開催の指示を端末側から行う場
合、多地点テレビ会議制御装置側に端末からの指示を受
信するための回線、モデムなどの外部機器を別途必要と
するために、コストが増加する欠点がある。例えば、ア
ナログ回線を使用する場合には、図2に示す映像/音声
とは別のアナログ回線13およびモデム12が必要とな
る。またISDNのDチャネルパケットを使用する場合
には、そのためのターミナルアダプタ17などのハード
ウェアや回線の契約などが必要となる。また、会議予約
制御装置15を使用する場合も会議予約端末16との間
で専用の回線が必要となる。
ビ会議システムは、会議開催の指示を端末側から行う場
合、多地点テレビ会議制御装置側に端末からの指示を受
信するための回線、モデムなどの外部機器を別途必要と
するために、コストが増加する欠点がある。例えば、ア
ナログ回線を使用する場合には、図2に示す映像/音声
とは別のアナログ回線13およびモデム12が必要とな
る。またISDNのDチャネルパケットを使用する場合
には、そのためのターミナルアダプタ17などのハード
ウェアや回線の契約などが必要となる。また、会議予約
制御装置15を使用する場合も会議予約端末16との間
で専用の回線が必要となる。
【0005】ISDNのBチャネルを使用し、映像/音
声に多重化して制御データを転送する場合もあるが、こ
の場合、多重化された信号から制御データを取り出すハ
ードウェアが必要となる。さらに、多地点会議のように
映像/音声を一度分離して処理を行う場合は制御データ
を分離することができるが、1対1接続や放送型接続の
ような回線交換接続の場合は多重されたデータは分離さ
れずにそのまま交換されるので、制御データを分離でき
ない欠点がある。
声に多重化して制御データを転送する場合もあるが、こ
の場合、多重化された信号から制御データを取り出すハ
ードウェアが必要となる。さらに、多地点会議のように
映像/音声を一度分離して処理を行う場合は制御データ
を分離することができるが、1対1接続や放送型接続の
ような回線交換接続の場合は多重されたデータは分離さ
れずにそのまま交換されるので、制御データを分離でき
ない欠点がある。
【0006】本発明はこのような背景のもとに行われた
ものであって、外部機器を用いることなく多地点会議の
設定を行なえるようにし、設備に要するコストを低減す
ることができる多地点テレビ会議システムを提供するこ
とを目的とする。
ものであって、外部機器を用いることなく多地点会議の
設定を行なえるようにし、設備に要するコストを低減す
ることができる多地点テレビ会議システムを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、遠隔地に存在
する複数のテレビ会議端末と、このテレビ会議端末とI
SDN回線を介して接続され設定された会議形態に合わ
せた回線接続を含むテレビ会議の制御を行う多地点テレ
ビ会議制御装置とを備えたテレビ会議システムにおい
て、前記テレビ会議端末は、会議形態および会議参加端
末数を含む会議開催情報をISDNの呼設定メッセージ
内のユーザ・ユーザ情報要素に設定して前記多地点テレ
ビ会議制御装置に発呼し会議の開催を指示する手段を備
え、前記多地点テレビ会議制御装置は、前記テレビ会議
端末からの呼設定メッセージ内のユーザ・ユーザ情報要
素から前記会議開催情報を分離するISDN回線制御部
と、前記会議形態情報に基づいて、必要な回線を接続す
る回線交換部と、伝送される画像および音声データを分
離して、会議に必要な音声の加算ならびに画像の切替制
御を行う多地点会議制御部と、前記ISDN回線制御部
および前記回線制御部ならびに前記多地点会議制御部を
制御する中央制御部とを備えたことを特徴とする。
する複数のテレビ会議端末と、このテレビ会議端末とI
SDN回線を介して接続され設定された会議形態に合わ
せた回線接続を含むテレビ会議の制御を行う多地点テレ
ビ会議制御装置とを備えたテレビ会議システムにおい
て、前記テレビ会議端末は、会議形態および会議参加端
末数を含む会議開催情報をISDNの呼設定メッセージ
内のユーザ・ユーザ情報要素に設定して前記多地点テレ
ビ会議制御装置に発呼し会議の開催を指示する手段を備
え、前記多地点テレビ会議制御装置は、前記テレビ会議
端末からの呼設定メッセージ内のユーザ・ユーザ情報要
素から前記会議開催情報を分離するISDN回線制御部
と、前記会議形態情報に基づいて、必要な回線を接続す
る回線交換部と、伝送される画像および音声データを分
離して、会議に必要な音声の加算ならびに画像の切替制
御を行う多地点会議制御部と、前記ISDN回線制御部
および前記回線制御部ならびに前記多地点会議制御部を
制御する中央制御部とを備えたことを特徴とする。
【0008】前記中央制御部は、前記ISDN回線制御
部からの会議開催情報をもとに会議形態を判断し前記I
SDN回線制御部による他のテレビ会議端末への発呼制
御および前記回線交換部に対する必要な回線接続制御な
らびに前記多地点会議制御部での多地点会議の運用管理
を制御する手段を含み、前記テレビ会議端末は、会議終
了情報をISDNの切断メッセージ内のユーザ・ユーザ
情報要素に設定して前記多地点テレビ会議制御装置へ指
示する手段を含み、前記多地点テレビ会議制御装置は、
このテレビ会議端末からの切断メッセージ内のユーザ・
ユーザ情報要素内の会議終了情報に基づいて、他のテレ
ビ会議端末への切断を行う手段を含むことが望ましい。
部からの会議開催情報をもとに会議形態を判断し前記I
SDN回線制御部による他のテレビ会議端末への発呼制
御および前記回線交換部に対する必要な回線接続制御な
らびに前記多地点会議制御部での多地点会議の運用管理
を制御する手段を含み、前記テレビ会議端末は、会議終
了情報をISDNの切断メッセージ内のユーザ・ユーザ
情報要素に設定して前記多地点テレビ会議制御装置へ指
示する手段を含み、前記多地点テレビ会議制御装置は、
このテレビ会議端末からの切断メッセージ内のユーザ・
ユーザ情報要素内の会議終了情報に基づいて、他のテレ
ビ会議端末への切断を行う手段を含むことが望ましい。
【0009】
【作用】会議を開催するときは、テレビ端末から着信許
可状態で待機している多地点テレビ会議制御装置に対し
てISDN回線を使用して発呼する。このとき、多地点
テレビ会議制御装置への接続設定を行う場合は、多地点
テレビ会議制御装置に対して接続する回線の指定、他の
参加端末への発呼のための電話番号などを含む会議開催
情報をISDNの呼設定メッセージ内に含まれるユーザ
・ユーザ情報要素に設定して発呼する。多地点テレビ会
議制御装置では、呼設定メッセージ内のユーザ・ユーザ
情報要素から会議開催情報を取り出し、必要な回線接続
動作を行った後に、応答メッセージを端末側に返して呼
を接続する。また、会議開始設定情報に他端末への発呼
情報が含まれる場合は、他の参加端末への発呼を自動的
に行う。ユーザ・ユーザ情報要素に何も設定されていな
い場合は多地点テレビ会議制御装置への設定は行わな
い。
可状態で待機している多地点テレビ会議制御装置に対し
てISDN回線を使用して発呼する。このとき、多地点
テレビ会議制御装置への接続設定を行う場合は、多地点
テレビ会議制御装置に対して接続する回線の指定、他の
参加端末への発呼のための電話番号などを含む会議開催
情報をISDNの呼設定メッセージ内に含まれるユーザ
・ユーザ情報要素に設定して発呼する。多地点テレビ会
議制御装置では、呼設定メッセージ内のユーザ・ユーザ
情報要素から会議開催情報を取り出し、必要な回線接続
動作を行った後に、応答メッセージを端末側に返して呼
を接続する。また、会議開始設定情報に他端末への発呼
情報が含まれる場合は、他の参加端末への発呼を自動的
に行う。ユーザ・ユーザ情報要素に何も設定されていな
い場合は多地点テレビ会議制御装置への設定は行わな
い。
【0010】会議を終了するときは、テレビ会議端末
は、開催時と同様に会議終了情報をISDNの切断メッ
セージ内のユーザ・ユーザ情報要素に設定して呼を切断
する。会議終了情報を受けた多地点テレビ会議制御装置
は会議設定を解除し、必要ならば他のテレビ会議端末へ
の呼を切断する。
は、開催時と同様に会議終了情報をISDNの切断メッ
セージ内のユーザ・ユーザ情報要素に設定して呼を切断
する。会議終了情報を受けた多地点テレビ会議制御装置
は会議設定を解除し、必要ならば他のテレビ会議端末へ
の呼を切断する。
【0011】テレビ会議端末からの会議開催、終了の指
示は映像および音声ともに同一の回線で行われるので、
外部機器が不要となり、設備費を低減することができ、
また、ISDNのユーザ・ユーザ情報要素を使用するの
で、会議の設定を1対1接続、放送型接続、他地点接続
などの会議形態に制約されることなく行うことができ
る。
示は映像および音声ともに同一の回線で行われるので、
外部機器が不要となり、設備費を低減することができ、
また、ISDNのユーザ・ユーザ情報要素を使用するの
で、会議の設定を1対1接続、放送型接続、他地点接続
などの会議形態に制約されることなく行うことができ
る。
【0012】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。図1は本発明実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【0013】本発明実施例は、遠隔地に存在する複数の
テレビ会議端末2と、このテレビ会議端末2とISDN
回線3を介して接続され設定された会議形態に合わせた
回線接続を含むテレビ会議の制御を行う多地点テレビ会
議制御装置1とを備え、テレビ会議端末2は、会議形態
および会議参加端末数を含む会議開催情報をISDNの
呼設定メッセージ内のユーザ・ユーザ情報要素に設定し
て前記多地点テレビ会議制御装置に発呼し会議の開催を
指示する手段を備え、多地点テレビ会議制御装置1は、
テレビ会議端末2からの呼設定メッセージ内のユーザ・
ユーザ情報要素から会議開催情報を分離するISDN回
線制御部1−1と、会議形態情報に基づいて、必要な回
線を接続する回線交換部1−2と、伝送される画像およ
び音声データを分離して、会議に必要な音声の加算なら
びに画像の切替制御を行う多地点会議制御部1−3と、
ISDN回線制御部1−1および回線交換部1−2なら
びに多地点会議制御部1−3を制御する中央制御部1−
4とを備える。
テレビ会議端末2と、このテレビ会議端末2とISDN
回線3を介して接続され設定された会議形態に合わせた
回線接続を含むテレビ会議の制御を行う多地点テレビ会
議制御装置1とを備え、テレビ会議端末2は、会議形態
および会議参加端末数を含む会議開催情報をISDNの
呼設定メッセージ内のユーザ・ユーザ情報要素に設定し
て前記多地点テレビ会議制御装置に発呼し会議の開催を
指示する手段を備え、多地点テレビ会議制御装置1は、
テレビ会議端末2からの呼設定メッセージ内のユーザ・
ユーザ情報要素から会議開催情報を分離するISDN回
線制御部1−1と、会議形態情報に基づいて、必要な回
線を接続する回線交換部1−2と、伝送される画像およ
び音声データを分離して、会議に必要な音声の加算なら
びに画像の切替制御を行う多地点会議制御部1−3と、
ISDN回線制御部1−1および回線交換部1−2なら
びに多地点会議制御部1−3を制御する中央制御部1−
4とを備える。
【0014】中央制御部1−4は、ISDN回線制御部
1−1からの会議開催情報をもとに会議形態を判断し、
ISDN回線制御部1−1による他のテレビ会議端末2
への発呼制御および回線交換部1−2に対する必要な回
線接続制御ならびに多地点会議制御部1−3での多地点
会議の運用管理を制御する手段を含み、テレビ会議端末
2は、会議終了情報をISDNの切断メッセージ内のユ
ーザ・ユーザ情報要素に設定して多地点テレビ会議制御
装置1へ指示する手段を含み、多地点テレビ会議制御装
置1は、このテレビ会議端末2からの切断メッセージ内
のユーザ・ユーザ情報要素内の会議終了情報に基づい
て、他のテレビ会議端末2への切断を行う手段を含む。
1−1からの会議開催情報をもとに会議形態を判断し、
ISDN回線制御部1−1による他のテレビ会議端末2
への発呼制御および回線交換部1−2に対する必要な回
線接続制御ならびに多地点会議制御部1−3での多地点
会議の運用管理を制御する手段を含み、テレビ会議端末
2は、会議終了情報をISDNの切断メッセージ内のユ
ーザ・ユーザ情報要素に設定して多地点テレビ会議制御
装置1へ指示する手段を含み、多地点テレビ会議制御装
置1は、このテレビ会議端末2からの切断メッセージ内
のユーザ・ユーザ情報要素内の会議終了情報に基づい
て、他のテレビ会議端末2への切断を行う手段を含む。
【0015】次に、このように構成された本発明実施例
の動作について図面を参照して説明する。
の動作について図面を参照して説明する。
【0016】会議を開催する場合、まずテレビ会議端末
2からISDN回線3を使用して多地点テレビ会議制御
装置1に発呼する。その場合、会議形態や会議参加端末
数などの会議開催情報をISDNの呼設定メッセージ内
のユーザ・ユーザ情報要素に設定しておく。テレビ会議
端末2からの着呼を受けた多地点テレビ会議制御装置1
はまずISDN回線制御部1−1で呼設定メッセージ内
のユーザ・ユーザ情報要素の中から会議開催情報を取り
出し中央制御部1−4へ通知する。中央制御部1−4は
会議形態や接続回線数を判断して、回線交換部1−2で
必要な回線数を接続するとともに他の端末への発呼が必
要な場合は、ISDN回線制御部1−1に対して発呼処
理を行うように指示する。会議形態が1対1会議や放送
型会議の場合は、回線交換部1−2で回線を接続するの
みでよいが、多地点会議を開催する場合は多地点会議制
御部1−3により画像・音声の分離、画像の切替、音声
の加算処理を行わせる。
2からISDN回線3を使用して多地点テレビ会議制御
装置1に発呼する。その場合、会議形態や会議参加端末
数などの会議開催情報をISDNの呼設定メッセージ内
のユーザ・ユーザ情報要素に設定しておく。テレビ会議
端末2からの着呼を受けた多地点テレビ会議制御装置1
はまずISDN回線制御部1−1で呼設定メッセージ内
のユーザ・ユーザ情報要素の中から会議開催情報を取り
出し中央制御部1−4へ通知する。中央制御部1−4は
会議形態や接続回線数を判断して、回線交換部1−2で
必要な回線数を接続するとともに他の端末への発呼が必
要な場合は、ISDN回線制御部1−1に対して発呼処
理を行うように指示する。会議形態が1対1会議や放送
型会議の場合は、回線交換部1−2で回線を接続するの
みでよいが、多地点会議を開催する場合は多地点会議制
御部1−3により画像・音声の分離、画像の切替、音声
の加算処理を行わせる。
【0017】会議の終了の場合も、開催時と同様にテレ
ビ会議端末2からISDNの切断メッセージ内のユーザ
・ユーザ情報要素に会議終了情報を乗せて、多地点テレ
ビ会議制御装置1へ通知する。多地点テレビ会議制御装
置1では、ISDN回線制御部1−1で取り出された会
議終了情報が中央制御部1−4へ送られ、回線交換部1
−2で当該回線を切断するともに、必要ならばISDN
回線制御部1−1により他のテレビ会議端末の網切断を
行う。
ビ会議端末2からISDNの切断メッセージ内のユーザ
・ユーザ情報要素に会議終了情報を乗せて、多地点テレ
ビ会議制御装置1へ通知する。多地点テレビ会議制御装
置1では、ISDN回線制御部1−1で取り出された会
議終了情報が中央制御部1−4へ送られ、回線交換部1
−2で当該回線を切断するともに、必要ならばISDN
回線制御部1−1により他のテレビ会議端末の網切断を
行う。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、テ
レビ会議端末からの会議の開催/終了の指示を映像/音
声と同一の回線で行うことにより外部機器が不要とな
り、コストを低減することができる効果がある。また、
会議の開催情報を映像/音声と同様に多重化するのでは
なく、ISDNのユーザ・ユーザ情報要素を使用するこ
とにより、会議の設定を会議形態(1対1接続、放送型
接続、多地点接続など)に制約されることなく同様に行
うことができる効果がある。
レビ会議端末からの会議の開催/終了の指示を映像/音
声と同一の回線で行うことにより外部機器が不要とな
り、コストを低減することができる効果がある。また、
会議の開催情報を映像/音声と同様に多重化するのでは
なく、ISDNのユーザ・ユーザ情報要素を使用するこ
とにより、会議の設定を会議形態(1対1接続、放送型
接続、多地点接続など)に制約されることなく同様に行
うことができる効果がある。
【図1】本発明実施例の構成を示すブロック図。
【図2】従来例の構成を示すブロック図。
1、11 多地点テレビ会議制御装置 1−1 ISDN回線制御部 1−2 回線交換部 1−3 多地点会議制御部 1−4 中央制御部 2 テレビ会議端末 3 ISDN回線 12 モデム 13 アナログ回線 14 ISDN回線(Dチャネルパケット) 15 会議予約制御装置 16 会議予約端末 17 ターミナルアダプタ
Claims (3)
- 【請求項1】 遠隔地に存在する複数のテレビ会議端末
と、このテレビ会議端末とISDN回線を介して接続さ
れ設定された会議形態に合わせた回線接続を含むテレビ
会議の制御を行う多地点テレビ会議制御装置とを備えた
テレビ会議システムにおいて、 前記テレビ会議端末は、会議形態および会議参加端末数
を含む会議開催情報をISDNの呼設定メッセージ内の
ユーザ・ユーザ情報要素に設定して前記多地点テレビ会
議制御装置に発呼し会議の開催を指示する手段を備え、 前記多地点テレビ会議制御装置は、 前記テレビ会議端末からの呼設定メッセージ内のユーザ
・ユーザ情報要素から前記会議開催情報を分離するIS
DN回線制御部と、 前記会議形態情報に基づいて、必要な回線を接続する回
線交換部と、 伝送される画像および音声データを分離して、会議に必
要な音声の加算ならびに画像の切替制御を行う多地点会
議制御部と、 前記ISDN回線制御部および前記回線制御部ならびに
前記多地点会議制御部を制御する中央制御部とを備えた
ことを特徴とする多地点テレビ会議システム。 - 【請求項2】 前記中央制御部は、 前記ISDN回線制御部からの会議開催情報をもとに会
議形態を判断し前記ISDN回線制御部による他のテレ
ビ会議端末への発呼制御および前記回線交換部に対する
必要な回線接続制御ならびに前記多地点会議制御部での
多地点会議の運用管理を制御する手段を含む請求項1記
載の多地点テレビ会議システム。 - 【請求項3】 前記テレビ会議端末は、会議終了情報を
ISDNの切断メッセージ内のユーザ・ユーザ情報要素
に設定して前記多地点テレビ会議制御装置へ指示する手
段を含み、 前記多地点テレビ会議制御装置は、このテレビ会議端末
からの切断メッセージ内のユーザ・ユーザ情報要素内の
会議終了情報に基づいて、他のテレビ会議端末への切断
を行う手段を含む請求項1または2記載の多地点テレビ
会議システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5328685A JP2768248B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 多地点テレビ会議システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5328685A JP2768248B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 多地点テレビ会議システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07184183A true JPH07184183A (ja) | 1995-07-21 |
JP2768248B2 JP2768248B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=18213025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5328685A Expired - Fee Related JP2768248B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 多地点テレビ会議システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2768248B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2005167903A (ja) * | 2003-12-05 | 2005-06-23 | Ntt Comware Corp | 会議システム、及び会議室要求受付方法 |
AU2001215578B2 (en) * | 2000-12-01 | 2006-12-14 | Ginganet Corporation | Teleconferencing system |
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-
1993
- 1993-12-24 JP JP5328685A patent/JP2768248B2/ja not_active Expired - Fee Related
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