JPH11313295A - 多地点間テレビ会議システム - Google Patents
多地点間テレビ会議システムInfo
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- JPH11313295A JPH11313295A JP10116696A JP11669698A JPH11313295A JP H11313295 A JPH11313295 A JP H11313295A JP 10116696 A JP10116696 A JP 10116696A JP 11669698 A JP11669698 A JP 11669698A JP H11313295 A JPH11313295 A JP H11313295A
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- video conference
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- Telephonic Communication Services (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のMCUをスター状に接続した従来の多
地点間テレビ会議システムでは、MCU側からテレビ会
議端末側へ接続して会議開催を行うホスト開催会議方式
しかなかった。このホスト開催会議方式による接続動作
は、スター状に接続されたMCUの中心となるマスタM
CUにかかる負荷が大きく、障害が発生しやすくなると
いう課題があった。 【解決手段】 会議操作部2とMCU30、31とを接
続するとともに、MCU30、31の各々にMCU間接
続指示部13を設け、テレビ会議端末側からMCU側へ
接続して会議開催を行うMeetMe会議方式を可能と
した。これにより、スター状に接続されたMCUの中心
となるマスタMCUにかかる負荷が軽減され、障害が発
生しにくくなった。
地点間テレビ会議システムでは、MCU側からテレビ会
議端末側へ接続して会議開催を行うホスト開催会議方式
しかなかった。このホスト開催会議方式による接続動作
は、スター状に接続されたMCUの中心となるマスタM
CUにかかる負荷が大きく、障害が発生しやすくなると
いう課題があった。 【解決手段】 会議操作部2とMCU30、31とを接
続するとともに、MCU30、31の各々にMCU間接
続指示部13を設け、テレビ会議端末側からMCU側へ
接続して会議開催を行うMeetMe会議方式を可能と
した。これにより、スター状に接続されたMCUの中心
となるマスタMCUにかかる負荷が軽減され、障害が発
生しにくくなった。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のテレビ会
議端末及び該複数のテレビ会議端末を制御する多地点テ
レビ会議通信制御装置より構成される多地点間テレビ会
議システムに係わり、特に複数の多地点テレビ会議通信
制御装置をスター状に接続した多地点間テレビ会議シス
テムに関する。
議端末及び該複数のテレビ会議端末を制御する多地点テ
レビ会議通信制御装置より構成される多地点間テレビ会
議システムに係わり、特に複数の多地点テレビ会議通信
制御装置をスター状に接続した多地点間テレビ会議シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、1台の多地点テレビ会議通信制
御装置(以下、MCU(Multipoint Control Unit)と
略す)で構成する従来の多地点間テレビ会議システムの
構成図である。図において、1は複数のテレビ会議端末
を制御して多地点間テレビ会議を実現するMCU、2は
例えばオペレータ(図示せず)によって操作され、多地
点間テレビ会議の設定を行う会議操作部、3はISDN
回線対応部、4は多重分離部、5は音声映像バス、6は
会議制御処理部、7は映像処理部、8は音声処理部、9
は制御バス、10は回線バスである。また、20〜2n
はテレビ会議端末である。
御装置(以下、MCU(Multipoint Control Unit)と
略す)で構成する従来の多地点間テレビ会議システムの
構成図である。図において、1は複数のテレビ会議端末
を制御して多地点間テレビ会議を実現するMCU、2は
例えばオペレータ(図示せず)によって操作され、多地
点間テレビ会議の設定を行う会議操作部、3はISDN
回線対応部、4は多重分離部、5は音声映像バス、6は
会議制御処理部、7は映像処理部、8は音声処理部、9
は制御バス、10は回線バスである。また、20〜2n
はテレビ会議端末である。
【0003】次に動作について説明する。会議操作部2
は、オペレータが指定した多地点間テレビ会議の開催時
間、参加するテレビ会議端末等の情報をMCU1(具体
的には会議制御処理部6)に通知する。また、ISDN
回線対応部3は、MCU1とテレビ会議端末20〜2n
とをISDN回線等のディジタル回線で接続し、映像、
音声などの多重されたデータのやりとりを行う。また、
多重分離部4はテレビ会議端末20〜2nからの映像、
音声などのデータの分離多重を行う。また、音声映像バ
ス5は多重分離部4と映像処理部7、音声処理部8との
間で、映像、音声などに分離されたデータをやり取りを
行う。
は、オペレータが指定した多地点間テレビ会議の開催時
間、参加するテレビ会議端末等の情報をMCU1(具体
的には会議制御処理部6)に通知する。また、ISDN
回線対応部3は、MCU1とテレビ会議端末20〜2n
とをISDN回線等のディジタル回線で接続し、映像、
音声などの多重されたデータのやりとりを行う。また、
多重分離部4はテレビ会議端末20〜2nからの映像、
音声などのデータの分離多重を行う。また、音声映像バ
ス5は多重分離部4と映像処理部7、音声処理部8との
間で、映像、音声などに分離されたデータをやり取りを
行う。
【0004】また、会議制御処理部6はISDN回線対
応部3又は多重分離部4を介して複数のテレビ会議端末
20〜2nとの通信を行い、映像制御、音声加算処理な
どの会議制御を行う。また、映像処理部7は会議制御処
理部6からの指示で映像切替を行ない、音声処理部8は
会議制御処理部6からの指示で音声復号・符号処理及び
音声加算を行う。また、制御バス9は会議制御処理部6
とISDN回線対応部3、多重分離部4、音声処理部
8、映像処理部7との間で制御信号のやり取りを行う。
また、回線バス10はISDN回線対応部3と多重分離
部4との間で多重された映像、音声等のデータのやり取
りを行う。
応部3又は多重分離部4を介して複数のテレビ会議端末
20〜2nとの通信を行い、映像制御、音声加算処理な
どの会議制御を行う。また、映像処理部7は会議制御処
理部6からの指示で映像切替を行ない、音声処理部8は
会議制御処理部6からの指示で音声復号・符号処理及び
音声加算を行う。また、制御バス9は会議制御処理部6
とISDN回線対応部3、多重分離部4、音声処理部
8、映像処理部7との間で制御信号のやり取りを行う。
また、回線バス10はISDN回線対応部3と多重分離
部4との間で多重された映像、音声等のデータのやり取
りを行う。
【0005】また、図7は図6に示すMCU1と同じ構
成のMCU1a、1b、1cをスター状に複数接続した
多地点間テレビ会議システムの構成図であり、図8は図
7の構成でMCU側からテレビ会議端末を呼び出す方式
(以下、ホスト開催会議方式と称す)で多地点間テレビ
会議を開催する場合の動作シーケンス図である。ホスト
開催会議方式では、会議を主催するテレビ会議端末20
(ホスト端末)及び会議操作部2と接続するMCU1a
をマスタMCUと称し、MCU1aと接続するMCU1
b、MCU1cをスレーブMCUと称す。また、図7で
は、MCU1aにホスト端末となるテレビ会議端末2
0、及びテレビ会議端末21が接続される。
成のMCU1a、1b、1cをスター状に複数接続した
多地点間テレビ会議システムの構成図であり、図8は図
7の構成でMCU側からテレビ会議端末を呼び出す方式
(以下、ホスト開催会議方式と称す)で多地点間テレビ
会議を開催する場合の動作シーケンス図である。ホスト
開催会議方式では、会議を主催するテレビ会議端末20
(ホスト端末)及び会議操作部2と接続するMCU1a
をマスタMCUと称し、MCU1aと接続するMCU1
b、MCU1cをスレーブMCUと称す。また、図7で
は、MCU1aにホスト端末となるテレビ会議端末2
0、及びテレビ会議端末21が接続される。
【0006】また、スレーブMCUとなるMCU1bに
はテレビ会議端末22、23が接続し、同じくスレーブ
MCUとなるMCU1cにはテレビ会議端末24、25
が接続する。また、図8では簡単のため、会議操作部
2、MCU1a、MCU1b、テレビ会議端末20、テ
レビ会議端末22の動作のみを示しているが、MCU1
c及びテレビ会議端末21、23〜25も図8の動作シ
ーケンスに準じて動作する。
はテレビ会議端末22、23が接続し、同じくスレーブ
MCUとなるMCU1cにはテレビ会議端末24、25
が接続する。また、図8では簡単のため、会議操作部
2、MCU1a、MCU1b、テレビ会議端末20、テ
レビ会議端末22の動作のみを示しているが、MCU1
c及びテレビ会議端末21、23〜25も図8の動作シ
ーケンスに準じて動作する。
【0007】次に、複数MCUをスター状に接続し、ホ
スト開催会議方式によって多地点間テレビ会議を開催す
る動作を図7、図8について説明する。例えば、オペレ
ータは会議操作部2より開催すべき多地点間テレビ会議
の会議開催時間、マスタMCU、スレーブMCU、ホス
ト端末となるべきテレビ会議端末、及び会議に参加させ
るテレビ会議端末等を指定する。会議操作部2は、上記
指定された条件をもとに多地点間テレビ会議を設定して
MCU1aに会議開催要求を出力する。
スト開催会議方式によって多地点間テレビ会議を開催す
る動作を図7、図8について説明する。例えば、オペレ
ータは会議操作部2より開催すべき多地点間テレビ会議
の会議開催時間、マスタMCU、スレーブMCU、ホス
ト端末となるべきテレビ会議端末、及び会議に参加させ
るテレビ会議端末等を指定する。会議操作部2は、上記
指定された条件をもとに多地点間テレビ会議を設定して
MCU1aに会議開催要求を出力する。
【0008】会議開催要求を入力したMCU1aは、会
議操作部2に会議開催応答を出力する。また、MCU1
aは会議開催時間の5分前に接続動作を開始して、ホス
トとなるテレビ会議端末20に呼設定要求を出力する。
これに対し、テレビ会議端末20はMCU1aと接続可
能と判断した場合は接続を出力する。これにより、MC
U1aとテレビ会議端末20との間の呼接続が完了す
る。
議操作部2に会議開催応答を出力する。また、MCU1
aは会議開催時間の5分前に接続動作を開始して、ホス
トとなるテレビ会議端末20に呼設定要求を出力する。
これに対し、テレビ会議端末20はMCU1aと接続可
能と判断した場合は接続を出力する。これにより、MC
U1aとテレビ会議端末20との間の呼接続が完了す
る。
【0009】次に、MCU1a(具体的には図6に示す
多重分離部4)とテレビ会議端末20との間で、例えば
国際標準ITU-T勧告H.221で規定されるような
フレーム同期を図り、映像、音声、制御データ等のデー
タの多重フォーマットを一致させる同期確立・能力交換
動作が行われる。この同期確立・能力確認動作が終了し
た時点で、MCU1aはテレビ会議端末20にMCU接
続通知を出力する。また、MCU接続通知を入力したテ
レビ会議端末20は、MCU1aにMCU接続確認を出
力する。また、MCU接続確認を入力したMCU1a
は、テレビ会議端末20に会議開催指示を出力する。
多重分離部4)とテレビ会議端末20との間で、例えば
国際標準ITU-T勧告H.221で規定されるような
フレーム同期を図り、映像、音声、制御データ等のデー
タの多重フォーマットを一致させる同期確立・能力交換
動作が行われる。この同期確立・能力確認動作が終了し
た時点で、MCU1aはテレビ会議端末20にMCU接
続通知を出力する。また、MCU接続通知を入力したテ
レビ会議端末20は、MCU1aにMCU接続確認を出
力する。また、MCU接続確認を入力したMCU1a
は、テレビ会議端末20に会議開催指示を出力する。
【0010】また、会議開催指示を入力したテレビ会議
端末20はMCU1aに会議開催応答を出力して会議開
始待ち状態となる。また、MCU1aはテレビ会議端末
21に対しても同様なシーケンスを行って会議待ち状態
とさせる。また、MCU1aはスレーブMCUとなるM
CU1bに対し、呼設定〜MCU接続確認までのシーケ
ンスを行い、MCU1bからMCU接続確認を入力した
MCU1aは、MCU1bにテレビ会議端末22、23
との接続を依頼する会議開催依頼を出力する。
端末20はMCU1aに会議開催応答を出力して会議開
始待ち状態となる。また、MCU1aはテレビ会議端末
21に対しても同様なシーケンスを行って会議待ち状態
とさせる。また、MCU1aはスレーブMCUとなるM
CU1bに対し、呼設定〜MCU接続確認までのシーケ
ンスを行い、MCU1bからMCU接続確認を入力した
MCU1aは、MCU1bにテレビ会議端末22、23
との接続を依頼する会議開催依頼を出力する。
【0011】また、会議開催依頼を入力したMCU1b
は、会議開催受諾をMCU1aに出力する。また、MC
U1bは会議開催依頼の内容によりテレビ会議端末2
2、23に対して呼設定〜会議開催応答のシーケンスを
行って接続をはかり、会議待ち状態とさせる。また、M
CU1aはMCU1cに対しても同様なシーケンスで会
議開催依頼を行い、これによりMCU1cはテレビ会議
端末24、25に対して呼設定〜会議開催応答のシーケ
ンス動作を行って接続をはかり、会議待ち状態とさせ
る。
は、会議開催受諾をMCU1aに出力する。また、MC
U1bは会議開催依頼の内容によりテレビ会議端末2
2、23に対して呼設定〜会議開催応答のシーケンスを
行って接続をはかり、会議待ち状態とさせる。また、M
CU1aはMCU1cに対しても同様なシーケンスで会
議開催依頼を行い、これによりMCU1cはテレビ会議
端末24、25に対して呼設定〜会議開催応答のシーケ
ンス動作を行って接続をはかり、会議待ち状態とさせ
る。
【0012】また、MCU1aは上記シーケンスを行っ
ている間に、必要に応じてMCU1b、1cに対して端
末状況指示を出力してMCU1b、1cに接続される端
末状況の問い合わせを行う。また、端末状況指示を入力
したMCU1b、1cは、接続すべきテレビ会議端末の
状況を記した端末状況応答をMCU1aに出力する。ま
た、MCU1aは必要に応じて、ホストとなるテレビ会
議端末20に端末状況通知を出力して、会議に参加する
テレビ会議端末の接続状況を通知する。
ている間に、必要に応じてMCU1b、1cに対して端
末状況指示を出力してMCU1b、1cに接続される端
末状況の問い合わせを行う。また、端末状況指示を入力
したMCU1b、1cは、接続すべきテレビ会議端末の
状況を記した端末状況応答をMCU1aに出力する。ま
た、MCU1aは必要に応じて、ホストとなるテレビ会
議端末20に端末状況通知を出力して、会議に参加する
テレビ会議端末の接続状況を通知する。
【0013】また、会議開催時間になった場合、MCU
1aはテレビ会議端末20、21及びMCU1b、1c
に会議開始指示を出力する。また、会議開始指示を入力
したMCU1bは、テレビ会議端末22、23に会議開
始指示を出力する。同様に、会議開始指示を入力したM
CU1cは、テレビ会議端末24、25に会議開始指示
を出力する。以上の動作により、MCU1a、1b、1
cをスター状に接続した多地点間テレビ会議がテレビ会
議端末20をホストとして開催される。
1aはテレビ会議端末20、21及びMCU1b、1c
に会議開始指示を出力する。また、会議開始指示を入力
したMCU1bは、テレビ会議端末22、23に会議開
始指示を出力する。同様に、会議開始指示を入力したM
CU1cは、テレビ会議端末24、25に会議開始指示
を出力する。以上の動作により、MCU1a、1b、1
cをスター状に接続した多地点間テレビ会議がテレビ会
議端末20をホストとして開催される。
【0014】次に、図8に示す同期確立・能力交換シー
ケンス動作を説明する。同期確立・能力交換シーケンス
によって、映像、音声などの多重フォーマットを一致さ
せる手順は、例えば国際標準ITU-T勧告H.221
に規定されるようなBASコマンドと呼ばれる制御パス
を用い、国際標準ITU-T勧告H.242に規定され
る能力交換手順によって行われる。能力交換手順とは、
自局(例えばMCU1a)の受信可能な通信能力(受信
可能音声符号化方式、受信可能映像フレームレートな
ど)を相手局(例えばテレビ会議端末20)に示す手順
をいう。その後、相手局の受信可能な通信能力を認識し
た時点で、相手局の受信可能な能力中の任意の能力(通
信モード)で通信を開始する。尚、通信中は双方とも現
在の通信モードを繰り返し送信し続け、相手局に現在の
多重フォーマットを常に認識させる。
ケンス動作を説明する。同期確立・能力交換シーケンス
によって、映像、音声などの多重フォーマットを一致さ
せる手順は、例えば国際標準ITU-T勧告H.221
に規定されるようなBASコマンドと呼ばれる制御パス
を用い、国際標準ITU-T勧告H.242に規定され
る能力交換手順によって行われる。能力交換手順とは、
自局(例えばMCU1a)の受信可能な通信能力(受信
可能音声符号化方式、受信可能映像フレームレートな
ど)を相手局(例えばテレビ会議端末20)に示す手順
をいう。その後、相手局の受信可能な通信能力を認識し
た時点で、相手局の受信可能な能力中の任意の能力(通
信モード)で通信を開始する。尚、通信中は双方とも現
在の通信モードを繰り返し送信し続け、相手局に現在の
多重フォーマットを常に認識させる。
【0015】また、図9は図6の構成(1MCUで多地
点間テレビ会議を行う構成)で、テレビ会議端末側から
MCUを呼び出す方式(以下、MeetMe会議方式と
称す)で多地点間テレビ会議を開催する場合の動作シー
ケンス図である。MeetMe会議方式は、ホスト開催
会議方式に較べると以下の点で相違する。 (1)MCU1は、設定された多地点間テレビ会議の内
容に合わせてISDN回線対応部3、多重分離部4等の
リソースを確保するだけで、会議に参加するテレビ会議
端末からの接続を待っていればよいため、MCU1の多
地点間テレビ会議の開催までの動作の負荷が軽減する。
点間テレビ会議を行う構成)で、テレビ会議端末側から
MCUを呼び出す方式(以下、MeetMe会議方式と
称す)で多地点間テレビ会議を開催する場合の動作シー
ケンス図である。MeetMe会議方式は、ホスト開催
会議方式に較べると以下の点で相違する。 (1)MCU1は、設定された多地点間テレビ会議の内
容に合わせてISDN回線対応部3、多重分離部4等の
リソースを確保するだけで、会議に参加するテレビ会議
端末からの接続を待っていればよいため、MCU1の多
地点間テレビ会議の開催までの動作の負荷が軽減する。
【0016】(2)例えば、ホスト開催会議方式におい
ては、会議開催5分前に会議に参加するテレビ会議端末
への接続動作を開始するが、この場合MCU1は接続で
きないテレビ会議端末に対してリトライ動作を行わなけ
ればならなく、MCU1にかかる負荷は増大する。これ
に対し、MCU1はMeetMe会議方式では、テレビ
会議端末側から接続に対応するだけで良いため、MCU
1側から積極的に動作すべき内容が少なくなり、MCU
1にかかる負荷が軽減する。
ては、会議開催5分前に会議に参加するテレビ会議端末
への接続動作を開始するが、この場合MCU1は接続で
きないテレビ会議端末に対してリトライ動作を行わなけ
ればならなく、MCU1にかかる負荷は増大する。これ
に対し、MCU1はMeetMe会議方式では、テレビ
会議端末側から接続に対応するだけで良いため、MCU
1側から積極的に動作すべき内容が少なくなり、MCU
1にかかる負荷が軽減する。
【0017】次に、MeetMe会議方式による多地点
間テレビ会議の開催動作を説明する。図9において、例
えばオペレータは会議操作部2より会議開催時間、及び
会議に参加させるテレビ会議端末等を指定する。会議操
作部2は、上記指定された条件をもとに多地点間テレビ
会議を設定してMCU1に会議開催要求を出力する。ま
た、MCU1は入力した会議開催要求に対応して会議開
催応答を会議操作部2に出力する。また、MCU1は会
議開催時間になるとISDN回線対応部3、多重分離部
4等の必要なリソースを内部的に確保し、参加するテレ
ビ会議端末からの接続を待つ。
間テレビ会議の開催動作を説明する。図9において、例
えばオペレータは会議操作部2より会議開催時間、及び
会議に参加させるテレビ会議端末等を指定する。会議操
作部2は、上記指定された条件をもとに多地点間テレビ
会議を設定してMCU1に会議開催要求を出力する。ま
た、MCU1は入力した会議開催要求に対応して会議開
催応答を会議操作部2に出力する。また、MCU1は会
議開催時間になるとISDN回線対応部3、多重分離部
4等の必要なリソースを内部的に確保し、参加するテレ
ビ会議端末からの接続を待つ。
【0018】また、多地点間テレビ会議に参加すべきテ
レビ会議端末20は、会議開催時間になるとMCU1に
呼設定を出力する。テレビ会議端末20から呼設定を入
力したMCU1は、テレビ会議端末20と接続可能と判
断した場合は接続を出力する。これにより、MCU1と
テレビ会議端末20との間の呼接続が完了する。次に、
MCU1とテレビ会議端末20との間では、同期確立・
能力交換〜会議開催応答までのシーケンスが行われる。
また、テレビ会議端末20から会議開催応答を入力した
MCU1は、テレビ会議端末20へ会議開始指示を出力
する。また、会議開始指示を入力したテレビ会議端末2
0は、MCU1へ会議開始応答を出力する。
レビ会議端末20は、会議開催時間になるとMCU1に
呼設定を出力する。テレビ会議端末20から呼設定を入
力したMCU1は、テレビ会議端末20と接続可能と判
断した場合は接続を出力する。これにより、MCU1と
テレビ会議端末20との間の呼接続が完了する。次に、
MCU1とテレビ会議端末20との間では、同期確立・
能力交換〜会議開催応答までのシーケンスが行われる。
また、テレビ会議端末20から会議開催応答を入力した
MCU1は、テレビ会議端末20へ会議開始指示を出力
する。また、会議開始指示を入力したテレビ会議端末2
0は、MCU1へ会議開始応答を出力する。
【0019】これにより、テレビ会議端末20はMCU
1が開催する多地点間テレビ会議に参加した状態とな
る。また、テレビ会議端末2nもテレビ会議端末20と
同様なシーケンスによりMCU1と接続し、多地点間テ
レビ会議に参加する。以上の動作により、1MCUのM
eetMe会議方式による多地点間テレビ会議が開催さ
れる。
1が開催する多地点間テレビ会議に参加した状態とな
る。また、テレビ会議端末2nもテレビ会議端末20と
同様なシーケンスによりMCU1と接続し、多地点間テ
レビ会議に参加する。以上の動作により、1MCUのM
eetMe会議方式による多地点間テレビ会議が開催さ
れる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来の多地点間テレビ
会議システムは以上のように構成され、以下のような課
題があった。 (1)従来の多地点間テレビ会議システムでは、複数M
CUをスター状に接続して多地点間テレビ会議を開催す
る場合は、ホスト開催会議方式にて行わなければならな
い。しかし、ホスト開催会議方式では、マスタMCUが
スレーブMCUとの間で専用のコマンド(例えば会議開
催依頼・受諾、端末状況指示・応答・通知等)を用いて
接続すべきテレビ会議端末を管理しなければならない。
つまり、スレーブMCU数が多くなるほどマスタMCU
の負荷が増大し、障害が発生しやすくなるという課題が
あった。
会議システムは以上のように構成され、以下のような課
題があった。 (1)従来の多地点間テレビ会議システムでは、複数M
CUをスター状に接続して多地点間テレビ会議を開催す
る場合は、ホスト開催会議方式にて行わなければならな
い。しかし、ホスト開催会議方式では、マスタMCUが
スレーブMCUとの間で専用のコマンド(例えば会議開
催依頼・受諾、端末状況指示・応答・通知等)を用いて
接続すべきテレビ会議端末を管理しなければならない。
つまり、スレーブMCU数が多くなるほどマスタMCU
の負荷が増大し、障害が発生しやすくなるという課題が
あった。
【0021】(2)また、MeetMe会議方式で複数
MCUをスター状に接続した多地点間テレビ会議を開催
させようとしても、複数MCUを接続させるシーケンス
がないため、実現できない課題があった。
MCUをスター状に接続した多地点間テレビ会議を開催
させようとしても、複数MCUを接続させるシーケンス
がないため、実現できない課題があった。
【0022】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、第1の目的は、複数MCUを
スター状に接続した場合でも、MeetMe会議方式で
多地点間テレビ会議を開催できる多地点間テレビ会議シ
ステムを提供するものである。
めになされたものであり、第1の目的は、複数MCUを
スター状に接続した場合でも、MeetMe会議方式で
多地点間テレビ会議を開催できる多地点間テレビ会議シ
ステムを提供するものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明に係る多地点間
テレビ会議システムは、テレビ会議端末側から多地点テ
レビ会議通信制御装置側に接続して多地点間テレビ会議
を開催する多地点間テレビ会議システムにおいて、上記
多地点テレビ会議通信制御装置をスター状に複数接続さ
れた場合の中心に配置される主多地点テレビ会議通信制
御装置と、上記主多地点テレビ会議通信制御装置と接続
する従多地点テレビ会議通信制御装置と、上記主多地点
テレビ会議通信制御装置と従多地点テレビ会議通信制御
装置との各々に接続して多地点間テレビ会議の開催命令
を出力する会議操作部と、少なくても上記会議操作部と
主多地点通信制御装置との間に設けられ、上記会議操作
部から開催命令を入力した場合に上記従多地点通信制御
装置への接続を指示する接続指示部とを備えたものであ
る。
テレビ会議システムは、テレビ会議端末側から多地点テ
レビ会議通信制御装置側に接続して多地点間テレビ会議
を開催する多地点間テレビ会議システムにおいて、上記
多地点テレビ会議通信制御装置をスター状に複数接続さ
れた場合の中心に配置される主多地点テレビ会議通信制
御装置と、上記主多地点テレビ会議通信制御装置と接続
する従多地点テレビ会議通信制御装置と、上記主多地点
テレビ会議通信制御装置と従多地点テレビ会議通信制御
装置との各々に接続して多地点間テレビ会議の開催命令
を出力する会議操作部と、少なくても上記会議操作部と
主多地点通信制御装置との間に設けられ、上記会議操作
部から開催命令を入力した場合に上記従多地点通信制御
装置への接続を指示する接続指示部とを備えたものであ
る。
【0024】また、次の発明に係る多地点間テレビ会議
システムは、テレビ会議端末側から多地点テレビ会議通
信制御装置側に接続して多地点間テレビ会議を開催する
多地点間テレビ会議システムにおいて、上記多地点テレ
ビ会議通信制御装置をスター状に複数接続された場合の
中心に配置される主多地点テレビ会議通信制御装置と、
上記主多地点テレビ会議通信制御装置と接続する従多地
点テレビ会議通信制御装置と、上記主多地点テレビ会議
通信制御装置と従多地点テレビ会議通信制御装置との各
々に接続して多地点間テレビ会議の開催命令を出力する
会議操作部と、少なくても上記会議操作部と従多地点通
信制御装置との間に設けられ、上記会議操作部から開催
命令を入力した場合に上記主多地点通信制御装置への接
続を指示する接続指示部とを備えたものである。
システムは、テレビ会議端末側から多地点テレビ会議通
信制御装置側に接続して多地点間テレビ会議を開催する
多地点間テレビ会議システムにおいて、上記多地点テレ
ビ会議通信制御装置をスター状に複数接続された場合の
中心に配置される主多地点テレビ会議通信制御装置と、
上記主多地点テレビ会議通信制御装置と接続する従多地
点テレビ会議通信制御装置と、上記主多地点テレビ会議
通信制御装置と従多地点テレビ会議通信制御装置との各
々に接続して多地点間テレビ会議の開催命令を出力する
会議操作部と、少なくても上記会議操作部と従多地点通
信制御装置との間に設けられ、上記会議操作部から開催
命令を入力した場合に上記主多地点通信制御装置への接
続を指示する接続指示部とを備えたものである。
【0025】更に、次の発明に係る多地点間テレビ会議
システムは、会議操作部と接続指示部との間に、該会議
操作部からの遠隔操作を可能とするリモート接続部を設
けたものである。
システムは、会議操作部と接続指示部との間に、該会議
操作部からの遠隔操作を可能とするリモート接続部を設
けたものである。
【0026】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
一実施形態を図について説明する。 図1はこの発明に
よる多地点間テレビ会議システムの構成図であり、図6
と同一符号は同一又は同等の機能を示し説明を省略す
る。図において、30及び31はMCUであり、図1に
示すMCU1aとは会議操作部2と会議制御部6との間
にMCU間接続指示部13が設けられた点が相違する。
また、MCU31はMCU30と同一の構成を有してい
る。また、図2は図1の構成でMeetMe会議方式の
多地点間テレビ会議を開催する場合の動作シーケンス図
であり、図3はMCU間接続指示部13の動作フローチ
ャートである。また、図4は会議開催要求のコマンド内
容説明図である。
一実施形態を図について説明する。 図1はこの発明に
よる多地点間テレビ会議システムの構成図であり、図6
と同一符号は同一又は同等の機能を示し説明を省略す
る。図において、30及び31はMCUであり、図1に
示すMCU1aとは会議操作部2と会議制御部6との間
にMCU間接続指示部13が設けられた点が相違する。
また、MCU31はMCU30と同一の構成を有してい
る。また、図2は図1の構成でMeetMe会議方式の
多地点間テレビ会議を開催する場合の動作シーケンス図
であり、図3はMCU間接続指示部13の動作フローチ
ャートである。また、図4は会議開催要求のコマンド内
容説明図である。
【0027】次に図1〜図4を用いてこの発明の多地点
間テレビ会議システムの動作について説明するが、図1
の構成においてはMCU30をマスタMCU、MCU3
1をスレーブMCUとする。また、MCU30にはテレ
ビ会議端末20が接続され、MCU31にはテレビ会議
端末21が接続されるものとする。また、会議操作部2
はMCU30及び31と直接接続されるものとする。例
えば、オペレータ(図示せず)は会議操作部2より開催
すべき多地点間テレビ会議の会議開催時間、マスタMC
U、スレーブMCU、及び会議に参加させるテレビ会議
端末等を指定する。
間テレビ会議システムの動作について説明するが、図1
の構成においてはMCU30をマスタMCU、MCU3
1をスレーブMCUとする。また、MCU30にはテレ
ビ会議端末20が接続され、MCU31にはテレビ会議
端末21が接続されるものとする。また、会議操作部2
はMCU30及び31と直接接続されるものとする。例
えば、オペレータ(図示せず)は会議操作部2より開催
すべき多地点間テレビ会議の会議開催時間、マスタMC
U、スレーブMCU、及び会議に参加させるテレビ会議
端末等を指定する。
【0028】会議操作部2は、上記指定された条件をも
とに多地点間テレビ会議を設定してMCU30及び31
に会議開催要求を出力する。また、会議開催要求を入力
したMCU30及び31は、各々会議開催応答を会議操
作部2に出力する。また、会議開催時間になるとMCU
30及び31は、各々がISDN回線対応部3、多重分
離部4等の必要なリソースを内部的に確保し、参加する
テレビ会議端末からの接続を待つ。また、MCU30は
後述するMCU間接続指示部13の動作により、MCU
31へ呼設定〜会議開始応答までのシーケンスを行う。
とに多地点間テレビ会議を設定してMCU30及び31
に会議開催要求を出力する。また、会議開催要求を入力
したMCU30及び31は、各々会議開催応答を会議操
作部2に出力する。また、会議開催時間になるとMCU
30及び31は、各々がISDN回線対応部3、多重分
離部4等の必要なリソースを内部的に確保し、参加する
テレビ会議端末からの接続を待つ。また、MCU30は
後述するMCU間接続指示部13の動作により、MCU
31へ呼設定〜会議開始応答までのシーケンスを行う。
【0029】また、会議開催時間になった場合、テレビ
会議端末20はMCU30に対して呼設定〜会議開始応
答までのシーケンスを行ってMCU30と接続する。同
様に、テレビ会議端末21はMCU31に対して呼設定
〜会議開始応答までのシーケンスを行ってMCU31と
接続する。これにより、複数MCUのMeetMe会議
方式による多地点間テレビ会議が開催される。
会議端末20はMCU30に対して呼設定〜会議開始応
答までのシーケンスを行ってMCU30と接続する。同
様に、テレビ会議端末21はMCU31に対して呼設定
〜会議開始応答までのシーケンスを行ってMCU31と
接続する。これにより、複数MCUのMeetMe会議
方式による多地点間テレビ会議が開催される。
【0030】次に、MCU間接続指示部13によるMC
U間接続動作を図3について説明する。ST1で会議操
作部2から会議開催要求を入力したMCU間接続指示部
13はST2に移行する。ST2では、図4に示す会議
開催要求のコマンド内に接続MCUがあるか否かを判断
し、ある場合はST3、そうでない場合は動作を終了す
る。ST3では、図4に示す会議開催要求コマンドのM
CU種別により、自MCUがマスタMCUか否かを判断
し、マスタMCUの場合はST4に移行し、そうでない
場合は動作を終了する。
U間接続動作を図3について説明する。ST1で会議操
作部2から会議開催要求を入力したMCU間接続指示部
13はST2に移行する。ST2では、図4に示す会議
開催要求のコマンド内に接続MCUがあるか否かを判断
し、ある場合はST3、そうでない場合は動作を終了す
る。ST3では、図4に示す会議開催要求コマンドのM
CU種別により、自MCUがマスタMCUか否かを判断
し、マスタMCUの場合はST4に移行し、そうでない
場合は動作を終了する。
【0031】また、ST4では、図4に示す会議開催要
求コマンドの内容を参照し、スレーブMCUに対して途
中呼出要求による接続動作を行い動作を終了する。尚、
途中呼出要求とは、従来の多地点間テレビ会議から存在
するコマンドの一つであり、スレーブMCUに途中呼出
要求を行うと図2に示すような呼設定〜会議開始応答の
一連のシーケンスが動作して、スレーブMCUと接続す
る。
求コマンドの内容を参照し、スレーブMCUに対して途
中呼出要求による接続動作を行い動作を終了する。尚、
途中呼出要求とは、従来の多地点間テレビ会議から存在
するコマンドの一つであり、スレーブMCUに途中呼出
要求を行うと図2に示すような呼設定〜会議開始応答の
一連のシーケンスが動作して、スレーブMCUと接続す
る。
【0032】以上の動作により、MeetMe会議方式
による複数のMCUをスター状に接続した多地点間テレ
ビ会議を開催できるようになる。このMeetMe会議
方式による複数のMCUでの多地点間テレビ会議の接続
動作は以下の特徴がある。 (1)図6に示す従来のMCU1にMCU間接続指示部
13を挿入して(図1に示すMCU30の構成)、MC
U間接続指示部13に図3の動作をさせることで簡単に
接続できる。 (2)MCU30からMCU31へ接続する場合は、従
来からの動作命令である途中呼出要求を使用すれば良
く、MCU間の接続に新たなコマンドを追加することが
ないため、従来のシーケンスをそのまま使用できる。
による複数のMCUをスター状に接続した多地点間テレ
ビ会議を開催できるようになる。このMeetMe会議
方式による複数のMCUでの多地点間テレビ会議の接続
動作は以下の特徴がある。 (1)図6に示す従来のMCU1にMCU間接続指示部
13を挿入して(図1に示すMCU30の構成)、MC
U間接続指示部13に図3の動作をさせることで簡単に
接続できる。 (2)MCU30からMCU31へ接続する場合は、従
来からの動作命令である途中呼出要求を使用すれば良
く、MCU間の接続に新たなコマンドを追加することが
ないため、従来のシーケンスをそのまま使用できる。
【0033】尚、図1のMCU間接続指示部13の図3
での動作は、途中呼出要求によりマスタMCUからスレ
ーブMCUに接続する動作を行っていたが、逆にスレー
ブMCUからマスタMCUへの接続動作を行っても良
い。つまり、図3のST3におけるマスタMCUか否か
の判断時に、マスタMCUの場合は動作を終了し、スレ
ーブMCUの場合はST4に移行するように変更する。
また、ST4ではマスタMCUへ途中呼出要求をするよ
うに変更する。これにより、MCU間接続の接続元をマ
スタMCUからスレーブMCUに変更できる。これによ
り、マスタMCUはスレーブMCUからの接続処理に応
じて動作すればよくなり、マスタMCUの負荷を更に軽
減することができる。
での動作は、途中呼出要求によりマスタMCUからスレ
ーブMCUに接続する動作を行っていたが、逆にスレー
ブMCUからマスタMCUへの接続動作を行っても良
い。つまり、図3のST3におけるマスタMCUか否か
の判断時に、マスタMCUの場合は動作を終了し、スレ
ーブMCUの場合はST4に移行するように変更する。
また、ST4ではマスタMCUへ途中呼出要求をするよ
うに変更する。これにより、MCU間接続の接続元をマ
スタMCUからスレーブMCUに変更できる。これによ
り、マスタMCUはスレーブMCUからの接続処理に応
じて動作すればよくなり、マスタMCUの負荷を更に軽
減することができる。
【0034】また、図5は会議操作部2とMCU31と
の接続に、リモート接続部及びISDN回線使用した多
地点間テレビ会議システムの構成図である。図におい
て、14a、14bはリモート接続部である。図5にお
いては、図2に示すMCU31との間の会議開催要求及
び会議開催応答のシーケンスがリモート接続部14a、
14b及びISDN回線を介して行われる。これによ
り、会議操作部2とMCU31とを直接接続しなくても
多地点間テレビ会議を開催でき、例えば、遠隔に存在す
るMCUを使用した多地点間テレビ会議を実施できる。
の接続に、リモート接続部及びISDN回線使用した多
地点間テレビ会議システムの構成図である。図におい
て、14a、14bはリモート接続部である。図5にお
いては、図2に示すMCU31との間の会議開催要求及
び会議開催応答のシーケンスがリモート接続部14a、
14b及びISDN回線を介して行われる。これによ
り、会議操作部2とMCU31とを直接接続しなくても
多地点間テレビ会議を開催でき、例えば、遠隔に存在す
るMCUを使用した多地点間テレビ会議を実施できる。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、多地点間テレビ会議
システムは、会議操作部が主多地点テレビ会議通信制御
装置と従多地点テレビ会議通信制御装置との各々に接続
して多地点間テレビ会議の開催命令を出力し、少なくて
も上記会議操作部と主多地点通信制御装置との間に設け
られた接続指示部が上記会議操作部から開催命令を入力
した場合に上記従多地点通信制御装置への接続を指示す
るので、多地点テレビ会議通信制御装置をスター状に複
数接続した場合において、テレビ会議端末側から多地点
テレビ会議通信制御装置側に接続する多地点間テレビ会
議を開催できる効果がある。
システムは、会議操作部が主多地点テレビ会議通信制御
装置と従多地点テレビ会議通信制御装置との各々に接続
して多地点間テレビ会議の開催命令を出力し、少なくて
も上記会議操作部と主多地点通信制御装置との間に設け
られた接続指示部が上記会議操作部から開催命令を入力
した場合に上記従多地点通信制御装置への接続を指示す
るので、多地点テレビ会議通信制御装置をスター状に複
数接続した場合において、テレビ会議端末側から多地点
テレビ会議通信制御装置側に接続する多地点間テレビ会
議を開催できる効果がある。
【0036】また、次の発明によれば、多地点間テレビ
会議システムは、会議操作部が主多地点テレビ会議通信
制御装置と従多地点テレビ会議通信制御装置との各々に
接続して多地点間テレビ会議の開催命令を出力し、少な
くても上記会議操作部と従多地点通信制御装置との間に
設けられた接続指示部が上記会議操作部から開催命令を
入力した場合に上記主多地点通信制御装置への接続を指
示するので、多地点テレビ会議通信制御装置をスター状
に複数接続した場合において、テレビ会議端末側から多
地点テレビ会議通信制御装置側に接続する多地点間テレ
ビ会議を開催できるとともに、主多地点テレビ会議通信
制御装置にかかる負荷を軽減できる効果がある。
会議システムは、会議操作部が主多地点テレビ会議通信
制御装置と従多地点テレビ会議通信制御装置との各々に
接続して多地点間テレビ会議の開催命令を出力し、少な
くても上記会議操作部と従多地点通信制御装置との間に
設けられた接続指示部が上記会議操作部から開催命令を
入力した場合に上記主多地点通信制御装置への接続を指
示するので、多地点テレビ会議通信制御装置をスター状
に複数接続した場合において、テレビ会議端末側から多
地点テレビ会議通信制御装置側に接続する多地点間テレ
ビ会議を開催できるとともに、主多地点テレビ会議通信
制御装置にかかる負荷を軽減できる効果がある。
【0037】更に、次の発明によれば、多地点間テレビ
会議システムは、会議操作部と接続指示部との間に、該
会議操作部からの遠隔操作を可能とするリモート接続部
を設けたので、例えば、遠隔に存在する多地点テレビ会
議通信制御装置を使用した多地点間テレビ会議を実施で
きる効果がある。
会議システムは、会議操作部と接続指示部との間に、該
会議操作部からの遠隔操作を可能とするリモート接続部
を設けたので、例えば、遠隔に存在する多地点テレビ会
議通信制御装置を使用した多地点間テレビ会議を実施で
きる効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1による多地点間テレ
ビ会議システムの構成図である。
ビ会議システムの構成図である。
【図2】 図1に示す多地点間テレビ会議システムの構
成でMeetMe会議方式の多地点間テレビ会議を開催
する場合の動作シーケンス図である。
成でMeetMe会議方式の多地点間テレビ会議を開催
する場合の動作シーケンス図である。
【図3】 図1に示すMCU間接続指示部の動作フロー
チャートである。
チャートである。
【図4】 会議開催要求のコマンド内容説明図である。
【図5】 図1に示す多地点間テレビ会議システムの構
成にISDN回線と接続するリモート接続部を付加した
多地点間テレビ会議システムの構成図である。
成にISDN回線と接続するリモート接続部を付加した
多地点間テレビ会議システムの構成図である。
【図6】 1台のMCUで構成する従来の多地点間テレ
ビ会議システムの構成図である。
ビ会議システムの構成図である。
【図7】 MCUをスター状に複数接続した従来の多地
点間テレビ会議システムの構成図である。
点間テレビ会議システムの構成図である。
【図8】 図7の構成でホスト開催会議方式により多地
点間テレビ会議を開催する場合の動作シーケンス図であ
る。
点間テレビ会議を開催する場合の動作シーケンス図であ
る。
【図9】 図6の構成でMeetMe会議方式により多
地点間テレビ会議を開催する場合の動作シーケンス図で
ある。
地点間テレビ会議を開催する場合の動作シーケンス図で
ある。
2 会議操作部 3 ISDN回線対応部 4 多重分離部 5 音声・映像バス 6 会議制御処理部 7 映像処理部 8 音声処理部 9 制御バス 10 回線バス 13 MCU間接続指示部 14a、14b リモート接続部 20、21・・・2n テレビ会議端末 30、31 多地点テレビ会議通信制御装置(MC
U)
U)
Claims (3)
- 【請求項1】 テレビ会議端末側から多地点テレビ会議
通信制御装置側に接続して多地点間テレビ会議を開催す
る多地点間テレビ会議システムにおいて、 上記多地点テレビ会議通信制御装置をスター状に複数接
続された場合の中心に配置される主多地点テレビ会議通
信制御装置と、 上記主多地点テレビ会議通信制御装置と接続する従多地
点テレビ会議通信制御装置と、 上記主多地点テレビ会議通信制御装置と従多地点テレビ
会議通信制御装置との各々に接続して多地点間テレビ会
議の開催命令を出力する会議操作部と、 少なくても上記会議操作部と主多地点通信制御装置との
間に設けられ、上記会議操作部から開催命令を入力した
場合に上記従多地点通信制御装置への接続を指示する接
続指示部とを備えたことを特徴とする多地点間テレビ会
議システム。 - 【請求項2】 テレビ会議端末側から多地点テレビ会議
通信制御装置側に接続して多地点間テレビ会議を開催す
る多地点間テレビ会議システムにおいて、 上記多地点テレビ会議通信制御装置をスター状に複数接
続された場合の中心に配置される主多地点テレビ会議通
信制御装置と、 上記主多地点テレビ会議通信制御装置と接続する従多地
点テレビ会議通信制御装置と、 上記主多地点テレビ会議通信制御装置と従多地点テレビ
会議通信制御装置との各々に接続して多地点間テレビ会
議の開催命令を出力する会議操作部と、 少なくても上記会議操作部と従多地点通信制御装置との
間に設けられ、上記会議操作部から開催命令を入力した
場合に上記主多地点通信制御装置への接続を指示する接
続指示部とを備えたことを特徴とする多地点間テレビ会
議システム。 - 【請求項3】 会議操作部と接続指示部との間に、該会
議操作部からの遠隔操作を可能とするリモート接続部を
設けたことを特徴とする請求項第1項乃至第2項の何れ
かに記載の多地点間テレビ会議システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10116696A JPH11313295A (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 多地点間テレビ会議システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10116696A JPH11313295A (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 多地点間テレビ会議システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11313295A true JPH11313295A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14693597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10116696A Pending JPH11313295A (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 多地点間テレビ会議システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11313295A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002045398A1 (fr) * | 1999-06-14 | 2002-06-06 | Ginganet Corporation | Systeme de teleconference |
JP2005311619A (ja) * | 2004-04-20 | 2005-11-04 | Yakichiro Sakai | 通信システム |
JP2006229416A (ja) * | 2005-02-16 | 2006-08-31 | Fujitsu Ltd | 多地点会議システム |
CN100359942C (zh) * | 2003-11-05 | 2008-01-02 | 华为技术有限公司 | 视讯会议系统及其管理方法 |
CN100433827C (zh) * | 2005-05-18 | 2008-11-12 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种在导演方式下使两级级联会议广播源保持一致的方法 |
CN100438613C (zh) * | 2006-04-05 | 2008-11-26 | 北京华纬讯电信技术有限公司 | 多媒体视频会议系统中音视频码流的传输方法 |
-
1998
- 1998-04-27 JP JP10116696A patent/JPH11313295A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002045398A1 (fr) * | 1999-06-14 | 2002-06-06 | Ginganet Corporation | Systeme de teleconference |
CN100359942C (zh) * | 2003-11-05 | 2008-01-02 | 华为技术有限公司 | 视讯会议系统及其管理方法 |
US7683923B2 (en) | 2003-11-05 | 2010-03-23 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Videoconference system and a management method thereof |
US8310518B2 (en) | 2003-11-05 | 2012-11-13 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Videoconference system and management method thereof |
JP2005311619A (ja) * | 2004-04-20 | 2005-11-04 | Yakichiro Sakai | 通信システム |
JP2006229416A (ja) * | 2005-02-16 | 2006-08-31 | Fujitsu Ltd | 多地点会議システム |
JP4700977B2 (ja) * | 2005-02-16 | 2011-06-15 | 富士通株式会社 | 多地点会議システム |
CN100433827C (zh) * | 2005-05-18 | 2008-11-12 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种在导演方式下使两级级联会议广播源保持一致的方法 |
CN100438613C (zh) * | 2006-04-05 | 2008-11-26 | 北京华纬讯电信技术有限公司 | 多媒体视频会议系统中音视频码流的传输方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040621 |