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JPH07180744A - 固有振動数可変型制振装置 - Google Patents

固有振動数可変型制振装置

Info

Publication number
JPH07180744A
JPH07180744A JP34294293A JP34294293A JPH07180744A JP H07180744 A JPH07180744 A JP H07180744A JP 34294293 A JP34294293 A JP 34294293A JP 34294293 A JP34294293 A JP 34294293A JP H07180744 A JPH07180744 A JP H07180744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
natural frequency
mass body
spring
mounting base
vibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34294293A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Honke
浩一 本家
Hiroki Ueda
宏樹 上田
Haruo Oda
春夫 織田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Publication of JPH07180744A publication Critical patent/JPH07180744A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付部にモーメントが発生して設計が複雑化
することのない固有振動数可変型制振装置を提供しよう
とするものである。 【構成】 取付ベース41と、該取付ベース41中央に
垂直に立設された案内軸46と、該案内軸46に摺動可
能に取り付られた質量体47と、一端が該質量体47に
他端が前記取付ベース41側に取付られて該質量体47
を支持する前記案内軸46に対して左右対称のバネ55
L、55Rと、該左右対称のバネ55L、55Rの他端
の位置を前記取付ベース41に沿って移動させ、前記バ
ネ55L、55Rの取付ベース41に対する角度θを左
右対称に変化させることによりバネ定数Kを変化させて
固有振動数を可変とする固有振動数可変手段52を備え
た本発明の固有振動数可変型制振装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加振力を受けて振動す
る物体の振動を制振する固有振動数可変型制振装置に係
わり、特に、振動する物体が産業機械、建築機械等の汎
用機器である場合に最適な固有振動数可変型制振装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】周期的な加振力を受けて振動する被振動
物体の制振方法としては古くから動吸振機が有効なこと
が良く知られている。これは振動しいている物体に、加
振力の周波数と等しい固有振動数を持つバネ、質量、ダ
ンパー等からなる装置を取り付けて、これの振動力によ
り被振動物体の現実の振動周波数付近に反共振点が形成
されるようにして吸振し、制振するものである。ところ
がこの方法は加振周波数と動吸振機の固有振動数が精度
良く一致している必要があり、加振周波数が変動する場
合には対応できないという問題があった。
【0003】そこで、加振力の周波数の変化に同調して
固有振動数が変化し、吸振する種々の固有振動数可変型
制振装置が提案されている。
【0004】そのような制振装置として、特告昭56─
43174、特開平3─247872に開示されている
ものが知られている。前者は、片持ち梁形構造物の制振
に適用されるもので、固有振動数を持つバネとして、板
バネが前記片持ち梁形構造物と並ぶように、片持ち梁形
構造物の自由端に取り付けられ、このバネ上を錘が摺動
可能に設けられた片持ち梁形状の制振装置である。この
ような構造の制振装置は、バネ上の錘を摺動させて加振
力の周波数の変化に同調するようにバネの固有振動数を
変化させて吸振効果を得ている。
【0005】後者は、建築物の地震や強風による振動を
抑制するために適用されるもので、慣性質量体が同一方
向に振動する前記第一及び第二バネによって支えられて
おり、第一バネはバネ定数が固定で、第二バネはバネ定
数が可変な制振装置である。このような構造の制振装置
は、加振力の周波数の変化に同調するように第二バネの
バネ定数を変化させることによって吸振効果を得てい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
場合、片持ち梁形状であることから板バネ取付部でモー
メントが発生し、片持ち梁形構造物とバネとの取付角度
が吸振効果に大きく影響することが明らかになった。そ
のため、より良い吸振効果をあげるには、錘のバネ上の
摺動と共に、板バネの取付角度の変更が必要となり、加
振力の周波数の変化に同調して調整しなくてはならない
変数が増え設計が複雑になるという問題を有している。
又、後者の場合、対象目的が建築物の地震や強風による
振動を抑制するためと巨大なものであるので、装置自体
も大型になり、産業機械、建築機械等の汎用機器には適
さない。
【0007】本発明の固有振動数可変型制振装置は、上
記問題に鑑みなされたもので、その目的とするところ
は、取付部にモーメントが発生して設計が複雑化するこ
とのない固有振動数可変型制振装置を提供しようとする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明の固有振動数可変型制振装置は、取付ベース
と、該取付ベース中央に垂直に立設された案内軸と、該
案内軸に摺動可能に取り付られた質量体と、一端が該質
量体に他端が前記取付ベース側に取付られて該質量体を
支持する前記案内軸に対して左右対称のバネと、該左右
対称のバネの他端の位置を前記取付ベースに沿って移動
させ、前記バネの取付ベースに対する角度を左右対称に
変化させることによりバネ定数を変化させて固有振動数
を可変とする固有振動数可変手段を備えたものである。
【0009】又、本発明の固有振動数可変型制振装置
は、取付ベースの両端側に垂直に立設された案内軸と、
該案内軸に共通して摺動可能に挿通されている質量体
と、該質量体を支持する左右対称の片持ち梁状の板バネ
と、該板バネの質量体支持点を移動させることによりバ
ネ定数を変化させて固有振動数を可変とする固有振動数
可変手段を備えたものである。
【0010】
【作用】質量体を支持するバネを案内軸に対して左右対
称に設けてその取付角度を変化させたり、質量体を支持
する片持ち梁状の板バネを左右対称に設けてその板バネ
の質量体支持点を移動させたりしてバネ定数を変化させ
て固有振動数を可変とする固有振動数可変手段を設ける
と、加振力の周波数の変化に同調して固有振動数を調整
するに際して、質量体を支持するバネによって取付部に
モーメントが発生しないので設計が複雑になることな
い。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。図1は、本発明の第一実施例である固有
振動数可変型振動制御装置40を示す図である。本発明
の固有振動数可変型振動制御装置40は、取付ベース4
1と、取付ベース中央に垂直に立設された案内軸46
と、案内軸46に摺動可能に取り付られた質量体47
と、一端が質量体47に他端が前記取付ベース41側に
取付られて質量体47を支持する前記案内軸46に対し
て左右対称のバネ55L、55Rと、この左右対称のバ
ネ55L、55Rの他端の位置を前記取付ベース41に
沿って移動させ、前記バネ55L、55Rの取付ベース
41に対する角度を変化させることによりバネ定数を変
化させて固有振動数を可変とする固有振動数可変手段5
2を備えている。このように質量体を支持するバネを案
内軸に対して左右対称に設けた理由は、取付部にモーメ
ントを発生させないためである。尚、左右対称のバネの
バネ定数は同じである。
【0012】更に、各部材を詳細に説明する。同図にお
いて、被振動物の上面に取付ベース41が固定され、こ
の取付ベース41上に左右一対の支持ブラケット42が
立設されており、両支持ブラケット42に軸受43を介
してネジ軸44の両端が回転可能に支持されている。ネ
ジ軸44の左半分には左ネジ44Lが、右半分には右ネ
ジ44Rがそれぞれ形成されており、ネジ軸44の略中
間部位にはギア50が固定されている。又、取付ベース
41上にはブラケット51を介して弾性調節モータ(固
有振動数可変手段)52が調節され、この固有振動数可
変手段52の出力軸にピニオン53が固定されており、
このピニオン53が上記ギア50に噛合されている。
【0013】取付ベース41の中央部には、上記ネジ軸
44の中央部位をまたぐブラケット45が設置され、こ
のブラケット45上に上下方向の案内軸46が立設され
ている。この案内軸46は、鉄等の比較的比重の大きな
材料で形成された質量体47を具えている。この質量体
47と上記案内軸46との間には、リニアベアリング4
8が設けられており、質量体47は案内軸46に案内さ
れながら昇降可能とされている。
【0014】上記ネジ軸44の左ネジ44Lにはナット
49Lが、右ネジ44Rにはナット49Rがそれぞれ螺
合されており、ナット49Lと上記質量体47の左翼部
下面とがコイルバネ55Lを介して連結され、ナット4
9Rと上記質量体47の右翼部下面とがコイルバネ55
Rを介して連結されている。
【0015】従って、本発明の固有振動数可変型振動制
御装置40は、上記固有振動数可変手段52の作動によ
りネジ軸44が回転駆動され、このネジ軸44の回転に
伴って左右ナット49L、40Rが互いに接離する方向
に移動する(図1実線及び二点鎖線参照)ことにより、
質量体47を支えるバネ55L、55Rの合成弾性係数
(バネ定数)Kが変化するようになっている。
【0016】上記のように構成された本発明の固有振動
数可変型振動制御装置40は、加振力を受けて振動する
被振動物体の現実の振動周波数fを図示していない測定
器によって測定し、その振動周波数付近に反共振点が形
成される固有振動数となるように、 K=4π2 ・f・
m (式1) によって合成弾性係数(バネ定数)Kを
求め、求めたKに基づき、 K=2k/sinθ (式
2) によってバネ55L、55Rの取付ベース41に
対する角度θを求め、求めた角度θを得るように、弾性
調節モータ(固有振動数可変手段)52を図示していな
い制御手段により制御して作動させる。ここで、mは質
量体47の質量、kはバネ55L、55Rの本来のバネ
定数を示している。
【0017】次に、第二実施例を図2に基づいて説明す
る。本発明実施の他の固有振動数可変型振動制御装置7
0は、取付ベース71と、取付ベース71の両端側に垂
直に立設された案内軸75と、案内軸75に共通して摺
動可能に挿通されている質量体72と、質量体72を支
持する左右対称の片持ち梁状の板バネ80と、板バネ8
0の質量体支持点を移動させることによりバネ定数を変
化させて固有振動数を可変とする固有振動数可変手段を
備えている。このように質量体を支持する板バネを左右
対称に設けた理由は、取付部にモーメントを発生させな
いためである。尚、左右対称の板バネのバネ定数は同じ
である。
【0018】更に、各部材を詳細に説明する。同図にお
いて、被振動物の上面にベース71が固定される。この
ベース71上に立設する各案内軸75の上部は共通の規
制板76を貫通しており、この規制板76は、各案内軸
75上部に形成されたネジ75aの装着れるナット74
によって、上方への動きが規制されている。そして、質
量体72の下面とベース71の上面との間、及び質量体
72と規制板76との間にそれぞれ圧縮状態でコイルバ
ネ78が介設されており、これらのコイルバネ78によ
って質量体72が浮遊状態で支持されている。
【0019】ベース71の左右両翼にはいたバネ取付部
79が立設され、各板バネ取付部79は片持ち梁である
板バネ80の基端が固定されており、両板バネ80の自
由端は互いに中央を向いた状態となっている。
【0020】これに対して質量体72の下面には左右に
延びるガイド81が設けられ、これらガイド81に沿っ
てスライド可能に左右一対のナット82L、82Rが設
けられており、各ナット82に上記板バネ80上を走行
するローラ83が連結されている。質量体72の左右両
翼下面には軸受部84が設けられ、これらの軸受部84
によってネジ軸85のが左右両端が回転可能に支持され
ている。このネジ軸85の左半部には左ネジ85Lが、
右半部には右ネジ85Rが形成され、左ネジ85Lに上
記ナット82Lが、右ネジ85Rに上記ナット82Rが
それぞれ螺合されている。ネジ軸85の中央にはギア8
6が固定される一方、質量体72内には弾性調整モータ
(固有振動数可変手段)87が設けられており、この弾
性調整モータ(固有振動数可変手段)87に固定された
ピニオン88が上記ギア86に噛合されている。
【0021】従って、この固有振動数可変型振動制御装
置70では、弾性調節モータ(固有振動数可変手段)8
7の作動でネジ軸85が回転駆動されることにより両ナ
ット82L、82R及び両ローラ83が互いに接離する
方向に変位し、これによって板バネ80の弾性係数(バ
ネ定数)が変化するようになっている。
【0022】尚、コイルバネ78によって質量体72を
浮遊状態にするのは、下記の理由による。板バネ80の
みで質量体72を支えると、板バネ80の剛性を大きく
する必要があるが、本発明実施の他の固有振動数可変型
振動制御装置70は、板バネ80の質量体支持点を移動
させることによりバネ定数を変化させて固有振動数を可
変とするものであるので、板バネ80の剛性を大きくす
ると、バネ定数を変化させるための移動距離が長くなり
装置全体として大型化してしまう。そして、装置の固有
振動数を変化させるための微調整も難しくなる等の問題
が生じるので、バネ定数が固定のコイルバネ78によっ
て質量体72を浮遊状態にしておくのである。
【0023】又、上記理由の観点からみれば、図1に示
した第一実施例においても、バネ55L、55Rのみで
質量体47を支えると、バネ定数を変化させるための移
動距離が長くなり装置全体として大型化してしまい、装
置の固有振動数を変化させる微調整も難しくなる等の問
題が生じる場合には、バネ定数が固定のコイルバネを案
内軸46に挿通して質量体47をを浮遊状態にしてお
き、バネ55L、55Rのバネ定数を変化させて装置の
固有振動数を変化させる微調整をすることが可能であ
る。
【0024】更に、図3に示すように、上記質量体72
と規制板76との間等にダッシュポット90等の粘弾性
吸振器を介在させれば、振動体72及びキャブ20の振
動をより素早く減衰させることが可能となる。この効果
は、前記第1実施例に示した質量体47と基板41との
間等に上記粘弾性吸振器を設けても同様の効果が得られ
る。
【0025】次に、第三実施例を図4に基づいて説明す
る。本発明実施の更に他の固有振動数可変型振動制御装
置110は、取付ベース91と、取付ベース91の中央
に垂直に立設された案内軸95と、案内軸95にリニア
ベアリング109により摺動可能に挿通されている質量
体92と、質量体92を支持する左右対称の片持ち梁状
の板バネ100と、板バネ100の質量体支持点を移動
させることによりバネ定数を変化させて固有振動数を可
変とする固有振動数可変手段を備えている。このように
質量体を支持する板バネを左右対称に設けた理由は、取
付部にモーメントを発生させないためである。尚、左右
対称の板バネ100のバネ定数は同じである。
【0026】更に、固有振動数可変手段について述べ
る。ベース91の左右両翼には板バネ取付部99が立設
され、各板バネ取付部99は片持ち梁である板バネ10
0の基端が固定されており、両板バネ100の自由端は
互いに中央を向いた状態となっている。
【0027】これに対して質量体92の下面には左右に
延びるガイド101が設けられ、これらガイド101に
沿ってスライド可能に左右一対のナット102L、10
2Rが設けられ、各ナットに上記板バネ100上を走行
するローラ103が連結されている。質量体92の下面
には軸受部104が設けられ、これらの軸受部104に
よって左右のネジ軸105R、105Lの左右両端が回
転可能に支持される。それぞれ左ネジ軸105Lに上記
ナット102Lが、右ネジ軸105Rに上記ナット10
2Rがそれぞれ螺合されており、それぞれのネジ軸には
ギア106L、106Rが固定される。一方、質量体9
2内には弾性調整モータ(固有振動数可変手段)107
が設けられており、この弾性調整モータ(固有振動数可
変手段)107に固定されたピニオン108R、108
Lがそれぞれ上記ギア106R、106Lに噛合してい
る。
【0028】従って、この固有振動数可変型振動制御装
置110では、弾性調節モータ(固有振動数可変手段)
107の作動でネジ軸105L、105Rが回転駆動さ
れることにより両ナット102L、102R及び両ロー
ラ103が互いに接離する方向に変位し、これによって
板バネ100の弾性係数(バネ定数)が変化するように
なっている。
【0029】
【発明の効果】このように本発明の固有振動数可変型振
動制御装置は、質量体を支持するバネを案内軸に対して
左右対称に設けて、その取付角度を変化させたり、質量
体を支持する片持ち梁状の板バネを左右対称に設けてそ
の板バネの質量体支持点を移動させたりしてバネ定数を
変化させて固有振動数を可変とする固有振動数可変手段
を設けることにより、質量体を支持するバネによって取
付部にモーメントが発生することをなくしているので、
被振動物体である産業機械、建築機械等の汎用機器への
加振周波数が変動しても対応が可能な固有振動数可変型
制振装置であるにも係わらず、固有振動数可変型振動制
御装置の設計が複雑化することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の固有振動数可変型振動制御装置を
示す図である。
【図2】本発明実施の他の固有振動数可変型振動制御装
置を示す図である。
【図3】本発明実施の更に他の固有振動数可変型振動制
御装置を示す図である。
【図4】本発明実施の更に他の固有振動数可変型振動制
御装置を示す図である。
【符号の説明】
40 固有振動数可変型振動制御装置 41 取付ベース 46 案内軸 47 質量体 55L、55R 左右対称 52 固有振動数可変手段 θ 角度 K バネ定数

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加振力を受けて振動する被振動物体の現
    実の振動周波数を測定し、その振動周波数付近に反共振
    点が形成されるように、固有振動数を変化させることに
    よって吸振して制振する固有振動数可変型制振装置であ
    って、取付ベースと、該取付ベースに垂直に立設された
    案内軸と、該案内軸に摺動可能に取り付られた質量体
    と、該質量体を支持する左右対称のバネ手段と、該バネ
    手段の質量体支持点を左右対称に移動させることにより
    バネ定数を変化させて固有振動数を可変とする固有振動
    数可変手段を備えたことを特徴とする固有振動数可変型
    制振装置。
  2. 【請求項2】 加振力を受けて振動する被振動物体の現
    実の振動周波数を測定し、その振動周波数付近に反共振
    点が形成されるように、固有振動数を変化させることに
    よって吸振して制振する固有振動数可変型制振装置であ
    って、取付ベースと、該取付ベース中央に垂直に立設さ
    れた案内軸と、該案内軸に摺動可能に取り付られた質量
    体と、一端が該質量体に他端が前記取付ベース側に取付
    られて該質量体を支持する前記案内軸対して左右対称の
    バネと、該左右対称のバネの他端の位置を前記取付ベー
    スに沿って移動させ、前記バネの取付ベースに対する角
    度を左右対称に変化させることによりバネ定数を変化さ
    せて固有振動数を可変とする固有振動数可変手段を備え
    たことを特徴とする固有振動数可変型制振装置。
  3. 【請求項3】 加振力を受けて振動する被振動物体の現
    実の振動周波数を測定し、その振動周波数付近に反共振
    点が形成されるように、固有振動数を変化させることに
    よって吸振して制振する固有振動数可変型制振装置であ
    って、取付ベースと、該取付ベースの両端側に垂直に立
    設された案内軸と、該案内軸に共通して摺動可能に挿通
    されている質量体と、該質量体を支持する左右対称の片
    持ち梁状の板バネと、該板バネの質量体支持点を左右対
    称に移動させることによりバネ定数を変化させて固有振
    動数を可変とする固有振動数可変手段を備えたことを特
    徴とする固有振動数可変型制振装置。
JP34294293A 1993-11-15 1993-12-14 固有振動数可変型制振装置 Pending JPH07180744A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-309890 1993-11-15
JP30989093 1993-11-15

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07180744A true JPH07180744A (ja) 1995-07-18

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ID=17998553

Family Applications (1)

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JP34294293A Pending JPH07180744A (ja) 1993-11-15 1993-12-14 固有振動数可変型制振装置

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JP (1) JPH07180744A (ja)

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