JPH07179016A - 金属光沢を有する光輝印刷物 - Google Patents
金属光沢を有する光輝印刷物Info
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- JPH07179016A JPH07179016A JP34777093A JP34777093A JPH07179016A JP H07179016 A JPH07179016 A JP H07179016A JP 34777093 A JP34777093 A JP 34777093A JP 34777093 A JP34777093 A JP 34777093A JP H07179016 A JPH07179016 A JP H07179016A
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Abstract
着色インキによる文字や図柄3を印刷により設け、その
上面全面又は文字や図柄3の部分の上面に、粒子径5〜
20μmのアルミニウム粉末が90%以上含まれているアル
ミニウム粉末と透明樹脂からなる結合剤との割合が重量
比50:10〜10:30であって、稀釈溶剤が前記アルミニウ
ム粉末と前記結合剤の合計重量に対し5〜15倍の光輝イ
ンキ2を印刷してなる文字や図柄3の部分が凸状にエン
ボス加工されたように見える金属光沢を有する光輝印刷
物。 【効果】 スクリーン印刷等通常の印刷手段のみによっ
て、金属蒸着と同様の鏡面状又は金属蒸着に近い金属光
沢を有する各種の光輝印刷物が得られ、又、繊細なデザ
インによるエンボス様の外観を呈する光輝印刷物をはじ
め高フリップ・フロップ性を呈するものやカラフルな光
輝印刷物が印刷手段のみによって容易かつ安価に得られ
る。
Description
を有する光輝印刷物ならびに該金属光沢を有し、且つエ
ンボス加工様の外観を呈する光輝印刷物に関するもの
で、ラベルやステッカーをはじめ、各種機器の表示パネ
ルなど様々な用途に適用できるものである。
例えば一般に「シルバーインキ」と呼ばれる金属色イン
キ(例えば、(株)セイコーアドバンス社製METAL
LICS)が存在するが、従来の金属色インキは、結合
剤に対し、アルミニウム粉末を1〜22%程度混入したも
のであって、このインキを使用しても、従来の印刷技術
においては金属蒸着と同程度の又はそれに近い金属光沢
を得ることは不可能であった。
母、アルミニウム等の光反射性の優れた微粉末からなる
光反射性微粉末の平均粒径が5〜 100μmとバラツキが
大きく、結合剤に対する混入割合が20%と少なく、希釈
溶剤に対する混入割合も0〜30%と幅が広いため、例え
ば透明なポリエステル(PET)フィルムに印刷した場
合、全体的に乱反射してギラツキの強いものとなり、蒸
着に似た金属光沢を有する光輝性は得られないものであ
った。
や図柄をエンボス加工されたように立体的に表現する手
段としては、(1)古くからの型押しによるエンボス加工
をはじめ、(2)特公平1-19345 号公報に示されている拓
本の原理を利用したもの、(3)印刷インキに酸化鉄粒子
を含有させ、この酸化鉄粒子を磁力にて部分的に集約さ
せ分布量を異ならしめて立体感を呈するもの、(4)印刷
インキ内の光反射性微粉末を高電圧により導電性金属板
を介して部分的に集約させ、分布量を異ならしめて立体
感を呈するもの等がある。
手段においては得られなかった金属光沢を有する光輝印
刷物を、スクリーン印刷等従来の印刷手段により得ると
共に、さらにこの印刷技術のみによって、各種文字や図
柄についても金属光沢を備えた状態でエンボス様(凹凸
様)の外観を呈する光輝印刷物を得ることを技術的課題
とするものである。
を用いても蒸着のような鏡面状態を得ることは不可能で
あり、また、印刷物の文字や図柄部分をはじめ地模様部
分をエンボス様に見せる手段としての前記各手段は、そ
れぞれ金属ロール表面への彫刻をはじめ、銅板やエッチ
ング板等への凹凸加工、さらには電磁石や高電圧を発生
させるための大がかりな手段を必要とし、印刷インキの
中に磁粉や導電粉を含有させる必要があることから色使
いにおいても大きな制限があるなど多くの問題を有する
ものであった。
これらの縁取りを形成することも不可能ではないが、複
雑なマスキングを必要とする他、マスキングの面積が多
ければ蒸着に多くの無駄が生じるなど種々の問題を有す
るものであった。
手段とは異り、特定の配合条件により調合した光反射性
アルミニウム微粉末を含有する光輝インキを用いること
により、スクリーン印刷等従来の印刷手段にて蒸着によ
る金属光沢と同様の金属光沢を有する光輝印刷を得ると
共に、必要により、この金属光沢部分を文字や図柄ある
いは種々の地模様等としてエンボス様の外観に見えるよ
うにしたものである。
の表面に、粒子径5〜20μm のアルミニウム粉末が90%
以上含まれているアルミニウム粉末と透明樹脂からなる
結合剤との割合が重量比50:10〜10:30であって、稀釈
溶剤が前記アルミニウム粉末と前記結合剤の合計重量に
対し5〜15倍の光輝インキ2にて部分的又は全面的に印
刷してなる金属光沢を有する光輝印刷物である。
の表面に、透明又は着色インキによる文字や図柄3を印
刷により設け、その上面全面又は文字や図柄3の部分の
上面に、粒子径5〜20μmのアルミニウム粉末が90%以
上含まれているアルミニウム粉末と透明樹脂からなる結
合剤との割合が重量比50:10〜10:30であって、稀釈溶
剤が前記アルミニウム粉末と前記結合剤の合計重量に対
し5〜15倍の光輝インキ2を印刷してなる文字や図柄3
の部分が凸状にエンボス加工されたように見える金属光
沢を有する光輝印刷物である。
金属光沢を有する光輝印刷物の光輝インキ2による印刷
部分の表面に、透明又は着色透明のインキ4を印刷する
か、或いは、透明又は着色透明のフィルム5を貼り合せ
てなる金属光沢を有する光輝印刷物である。
金属光沢を有する光輝印刷物の印刷側の表面全面に、透
明インキ又は透明フィルムによる保護層6を設けてなる
金属光沢を有する光輝印刷物である。
材1が透明あるいは着色透明の合成樹脂フィルム又はシ
ートである金属光沢を有する光輝印刷物である。
るいは着色透明なフィルム又はシートとすると共に、光
輝印刷物の印刷側表面に不透明な着色インキ又は着色フ
ィルム7を設けてなる金属光沢を有する光輝印刷物であ
る。
て、基材1の表面又は裏面のいずれかに金属蒸着8が施
されており、透明インキによる文字や図柄部分3とその
他の部分とに高フリップ・フロップ性を呈する金属光沢
を有する光輝印刷物である。
は、粒子径5〜20μmのアルミニウム粉末が90%以上含
まれているもので、通常有機溶媒中に分散されて提供さ
れるが、変質防止のため、脂肪酸、ワックス類あるいは
酸化処理等により表面保護されていても良く、更には、
溶媒中への分散安定性を付与するため、通常用いられる
分散剤を併用したり、印刷インキ製造時、上記粒子径の
アルミニウム粉末をインキビヒクル中に直接分散させて
も良い。
粒子径5〜20μmのアルミニウム粉末が90%以上含まれ
ているものとした理由は、表1と表2に示す各実験例の
データに基づくものである。
ミニウム粉末について、アルミニウム粉末と結合例との
割合を10:18とし、これに対する希釈溶剤を15倍とした
場合のそれぞれの光輝インキの光沢の度合を示すもの
で、この表1から粒子径5〜20μmのアルミニウム粉末
の場合には金属光沢を有することがわかる。
アルミニウム粉末について、アルミニウム粉末と結合剤
との割合を50:10とし、これに対する希釈溶剤を10倍と
した場合のそれぞれの光輝インキの光沢の度合を示すも
ので、この表2からも粒子径5〜20μmのアルミニウム
粉末の場合には金属光沢を呈することがわかる。
は、粒子径が5〜20μmのアルミニウム粉末が90%以上
含まれているものが、本発明における光輝インキ用とし
て適していることがわかる。
なる結合剤は、低濃度で高粘度を示す高分子材料から選
択されることが必要で、最も適したものとしては可溶性
セルローズ誘導体であるが、高重合度アクリル樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ブチラール樹脂等
の通常利用されているインキ素材中透明な樹脂であれば
任意に選択できる。尚、代表的なセルローズ誘導体とし
ては、メチルセルローズ、エチルセルローズ、プロピル
セルローズ、アセチル・ブチルセルローズ、ブチル・イ
ソブチルセルローズ等のアルキルセルローズ、ヒドロキ
シエチルセルローズ等のアルキルヒドロキシセルローズ
等が例示される。
しては、使用する結合剤を溶解、稀釈するものであれば
任意に利用でき、印刷手段により選択し得るものである
が、メチルアルコール、エチルアルコール、プロピルア
ルコール、ブチルアルコール等のアルコール類、アセト
ン、イソホロン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン等のケトン類、メチルセロソルブ、エチルセロ
ソルブ等のセロソルブ類、トルエン、キシレン等の芳香
族炭化水素等通常利用されているものから任意に選択さ
れ、又、印刷助剤、乾燥調整剤として、これらの溶媒と
相容し結合剤を溶解しない通常稀釈剤として利用される
脂肪族炭化水素類、エーテル類等も利用できる。
ポリエステル、アクリル、ポリカーボネート、塩化ビニ
ール等を用いることができ、その厚さは問わない。さら
に光輝インキによる印刷層の厚みは2〜10μm程度でよ
く、印刷手法としては、常法の任意の手段が利用できる
が、特にスクリーン印刷が良い。
ム粉末が粒子径5〜20μmのアルミニウム粉末を90%以
上含んだものとした点で、この粒子径が20μmより大き
いと、金属光沢感が低下し、5μmより小さいものは利
用可能ではあるが、極めて特殊なもので、一般には入手
し難いものである。又、第二に、前記アルミニウム粉末
と結合剤との割合を50:10〜10:30とすることであり、
50:10より結合剤が少ないと、印刷基材上にアルミニウ
ム粉末が固着しにくく、後工程で模様がくずれ、逆に1
0:30より結合剤が多過ぎると、金属光沢調のアルミニ
ウム印刷面が得にくい。
をアルミニウム粉末と結合剤の合計重量に対し5〜15倍
としたことも重要な点で、稀釈溶剤がアルミニウム粉末
と結合剤の合計重量に対し5倍より少な過ぎるとアルミ
ニウム粉末層が整然と重ならず不揃いとなり、黒みを帯
びて金属感がうすれ、逆に稀釈溶剤が15倍より多過ぎる
とアルミニウム粉末粒子の連続性がなくなり金属感が出
ない。
末の粒子径、結合剤の選択と割合及び稀釈溶剤の使用量
を調整することにより、金属蒸着に匹敵する金属光沢を
示す光輝印刷物が得られるものであり、金属感に加え
て、透明な着色インキや透明な着色フィルムを用いるこ
とにより、意匠性を高めた有色の金属調印刷物をも得る
ことができるものである。
基材1の表面に印刷する光輝インキ2の成分を、従来の
金属色インキに用いられている粒径よりもさらに細かい
粒子径5〜20μmのアルミニウム粉末を90%以上含んだ
アルミニウム粉末とし、透明樹脂からなる結合剤との割
合を重量比50:10〜10:30とすると共に、稀釈溶剤を前
記アルミニウム粉末と前記結合剤との合計重量に対し5
〜15倍と大きくしたことにより、光輝インキ中のアルミ
ニウム粉末の粒度が細かく、かつ流動性が高いため印刷
適性が良好で、アルミニウム蒸着に近い金属光沢を有す
る印刷物となる。
3等をスクリーン印刷により設けても、結合剤における
樹脂分が少いためその印刷によるわずかな凹凸にもよく
なじみ、文字や図柄3等があたかもエンボス加工により
形成したかのように見える。
は透明シートとしてその表面に前記光輝インキ2により
印刷し、この印刷部分を基材1の裏面から見ると表面か
ら見るよりもさらに金属光沢が強く蒸着と見違える程の
鏡面となる。
ィルムを用いることにより有色の意匠性の高い金属調印
刷物とすることができる。
する。 実施例1 図1は本発明に係る光輝印刷物の基本的な構成を示す部
分拡大側断面図で、厚さ0.2 mmの無色透明なポリエステ
ル(PET)フィルムを基材1とし、その表面(上面)
に、粒子径5μmのアルミニウム粉末(以下「アルミ粉
末」という)とこの結合剤としてのアセチルブチルセル
ローズ(CAB)の割合が重量比50:10で、稀釈溶剤
(以下「溶剤」という)としてイソホロンを前記アルミ
粉末と結合剤の合計重量に対し10倍とした光輝インキ2
を、厚さ5μmにてスクリーン印刷したもので、(a)
は光輝インキ2を文字や図柄の部分のみに印刷したも
の、(b)は全面に印刷したものである。
は、表面側から見ていぶし銀のような金属光沢を有する
印刷物となり、裏面から見るとアルミ蒸着と同様な高光
沢を有する印刷物となる。
インキ2の構成を種々代えた状態における光輝印刷物の
基材裏面からみた光沢状態と印刷適性を表3と表4に示
す。
0:5〜10:30のもので、これに対する溶剤の量を5〜1
5倍とした光輝インキによるものが金属性の光沢を有す
ることがわかる。表4では、アルミ粉末と結合剤の割合
が50:10〜10:30のもので、これに対する溶剤の量を5
〜15倍とした光輝インキが、良好な印刷特性を示すこと
がわかる。従って、表1〜表4から、金属性の光沢を有
し、かつ印刷適性の良好な光輝インキとしては、粒子径
5〜15μmのアルミニウム粉末が90%以上含まれている
アルミ粉末と結合剤の割合が50:10〜10:30で、これに
対する溶剤の量を5〜15倍としたものが実用的であるこ
とがわかる。なお、金属性の光沢だけをみると表3に示
されているようにアルミ粉と結合剤の割合が50:5のも
のが特に優れており、全面印刷する場合にはこの状態で
も使用可能であるが、繊細な図柄を表現する場合には問
題があるので、その場合には印刷適性を良くする手段を
採用すれば、実用化が可能になると考えられる。
各種溶剤の適合度合を検討した結果は表5の通りであ
る。
れの溶剤に対しても適合すること、および、イソプロピ
ルアルコール(IPA)とセロソルブ類はいずれの基材
についても適合することがわかる。
1とし、その表面に透明インキにより厚さ10μmにて文
字や図柄3をスクリーン印刷し、その上面に実施例1に
て使用したものと同じ組成の光輝インキ2をスクリーン
印刷にて設けたもので、(a)は光輝インキ2を文字や
図柄3の上面のみに設けたもの、(b)は上面全面に設
けたものである。
光輝印刷物は、表面から見て、文字や図柄3の部分が凸
状に浮き上り、あたかもエンボス加工を施した感じのい
ぶし銀のような金属光沢を有する印刷物となり、裏面か
ら見ると文字や図柄3の部分がアルミ蒸着と同様な鏡面
状の高金属光沢を有する印刷物となる。又、図2(b)
に示す光輝印刷物は、表面から見て全体がいぶし銀で、
文字や図柄3の部分が凸状に浮き上った状態の光輝印刷
物となり、裏面から見ると文字や図柄3の部分が凹状に
へこみ、その他の部分の方が高い光輝度を有する鏡面状
の金属光沢の度合の異る光輝印刷物となる。なお、上記
金属光沢の度合の違いは、文字や図柄3を印刷する透明
インキの透明度により異る。
(a)に示す印刷物の上面に、さらに厚さ10μmの透明
インキ4をスクリーン印刷にて設けたものであり、図3
の(b)に示すものは、実施例2における図2の(b)
に示す印刷物の上面全面に厚さ20μmの透明なPETフ
ィルム5をラミネートしたものである。
光輝印刷物は、表面からみて、文字や図柄3の部分が凸
状に浮き上り、透明インキ4によるレンズ効果により実
施例2の構成のものよりさらに高い金属光沢を有する印
刷物となる。又、図3(b)に示す光輝印刷物は、実施
例2の図2(b)の状態より、透明なフィルム5による
レンズ効果が加わって、より高い金属光沢を有する印刷
物となる。
の上面全面に厚さ10μmの透明インキ又は透明フィルム
による保護層6を設けたもので、この保護層6の存在に
より光輝インキ2の摩擦等による損傷を防止すると共に
実施例3と同様なレンズ効果をも果すものである。
の上面全面に不透明な着色インキ又は着色フィルム7を
設けたもので、この構成の印刷物は、基材1の裏面から
見た場合、文字や図柄3の部分とその他の部分が、着色
され、かつ金属光沢の度合が異る状態の高い光沢を有す
る印刷物となる。
1の上面に、実施例3の図3(b)と同じ構成の印刷を
施したもので、この構成の印刷物は、上面から見ると透
明インキによる文字や図柄3の部分とその他の部分の金
属光沢が見る角度によって変化する高フリップ・フロッ
プ性を呈する印刷物となる。
一部の構成を示すにすぎないもので、実施例5を除き基
材1は不透明なものであってもよく、着色された透明材
であってもよい。又、各実施例における透明インキ4又
は透明フィルム5に着色されていてもよく、文字や図柄
3を形成する透明インキについても着色されていたり、
ビーズを混入したものであってもよく、場合によっては
不透明な着色インキであってもよい。
常の印刷手段のみによって、金属蒸着と同様の鏡面状又
は金属蒸着に近い金属光沢を有する各種の光輝印刷物が
得られ、又、繊細なデザインによるエンボス様の外観を
呈する光輝印刷物をはじめ高フリップ・フロップ性を呈
するものやカラフルな光輝印刷物が印刷手段のみによっ
て容易かつ安価に得られる。従って、これらの光輝印刷
物は各種のラベルやステッカーをはじめ各種機器の表示
パネル、装飾物等様々な用途に広く利用できる。
面図
面図
面図
面図
面図
Claims (7)
- 【請求項1】 平滑な表面をもつ基材1の表面に、粒子
径5〜20μmのアルミニウム粉末が90%以上含まれてい
るアルミニウム粉末と透明樹脂からなる結合剤との割合
が重量比50:10〜10:30であって稀釈溶剤が前記アルミ
ニウム粉末と前記結合剤の合計重量に対し5〜15倍であ
る光輝インキ2にて部分的又は全面的に印刷してなる金
属光沢を有する光輝印刷物。 - 【請求項2】 平滑な表面をもつ基材1の表面に、透明
又は着色インキによる文字や図柄3を印刷により設け、
その上面全面又は文字や図柄3の部分の上面に、粒子径
5〜20μmのアルミニウム粉末が90%以上含まれている
アルミニウム粉末と透明樹脂からなる結合剤との割合が
重量比50:10〜10:30であって、稀釈溶剤が前記アルミ
ニウム粉末と前記結合剤の合計重量に対し5〜15倍の光
輝インキ2を印刷してなる文字や図柄3の部分が凸状に
エンボス加工されたように見える金属光沢を有する光輝
印刷物。 - 【請求項3】 請求項2記載の金属光沢を有する光輝印
刷物の光輝インキ2による印刷部分の表面に、透明又は
着色透明のインキ4を印刷するか、或いは、、透明又は
着色透明のフィルム5を貼り合せてなる金属光沢を有す
る光輝印刷物。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の金
属光沢を有する光輝印刷物の印刷側の表面全面に、透明
インキ又は透明フィルムによる保護層6を設けてなる金
属光沢を有する光輝印刷物。 - 【請求項5】 基材1が透明あるいは着色透明の合成樹
脂フィルム又はシートである請求項1ないし4のいずれ
かに記載の金属光沢を有する光輝印刷物。 - 【請求項6】 請求項5記載の金属光沢を有する光輝印
刷物において、印刷側の表面に不透明な着色インキ又は
着色フィルム7を設けてなる金属光沢を有する光輝印刷
物。 - 【請求項7】 基材1の表面又は裏面のいずれかに金属
蒸着8が施されており、透明インキによる文字や図柄3
の部分とその他の部分とに高フリップ・フロップ性を呈
する請求項5又は6に記載の金属光沢を有する光輝印刷
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP34777093A JP2784566B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 金属光沢を有する光輝印刷物 |
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JP34777093A JP2784566B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 金属光沢を有する光輝印刷物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07179016A true JPH07179016A (ja) | 1995-07-18 |
JP2784566B2 JP2784566B2 (ja) | 1998-08-06 |
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