JPH07178585A - パイプ材の溶接構造およびその溶接方法 - Google Patents
パイプ材の溶接構造およびその溶接方法Info
- Publication number
- JPH07178585A JPH07178585A JP29323194A JP29323194A JPH07178585A JP H07178585 A JPH07178585 A JP H07178585A JP 29323194 A JP29323194 A JP 29323194A JP 29323194 A JP29323194 A JP 29323194A JP H07178585 A JPH07178585 A JP H07178585A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- pipe material
- welding
- pipe
- small diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 title description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 title description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 76
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 17
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000003801 milling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パイプ材の板材への溶接強度を従来より大幅
に向上することのできるパイプ材の溶接構造およびその
溶接方法を提供することを目的とする。 【構成】 貫通孔は、板材の一面側に形成される小径部
と、他面側に形成される大径部と、小径部と大径部とを
接続するテーパ面とから成り、パイプ材は、その先端部
を板材の一面側から貫通孔の小径部を介してテーパ面ま
で嵌挿されており、溶接ビードは、貫通孔のテーパ面か
ら板材の一面側の貫通孔開口端近傍部分を含んで形成さ
れているものである。一面側に小径部を有し、他面側に
大径部を有し、かつ小径部と大径部とをテーパ面で接続
して成る貫通孔を穿設して成る板材と、パイプ材とを溶
接するに当たり、パイプ材を、板材の一面側に形成され
る貫通孔の小径部からこれに接続するテーパ面の位置ま
で嵌挿し、次に、貫通孔の他面側に形成されるテーパ面
に接続する大径部側から、電極を挿入し、パイプ材の先
端部を溶接し、貫通孔のテーパ面から板材の一面側の貫
通孔開口端近傍部分を含む領域に溶接ビードを形成する
ものである。
に向上することのできるパイプ材の溶接構造およびその
溶接方法を提供することを目的とする。 【構成】 貫通孔は、板材の一面側に形成される小径部
と、他面側に形成される大径部と、小径部と大径部とを
接続するテーパ面とから成り、パイプ材は、その先端部
を板材の一面側から貫通孔の小径部を介してテーパ面ま
で嵌挿されており、溶接ビードは、貫通孔のテーパ面か
ら板材の一面側の貫通孔開口端近傍部分を含んで形成さ
れているものである。一面側に小径部を有し、他面側に
大径部を有し、かつ小径部と大径部とをテーパ面で接続
して成る貫通孔を穿設して成る板材と、パイプ材とを溶
接するに当たり、パイプ材を、板材の一面側に形成され
る貫通孔の小径部からこれに接続するテーパ面の位置ま
で嵌挿し、次に、貫通孔の他面側に形成されるテーパ面
に接続する大径部側から、電極を挿入し、パイプ材の先
端部を溶接し、貫通孔のテーパ面から板材の一面側の貫
通孔開口端近傍部分を含む領域に溶接ビードを形成する
ものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプ材の溶接構造お
よびその溶接方法に係わり、特に、板材の貫通孔にパイ
プ材を嵌挿した状態で、パイプ材の先端部を板材に溶接
するためのパイプ材の溶接に関する。
よびその溶接方法に係わり、特に、板材の貫通孔にパイ
プ材を嵌挿した状態で、パイプ材の先端部を板材に溶接
するためのパイプ材の溶接に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車のエンジンには、エンジ
ンからの排気ガスを導出するため、例えば、実開昭64
−13222号公報に開示されるような排気マニホール
ドが配置されている。そして、近時、このような排気マ
ニホールドでは、排気マニホールドを構成する排気管を
パイプ材により構成したパイプマニホールドが開発され
ている。
ンからの排気ガスを導出するため、例えば、実開昭64
−13222号公報に開示されるような排気マニホール
ドが配置されている。そして、近時、このような排気マ
ニホールドでは、排気マニホールドを構成する排気管を
パイプ材により構成したパイプマニホールドが開発され
ている。
【0003】従来、このようなパイプマニホールドで
は、パイプ材のマニホールド本体への固定は、図4に示
すように、マニホールド本体を形成する板材11に形成
される貫通孔13にパイプ材を嵌挿した後、パイプ材1
5の挿入側から、パイプ材15の外周と板材11とを溶
接し、溶接ビード17を形成することにより行わてい
る。しかしながら、このようなパイプマニホールドで
は、一般に、パイプ材15が複雑に折曲しているため、
板材11へのパイプ材15の挿入側に溶接トーチを位置
させることが困難な事態が生じている。
は、パイプ材のマニホールド本体への固定は、図4に示
すように、マニホールド本体を形成する板材11に形成
される貫通孔13にパイプ材を嵌挿した後、パイプ材1
5の挿入側から、パイプ材15の外周と板材11とを溶
接し、溶接ビード17を形成することにより行わてい
る。しかしながら、このようなパイプマニホールドで
は、一般に、パイプ材15が複雑に折曲しているため、
板材11へのパイプ材15の挿入側に溶接トーチを位置
させることが困難な事態が生じている。
【0004】そこで、図5に示すように、板材11の貫
通孔13にパイプ材15を嵌挿した後、このパイプ材1
5の先端部を、パイプ材15の挿入方向と反対側から板
材11に溶接し、形成された溶接ビード19をフライス
加工により平面切削することが考えられている。
通孔13にパイプ材15を嵌挿した後、このパイプ材1
5の先端部を、パイプ材15の挿入方向と反対側から板
材11に溶接し、形成された溶接ビード19をフライス
加工により平面切削することが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法による場合には、図6に示すように、溶接ビー
ド19がパイプ材15の外周に進入する角度θが非常に
大きくなり、貫通孔13とパイプ材15との間に形成さ
れる微小な間隙Wとの関係もあり、この部分Aに応力が
集中し、疲労により、この部分Aからパイプ材15が破
断する虞がある。
うな方法による場合には、図6に示すように、溶接ビー
ド19がパイプ材15の外周に進入する角度θが非常に
大きくなり、貫通孔13とパイプ材15との間に形成さ
れる微小な間隙Wとの関係もあり、この部分Aに応力が
集中し、疲労により、この部分Aからパイプ材15が破
断する虞がある。
【0006】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、パイプ材の板材への溶接強度を従
来より大幅に向上することのできるパイプ材の溶接構造
およびその溶接方法を提供することを目的とする。
めになされたもので、パイプ材の板材への溶接強度を従
来より大幅に向上することのできるパイプ材の溶接構造
およびその溶接方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、板材
の一面側から板材に形成される貫通孔にパイプ材を嵌挿
し、このパイプ材の先端部を板材の他面側から溶接し、
パイプ材の先端部と貫通孔近傍の板材に溶接ビードを形
成して成るパイプ材の溶接構造において、貫通孔は、板
材の一面側に形成される小径部と、他面側に形成される
大径部と、小径部と大径部とを接続するテーパ面とから
成り、パイプ材は、その先端部を板材の一面側から貫通
孔の小径部を介してテーパ面まで嵌挿されており、溶接
ビードは、貫通孔のテーパ面から板材の一面側の貫通孔
開口端近傍部分を含んで形成されているものである。
の一面側から板材に形成される貫通孔にパイプ材を嵌挿
し、このパイプ材の先端部を板材の他面側から溶接し、
パイプ材の先端部と貫通孔近傍の板材に溶接ビードを形
成して成るパイプ材の溶接構造において、貫通孔は、板
材の一面側に形成される小径部と、他面側に形成される
大径部と、小径部と大径部とを接続するテーパ面とから
成り、パイプ材は、その先端部を板材の一面側から貫通
孔の小径部を介してテーパ面まで嵌挿されており、溶接
ビードは、貫通孔のテーパ面から板材の一面側の貫通孔
開口端近傍部分を含んで形成されているものである。
【0008】請求項2の発明は、貫通孔の小径部の内径
は、パイプ材の外径より僅かに大径であるものである。
請求項3の発明は、一面側に小径部を有し、他面側に大
径部を有し、かつ小径部と大径部とをテーパ面で接続し
て成る貫通孔を穿設して成る板材と、パイプ材とを溶接
するに当たり、パイプ材を、板材の一面側に形成される
貫通孔の小径部からこれに接続するテーパ面の位置まで
嵌挿し、次に、貫通孔の他面側に形成されるテーパ面に
接続する大径部側から、電極を挿入し、パイプ材の先端
部を溶接し、貫通孔のテーパ面から板材の一面側の貫通
孔開口端近傍部分を含む領域に溶接ビードを形成するも
のである。
は、パイプ材の外径より僅かに大径であるものである。
請求項3の発明は、一面側に小径部を有し、他面側に大
径部を有し、かつ小径部と大径部とをテーパ面で接続し
て成る貫通孔を穿設して成る板材と、パイプ材とを溶接
するに当たり、パイプ材を、板材の一面側に形成される
貫通孔の小径部からこれに接続するテーパ面の位置まで
嵌挿し、次に、貫通孔の他面側に形成されるテーパ面に
接続する大径部側から、電極を挿入し、パイプ材の先端
部を溶接し、貫通孔のテーパ面から板材の一面側の貫通
孔開口端近傍部分を含む領域に溶接ビードを形成するも
のである。
【0009】
【作用】請求項1乃至3においては、まず、一面側に小
径部を有し、他面側に大径部を有し、かつ小径部と大径
部とをテーパ面で接続して成る貫通孔を穿設して成る板
材と、この板材の貫通孔に嵌挿して溶接されるパイプ材
とを用意する。つぎに、パイプ材を、板材の一面側に形
成される貫通孔の小径部からこれに接続するテーパ面の
位置まで嵌挿し、ついで、貫通孔の他面側に形成される
テーパ面に接続する大径部側から、電極を挿入し、パイ
プ材の先端部を溶接し、貫通孔のテーパ面から板材の一
面側の貫通孔開口端近傍部分を含む領域に溶接ビードを
形成することができる。
径部を有し、他面側に大径部を有し、かつ小径部と大径
部とをテーパ面で接続して成る貫通孔を穿設して成る板
材と、この板材の貫通孔に嵌挿して溶接されるパイプ材
とを用意する。つぎに、パイプ材を、板材の一面側に形
成される貫通孔の小径部からこれに接続するテーパ面の
位置まで嵌挿し、ついで、貫通孔の他面側に形成される
テーパ面に接続する大径部側から、電極を挿入し、パイ
プ材の先端部を溶接し、貫通孔のテーパ面から板材の一
面側の貫通孔開口端近傍部分を含む領域に溶接ビードを
形成することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面に示す一実施例に
ついて説明する。図1は、請求項1および2のパイプ材
の溶接構造の一実施例を示しており、図において符号2
1は、例えば、マニホールド本体を形成する金属製の板
材を示している。
ついて説明する。図1は、請求項1および2のパイプ材
の溶接構造の一実施例を示しており、図において符号2
1は、例えば、マニホールド本体を形成する金属製の板
材を示している。
【0011】この板材21には、図2に示すように、貫
通孔23が形成されている。この貫通孔23は、板材2
1の一面25側に形成される小径部27と、他面29側
に形成される大径部31とからなり、小径部27と大径
部31とは、テーパ面33により接続されている。小径
部27には、パイプ材35の先端部37が嵌挿され、こ
のパイプ材35の先端部37が板材21の他面29側か
ら溶接されている。
通孔23が形成されている。この貫通孔23は、板材2
1の一面25側に形成される小径部27と、他面29側
に形成される大径部31とからなり、小径部27と大径
部31とは、テーパ面33により接続されている。小径
部27には、パイプ材35の先端部37が嵌挿され、こ
のパイプ材35の先端部37が板材21の他面29側か
ら溶接されている。
【0012】また、貫通孔23の小径部27の内径は、
図2に示すように、パイプ材35の外径よりも僅かに大
きくしてある。そして、この溶接により、溶接ビード3
9が、図3に示すように、板材21の一面25側の貫通
孔開口端近傍部分41を含んで形成されている。以上の
ように構成されたパイプ材の溶接構造は、図2に示した
ように、板材21の小径部27に、パイプ材35を、先
端面43が大径部31の端部に位置するまで嵌挿した
後、板材21の大径部31側から、電極を挿入し、パイ
プ材35の先端部37を溶接し、貫通孔23のテーパ面
33から板材21の一面25側の貫通孔開口端近傍部分
41を含む領域に溶接ビード39をすることにより形成
される(請求項3)。
図2に示すように、パイプ材35の外径よりも僅かに大
きくしてある。そして、この溶接により、溶接ビード3
9が、図3に示すように、板材21の一面25側の貫通
孔開口端近傍部分41を含んで形成されている。以上の
ように構成されたパイプ材の溶接構造は、図2に示した
ように、板材21の小径部27に、パイプ材35を、先
端面43が大径部31の端部に位置するまで嵌挿した
後、板材21の大径部31側から、電極を挿入し、パイ
プ材35の先端部37を溶接し、貫通孔23のテーパ面
33から板材21の一面25側の貫通孔開口端近傍部分
41を含む領域に溶接ビード39をすることにより形成
される(請求項3)。
【0013】しかして、以上のように構成されたパイプ
材の溶接構造では、パイプ材35の先端部37のみを貫
通孔23に嵌挿するとともに、溶接ビード39を、板材
21の一面25側、すなわち、パイプ材35の挿入側と
なる面の貫通孔開口端近傍部分41を含んで形成したの
で、図3に示したように、溶接ビード39がパイプ材3
5の外周に進入する角度θが従来より大幅に小さくな
り、また、溶接ビード39は、小径部27とパイプ材3
5とともに溶けあって形成されており、小径部27とパ
イプ材35との間隙が溶接ビード39により完全に無く
なるため、パイプ材35の板材21への溶接強度を従来
より大幅に向上することが可能となる。
材の溶接構造では、パイプ材35の先端部37のみを貫
通孔23に嵌挿するとともに、溶接ビード39を、板材
21の一面25側、すなわち、パイプ材35の挿入側と
なる面の貫通孔開口端近傍部分41を含んで形成したの
で、図3に示したように、溶接ビード39がパイプ材3
5の外周に進入する角度θが従来より大幅に小さくな
り、また、溶接ビード39は、小径部27とパイプ材3
5とともに溶けあって形成されており、小径部27とパ
イプ材35との間隙が溶接ビード39により完全に無く
なるため、パイプ材35の板材21への溶接強度を従来
より大幅に向上することが可能となる。
【0014】なお、以上述べた実施例では、パイプマニ
ホールドに本発明を適用した例について述べたが、本発
明は、かかる実施例に限定されるものではなく、各種の
パイプ材の溶接構造に広く適用できることは勿論であ
る。
ホールドに本発明を適用した例について述べたが、本発
明は、かかる実施例に限定されるものではなく、各種の
パイプ材の溶接構造に広く適用できることは勿論であ
る。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1乃至3によ
れば、溶接ビードがパイプ材の外周に進入する角度を従
来より大幅に小さくすることができ、かつ小径部とパイ
プ材との間隙が溶接ビードにより完全になくなる結果、
パイプ材の板材への溶接強度を従来より大幅に向上する
ことができるという利点がある。
れば、溶接ビードがパイプ材の外周に進入する角度を従
来より大幅に小さくすることができ、かつ小径部とパイ
プ材との間隙が溶接ビードにより完全になくなる結果、
パイプ材の板材への溶接強度を従来より大幅に向上する
ことができるという利点がある。
【図1】請求項1および2のパイプ材の溶接構造の一実
施例を示す縦断面図である。
施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のパイプ材の溶接構造の溶接前の状態を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図3】図1の溶接ビードの詳細を示す説明図である。
【図4】従来のマニホールド本体へのパイプ材の溶接方
法を示す説明図である。
法を示す説明図である。
【図5】従来のマニホールド本体へのパイプ材の溶接方
法を示す説明図である。
法を示す説明図である。
【図6】従来のマニホールド本体へのパイプ材の溶接方
法を示す説明図である。
法を示す説明図である。
21 板材 23 貫通孔 25 一面 29 他面 35 パイプ材 37 先端部 39 溶接ビード 41 貫通孔開口端近傍部分
Claims (3)
- 【請求項1】 板材(21)の一面(25)側から板材
(21)に形成される貫通孔(23)にパイプ材(3
5)を嵌挿し、このパイプ材(35)の先端部(37)
を板材(21)の他面(29)側から溶接し、パイプ材
(35)の先端部(37)と貫通孔(23)近傍の板材
(21)に溶接ビード(39)を形成して成るパイプ材
の溶接構造において、 貫通孔(23)は、板材(21)の一面(25)側に形
成される小径部(27)と、他面(29)側に形成され
る大径部(31)と、小径部(27)と大径部(31)
とを接続するテーパ面(33)とから成り、 パイプ材(35)は、その先端部(37)を板材(2
1)の一面(25)側から貫通孔(23)の小径部(2
7)を介してテーパ面(33)まで嵌挿されており、 溶接ビード(39)は、貫通孔(23)のテーパ面(3
3)から板材(21)の一面(25)側の貫通孔開口端
近傍部分(41)を含んで形成されていることを特徴と
するパイプ材の溶接構造。 - 【請求項2】 貫通孔(23)の小径部(27)の内径
は、パイプ材(35)の外径より僅かに大径であること
を特徴とする請求項1記載のパイプ材の溶接構造。 - 【請求項3】 一面(25)側に小径部(27)を有
し、他面(29)側に大径部(31)を有し、かつ小径
部(27)と大径部(31)とをテーパ面(33)で接
続して成る貫通孔(23)を穿設して成る板材(21)
と、パイプ材(35)とを溶接するに当たり、 パイプ材(35)を、板材(21)の一面(25)側に
形成される貫通孔(23)の小径部(27)からこれに
接続するテーパ面(33)の位置まで嵌挿し、 次に、貫通孔(23)の他面(29)側に形成されるテ
ーパ面(33)に接続する大径部(31)側から、電極
を挿入し、パイプ材(35)の先端部(37)を溶接
し、貫通孔(23)のテーパ面(33)から板材(2
1)の一面(25)側の貫通孔開口端近傍部分(41)
を含む領域に溶接ビード(39)を形成することを特徴
とするパイプ材の溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6293231A JP2612427B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 排気マニホールドの板材とパイプ材の溶接構造および排気マニホールドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6293231A JP2612427B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 排気マニホールドの板材とパイプ材の溶接構造および排気マニホールドの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07178585A true JPH07178585A (ja) | 1995-07-18 |
JP2612427B2 JP2612427B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=17792131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6293231A Expired - Fee Related JP2612427B2 (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 排気マニホールドの板材とパイプ材の溶接構造および排気マニホールドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2612427B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005329466A (ja) * | 2004-05-18 | 2005-12-02 | Snecma Moteurs | Tig溶接方法 |
JP2008528294A (ja) * | 2005-01-27 | 2008-07-31 | サミック プレシジョン インダストリー カンパニー リミテッド | 直線運動用機械部品の製造方法及びその方法によって製造されたリニアブッシング |
CN103111769A (zh) * | 2013-03-04 | 2013-05-22 | 长沙理工大学 | 一种减少液压油缸进出油口焊接变形的新工艺方法 |
CN105382436A (zh) * | 2015-12-24 | 2016-03-09 | 上海酷风汽车部件有限公司 | 一种车用空调管路管段焊接的方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5944951A (ja) * | 1982-09-03 | 1984-03-13 | Hitachi Ltd | 回転電機の集電部ブラシ接触状態監視装置 |
JPS6311120A (ja) * | 1986-07-02 | 1988-01-18 | 松下電器産業株式会社 | コ−ヒ−沸し器 |
JPS63154888U (ja) * | 1987-03-30 | 1988-10-12 |
-
1994
- 1994-11-28 JP JP6293231A patent/JP2612427B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5944951A (ja) * | 1982-09-03 | 1984-03-13 | Hitachi Ltd | 回転電機の集電部ブラシ接触状態監視装置 |
JPS6311120A (ja) * | 1986-07-02 | 1988-01-18 | 松下電器産業株式会社 | コ−ヒ−沸し器 |
JPS63154888U (ja) * | 1987-03-30 | 1988-10-12 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005329466A (ja) * | 2004-05-18 | 2005-12-02 | Snecma Moteurs | Tig溶接方法 |
JP2008528294A (ja) * | 2005-01-27 | 2008-07-31 | サミック プレシジョン インダストリー カンパニー リミテッド | 直線運動用機械部品の製造方法及びその方法によって製造されたリニアブッシング |
CN103111769A (zh) * | 2013-03-04 | 2013-05-22 | 长沙理工大学 | 一种减少液压油缸进出油口焊接变形的新工艺方法 |
CN105382436A (zh) * | 2015-12-24 | 2016-03-09 | 上海酷风汽车部件有限公司 | 一种车用空调管路管段焊接的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2612427B2 (ja) | 1997-05-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4500030A (en) | Flange weld technique | |
JPH07178585A (ja) | パイプ材の溶接構造およびその溶接方法 | |
US5202546A (en) | Root pass bead welding method | |
JP4188057B2 (ja) | 消音器とその製造方法 | |
JPH02197377A (ja) | パイプの継手構造およびパイプの接合方法 | |
JPH0349800Y2 (ja) | ||
JPH0744734Y2 (ja) | パイプ製排気マニホールド | |
JP4578386B2 (ja) | 排気管とフランジの溶接方法 | |
JPH08243638A (ja) | 金属管体 | |
JPH0452425Y2 (ja) | ||
JPH08122472A (ja) | 管の端栓及びその溶接方法 | |
JP2001003741A (ja) | 屈曲θパイプの製造方法 | |
JP3014416B2 (ja) | 鋼板製アイジョイント | |
JP2001058264A (ja) | パイプの接続方法 | |
JPS58188584A (ja) | 金属管と金属板との接合方法 | |
JPH0513940Y2 (ja) | ||
JP2000158131A (ja) | 突合せ継手構造 | |
JPH0545776Y2 (ja) | ||
JPH0463941B2 (ja) | ||
JPH03115720A (ja) | パイプマニホールド | |
JP2002113573A (ja) | 鋼板製アクスルハウジングとその溶接方法並びに溶接用トーチ | |
JP2946766B2 (ja) | 触媒コンバータ | |
JPS5929806A (ja) | 筒体と基体の連結方法 | |
JPH0289583A (ja) | 電子ビーム溶接部構造 | |
JP2005337036A (ja) | 車両用消音器における排気管の接続方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |