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JPH07176977A - 圧電部品 - Google Patents

圧電部品

Info

Publication number
JPH07176977A
JPH07176977A JP31848193A JP31848193A JPH07176977A JP H07176977 A JPH07176977 A JP H07176977A JP 31848193 A JP31848193 A JP 31848193A JP 31848193 A JP31848193 A JP 31848193A JP H07176977 A JPH07176977 A JP H07176977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
terminal
relay
piezoelectric component
piezoelectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31848193A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Niimura
隆司 新村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP31848193A priority Critical patent/JPH07176977A/ja
Publication of JPH07176977A publication Critical patent/JPH07176977A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 グランド端子をケースに収納する際の表裏方
向指定がなく、かつ、小形の圧電部品を得る。 【構成】 ケース1は略箱形状をなし、その両端部1
a,1bにそれぞれ開口部2a,2bを有している。入
力端子10及び出力端子13の外部接続部10b,13
cは開口部2aから導出し、グランド端子12の外部接
続部12cは開口部2bから導出している。端部1bの
内壁には凹部1c,1dが設けられている。この凹部1
c,1dに中継端子11の中継片部11d,11eがそ
れぞれ配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラダー型フィルタ、発
振子、あるいはディスクリミネータ等として使用される
圧電部品に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】この種の圧電部品として、図3及
び図4に示すように、圧電共振子35,36,37,3
8、入出力端子40,43、グランド端子42及び中継
端子41を重ねて略箱形状をなすケース31に収納する
構造のものがある。この圧電部品はケース31の両端部
31a,31bにそれぞれ開口部32a,32bを有
し、それぞれの開口部32a,32bを塞いでいるシー
ル材49,50から入力端子40、出力端子43及びグ
ランド端子42が導出している。中継端子41は電極片
部41a,41b,41cと中継片部41dを備えてい
る。
【0003】中継端子41の中継片部41dはケース3
1の左側部31cの内壁に設けた切欠部31dに配設さ
れている。このため、ケース31の機械的強度を確保す
るために切欠部31dが設けられている部分の壁の肉厚
を厚くする必要があり、部品の小形化に限界があった。
すなわち、圧電部品の幅L1は少なくても6.0mmの
寸法が必要であり、長さL2は7.0mmであった。
【0004】また、以上の構造からなる圧電部品の中心
線50と、ケース収納品35〜38、40〜43の中心
線51は距離Dだけずれている。このため、グランド端
子42は左右非対称の形状となり、指定された表裏の方
向にてケース31に収納しなければならないという制約
があった。そこで、本発明の課題は、グランド端子をケ
ースに収納する際の表裏方向指定がなく、かつ小形の圧
電部品を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用】以上の課題を解決
するため、本発明に係る圧電部品は、(a)略箱形状を
なすケースと、(b)前記ケースに収納された圧電共振
子と、(c)前記ケースに収納され、かつ、少なくとも
二つの電極片部とこの電極片部を電気的に接続する中継
片部とを有した中継端子と、(d)前記ケースに収納さ
れ、かつ、外部接続部が前記ケースの一方の端部に設け
た開口部から導出している入力端子及び出力端子と、
(e)前記ケースに収納され、かつ、外部接続部が前記
ケースの他方の端部に設けた開口部から導出しているグ
ランド端子とを備え、(f)前記グランド端子の外部接
続部が導出している前記ケース端部の内壁に設けた凹部
に、前記中継端子の中継片部が配設されていること、を
特徴とする。
【0006】以上の構成において、グランド端子の外部
接続部が導出しているケースの一方の端部の内壁に設け
た凹部に、中継端子の中継片部が配設されているため、
従来の圧電部品のようにケース側部内壁に切欠部を設け
る必要がなくなり、側部の肉厚を薄くしてもケースの機
械的強度が確保される。そして、グランド端子の外部接
続部を導出するための開口部を従来の圧電部品より小さ
く設定することにより、ケース端部の肉厚を厚くするこ
となく、端部内壁に中継端子の中継片部を配設するため
の凹部が確保される。
【0007】さらに、ケース側部に切欠部を設けなくて
もすむため、圧電部品の中心線とケースに収納された圧
電共振子や各種端子の中心線のずれがなくなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る圧電部品の一実施例を添
付図面を参照して説明する。図1及び図2に示すよう
に、圧電部品は、ケース1と、4個の圧電共振子5,
6,7,8と、入力端子10、中継端子11、グランド
端子12及び出力端子13とで構成されている。圧電共
振子5〜8はそれぞれ表裏面に振動電極を設けた周知の
ものである。
【0009】ケース1は略箱形状をなし、その両端部1
a,1bにそれぞれ開口部2a,2bを有している。端
部1bの内壁には、凹部1c,1dが設けられている。
入力端子10は電極片部10aと外部接続部10bと突
起10cを備え、突起10cが圧電共振子5の上面に圧
接している。中継端子11は電極片部11a,11bと
折り曲げて重ね合わせた電極片部11cと中継片部11
d,11eと突起11f,11g,11hを備え、突起
11fが圧電共振子5の下面に圧接し、突起11gが圧
電共振子6の上面に圧接し、突起11hが圧電共振子8
の下面に圧接している。中継片部11d,11eは、そ
れぞれケース1の凹部1d,1cに配設されている。
【0010】グランド端子12は電極片部12aと折り
曲げて重ね合わせた電極片部12bと外部接続部12c
と突起12d,12eを備え、突起12dが圧電共振子
7の上面に圧接し、突起12eが圧電共振子6の下面に
圧接している。出力端子13は電極片部13aと折り曲
げて重ね合わせた電極片部13bと外部接続部13cと
突起13d,13eを備え、突起13dが圧電共振子7
の下面に圧接し、突起13eが圧電共振子8の上面に圧
接している。
【0011】圧電共振子5〜8及び端子10〜13は、
予めケース1の外で整列して重ねられた後、一括してケ
ース1の開口部2aから挿入される。入力端子10及び
出力端子13のそれぞれの外部接続部10b,13cは
開口部2aから導出され、グランド端子12の外部接続
部12cは開口部2bから導出される。さらに、ケース
1の端部1aの段部に、絶縁紙16をセットした後、開
口部2a,2bにそれぞれシール材19,20がポッテ
ィングされており、ケース1の内部を封止している。各
端子10,12,13の外部接続部10b,12c,1
3cは、ケース1の形状に沿って折り曲げられて表面実
装タイプとされている。
【0012】こうして得られた圧電部品は、ケース1の
端部1bの内壁に設けた凹部1c,1dに、中継端子1
1の中継片部11e,11dが配設されているので、ケ
ース1の側部1eの肉厚を従来の圧電部品より薄くする
ことができる。一方、ケース1の開口部2bは凹部1
c,1dを設けるために、従来の圧電部品より小さく設
定されている。これにより、ケース1の端部1bの肉厚
を厚くすることなく凹部1c,1dを設けることができ
る。この結果、幅L1が5.5mm、長さL2が7.0
mmの圧電部品が得られる。なお、本実施例では、各端
子10〜13の板厚を0.1mmから0.08mmに変
更することにより、圧電部品の高さを4.0mmから
3.0mmに低背化した。
【0013】さらに、従来のようにケース1の側部1e
に切欠部を設けなくてすむため、圧電部品の中心線25
と収納品5〜8、10〜13の中心線26が一致するこ
とになる。このため、グランド端子12は左右対称の形
状となり、組立ての際の表裏方向指定の制約が解消され
る。なお、本発明に係る圧電部品は前記実施例に限定す
るものではなく、その要旨の範囲内で種々に変形するこ
とができる。特に、中継端子の形状は任意であり、圧電
部品の仕様に合わせて種々に変形することができる。前
記実施例では、中継片部を二つ有するものについて説明
したが、二つのうちいずれか一方のみを有したものであ
ってもよい。ただし、二つの中継片部を有したものは圧
電共振子をより安定した状態で保持することができる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、ケース端部の内壁に設けた凹部に、中継端子の
中継片部が配設されているので、従来のようにケースの
側部に切欠部を設けなくてすみ、ケースの側部の肉厚を
従来の圧電部品より薄くすることができ、小形の圧電部
品を得ることができる。
【0015】さらに、圧電部品の中心線と圧電共振子や
各端子の中心線とが一致するため、グランド端子が左右
対称の形状となる。従って、組立ての際の表裏方向指定
の制約がなくなり、組立て作業の能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧電部品の一実施例を示す垂直断
面図。
【図2】図1に示した圧電部品の内部構造を示す水平断
面図。
【図3】従来例を示す垂直断面図。
【図4】図3に示した従来例の内部構造を示す水平断面
図。
【符号の説明】
1…ケース 1a,1b…端部 1c,1d…凹部 2a,2b…開口部 5,6,7,8…圧電共振子 10…入力端子 10b…外部接続部 11…中継端子 11a,11b,11c…電極片部 11d…中継片部 12…グランド端子 12c…外部接続部 13…出力端子 13c…外部接続部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略箱形状をなすケースと、 前記ケースに収納された圧電共振子と、 前記ケースに収納され、かつ、少なくとも二つの電極片
    部とこの電極片部を電気的に接続する中継片部とを有し
    た中継端子と、 前記ケースに収納され、かつ、外部接続部が前記ケース
    の一方の端部に設けた開口部から導出している入力端子
    及び出力端子と、 前記ケースに収納され、かつ、外部接続部が前記ケース
    の他方の端部に設けた開口部から導出しているグランド
    端子とを備え、 前記グランド端子の外部接続部が導出している前記ケー
    ス端部の内壁に設けた凹部に、前記中継端子の中継片部
    が配設されていること、 を特徴とする圧電部品。
JP31848193A 1993-12-17 1993-12-17 圧電部品 Pending JPH07176977A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31848193A JPH07176977A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 圧電部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31848193A JPH07176977A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 圧電部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07176977A true JPH07176977A (ja) 1995-07-14

Family

ID=18099600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31848193A Pending JPH07176977A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 圧電部品

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JP (1) JPH07176977A (ja)

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