JPH07176159A - ディスクカートリッジのシャッターおよびディスクカートリッジのシャッター製造用プレート - Google Patents
ディスクカートリッジのシャッターおよびディスクカートリッジのシャッター製造用プレートInfo
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- JPH07176159A JPH07176159A JP31715293A JP31715293A JPH07176159A JP H07176159 A JPH07176159 A JP H07176159A JP 31715293 A JP31715293 A JP 31715293A JP 31715293 A JP31715293 A JP 31715293A JP H07176159 A JPH07176159 A JP H07176159A
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- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
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Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】、材料コストの低減を図るとともに、生産量ア
ップ、生産の効率化、精度向上およびデザイン的自由度
を高めることができる安価なディスクカートリッジのシ
ャッターを提供することを目的としている。 【構成】ディスクカートリッジCの一側部にディスクカ
ートリッジCの表・裏面及び側面に当接するように装着
され、側面及び該側面に沿う前記表・裏面の縁部に被冠
される断面コ字状、かつ該断面形状をもって一方向に延
びる操作板部2と、この操作板部2の前記表・裏面の縁
部を覆う表・裏面操作板部3、3に連設され、その領域
内で、ディスクカートリッジCの表裏面に形成された信
号読み取り用の開口部7、7を閉じ、その外縁部の外側
で開口部7、7を開口させる開閉板部4、4とを備えた
構成である。
ップ、生産の効率化、精度向上およびデザイン的自由度
を高めることができる安価なディスクカートリッジのシ
ャッターを提供することを目的としている。 【構成】ディスクカートリッジCの一側部にディスクカ
ートリッジCの表・裏面及び側面に当接するように装着
され、側面及び該側面に沿う前記表・裏面の縁部に被冠
される断面コ字状、かつ該断面形状をもって一方向に延
びる操作板部2と、この操作板部2の前記表・裏面の縁
部を覆う表・裏面操作板部3、3に連設され、その領域
内で、ディスクカートリッジCの表裏面に形成された信
号読み取り用の開口部7、7を閉じ、その外縁部の外側
で開口部7、7を開口させる開閉板部4、4とを備えた
構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワードプロセッサ、パ
ーソナルコンピューター等の磁気、光磁気記憶媒体等の
各種記録媒体のディスクカートリッジのシャッターおよ
びそれを製造するためのディスクカートリッジの製造用
プレートに関する。
ーソナルコンピューター等の磁気、光磁気記憶媒体等の
各種記録媒体のディスクカートリッジのシャッターおよ
びそれを製造するためのディスクカートリッジの製造用
プレートに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えばワードプロセッサ
や、パーソナルコンピューターの等の記録媒体として使
用されるいわゆるフロッピーディスクは、ディスクのサ
イズによって各種のものに分類されるが、中でも、3.
5インチサイズのいわゆるマイクロフロッピーディスク
(以下、「MFD」という)は、そのサイズ、取扱いの
容易さ等の点において、他のサイズのものに比べて優れ
ており、最も普及しているものである。
や、パーソナルコンピューターの等の記録媒体として使
用されるいわゆるフロッピーディスクは、ディスクのサ
イズによって各種のものに分類されるが、中でも、3.
5インチサイズのいわゆるマイクロフロッピーディスク
(以下、「MFD」という)は、そのサイズ、取扱いの
容易さ等の点において、他のサイズのものに比べて優れ
ており、最も普及しているものである。
【0003】このMFDは、図6に示すように、磁気媒
体であるディスク(図示せず)と、このディスクが内包
される合成樹脂製のディスクカートリッジCと、このデ
ィスクカートリッジCの一側面に装着されてその表・裏
面に形成された信号読み取り用の開口部(図示せず)を
開閉するシャッター10とから構成とされている。
体であるディスク(図示せず)と、このディスクが内包
される合成樹脂製のディスクカートリッジCと、このデ
ィスクカートリッジCの一側面に装着されてその表・裏
面に形成された信号読み取り用の開口部(図示せず)を
開閉するシャッター10とから構成とされている。
【0004】このMFDのシャッター10は、ステンレ
ス製の所定形状の板材が曲げ加工されてなるものであ
り、ディスクカートリッジCの表・裏面に当接する正面
視して矩形状の開閉板部11、11に前記開口部より面
積が大なる窓Wが形成されるとともに、未使用時には、
この前記開閉板部11、11の窓W以外領域で前記開口
部を塞いで当該ディスクカートリッジC内への埃などの
侵入を防ぎ、当該MFDがディスクドライブ内に装填さ
れて使用される際には、前記窓W内に前記開口部が位置
するように移動可能に当該ディスクカートリッジCにば
ね(図示せず)で付勢されている。
ス製の所定形状の板材が曲げ加工されてなるものであ
り、ディスクカートリッジCの表・裏面に当接する正面
視して矩形状の開閉板部11、11に前記開口部より面
積が大なる窓Wが形成されるとともに、未使用時には、
この前記開閉板部11、11の窓W以外領域で前記開口
部を塞いで当該ディスクカートリッジC内への埃などの
侵入を防ぎ、当該MFDがディスクドライブ内に装填さ
れて使用される際には、前記窓W内に前記開口部が位置
するように移動可能に当該ディスクカートリッジCにば
ね(図示せず)で付勢されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のMFDのシャッター10には次のような課題が
存在した。すなわち、前記開閉板部11、11に前記開
口部より面積が大なる窓Wが形成された構成であるの
で、開閉板部11、11の面積を広くしなければなら
ず、図7に示すように、当該シャッター10を製造する
際には、帯状材B当りの生産量が低くならざるを得なか
った。また、開閉板部11、11の面積が広いために、
ディスクカートリッジCの表・裏面のデザインスペース
が、インデックスのスペースSを除く僅かな部分に限ら
れることとなり、必要に応じてシャッター10の開閉板
部11に印刷をしなければならず、シャッターの単価が
嵩む原因となっていた。
た従来のMFDのシャッター10には次のような課題が
存在した。すなわち、前記開閉板部11、11に前記開
口部より面積が大なる窓Wが形成された構成であるの
で、開閉板部11、11の面積を広くしなければなら
ず、図7に示すように、当該シャッター10を製造する
際には、帯状材B当りの生産量が低くならざるを得なか
った。また、開閉板部11、11の面積が広いために、
ディスクカートリッジCの表・裏面のデザインスペース
が、インデックスのスペースSを除く僅かな部分に限ら
れることとなり、必要に応じてシャッター10の開閉板
部11に印刷をしなければならず、シャッターの単価が
嵩む原因となっていた。
【0006】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであり、材料コストの低減を図るとともに、生産量ア
ップ、生産の効率化、精度向上およびデザイン的自由度
を高めることができる安価なディスクカートリッジのシ
ャッターおよびディスクカートリッジのシャッター製造
用プレートを提供することを目的としている。
のであり、材料コストの低減を図るとともに、生産量ア
ップ、生産の効率化、精度向上およびデザイン的自由度
を高めることができる安価なディスクカートリッジのシ
ャッターおよびディスクカートリッジのシャッター製造
用プレートを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
ディスクカートリッジのシャッターは、フロッピーディ
スクのディスクカートリッジの一側部に該ディスクカー
トリッジの表・裏面を及び側面に当接するように装着さ
れ、該側面の長手方向に移動されることにより該表・裏
面に形成された信号読み取り用の開口部を開閉するディ
スクカートリッジのシャッターであって、前記側面及び
該側面に沿う前記表・裏面の縁部に被冠される断面コ字
状、かつ該断面形状をもって一方向に延びる操作板部
と、この操作板部の前記表・裏面の縁部を覆う表・裏面
操作板部に連設され、その領域内で、前記開口部を閉
じ、該領域の外縁部の外側で同開口部を開口させる開閉
板部とを備えてなることを特徴としている。
ディスクカートリッジのシャッターは、フロッピーディ
スクのディスクカートリッジの一側部に該ディスクカー
トリッジの表・裏面を及び側面に当接するように装着さ
れ、該側面の長手方向に移動されることにより該表・裏
面に形成された信号読み取り用の開口部を開閉するディ
スクカートリッジのシャッターであって、前記側面及び
該側面に沿う前記表・裏面の縁部に被冠される断面コ字
状、かつ該断面形状をもって一方向に延びる操作板部
と、この操作板部の前記表・裏面の縁部を覆う表・裏面
操作板部に連設され、その領域内で、前記開口部を閉
じ、該領域の外縁部の外側で同開口部を開口させる開閉
板部とを備えてなることを特徴としている。
【0008】本発明の請求項2に係るディスクカートリ
ッジのシャッターは、請求項1に記載のディスクカート
リッジのシャッターに係わり、前記開閉板部が、前記操
作板部の長さ方向中間部において、前記表・裏面の縁部
を覆う表・裏面操作板部に連設され、該表・裏面操作板
部および前記開閉板部は、前記表・裏面から見て略T字
形とされていることを特徴としている。
ッジのシャッターは、請求項1に記載のディスクカート
リッジのシャッターに係わり、前記開閉板部が、前記操
作板部の長さ方向中間部において、前記表・裏面の縁部
を覆う表・裏面操作板部に連設され、該表・裏面操作板
部および前記開閉板部は、前記表・裏面から見て略T字
形とされていることを特徴としている。
【0009】本発明の請求項3に係るディスクカートリ
ッジのシャッター製造用プレートは、請求項1または請
求項2に記載のディスクカートリッジのシャッターの製
造用プレート係わり、前記操作板部、表・裏面操作板部
および開閉板部が一平面状に展開されてなる板状体とさ
れていることを特徴としている。
ッジのシャッター製造用プレートは、請求項1または請
求項2に記載のディスクカートリッジのシャッターの製
造用プレート係わり、前記操作板部、表・裏面操作板部
および開閉板部が一平面状に展開されてなる板状体とさ
れていることを特徴としている。
【0010】
【作用】前記請求項1に記載の発明は、フロッピーディ
スクのディスクカートリッジの一側部に該ディスクカー
トリッジの表・裏面を及び側面に当接するように装着さ
れて使用され、当該フロッピーディスクの未使用時にお
いては、前記ディスクカートリッジの側面に当接する操
作板部の表裏面の縁部を覆う表・裏面操作板部に連設さ
れた開閉板部がその領域内で前記表・裏面に形成された
信号読み取り用の開口部を閉じるとともに、使用時に
は、ディスクカートリッジ側面の長手方向に移動される
ことによってその開閉板部の外縁部の外側で同開口部を
開口させる。
スクのディスクカートリッジの一側部に該ディスクカー
トリッジの表・裏面を及び側面に当接するように装着さ
れて使用され、当該フロッピーディスクの未使用時にお
いては、前記ディスクカートリッジの側面に当接する操
作板部の表裏面の縁部を覆う表・裏面操作板部に連設さ
れた開閉板部がその領域内で前記表・裏面に形成された
信号読み取り用の開口部を閉じるとともに、使用時に
は、ディスクカートリッジ側面の長手方向に移動される
ことによってその開閉板部の外縁部の外側で同開口部を
開口させる。
【0011】前記請求項2に記載の発明では、上記の作
用に加えて、ディスクカートリッジの表・裏面の縁部を
覆う前記表・裏面操作板部と、この表・裏面操作板部に
連設された前記開閉板部とが、表・裏面から見て略T字
形とされており、開閉板部を構成する材料が少なくてす
むため、材料コストが低減される。
用に加えて、ディスクカートリッジの表・裏面の縁部を
覆う前記表・裏面操作板部と、この表・裏面操作板部に
連設された前記開閉板部とが、表・裏面から見て略T字
形とされており、開閉板部を構成する材料が少なくてす
むため、材料コストが低減される。
【0012】前記請求項3に記載の発明では、操作板
部、表・裏面操作板部および開閉板部とを有しており、
これを折り曲げることによりディスクカートリッジのシ
ャッターが形成される。
部、表・裏面操作板部および開閉板部とを有しており、
これを折り曲げることによりディスクカートリッジのシ
ャッターが形成される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。図1(a)〜(c)は、本発明に係る
ディスクカートリッジのシャッター(以下、「シャッタ
ー」という。)の第1実施例を示したものであり、図2
は当該シャッター製造用プレート(以下、「プレート」
という。)Pの平面図である。
詳細に説明する。図1(a)〜(c)は、本発明に係る
ディスクカートリッジのシャッター(以下、「シャッタ
ー」という。)の第1実施例を示したものであり、図2
は当該シャッター製造用プレート(以下、「プレート」
という。)Pの平面図である。
【0014】図1に示すように、本実施例に係るシャッ
ター1は、ステンレス製の薄板材が所定の寸法形状に切
断されるとともに、所定形状に曲げ加工されてなるもの
であり、その断面形状がコ字状で、かつこの断面形状を
もって一方向に延びる操作板部2と、この操作板部2の
表・裏面操作板部3、3の長さ方向中間部において当該
表・裏面操作板部3、3に略直交するように連設された
開口板部4、4とを備えた構成とされている。
ター1は、ステンレス製の薄板材が所定の寸法形状に切
断されるとともに、所定形状に曲げ加工されてなるもの
であり、その断面形状がコ字状で、かつこの断面形状を
もって一方向に延びる操作板部2と、この操作板部2の
表・裏面操作板部3、3の長さ方向中間部において当該
表・裏面操作板部3、3に略直交するように連設された
開口板部4、4とを備えた構成とされている。
【0015】操作板部2の所定の位置には、操作板部2
に対して略直交するように曲げ加工された係合フック5
が形成されており、また、前記表・裏面操作板部3、3
の裏面側には、後述するディスクカートリッジ(以下、
「カートリッジ」という)Cの裏面に形成されたガイド
溝8(図3(b)参照)内に係合するガイド突起6、6
が形成されている。
に対して略直交するように曲げ加工された係合フック5
が形成されており、また、前記表・裏面操作板部3、3
の裏面側には、後述するディスクカートリッジ(以下、
「カートリッジ」という)Cの裏面に形成されたガイド
溝8(図3(b)参照)内に係合するガイド突起6、6
が形成されている。
【0016】図3(a)および(b)は、本実施例に係
るシャッター1を装着したMFDを示したものである。
図において符号Cはカートリッジである。これらの図に
示すように、シャッター1の前記表・裏面操作板部3、
3と開閉板部4、4とは、カートリッジCの表・裏面か
ら見て略T字形に形成されている。また、この開閉板部
4、4は、当該カートリッジCの表・裏面に形成された
信号の読み取り用の開口部7、7の面積よりも僅かに広
く設定され、未使用時には、開閉板部4、4の領域内で
開口部7、7を閉じ、ディスクドライブに装填されたと
きには、カートリッジCの側面の長手方向に移動されて
その開閉板部4、4の外縁部の外側において同開口部
7、7を開口するように前記表裏面操作板部3、3の長
手方向中間部の所定位置に設けられている。
るシャッター1を装着したMFDを示したものである。
図において符号Cはカートリッジである。これらの図に
示すように、シャッター1の前記表・裏面操作板部3、
3と開閉板部4、4とは、カートリッジCの表・裏面か
ら見て略T字形に形成されている。また、この開閉板部
4、4は、当該カートリッジCの表・裏面に形成された
信号の読み取り用の開口部7、7の面積よりも僅かに広
く設定され、未使用時には、開閉板部4、4の領域内で
開口部7、7を閉じ、ディスクドライブに装填されたと
きには、カートリッジCの側面の長手方向に移動されて
その開閉板部4、4の外縁部の外側において同開口部
7、7を開口するように前記表裏面操作板部3、3の長
手方向中間部の所定位置に設けられている。
【0017】シャッター1は、前記係合フック5にスプ
リング(図示せず)が係合されるとともに、カートリッ
ジCの裏面に形成されたガイド溝8に、前記ガイド突起
6、6が係合されることによって当該カートリッジCの
側面の長さ方向に沿って移動自在に装着されており、当
該MFDの未使用時には、前記スプリングによって、前
記開閉板部4、4がカートリッジCの表・裏面の開口部
7、7を閉じるように付勢されている。
リング(図示せず)が係合されるとともに、カートリッ
ジCの裏面に形成されたガイド溝8に、前記ガイド突起
6、6が係合されることによって当該カートリッジCの
側面の長さ方向に沿って移動自在に装着されており、当
該MFDの未使用時には、前記スプリングによって、前
記開閉板部4、4がカートリッジCの表・裏面の開口部
7、7を閉じるように付勢されている。
【0018】次に、本実施例にかかるシャッター1は、
図2の展開図に示すような形状に帯状材をせん断加工し
て操作板部2、開閉板部4、4を有する板状体からなる
プレートPを作成し、このプレートPを図1(a)〜
(c)に示す形状に曲げ加工することによって成形され
る。
図2の展開図に示すような形状に帯状材をせん断加工し
て操作板部2、開閉板部4、4を有する板状体からなる
プレートPを作成し、このプレートPを図1(a)〜
(c)に示す形状に曲げ加工することによって成形され
る。
【0019】このせん断加工に際しては、図4に示すよ
うに、ステンレス製の帯状材Bから、前記図2に示した
形状のプレートPを帯状材Bの寸法に合わせて切断す
る。
うに、ステンレス製の帯状材Bから、前記図2に示した
形状のプレートPを帯状材Bの寸法に合わせて切断す
る。
【0020】本実施例に係るシャッター1は、カートリ
ッジCの一側部に当該カートリッジCの表・裏面を及び
側面に当接するように装着されて使用される。そして、
未使用時には、開閉板部4、4の領域内でカートリッジ
Cの表・裏面に形成された信号読み取り用の開口部7、
7が塞がれるとともに、使用に際してディスクドライブ
に装填されたときには、カートリッジCの側面の長手方
向に移動され、その開閉板部4、4の外縁部の外側にお
いて同開口部7、7が開口する。
ッジCの一側部に当該カートリッジCの表・裏面を及び
側面に当接するように装着されて使用される。そして、
未使用時には、開閉板部4、4の領域内でカートリッジ
Cの表・裏面に形成された信号読み取り用の開口部7、
7が塞がれるとともに、使用に際してディスクドライブ
に装填されたときには、カートリッジCの側面の長手方
向に移動され、その開閉板部4、4の外縁部の外側にお
いて同開口部7、7が開口する。
【0021】このように、本実施例に係るシャッター1
によれば、開閉板部4、4の外縁部の外側においてカー
トリッジCの表裏面に形成れた開口部7、7を開き、開
閉板部4、4の領域内で閉じるようにしたので、以下の
効果を奏することができる。 開閉板部4、4の部材量を大幅に減らすことができ
るため、従来に比べて、帯状材当りのシャッターの生産
量を増やすことができる。 従来のように、カートリッジCの開口部7、7にあ
わせて窓を形成せずに済むので、開閉板部4、4の面積
を狭くでき、その分間口の精度を高めることができる。 カートリッジCとの接触面が少ないため、摩擦抵抗
を低く抑さえることができるほか、シャッター1を付勢
する付勢部材に、付勢力の低いものを採用することがで
き、その分製品コストを低く抑さえることができる。 カートリッジC側の印刷面積が広くなるため、従来
のように、わざわざシャッター1自身の表・裏面に印刷
をせずに済み、その分生産効率を高めることができるほ
か製品コストを低くすることができる。また、カートリ
ッジC表面のインデックス、その他に使用する面積が広
くなり、デザインの自由度を高めることができる。
によれば、開閉板部4、4の外縁部の外側においてカー
トリッジCの表裏面に形成れた開口部7、7を開き、開
閉板部4、4の領域内で閉じるようにしたので、以下の
効果を奏することができる。 開閉板部4、4の部材量を大幅に減らすことができ
るため、従来に比べて、帯状材当りのシャッターの生産
量を増やすことができる。 従来のように、カートリッジCの開口部7、7にあ
わせて窓を形成せずに済むので、開閉板部4、4の面積
を狭くでき、その分間口の精度を高めることができる。 カートリッジCとの接触面が少ないため、摩擦抵抗
を低く抑さえることができるほか、シャッター1を付勢
する付勢部材に、付勢力の低いものを採用することがで
き、その分製品コストを低く抑さえることができる。 カートリッジC側の印刷面積が広くなるため、従来
のように、わざわざシャッター1自身の表・裏面に印刷
をせずに済み、その分生産効率を高めることができるほ
か製品コストを低くすることができる。また、カートリ
ッジC表面のインデックス、その他に使用する面積が広
くなり、デザインの自由度を高めることができる。
【0022】なお、本発明にかかるディスクカートリッ
ジのシャッターは、上記の実施例の形状に限られるもの
ではなく、操作板部2の領域内でカートリッジCの表裏
面に設けられたを開口部7、7を閉じるとともに、その
外縁部の外側で当該開口部7、7を開口させる形状のも
のであれば他の形状のものを採用することができる。例
えば、図5に示すように、ディスクカートリッジ(図示
せず)の表面に当接する側の開閉板部4’を同図に示す
ように広く形成するとともに、裏面に当接する側の開閉
板部4は上記実施例と同様の形状に形成してもよく、こ
の場合にも、上記実施例同様の効果を得ることができ
る。また、図5に示す開閉板部4’の形状をディスクカ
ートリッジの裏面側のみ、あるいは、表・裏両面側に形
成してもよいことは勿論である。
ジのシャッターは、上記の実施例の形状に限られるもの
ではなく、操作板部2の領域内でカートリッジCの表裏
面に設けられたを開口部7、7を閉じるとともに、その
外縁部の外側で当該開口部7、7を開口させる形状のも
のであれば他の形状のものを採用することができる。例
えば、図5に示すように、ディスクカートリッジ(図示
せず)の表面に当接する側の開閉板部4’を同図に示す
ように広く形成するとともに、裏面に当接する側の開閉
板部4は上記実施例と同様の形状に形成してもよく、こ
の場合にも、上記実施例同様の効果を得ることができ
る。また、図5に示す開閉板部4’の形状をディスクカ
ートリッジの裏面側のみ、あるいは、表・裏両面側に形
成してもよいことは勿論である。
【0023】また、本発明に係るディスクカートリッジ
のシャッターおよびディスクカートリッジのシャッター
製造用プレートは、上記実施例のステンレス製のものに
限られるものでなく、アルミ合金その他の金属素材は勿
論、合成樹脂を採用することも可能であり、また、表面
に塗装を施したものを採用することもできる。そして、
この場合にも、上記同様の作用・効果を得ることが可能
であることは言うまでものない。
のシャッターおよびディスクカートリッジのシャッター
製造用プレートは、上記実施例のステンレス製のものに
限られるものでなく、アルミ合金その他の金属素材は勿
論、合成樹脂を採用することも可能であり、また、表面
に塗装を施したものを採用することもできる。そして、
この場合にも、上記同様の作用・効果を得ることが可能
であることは言うまでものない。
【0024】また、本発明に係るディスクカートリッジ
のシャッター製造用プレートPは、上記実施例の帯状材
Bからの製造に限られるものではなく、所定長さの板状
部材から製造可能であることは言うまでもない。
のシャッター製造用プレートPは、上記実施例の帯状材
Bからの製造に限られるものではなく、所定長さの板状
部材から製造可能であることは言うまでもない。
【0025】さらに、本発明に係るディスクカートリッ
ジのシャッターおよびディスクカートリッジのシャッタ
ー製造用プレートは、上記のMFDへの適用に限られる
ことなく、他の磁気媒体、あるいは光磁気記憶媒体など
のディスクカートリッジへも適用可能であり、この場合
には、これら各ディスクカートリッジの寸法形状に適宜
変更することができ、上記同様の効果を得ることができ
る。
ジのシャッターおよびディスクカートリッジのシャッタ
ー製造用プレートは、上記のMFDへの適用に限られる
ことなく、他の磁気媒体、あるいは光磁気記憶媒体など
のディスクカートリッジへも適用可能であり、この場合
には、これら各ディスクカートリッジの寸法形状に適宜
変更することができ、上記同様の効果を得ることができ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明に係るディスクカートリッジのシ
ャッターによれば、以下の効果を奏することができる。
請求項1に記載のディスクカートリッジのシャッターに
よれば、開閉板部の外縁部の外側においてディスクカー
トリッジの表裏面に形成れた開口部を開き、操作板部の
領域内で閉じるようにしたので、以下の効果を得ること
ができる。 開閉板部の部材量を大幅に減らすことができるた
め、帯状材当りに生産するシャッター量を増やすことが
できる。 従来のように、カートリッジの開口部にあわせて窓
を形成せずに済むので、開閉板部の面積を狭くでき、そ
の分間口の精度を高めることができる。 カートリッジとの接触面が少ないため、摩擦抵抗を
低く抑さえることができるほか、シャッターを付勢する
付勢部材に、付勢力の低いものを採用することができ、
その分製品コストを低く抑さえることができる。 カートリッジ側の印刷面積が広くなるため、従来の
ように、わざわざシャッター自身の表・裏面に印刷をせ
ずに済み、その分生産効率を高めることができるほか製
品コストを低くすることができる。また、カートリッジ
表面のインデックス、その他に使用する面積が広くな
り、デザインの自由度を高めることができる。
ャッターによれば、以下の効果を奏することができる。
請求項1に記載のディスクカートリッジのシャッターに
よれば、開閉板部の外縁部の外側においてディスクカー
トリッジの表裏面に形成れた開口部を開き、操作板部の
領域内で閉じるようにしたので、以下の効果を得ること
ができる。 開閉板部の部材量を大幅に減らすことができるた
め、帯状材当りに生産するシャッター量を増やすことが
できる。 従来のように、カートリッジの開口部にあわせて窓
を形成せずに済むので、開閉板部の面積を狭くでき、そ
の分間口の精度を高めることができる。 カートリッジとの接触面が少ないため、摩擦抵抗を
低く抑さえることができるほか、シャッターを付勢する
付勢部材に、付勢力の低いものを採用することができ、
その分製品コストを低く抑さえることができる。 カートリッジ側の印刷面積が広くなるため、従来の
ように、わざわざシャッター自身の表・裏面に印刷をせ
ずに済み、その分生産効率を高めることができるほか製
品コストを低くすることができる。また、カートリッジ
表面のインデックス、その他に使用する面積が広くな
り、デザインの自由度を高めることができる。
【0027】請求項2に記載のディスクカートリッジの
シャッターによれば、ディスクカートリッジの表・裏面
の縁部を覆う前記表・裏面操作板部と、この表・裏面操
作板部に連設された前記開閉板部とが、表・裏面から見
て略T字形とされているので、上記の効果に加えて、部
材量を低く抑さえることができ、材料コストをさらに低
減することができる。
シャッターによれば、ディスクカートリッジの表・裏面
の縁部を覆う前記表・裏面操作板部と、この表・裏面操
作板部に連設された前記開閉板部とが、表・裏面から見
て略T字形とされているので、上記の効果に加えて、部
材量を低く抑さえることができ、材料コストをさらに低
減することができる。
【0028】請求項3に記載のディスクカートリッジの
シャッター製造用プレートによれば、上記の効果を奏す
るディスクカートリッジのシャッターを折り曲げること
により簡単に製造することができる他、嵩ばらないた
め、搬送、製造時の取り扱いに優れる。
シャッター製造用プレートによれば、上記の効果を奏す
るディスクカートリッジのシャッターを折り曲げること
により簡単に製造することができる他、嵩ばらないた
め、搬送、製造時の取り扱いに優れる。
【図1】本発明に係るディスクカートリッジのシャッタ
ーの第1実施例を示す図であり、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は側面図である。
ーの第1実施例を示す図であり、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図2】同実施例に係るディスクカートリッジのシャッ
ター製造用プレートの平面図である。
ター製造用プレートの平面図である。
【図3】同実施例に係るディスクカートリッジのシャッ
ターを装着したフロッピーディスクを示す図であり、
(a)は正面図、(b)は、背面図である。
ターを装着したフロッピーディスクを示す図であり、
(a)は正面図、(b)は、背面図である。
【図4】同実施例に係るディスクカートリッジのシャッ
ターの帯材からの加工工程を示す概略図である。
ターの帯材からの加工工程を示す概略図である。
【図5】本発明に係るディスクカートリッジのシャッタ
ーの第2実施例を示す正面図である。
ーの第2実施例を示す正面図である。
【図6】従来のディスクカートリッジのシャッターを装
着したフロッピーディスクを示す正面図である。
着したフロッピーディスクを示す正面図である。
【図7】従来のディスクカートリッジのシャッターの帯
状材からの加工工程を示す概略図である。
状材からの加工工程を示す概略図である。
【符号の説明】 1 ディスクカートリッジのシャッター 2 操作板部 3 表・裏面操作板部 4 開閉板部 7 開口部 C ディスクカートリッジ P ディスクカートリッジのシャッター製造用プレート
Claims (3)
- 【請求項1】 ディスクカートリッジの一側部に該ディ
スクカートリッジの表・裏面及び側面に当接するように
装着され、該側面の長手方向に移動されることにより該
表・裏面に形成された信号読み取り用の開口部を開閉す
るディスクカートリッジのシャッターであって、前記側
面及び該側面に沿う前記表・裏面の縁部に被冠される断
面コ字状、かつ該断面形状をもって一方向に延びる操作
板部と、この操作板部の前記表・裏面の縁部を覆う表・
裏面操作板部に連設され、その領域内で、前記開口部を
閉じ、該領域の外縁部の外側において同開口部を開口さ
せる開閉板部とを備えてなることを特徴とするディスク
カートリッジのシャッター。 - 【請求項2】 請求項1に記載のディスクカートリッジ
のシャッターにおいて、前記開閉板部は、前記操作板部
の長さ方向中間部において、前記表・裏面の縁部を覆う
前記表・裏面操作板部に連設され、該表・裏面操作板部
および前記開閉板部は、表・裏および裏面から見て略T
字形とされていることを特徴とするディスクカートリッ
ジのシャッター。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のディス
クカートリッジのシャッター製造用プレートであって、
前記操作板部、表・裏面操作板部および開閉板部が略一
平面状に展開されてなる板状体とされていることを特徴
とするディスクカートリッジのシャッター製造用プレー
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31715293A JPH07176159A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | ディスクカートリッジのシャッターおよびディスクカートリッジのシャッター製造用プレート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31715293A JPH07176159A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | ディスクカートリッジのシャッターおよびディスクカートリッジのシャッター製造用プレート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07176159A true JPH07176159A (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=18085032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31715293A Pending JPH07176159A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | ディスクカートリッジのシャッターおよびディスクカートリッジのシャッター製造用プレート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07176159A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6396784A (ja) * | 1986-10-13 | 1988-04-27 | Hitachi Maxell Ltd | デイスクカ−トリツジ |
-
1993
- 1993-12-16 JP JP31715293A patent/JPH07176159A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6396784A (ja) * | 1986-10-13 | 1988-04-27 | Hitachi Maxell Ltd | デイスクカ−トリツジ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970401 |