JPH07174997A - 光走査装置 - Google Patents
光走査装置Info
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- JPH07174997A JPH07174997A JP5318639A JP31863993A JPH07174997A JP H07174997 A JPH07174997 A JP H07174997A JP 5318639 A JP5318639 A JP 5318639A JP 31863993 A JP31863993 A JP 31863993A JP H07174997 A JPH07174997 A JP H07174997A
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- lens
- scanning direction
- focal length
- optical scanning
- lens system
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B26/00—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
- G02B26/08—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
- G02B26/10—Scanning systems
- G02B26/12—Scanning systems using multifaceted mirrors
- G02B26/124—Details of the optical system between the light source and the polygonal mirror
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/30—Collimators
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡素で安価なコリメートレンズを利用するこ
とにより安価な光走査装置を提供する。 【構成】 半導体レーザ10のレーザービーム射出側に
アパーチャ12及び射出ビームをコリメートするための
1枚の球面平凸単レンズであるコリメータ14が順に配
置されている。コリメータの平面側は半導体レーザ10
側に向けられている。コリメートされたビームはシリン
ドリカルレンズ16により主走査方向(矢印A)に長い
線像として結像され、線像の結像位置または近傍に、主
走査方向に略角速度で偏向させるポリゴンミラー18の
反射面20が位置する。ポリゴンミラー18の反射ビー
ムは、fθレンズ22により感光ドラム26表面に光ス
ポットが略等速度で走査されるように収束される。ま
た、fθレンズ22と感光ドラム26との間には、実装
上の理由により反射鏡24も配置される。
とにより安価な光走査装置を提供する。 【構成】 半導体レーザ10のレーザービーム射出側に
アパーチャ12及び射出ビームをコリメートするための
1枚の球面平凸単レンズであるコリメータ14が順に配
置されている。コリメータの平面側は半導体レーザ10
側に向けられている。コリメートされたビームはシリン
ドリカルレンズ16により主走査方向(矢印A)に長い
線像として結像され、線像の結像位置または近傍に、主
走査方向に略角速度で偏向させるポリゴンミラー18の
反射面20が位置する。ポリゴンミラー18の反射ビー
ムは、fθレンズ22により感光ドラム26表面に光ス
ポットが略等速度で走査されるように収束される。ま
た、fθレンズ22と感光ドラム26との間には、実装
上の理由により反射鏡24も配置される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザプリンタ等に用い
られる光走査装置に係り、特に発光源からの光を平行光
にするレンズ系を用いた光走査装置に関する。
られる光走査装置に係り、特に発光源からの光を平行光
にするレンズ系を用いた光走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光走査装置は、光プリンタやデジタル式
の複写機等に広く使用されている。このような光走査装
置には、半導体レーザ等の発光源と、半導体レーザから
射出されたレーザビームを平行光束にコリメートするコ
リメートレンズ系と、サジタル方向及びメリジオナル方
向が異なるレンズパワーのかまぼこ型または円柱状のレ
ンズを含むシリンドリカルレンズ系と、入射された光束
を主走査方向と対応する方向に偏向させるポリゴンミラ
ー等の偏向器と、走査レンズとしてのfθレンズとが使
用されている。fθレンズは、偏向器で偏向されたレー
ザビームを、感光体ドラムや感光体ベルト等の被走査面
上に光スポットして集光させると共に、この光スポット
を被走査面上で略等速度で移動させる、という2つの機
能を持っている。
の複写機等に広く使用されている。このような光走査装
置には、半導体レーザ等の発光源と、半導体レーザから
射出されたレーザビームを平行光束にコリメートするコ
リメートレンズ系と、サジタル方向及びメリジオナル方
向が異なるレンズパワーのかまぼこ型または円柱状のレ
ンズを含むシリンドリカルレンズ系と、入射された光束
を主走査方向と対応する方向に偏向させるポリゴンミラ
ー等の偏向器と、走査レンズとしてのfθレンズとが使
用されている。fθレンズは、偏向器で偏向されたレー
ザビームを、感光体ドラムや感光体ベルト等の被走査面
上に光スポットして集光させると共に、この光スポット
を被走査面上で略等速度で移動させる、という2つの機
能を持っている。
【0003】周知のように、半導体レーザは出射光束が
発散光束となるので、扱いを簡単にするために、半導体
レーザから射出されたレーザビームをコリメートレンズ
系によりコリメートし平行光束に変換して利用すること
が多い。
発散光束となるので、扱いを簡単にするために、半導体
レーザから射出されたレーザビームをコリメートレンズ
系によりコリメートし平行光束に変換して利用すること
が多い。
【0004】このようなコリメートレンズについては2
枚以上の球面組みレンズを用いてコリメートする光源装
置(特開昭58−140713号参照)、1枚の非球面
単レンズのみによりコリメートする光源装置(特開平3
−249720号参照)がある。
枚以上の球面組みレンズを用いてコリメートする光源装
置(特開昭58−140713号参照)、1枚の非球面
単レンズのみによりコリメートする光源装置(特開平3
−249720号参照)がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2枚以
上の球面レンズ等を用いてコリメートレンズ系を構成す
ると、部品点数が増加する。このため、組立て調整等が
複雑になると共にコスト高になる。また、1枚の非球面
単レンズによってコリメートレンズ系を構成したとき
は、組立て調整等を容易にすることはできるが、非球面
レンズは球面レンズの研磨等のように容易に精度良く製
造できるものではなく、主にガラスをモールドして製造
するため、精度が良い非球面レンズを安定して得ようと
すると安価に製造することが難しい。従って、最終的に
は光走査装置がコスト高になる。
上の球面レンズ等を用いてコリメートレンズ系を構成す
ると、部品点数が増加する。このため、組立て調整等が
複雑になると共にコスト高になる。また、1枚の非球面
単レンズによってコリメートレンズ系を構成したとき
は、組立て調整等を容易にすることはできるが、非球面
レンズは球面レンズの研磨等のように容易に精度良く製
造できるものではなく、主にガラスをモールドして製造
するため、精度が良い非球面レンズを安定して得ようと
すると安価に製造することが難しい。従って、最終的に
は光走査装置がコスト高になる。
【0006】本発明は上記事実を鑑み、簡素で安価なコ
リメートレンズを利用することにより安価な光走査装置
を提供することを目的とする。
リメートレンズを利用することにより安価な光走査装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本請求項1に記載の発明
の光走査装置は、光源からの光束を略平行光束にコリメ
ートするレンズ系と、該平行光束を主走査方向と対応す
る方向に長い線像として結像させるシリンドリカルレン
ズ系と、該シリンドリカルレンズ系から射出された光束
を所定方向に略等角速度で偏向させる偏向手段と、偏向
された偏向光束を光スポットが略等速度で走査されるよ
うに被走査面上に収束させる走査レンズ系と、を備えた
光走査装置において、前記コリメートするレンズ系は、
開口数が零を越え0.07以下の球面平凸単レンズのみ
で構成され、前記光源側に該球面平凸単レンズの平面部
を向けて配置したことを特徴としている。
の光走査装置は、光源からの光束を略平行光束にコリメ
ートするレンズ系と、該平行光束を主走査方向と対応す
る方向に長い線像として結像させるシリンドリカルレン
ズ系と、該シリンドリカルレンズ系から射出された光束
を所定方向に略等角速度で偏向させる偏向手段と、偏向
された偏向光束を光スポットが略等速度で走査されるよ
うに被走査面上に収束させる走査レンズ系と、を備えた
光走査装置において、前記コリメートするレンズ系は、
開口数が零を越え0.07以下の球面平凸単レンズのみ
で構成され、前記光源側に該球面平凸単レンズの平面部
を向けて配置したことを特徴としている。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1記載
の光走査装置において、前記平凸単レンズの屈折率を
n、該平凸単レンズの焦点距離をf1、前記シリンドリ
カルレンズ系の主走査方向に交差する副走査方向の焦点
距離をf2、前記光走査用レンズの主走査方向の焦点距
離をf3としたときに、 n≧1.6 0<f3/f1≦9 0<f2/f1≦4 の条件を満たすことを特徴としている。
の光走査装置において、前記平凸単レンズの屈折率を
n、該平凸単レンズの焦点距離をf1、前記シリンドリ
カルレンズ系の主走査方向に交差する副走査方向の焦点
距離をf2、前記光走査用レンズの主走査方向の焦点距
離をf3としたときに、 n≧1.6 0<f3/f1≦9 0<f2/f1≦4 の条件を満たすことを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明の光走査装置は、光源からの光束を略平
行光束にコリメートするレンズ系と、該平行光束を主走
査方向と対応する方向に長い線像として結像させるシリ
ンドリカルレンズ系と、該シリンドリカルレンズ系から
射出された光束を所定方向に略等角速度で偏向させる偏
向手段と、偏向された偏向光束を光スポットが略等速度
で走査されるように被走査面上に収束させる走査レンズ
と、を備えている。
行光束にコリメートするレンズ系と、該平行光束を主走
査方向と対応する方向に長い線像として結像させるシリ
ンドリカルレンズ系と、該シリンドリカルレンズ系から
射出された光束を所定方向に略等角速度で偏向させる偏
向手段と、偏向された偏向光束を光スポットが略等速度
で走査されるように被走査面上に収束させる走査レンズ
と、を備えている。
【0010】従来の技術で述べたように光源としての半
導体レーザ等は出射光束が発散光束となり扱いを簡単に
するため射出されたレーザビームをレンズ系によりコリ
メートし平行光束に変換する必要があるが、本発明で
は、1枚の球面平凸単レンズのみで構成している。この
1枚の球面平凸単レンズは、開口数NAが零を越え0.
07以下に形成されている。このように、開口数NAを
零を越え0.07以下にして入射光束を制限することに
より透過波面収差をλ/10程度に抑えることができ
る。従って、前記シリンドリカルレンズ系及び走査レン
ズを用いて結像させときに、収差によるスポット径の増
加(太り)を防ぐことができる。
導体レーザ等は出射光束が発散光束となり扱いを簡単に
するため射出されたレーザビームをレンズ系によりコリ
メートし平行光束に変換する必要があるが、本発明で
は、1枚の球面平凸単レンズのみで構成している。この
1枚の球面平凸単レンズは、開口数NAが零を越え0.
07以下に形成されている。このように、開口数NAを
零を越え0.07以下にして入射光束を制限することに
より透過波面収差をλ/10程度に抑えることができ
る。従って、前記シリンドリカルレンズ系及び走査レン
ズを用いて結像させときに、収差によるスポット径の増
加(太り)を防ぐことができる。
【0011】また、曲面の屈折作用は、曲率半径が小さ
くなる程大きくなることは周知である。従って、レンズ
等の略平面形状の部分では、光は略直進する。従って、
1枚の球面平凸単レンズを用いて光源からの発散光を略
平行光束にコリメートする場合、コリメート光の射出側
にレンズ等の略平面形状の部分を配置すると、この略平
面形状の部分における屈折作用を有効に利用できない。
本発明では、球面平凸単レンズの入射側に平面部を配置
することにより、入射側の平面部と射出側の曲面部とに
おける両方の面で屈折作用を生起し、レンズを有効に利
用することができる。このため、射出側に球面平凸単レ
ンズの平面部を配置するときより透過波面収差を抑える
ことができる。
くなる程大きくなることは周知である。従って、レンズ
等の略平面形状の部分では、光は略直進する。従って、
1枚の球面平凸単レンズを用いて光源からの発散光を略
平行光束にコリメートする場合、コリメート光の射出側
にレンズ等の略平面形状の部分を配置すると、この略平
面形状の部分における屈折作用を有効に利用できない。
本発明では、球面平凸単レンズの入射側に平面部を配置
することにより、入射側の平面部と射出側の曲面部とに
おける両方の面で屈折作用を生起し、レンズを有効に利
用することができる。このため、射出側に球面平凸単レ
ンズの平面部を配置するときより透過波面収差を抑える
ことができる。
【0012】上記1枚の球面平凸単レンズを光走査装置
におけるコリメートレンズとして用いるとき、以下の3
条件を満たすことが好ましい。
におけるコリメートレンズとして用いるとき、以下の3
条件を満たすことが好ましい。
【0013】条件1は、n≧1.6であり、1枚の球面
平凸単レンズの屈折率nを1.6以上に設定することを
示している。すなわち、1枚の球面平凸単レンズの屈折
率nは1.6未満になると透過波面収差が増大するた
め、屈折率1.6以上に設定することでさらに波面収差
を抑えることができる。
平凸単レンズの屈折率nを1.6以上に設定することを
示している。すなわち、1枚の球面平凸単レンズの屈折
率nは1.6未満になると透過波面収差が増大するた
め、屈折率1.6以上に設定することでさらに波面収差
を抑えることができる。
【0014】条件2は、0<f3/f1≦9であり、平
凸単レンズの焦点距離f1と光走査用レンズの主走査方
向の焦点距離f3との比の値が、0を越え、9以下であ
ることを示している。すなわち、シリンドリカルレンズ
系は、該平行光束を主走査方向と該主走査方向と交差す
る副走査方向とで異なるレンズパワーにより集光してい
るが、主走査方向のレンズパワーを有せずに設定される
ことが多い。従って、シリンドリカルレンズ系がレンズ
パワーを有していない主走査方向に沿う方向についての
関係、すなわち、平凸単レンズの焦点距離f1と光走査
用レンズの主走査方向の焦点距離f3との関係である比
を考えれば少なくとも、光走査装置の性能を評価するこ
とができる。この比は、明るさにも相当するが、比の値
が9を越えるとコリメートするためのレンズ系により発
生する波面収差も増加し、結像スポットに太りが発生す
る。従って、焦点距離f1と焦点距離f3との比を考慮
することで、明るさを含んだスポットサイズを考慮する
ことができ、上記の条件2を満たすことにより感光体等
の被走査面上で適切なスポットサイズを得ることができ
る。
凸単レンズの焦点距離f1と光走査用レンズの主走査方
向の焦点距離f3との比の値が、0を越え、9以下であ
ることを示している。すなわち、シリンドリカルレンズ
系は、該平行光束を主走査方向と該主走査方向と交差す
る副走査方向とで異なるレンズパワーにより集光してい
るが、主走査方向のレンズパワーを有せずに設定される
ことが多い。従って、シリンドリカルレンズ系がレンズ
パワーを有していない主走査方向に沿う方向についての
関係、すなわち、平凸単レンズの焦点距離f1と光走査
用レンズの主走査方向の焦点距離f3との関係である比
を考えれば少なくとも、光走査装置の性能を評価するこ
とができる。この比は、明るさにも相当するが、比の値
が9を越えるとコリメートするためのレンズ系により発
生する波面収差も増加し、結像スポットに太りが発生す
る。従って、焦点距離f1と焦点距離f3との比を考慮
することで、明るさを含んだスポットサイズを考慮する
ことができ、上記の条件2を満たすことにより感光体等
の被走査面上で適切なスポットサイズを得ることができ
る。
【0015】条件3は、0<f2/f1≦4であり、平
凸単レンズの焦点距離f1とシリンドリカルレンズ系の
副走査方向の焦点距離f2との比の値が、0を越え、4
以下であることを示している。すなわち、シリンドリカ
ルレンズ系がレンズパワーを有する方向について、すな
わち、平凸単レンズの焦点距離f1とシリンドリカルレ
ンズ系の副走査方向の焦点距離f2との関係を考えれば
さらに、光走査装置の性能を評価について精度を向上さ
せることができる。この比についても、比の値が4を越
えるとコリメートするためのレンズ系により発生する波
面収差も増加し、結像スポットに太りが発生する。従っ
て、上記の条件3を満たすことにより感光体等の被走査
面上で適切なスポットサイズを得ることができる。
凸単レンズの焦点距離f1とシリンドリカルレンズ系の
副走査方向の焦点距離f2との比の値が、0を越え、4
以下であることを示している。すなわち、シリンドリカ
ルレンズ系がレンズパワーを有する方向について、すな
わち、平凸単レンズの焦点距離f1とシリンドリカルレ
ンズ系の副走査方向の焦点距離f2との関係を考えれば
さらに、光走査装置の性能を評価について精度を向上さ
せることができる。この比についても、比の値が4を越
えるとコリメートするためのレンズ系により発生する波
面収差も増加し、結像スポットに太りが発生する。従っ
て、上記の条件3を満たすことにより感光体等の被走査
面上で適切なスポットサイズを得ることができる。
【0016】光走査装置は、シリンドリカルレンズ系の
副走査方向の焦点距離f2及び光走査用レンズの主走査
方向の焦点距離f3の何れも0になることはないので、
上記の条件2及び条件3における各々の比の値が0にな
ることはない。
副走査方向の焦点距離f2及び光走査用レンズの主走査
方向の焦点距離f3の何れも0になることはないので、
上記の条件2及び条件3における各々の比の値が0にな
ることはない。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0018】本実施例の光走査装置は、図1に示すよう
に、光源としての半導体レーザ10(波長λ=785n
m)を備えており、半導体レーザ10のレーザビーム射
出側には、アパーチャ12及び半導体レーザ10から射
出されたレーザビームを平行レーザビームに整形するた
めのコリメータ14が順に配置されている。コリメート
レンズ14の仕様を決める開口数NAはアパーチャ12
のサイズにより決定している。コリメータ14のレーザ
ビーム射出側には、副走査方向と対応する方向にレンズ
パワー(焦点距離f2=65mm)を有し、平行レーザビ
ームを主走査方向(矢印Aで示す方向)と対応する方向
に長い線像として結像させるシリンドリカルレンズ16
が配置されている。この線像の結像位置または結像位置
の近傍に反射面20が位置するように、入射されたレー
ザビームを反射して主走査方向と対応する方向に略等角
速度で偏向させるポリゴンミラー18が配置されてい
る。
に、光源としての半導体レーザ10(波長λ=785n
m)を備えており、半導体レーザ10のレーザビーム射
出側には、アパーチャ12及び半導体レーザ10から射
出されたレーザビームを平行レーザビームに整形するた
めのコリメータ14が順に配置されている。コリメート
レンズ14の仕様を決める開口数NAはアパーチャ12
のサイズにより決定している。コリメータ14のレーザ
ビーム射出側には、副走査方向と対応する方向にレンズ
パワー(焦点距離f2=65mm)を有し、平行レーザビ
ームを主走査方向(矢印Aで示す方向)と対応する方向
に長い線像として結像させるシリンドリカルレンズ16
が配置されている。この線像の結像位置または結像位置
の近傍に反射面20が位置するように、入射されたレー
ザビームを反射して主走査方向と対応する方向に略等角
速度で偏向させるポリゴンミラー18が配置されてい
る。
【0019】ポリゴンミラー18のレーザビーム反射側
には、被走査面である感光ドラム26表面に約80μm
の略円形の光スポットが略等速度で走査されるように収
束させる、プラスチックやガラスで形成された1枚の走
査レンズであるfθレンズ22(焦点距離f3=14
3.24mm)が配置されている。これらfθレンズ22
と感光ドラム26との間には、実装上の理由によりfθ
レンズ22から射出されたレーザビームを感光ドラム2
6方向に反射するための反射鏡24が配置されている。
には、被走査面である感光ドラム26表面に約80μm
の略円形の光スポットが略等速度で走査されるように収
束させる、プラスチックやガラスで形成された1枚の走
査レンズであるfθレンズ22(焦点距離f3=14
3.24mm)が配置されている。これらfθレンズ22
と感光ドラム26との間には、実装上の理由によりfθ
レンズ22から射出されたレーザビームを感光ドラム2
6方向に反射するための反射鏡24が配置されている。
【0020】本実施例によれば、半導体レーザ10から
射出されたレーザビームは、ポリゴンミラー18の入射
側に配置されるPRE−POLYGON光学系であるシ
リンドリカルレンズ16により反射面20上に主走査方
向に対応する方向に長い線像として結像される。このレ
ーザビームは、ポリゴンミラー18により主走査方向と
対応する方向に略等角速度で偏向され、fθレンズ22
により感光ドラム26上に主走査方向に略等速度で走査
される。また、fθレンズ22の作用で面倒れ補正が行
われて副走査方向のピッチむらが補正され、またシリン
ドリカルレンズ16の作用で感光ドラム26上のビーム
スポットは略円形になる。
射出されたレーザビームは、ポリゴンミラー18の入射
側に配置されるPRE−POLYGON光学系であるシ
リンドリカルレンズ16により反射面20上に主走査方
向に対応する方向に長い線像として結像される。このレ
ーザビームは、ポリゴンミラー18により主走査方向と
対応する方向に略等角速度で偏向され、fθレンズ22
により感光ドラム26上に主走査方向に略等速度で走査
される。また、fθレンズ22の作用で面倒れ補正が行
われて副走査方向のピッチむらが補正され、またシリン
ドリカルレンズ16の作用で感光ドラム26上のビーム
スポットは略円形になる。
【0021】図2は図1の主要部分を展開した説明図で
あり、図2(a)はfθレンズ22の偏向面(ポリゴン
ミラー18により偏向されたレーザビームの主光線が形
成する平面、主走査方向断面にも相当する)内における
各レンズ形状を示し、図2(b)は偏向直交面(レンズ
の光軸を含みかつ偏向面に直交する平面、副走査方向断
面にも相当する)内における各レンズ形状を示してい
る。
あり、図2(a)はfθレンズ22の偏向面(ポリゴン
ミラー18により偏向されたレーザビームの主光線が形
成する平面、主走査方向断面にも相当する)内における
各レンズ形状を示し、図2(b)は偏向直交面(レンズ
の光軸を含みかつ偏向面に直交する平面、副走査方向断
面にも相当する)内における各レンズ形状を示してい
る。
【0022】本実施例における焦点距離f2=65mmの
シリンドリカルレンズ16は、コリメートレンズ14側
に平面C1を形成した平凸レンズで、曲面C2は副走査
方向に曲率33.22mmを有して、屈折率n=1.51
1083、中心厚5mmの設計値のレンズを用いている。
シリンドリカルレンズ16は、コリメートレンズ14側
に平面C1を形成した平凸レンズで、曲面C2は副走査
方向に曲率33.22mmを有して、屈折率n=1.51
1083、中心厚5mmの設計値のレンズを用いている。
【0023】また、焦点距離f3=143.24mmのf
θレンズ22は屈折率n=1.510139であり、ポ
リゴンミラー18側、すなわち偏向器側のレンズ面S1
は非球面で形成され、感光ドラム26側、すなわち被走
査面側のレンズ面S2はトーリック面で形成されたトー
リックレンズであり、光軸上の曲率半径は副走査断面内
では偏向器側から順に66.88mm、−17.9mmのメ
ニスカス形状をしているレンズを用いている。この非球
面であるレンズ面S1の形状は主走査断面内の偏向器側
に光軸曲率半径410.65mmである。このレンズ面S
1に非球面係数を付与して非球面を形成している。レン
ズ面S2の主走査断面内の曲率半径は−88.75mmで
あり、中心厚は22.6mmである。シリンドリカルレン
ズ16の偏向器側の曲面C2と偏向面20の距離は6
2.04mm、偏向面20とfθレンズ22の偏向器側の
レンズ面S1との距離は39.64mm、fθレンズ22
の被走査面側のレンズ面S2と感光ドラム26との距離
は139.4mmである。
θレンズ22は屈折率n=1.510139であり、ポ
リゴンミラー18側、すなわち偏向器側のレンズ面S1
は非球面で形成され、感光ドラム26側、すなわち被走
査面側のレンズ面S2はトーリック面で形成されたトー
リックレンズであり、光軸上の曲率半径は副走査断面内
では偏向器側から順に66.88mm、−17.9mmのメ
ニスカス形状をしているレンズを用いている。この非球
面であるレンズ面S1の形状は主走査断面内の偏向器側
に光軸曲率半径410.65mmである。このレンズ面S
1に非球面係数を付与して非球面を形成している。レン
ズ面S2の主走査断面内の曲率半径は−88.75mmで
あり、中心厚は22.6mmである。シリンドリカルレン
ズ16の偏向器側の曲面C2と偏向面20の距離は6
2.04mm、偏向面20とfθレンズ22の偏向器側の
レンズ面S1との距離は39.64mm、fθレンズ22
の被走査面側のレンズ面S2と感光ドラム26との距離
は139.4mmである。
【0024】図3はコリメートレンズ14付近の拡大図
である。このコリメートレンズ14は、屈折率n=1.
712018の光学ガラス(SF10)を用いて、平面
R1及び曲面R2により形成される球面単レンズであ
り、曲面R2の曲率半径を14.24mm、及び中心厚を
3mmに設定し、焦点距離f1=20mmのレンズを形成し
ている。このコリメートレンズ14の平面側の平面R1
を半導体レーザ10に向けて配置する。また、半導体レ
ーザ10とコリメートレンズ14の間には薄板ガラス3
0が設けられている。この薄板ガラス30は半導体レー
ザ10のパッケージに含まれて供給されるものである
が、本発明のように開口数NAを小さく設定したコリメ
ートレンズに用いた場合には収差にほとんど影響は無
い。コリメートレンズ14を出た平行光束のサイズは直
径D=2.4mmとなるようにアパーチャ12が定められ
ており、以下の式(1)によりコリメートレンズ14の
開口数NAが定まる。従って、本実施例の光走査装置で
はNA=0.06となる。図3ではNA=sinθでも
ある。
である。このコリメートレンズ14は、屈折率n=1.
712018の光学ガラス(SF10)を用いて、平面
R1及び曲面R2により形成される球面単レンズであ
り、曲面R2の曲率半径を14.24mm、及び中心厚を
3mmに設定し、焦点距離f1=20mmのレンズを形成し
ている。このコリメートレンズ14の平面側の平面R1
を半導体レーザ10に向けて配置する。また、半導体レ
ーザ10とコリメートレンズ14の間には薄板ガラス3
0が設けられている。この薄板ガラス30は半導体レー
ザ10のパッケージに含まれて供給されるものである
が、本発明のように開口数NAを小さく設定したコリメ
ートレンズに用いた場合には収差にほとんど影響は無
い。コリメートレンズ14を出た平行光束のサイズは直
径D=2.4mmとなるようにアパーチャ12が定められ
ており、以下の式(1)によりコリメートレンズ14の
開口数NAが定まる。従って、本実施例の光走査装置で
はNA=0.06となる。図3ではNA=sinθでも
ある。
【0025】NA=D/f1/2 =D/(2f1) −−−(1)
【0026】図4(c)にはコリメータレンズ14がN
A=0.06のときの本光走査装置の透過波面収差を示
し、図4(d)にはNA=0.05のときの本光走査装
置の透過波面収差を示した。NA=0.05のときに
は、波面収差が小さく良好なコリメータレンズ14を得
ることができるが、NA=0.06の場合にλ/10程
度の収差があるが結像スポットサイズへの影響は少な
く、実用上問題ない。一方、図4(a)、(b)の各々
は、コリメータレンズ14をNA=0.08、NA=
0.07に設定して本光走査装置に配置したときの透過
波面収差を示した。図からも理解されるように、NA=
0.07を越えると透過波面収差が著しく大きくなり、
結像スポット径の増加(太り)が生じて好ましくない。
A=0.06のときの本光走査装置の透過波面収差を示
し、図4(d)にはNA=0.05のときの本光走査装
置の透過波面収差を示した。NA=0.05のときに
は、波面収差が小さく良好なコリメータレンズ14を得
ることができるが、NA=0.06の場合にλ/10程
度の収差があるが結像スポットサイズへの影響は少な
く、実用上問題ない。一方、図4(a)、(b)の各々
は、コリメータレンズ14をNA=0.08、NA=
0.07に設定して本光走査装置に配置したときの透過
波面収差を示した。図からも理解されるように、NA=
0.07を越えると透過波面収差が著しく大きくなり、
結像スポット径の増加(太り)が生じて好ましくない。
【0027】図5にはNA=0.06と一定のコリメー
タレンズ14の屈折率nを変化させたときの本光走査装
置の透過波面収差を示した。図5(a)は屈折率n=
1.511083のときの透過波面収差を示し、図5
(b)は屈折率n=1.608931ときの透過波面収
差を示し、図5(c)は上記実施例の屈折率n=1.7
12018ときの透過波面収差を示している。この図か
らも理解されるように、屈折率がn=1.6未満の値に
なると透過波面収差がλ/5に近づくので、結像スポッ
ト径の増加(太り)が発生し好ましくない。従って、コ
リメータレンズ14の屈折率nは1.6以上の値が適当
であることが理解される。
タレンズ14の屈折率nを変化させたときの本光走査装
置の透過波面収差を示した。図5(a)は屈折率n=
1.511083のときの透過波面収差を示し、図5
(b)は屈折率n=1.608931ときの透過波面収
差を示し、図5(c)は上記実施例の屈折率n=1.7
12018ときの透過波面収差を示している。この図か
らも理解されるように、屈折率がn=1.6未満の値に
なると透過波面収差がλ/5に近づくので、結像スポッ
ト径の増加(太り)が発生し好ましくない。従って、コ
リメータレンズ14の屈折率nは1.6以上の値が適当
であることが理解される。
【0028】ここで、コリメートレンズ14とfθレン
ズ22の関係に着目すると上記実施例ではコリメートレ
ンズ14の焦点距離f1とfθレンズ22の焦点距離f
3の比γ1(f3/f1)の値は7.16となってい
る。このとき、上記のfθレンズ22を用いてコリメー
トレンズ14の焦点距離f1を変化させた場合、この比
γ1の値が9を越えるとコリメートレンズ14の焦点距
離f1<16mmとなる。このため、上記と同様のスポッ
ト径を得ようとするとコリメートレンズの開口数NAを
0.75を越えて設定しなければならない。従って、焦
点距離が多少短くなるが、波面収差が増大するので、結
像スポット径の増加(太り)が発生する。これにより、
比γ1(f3/f1)の値の上限値は9であることが理
解される。また、この比γ1の値4では、開口数NAが
0.033に相当し、この比γ1の値が値4より低いと
きは得られる光量が低下するために、好ましくない。
ズ22の関係に着目すると上記実施例ではコリメートレ
ンズ14の焦点距離f1とfθレンズ22の焦点距離f
3の比γ1(f3/f1)の値は7.16となってい
る。このとき、上記のfθレンズ22を用いてコリメー
トレンズ14の焦点距離f1を変化させた場合、この比
γ1の値が9を越えるとコリメートレンズ14の焦点距
離f1<16mmとなる。このため、上記と同様のスポッ
ト径を得ようとするとコリメートレンズの開口数NAを
0.75を越えて設定しなければならない。従って、焦
点距離が多少短くなるが、波面収差が増大するので、結
像スポット径の増加(太り)が発生する。これにより、
比γ1(f3/f1)の値の上限値は9であることが理
解される。また、この比γ1の値4では、開口数NAが
0.033に相当し、この比γ1の値が値4より低いと
きは得られる光量が低下するために、好ましくない。
【0029】従って、図6(a)に示したように、焦点
距離f1及び焦点距離f3を軸とする座標平面上で、比
γ1の値が9となる特性直線70と比γ1の値が4とな
る特性直線72とで挟まれた領域範囲(図6(a)で
は、斜線領域内)を実用範囲として設定できる。
距離f1及び焦点距離f3を軸とする座標平面上で、比
γ1の値が9となる特性直線70と比γ1の値が4とな
る特性直線72とで挟まれた領域範囲(図6(a)で
は、斜線領域内)を実用範囲として設定できる。
【0030】また、コリメートレンズ14とシリンドリ
カルレンズ16の関係では、コリメートレンズ14焦点
距離f1とシリンドリカルレンズ16の焦点距離f2の
比γ2(f2/f1)の値が3.25となっている。こ
のとき、上記のシリンドリカルレンズ16を用いてコリ
メートレンズ14の焦点距離f1を変化させた場合、こ
の比γ2の値が4を越えるとf1<16.5となり上記
と同様のスポット径を得ようとするとコリメートレンズ
14の開口数NAを0.073以上にしなければならず
上記と同様に波面収差が増大しスポット径の太りが発生
する。また、得られる光量が低下すると考えられる開口
数NAは0.033に相当し、このときの比γ2の値は
1.5と求められる。
カルレンズ16の関係では、コリメートレンズ14焦点
距離f1とシリンドリカルレンズ16の焦点距離f2の
比γ2(f2/f1)の値が3.25となっている。こ
のとき、上記のシリンドリカルレンズ16を用いてコリ
メートレンズ14の焦点距離f1を変化させた場合、こ
の比γ2の値が4を越えるとf1<16.5となり上記
と同様のスポット径を得ようとするとコリメートレンズ
14の開口数NAを0.073以上にしなければならず
上記と同様に波面収差が増大しスポット径の太りが発生
する。また、得られる光量が低下すると考えられる開口
数NAは0.033に相当し、このときの比γ2の値は
1.5と求められる。
【0031】従って、図6(b)に示したように、焦点
距離f1及び焦点距離f2を軸とする座標平面上で、比
γ2の値が値4となる特性直線76と比γ2の値が値
1.5となる特性直線78とで挟まれた領域範囲(図6
(b)では、斜線領域内)を実用範囲として設定でき
る。
距離f1及び焦点距離f2を軸とする座標平面上で、比
γ2の値が値4となる特性直線76と比γ2の値が値
1.5となる特性直線78とで挟まれた領域範囲(図6
(b)では、斜線領域内)を実用範囲として設定でき
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
源からの光束を略平行光束にコリメートするレンズ系に
安価な球面平凸単レンズ1枚のみのレンズをコリメート
レンズとして用いているため、小型化、低コスト化を図
ることができる光走査装置を実現できる、という効果が
ある。
源からの光束を略平行光束にコリメートするレンズ系に
安価な球面平凸単レンズ1枚のみのレンズをコリメート
レンズとして用いているため、小型化、低コスト化を図
ることができる光走査装置を実現できる、という効果が
ある。
【図1】本発明が適用可能な光走査装置の一例を示す概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】(a)は本実施例の光走査装置の主走査方向の
光束の軌跡を説明するための説明図である。(b)は本
実施例の光走査装置の副走査方向の光束の軌跡を説明す
るための説明図である。
光束の軌跡を説明するための説明図である。(b)は本
実施例の光走査装置の副走査方向の光束の軌跡を説明す
るための説明図である。
【図3】本発明の一実施例にかかる光走査装置のコリメ
ートレンズ部の周辺を示す線図である。
ートレンズ部の周辺を示す線図である。
【図4】本実施例の光走査装置の透過波面収差とコリメ
ートレンズの開口数との関係を示す線図である。
ートレンズの開口数との関係を示す線図である。
【図5】本実施例の光走査装置の透過波面収差とコリメ
ートレンズの屈折率との関係を示す線図である。
ートレンズの屈折率との関係を示す線図である。
【図6】(a)は本実施例の光走査装置におけるコリメ
ータレンズの焦点距離と走査レンズの焦点距離との関係
を示す特性図である。(b)は本実施例の光走査装置に
おけるコリメータレンズの焦点距離とシリンドリカルレ
ンズの焦点距離との関係を示す特性図である。
ータレンズの焦点距離と走査レンズの焦点距離との関係
を示す特性図である。(b)は本実施例の光走査装置に
おけるコリメータレンズの焦点距離とシリンドリカルレ
ンズの焦点距離との関係を示す特性図である。
10 半導体レーザ 12 アパーチャ 14 コリメートレンズ 16 シリンドリカルレンズ 18 偏向器 20 偏向反射面 22 fθレンズ 24 反射鏡 26 感光体
Claims (2)
- 【請求項1】 光源からの光束を略平行光束にコリメー
トするレンズ系と、該平行光束を主走査方向と対応する
方向に長い線像として結像させるシリンドリカルレンズ
系と、該シリンドリカルレンズ系から射出された光束を
所定方向に略等角速度で偏向させる偏向手段と、偏向さ
れた偏向光束を光スポットが略等速度で走査されるよう
に被走査面上に収束させる走査レンズ系と、を備えた光
走査装置において、 前記コリメートするレンズ系は、開口数が零を越え0.
07以下の球面平凸単レンズのみで構成され、前記光源
側に該球面平凸単レンズの平面部を向けて配置したこと
を特徴とする光走査装置。 - 【請求項2】 前記平凸単レンズの屈折率をn、該平凸
単レンズの焦点距離をf1、前記シリンドリカルレンズ
系の主走査方向に交差する副走査方向の焦点距離をf
2、前記光走査用レンズの主走査方向の焦点距離をf3
としたときに、 n≧1.6 0<f3/f1≦9 0<f2/f1≦4 の条件を満たすことを特徴とする請求項1記載の光走査
装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5318639A JPH07174997A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 光走査装置 |
EP94116184A EP0658790B1 (en) | 1993-12-17 | 1994-10-13 | Collimating lens for optical scanner |
DE69427449T DE69427449T2 (de) | 1993-12-17 | 1994-10-13 | Kollimationslinse für optisches Abtastgerät |
US08/323,696 US5477372A (en) | 1993-12-17 | 1994-10-18 | Optical scanner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5318639A JPH07174997A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 光走査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07174997A true JPH07174997A (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=18101387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5318639A Pending JPH07174997A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 光走査装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5477372A (ja) |
EP (1) | EP0658790B1 (ja) |
JP (1) | JPH07174997A (ja) |
DE (1) | DE69427449T2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004354500A (ja) * | 2003-05-27 | 2004-12-16 | Canon Inc | 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 |
JP2016219779A (ja) * | 2015-05-20 | 2016-12-22 | 日亜化学工業株式会社 | 発光装置 |
US10267483B2 (en) | 2015-05-20 | 2019-04-23 | Nichia Corporation | Light-emitting device |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5583684A (en) * | 1995-06-06 | 1996-12-10 | Spot Technology Inc. | Lens assembly fixing device of scanner |
KR100474433B1 (ko) * | 2002-09-05 | 2005-03-10 | 삼성전자주식회사 | 광주사장치 |
KR101236388B1 (ko) * | 2006-11-07 | 2013-02-22 | 삼성전자주식회사 | 광주사유니트 및 이를 이용한 화상형성장치 |
JP5112098B2 (ja) * | 2008-02-05 | 2013-01-09 | 株式会社リコー | 光走査装置及び画像形成装置 |
JP2009238284A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Sony Corp | フォーカスサーボ方法、光再生方法および光再生装置 |
CN106646505B (zh) * | 2016-12-30 | 2023-05-02 | 中国科学院西安光学精密机械研究所 | 任意反射表面速度干涉仪的探针光匀化系统及匀化方法 |
DE102020202549B4 (de) * | 2020-02-28 | 2022-05-05 | Trumpf Laser Gmbh | Optische Anordnung mit einem F-Theta-Objektiv |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58140713A (ja) * | 1982-02-16 | 1983-08-20 | Fujitsu Ltd | 光学装置 |
JP2598473B2 (ja) * | 1988-08-01 | 1997-04-09 | 株式会社リコー | 走査光学系 |
DE69014908T3 (de) * | 1989-01-09 | 1999-06-02 | Canon K.K., Tokio/Tokyo | Achromatisches optisches Laserabtastsystem. |
US5179465A (en) * | 1990-02-07 | 1993-01-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical system for light beam scanning |
JPH03249720A (ja) * | 1990-02-28 | 1991-11-07 | Minolta Camera Co Ltd | コリメータレンズ |
JP2559898B2 (ja) * | 1990-09-21 | 1996-12-04 | 大日本スクリーン製造株式会社 | 光ビーム走査装置 |
JPH0580268A (ja) * | 1991-06-28 | 1993-04-02 | Toshiba Corp | 光学装置及びその固定方法 |
JPH05346549A (ja) * | 1992-04-17 | 1993-12-27 | Canon Inc | 走査光学装置 |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP5318639A patent/JPH07174997A/ja active Pending
-
1994
- 1994-10-13 DE DE69427449T patent/DE69427449T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-13 EP EP94116184A patent/EP0658790B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-18 US US08/323,696 patent/US5477372A/en not_active Expired - Lifetime
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JP2004354500A (ja) * | 2003-05-27 | 2004-12-16 | Canon Inc | 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 |
JP4590166B2 (ja) * | 2003-05-27 | 2010-12-01 | キヤノン株式会社 | 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 |
JP2016219779A (ja) * | 2015-05-20 | 2016-12-22 | 日亜化学工業株式会社 | 発光装置 |
US10267483B2 (en) | 2015-05-20 | 2019-04-23 | Nichia Corporation | Light-emitting device |
US11149917B2 (en) | 2015-05-20 | 2021-10-19 | Nichia Corporation | Light-emitting device |
US11428382B2 (en) | 2015-05-20 | 2022-08-30 | Nichia Corporation | Light-emitting device |
US11655958B2 (en) | 2015-05-20 | 2023-05-23 | Nichia Corporation | Light-emitting device |
US11892155B2 (en) | 2015-05-20 | 2024-02-06 | Nichia Corporation | Light-emitting device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69427449T2 (de) | 2001-10-18 |
EP0658790A3 (en) | 1996-03-06 |
EP0658790B1 (en) | 2001-06-13 |
DE69427449D1 (de) | 2001-07-19 |
US5477372A (en) | 1995-12-19 |
EP0658790A2 (en) | 1995-06-21 |
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