JPH07166522A - 路面切削装置 - Google Patents
路面切削装置Info
- Publication number
- JPH07166522A JPH07166522A JP31222093A JP31222093A JPH07166522A JP H07166522 A JPH07166522 A JP H07166522A JP 31222093 A JP31222093 A JP 31222093A JP 31222093 A JP31222093 A JP 31222093A JP H07166522 A JPH07166522 A JP H07166522A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- road surface
- work vehicle
- cutting device
- cut
- road
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Road Repair (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造の追加により、人手を必要とする
ことなく、道路の中央分離帯側へこぼれ出した氷片、雪
などが路上に堆積しないようにする。 【構成】 作業車両1の走行方向前面に装着されて使用
され、作業車両1の左右方向に延設された回転式切削体
5の回転により路面を所望形状に切削し、この回転式切
削体5による切削除去物を後続の案内板6により作業車
両の左右方向一方の側Aに案内し排出する路面切削装置
において、案内板6による切削除去物の排出側と反対側
の側部Bに、回転式切削体5の回転で吐き出された切削
除去物による路上堆積物Cを作業車両1の前進走行に伴
って突き崩す堆積物崩壊部材16を設ける。
ことなく、道路の中央分離帯側へこぼれ出した氷片、雪
などが路上に堆積しないようにする。 【構成】 作業車両1の走行方向前面に装着されて使用
され、作業車両1の左右方向に延設された回転式切削体
5の回転により路面を所望形状に切削し、この回転式切
削体5による切削除去物を後続の案内板6により作業車
両の左右方向一方の側Aに案内し排出する路面切削装置
において、案内板6による切削除去物の排出側と反対側
の側部Bに、回転式切削体5の回転で吐き出された切削
除去物による路上堆積物Cを作業車両1の前進走行に伴
って突き崩す堆積物崩壊部材16を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、凍結路面などを所望形
状に切削する路面切削装置に関し、特にホイールローダ
などの作業車両にアタッチメント式に装着されて使用さ
れる路面切削装置に関するものである。
状に切削する路面切削装置に関し、特にホイールローダ
などの作業車両にアタッチメント式に装着されて使用さ
れる路面切削装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホイールローダなどの作業車両にアタッ
チメント式に装着されて使用される路面切削装置とし
て、図7、図8に示されているように、作業車両1の昇
降アーム2に接続されるフレーム3の前部にステー4を
介して回転式切削体5が取付けられ、この回転式切削体
5の後方にブレード6が配置されたものがある(特開平
4−350206号公報参照)。回転式切削体5は例え
ば螺旋状に捩れた羽根部材5aの外周に超硬合金製の切
削刃5bを多数取付けて構成される。このような装置で
は、作業車両の前進走行状態にて回転式切削体5を油圧
モータ7により車両左右方向の軸回りに回転させて凍結
路面EBなどを粗面状態に切削し、切削された路面を後
続のブレード6で整形する。なお、回転式切削体5の回
転方向は、路面をダウンカットすべく図7の反時計方向
(矢印D方向)に設定される。
チメント式に装着されて使用される路面切削装置とし
て、図7、図8に示されているように、作業車両1の昇
降アーム2に接続されるフレーム3の前部にステー4を
介して回転式切削体5が取付けられ、この回転式切削体
5の後方にブレード6が配置されたものがある(特開平
4−350206号公報参照)。回転式切削体5は例え
ば螺旋状に捩れた羽根部材5aの外周に超硬合金製の切
削刃5bを多数取付けて構成される。このような装置で
は、作業車両の前進走行状態にて回転式切削体5を油圧
モータ7により車両左右方向の軸回りに回転させて凍結
路面EBなどを粗面状態に切削し、切削された路面を後
続のブレード6で整形する。なお、回転式切削体5の回
転方向は、路面をダウンカットすべく図7の反時計方向
(矢印D方向)に設定される。
【0003】ブレード6は、図8に示されているように
作業車両の左側部Aへ向うほど車両の走行方向後方へ後
退するように傾けて配置される。このため、回転式切削
体5による切削除去物は作業車両の前進走行に伴いブレ
ード6に案内されて左側部Aへ進み、ブレード6の左端
より外部(通常は路側)へ排出される。なお、図8に
て、符号8は作業車両の右端部Bに配置されて油圧モー
タ7の回転を回転切削体5へ伝達するチェーンなどを内
蔵するチェーンカバーを兼ねた切削体支持部材である。
作業車両の左側部Aへ向うほど車両の走行方向後方へ後
退するように傾けて配置される。このため、回転式切削
体5による切削除去物は作業車両の前進走行に伴いブレ
ード6に案内されて左側部Aへ進み、ブレード6の左端
より外部(通常は路側)へ排出される。なお、図8に
て、符号8は作業車両の右端部Bに配置されて油圧モー
タ7の回転を回転切削体5へ伝達するチェーンなどを内
蔵するチェーンカバーを兼ねた切削体支持部材である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した路面切削装置
では、回転式切削体5による切削除去物の一部が回転式
切削体5に固着して連れ回りし、回転式切削体5の前方
から側方にかけて吐き出されることがある。この場合、
回転式切削体5の前面に吐き出された切削除去物は再度
回転式切削体5でブレード6側へ取り込まれ、車両の左
側部Aに吐き出された切削除去物はブレード6から排出
された切削除去物と混合するので放置しても問題ない。
ところが、車両の右側部Bに吐き出された切削除去物は
回転式切削体5やブレード6で取り込むことができない
ために路上に堆積し、作業車両の前進走行に伴って図8
に符号Cで示すように、道路の中央分離帯側に畝が残さ
れてしまう。このため、作業車両1の後から作業員が箒
などを使用して路上に堆積した氷片、雪などを掃き散ら
す作業が必要になる。
では、回転式切削体5による切削除去物の一部が回転式
切削体5に固着して連れ回りし、回転式切削体5の前方
から側方にかけて吐き出されることがある。この場合、
回転式切削体5の前面に吐き出された切削除去物は再度
回転式切削体5でブレード6側へ取り込まれ、車両の左
側部Aに吐き出された切削除去物はブレード6から排出
された切削除去物と混合するので放置しても問題ない。
ところが、車両の右側部Bに吐き出された切削除去物は
回転式切削体5やブレード6で取り込むことができない
ために路上に堆積し、作業車両の前進走行に伴って図8
に符号Cで示すように、道路の中央分離帯側に畝が残さ
れてしまう。このため、作業車両1の後から作業員が箒
などを使用して路上に堆積した氷片、雪などを掃き散ら
す作業が必要になる。
【0005】本発明は、簡単な構造の追加により、氷
片、雪などの切削除去物が路上に堆積したまま放置され
るおそれを排除できる路面切削装置を提供することを目
的としている。
片、雪などの切削除去物が路上に堆積したまま放置され
るおそれを排除できる路面切削装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1〜図
3に対応づけて説明すると、本発明は、作業車両1の走
行方向前面に装着されて使用され、作業車両1の左右方
向に延設された回転式切削体5の回転により路面を所望
形状に切削し、この回転式切削体5による切削除去物を
後続の案内板6により作業車両の左右方向一方の側Aに
案内し排出する路面切削装置に適用される。そして、案
内板6による切削除去物の排出側と反対側の側部Bに、
回転式切削体5の回転で吐き出された切削除去物による
路上堆積物Cを作業車両1の前進走行に伴って突き崩す
堆積物崩壊部材16を設けて上述した目的を達成する。
本発明では、作業車両1の左右方向中心側へ向うほど作
業車両1の走行方向後方へ後退するように傾いた状態で
路面を滑動可能なかき寄せ板16を堆積物崩壊部材とし
て用いることができる。このかき寄せ板16は、案内板
6よりも作業車両1の走行方向前方に配置する。かき寄
せ板16は、作業車両1の左右方向および上下方向への
揺動動作を可能とする継手10〜13により支持し、あ
るいは図5に示すように、少なくともその下端部21を
弾性部材19により路面形状に追従して遊動可能に支持
するとよい。
3に対応づけて説明すると、本発明は、作業車両1の走
行方向前面に装着されて使用され、作業車両1の左右方
向に延設された回転式切削体5の回転により路面を所望
形状に切削し、この回転式切削体5による切削除去物を
後続の案内板6により作業車両の左右方向一方の側Aに
案内し排出する路面切削装置に適用される。そして、案
内板6による切削除去物の排出側と反対側の側部Bに、
回転式切削体5の回転で吐き出された切削除去物による
路上堆積物Cを作業車両1の前進走行に伴って突き崩す
堆積物崩壊部材16を設けて上述した目的を達成する。
本発明では、作業車両1の左右方向中心側へ向うほど作
業車両1の走行方向後方へ後退するように傾いた状態で
路面を滑動可能なかき寄せ板16を堆積物崩壊部材とし
て用いることができる。このかき寄せ板16は、案内板
6よりも作業車両1の走行方向前方に配置する。かき寄
せ板16は、作業車両1の左右方向および上下方向への
揺動動作を可能とする継手10〜13により支持し、あ
るいは図5に示すように、少なくともその下端部21を
弾性部材19により路面形状に追従して遊動可能に支持
するとよい。
【0007】
【作用】案内板6による切削除去物の排出側と反対側の
側部Bに切削除去物が吐き出されて堆積すると、この路
上堆積物Cが作業車両1の前進走行に伴って堆積物崩壊
部材16により突き崩される。案内板6の前方に配置し
たかき寄せ板16によれば、路上堆積物Cが車両の左右
方向中心側にかき寄せられ、後続する案内板6により捕
集可能となる。路上堆積物Cは回転式切削体5により一
旦切削されたものであるためにアイスバーンのような圧
密状態とは異なって容易に突き崩すことができる。した
がって、上述した継手10〜13でかき寄せ板16を支
持し、あるいは少なくとも下端部21を弾性部材19で
支持した場合でも、堆積物Cを突き崩す際の抵抗に打ち
勝ってかき寄せ板をその自重により常に路面形状に追従
させることができる。
側部Bに切削除去物が吐き出されて堆積すると、この路
上堆積物Cが作業車両1の前進走行に伴って堆積物崩壊
部材16により突き崩される。案内板6の前方に配置し
たかき寄せ板16によれば、路上堆積物Cが車両の左右
方向中心側にかき寄せられ、後続する案内板6により捕
集可能となる。路上堆積物Cは回転式切削体5により一
旦切削されたものであるためにアイスバーンのような圧
密状態とは異なって容易に突き崩すことができる。した
がって、上述した継手10〜13でかき寄せ板16を支
持し、あるいは少なくとも下端部21を弾性部材19で
支持した場合でも、堆積物Cを突き崩す際の抵抗に打ち
勝ってかき寄せ板をその自重により常に路面形状に追従
させることができる。
【0008】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0009】
【実施例】以下に添付の図を参照して本発明を実施例に
ついて詳細に説明する。なお、本発明の実施例において
上述の従来例と同一構成の部分は、上述の従来例に付し
た符号と同一の符号を付してその説明を省略する。
ついて詳細に説明する。なお、本発明の実施例において
上述の従来例と同一構成の部分は、上述の従来例に付し
た符号と同一の符号を付してその説明を省略する。
【0010】−第1実施例− 図1〜図3は本発明による路面切削装置の第一実施例を
示している。作業車両の右側部B(図7、図8参照)に
配置された切削体支持部材8の下端部にはブラケット1
0が固定されている。ブラケット10は車両の左右方向
に水平に延在する支持軸11により揺動部材12を上下
方向に揺動可能に支持する。揺動部材12は、支持軸1
1と直交するボルト一体式の支持軸13によりブレード
ホルダ14を支持軸13の回りに回動可能に支持する。
これによりブレードホルダ14は、ブラケット10、支
持軸11、揺動部材12、支持軸13とによる継手構造
により作業車両1の左右方向および上下方向に首振り可
能に支持されている。
示している。作業車両の右側部B(図7、図8参照)に
配置された切削体支持部材8の下端部にはブラケット1
0が固定されている。ブラケット10は車両の左右方向
に水平に延在する支持軸11により揺動部材12を上下
方向に揺動可能に支持する。揺動部材12は、支持軸1
1と直交するボルト一体式の支持軸13によりブレード
ホルダ14を支持軸13の回りに回動可能に支持する。
これによりブレードホルダ14は、ブラケット10、支
持軸11、揺動部材12、支持軸13とによる継手構造
により作業車両1の左右方向および上下方向に首振り可
能に支持されている。
【0011】ブレードホルダ14には、下縁部に滑走バ
ー15が固着されたかき寄せブレード16が、車両の左
右方向中心側へ向うほど車両の走行方向後方へ後退する
ように傾けて装着されている。かき寄せブレード16は
回転式切削体5よりも作業車両の右側部Bに突出した位
置に取付けられている。なお、かき寄せブレード16の
車両走行方向からの傾斜角は、水平状態にて45度程度
であってよい。またかき寄せブレード16はその下部が
車両の走行方向前方へ折曲されて所定のすくい角が付与
されている。滑走バー15は、かき寄せブレード16の
重心を下方に変位させるとともに、路面との摩擦抵抗を
減じて路面に対する追従性を改善する。
ー15が固着されたかき寄せブレード16が、車両の左
右方向中心側へ向うほど車両の走行方向後方へ後退する
ように傾けて装着されている。かき寄せブレード16は
回転式切削体5よりも作業車両の右側部Bに突出した位
置に取付けられている。なお、かき寄せブレード16の
車両走行方向からの傾斜角は、水平状態にて45度程度
であってよい。またかき寄せブレード16はその下部が
車両の走行方向前方へ折曲されて所定のすくい角が付与
されている。滑走バー15は、かき寄せブレード16の
重心を下方に変位させるとともに、路面との摩擦抵抗を
減じて路面に対する追従性を改善する。
【0012】切削体支持部材8にはブレードホルダ14
の下向きの首振り角度を制限するストッパプレート17
(図3参照)が取り付けられている。なお、図には示さ
れていないが、切削体支持部材8にはブレードホルダ1
4の正面より見て左右方向の首振り角度を制限するスト
ッパも設けられている。
の下向きの首振り角度を制限するストッパプレート17
(図3参照)が取り付けられている。なお、図には示さ
れていないが、切削体支持部材8にはブレードホルダ1
4の正面より見て左右方向の首振り角度を制限するスト
ッパも設けられている。
【0013】上述の構成によれば、作業車両が前進する
と、かき寄せブレード16がその下端の滑走バー15を
路面に当接させた状態で路面を滑動する。このため、回
転式切削体5の右端面よりも外側(右側部B)に、氷
片、雪などの切削除去物が吐き出されて一時的に堆積し
ても、この堆積物Cはかき寄せブレード16で逐次突き
崩されて回転式切削体5側へかき寄せられる。これによ
り切削除去物が路上に堆積して畝を作ることはない。堆
積物Cは回転式切削体5により切削された後、何等圧縮
を受けていないので容易に突き崩すことができる。この
ため、かき寄せブレード16は堆積物Cに乗り上げるこ
となく、作業車両の前進走行に伴って支持軸11、13
の周りに首振り揺動して常に路面形状に追従する。この
ため、突き崩された切削除去物を漏れなく取り込むこと
ができる。
と、かき寄せブレード16がその下端の滑走バー15を
路面に当接させた状態で路面を滑動する。このため、回
転式切削体5の右端面よりも外側(右側部B)に、氷
片、雪などの切削除去物が吐き出されて一時的に堆積し
ても、この堆積物Cはかき寄せブレード16で逐次突き
崩されて回転式切削体5側へかき寄せられる。これによ
り切削除去物が路上に堆積して畝を作ることはない。堆
積物Cは回転式切削体5により切削された後、何等圧縮
を受けていないので容易に突き崩すことができる。この
ため、かき寄せブレード16は堆積物Cに乗り上げるこ
となく、作業車両の前進走行に伴って支持軸11、13
の周りに首振り揺動して常に路面形状に追従する。この
ため、突き崩された切削除去物を漏れなく取り込むこと
ができる。
【0014】−第2実施例− 図4、図5は本発明による路面切削装置の第二実施例を
示している。この実施例においては、車両の走行方向に
延在する支持軸13によりブレードホルダ14が車両の
左右方向に回動可能に支持されている。ブレードホルダ
14には傾斜基板17が車両の左右方向中心側(図4の
下側)へ向うほど車両の走行方向後方へ後退するように
傾けて固定されている。傾斜基板17の下側はすくい角
を付与するために前方へ折曲し、その下端部にはボルト
18により平板状のゴム板19が取り付けられている。
ゴム板19の先端にはボルト20により平板状のかき寄
せブレード本体21がすくい角を与えられた状態にて取
り付けられている。なお、図6に示すように、かき寄せ
ブレード本体21自体の折曲によりすくい角を与えても
よい。なお、この実施例では傾斜基板17、ゴム板19
およびかき寄せブレード本体21によりかき寄せブレー
ド22が構成される。
示している。この実施例においては、車両の走行方向に
延在する支持軸13によりブレードホルダ14が車両の
左右方向に回動可能に支持されている。ブレードホルダ
14には傾斜基板17が車両の左右方向中心側(図4の
下側)へ向うほど車両の走行方向後方へ後退するように
傾けて固定されている。傾斜基板17の下側はすくい角
を付与するために前方へ折曲し、その下端部にはボルト
18により平板状のゴム板19が取り付けられている。
ゴム板19の先端にはボルト20により平板状のかき寄
せブレード本体21がすくい角を与えられた状態にて取
り付けられている。なお、図6に示すように、かき寄せ
ブレード本体21自体の折曲によりすくい角を与えても
よい。なお、この実施例では傾斜基板17、ゴム板19
およびかき寄せブレード本体21によりかき寄せブレー
ド22が構成される。
【0015】この実施例においても、回転式切削体5の
右端面よりも外側(右側部B)に切削除去物が吐き出さ
れて堆積しても、この堆積物がかき寄せブレード22で
突き崩されて回転式切削体5側へかき寄せられる。かき
寄せブレード本体21の支持軸13周りの揺動と、ゴム
板19の弾性変形により、かき寄せブレード本体21が
路面形状に追従し、突き崩された切削除去物を漏れなく
取り込むことができる。
右端面よりも外側(右側部B)に切削除去物が吐き出さ
れて堆積しても、この堆積物がかき寄せブレード22で
突き崩されて回転式切削体5側へかき寄せられる。かき
寄せブレード本体21の支持軸13周りの揺動と、ゴム
板19の弾性変形により、かき寄せブレード本体21が
路面形状に追従し、突き崩された切削除去物を漏れなく
取り込むことができる。
【0016】なお、かき寄せブレード16,22に代
え、切削体支持部材8などに箒やブラシを装着し、作業
車両の前進走行により路上堆積物を掃き散らすようにし
てもよい。
え、切削体支持部材8などに箒やブラシを装着し、作業
車両の前進走行により路上堆積物を掃き散らすようにし
てもよい。
【0017】以上の実施例では、ブレード6が案内板
を、かき寄せブレード16,22が堆積物崩壊部材を、
ゴム板19が弾性部材を構成する。
を、かき寄せブレード16,22が堆積物崩壊部材を、
ゴム板19が弾性部材を構成する。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明による路面切削装置によれば、案内板による切削除去
物の排出側と反対側の側部に吐き出されて堆積した切削
除去物を、作業車両の前進走行に伴って堆積物崩壊部材
により突き崩しすようにしたのので、簡単な構造の追加
により氷片、雪などの切削除去物が路上に堆積したまま
放置されるおそれを排除できる。路上堆積物は回転式切
削体により一旦切削されたものであり、アイスバーンの
ような圧密状態とは異なって容易に突き崩すことができ
るので、継手でかき寄せ部材を支持し、あるいはかき寄
せ部材の少なくとも下端部を弾性部材で支持しただけで
も、堆積物を突き崩す際の抵抗に打ち勝ってかき寄せ板
をその自重により常に路面形状に追従させて切削除去物
を漏れなく回収できる。
明による路面切削装置によれば、案内板による切削除去
物の排出側と反対側の側部に吐き出されて堆積した切削
除去物を、作業車両の前進走行に伴って堆積物崩壊部材
により突き崩しすようにしたのので、簡単な構造の追加
により氷片、雪などの切削除去物が路上に堆積したまま
放置されるおそれを排除できる。路上堆積物は回転式切
削体により一旦切削されたものであり、アイスバーンの
ような圧密状態とは異なって容易に突き崩すことができ
るので、継手でかき寄せ部材を支持し、あるいはかき寄
せ部材の少なくとも下端部を弾性部材で支持しただけで
も、堆積物を突き崩す際の抵抗に打ち勝ってかき寄せ板
をその自重により常に路面形状に追従させて切削除去物
を漏れなく回収できる。
【図1】本発明による路面切削装置の第一実施例を示す
要部の平面図。
要部の平面図。
【図2】本発明による路面切削装置の第一実施例を示す
要部の拡大部分断面平面図。
要部の拡大部分断面平面図。
【図3】本発明による路面切削装置の第一実施例を示す
要部の側面図。
要部の側面図。
【図4】本発明による路面切削装置の第二実施例を示す
要部の平面図。
要部の平面図。
【図5】本発明による路面切削装置の第二実施例を示す
要部の端面図。
要部の端面図。
【図6】本発明による路面切削装置の変形実施例を示す
要部の端面図。
要部の端面図。
【図7】路面切削装置をホイールローダに装着した状態
を示す側面図。
を示す側面図。
【図8】図7のVIII方向からの矢視図。
1 作業車両 2 昇降装置 3 フレーム 5 回転切削体 6 ブレード 8 切削体支持部材 14 ブレードホルダ 16,22 かき寄せブレード 17 傾斜基板 18 ゴム板 21 かき寄せブレード本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉井 洋 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 波多野 和久 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内
Claims (4)
- 【請求項1】 作業車両の走行方向前面に装着されて使
用され、前記作業車両の左右方向に延設された回転式切
削体の回転により路面を所望形状に切削し、この回転式
切削体による切削除去物を後続の案内板により作業車両
の左右方向一方の側に案内し排出する路面切削装置にお
いて、 前記案内板による前記切削除去物の排出側と反対側の側
部に、前記回転式切削体の回転で吐き出された切削除去
物による路上堆積物を前記作業車両の前進走行に伴って
突き崩す堆積物崩壊部材を設けたことを特徴とする路面
切削装置。 - 【請求項2】 前記堆積物崩壊部材は、前記作業車両の
左右方向中心側へ向うほど前記作業車両の走行方向後方
へ後退するように傾いた状態で路面を滑動可能なかき寄
せ板とされ、このかき寄せ板が前記案内板よりも作業車
両の走行方向前方に配置されていることを特徴とする請
求項1記載の路面切削装置。 - 【請求項3】 前記かき寄せ板は、作業車両の左右方向
および上下方向への揺動動作を可能とする継手に支持さ
れていることを特徴とする請求項2記載の路面切削装
置。 - 【請求項4】 前記かき寄せ板の少なくとも下端部が、
弾性部材により路面形状に追従して遊動可能に支持され
ていることを特徴する請求項2記載の路面切削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31222093A JPH07166522A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 路面切削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31222093A JPH07166522A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 路面切削装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07166522A true JPH07166522A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18026639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31222093A Pending JPH07166522A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 路面切削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07166522A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014047598A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | ウインドロー除去装置 |
CN104929076A (zh) * | 2015-05-25 | 2015-09-23 | 王建平 | 道路除冰机的旋转机架动力总成 |
-
1993
- 1993-12-13 JP JP31222093A patent/JPH07166522A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014047598A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | ウインドロー除去装置 |
CN104929076A (zh) * | 2015-05-25 | 2015-09-23 | 王建平 | 道路除冰机的旋转机架动力总成 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4834191A (en) | Plow for motor grader | |
US6210071B1 (en) | Method and apparatus for cutting rumble strips in a roadway | |
CA2285630A1 (en) | Underwater mining machine | |
EP0649973A2 (de) | Hydraulischer Abbaubagger für Tunnelschildmaschine | |
JP2002544414A (ja) | 遮蔽切削インサートを有する非回転工具を備えた氷かき取り機構 | |
US5596784A (en) | Vehicle for collecting debris from a road | |
US1776788A (en) | Snowplow | |
US2569682A (en) | Means for cutting pavement and other like surfaces | |
JPS6367308A (ja) | 除雪方法及び装置 | |
US4976052A (en) | Towed, powered, land grader | |
JPH07166522A (ja) | 路面切削装置 | |
US2390421A (en) | Machine for removing snow | |
US5833009A (en) | Lawn edger composed of a plurality of plates | |
US1974190A (en) | Machine for digging, removing, and smoothing dirt, gravel, and the like | |
US2171056A (en) | Snow plow | |
US3371434A (en) | Combined rotary and push type snow plow | |
AU605411B2 (en) | Improved continuous excavating apparatus and method | |
EP2064394B1 (en) | Device and method for widening an existing roadway | |
US2224869A (en) | Snowplow | |
CN115324140A (zh) | 用于渠道开挖掘进机的土仓 | |
US3043027A (en) | Snow scooper | |
JP3337346B2 (ja) | カッティングエッジ | |
JP2551442B2 (ja) | 堆積土砂等の清掃装置 | |
CN108716180A (zh) | 一种开槽车 | |
JPS6383304A (ja) | 清掃装置 |