JPH07164067A - 偏肉厚パイプの製造方法 - Google Patents
偏肉厚パイプの製造方法Info
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- JPH07164067A JPH07164067A JP5311613A JP31161393A JPH07164067A JP H07164067 A JPH07164067 A JP H07164067A JP 5311613 A JP5311613 A JP 5311613A JP 31161393 A JP31161393 A JP 31161393A JP H07164067 A JPH07164067 A JP H07164067A
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 19
- 238000010409 ironing Methods 0.000 claims description 2
- 238000009987 spinning Methods 0.000 abstract description 9
- 230000008719 thickening Effects 0.000 abstract description 2
- 238000000137 annealing Methods 0.000 abstract 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
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- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造した偏肉厚パイプを焼鈍しなくても、薄
肉部の曲げ加工ができるようにする。又、薄肉部が長尺
のときでも製造装置が大形化しないようにする。 【構成】 図aのパイプ2を、図示されてない外型(メ
ス型)の中で液圧によってバルジ成形して端部に凹凸部
2Aを形成する(第1工程)。第2工程では図bのよう
に、外型4で凹凸部2Aの外側の部分2Cを覆い、パイ
プ2の右端部にマンドレル6を挿入して、パイプ2を回
転させながらロール7で外側の凹凸部2cをスピニング
加工する。パイプ2の端部はこうして増肉法で厚肉部2
A′が形成される。
肉部の曲げ加工ができるようにする。又、薄肉部が長尺
のときでも製造装置が大形化しないようにする。 【構成】 図aのパイプ2を、図示されてない外型(メ
ス型)の中で液圧によってバルジ成形して端部に凹凸部
2Aを形成する(第1工程)。第2工程では図bのよう
に、外型4で凹凸部2Aの外側の部分2Cを覆い、パイ
プ2の右端部にマンドレル6を挿入して、パイプ2を回
転させながらロール7で外側の凹凸部2cをスピニング
加工する。パイプ2の端部はこうして増肉法で厚肉部2
A′が形成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は偏肉厚パイプの製造方法
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】偏肉厚パイプの製造方法としては、いわ
ゆるスピニング加工が用いられていた。
ゆるスピニング加工が用いられていた。
【0003】図6に示すように、マンドレル1にパイプ
(素管)2を嵌合し、パイプ2をマンドレル1とともに
矢印Aのように回転させながら、ロール3、3を図示左
方に移動させることによって薄くしごいて長くする減肉
加工方法で製造していた。
(素管)2を嵌合し、パイプ2をマンドレル1とともに
矢印Aのように回転させながら、ロール3、3を図示左
方に移動させることによって薄くしごいて長くする減肉
加工方法で製造していた。
【0004】2aはパイプの肉厚が素管の肉厚のまゝの
厚肉部、2bは素管の肉厚よりも薄肉にスピニング加工
された薄肉部である。
厚肉部、2bは素管の肉厚よりも薄肉にスピニング加工
された薄肉部である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、薄
肉部2bがスピニング加工によって加工硬化するため、
この薄肉部2bをその後の後工程で曲げ加工するには偏
肉厚パイプを焼鈍してから曲げ加工しないと、曲げ加工
できないという問題点があった。
肉部2bがスピニング加工によって加工硬化するため、
この薄肉部2bをその後の後工程で曲げ加工するには偏
肉厚パイプを焼鈍してから曲げ加工しないと、曲げ加工
できないという問題点があった。
【0006】また、薄肉部2bが長い場合、つまりパイ
プ素管の全長が長くて必要とする厚肉部2aが短い場合
には、ロール3、3の移動量が大きくなって、製造装置
が大形になるばかりでなく、加工時間やコストが嵩むと
いう問題点があった。
プ素管の全長が長くて必要とする厚肉部2aが短い場合
には、ロール3、3の移動量が大きくなって、製造装置
が大形になるばかりでなく、加工時間やコストが嵩むと
いう問題点があった。
【0007】そこで、本発明はこれらの問題点を解消で
きる偏肉厚パイプの製造方法を提供することを目的とす
る。
きる偏肉厚パイプの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の偏肉厚パイプの製造方法では、必要とする
厚肉部をバルジ成形等とスピニング加工の組合わせで形
成するとともに、薄肉部を素管の肉厚のままとして加工
しないようにした。
に、本発明の偏肉厚パイプの製造方法では、必要とする
厚肉部をバルジ成形等とスピニング加工の組合わせで形
成するとともに、薄肉部を素管の肉厚のままとして加工
しないようにした。
【0009】すなわち、請求項1の発明は、端部の肉厚
が一般部よりも大きい偏肉厚パイプを製造する方法にお
いて、パイプ端部(2)に内外へ突出する凹凸部(2
A)を形成する第1の工程と、該凹凸部の内面をロール
(5)で平滑面に成形する第2の工程と、パイプ(2)
内にマンドレル(6)を挿入して前記平滑面と嵌合させ
るとともに、パイプ(2)外側の凹凸部(2c)をロー
ル(7)にて平滑に成形して端部の厚肉部(2A′)を
形成する第3の工程とからなることを特徴とする。
が一般部よりも大きい偏肉厚パイプを製造する方法にお
いて、パイプ端部(2)に内外へ突出する凹凸部(2
A)を形成する第1の工程と、該凹凸部の内面をロール
(5)で平滑面に成形する第2の工程と、パイプ(2)
内にマンドレル(6)を挿入して前記平滑面と嵌合させ
るとともに、パイプ(2)外側の凹凸部(2c)をロー
ル(7)にて平滑に成形して端部の厚肉部(2A′)を
形成する第3の工程とからなることを特徴とする。
【0010】そして、請求項2の発明は、更に内側に凹
凸形状を有する外型でパイプ外周を拘束してパイプ端部
の凹凸部(2A)を形成する第1の行程を行ない、パイ
プ端部を外型(4)凹凸部になつかせてパイプ内側から
ローラ(5)でしごき加工して第2の工程を行なうこと
を特徴とする。
凸形状を有する外型でパイプ外周を拘束してパイプ端部
の凹凸部(2A)を形成する第1の行程を行ない、パイ
プ端部を外型(4)凹凸部になつかせてパイプ内側から
ローラ(5)でしごき加工して第2の工程を行なうこと
を特徴とする。
【0011】また、請求項3の発明は、端部の肉厚が一
般部よりも大きい偏肉厚パイプを製造する方法におい
て、パイプ端部に内外へ突出する凹凸部を形成する第1
の工程と、該凹凸部の外面をロールで平滑面に形成する
第2の工程と、パイプの外側の前記平滑面に外型を嵌合
させるともに、パイプ内側の凹凸部をロールにて平滑に
成形して端部の厚肉部を形成する第3の工程とからなる
ことを特徴とする。
般部よりも大きい偏肉厚パイプを製造する方法におい
て、パイプ端部に内外へ突出する凹凸部を形成する第1
の工程と、該凹凸部の外面をロールで平滑面に形成する
第2の工程と、パイプの外側の前記平滑面に外型を嵌合
させるともに、パイプ内側の凹凸部をロールにて平滑に
成形して端部の厚肉部を形成する第3の工程とからなる
ことを特徴とする。
【0012】
【作用】第1工程で形成した凹凸部の内側と外側を、第
2工程又は第3工程でスピニング加工して厚肉部を形成
する。
2工程又は第3工程でスピニング加工して厚肉部を形成
する。
【0013】他の部分は素管の肉厚のままの薄肉部とな
る。
る。
【0014】
【実施例】図1〜図4は本発明の第1実施例で、請求項
1と2に対応する。図1(a)のように長さL1 の円筒
形の金属素管からなるパイプ2を用意し、第1の工程
で、このパイプ2の右端部に周知のバルジ成形等で内外
へ突出する凹凸部2Aを形成する。凹凸部2Aは、図2
(b)に示すように、内側の凹凸部2Bと外側の凹凸部
2cとからなり、凹凸部2Aを形成した右端部の肉厚
は、素管の肉厚よりも厚くなっている。従って、その分
だけ、パイプの長さL2 がL1 より短かくなっている。
1と2に対応する。図1(a)のように長さL1 の円筒
形の金属素管からなるパイプ2を用意し、第1の工程
で、このパイプ2の右端部に周知のバルジ成形等で内外
へ突出する凹凸部2Aを形成する。凹凸部2Aは、図2
(b)に示すように、内側の凹凸部2Bと外側の凹凸部
2cとからなり、凹凸部2Aを形成した右端部の肉厚
は、素管の肉厚よりも厚くなっている。従って、その分
だけ、パイプの長さL2 がL1 より短かくなっている。
【0015】バルジ成形で凹凸部2Aを形成するには、
パイプ2を外型(メス型)の中でゴム又は液圧によって
ふくらませて変形させる周知の加工方法を使うことがで
きる。
パイプ2を外型(メス型)の中でゴム又は液圧によって
ふくらませて変形させる周知の加工方法を使うことがで
きる。
【0016】このようにして、凹凸部2Aを形成したパ
イプ2を図1(c)のように第2工程にかける。この第
2工程では、パイプ2を回転治具3に嵌合し、外側の凹
凸部2Cの波形状に合わせた内面形状をもっている外型
4a,4bを凹凸部2Aを覆うように被せる。両外型4
A,4Bは両者で一組の外型4を構成する。
イプ2を図1(c)のように第2工程にかける。この第
2工程では、パイプ2を回転治具3に嵌合し、外側の凹
凸部2Cの波形状に合わせた内面形状をもっている外型
4a,4bを凹凸部2Aを覆うように被せる。両外型4
A,4Bは両者で一組の外型4を構成する。
【0017】外型4A,4Bは、パイプ2の右端面に当
接する段差部(突き当て部)4a,4bを有し、波形の
内面形状とこの段差部とにより、加工時におけるパイプ
2の長さ方向への伸びを押さえて板厚方向へ増肉させ
る。
接する段差部(突き当て部)4a,4bを有し、波形の
内面形状とこの段差部とにより、加工時におけるパイプ
2の長さ方向への伸びを押さえて板厚方向へ増肉させ
る。
【0018】そして、内側の凹凸部2Bにロール5を当
て、回転治具3をその軸線の周りに矢印Aのように回転
させながら、ロール5を軸線の方向に移動させて、パイ
プ2の凹凸部2bをスピニング加工する。こうしてスピ
ニング加工した形状を図1(c)の軸線から下半分に示
す。
て、回転治具3をその軸線の周りに矢印Aのように回転
させながら、ロール5を軸線の方向に移動させて、パイ
プ2の凹凸部2bをスピニング加工する。こうしてスピ
ニング加工した形状を図1(c)の軸線から下半分に示
す。
【0019】図1(d)は、第2工程で加工したパイプ
2の形状で、その右端部内側を符号2Dで示す。図1
(e)は第3工程で、回転治具3に嵌合した図1(d)
のパイプ2の右端部にマンドレル6を嵌入し、パイプ2
の外側の凹凸部2Cにロール7を当て、回転治具3をそ
の軸線の周りに矢印Aのように回転させながら、ロール
7を軸線の方向に移動させて、パイプ2の凹凸部2cを
スピニング加工する。マンドレル6には、段差部6aが
形成され、この段差部6aがパイプ2の右端に当接する
ことで、第3工程におけるパイプ2の長さ方向(図示右
方向)への伸びを押さえ、板厚方向へ増肉させる。又、
マンドレル6は、ワーク(パイプ)2を脱着できるよう
に、図示左右に移動可能である。
2の形状で、その右端部内側を符号2Dで示す。図1
(e)は第3工程で、回転治具3に嵌合した図1(d)
のパイプ2の右端部にマンドレル6を嵌入し、パイプ2
の外側の凹凸部2Cにロール7を当て、回転治具3をそ
の軸線の周りに矢印Aのように回転させながら、ロール
7を軸線の方向に移動させて、パイプ2の凹凸部2cを
スピニング加工する。マンドレル6には、段差部6aが
形成され、この段差部6aがパイプ2の右端に当接する
ことで、第3工程におけるパイプ2の長さ方向(図示右
方向)への伸びを押さえ、板厚方向へ増肉させる。又、
マンドレル6は、ワーク(パイプ)2を脱着できるよう
に、図示左右に移動可能である。
【0020】このようにして右端部を増肉加工したパイ
プ2を図1(f)に示す。凹凸部2Bと2Cが、それぞ
れ符号2D,2Eのように平滑面にスピニング加工され
た厚肉部2A′に形成されている。
プ2を図1(f)に示す。凹凸部2Bと2Cが、それぞ
れ符号2D,2Eのように平滑面にスピニング加工され
た厚肉部2A′に形成されている。
【0021】図2は、図1(c)の第2工程を説明する
別の図で、図2(a)は、パイプの右側からみた図、図
2(b)は要部拡大縦断面図、図2(c)は外型4Aの
斜視図で、パイプ2の外側凹凸部2cの波形状に合わせ
た外型4Aの内面形状と段差部4aが明瞭に示されてい
る。
別の図で、図2(a)は、パイプの右側からみた図、図
2(b)は要部拡大縦断面図、図2(c)は外型4Aの
斜視図で、パイプ2の外側凹凸部2cの波形状に合わせ
た外型4Aの内面形状と段差部4aが明瞭に示されてい
る。
【0022】図3は、図1(e)の第3工程を説明する
別の図で、(a)は要部拡大縦断面図、(b)はマンド
レル6の斜視図である。図4はパイプの外側の凹凸部2
Cが図1(e)の第3工程によってスピニング加工され
るときの肉の移動を説明する図で、ハッチングした山部
の肉がハッチングした谷部へ移動し、外周面が平滑化さ
れる。
別の図で、(a)は要部拡大縦断面図、(b)はマンド
レル6の斜視図である。図4はパイプの外側の凹凸部2
Cが図1(e)の第3工程によってスピニング加工され
るときの肉の移動を説明する図で、ハッチングした山部
の肉がハッチングした谷部へ移動し、外周面が平滑化さ
れる。
【0023】パイプ2の全長は素管のときの長さL1 か
らL2 まで短かくなり、短かくなった分、板厚方向に増
肉されることになる。上述の第1実施例では、パイプ端
部に形成した凹凸部2Aが、環状であるため、マンドレ
ル6がパイプ2に抜き差し可能とするために、その前の
第2工程で内側の凹凸部2Bをスピニング加工するよう
にしたが、図5の第2実施例ではパイプ2の右端部に形
成した内外の凹凸部2Aをねじ山のような螺線形状にし
ている。
らL2 まで短かくなり、短かくなった分、板厚方向に増
肉されることになる。上述の第1実施例では、パイプ端
部に形成した凹凸部2Aが、環状であるため、マンドレ
ル6がパイプ2に抜き差し可能とするために、その前の
第2工程で内側の凹凸部2Bをスピニング加工するよう
にしたが、図5の第2実施例ではパイプ2の右端部に形
成した内外の凹凸部2Aをねじ山のような螺線形状にし
ている。
【0024】こうすることで、凹凸部2Aの外側に当て
る外型(メス型)をナットのような形状とし、凹凸部2
Aの内側に当てる内外(オス型)をボルトのような形状
とすることが可能となる。こうすると上記第1実施例の
第2工程と第3工程の順序を逆にすることも可能とな
り、請求項3の発明となる。なお、図5の第2実施例で
は、図1の実施例の(a)(b)に対応する図面だけを
示し、第2〜第3工程を省略しているが、第2又は第3
工程の型形状が変ることと、第2と第3の工程の順序が
変更可能となることは、これらの説明で明らかである。
る外型(メス型)をナットのような形状とし、凹凸部2
Aの内側に当てる内外(オス型)をボルトのような形状
とすることが可能となる。こうすると上記第1実施例の
第2工程と第3工程の順序を逆にすることも可能とな
り、請求項3の発明となる。なお、図5の第2実施例で
は、図1の実施例の(a)(b)に対応する図面だけを
示し、第2〜第3工程を省略しているが、第2又は第3
工程の型形状が変ることと、第2と第3の工程の順序が
変更可能となることは、これらの説明で明らかである。
【0025】
【発明の効果】本発明による偏肉厚パイプの製造方法は
上述のように構成されているので、薄肉部が素材の肉厚
のまゝでありかつ端部が増肉法で厚肉部に加工される。
そのため、薄肉部が従来のように加工硬化しないため、
焼鈍させなくても、後加工で曲げ加工ができ、加工性が
よくなる。
上述のように構成されているので、薄肉部が素材の肉厚
のまゝでありかつ端部が増肉法で厚肉部に加工される。
そのため、薄肉部が従来のように加工硬化しないため、
焼鈍させなくても、後加工で曲げ加工ができ、加工性が
よくなる。
【0026】また、素材の全長が長く、必要とする厚肉
部が短い場合、従来の減肉法に比べてロールの移動量が
小さいため、装置が小形化できる利点がある。
部が短い場合、従来の減肉法に比べてロールの移動量が
小さいため、装置が小形化できる利点がある。
【図1】本発明による偏肉厚パイプの製造方法の第1実
施例を段階的に示した図で、(a)は素管(パイプ)の
斜視図、(b)は第1工程後のパイプの斜視図、(c)
は第1工程を説明する縦断面図で上半分は加工前の形状
を下半分は加工後の形状を示す。(d)は第2工程後の
パイプの縦断面図、(e)は第3工程を説明する縦断面
図で上半分は加工前の形状を下半分は加工後の形状を示
す。(f)は第3工程後のパイプの縦断面図である。
施例を段階的に示した図で、(a)は素管(パイプ)の
斜視図、(b)は第1工程後のパイプの斜視図、(c)
は第1工程を説明する縦断面図で上半分は加工前の形状
を下半分は加工後の形状を示す。(d)は第2工程後の
パイプの縦断面図、(e)は第3工程を説明する縦断面
図で上半分は加工前の形状を下半分は加工後の形状を示
す。(f)は第3工程後のパイプの縦断面図である。
【図2】本発明の第1実施例で、(a)は第2工程の右
側面図、(b)は第2工程の一部を拡大した縦断面図、
(c)は第2工程に使う外型の斜視図である。
側面図、(b)は第2工程の一部を拡大した縦断面図、
(c)は第2工程に使う外型の斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例で、(a)は第3工程の一
部を拡大した縦断面図、(b)は第3工程に使うマイド
レルの斜視図である。
部を拡大した縦断面図、(b)は第3工程に使うマイド
レルの斜視図である。
【図4】本発明による偏肉厚パイプの製造方法による肉
流れを説明する図である。
流れを説明する図である。
【図5】本発明の第2実施例の各段階の一部を示す図
で、(a)は素管(パイプ)の正面図、(b)は第1工
程後のパイプの正面図である。
で、(a)は素管(パイプ)の正面図、(b)は第1工
程後のパイプの正面図である。
【図6】従来技術の製造方法を説明する縦断面図であ
る。
る。
2 パイプ 2A,2A′ 凹凸部 2B 内側の凹凸部 2C 外側の凹凸部 4 外型 5,7 ローラ 6 マンドレル
Claims (3)
- 【請求項1】 端部の肉厚が一般部よりも大きい偏肉厚
パイプを製造する方法において、 パイプ端部に内外へ突出する凹凸部を形成する第1の工
程と、 該凹凸部の内面をロールで平滑面に成形する第2の工程
と、 パイプ内にマンドレルを挿入して前記平滑面と嵌合させ
るとともに、パイプ外側の凹凸部をロールにて平滑に成
形して端部の厚肉部を形成する第3の工程とからなるこ
とを特徴とする偏肉厚パイプの製造方法。 - 【請求項2】 内側に凹凸形状を有する外型でパイプ外
周を拘束してパイプ端部の凹凸部を形成する第1の行程
を行ない、パイプ端部を外型凹凸部になつかせてパイプ
内側からローラでしごき加工して第2の工程を行なうこ
とを特徴とする請求項1記載の偏肉厚パイプの製造方
法。 - 【請求項3】 端部の肉厚が一般部よりも大きい偏肉厚
パイプを製造する方法において、 パイプ端部に内外へ突出する凹凸部を形成する第1の工
程と、 該凹凸部の外面をロールで平滑面に形成する第2の工程
と、 パイプの外側の前記平滑面に外型を嵌合させるともに、
パイプ内側の凹凸部をロールにて平滑に成形して端部の
厚肉部を形成する第3の工程とからなることを特徴とす
る偏肉厚パイプの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5311613A JPH07164067A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 偏肉厚パイプの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5311613A JPH07164067A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 偏肉厚パイプの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07164067A true JPH07164067A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18019364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5311613A Withdrawn JPH07164067A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 偏肉厚パイプの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07164067A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-12-13 JP JP5311613A patent/JPH07164067A/ja not_active Withdrawn
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