[go: up one dir, main page]

JPH07162571A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH07162571A
JPH07162571A JP5341269A JP34126993A JPH07162571A JP H07162571 A JPH07162571 A JP H07162571A JP 5341269 A JP5341269 A JP 5341269A JP 34126993 A JP34126993 A JP 34126993A JP H07162571 A JPH07162571 A JP H07162571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
reception
recording
reading
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5341269A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5341269A priority Critical patent/JPH07162571A/ja
Publication of JPH07162571A publication Critical patent/JPH07162571A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 使用効率がよく、且つ使用状況に適合した使
い易いファクシミリ装置を提供する。 【構成】 受信・記録動作時(S44,S48,S5
0)に、送信情報の読取り・メモリへの格納処理が可能
なファクシミリ装置において、CPUはメモリ送信か否
かを判断し(S54)、選択された時はメモリ容量が2
Mバイト以上かを判断し(S64)不選択時は受信終了
かを判断する(S56)。S64で2Mバイト以上と判
断した時は受信スピードは12.12Kb/sあるいは
14.4Kb/sか、即ちデュアル動作処理の実行が厳
しいかを判断し(S66)、厳しい時は、現在記録中の
頁の記録の終了判断(S68)後に記録動作を中断し、
送信情報を最高速で読取り・メモリへ格納する動作を優
先させる。その間、受信自体は続行している。一方、メ
モリ容量が2Mバイト以下と判断され、デュアル動作処
理の実行が厳しいときは、受信情報の処理を優先させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置、特
に受信情報の受信・記録処理と送信情報の読取り・メモ
リへの格納処理の2つの動作を同時に実行する所謂デュ
アル動作が可能なファクシミリ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、受信情報の受信・記録処理を行っ
ている時に送信情報の読取り・メモリへの格納処理を行
うことが可能なファクシミリ装置において、これらの2
つの処理が同時に選択された時、これらの処理の実行が
厳しくなった場合、即ちこれらの処理に対するファクシ
ミリ装置の実行容量が低くなった場合、送信情報の読取
り処理動作を間欠的にゆっくり行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、送信情報を送信したいユーザは、フ
ァクシミリ装置がこの情報をメモリに格納終了するまで
に時間がかかるため、ファクシミリ装置の前で、長い間
待たなければならないという欠点があった。
【0004】本発明は、このような問題点を解決して、
使用効率がよく、且つ使用状況に適合した使い易いファ
クシミリ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の第1の発明では、受信情報の受信
・記録処理を行っている時に、送信情報の読取り・メモ
リへの格納処理を行うことが可能なファクシミリ装置に
おいて、前記受信情報の受信・記録処理および送信情報
の読取り・メモリへの格納処理を同時に行うモードにお
いて、これらの処理に対するファクシミリ装置の実行容
量が低くなった場合に使用可能メモリ容量が所定容量以
上であるときには、前記送信情報の読取り・メモリへの
格納処理を優先し、使用可能メモリ容量が所定容量未満
であるときには前記受信情報の受信・記録処理を優先す
る制御手段を備えたことを特徴とする。
【0006】請求項5に記載の第2の発明では、受信情
報の受信・記録処理を行っている時に、送信情報の読取
り・メモリへの格納処理を行うことが可能なファクシミ
リ装置において、前記受信情報の受信・記録処理および
送信情報の読取り・メモリへの格納処理を同時に行うモ
ードにおいて、これらの処理の実行容量が低くなった場
合に、前記送信情報の読取り・メモリへの格納処理また
は前記受信情報の受信・記録処理のいずれかを選択可能
とする選択手段を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】第1の発明の構成によると、受信情報の受信・
記録処理および送信情報の読取り・メモリへの格納処理
を同時に行うモードにおいて、これらの処理に対するフ
ァクシミリ装置の実行容量が低くなった場合に、制御手
段は、使用可能メモリ容量が所定容量以上のとき前記送
信情報の読取り・メモリへの格納処理を優先させ、使用
可能メモリ容量が所定容量未満のとき前記受信情報の受
信・記録処理を優先させて夫々実行する。
【0008】第2の発明の構成によると、受信情報の受
信・記録処理を行っている時に、送信情報の読取り・メ
モリへの格納処理を行うことが可能なファクシミリ装置
において、受信情報の受信・記録処理および送信情報の
読取り・メモリへの格納処理を同時に行うモードにおい
て、これらの処理に対するファクシミリ装置の実行容量
が低くなった場合に、ユーザは選択手段により前記送信
情報の読取り・メモリへの格納処理または前記受信情報
の受信・記録処理のいずれかを選択することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0010】〔第1の実施例〕先ず、本発明に係るファ
クシミリ装置の第1実施例を図1乃至図4を参照して説
明する。図1は第1実施例の構成を示すブロック図、図
2乃至図4は本実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【0011】図1において、2は電話網をデータ通信等
に使用するため、その回線の端末に接続して、電話交換
網の接続制御やデータ通信路への切替え、ループの保持
等を行う網制御装置NCU(Network Control Unit)であ
る。信号線2aは電話回線であり、前記NCU2に接続
されている。NCU2は信号線34a上の信号を入力
し、この信号レベルが「0」であれば、電話回線を電話
機4側、即ち前記信号線2aを信号線2bに接続する。
また、前記信号線34aの信号を入力し、この信号レベ
ルが「1」であれば、電話回線をファクシミリ装置、即
ち前記信号線2aを信号線2cに接続する。通常の状態
では、電話回線は電話機4側に接続されている。
【0012】6は、送信系の信号と受信系の信号とを分
離するハイブリッド回路である。即ち該ハイブリッド回
路を経由した信号線20aの送信信号は、前記信号線2
cを通り、NCU2を介して電話回線に送出される。ま
た、相手側から送られてきた信号は、NCU2を介した
後、信号線2cを通して前記ハイブリット回路6を経由
して信号線6aへ出力される。
【0013】8は、公知のCCITT勧告V21に基づ
いた変調を行う変調器であり、該変調器8は、信号線3
4bの手順信号を入力し、変調を行い変調データを信号
線8aに出力する。
【0014】10は、読取回路であり、信号線34cに
1ラインの読取り指示があった時、送信原稿より主走査
方向1ライン分の画信号を読み取り、白黒の2値を表わ
す信号列を作成する。そして、順次、1ライン毎にこの
動作を繰り返す。当該読取回路10は、例えば、CCD
(電荷結合素子)等の撮像素子と光学系とで構成され、
白黒の2値化された信号列を信号線10aに出力する。
【0015】12は、符号化回路であり、前記信号線1
0aに出力されている読取データを入力し、符号化{K
=8のMR(モディファイドリード)符号化}したデー
タ信号線12aに出力する。
【0016】14は、メモリ回路であり、信号線34d
上の制御信号に従い、前記信号線12aに出力されてい
るK=8のMR符号化データを当該メモリ回路14に格
納し、また、前記信号線34d上の制御信号に従い、当
該メモリ回路14に格納されているデータを信号線14
aに出力する。以上は送信系の制御であるが、受信系の
制御としては、メモリ回路14は、前記信号線34dの
制御に従い、信号線26aに出力されているK=8のM
R符号化データを当該メモリ回路14に格納し、また、
前記信号線34d上の制御信号に従い、当該メモリ回路
14に格納されている前記データを信号線14bに出力
する。また、メモリ回路14は、使用可能なメモリ容量
の情報をKbyte単位で、信号線14cを介して後述
する制御回路34に出力する。
【0017】16は、復号化・変倍・符号化回路であ
り、信号線34e上の制御信号に従い、前記信号線14
aに出力されているK=8のMR符号化データを入力
し、必要に応じて、復号化しそして変倍しまた、再度符
号化し、符号化データを信号線16aに出力する。
【0018】18は、公知のCCITT勧告V27te
r(差動位相変調)あるいはV29(直交変調)あるい
はV17に基づいた変調を行う変調器であり、該変調器
18は、前記信号線16a上の信号を入力し、変調を行
い変調データを信号線18aに出力する。
【0019】20は、前記信号線8a上の信号と信号線
18a上の信号を入力し、両信号を加算した結果を前記
信号線20aに出力する加算回路である。
【0020】22は、公知のCCITT勧告V21に基
づいた復調を行う復調器であり、該復調器22は、前記
信号線6a上の信号を入力し、V21復調を行い、復調
データ(手順信号)を信号線22aに出力する。
【0021】24は、公知のCCITT勧告V27te
r(差動位相変調)あるいはV29(直交変調)あるい
はV17に基づいた復調を行う復調器であり、該復調器
24によって、前記信号線6a上の信号を入力し、復調
を行い、復調データを信号線24aに出力する。
【0022】26は、復号化・符号化回路であり、信号
線34f上の制御信号に従い、前記信号線24aに出力
されている復調データを入力し、一度、復号化し、その
復号化したデータを信号線26bに出力するとともに、
再度K=8MR符号化を行い、このデータを信号線26
aに出力する。
【0023】28は、復号化回路であって、前記信号線
14bに出力されている信号を入力し、復号化{K=8
のMR(モディファイドリード)復号化}したデータを
信号線28aに出力する。
【0024】30は、記録回路であって、信号線34g
上の記録タイミング信号に従い、前記信号線28aに出
力されているデータを入力し、順次、1ラインずつ記録
を行う。
【0025】32は、デュアル動作時において、送信情
報の読取り・メモリへの格納を行う送信動作を優先する
か、または、受信情報の受信・記録動作を優先するかを
選択するスイッチである。該スイッチ32によって、読
取り・メモリ送信動作の優先が選択されている時には、
信号線32aに信号レベル「0」の信号を出力し、受信
記録動作の優先が選択されている時には、前記信号線3
2aに信号レベル「1」の信号を出力する。
【0026】34は、制御回路であって、本ファクシミ
リ装置全体の制御を司る他、受信情報の受信・記録動作
を行っている時に送信情報の読取り・メモリへの格納等
の送信動作が可能なデュアル動作モードにおいて、それ
らデュアル動作処理に対するファクシミリ装置の実行容
量が低くなったとき、即ち、これら処理の実行が厳しく
なったとき(12.12Kb/sあるいは14.4Kb
/sでの受信・記録を行っている時処理の実行が厳しい
とする)、メモリ回路14の使用可能メモリ容量が所定
容量q以上である時には、送信情報の読取り・メモリへ
の格納の送信動作を優先し、現在、受信情報を記録して
いる頁を記録終了後、記録動作を中断する一方、使用可
能メモリ容量が所定容量q未満である時には、受信・記
録動作を優先し、送信情報の読取り動作をゆっくり、即
ち該動作の実行度合いを低くするように制御する。
【0027】次に、上述のように構成された第1の実施
例の動作を図2乃至図4に示すフローチャートに従って
説明する。
【0028】図2乃至図4は、図1における制御回路
(CPU)34の制御動作のフローチャートである。
【0029】図2のステップS40で、ファクシミリ装
置に電源が投入されて初期設定がされ本制御動作が開始
されると、ステップS42で、CPU34は、信号線3
4aに信号レベル「0」の信号を出力し、CML(Conne
ct Modem to Line)をオフとし、電話回線の信号線2a
は信号線2bに接続される。続いて、CPU34はファ
クシミリ受信が選択されたか否かを判断し(ステップS
44)、ファクシミリ受信が選択されているときにはス
テップS48に進み、ファクシミリ受信が選択されてい
ないときはステップS46に進む。
【0030】ステップS46では、CPU34の指令で
受信動作以外の動作処理、例えば送信情報の読取回路1
0での読取り、メモリ回路14でのメモリへの格納の動
作処理が行われた後、CPU34の指令によってステッ
プS42に戻り、CMLがオフである限りこの循環フロ
ーの動作処理を繰り返す。
【0031】ステップS48においては、CPU34は
信号線34aに信号レベル「1」の信号出力し、CML
をオンとして信号線2aと信号線2cとの接続を行い、
次いで画伝送に先立ち、送信機側と受信機側のネゴシエ
ーションをする前手順の動作を行った後(ステップS5
0)、画信号を受信し、プリンタで記録を行う(ステッ
プS52)。本実施例では、プリンタとしてレーザービ
ームプリンタが用いられ、各頁の情報の受信終了毎に該
情報が等速で記録される。続いて、メモリ送信が選択さ
れたか否かを判断し(ステップS54)、メモリ送信が
選択されていれば、ステップS64に進み、メモリ送信
が選択されていないと、ステップS56に進む。
【0032】ステップS56では、受信は終了したか否
かを判断し、受信が終了していればステップS58に進
み、受信が終了していなければ、ステップS52に戻
る。
【0033】ステップS58では、画伝送終了後の切断
シーケンスをネゴシエーションする後手順の動作を行っ
て、ステップS60に進み、信号線34aに信号レベル
「0」の信号を出力し、CMLをオフとした後、ステッ
プS62に進み、メモリ回路14のメモリ(RAM)に
格納している受信された未記録情報を全て読出し復号化
回路28で復号化し記録回路30に入力し、信号線34
gの制御に従って、プリンタで記録する。
【0034】一方、ステップS64では、信号線14c
を介して入力されたメモリ回路14の空のメモリ容量、
即ち使用可能なメモリ容量は2Mバイト以上あるか否か
を判断し、使用可能メモリ容量が2Mバイト以上である
ときには、ステップS66に進み、2Mバイト未満であ
るときは、ステップS118に進む。
【0035】ステップS66では受信スピードが12.
12Kb/sあるいは14.4Kb/sであるか否か、
即ちデュアル処理の実行が厳しいか否かを判断する。そ
して、受信スピードが12.12Kb/sあるいは1
4.4Kb/sであるとき、即ちデュアル処理の実行が
厳しいときは、ステップS68に進み、受信スピードが
12.12Kb/sあるいは14.4Kb/sであるか
否か、即ちデュアル処理の実行が厳しくないとき、即ち
デュアル処理の実行が容易であるときは、ステップS1
10に進む。
【0036】ステップS66で受信スピードが12.1
2Kb/sあるいは14.4Kb/sであり、デュアル
処理の実行が厳しいと判断したときは、現在記録してい
る途中の頁を記録終了までは送信情報の読取回路10で
の読取りをゆっくり行い、前記記録している途中の頁の
記録終了後は画信号の記録を中断し、送信のみを行う。
つまり、送信情報の読取り・メモリへの格納動作処理を
優先する。
【0037】ステップS68においては、現在記録中の
頁の記録が終了したか否かを判断し、現在記録中の頁の
記録が終了すると、ステップS102に進み、現在記録
中の頁の記録が終了していないと、ステップS70に進
む。
【0038】ステップS70では、画信号の受信と記録
を行い、続いてステップS72に進み、受信が終了した
か否かを判断し、受信が終了していない場合にはステッ
プS78に、受信が終了している場合には、ステップS
74に進む。
【0039】ステップS74では、送信情報の読取りが
終了したか否かを判断し、読取りが終了すると、ステッ
プS68に戻り、読取りが終了していないとステップS
76に進む。
【0040】ステップS76では、読取り可能な場合の
み読取りを行いメモリへ格納する。即ち、受信データが
記録の途中であるときは、そのまま記録を続行してメモ
リがオーバーフローしないようにし、メモリに空の容量
があって、送信情報の読取り可能な場合にのみ読取りを
行って、メモリに格納する。このように、デュアル処理
の実行が厳しいときは読取り動作の実行度合いを低くし
てゆっくり読取りする。
【0041】一方、受信が終了したときはステップS7
2、ステップS78において、受信終了の後手順を行う
と共に送信情報の読取りが終了するまで最高のスピード
で読取りを行い、メモリへ格納する。続いて、ステップ
S80に進み、信号線34aに信号レベル「0」の信号
を出力してCMLをオフした後、ステップS82におい
て、送信情報の読取りが終了したか否かを判断し、読取
りが終了すると、ステップS88にジャンプし、読取り
が終了していないと、ステップS84に進む。
【0042】ステップS84では、最高のスピードで送
信情報の読取りを行って、メモリへ格納し、続いてステ
ップS86に進んで、前記読取りが終了したか否かを判
断し、その読取りが終了するとステップS88に進む一
方、読取りが終了していないと、ステップS84に戻り
読取りが終了するまで読取りを繰り返し行う。
【0043】ステップS88では、メモリに格納されて
いる未記録の送信情報を全て読出して復号化回路28で
復号化して記録回路30に入力し、信号線34gの制御
に従って、プリンタで記録する。次いで、ステップS9
0に進み、メモリ送信で指定された相手先へ発呼した
後、信号線34aに信号レベル「1」の信号を出力して
CMLをオンとし(ステップS92)、続いて前手順の
動作を実行した(ステップS94)後、メモリから画信
号を読み出して相手方にメモリ送信し(ステップS9
6)、次いで、メモリからの送信が終了したか否かを判
断し(ステップS98)、メモリ送信が終了している場
合には、後手順を行い(ステップS100)、メモリか
らの送信が終了していない場合には、ステップS96に
戻って、メモリ送信が終了するまでメモリ送信を実行す
る。
【0044】一方、前記ステップS68で受信記録中の
頁の記録が終了した場合には、ステップS102に進
み、画信号の受信は継続するが、受信データ、即ち画信
号の記録を中断し、次いで、ステップS104で受信が
終了したか否かを判断し、受信が終了すると、前記ステ
ップS78に進み、受信が終了していないと、ステップ
S106に進む。
【0045】ステップS106においては、送信情報の
読取りが終了したか否かを判断し、読取りが終了してい
ると、ステップS102に戻り、読取りが終了していな
いと、続くステップS108に進む。
【0046】ステップS108では、最高のスピードで
送信情報の読取りを行い、メモリへ格納し、続いて、ス
テップS102へ戻ることで、デュアル処理の実行が厳
しく且つ使用可能メモリ容量が大きい時送信情報の読取
り・メモリへの格納動作を優先する。
【0047】一方、前記ステップS66で、受信スピー
ドが12.2Kb/sあるいは14.4Kb/sに該当
せず、デュアル処理の実行が厳しくない即ち、デュアル
処理が容易であると判断した場合には、ステップS11
0に進み、受信データの画信号の受信と記録を行い、続
いてステップS112で受信が終了したか否かを判断
し、受信が終了しているときには、前記ステップS78
に進み、受信が終了していないときには、ステップS1
14に進む。
【0048】ステップS114においては、送信情報の
読取りが終了したか否かを判断し、読取りが終了してい
るときには、ステップS110に戻り画信号の受信と記
録の動作のみを続行し、読取りが終了していないとき
は、ステップS116で最高のスピードで送信情報を読
取り。メモリ格納した後、ステップS110に戻る。こ
のようにデュアル処理の実行が厳しくないとき、画信号
の受信・記録処理と送信情報の読取り処理を優先順位に
よらず並行して行う。
【0049】一方、前記ステップS64で使用可能なメ
モリ容量が2Mバイト未満である場合には、ステップS
118に進み、受信スピードは12.12Kb/sある
いは14.4Kb/sであるか否か、即ちデュアル処理
の実行が厳しいか否かを判断し、受信スピードは12.
12Kb/sあるいは14.4Kb/sでデュアル処理
の実行が厳しいと判断したときは、ステップS120に
進み、受信スピードは12.12Kb/sあるいは1
4.4Kb/sでなく、デュアル処理の実行が厳しくな
いと判断したときは、前記ステップS110に進む。
【0050】ステップS120では、画信号の受信・記
録を行い、続くステップS122で受信が終了したか否
かを判断し、受信が終了したと判断すると前記ステップ
S78に進み、受信が終了していないと判断したときに
はステップS124に進む。
【0051】ステップS124においては、送信情報の
読取りが終了したか否かを判断し、読取りが終了したと
判断すると、ステップS120に戻り、画信号の受信・
記録のみを続行し、読取りが終了していないと判断した
ときにはステップS126に進む。
【0052】ステップS126では、受信データが記録
の途中であるときは、そのまま記録を続行してメモリが
オーバーフローしないようにし、メモリに空の容量があ
って、送信情報の読取り可能な場合にのみ読取りを行っ
て、メモリに格納し、続いてステップS120に戻る。
即ち、デュアル処理の実行が厳しく且つ使用可能メモリ
の容量が少ないときは、ゆっくり送信情報の読取りを行
うことで、受信データの受信、記録の動作を優先してい
る。
【0053】このように、第1の実施例によると、デュ
アル動作処理時にファクシミリ装置が受信情報の受信記
録動作を行っている時に使用可能メモリ容量が2Mバイ
ト以上であり、且つデュアル処理の実行が厳しい場合に
は、受信データの1頁が記録の途中にあるときにはその
1頁の記録が終了した後記録は中断して、以降の頁の記
録は行わず、前記送信情報の読取りの動作処理を最高の
スピードで行って、送信情報の読取り処理を優先させる
ようにしたので、送信者のファクシミリ装置の前での待
ち時間を短縮することができる。ここで、受信情報はデ
ュアル動作でない時出力させれば問題がない。他方、フ
ァクシミリ装置が受信情報の受信、記録動作を行ってい
る時に使用可能メモリ容量が2Mバイト未満であり、且
つデュアル処理が厳しい場合には、受信情報の記録は中
断することなく、送信情報の読取り等の動作処理をゆっ
くり行って、受信情報の受信・記録処理を優先させ、空
きの少ない使用可能なメモリ容量から受信データがオー
バーフローするのを防止すると共に、送信データを格納
するメモリ容量を確保できる。
【0054】〔第2実施例〕次に、本発明の第2の実施
例を図5を参照して説明する。図5は第2の実施例にお
ける制御回路34の制御動作の一部を示すフローチャー
トである。
【0055】第2の実施例は、デュアル処理の実行が厳
しい場合において、使用可能メモリ容量が2Mバイト以
上あるとき、受信データの記録は中断せず、ゆっくり行
う、即ちその実行度合いを低くするようにした点に特徴
がある。この第2実施例のハード構成は、前述した図1
の第1の実施例と同様であるので、説明は省略する。
【0056】図5は、この第2の実施例の特徴部分を図
2乃至図4に示す第1の実施例の制御動作のフローチャ
ートにおける変更部分で示したものであり、その他のス
テップは図2乃至図4と同様である。尚、本実施例で
は、受信データの1頁の記録をレーザビームプリンタに
より等速で行わず、レーザービームプリンタ以外の熱転
写等の手段により記録する。
【0057】図5のステップS130において、図2の
ステップS66で受信スピードが12.12Kb/sあ
るいは14.4Kb/sであるとき、即ち、デュアル処
理の実行が厳しいと、ステップS132に進んで、受信
データの画信号をメモリ回路14の使用可能メモリ(R
AM)に記録し、可能な場合にのみ記録を行う。即ち、
ゆっくり記録し、続いてステップS134に進んで、画
信号の受信が終了したか否かを判断し、受信が終了して
おれば、ステップS136に進み、受信が終了していな
ければステップS138に進む。
【0058】ステップS136では、図3のステップS
78に進み、受信終了の後手順を行うと共に、最高のス
ピードで送信情報の読取り、メモリへの格納の動作を行
って、以降の動作ステップに進む。
【0059】ステップS138では、送信情報の読取り
が終了したか否かを判断し、読取りが終了しておれば、
直ちに、ステップS132に戻り、その読取りが終了し
ていないとステップS140に進み、最高のスピードで
その読取り、メモリへの格納の動作を行った後、ステッ
プS132に戻る。
【0060】このように、第2の実施例によると、デュ
アル処理の実行が厳しい場合であって使用可能メモリ容
量が大きいときは、記録を中断することなく記録の実行
度合いを低くして、送信の情報の読取り・メモリへの格
納の動作を優先させるので、前述した第1実施例と同様
の効果が得られる。
【0061】〔第3実施例〕次に、本発明の第3実施例
を図6を参照して説明する。図6は第3の実施例におけ
る制御回路34の制御動作の一部を示すフローチャート
である。第3の実施例は、受信記録動作を行っている時
に、送信情報の読取り・メモリへの格納処理を行うこと
が可能なファクシミリ装置において、これらの2つの動
作を行うデュアル動作モードにおいてデュアル動作処理
の実行が厳しくなった場合、使用可能メモリ容量の多少
に拘らず、送信情報の読取り・メモリへの格納処理を優
先すること、または、受信・記録処理を優先することの
いずれを選択するようにした点に特徴がある。
【0062】本実施例のハード構成は、前述した第1実
施例の図1と同様であるので、説明は省略する。
【0063】図6のステップS150において、図2の
ステップS54で、メモリ送信が選択されたことを判断
すると、続くステップS152に進んで、信号線32a
上の情報を入力し、デュアル動作の実行が厳しい時、送
信情報の読取り・メモリへの格納の動作を優先している
か否かを判断し、その読取り・メモリへの格納の動作を
優先している時にはステップS154に進み、受信・記
録の動作を優先している時にはステップS156に進
む。
【0064】ステップS154では、前記図2のステッ
プS66以降の動作を行う。
【0065】他方、ステップS156では、前記図4の
ステップS118以降の動作を行う。
【0066】このように第3の実施例によると、ユーザ
ーがスイッチ32により送信情報の読取り・メモリ送信
動作または受信情報の受信・記録の動作を選択できるよ
うにしたので、早く原稿を持ち帰りたい場合は、送信情
報の読取り・メモリの格納処理を優先させ、一方、動作
がゆっくり行われてもよい場合は受信情報の受信・記録
動作を優先させることができ、使用状況に適合した使用
方法を選択することが可能となる。
【0067】なお、また以上述べた実施例はいずれも、
受信・記録動作時における読取り・メモリへの格納動作
が可能なデュアル動作モードを設定した場合について説
明したが、本発明は、メモリからの送信時における読取
り・メモリへの格納動作が可能なデュアル動作モードに
も適用可能である。この場合、例えば送信スピードが1
2.12Kb/sあるいは14.4Kb/sでのメモリ
からの送信時に読取り・メモリへの格納が選択される
と、読取り優先の場合には、送信スピードをダウンし
て、読取りを最高のスピードで行い、一方、送信優先の
場合には、前記送信スピードでの伝送を続行し、読取り
は読取り可能なタイミングでのみ行い、ゆっくり読取り
を行う。また、これらの判断を使用可能なメモリ容量に
より決定してもよい。
【0068】
【発明の効果】第1の発明は、受信情報の受信・記録処
理を行っている時に、送信情報の読取り・メモリへの格
納処理を行うことが可能なファクシミリ装置において、
前記受信情報の受信・記録処理および送信情報の読取り
・メモリへの格納処理を同時に行うモードにおいて、こ
れらの処理に対するファクシミリ装置の実行容量が低く
なった場合に使用可能メモリ容量が所定容量以上である
ときには、前記送信情報の読取り・メモリへの格納処理
を優先し、使用可能メモリ容量が所定容量未満であると
きには前記受信情報の受信・記録処理を優先する制御手
段を備えたことを特徴とするので、使用可能メモリ容量
の多少に応じて、送信情報の読取り・メモリへの格納処
理または受信情報の受信・記録処理の各処理の優先順位
を選択でき、従来のファクシミリ装置のように、送信者
が長時間ファクシミリ装置の前で無策に待つ等の無駄が
なくなり、使用効率の向上を図ることができる。
【0069】第2の発明は、受信情報の受信・記録処理
を行っている時に、送信情報の読取り・メモリへの格納
処理を行うことが可能なファクシミリ装置において、前
記受信情報の受信・記録処理および送信情報の読取り・
メモリへの格納処理を同時に行うモードにおいて、これ
らの処理に対するファクシミリ装置の実行容量が低くな
った場合に、前記送信情報の読取り・メモリへの格納処
理または前記受信情報の受信・記録処理のいずれかを選
択可能とする選択手段とを備えたことを特徴とするの
で、送信後、早く送信原稿を持ち帰りたい送信者に対し
ては、送信情報の読取り・メモリの格納処理を優先し、
ゆっくり送信情報の読取り処理を行ってよい送信者に対
しては、受信情報の受信・記録処理を優先するといった
具合に使用状況に適合した使い易いファクシミリ装置の
使用方法が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第1の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】本発明の第1の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】本発明の第1の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明の第2の実施例の動作の要部を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の第3の実施例の動作の要部を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
2 NCU 4 電話機 10 読取回路 14 メモリ回路 30 記録回路 32 選択スイッチ 34 CPU(制御回路)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信情報の受信・記録処理を行っている
    時に、送信情報の読取り・メモリへの格納処理を行うこ
    とが可能なファクシミリ装置において、前記受信情報の
    受信・記録処理および送信情報の読取り・メモリへの格
    納処理を同時に行うモードにおいて、これらの処理に対
    するファクシミリ装置の実行容量が低くなった場合に使
    用可能メモリ容量が所定容量以上であるときには、前記
    送信情報の読取り・メモリへの格納処理を優先し、使用
    可能メモリ容量が所定容量未満であるときには前記受信
    情報の受信・記録処理を優先する制御手段を備えたこと
    を特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記送信情報の読取り
    ・メモリへの格納処理を優先したときには、前記受信情
    報の受信・記録処理に対する実行容量が低くなった場
    合、受信動作を行うとともに、記録動作の実行度合いを
    低くすることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記送信情報の読取り
    ・メモリへの格納処理を優先したときには、前記受信情
    報の受信・記録処理の実行容量が低くなった場合、受信
    動作を行うとともに、現在記録中の頁を記録終了後、記
    録動作を中断することを特徴とする請求項1記載のファ
    クシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記受信情報の受信・
    記録処理を優先したときには、前記送信情報の読取り処
    理の実行容量が低くなった場合、該読取り動作の実行度
    合いを低くすることを特徴とする請求項1又は2記載の
    ファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 受信情報の受信・記録処理を行っている
    時に、送信情報の読取り・メモリへの格納処理を行うこ
    とが可能なファクシミリ装置において、前記受信情報の
    受信・記録処理および送信情報の読取り・メモリへの格
    納処理を同時に行うモードにおいて、これらの処理の実
    行容量が低くなった場合に、前記送信情報の読取り・メ
    モリへの格納処理または前記受信情報の受信・記録処理
    のいずれかを選択可能とする選択手段を備えたことを特
    徴とするファクシミリ装置。
JP5341269A 1993-12-10 1993-12-10 ファクシミリ装置 Pending JPH07162571A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5341269A JPH07162571A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5341269A JPH07162571A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07162571A true JPH07162571A (ja) 1995-06-23

Family

ID=18344745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5341269A Pending JPH07162571A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07162571A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3149271B2 (ja) 画像通信装置
JPH08340323A (ja) データ通信装置
JPH10336419A (ja) ファクシミリ装置
JPH07162571A (ja) ファクシミリ装置
JP2680892B2 (ja) 画像通信装置および画像通信方法
JPH07231383A (ja) ファクシミリ装置
JP3548332B2 (ja) ファクシミリ装置
US5311579A (en) Image communication apparatus with instructed communication result transmittal
JP2771049B2 (ja) 画像通信装置及び方法
JP2840250B2 (ja) フアクシミリ装置
JPH0837568A (ja) ファクシミリ装置
JP3150232B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH06318998A (ja) ファクシミリ装置
JP3368206B2 (ja) ファクシミリ通信装置
JPH1169026A (ja) ファクシミリ装置
JPH08102841A (ja) ファクシミリ装置
JPH10243206A (ja) 通信装置
JPH0514679A (ja) 画像通信装置
JP2000151963A (ja) データ通信装置およびデータ通信方法
JP2001189835A (ja) 画像通信装置
JPH09214647A (ja) ファクシミリ装置
JP2004147194A (ja) ファクシミリ装置
JPH10276309A (ja) 通信装置
JP2002204362A (ja) 画像通信装置、画像通信方法および記憶媒体
JP2004289263A (ja) 画像通信方法