JPH07160066A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH07160066A JPH07160066A JP5310771A JP31077193A JPH07160066A JP H07160066 A JPH07160066 A JP H07160066A JP 5310771 A JP5310771 A JP 5310771A JP 31077193 A JP31077193 A JP 31077193A JP H07160066 A JPH07160066 A JP H07160066A
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- JP
- Japan
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- sheet
- unit
- image forming
- feeding
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一度定着ユニットを通った後に再給紙された
シートによって感光体の温度が上昇されて画像変動やク
リーニング不良が生じないようにする。 【構成】 定着ユニット17から送出されたシート15
を循環搬送して感光体5のある作像部へ再給紙するため
の再給紙ユニット2を備えた画像形成装置において、そ
の再給紙ユニット2内のシート搬送路19を通過するシ
ート15に冷却風を吹き付ける冷却ファン25を設け、
その再給紙ユニット2を通してシート15が再給紙され
る時だけ冷却ファン25を動作させ、シート搬送路19
を通過するシート15を冷却する。それによって、定着
ユニット17で加熱されたシート15は、冷却された状
態で感光体5に接する。
シートによって感光体の温度が上昇されて画像変動やク
リーニング不良が生じないようにする。 【構成】 定着ユニット17から送出されたシート15
を循環搬送して感光体5のある作像部へ再給紙するため
の再給紙ユニット2を備えた画像形成装置において、そ
の再給紙ユニット2内のシート搬送路19を通過するシ
ート15に冷却風を吹き付ける冷却ファン25を設け、
その再給紙ユニット2を通してシート15が再給紙され
る時だけ冷却ファン25を動作させ、シート搬送路19
を通過するシート15を冷却する。それによって、定着
ユニット17で加熱されたシート15は、冷却された状
態で感光体5に接する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シート(転写紙)の両
面に画像を形成したり、片面に画像を合成したりする際
に使用する再給紙ユニットを備えた複写機,プリンタ,
ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
面に画像を形成したり、片面に画像を合成したりする際
に使用する再給紙ユニットを備えた複写機,プリンタ,
ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来の再給紙ユニットを備えた
電子写真方式の画像形成装置は、シート(転写紙)の両面
に画像を形成する両面画像形成、あるいはシートの片面
に画像を複数回形成する合成画像形成時には、次のよう
な動作でそれを行っていた。画像形成がスタートする
と、給紙カセット等のシート収納部からシートを給紙
し、それを感光体が設けられている作像部へ搬送して、
そこで片面に画像(トナー像)を転写する。
電子写真方式の画像形成装置は、シート(転写紙)の両面
に画像を形成する両面画像形成、あるいはシートの片面
に画像を複数回形成する合成画像形成時には、次のよう
な動作でそれを行っていた。画像形成がスタートする
と、給紙カセット等のシート収納部からシートを給紙
し、それを感光体が設けられている作像部へ搬送して、
そこで片面に画像(トナー像)を転写する。
【0003】そのシートは、高温に加熱された対のロー
ラで構成される定着器を通過することによってトナー像
が熱定着され、その後で再給紙ユニットに搬送される。
その再給紙ユニットに収納されたシートは、再給紙コロ
によって再給紙され、例えば複数個の対のコロを搬送方
向に間隔を置いて配置した搬送手段や、ベルト状の搬送
手段によって再び作像部に向けて搬送される。
ラで構成される定着器を通過することによってトナー像
が熱定着され、その後で再給紙ユニットに搬送される。
その再給紙ユニットに収納されたシートは、再給紙コロ
によって再給紙され、例えば複数個の対のコロを搬送方
向に間隔を置いて配置した搬送手段や、ベルト状の搬送
手段によって再び作像部に向けて搬送される。
【0004】その作像部では、両面画像形成の場合に
は、まだ画像が形成されていない側のシート面に画像が
形成され、合成画像形成の場合には既に画像が形成され
ている側の面に再度画像が形成され、その後それが排紙
トレイ等に排出される。
は、まだ画像が形成されていない側のシート面に画像が
形成され、合成画像形成の場合には既に画像が形成され
ている側の面に再度画像が形成され、その後それが排紙
トレイ等に排出される。
【0005】このような画像形成装置を使用して両面あ
るいは合成の画像形成を行なった場合には、最初に片面
に画像が形成されて再給紙ユニットに収納されるシート
は、画像形成後に高温に加熱された定着器を通過するこ
とによって加熱された状態のまま、その直後に再給紙ユ
ニットに収納される。
るいは合成の画像形成を行なった場合には、最初に片面
に画像が形成されて再給紙ユニットに収納されるシート
は、画像形成後に高温に加熱された定着器を通過するこ
とによって加熱された状態のまま、その直後に再給紙ユ
ニットに収納される。
【0006】したがって、その高温状態にあるシート
が、再給紙ユニットに収納された直後に再給紙されて感
光体まで搬送されたときは、その高温状態にあるシート
によって感光体が温められて、感光体面の温度が上昇し
てしまう。そのようになると、画像形成が不安定になっ
て画像変動が生じたり、クリーニングユニットによる画
像転写後の感光体面上に残った残留トナーの清掃が不充
分になってクリーニング不良を生じやすい。
が、再給紙ユニットに収納された直後に再給紙されて感
光体まで搬送されたときは、その高温状態にあるシート
によって感光体が温められて、感光体面の温度が上昇し
てしまう。そのようになると、画像形成が不安定になっ
て画像変動が生じたり、クリーニングユニットによる画
像転写後の感光体面上に残った残留トナーの清掃が不充
分になってクリーニング不良を生じやすい。
【0007】そこで、感光体の温度をできるだけ上昇さ
せないようにした画像形成装置(電子写真複写機)が、
例えば特開昭61−98367号公報に記載されてい
る。この画像形成装置は、感光体の表面温度ができるだ
け上昇しないようにするため、感光体が配設されている
装置本体内の空気を効率よく集めて、それを送風機によ
り機外に排気するようにしている。
せないようにした画像形成装置(電子写真複写機)が、
例えば特開昭61−98367号公報に記載されてい
る。この画像形成装置は、感光体の表面温度ができるだ
け上昇しないようにするため、感光体が配設されている
装置本体内の空気を効率よく集めて、それを送風機によ
り機外に排気するようにしている。
【0008】そのため、再給紙ユニット(両面トレイ)の
上部に集熱ダクトを設け、その集熱ダクトを傾斜させた
状態に配置し、画像形成後に定着装置で高温に加熱され
て再給紙ユニットに送り込まれたシートの放熱により、
温められて上昇する周囲の空気を、その上方の集熱ダク
トで効率的に集めてそれを吸気口へ導くようにしてい
る。
上部に集熱ダクトを設け、その集熱ダクトを傾斜させた
状態に配置し、画像形成後に定着装置で高温に加熱され
て再給紙ユニットに送り込まれたシートの放熱により、
温められて上昇する周囲の空気を、その上方の集熱ダク
トで効率的に集めてそれを吸気口へ導くようにしてい
る。
【0009】また、特開平2−27368号公報に記載
されているように、定着器の直後に送風手段を設けて、
その送風手段によって定着器を出た直後のシートを冷却
して、シートの温度を下げるようにしたものも提案され
ている。
されているように、定着器の直後に送風手段を設けて、
その送風手段によって定着器を出た直後のシートを冷却
して、シートの温度を下げるようにしたものも提案され
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
場合には、温められた空気を集熱ダクトで集めて機外へ
排出することはできても、定着器によって加熱された状
態で再給紙ユニットに送り込まれるシート自体を冷却す
るわけではないので、その直後にその加熱されたシート
を再給紙すると、それがほとんど冷却されていない状態
のままの感光体に接するようになるため、感光体の温度
が上昇してしまうという問題点があった。
場合には、温められた空気を集熱ダクトで集めて機外へ
排出することはできても、定着器によって加熱された状
態で再給紙ユニットに送り込まれるシート自体を冷却す
るわけではないので、その直後にその加熱されたシート
を再給紙すると、それがほとんど冷却されていない状態
のままの感光体に接するようになるため、感光体の温度
が上昇してしまうという問題点があった。
【0011】また、後者の場合には、定着器を出た直後
のシートに冷却風を吹き付けるので、直接シート自体の
温度を下げることができるが、その吹き付ける空気は送
風手段が定着器付近の温まった空気を吸引して吹き付け
る構成であるため、冷却効率があまり良くないという問
題点があった。
のシートに冷却風を吹き付けるので、直接シート自体の
温度を下げることができるが、その吹き付ける空気は送
風手段が定着器付近の温まった空気を吸引して吹き付け
る構成であるため、冷却効率があまり良くないという問
題点があった。
【0012】この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、再給紙されるシートを効率良く冷却する
ことによって感光体の温度上昇を防いで、画像変動やク
リーニング不良が生じないようにして、良好な両面及び
合成の画像形成ができるようにすることを目的とする。
たものであり、再給紙されるシートを効率良く冷却する
ことによって感光体の温度上昇を防いで、画像変動やク
リーニング不良が生じないようにして、良好な両面及び
合成の画像形成ができるようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、上述したような画像形成装置におい
て、再給紙ユニット内のシート搬送路を通過するシート
に冷却風を吹き付ける冷却送風手段と、再給紙ユニット
を通してシートが再給紙される時だけ冷却送風手段を動
作させる冷却送風動作制御手段とを設けたものである。
を達成するため、上述したような画像形成装置におい
て、再給紙ユニット内のシート搬送路を通過するシート
に冷却風を吹き付ける冷却送風手段と、再給紙ユニット
を通してシートが再給紙される時だけ冷却送風手段を動
作させる冷却送風動作制御手段とを設けたものである。
【0014】また、上記画像形成装置において、上記作
像部の感光体表面の温度を計測する表面温度計測手段
と、その手段によって計測された表面温度が所定温度を
超えた時に上記冷却送風手段を動作させる冷却送風制御
手段とを設けるとよい。
像部の感光体表面の温度を計測する表面温度計測手段
と、その手段によって計測された表面温度が所定温度を
超えた時に上記冷却送風手段を動作させる冷却送風制御
手段とを設けるとよい。
【0015】さらに、上述した作像部と、定着器と、シ
ート搬送路及び搬送手段を有する再給紙ユニットとを備
えた画像形成装置において、上記作像部の感光体表面の
温度を計測する表面温度計測手段と、その手段によって
計測された表面温度が所定温度を超えた時に上記再給紙
ユニットによって作像部へ再給紙するシートの間隔を広
げる再給紙間隔制御手段とを設けるとよい。
ート搬送路及び搬送手段を有する再給紙ユニットとを備
えた画像形成装置において、上記作像部の感光体表面の
温度を計測する表面温度計測手段と、その手段によって
計測された表面温度が所定温度を超えた時に上記再給紙
ユニットによって作像部へ再給紙するシートの間隔を広
げる再給紙間隔制御手段とを設けるとよい。
【0016】
【作用】このように構成した画像形成装置によれば、冷
却送風手段が、再給紙ユニット内のシート搬送路を通過
するシートに冷却風を吹き付けるので、加熱されたシー
トであってもそれが冷却される。
却送風手段が、再給紙ユニット内のシート搬送路を通過
するシートに冷却風を吹き付けるので、加熱されたシー
トであってもそれが冷却される。
【0017】また、その冷却送風手段は再給紙ユニット
内のシート搬送路を通過するシートに冷却風を吹き付け
る位置に配設されているので、定着器等の加熱源が設け
られている位置から離れた位置にあるため温められてい
ない空気や、定着器が設けられている部屋と異なる部屋
内の低い温度の空気を容易に導入して、それをシートに
効率的に吹き付けることができる。
内のシート搬送路を通過するシートに冷却風を吹き付け
る位置に配設されているので、定着器等の加熱源が設け
られている位置から離れた位置にあるため温められてい
ない空気や、定着器が設けられている部屋と異なる部屋
内の低い温度の空気を容易に導入して、それをシートに
効率的に吹き付けることができる。
【0018】また、画像形成部の感光体表面の温度を計
測する表面温度計測手段と、その手段によって計測され
た表面温度が所定温度を超えた時に前記冷却送風手段を
動作させる冷却送風制御手段とを設ければ、上記所定温
度を感光体表面の温度が画像変動やクリーニング不良を
生じる温度よりも若干低い温度とすることにより、その
温度を超えたときにのみ、再給紙されたシートが冷却送
風手段によって冷却されるようになるので、冷却送風手
段の動作が効率的に行なわれて、その耐久寿命を延ばす
ことができる。
測する表面温度計測手段と、その手段によって計測され
た表面温度が所定温度を超えた時に前記冷却送風手段を
動作させる冷却送風制御手段とを設ければ、上記所定温
度を感光体表面の温度が画像変動やクリーニング不良を
生じる温度よりも若干低い温度とすることにより、その
温度を超えたときにのみ、再給紙されたシートが冷却送
風手段によって冷却されるようになるので、冷却送風手
段の動作が効率的に行なわれて、その耐久寿命を延ばす
ことができる。
【0019】さらに、その表面温度計測手段と、その手
段によって計測された表面温度が所定温度を超えた時に
再給紙ユニットによって作像部へ再給紙するシートの給
紙間隔を広げる再給紙間隔制御手段とを設ければ、感光
体表面の温度が所定温度を超えた時には、加熱された状
態で再給紙ユニットに収納されたシートは、給紙間隔が
広げられて再給紙されることによって放熱時間が長くな
る分だけ温度が下ってから再給紙されるようになるた
め、感光体表面の温度上昇を防止することができる。
段によって計測された表面温度が所定温度を超えた時に
再給紙ユニットによって作像部へ再給紙するシートの給
紙間隔を広げる再給紙間隔制御手段とを設ければ、感光
体表面の温度が所定温度を超えた時には、加熱された状
態で再給紙ユニットに収納されたシートは、給紙間隔が
広げられて再給紙されることによって放熱時間が長くな
る分だけ温度が下ってから再給紙されるようになるた
め、感光体表面の温度上昇を防止することができる。
【0020】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例を示す画像
形成装置の再給紙ユニットとその周辺部を示す構成図、
図2はその再給紙ユニットを装着した画像形成装置であ
る複写機全体を示す全体構成図である。
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例を示す画像
形成装置の再給紙ユニットとその周辺部を示す構成図、
図2はその再給紙ユニットを装着した画像形成装置であ
る複写機全体を示す全体構成図である。
【0021】この画像形成装置である複写機は、図2に
示すシート(転写紙)15の両面に画像を転写したり、
片面に画像を合成したりする際に使用する再給紙ユニッ
ト2を、装置本体1の仕切板14で仕切られた上部機内
室3の下部に装着している。その再給紙ユニット2の上
方には、感光体5を図2で時計回り方向に回転可能に設
け、その回りには、図1に明示するように帯電ユニット
6と、現像ユニット7と、転写ユニット8と、クリーニ
ングユニット9とをそれぞれ配設している。
示すシート(転写紙)15の両面に画像を転写したり、
片面に画像を合成したりする際に使用する再給紙ユニッ
ト2を、装置本体1の仕切板14で仕切られた上部機内
室3の下部に装着している。その再給紙ユニット2の上
方には、感光体5を図2で時計回り方向に回転可能に設
け、その回りには、図1に明示するように帯電ユニット
6と、現像ユニット7と、転写ユニット8と、クリーニ
ングユニット9とをそれぞれ配設している。
【0022】さらに、図2に示すように、その上部機内
室3の上部には、光学ユニット11を設け、コンタクト
ガラス10上にセットした原稿に対してランプ12から
照射した光の反射光を感光体5の表面に入射させ、それ
によって帯電ユニット6によって一様に帯電された帯電
面を露光してそこに静電潜像を形成する。
室3の上部には、光学ユニット11を設け、コンタクト
ガラス10上にセットした原稿に対してランプ12から
照射した光の反射光を感光体5の表面に入射させ、それ
によって帯電ユニット6によって一様に帯電された帯電
面を露光してそこに静電潜像を形成する。
【0023】その静電潜像は、現像ユニット7の現像ス
リーブによって供給されるトナーにより現像されてトナ
ー像(可視像)となる。一方、装置本体1の下部機内室
4には、4段に給紙ユニット13が着脱自在に挿着され
ており、その選択された給紙段からシート15が、所定
のタイミングで回転する給紙ローラ16により1枚ずつ
送り出され、それが感光体5上のトナー像と一致する正
確なタイミングで転写ユニット8が設けられている転写
部に向けて搬送される。
リーブによって供給されるトナーにより現像されてトナ
ー像(可視像)となる。一方、装置本体1の下部機内室
4には、4段に給紙ユニット13が着脱自在に挿着され
ており、その選択された給紙段からシート15が、所定
のタイミングで回転する給紙ローラ16により1枚ずつ
送り出され、それが感光体5上のトナー像と一致する正
確なタイミングで転写ユニット8が設けられている転写
部に向けて搬送される。
【0024】そのシート15は、図2で上面側にトナー
像が転写されて、それが感光体5から分離されて定着器
である定着ユニット17へ搬送され、そこでトナーが定
着された後に機外へ排出される。
像が転写されて、それが感光体5から分離されて定着器
である定着ユニット17へ搬送され、そこでトナーが定
着された後に機外へ排出される。
【0025】その転写終了後に、感光体5上に残った残
留トナー及び紙粉等の付着物は、クリーニングユニット
9に設けられているクリーニングブレードにより取り除
かれ、その感光体5上に残った残留電位は除電ランプ1
8により取り除かれて、次の帯電ユニット6による帯電
に備える。なお、この複写機は、装置本体1の上部に公
知の自動原稿給送装置20を搭載している。
留トナー及び紙粉等の付着物は、クリーニングユニット
9に設けられているクリーニングブレードにより取り除
かれ、その感光体5上に残った残留電位は除電ランプ1
8により取り除かれて、次の帯電ユニット6による帯電
に備える。なお、この複写機は、装置本体1の上部に公
知の自動原稿給送装置20を搭載している。
【0026】再給紙ユニット2は、図1に示すように画
像を転写したシート15を載置することによって収納す
る再給紙トレイ21と、その再給紙トレイ21に収納さ
れたシート15を再給紙する再給紙コロである呼出しコ
ロ22と、その呼出しコロ22によって再給紙されたシ
ート15を再び感光体5が設けられている作像部に向け
て再給紙するためのシート搬送路19と、そのシート搬
送路19上に設けられた対の搬送コロ23及び搬送方向
に複数の間隔を置いて配設された対の中継コロ24a,
24b,24cからなる搬送手段とを有している。
像を転写したシート15を載置することによって収納す
る再給紙トレイ21と、その再給紙トレイ21に収納さ
れたシート15を再給紙する再給紙コロである呼出しコ
ロ22と、その呼出しコロ22によって再給紙されたシ
ート15を再び感光体5が設けられている作像部に向け
て再給紙するためのシート搬送路19と、そのシート搬
送路19上に設けられた対の搬送コロ23及び搬送方向
に複数の間隔を置いて配設された対の中継コロ24a,
24b,24cからなる搬送手段とを有している。
【0027】そして、そのシート搬送路19上の中継コ
ロ24aと24bの間を通過するシート15に冷却風を
吹き付ける冷却送風手段である冷却ファン25を設け、
再給紙トレイ21上から呼出しコロ22によって矢示A
方向に再給紙されたシート15が中継コロ24aと24
bの間を通過する時に、冷却ファン25による冷却風
(図1に矢印で図示)によって冷却されるようにしてい
る。
ロ24aと24bの間を通過するシート15に冷却風を
吹き付ける冷却送風手段である冷却ファン25を設け、
再給紙トレイ21上から呼出しコロ22によって矢示A
方向に再給紙されたシート15が中継コロ24aと24
bの間を通過する時に、冷却ファン25による冷却風
(図1に矢印で図示)によって冷却されるようにしてい
る。
【0028】この再給紙トレイ21には、定着ユニット
17を通過して分岐爪27によって反転搬送路28に案
内されたシート15が収納される。すなわち、片面に画
像が定着されて反転搬送路28に送り込まれたシート1
5は、搬送コロ29によって再給紙トレイ21へ向けて
搬送され、毛ブラシローラ31とカール押え32とによ
って定着後に生じるカールが抑えられながら再給紙トレ
イ21上に積載される。
17を通過して分岐爪27によって反転搬送路28に案
内されたシート15が収納される。すなわち、片面に画
像が定着されて反転搬送路28に送り込まれたシート1
5は、搬送コロ29によって再給紙トレイ21へ向けて
搬送され、毛ブラシローラ31とカール押え32とによ
って定着後に生じるカールが抑えられながら再給紙トレ
イ21上に積載される。
【0029】この際、シート15は、その両サイドが図
示しない紙揃え機構により揃えられる。その後、図1で
矢示方向に揺動可能な寄せコロ33の矢示B方向への回
転により、シート15が図で左方に搬送され、その先端
部(左端部)が呼出しコロ22に接する位置まで搬送さ
れる。
示しない紙揃え機構により揃えられる。その後、図1で
矢示方向に揺動可能な寄せコロ33の矢示B方向への回
転により、シート15が図で左方に搬送され、その先端
部(左端部)が呼出しコロ22に接する位置まで搬送さ
れる。
【0030】次に、後述する本体制御部40からの再給
紙信号により、呼出しコロ22が矢示C方向に回転する
と共にシート15が加圧アーム34によって呼出しコロ
22に押し付けられるため、シート15が矢示A方向に
再給紙される。なお、この際に再給紙トレイ21上に複
数枚のシート15が収容されているときには、一番下側
のものから順に再給紙が行なわれる。
紙信号により、呼出しコロ22が矢示C方向に回転する
と共にシート15が加圧アーム34によって呼出しコロ
22に押し付けられるため、シート15が矢示A方向に
再給紙される。なお、この際に再給紙トレイ21上に複
数枚のシート15が収容されているときには、一番下側
のものから順に再給紙が行なわれる。
【0031】その再給紙されたシート15は、その給紙
下流側に設けられている分離ベルト35と分離コロ36
とによって、2枚以上繰り出されたときにはそれが1枚
に分離されて、搬送コロ23と各中継コロ24a,24
b及び24cによって再び感光体5のある作像部へ向け
て搬送される。
下流側に設けられている分離ベルト35と分離コロ36
とによって、2枚以上繰り出されたときにはそれが1枚
に分離されて、搬送コロ23と各中継コロ24a,24
b及び24cによって再び感光体5のある作像部へ向け
て搬送される。
【0032】そして、その作像部で、コピー内容がシー
トの両面に画像を形成する両面画像形成が選択されてい
るときには、シート15のまだ画像が形成されていない
側の面に画像を形成する。また、シートの両面に画像を
複数回形成する合成画像形成が選択されているときに
は、シート15の既に画像が形成されている側の面に再
度画像を形成して合成し、その後それを排出する。
トの両面に画像を形成する両面画像形成が選択されてい
るときには、シート15のまだ画像が形成されていない
側の面に画像を形成する。また、シートの両面に画像を
複数回形成する合成画像形成が選択されているときに
は、シート15の既に画像が形成されている側の面に再
度画像を形成して合成し、その後それを排出する。
【0033】ところで、この複写機は、複写機全体の動
作を制御する本体制御部40を備えている。その本体制
御部40は、この複写機に設けられている各種センサ類
からオン・オフ信号等をそれぞれ所定のタイミングで入
力する。そして、冷却ファン25を含む各種駆動系及び
負荷類に対して、それらを所定のタイミングで駆動させ
るための信号をそれぞれ出力する。
作を制御する本体制御部40を備えている。その本体制
御部40は、この複写機に設けられている各種センサ類
からオン・オフ信号等をそれぞれ所定のタイミングで入
力する。そして、冷却ファン25を含む各種駆動系及び
負荷類に対して、それらを所定のタイミングで駆動させ
るための信号をそれぞれ出力する。
【0034】その本体制御部40は、各種判断及び処理
機能を有する中央処理装置(CPU)と、この複写機各
部の駆動系を所定のタイミングで駆動制御するために必
要なプログラムを含む各処理プログラム及び固定データ
を格納したROMと、処理データを格納するデータメモ
リであるRAMと、入出力回路(I/O)とからなるマイ
クロコンピュータである。
機能を有する中央処理装置(CPU)と、この複写機各
部の駆動系を所定のタイミングで駆動制御するために必
要なプログラムを含む各処理プログラム及び固定データ
を格納したROMと、処理データを格納するデータメモ
リであるRAMと、入出力回路(I/O)とからなるマイ
クロコンピュータである。
【0035】そして、この実施例では、この本体制御部
40が冷却送風動作制御手段として機能し、再給紙トレ
イ21上に収容されているシート15を再給紙ユニット
2により再給紙する時だけ、シートを再給紙させる際の
再給紙信号の出力タイミングに合わせて、冷却ファン2
5に駆動信号を出力することによってそれを回転させ
る。
40が冷却送風動作制御手段として機能し、再給紙トレ
イ21上に収容されているシート15を再給紙ユニット
2により再給紙する時だけ、シートを再給紙させる際の
再給紙信号の出力タイミングに合わせて、冷却ファン2
5に駆動信号を出力することによってそれを回転させ
る。
【0036】そして、その冷却ファン25の回転を、少
なくとも再給紙されたシート15が冷却ファン25を通
過するまで継続させるようにしている。したがって、そ
の再給紙トレイ21上から再給紙されたシート15は、
中継コロ24aと24bとの間のシート搬送路19を通
過する際に、その冷却ファン25によって吹き付けられ
る冷却風によって冷却される。
なくとも再給紙されたシート15が冷却ファン25を通
過するまで継続させるようにしている。したがって、そ
の再給紙トレイ21上から再給紙されたシート15は、
中継コロ24aと24bとの間のシート搬送路19を通
過する際に、その冷却ファン25によって吹き付けられ
る冷却風によって冷却される。
【0037】そのため、定着ユニット17を通過した直
後に再給紙ユニット2に送り込まれ、その直後に再給紙
された場合のシート15は、それがほとんど放熱してな
い加熱された状態のままであるが、それが中継コロ24
aと24bの間のシート搬送路19を通過する際に、冷
却ファン25によって吹き付けられる冷却風により冷却
される。
後に再給紙ユニット2に送り込まれ、その直後に再給紙
された場合のシート15は、それがほとんど放熱してな
い加熱された状態のままであるが、それが中継コロ24
aと24bの間のシート搬送路19を通過する際に、冷
却ファン25によって吹き付けられる冷却風により冷却
される。
【0038】したがって、その再給紙されて再び感光体
5に達したシート15は、その時点では冷却されている
ので、それが感光体5に接触してもその温度を上昇させ
てしまうようなことがない。なお、この冷却ファン25
によるシート15の冷却は、両面の画像形成及び片面の
合成による画像形成(合成コピー)時以外の通常の片面
画像形成(片面コピー)時には行われない。
5に達したシート15は、その時点では冷却されている
ので、それが感光体5に接触してもその温度を上昇させ
てしまうようなことがない。なお、この冷却ファン25
によるシート15の冷却は、両面の画像形成及び片面の
合成による画像形成(合成コピー)時以外の通常の片面
画像形成(片面コピー)時には行われない。
【0039】さらに、この実施例では、冷却ファン25
の配設位置を、シート搬送路19に対して定着ユニット
17と反対側になる再給紙ユニット2の下部としている
ので、再給紙トレイ21上から再給紙されてシート搬送
路19を通過するシート15に吹き付ける空気を、図2
に示した装置本体1の仕切板14によって仕切られた下
部機内室4内から取り入れることができる。
の配設位置を、シート搬送路19に対して定着ユニット
17と反対側になる再給紙ユニット2の下部としている
ので、再給紙トレイ21上から再給紙されてシート搬送
路19を通過するシート15に吹き付ける空気を、図2
に示した装置本体1の仕切板14によって仕切られた下
部機内室4内から取り入れることができる。
【0040】そのため、その下部機内室4は、上部機内
室3のように熱源となる定着ユニット17等が設けられ
ていないので、上部機内室3内よりも低い温度の空気で
シート15を冷却できるため大きな冷却効果が得られ
る。このようにして、再給紙ユニット2を使用した複写
動作は行なわれるが、両面複写(両面画像形成)を行な
った際のシート15の流れを、図3及び図4に太線矢印
で示す。
室3のように熱源となる定着ユニット17等が設けられ
ていないので、上部機内室3内よりも低い温度の空気で
シート15を冷却できるため大きな冷却効果が得られ
る。このようにして、再給紙ユニット2を使用した複写
動作は行なわれるが、両面複写(両面画像形成)を行な
った際のシート15の流れを、図3及び図4に太線矢印
で示す。
【0041】図3に示すように、まず給紙ユニット13
から感光体5が設けられている作像部に向けてシート1
5が給紙される。それとほぼ同一時期に、自動原稿給送
装置20によりコンタクトガラス10上の所定の位置に
セットされた原稿の画像が光学ユニット11(図2参
照)によりスキャンされて、その原稿に対応した画像が
感光体5の表面に形成される。
から感光体5が設けられている作像部に向けてシート1
5が給紙される。それとほぼ同一時期に、自動原稿給送
装置20によりコンタクトガラス10上の所定の位置に
セットされた原稿の画像が光学ユニット11(図2参
照)によりスキャンされて、その原稿に対応した画像が
感光体5の表面に形成される。
【0042】その画像がシート15の片面に転写され、
それが再給紙ユニット2に送り込まれて積載される。次
に、自動原稿給送装置20によって原稿が入れ替えられ
ると、図4に示すように再給紙ユニット2からシート1
5が再給紙され、それが再び感光体5に搬送されて、今
度は画像が形成されていない側の面に画像が転写され、
それが機外の排紙トレイ(図示せず)等に排出される。
それが再給紙ユニット2に送り込まれて積載される。次
に、自動原稿給送装置20によって原稿が入れ替えられ
ると、図4に示すように再給紙ユニット2からシート1
5が再給紙され、それが再び感光体5に搬送されて、今
度は画像が形成されていない側の面に画像が転写され、
それが機外の排紙トレイ(図示せず)等に排出される。
【0043】なお、図3及び図4の複写機には、シート
15を補充することなしに一度に大量の給紙を行うこと
ができる大量給紙装置30が装着されている。
15を補充することなしに一度に大量の給紙を行うこと
ができる大量給紙装置30が装着されている。
【0044】図5は冷却送風手段を感光体表面の温度が
所定温度を超えた時に動作させるようにした実施例を示
す概略構成図であり、図1と対応する部分には同一の符
号を付してある。
所定温度を超えた時に動作させるようにした実施例を示
す概略構成図であり、図1と対応する部分には同一の符
号を付してある。
【0045】この画像形成装置である複写機は、作像部
に設けられている感光体5の表面5aの温度を計測する
表面温度計測手段であるサーミスタ38と、そのサーミ
スタ38によって計測された表面温度が予め設定した所
定温度を超えた時に冷却ファン25を所定のタイミング
で動作させる本体制御部(冷却送風制御手段)40′を設
けている。
に設けられている感光体5の表面5aの温度を計測する
表面温度計測手段であるサーミスタ38と、そのサーミ
スタ38によって計測された表面温度が予め設定した所
定温度を超えた時に冷却ファン25を所定のタイミング
で動作させる本体制御部(冷却送風制御手段)40′を設
けている。
【0046】その本体制御部40′は、図1で説明した
本体制御部40と同様な構成のマイクロコンピュータで
あり、サーミスタ38によって計測された表面温度が予
めROM内に記憶されている所定温度(設定値を任意に
変えることができる)を超えた時に、冷却ファン25を
動作させる制御を行う点が異なる。
本体制御部40と同様な構成のマイクロコンピュータで
あり、サーミスタ38によって計測された表面温度が予
めROM内に記憶されている所定温度(設定値を任意に
変えることができる)を超えた時に、冷却ファン25を
動作させる制御を行う点が異なる。
【0047】その所定温度は、例えば感光体5の表面5
aの温度が画像変動やクリーニング不良を生じる温度よ
り若干低い温度(余裕分を考慮する)とし、それを予め実
験等により求めて本体制御部40′のROM内に記憶さ
せておく。
aの温度が画像変動やクリーニング不良を生じる温度よ
り若干低い温度(余裕分を考慮する)とし、それを予め実
験等により求めて本体制御部40′のROM内に記憶さ
せておく。
【0048】この実施例によれば、感光体5の表面5a
の温度が所定温度を超えるまで上昇すると、例えば呼出
しコロ22によるシート15の再給紙開始のタイミング
と同時とする所定のタイミングで冷却ファン25を動作
させ、その再給紙したシート15に冷却風を吹き付けて
冷却する。
の温度が所定温度を超えるまで上昇すると、例えば呼出
しコロ22によるシート15の再給紙開始のタイミング
と同時とする所定のタイミングで冷却ファン25を動作
させ、その再給紙したシート15に冷却風を吹き付けて
冷却する。
【0049】したがって、感光体5の表面5aの温度が
所定温度を超えるまでは、再給紙ユニット2を使用する
両面の画像形成や片面の合成を行う画像形成動作時であ
っても冷却ファン25は動作しないので、効率的に冷却
ファン25を作動させることによって、その耐久寿命を
延ばすことができる。
所定温度を超えるまでは、再給紙ユニット2を使用する
両面の画像形成や片面の合成を行う画像形成動作時であ
っても冷却ファン25は動作しないので、効率的に冷却
ファン25を作動させることによって、その耐久寿命を
延ばすことができる。
【0050】図6は感光体表面の温度が所定温度を超え
た時に再給紙するシートの給紙間隔を広げるようにした
実施例を示す概略構成図であり、図1,図2及び図5と
対応する部分には同一の符号を付してある。
た時に再給紙するシートの給紙間隔を広げるようにした
実施例を示す概略構成図であり、図1,図2及び図5と
対応する部分には同一の符号を付してある。
【0051】この画像形成装置である複写機は、サーミ
スタ38と、そのサーミスタ38によって計測された表
面温度が前述した所定温度を超えた時に再給紙ユニット
2の呼出しコロ22によって作像部へ再給紙するシート
15の給紙間隔を広げる制御を行なう本体制御部(再給
紙間隔制御手段)40″を設けている。
スタ38と、そのサーミスタ38によって計測された表
面温度が前述した所定温度を超えた時に再給紙ユニット
2の呼出しコロ22によって作像部へ再給紙するシート
15の給紙間隔を広げる制御を行なう本体制御部(再給
紙間隔制御手段)40″を設けている。
【0052】その本体制御部40″は、図1及び図5で
説明した本体制御部40及び40′と同様な構成のマイ
クロコンピュータであり、サーミスタ38によって計測
された表面温度が予めROM内に記憶されている所定温
度(設定値を任意に変えることができる)を超えた時に
呼出しコロ22によって再給紙するシート15の給紙間
隔を広げる制御を行なう点が異なる。
説明した本体制御部40及び40′と同様な構成のマイ
クロコンピュータであり、サーミスタ38によって計測
された表面温度が予めROM内に記憶されている所定温
度(設定値を任意に変えることができる)を超えた時に
呼出しコロ22によって再給紙するシート15の給紙間
隔を広げる制御を行なう点が異なる。
【0053】この実施例によれば、感光体5の表面5a
の温度が上記所定温度を超えた時には、片面に画像が形
成されて定着ユニット17を通過することによって加熱
された状態で再給紙ユニット2に収納されたシート15
は、給紙間隔が広げられることによって時間間隔が広げ
られて再給紙されるので、より放熱が行なわれて温度が
下った状態で再給紙されるため、感光体5の表面5aの
温度上昇を防止することができる。
の温度が上記所定温度を超えた時には、片面に画像が形
成されて定着ユニット17を通過することによって加熱
された状態で再給紙ユニット2に収納されたシート15
は、給紙間隔が広げられることによって時間間隔が広げ
られて再給紙されるので、より放熱が行なわれて温度が
下った状態で再給紙されるため、感光体5の表面5aの
温度上昇を防止することができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、シートの両面に画像を形成したり、シートの片面に
複数回の画像形成をして合成したりしても、定着器で加
熱されたシートは作像部へ再給紙される際に冷却される
ので、それが感光体に接触しても感光体の表面の温度を
上昇させてしまうようなことがないので、画像変動やク
リーニング不良が生じない良好な両面画像形成及び合成
画像形成ができる。
ば、シートの両面に画像を形成したり、シートの片面に
複数回の画像形成をして合成したりしても、定着器で加
熱されたシートは作像部へ再給紙される際に冷却される
ので、それが感光体に接触しても感光体の表面の温度を
上昇させてしまうようなことがないので、画像変動やク
リーニング不良が生じない良好な両面画像形成及び合成
画像形成ができる。
【0055】また、シートを冷却する冷却送風手段の配
設位置を、再給紙ユニット内のシート搬送路を通過する
シートに冷却風を吹き付ける位置とすることにより、発
熱源である定着器から離しているので、吹き付ける冷却
風を温められていない空気によるものにすることができ
るので、高い冷却効果が得られる。
設位置を、再給紙ユニット内のシート搬送路を通過する
シートに冷却風を吹き付ける位置とすることにより、発
熱源である定着器から離しているので、吹き付ける冷却
風を温められていない空気によるものにすることができ
るので、高い冷却効果が得られる。
【0056】また、作像部の感光体表面の温度を計測す
る表面温度計測手段と、その手段によって計測された表
面温度が所定温度を超えた時に冷却送風手段を動作させ
る冷却送風制御手段とを設ければ、上記所定温度を画像
変動やクリーニング不良が生じる温度よりも若干低い温
度とすることにより、両面画像形成や片面合成による画
像形成時であっても、感光体表面の温度がその所定温度
を超えるまでは冷却送風手段が動作しないので、冷却送
風手段が効率的に動作することによってその耐久寿命を
延ばすことができる。
る表面温度計測手段と、その手段によって計測された表
面温度が所定温度を超えた時に冷却送風手段を動作させ
る冷却送風制御手段とを設ければ、上記所定温度を画像
変動やクリーニング不良が生じる温度よりも若干低い温
度とすることにより、両面画像形成や片面合成による画
像形成時であっても、感光体表面の温度がその所定温度
を超えるまでは冷却送風手段が動作しないので、冷却送
風手段が効率的に動作することによってその耐久寿命を
延ばすことができる。
【0057】さらに、その表面温度計測手段と、その手
段によって計測された表面温度が所定温度を超えた時に
再給紙コロによって再給紙するシートの給紙間隔を広げ
る再給紙間隔制御手段とを設ければ、感光体表面の温度
が所定温度を超えると、再給紙ユニットからシートが給
紙間隔を広げて再給紙されることによって、それが十分
な放熱によって温度が下げられてから再給紙されるの
で、同様に画像変動やクリーニング不良が生じない良好
な両面画像形成及び合成画像形成ができる。
段によって計測された表面温度が所定温度を超えた時に
再給紙コロによって再給紙するシートの給紙間隔を広げ
る再給紙間隔制御手段とを設ければ、感光体表面の温度
が所定温度を超えると、再給紙ユニットからシートが給
紙間隔を広げて再給紙されることによって、それが十分
な放熱によって温度が下げられてから再給紙されるの
で、同様に画像変動やクリーニング不良が生じない良好
な両面画像形成及び合成画像形成ができる。
【図1】この発明の一実施例を示す画像形成装置の再給
紙ユニットとその周辺部を示す構成図である。
紙ユニットとその周辺部を示す構成図である。
【図2】同じくその再給紙ユニットを装着した画像形成
装置である複写機全体を示す全体構成図である。
装置である複写機全体を示す全体構成図である。
【図3】図2の複写機を使用して両面複写を行なった際
のシート15の流れを太線矢印で示した概略図である。
のシート15の流れを太線矢印で示した概略図である。
【図4】同じくその図3の後のシート15の流れを太線
矢印で示した概略図である。
矢印で示した概略図である。
【図5】冷却送風手段を感光体表面の温度が所定温度を
超えた時に動作させるようにした実施例を示す概略構成
図である。
超えた時に動作させるようにした実施例を示す概略構成
図である。
【図6】感光体表面の温度が所定温度を超えた時に再給
紙するシートの給紙間隔を広げるようにした実施例を示
す概略構成図である。
紙するシートの給紙間隔を広げるようにした実施例を示
す概略構成図である。
2:再給紙ユニット 5:感光体(作像部) 5a:表面 15:シート 19:シート搬送路 23:搬送コロ(搬送手段) 24a,24b,24c:中継コロ(搬送手段) 25:冷却ファン(冷却送風手段) 38:サーミスタ(表面温度計測手段) 40,40′,40″:本体制御部
Claims (3)
- 【請求項1】 感光体上にトナー像を作成してそれを給
紙されたシート上に転写する作像部と、該作像部でシー
ト上に転写されたトナー像を熱定着する定着器と、該定
着器から送出されたシートを循環搬送して前記作像部へ
再給紙するためのシート搬送路及び搬送手段を有する再
給紙ユニットとを備えた画像形成装置において、 前記再給紙ユニット内のシート搬送路を通過するシート
に冷却風を吹き付ける冷却送風手段と、前記再給紙ユニ
ットを通して前記シートが再給紙される時だけ前記冷却
送風手段を動作させる冷却送風動作制御手段とを設けた
ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
前記作像部の感光体表面の温度を計測する表面温度計測
手段と、該手段によって計測された表面温度が所定温度
を超えた時に前記冷却送風手段を動作させる冷却送風制
御手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 感光体上にトナー像を作成してそれを給
紙されたシート上に転写する作像部と、該作像部でシー
ト上に転写されたトナー像を熱定着する定着器と、該定
着器から送出されたシートを循環搬送して前記作像部へ
再給紙するためのシート搬送路及び搬送手段を有する再
給紙ユニットとを備えた画像形成装置において、 前記作像部の感光体表面の温度を計測する表面温度計測
手段と、該手段によって計測された表面温度が所定温度
を超えた時に前記再給紙ユニットによって前記作像部へ
再給紙するシートの間隔を広げる再給紙間隔制御手段と
を設けたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5310771A JPH07160066A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5310771A JPH07160066A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07160066A true JPH07160066A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=18009281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5310771A Pending JPH07160066A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07160066A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006058724A (ja) * | 2004-08-23 | 2006-03-02 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置の冷却装置および画像形成装置 |
JP2010102173A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Oki Data Corp | 画像形成装置 |
JP2013057748A (ja) * | 2011-09-07 | 2013-03-28 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成システム |
JP2017198936A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成システム及び冷却制御方法 |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP5310771A patent/JPH07160066A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006058724A (ja) * | 2004-08-23 | 2006-03-02 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置の冷却装置および画像形成装置 |
JP2010102173A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Oki Data Corp | 画像形成装置 |
US8577234B2 (en) | 2008-10-24 | 2013-11-05 | Oki Data Corporation | Image forming apparatus with medium transport control |
JP2013057748A (ja) * | 2011-09-07 | 2013-03-28 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成システム |
US8936361B2 (en) | 2011-09-07 | 2015-01-20 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image forming system |
JP2017198936A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成システム及び冷却制御方法 |
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