JPH0715544Y2 - 使いすておむつ - Google Patents
使いすておむつInfo
- Publication number
- JPH0715544Y2 JPH0715544Y2 JP12265989U JP12265989U JPH0715544Y2 JP H0715544 Y2 JPH0715544 Y2 JP H0715544Y2 JP 12265989 U JP12265989 U JP 12265989U JP 12265989 U JP12265989 U JP 12265989U JP H0715544 Y2 JPH0715544 Y2 JP H0715544Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waterproof sheet
- diaper
- soft
- disposable diaper
- woven fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は使いすておむつに係り、特に軟便受けに有用な
使いすておむつに関する。
使いすておむつに関する。
［従来の技術］ 周知の通り現在、幼児用及び老人用のおむつに使い捨て
おむつが多く用いられ多種類の製品が販売されている。
おむつが多く用いられ多種類の製品が販売されている。
ところで幼児がまだ小さい時には乳食により軟便が多
く、また老人においてもその飲食物のとり方により軟便
となることが多いが、このような軟便の場合、通常の使
いすておむつでは軟便がおむつの外側へもれてしまうこ
とが多い。
く、また老人においてもその飲食物のとり方により軟便
となることが多いが、このような軟便の場合、通常の使
いすておむつでは軟便がおむつの外側へもれてしまうこ
とが多い。
このような軟便を受けとめるために従来から軟便対策が
検討され、例えば軟便受けを使いすておむつの肌に接触
する面に設ける考案があるが軟便受けが平面的に形成さ
れているため十分にその機能を果たしていない。
検討され、例えば軟便受けを使いすておむつの肌に接触
する面に設ける考案があるが軟便受けが平面的に形成さ
れているため十分にその機能を果たしていない。
そこで軟便受け空間を立体的に形成することも考案され
たが立体的に構成されているため製品の保管若しくは運
搬時にはかさばるので不経済であった。
たが立体的に構成されているため製品の保管若しくは運
搬時にはかさばるので不経済であった。
［考案が解決しようとする課題］ 本考案は、これらの課題を解決することを目的とし、具
体的には、保管あるいは運搬時には平板状であるが、使
用時には立体的に軟便受け空間を形成することによって
確実に軟便を受取ることのできる使いすておむつを提供
するものである。
体的には、保管あるいは運搬時には平板状であるが、使
用時には立体的に軟便受け空間を形成することによって
確実に軟便を受取ることのできる使いすておむつを提供
するものである。
［課題を解決するための手段］ 本考案は前記課題を解決するために次の技術手段を有す
る。
る。
すなわち、本考案は防水シートと、その上に置かれた吸
水体と、前記吸水体を覆い、前記防水シートの四周に重
合されて接合された不織布とで構成されるフラット型使
いすておむつの前記防水シートの長手方向一端部に所定
の接着しろ幅を介して袋状に水不透過性フイルムよりな
る軟便受けを設け、装着時には前記軟便受けを前記不織
布側に裏返すことにより、不織布面の長手方向一端部に
立体的に軟便受け空間を形成可能に構成してなる使いす
ておむつを提供するものである。
水体と、前記吸水体を覆い、前記防水シートの四周に重
合されて接合された不織布とで構成されるフラット型使
いすておむつの前記防水シートの長手方向一端部に所定
の接着しろ幅を介して袋状に水不透過性フイルムよりな
る軟便受けを設け、装着時には前記軟便受けを前記不織
布側に裏返すことにより、不織布面の長手方向一端部に
立体的に軟便受け空間を形成可能に構成してなる使いす
ておむつを提供するものである。
［作用］ 上記構成に基づくとおむつの使用前は軟便受けがおむつ
の防水シート側の面に接着されている為全体が平板状に
なりかさばらず、コンパクトで運搬・保管に適するもの
である。しかも、軟便受けをおむつの防水シート側に接
着する際におむつの幅に比して軟便受けとなる部分の幅
が小さくなるように接着しろ幅を設けているので、使用
する際に上記軟便受けを不織布側に裏返すとおむつの両
側端部及び後端部が不織布側に折れ曲がり、不織布側の
面と防水シートよりなる軟便受けとの間に立体的な軟便
受け空間が形成され、この軟便受け空間で軟便を受ける
ことができる。
の防水シート側の面に接着されている為全体が平板状に
なりかさばらず、コンパクトで運搬・保管に適するもの
である。しかも、軟便受けをおむつの防水シート側に接
着する際におむつの幅に比して軟便受けとなる部分の幅
が小さくなるように接着しろ幅を設けているので、使用
する際に上記軟便受けを不織布側に裏返すとおむつの両
側端部及び後端部が不織布側に折れ曲がり、不織布側の
面と防水シートよりなる軟便受けとの間に立体的な軟便
受け空間が形成され、この軟便受け空間で軟便を受ける
ことができる。
尚、本考案にかかる軟便受けを有する使いすておむつは
通常のおむつと同様におむつカバーと組合わせて使用す
ることもできるが、またパンツ型使いすておむつの中当
てとして使用することもできる。
通常のおむつと同様におむつカバーと組合わせて使用す
ることもできるが、またパンツ型使いすておむつの中当
てとして使用することもできる。
［実施例］ 以下、図面により詳細に説明する。
第１図は本考案にかかる使いすておむつの斜視図、第２
図は第１図の矢視Ｘ−Ｘ方向の断面図である。符合12は
透水性の吸水体、13は非透水性フイルムより成る防水シ
ートである。防水シート13は吸水体12の一方の面に配設
され、また、吸水体12の他方の面（肌と接する面）には
透水性の不織布16が配設されている。
図は第１図の矢視Ｘ−Ｘ方向の断面図である。符合12は
透水性の吸水体、13は非透水性フイルムより成る防水シ
ートである。防水シート13は吸水体12の一方の面に配設
され、また、吸水体12の他方の面（肌と接する面）には
透水性の不織布16が配設されている。
また、防水シート面13の長手方向の一端面に非透水性シ
ートより成る軟便受け17が接着されている。この軟便受
け17はおむつ２の防水シート面13の両側端部20及び後端
部21に所定の接着しろ幅22を介して防水シート13に接着
されている。この際に、おむつ２の幅L1に比して軟便受
け17となる部分の幅L2が小さくなる様に接着しろ幅22を
設けてある。
ートより成る軟便受け17が接着されている。この軟便受
け17はおむつ２の防水シート面13の両側端部20及び後端
部21に所定の接着しろ幅22を介して防水シート13に接着
されている。この際に、おむつ２の幅L1に比して軟便受
け17となる部分の幅L2が小さくなる様に接着しろ幅22を
設けてある。
以上のように構成された使いすておむつのその用い方を
説明すると、使用時には軟便受け17を不織布16側に裏返
す。このように軟便受け17を裏返すことによりおむつ２
の両側端部20及び後端部21が接着しろ幅22だけ不織布面
側15に折れ曲がり、不織布面16と軟便受け17の間に立体
的な軟便受け空間24が形成される。（３図及び第４図）
尚、矢印Ａは軟便が軟便受け17に入る方向を示したもの
である。
説明すると、使用時には軟便受け17を不織布16側に裏返
す。このように軟便受け17を裏返すことによりおむつ２
の両側端部20及び後端部21が接着しろ幅22だけ不織布面
側15に折れ曲がり、不織布面16と軟便受け17の間に立体
的な軟便受け空間24が形成される。（３図及び第４図）
尚、矢印Ａは軟便が軟便受け17に入る方向を示したもの
である。
以上説明したように本考案による使いすておむつ２は軟
便受け17がおむつ２の防水シート側13の面に接着されて
いる為、おむつ２全体が平板状になりコンパクトであ
る。しかも、使用時には軟便受け17を裏返すことにより
軟便受け空間24が肌と接触する不織布面に立体的に形成
できるので軟便を完全に受けることができる。
便受け17がおむつ２の防水シート側13の面に接着されて
いる為、おむつ２全体が平板状になりコンパクトであ
る。しかも、使用時には軟便受け17を裏返すことにより
軟便受け空間24が肌と接触する不織布面に立体的に形成
できるので軟便を完全に受けることができる。
第５図は本考案にかかる使いすておむつ２を小型に構成
しパンツ型おむつ３の中当てとして使用した際の縦断面
図である。このように中当てとして使用すると放尿後、
ぬれた中当てのみの交換ですみ、高価なパンツ型おむつ
は毎回交換することなく使用できるので極めて経済的で
ある。
しパンツ型おむつ３の中当てとして使用した際の縦断面
図である。このように中当てとして使用すると放尿後、
ぬれた中当てのみの交換ですみ、高価なパンツ型おむつ
は毎回交換することなく使用できるので極めて経済的で
ある。
尚、本考案による軟便受け17はポリエチレン、ポリプロ
ピレン若しくはこれらを使用したラミネート等の水不透
過性フイルムが使用でき、またこの接着はヒートシー
ル、ホットメルトシール等通常の接着方法を使用するこ
とができる。
ピレン若しくはこれらを使用したラミネート等の水不透
過性フイルムが使用でき、またこの接着はヒートシー
ル、ホットメルトシール等通常の接着方法を使用するこ
とができる。
［考案の効果］ 以上詳述した如く本考案はおむつの使用前は軟便受けが
おむつの防水シート側に接着されている為、おむつ全体
が平板状にコンパクトな状態であり、運搬若しくは保管
時にかさばることがないので経済的である。しかも、軟
便受けをおむつ全体の幅に比して軟便受けとなる部分の
幅を小さくなるように構成されているので使用時に軟便
受けを裏返すとおむつの両側端部及び後端部が不織布面
側に折れ曲がり、不織布面と軟便受けとの間に立体的に
軟便受け空間が形成されるので軟便を容易に受けること
ができる。又、軟便受けが軟便を受けることにより、装
着者の軟便による不快感を除去する効果もある。
おむつの防水シート側に接着されている為、おむつ全体
が平板状にコンパクトな状態であり、運搬若しくは保管
時にかさばることがないので経済的である。しかも、軟
便受けをおむつ全体の幅に比して軟便受けとなる部分の
幅を小さくなるように構成されているので使用時に軟便
受けを裏返すとおむつの両側端部及び後端部が不織布面
側に折れ曲がり、不織布面と軟便受けとの間に立体的に
軟便受け空間が形成されるので軟便を容易に受けること
ができる。又、軟便受けが軟便を受けることにより、装
着者の軟便による不快感を除去する効果もある。
第１図は本考案にかかる使いすておむつの斜視図、 第２図は第１図の矢視Ｘ−Ｘ方向の断面図、 第３図は使用時における使いすておむつの斜視図、 第４図は第３図のＹ−Ｙ方向の断面図、 第５図はパンツ型おむつの中当てとして使用した際の縦
断面図である。 ２……使いすておむつ、３……パンツ型おむつ、４……
装着者、５……前部、６……後部、７……面ファスナ
ー、９……装着片、10……腰部、11……足つけ根部、12
……吸水体、13……防水シート、16……不織布、17……
軟便受け、20……両側端部、21……後端部、22……接着
しろ幅、23……接着部分、24……軟便受け空間、L1……
全体の幅、L2……軟便受けとなる部分の幅、Ａ……軟便
の入る方向、
断面図である。 ２……使いすておむつ、３……パンツ型おむつ、４……
装着者、５……前部、６……後部、７……面ファスナ
ー、９……装着片、10……腰部、11……足つけ根部、12
……吸水体、13……防水シート、16……不織布、17……
軟便受け、20……両側端部、21……後端部、22……接着
しろ幅、23……接着部分、24……軟便受け空間、L1……
全体の幅、L2……軟便受けとなる部分の幅、Ａ……軟便
の入る方向、
Claims (1)
- 【請求項１】防水シートと、その上に置かれた吸水体
と、前記吸水体を覆い、前記防水シートの四周に重合さ
れて接合された不織布とで構成されるフラット型使いす
ておむつの前記防水シートの長手方向一端部に所定の接
着しろ幅を介して袋状に水不透過性フイルムよりなる軟
便受けを設け、装着時には前記軟便受けを前記不織布側
に裏返すことにより、不織布面の長手方向一端部に立体
的に軟便受け空間を形成可能に構成してなる使いすてお
むつ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12265989U JPH0715544Y2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 使いすておむつ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12265989U JPH0715544Y2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 使いすておむつ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0360920U JPH0360920U (ja) | 1991-06-14 |
| JPH0715544Y2 true JPH0715544Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=31670651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12265989U Expired - Lifetime JPH0715544Y2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 使いすておむつ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715544Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3648472B2 (ja) * | 2001-11-01 | 2005-05-18 | 財団法人福岡県産業・科学技術振興財団 | 再生おむつ及び再生尿取りパッド |
-
1989
- 1989-10-19 JP JP12265989U patent/JPH0715544Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0360920U (ja) | 1991-06-14 |
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