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JP2616997B2 - 生理用使い捨てショーツ - Google Patents

生理用使い捨てショーツ

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Publication number
JP2616997B2
JP2616997B2 JP1219901A JP21990189A JP2616997B2 JP 2616997 B2 JP2616997 B2 JP 2616997B2 JP 1219901 A JP1219901 A JP 1219901A JP 21990189 A JP21990189 A JP 21990189A JP 2616997 B2 JP2616997 B2 JP 2616997B2
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JP
Japan
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shorts
members
core
sheet
leg
Prior art date
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Application number
JP1219901A
Other languages
English (en)
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JPH0380859A (ja
Inventor
隆光 伊賀上
活秀 倉本
裕範 野村
徹 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uni Charm Corp
Original Assignee
Uni Charm Corp
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Publication date
Application filed by Uni Charm Corp filed Critical Uni Charm Corp
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、生理用使い捨てショーツに関し、さらに詳
しくは、経血吸収コアを有する使い捨て生理用ショーツ
に関する。
〔従来の技術とその課題〕
従来、生理用使い捨てショーツと生理用ナプキンとを
一体に組み合せたものとして、たとえば、実開昭60-610
23、同60-155522、同60-158825、同61-16118、同61-180
025、同63-40921、同63-127624、実開平1-68029、同1-8
2021が知られている。
これら公知考案のなかには、身体へのショーツの適合
密着性をはかるため、脚周りおよび腰周り弾性部材を有
するうえ、ショーツ本体の生地として多少の伸縮性を有
すると思われる不織布などを採用したものも開示されて
いる。
しかしながら、一般に、不織布は、伸縮性着衣として
は伸縮性が低くて伸長応力が弱い。これは不織布の構成
繊維および組織に基因する避けられない欠点である。こ
うした不織布で作ったショーツは、身体に充分に弾性的
に密着しないばかりでなく、ナプキンを女性局部に充分
に圧接させて、いわゆる経血の横漏れを防止するという
点ではきわめて不満足なものである。こうした理由によ
るものであろうか、いまだ実用化されていないのが実状
である。
また、前記公知考案においては、ショーツ生地に格別
の創作を施こすことなくその生地の一部をナプキンとし
て利用するか、またはショーツとナプキンとを独立して
形成して前者に後者を固定するものであるが、従来のナ
プキンや使い捨てオムツの製造技術にみられるように、
装置で廉価量産することができるだけの技術内容が開示
されていない。前記公知考案の開示内容からいえること
は、これらのほとんどが単なるアイディアの域を出てい
ないうえ、職人による加工を想定したものである。
本発明の目的は、従来のナプキンや使い捨てオムツの
ように装置で廉価量産することができるばかりでなく、
ショーツを身体全体に弾性的に密着させるとともにナプ
キンとしての経血吸収部を女性局部に圧接させて経血の
漏れをなくすことができる生理用使い捨てショーツを提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するための本発明ショーツは、トップ
シートを伸縮性不織布で、かつ、バックシートを伸縮性
不織布の内面の少なくとも中央域に伸縮性プラスチック
フィルムを間欠的に接合したものでそれぞれ構成し、股
下区域におけるトップシートおよびバックシートの間に
は経血吸収コアを介在させ、脚周りおよび腰周りにはそ
れぞれ弾性部材を取り付けてある。
好ましい実施例においては、前記コアの下面にも弾性
部材を位置させ、また、ショーツの両側には前記プラス
チックフィルムを位置させないか、またはその両側にも
位置させてその両側に通気孔群を設けてある。
〔作用〕
前記構成を有する本発明ショーツによれば、脚周りお
よび腰周り弾性部材でショーツの脚周りおよび腰周りを
それぞれの身体対応部位に圧接させてシールするうえ、
両伸縮性不織布およびこれらに介在する伸縮性プラスチ
ックフィルムからなる生地全体の伸縮性で身体全体に密
着させるとともに、経血吸収コアを女性局部に圧接させ
る。
前記コアの下面に位置させた弾性部材は、経血吸収コ
アの女性局部への圧接補助機能を果す。
前記プラスチックフィルムをショーツの両側に位置さ
せないことで、またはその両側に位置させてこれに通気
孔群を設けることで、着用時のショーツの内外への通気
がはかられる。
もとより、排泄された経血は前記コアに吸収されると
ともに、これに吸収された経血は前記プラスチックフィ
ルムが障壁となってショーツの外面へ透過することを防
止される。
〔実施例〕
図面を参照して、本発明ショーツの実施例を説明する
と、以下のとおりである。
第1図は、ショーツ1の斜視図を示す。ショーツ1
は、脚口2と、腰(胴)口3とを有し、脚周り弾性部材
4と、腰周り弾性部材5とを取り付けてある。
第2図は、ショーツ1の分解斜視図を示す。ショーツ
1は、トップシート6と、バックシート7と、マットま
たはシート状の経血収吸コア8と、前記弾性部材4,5と
から構成してある。トップおよびバックシート6,7の前
後区域10,11の間に位置する股下区域12の両側縁には前
記脚口2を形成する凹欠縁13,14を設けてある。トップ
シート6は伸縮性不織布から、かつ、バックシート7は
トップシート6と同素材の伸縮性不織布7aの内面に間欠
的に設けた接着剤または溶着手段17(第4図参照)で接
合したプラスチックフィルム7bとから、それぞれ構成し
てある。バックシート7の内面にはこれに間欠的に設け
た接着剤または溶着手段16でトップシート6およびコア
8を接合してある。前記手段16および17は、散点状に示
してあるが、適当な長さの断続線状であってもよい。こ
のようにしてあるのは、接着剤または溶着手段16,17の
存在により、トップおよびバックシート6,7ならびにフ
ィルム7bの伸縮性や、これらシートおよびフィルムから
なる生地全体の柔軟性を阻害しないようにするためであ
る。前後区域10,11のフィルム7bの両側には、ショーツ
の両側における通気をはかるため、微細な通気孔群18を
設けてある。こうした通気をはかるためには、第5図に
示すように、フィルム7bの幅を不織布7aのそれよりも狭
く形成してもよい。トップおよびバックシート6,7の股
下区域12と、前後区域10,11の腰周り19には、脚周りお
よび腰周り弾性部材4,5をそれぞれ配置してある。脚周
り弾性部材4は、第1部材4Aと、第2部材4Bとから構成
してある。第1および第2部材4A,4Bは、それらの両端
近傍部が各切欠縁13,14の中央近傍で交差せしめてこの
交差部から外端へ延びる部分4A1,4B1をトップおよび/
またはバックシートの内面に切欠縁13,14に沿って接着
剤で接着するとともに、中央部分4A2,4B2を互いに離間
させ、それら中央部分をそれらシート6,7およびコア8
のいずれの部材にも接着することなくコア8の中央区域
下面に位置せしめてある。中央部分4A2,4B2の間隔はコ
ア8の大きさや剛性などに応じて適宜になすことができ
る。また、中央部分4A2,4B2は、実施例のようにしてあ
ることが最も好ましいが、両側部分4A1,4B1とは別体の
弾性部材を使用してもよいし、バックシート7に接着し
てもよい。腰周り弾性部材5はトップおよび/またはバ
ックシートの内面に腰周り19に沿って接着剤で接着して
ある。トップおよびバックシート6,7の外周縁はヒート
シールまたは接着剤で接合してある。コア8の上面も必
要に応じてトップシート6に間欠的に接合してもよい。
こうして構成した積層体はその中央部で縦方向に二つに
折り重ねてその両側縁をヒートシール手段9で接合する
ことで、第1図に示すショーツ1に構成してある。
トップおよびバックシート6,7としての不織布は充分
な液透過性を有する目付および密度の繊維ウエブを、コ
ア8はフラッフパルプと吸水性ポリマー粒子との混合成
形物を、フィルム7bはポリオレフィン系の樹脂で製膜し
たものを、かつ、弾性部材4,5は1本以上の糸状または
リボン状のゴムまたはプラスチックフィルムを、それぞ
れ使用することができる。
以上のような構成を有する本発明のショーツは、たと
えば、特願平1-167224に開示されている製造方法で製造
することができる。これを簡単に述べると、バックシー
ト7の素材としての連続する不織布7aにプラスチックフ
ィルム7bを接合したのち、該フィルムの上面中央域にカ
ム手段で制御される2個のトラバース手段で、連続する
弾性部材4A,4Bを導入配置し接着剤を介して接着すると
ともに、該フィルムの上面の両側縁に沿ってそれぞれ弾
性部材を導入配置して接着剤で接着する。連続するフィ
ルム7bの上面の所定部位に予め成形したコア8を間欠的
に配置し、さらに、これらの上面にトップシート6とし
ての連続する不織布を供給して接合する。この連続する
積層体をその長さ方向中央に沿って二つに折り重ね、単
位ショーツに相当する区域をヒートシールして切断する
ことで該単位ショーツを形成する。
〔発明の効果〕
本発明のショーツによれば、ショーツの脚周りおよび
腰周り弾性部材でそれぞれの身体対応部位に圧接させて
シールするばかりでなく、生地全体の伸縮性で身体全体
に密着させて経血吸収コアを女性局部に圧接させるか
ら、着用者が運動したとき該吸収コア部位が移動して女
性局部からずれることがなく、かりにずれることがあっ
ても、そのようにシールするとともに密着しているう
え、生地にはプラスチックフィルムが介在しこれがショ
ーツの広範囲にわたって位置しているから、経血が漏れ
ることがない。
さらに、女性局部に対する前記コア部位の圧接は、該
コアの下面に位置させた弾性部材の圧迫作用でさらに高
められ、前記効果が一層確実にえられる。また、該弾性
部材がショーツの構成部材に接着されていない場合に
は、該弾性部材の収縮性が拘束されないので、女性局部
に対する前記コア部位の圧接が一層強くなる。
ショーツの両側部においては、ショーツの内外への通
気がはかられるから、その内部が蒸れるようなことが少
ない。
したがって、本発明のショーツは、通常人の通常の生
理用ショーツとして、とくにその夜間用として、なかん
ずく身体障害者や床に伏す病人用や他の排泄物(大小
便)を受容するオムツ兼用としてきわめて有益である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明のショーツの実施例を示すもので、第1図
は斜視図、第2図は分解斜視図、第3図はプラスチック
フィルムの斜視図、第4図はバックシートの断面図、第
5図は他の実施例のバックシートの斜視図。 1……ショーツ 4……脚周り弾性部材 4A……第1部分 4B……第2部分 4A1,4B1……両側部分 4A2,4B2……中央部分 5……腰周り弾性部材 6……トップシート 7……バックシート 7a……不織布 7b……プラスチックフィルム 8……吸収コア 16,17……接合部(接着剤) 18……通気孔群

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トップシートと、バックシートと、該両シ
    ートの間に介在せしめたマットまたはシート状の経血吸
    収コアと、脚周りおよび腰周りにそれぞれ沿って取り付
    けた弾性部材とを有する生理用使い捨てショーツにおい
    て、 前記トップシートを伸縮性不織布で、かつ、前記バック
    シートを伸縮性不織布の内面の少なくとも中央域に伸縮
    性プラスチックフィルムを間欠的に接合したものでそれ
    ぞれ構成してあることを特徴とする前記ショーツ。
  2. 【請求項2】前記両脚周り弾性部材の間にこれらの延長
    部または別体の弾性部材を位置させるとともに前記コア
    の下面のほぼ中央域に位置させてある請求項1記載のシ
    ョーツ。
  3. 【請求項3】前記脚周り弾性部材を第1および第2部材
    で構成し、該第1および第2部材を前記両脚周り凹欠縁
    部の間で交差させて該両凹欠縁部の前部および後部にそ
    れぞれ沿わせ、少なくとも該両凹欠縁部に沿わせた該第
    1および第2部材の両側部分を前記トップおよびバック
    シートの少なくとも一方に接着するとともに、該両凹欠
    縁部の間に延びる該第1および第2部材の中央部分を前
    記コアの下面のほぼ中央域に位置させてある請求項1記
    載のショーツ。
  4. 【請求項4】前記脚周り弾性部材を第1および第2部材
    で構成し、該第1および第2部材を前記両脚周り凹欠縁
    部の間で交差させて該両凹欠縁部の前部および後部にそ
    れぞれ沿わせ、少なくとも該両凹欠縁部に沿わせた該第
    1および第2部材の両側部分を前記トップおよびバック
    シートの少なくとも一方に接着するとともに、該両凹欠
    縁部の間に延びる該第1および第2部材の中央部分を前
    記トップおよびバックシートならびに前記コアのいずれ
    にも接着することなく前記コアの下面のほぼ中央域に位
    置させてある請求項1記載のショーツ。
  5. 【請求項5】前記バックシートの内面を構成する前記プ
    ラスチックフィルムの前記前後区域の両側部に通気孔群
    を設けてある請求項1記載のショーツ。
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JP3747967B2 (ja) * 1996-11-29 2006-02-22 花王株式会社 使い捨て生理用ショーツ
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US10639212B2 (en) 2010-08-20 2020-05-05 The Procter & Gamble Company Absorbent article and components thereof having improved softness signals, and methods for manufacturing
JP6008408B2 (ja) * 2014-09-30 2016-10-19 大王製紙株式会社 パンツタイプ使い捨ておむつ

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