JPH07154791A - 補間されたビデオ信号を同時に発生させる補間装置 - Google Patents
補間されたビデオ信号を同時に発生させる補間装置Info
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- JPH07154791A JPH07154791A JP20572594A JP20572594A JPH07154791A JP H07154791 A JPH07154791 A JP H07154791A JP 20572594 A JP20572594 A JP 20572594A JP 20572594 A JP20572594 A JP 20572594A JP H07154791 A JPH07154791 A JP H07154791A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/80—Details of filtering operations specially adapted for video compression, e.g. for pixel interpolation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Television Systems (AREA)
- Networks Using Active Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 サブサンプリングされたビデオ信号を補間
し、復元するための補間装置を提供する。 【構成】 ビデオラインのうち、サブサンプリングする
とき、除去された画素値に「0 」を挿入するための「0
」挿入器と、奇数のビデオラインを補間するための第
1補間装置と、偶数のビデオラインを補間するための第
2補間装置と、(N+1)/2 のビデオライン信号を第1およ
び第2補間装置に同時に入力させて、第1および第2補
間装置が同時に連動して奇数のビデオラインと偶数のビ
デオラインを復元するライン遅延器56,57,58,59 とを含
む。
し、復元するための補間装置を提供する。 【構成】 ビデオラインのうち、サブサンプリングする
とき、除去された画素値に「0 」を挿入するための「0
」挿入器と、奇数のビデオラインを補間するための第
1補間装置と、偶数のビデオラインを補間するための第
2補間装置と、(N+1)/2 のビデオライン信号を第1およ
び第2補間装置に同時に入力させて、第1および第2補
間装置が同時に連動して奇数のビデオラインと偶数のビ
デオラインを復元するライン遅延器56,57,58,59 とを含
む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は符号化されたビデオ信号
を復号化する装置に関する。さらに詳しくは、サブサン
プルされたビデオフレーム信号をより速い計算速度で原
ビデオフレーム信号に変換する補間(interpolation) 装
置に関する。
を復号化する装置に関する。さらに詳しくは、サブサン
プルされたビデオフレーム信号をより速い計算速度で原
ビデオフレーム信号に変換する補間(interpolation) 装
置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ビデ
オ電話機および画像会議システム、高品位テレビジョン
のようなディジタルTVシステムにおいては、ビデオフレ
ームの各画素が一連のディジタルデータと表現されるの
で、ビデオ信号をディジタルデータとして表現すると、
多くの量のディジタルデータが発生する。かかるディジ
タルビデオ信号の多くの量のビデオ信号を制限された帯
域幅を有する伝送チャネルへ伝送するためには圧縮が必
要である。
オ電話機および画像会議システム、高品位テレビジョン
のようなディジタルTVシステムにおいては、ビデオフレ
ームの各画素が一連のディジタルデータと表現されるの
で、ビデオ信号をディジタルデータとして表現すると、
多くの量のディジタルデータが発生する。かかるディジ
タルビデオ信号の多くの量のビデオ信号を制限された帯
域幅を有する伝送チャネルへ伝送するためには圧縮が必
要である。
【0003】単純な圧縮の一つの方法としては、サブサ
ンプリング法がディジタルビデオ信号に適用される。サ
ブサンプリング法はディジタルデータでサンプリングさ
れたビデオ信号の一部を再びサンプリングすることで、
たとえば、二つの画素ごとに一つの画素ずつサンプリン
グするか、二つのラインごとに一つのラインまたは二つ
のビデオフレームごとに一つのビデオフレームをサンプ
リングする方法が用いられ、サンプリングされなかった
データは捨てられる。したがって、サブサンプリングさ
れたディジタルビデオ信号の帯域幅はサブサンプリング
率の逆数と比例して低減されることになる。サブサンプ
リングされて伝送されたディジタルビデオ信号は、補間
装置を通じて補間されて再び戻される。
ンプリング法がディジタルビデオ信号に適用される。サ
ブサンプリング法はディジタルデータでサンプリングさ
れたビデオ信号の一部を再びサンプリングすることで、
たとえば、二つの画素ごとに一つの画素ずつサンプリン
グするか、二つのラインごとに一つのラインまたは二つ
のビデオフレームごとに一つのビデオフレームをサンプ
リングする方法が用いられ、サンプリングされなかった
データは捨てられる。したがって、サブサンプリングさ
れたディジタルビデオ信号の帯域幅はサブサンプリング
率の逆数と比例して低減されることになる。サブサンプ
リングされて伝送されたディジタルビデオ信号は、補間
装置を通じて補間されて再び戻される。
【0004】ビデオ信号に通常のサブサンプリング方法
が適用されれば、ビデオラインもサブサンプリングさ
れ、このようにビデオラインがサブサンプリングされた
ビデオ信号に対する補間を行うためには、通常の補間装
置は、ビデオラインのサブサンプリングするとき、捨て
られたビデオラインに「0 」で補われたダミービデオラ
インを挿入して補間するビデオフレームのライン数と原
ビデオライン数とを同一にしたビデオ信号を受けて、ビ
デオフレームの奇数のビデオラインと偶数のビデオライ
ンを順番に戻す。
が適用されれば、ビデオラインもサブサンプリングさ
れ、このようにビデオラインがサブサンプリングされた
ビデオ信号に対する補間を行うためには、通常の補間装
置は、ビデオラインのサブサンプリングするとき、捨て
られたビデオラインに「0 」で補われたダミービデオラ
インを挿入して補間するビデオフレームのライン数と原
ビデオライン数とを同一にしたビデオ信号を受けて、ビ
デオフレームの奇数のビデオラインと偶数のビデオライ
ンを順番に戻す。
【0005】しかし、通常の補間装置は、ダミー(dumm
y) ビデオラインに対しても補間のための演算を行うた
めに、多くの量のむだな演算を行うことになり、奇数の
ビデオラインと偶数のビデオラインとを交互に戻すの
で、復元速度を向上させにくい。
y) ビデオラインに対しても補間のための演算を行うた
めに、多くの量のむだな演算を行うことになり、奇数の
ビデオラインと偶数のビデオラインとを交互に戻すの
で、復元速度を向上させにくい。
【0006】したがって、本発明の目的は、ビデオライ
ンが2:1 とサブサンプリングされたビデオ信号を補間す
ることにおいて、補間装置への入力のために、ビデオラ
インがサブサンプリングされたビデオ信号にダミービデ
オラインを挿入する必要がなく、復元速度が向上された
補間装置を提供することである。
ンが2:1 とサブサンプリングされたビデオ信号を補間す
ることにおいて、補間装置への入力のために、ビデオラ
インがサブサンプリングされたビデオ信号にダミービデ
オラインを挿入する必要がなく、復元速度が向上された
補間装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の補間装置は、N
個のビデオラインを有する原ビデオフレーム信号と(ori
ginal video frame signal) ビデオフレーム信号のビデ
オラインを交互にサブサンプリングして、(N+1)/2 (こ
こで、N は正の整数でかつ奇数である)ビデオラインを
有するサブサンプリングされたビデオフレーム信号に対
して、サブサンプリングされたビデオフレーム信号から
原ビデオフレーム信号を復元し、補間装置が、(N+1)/2
ビデオライン信号を発生させる手段と、補間された奇数
のビデオラインを発生させる第1補間手段と、補間され
た偶数のビデオラインを発生させる第2補間手段と、(N
+1)/2 ビデオラインを同時に第1および第2補間手段に
入力して、第1および第2補間手段が同時に補間された
奇数のビデオラインと偶数のビデオラインを発生させう
るようにする手段とを含むことを特徴としている。
個のビデオラインを有する原ビデオフレーム信号と(ori
ginal video frame signal) ビデオフレーム信号のビデ
オラインを交互にサブサンプリングして、(N+1)/2 (こ
こで、N は正の整数でかつ奇数である)ビデオラインを
有するサブサンプリングされたビデオフレーム信号に対
して、サブサンプリングされたビデオフレーム信号から
原ビデオフレーム信号を復元し、補間装置が、(N+1)/2
ビデオライン信号を発生させる手段と、補間された奇数
のビデオラインを発生させる第1補間手段と、補間され
た偶数のビデオラインを発生させる第2補間手段と、(N
+1)/2 ビデオラインを同時に第1および第2補間手段に
入力して、第1および第2補間手段が同時に補間された
奇数のビデオラインと偶数のビデオラインを発生させう
るようにする手段とを含むことを特徴としている。
【0008】第1および第2補間手段は、(N+1)/2 個の
1次元横(transversal )フィルターを従属連結した2
次元対称フィルターであるのが好ましい。
1次元横(transversal )フィルターを従属連結した2
次元対称フィルターであるのが好ましい。
【0009】
【実施例】つぎに、本発明の実施例について図面を参照
しながらより詳しく説明する。
しながらより詳しく説明する。
【0010】図1は、ビデオ信号に対して、通常のサブ
サンプリング法を適用して、本発明による補間装置とし
てこれを復元するビデオ信号コーディングシステムのブ
ロック図である。このビデオ信号コーディングシステム
は、符号化器10および通信チャネル20、復号化器30とを
含む。
サンプリング法を適用して、本発明による補間装置とし
てこれを復元するビデオ信号コーディングシステムのブ
ロック図である。このビデオ信号コーディングシステム
は、符号化器10および通信チャネル20、復号化器30とを
含む。
【0011】符号化器10は前段フィルター器11とダウン
サンプリング回路12とを含み、原ビデオフレーム信号入
力をサブサンプリングする。原ビデオフレーム信号は、
各々多数の画素を含む多数のビデオラインからなり、前
段フィルター器11に入力される。前段フィルター器11は
入力された原ビデオフレーム信号の高品位を維持しなが
ら、入力された原ビデオフレーム信号の周波数スペクト
ラムを形成する。フィルターされたビデオフレーム信号
はダウンサンプリング回路12に入力され、ダウンサンプ
リング回路12はフィルターされたビデオフレーム信号を
サブサンプリングする。サブサンプリングされたビデオ
フレーム信号は、通信チャネル20を通じて受信機を含む
復号化器30へ伝送される。
サンプリング回路12とを含み、原ビデオフレーム信号入
力をサブサンプリングする。原ビデオフレーム信号は、
各々多数の画素を含む多数のビデオラインからなり、前
段フィルター器11に入力される。前段フィルター器11は
入力された原ビデオフレーム信号の高品位を維持しなが
ら、入力された原ビデオフレーム信号の周波数スペクト
ラムを形成する。フィルターされたビデオフレーム信号
はダウンサンプリング回路12に入力され、ダウンサンプ
リング回路12はフィルターされたビデオフレーム信号を
サブサンプリングする。サブサンプリングされたビデオ
フレーム信号は、通信チャネル20を通じて受信機を含む
復号化器30へ伝送される。
【0012】復号化器30は、「0 」挿入器31と補間回路
32を含み、サブサンプリングされたビデオフレーム信号
を復元する。サブサンプリングされたビデオフレーム信
号は「0 」挿入器に入力され、「0 」挿入器はビデオフ
レーム信号が水平方向へサブサンプリングされるばあ
い、サブサンプリングするとき残りの画素値を有するビ
デオラインで捨てられた画素値に「0 」を挿入して補間
回路32に入力されるビデオラインの画素数が原ビデオフ
レームのビデオライン画素数と同じになるようにする。
「0 」が挿入されたビデオフレーム信号の各ビデオライ
ンなどは一つずつ順番に補間回路32に入力される。補間
回路32は、「0 」が挿入されたビデオラインを受けて原
ビデオフレーム信号を復元する。
32を含み、サブサンプリングされたビデオフレーム信号
を復元する。サブサンプリングされたビデオフレーム信
号は「0 」挿入器に入力され、「0 」挿入器はビデオフ
レーム信号が水平方向へサブサンプリングされるばあ
い、サブサンプリングするとき残りの画素値を有するビ
デオラインで捨てられた画素値に「0 」を挿入して補間
回路32に入力されるビデオラインの画素数が原ビデオフ
レームのビデオライン画素数と同じになるようにする。
「0 」が挿入されたビデオフレーム信号の各ビデオライ
ンなどは一つずつ順番に補間回路32に入力される。補間
回路32は、「0 」が挿入されたビデオラインを受けて原
ビデオフレーム信号を復元する。
【0013】図2には、ビデオ信号に対して通常のサブ
サンプリング法を適用した例が示されている。原ビデオ
フレーム信号は、前述した通り、多数の画素を含む多数
のビデオラインから構成される。説明の便宜のために、
原ビデオフレーム信号40が9×9 行列、すなわち、「X
」と表示される九つの画素を有するビデオラインL1か
らL9までの九つのビデオラインから構成されると仮定す
る。図1のダウンサンプリング回路12でビデオフレーム
信号40は水平方向へ4:1,垂直方向へ2:1 にサブサンプリ
ングされて、サブサンプリングされたビデオフレーム信
号50に変換される。このようなサブサンプリング法によ
りサブサンプリングするばあい、一つのビデオフレーム
の原ビデオライン数が正数(ただし奇数)N とすると
き、サブサンプリングされたビデオフレームのビデオラ
インの数は(N+1)/2 となる。サブサンプリングされたビ
デオフレーム信号50において、サンプリングされず捨て
られた画素は、「・」と表示され、サンプリングされて
残った画素は「X 」と表示されている。かかるサブサン
プリングにより、サブサンプリングされたビデオフレー
ム信号50には、ビデオラインL1およびL3,L5,L7,L9 だけ
が残り、ビデオラインL2およびL4,L6,L8は捨
てられる。
サンプリング法を適用した例が示されている。原ビデオ
フレーム信号は、前述した通り、多数の画素を含む多数
のビデオラインから構成される。説明の便宜のために、
原ビデオフレーム信号40が9×9 行列、すなわち、「X
」と表示される九つの画素を有するビデオラインL1か
らL9までの九つのビデオラインから構成されると仮定す
る。図1のダウンサンプリング回路12でビデオフレーム
信号40は水平方向へ4:1,垂直方向へ2:1 にサブサンプリ
ングされて、サブサンプリングされたビデオフレーム信
号50に変換される。このようなサブサンプリング法によ
りサブサンプリングするばあい、一つのビデオフレーム
の原ビデオライン数が正数(ただし奇数)N とすると
き、サブサンプリングされたビデオフレームのビデオラ
インの数は(N+1)/2 となる。サブサンプリングされたビ
デオフレーム信号50において、サンプリングされず捨て
られた画素は、「・」と表示され、サンプリングされて
残った画素は「X 」と表示されている。かかるサブサン
プリングにより、サブサンプリングされたビデオフレー
ム信号50には、ビデオラインL1およびL3,L5,L7,L9 だけ
が残り、ビデオラインL2およびL4,L6,L8は捨
てられる。
【0014】サブサンプリングされたビデオフレーム信
号50は、通信チャネル30を通じて「0 」挿入器31へ伝達
される。「0 」挿入器31においては、ビデオラインL1お
よびL3,L5,L7,L9 の捨てられた画素値に「0 」が挿入さ
れ、「0 」が挿入されたビデオラインは順番に補間回路
32へ伝達される。
号50は、通信チャネル30を通じて「0 」挿入器31へ伝達
される。「0 」挿入器31においては、ビデオラインL1お
よびL3,L5,L7,L9 の捨てられた画素値に「0 」が挿入さ
れ、「0 」が挿入されたビデオラインは順番に補間回路
32へ伝達される。
【0015】図3と図4には、図1の補間回路32に対す
る詳細図と図3に示された1次元横フィルターの詳細図
が示されている。補間回路32は第1演算経路と第2演算
経路とを含み、各々は2次元対称フィルターから構成さ
れる。補間回路32が2次元対称フィルターから構成され
る理由は、補間フィルターのフィルター係数が水平およ
び垂直方向へ対称になるためである。
る詳細図と図3に示された1次元横フィルターの詳細図
が示されている。補間回路32は第1演算経路と第2演算
経路とを含み、各々は2次元対称フィルターから構成さ
れる。補間回路32が2次元対称フィルターから構成され
る理由は、補間フィルターのフィルター係数が水平およ
び垂直方向へ対称になるためである。
【0016】二つの2次元対称フィルターから構成され
た二つの経路は同時に連動して、ビデオフレーム上の9
×9 の正方形のウインドウ領域に対して補間フィルタリ
ングすることになる。
た二つの経路は同時に連動して、ビデオフレーム上の9
×9 の正方形のウインドウ領域に対して補間フィルタリ
ングすることになる。
【0017】第1演算経路は1次元横フィルター51およ
び52,53 が連結されて構成された2次元対称フィルター
を含む。各1次元横フィルターは、2次元対称フィルタ
ーがマトリクスパターンのm ×n (たとえば、9 ×9 )
の画素をフィルタリングするために、((m+1)/2) ×((n+
1)/2) (たとえば、5 ×5 )個のフィルターセルを含む
ように多数のフィルターセルを含み、掛け算−加算演算
(multiply-add:MA) 機能を有する。ただしm とn は奇数
である。補間フィルターのフィルター係数が水平方向に
対称であるから、九つの画素に対して演算するための各
1次元横フィルターのセルの数は五つになる。かかる2
次元対称フィルターに対しては、クリストフ ジョンブ
ランク(Christophe Joanblanq)らによる「ア 54MHz CM
OS プログラマブルビデオシグナルプロセッサー フォ
ー HDTV アプリケーション(A 54-MHz CMOS Programab
le Video Signal Processor for HDTV Application) 」
(アイイーイーイー ジャーナル オブ ソリッド−ス
テート サーキット 25 (IEEE Journal of Solid-Stat
e Circuit.25),(No.3,730-734 頁(1990 年6 月))により
詳細に説明されている。
び52,53 が連結されて構成された2次元対称フィルター
を含む。各1次元横フィルターは、2次元対称フィルタ
ーがマトリクスパターンのm ×n (たとえば、9 ×9 )
の画素をフィルタリングするために、((m+1)/2) ×((n+
1)/2) (たとえば、5 ×5 )個のフィルターセルを含む
ように多数のフィルターセルを含み、掛け算−加算演算
(multiply-add:MA) 機能を有する。ただしm とn は奇数
である。補間フィルターのフィルター係数が水平方向に
対称であるから、九つの画素に対して演算するための各
1次元横フィルターのセルの数は五つになる。かかる2
次元対称フィルターに対しては、クリストフ ジョンブ
ランク(Christophe Joanblanq)らによる「ア 54MHz CM
OS プログラマブルビデオシグナルプロセッサー フォ
ー HDTV アプリケーション(A 54-MHz CMOS Programab
le Video Signal Processor for HDTV Application) 」
(アイイーイーイー ジャーナル オブ ソリッド−ス
テート サーキット 25 (IEEE Journal of Solid-Stat
e Circuit.25),(No.3,730-734 頁(1990 年6 月))により
詳細に説明されている。
【0018】図4には、五つのセルを有する1次元横フ
ィルターが示されており、各セルはMA機能で画素値とフ
ィルター係数h0を掛けるための乗算器81と加算器91とを
含んでおり、画素遅延器71が二つのフィルターのセルの
あいだに連結される。図3に示されるように、本発明に
よって、「0 」が挿入された奇数のビデオライン信号の
うち、九つの画素値を有するL1およびL9がライン遅延器
56および57,58,59と加算器61を通じて1次元横フィルタ
ー51に入力される。各ライン遅延器の遅延時間は、「0
」が挿入された各奇数のビデオラインが同時に加算器6
1に伝達されうる、ビデオライン時間に1次元横フィル
ターの演算時間を加減したものである。同じように、
「0 」が挿入された奇数のビデオラインL3およびL7がラ
イン遅延器56および57,58 と加算器62を通じて1 次元横
フィルター52に伝達され、「0 」が挿入されたビデオラ
インL5がライン遅延器56および57を通じて「0 」入力と
共に加算器63に入力され、その演算結果が1次元横フィ
ルター53に入力される。偶数ビデオラインL2およびL4,L
6,L8を除いた5 ×9 の入力画素値(L1およびL3,L5,L7,L
9 )に対して、補間フィルタリングを行うために、第1
演算経路は三つの1次元横フィルター51および52,53 を
含む。第1演算経路の三つの1次元横フィルター51およ
び52,53 により補間フィルタリングされて、復元された
偶数のビデオラインが1次元横フィルター53により出力
される。
ィルターが示されており、各セルはMA機能で画素値とフ
ィルター係数h0を掛けるための乗算器81と加算器91とを
含んでおり、画素遅延器71が二つのフィルターのセルの
あいだに連結される。図3に示されるように、本発明に
よって、「0 」が挿入された奇数のビデオライン信号の
うち、九つの画素値を有するL1およびL9がライン遅延器
56および57,58,59と加算器61を通じて1次元横フィルタ
ー51に入力される。各ライン遅延器の遅延時間は、「0
」が挿入された各奇数のビデオラインが同時に加算器6
1に伝達されうる、ビデオライン時間に1次元横フィル
ターの演算時間を加減したものである。同じように、
「0 」が挿入された奇数のビデオラインL3およびL7がラ
イン遅延器56および57,58 と加算器62を通じて1 次元横
フィルター52に伝達され、「0 」が挿入されたビデオラ
インL5がライン遅延器56および57を通じて「0 」入力と
共に加算器63に入力され、その演算結果が1次元横フィ
ルター53に入力される。偶数ビデオラインL2およびL4,L
6,L8を除いた5 ×9 の入力画素値(L1およびL3,L5,L7,L
9 )に対して、補間フィルタリングを行うために、第1
演算経路は三つの1次元横フィルター51および52,53 を
含む。第1演算経路の三つの1次元横フィルター51およ
び52,53 により補間フィルタリングされて、復元された
偶数のビデオラインが1次元横フィルター53により出力
される。
【0019】第2演算経路は1次元横フィルター54およ
び55が連結された構成の2次元対称フィルターである。
「0 」が挿入された奇数のビデオラインL3およびL9が
ライン遅延器56および57,58,59と加算器64を通じて1次
元横フィルター54に入力される。同じように、「0 」が
挿入された奇数のビデオラインL5およびL7がライン遅延
器56および57,58 と加算器65を通じて1次元横フィルタ
ー55に入力される。偶数ラインL2およびL4,L6,L8が除か
れた4 ×9 の入力画素値(L3およびL5,L7,L9)に対し
て、補間フィルタリングを行うために、第2演算経路は
二つの1次元横フィルター54および55を含む。第2演算
経路の二つの1次元横フィルター54および55により補間
フィルタリングされて復元された奇数のビデオラインが
1次元横フィルター55により出力される。
び55が連結された構成の2次元対称フィルターである。
「0 」が挿入された奇数のビデオラインL3およびL9が
ライン遅延器56および57,58,59と加算器64を通じて1次
元横フィルター54に入力される。同じように、「0 」が
挿入された奇数のビデオラインL5およびL7がライン遅延
器56および57,58 と加算器65を通じて1次元横フィルタ
ー55に入力される。偶数ラインL2およびL4,L6,L8が除か
れた4 ×9 の入力画素値(L3およびL5,L7,L9)に対し
て、補間フィルタリングを行うために、第2演算経路は
二つの1次元横フィルター54および55を含む。第2演算
経路の二つの1次元横フィルター54および55により補間
フィルタリングされて復元された奇数のビデオラインが
1次元横フィルター55により出力される。
【0020】以上、本発明を特定の実施例に基づいて開
示したが、本発明の範囲を逸脱することなく、当業者は
種々の改変をなしうるであろう。
示したが、本発明の範囲を逸脱することなく、当業者は
種々の改変をなしうるであろう。
【0021】
【発明の効果】本発明の補間装置はサブサンプリングさ
れたビデオフレーム信号に対して、ダミービデオライン
を挿入する必要がなく、したがって、むだな演算を減ら
しうる。また、同時に連動の作用を行う二つの演算経路
によって奇数のビデオラインと偶数のビデオラインを同
時に復元し、サブサンプリングされたビデオフレームの
復元のための演算速度を向上させることができる。
れたビデオフレーム信号に対して、ダミービデオライン
を挿入する必要がなく、したがって、むだな演算を減ら
しうる。また、同時に連動の作用を行う二つの演算経路
によって奇数のビデオラインと偶数のビデオラインを同
時に復元し、サブサンプリングされたビデオフレームの
復元のための演算速度を向上させることができる。
【図1】本発明の補間装置を採用したビデオ信号コーデ
ィングシステムのブロック図である。
ィングシステムのブロック図である。
【図2】サブサンプリングされた画素パターンに対する
説明図である。
説明図である。
【図3】図1の補間装置のブロック図である。
【図4】図3の1次元横フィルターの詳細図である。
10 符号化器 11 前段フィルター 12 ダウンサンプリング回路 20 通信チャネル 30 復号化器 31 「0 」挿入器 32 補間回路 51、52、53、54、55 1次元横フィルター 56、57、58、59 ライン遅延器 61、62、63、64、65 加算器
Claims (2)
- 【請求項1】 N 個のビデオラインを有する原ビデオフ
レーム信号とビデオフレーム信号のビデオラインを交互
にサブサンプリングして、(N+1)/2 (N は正の整数かつ
奇数である)ビデオラインを有するサブサンプリングさ
れたビデオフレーム信号に対して、サブサンプリングさ
れたビデオフレーム信号から前記原ビデオフレーム信号
を復元する補間装置において、 (N+1)/2 ビデオライン信号を発生させる手段と、 補間された奇数のビデオラインを発生させる第1補間手
段と、 補間された偶数のビデオラインを発生させる第2補間手
段と、 (N+1)/2 ビデオラインを同時に第1および第2補間手段
に入力して、第1および第2補間手段が同時に補間され
た奇数のビデオラインと偶数のビデオラインを発生させ
うるようにする手段とを含むことを特徴とする補間装
置。 - 【請求項2】 第1および第2補間手段が、(N+1)/2 個
の1次元トランバースフィルターを従属連結した2次元
対称フィルターである請求項1記載の補間装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR93-17202 | 1993-08-31 | ||
KR1019930017202A KR970008103B1 (ko) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 2차원 디지탈 필터 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07154791A true JPH07154791A (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=19362461
Family Applications (1)
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Country Status (2)
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KR100910323B1 (ko) * | 2007-12-17 | 2009-07-31 | 주식회사 해답 | 다중 신호를 필터링하기 위한 디지털 필터 및 이를 이용한필터링 방법 |
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Also Published As
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