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JPH07150991A - 自動変速機付内燃エンジンの制御装置 - Google Patents

自動変速機付内燃エンジンの制御装置

Info

Publication number
JPH07150991A
JPH07150991A JP5320987A JP32098793A JPH07150991A JP H07150991 A JPH07150991 A JP H07150991A JP 5320987 A JP5320987 A JP 5320987A JP 32098793 A JP32098793 A JP 32098793A JP H07150991 A JPH07150991 A JP H07150991A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
valve
range
automatic transmission
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5320987A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunori Ebara
安則 江原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP5320987A priority Critical patent/JPH07150991A/ja
Publication of JPH07150991A publication Critical patent/JPH07150991A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン温度の低い低負荷・低回転運転時で
あってもその走行性に支障を生じることなく、インギヤ
時のインギヤショックを低減することができる自動変速
機付内燃エンジンの制御装置を提供する。 【構成】 ステップS21でフラグFNP(n)が
「0」で且つフラグFNP(n−1)が「1」か否かを
判別し、今回のシフトポジションがNレンジ又はPレン
ジ以外であって前回のシフトポジションがNレンジ又は
PレンジのときはタイマtmDLYを所定値T2に設定
する(S22)。そして、タイマtmDLYのタイマ値
が「0」となり且つフラグFVTECが「0」に設定さ
れていると判別されたときは基本点火進角値θIGMに
遅角補正係数KRを乗算して点火進角値θIGを算出し
(S23→S24)、点火時期を遅角させる。また、F
VTECが「0」のときは2個の吸気弁のうち一方の吸
気弁を休止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動変速機付内燃エンジ
ンの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動変速機付内燃エンジンに
おいては、アクセルペダルを踏み込みながらニュートラ
ルレンジ(以下、「Nレンジ」という)やパーキングレ
ンジ(以下、「Pレンジ」という)等の停止レンジから
ドライブレンジ(以下、「Dレンジ」という)等の走行
レンジにインギヤした場合や、或いはかかるインギヤを
施した直後にアクセルペダルを踏み込んで急発進した場
合等においては大きな変速衝撃(インギヤショック)が
生じることが知られており、かかるインギヤショックを
低減する手法として、点火時期を遅角制御してギヤへの
伝達開始時におけるエンジン出力の低減を図った技術が
既に提案されている(例えば、特開昭61−10522
8号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、インギヤショック対策として点火時
期を遅角してエンジン出力を低下させているが、エンジ
ン温度の低いエンジンの低負荷・低回転運転状態のとき
は燃焼性が悪く且つエンジンの摩擦抵抗も大きくしかも
エンジン出力が小さいため、失火やエンジン回転数の低
下等を招来し、エンジンストールに至る虞があるという
問題点があった。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであって、エンジン温度の低い低負荷・低回転運転
時であってもその走行性に支障が生じることなく、イン
ギヤ時のインギヤショックを低減することができる自動
変速機付内燃エンジンの制御装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、内燃エンジンの各気筒の夫々に配設された
複数の吸気弁及び排気弁と、少なくともエンジン回転数
とエンジンの負荷状態とを含むエンジンの運転状態を検
出する運転状態検出手段と、該運転状態検出手段の検出
結果に応じて前記内燃エンジンの点火進角値を算出する
点火進角値算出手段と、自動変速機のシフトポジション
が停止レンジから走行レンジに移行したことを検出する
インギヤ検出手段とを備えた自動変速機付内燃エンジン
の制御装置において、前記運転状態検出手段によりエン
ジンの運転状態が所定の低負荷低回転領域にあるか否か
を判別する判別手段と、前記判別手段によりエンジンの
運転状態が所定の低負荷低回転領域にあると判別された
ときは前記吸気弁のうち一部の吸気弁の作動を実質的に
休止させる休止手段と、前記インギヤ検出手段により停
止レンジから走行レンジへの移行が検出され且つ前記一
部の吸気弁が実質的に休止状態にあるときに前記点火進
角値を遅角制御する遅角制御手段とを備えていることを
特徴としている。
【0006】尚、上述した実質的に休止状態にあると
は、吸気弁が全閉状態にあるとき、及び吸気弁の弁リフ
ト量(弁開度)が所定の微小リフト量(例えば、0.5
〜1.5mm)にあるときをいうものとする。
【0007】
【作用】上記構成によれば、エンジンの運転状態が所定
の低負荷低回転領域にあるときは、複数の吸気弁のうち
一部の吸気弁が休止状態とされ、かかる休止状態のとき
で且つインギヤ状態を検出するときのみ点火進角値が遅
角方向に補正され、エンジンストールのおそれなく確実
にインギヤショックを低減することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳説す
る。
【0009】図1は本発明に係る自動変速機付内燃エン
ジンの制御装置の一実施例を示す全体構成図である。
【0010】図中、1は各シリンダに吸気弁と排気弁と
を各1対宛設けたDOHC直列4気筒の内燃エンジン
(以下、単に「エンジン」という)であって、該エンジ
ン1の吸気ポートには吸気管2が接続され、排気ポート
には排気管3が接続されている。さらに、吸気管2の途
中にはスロットルボディ4が設けられ、その内部にはス
ロットル弁4′が配されている。また、スロットル弁
4′にはスロットル弁開度(θTH)センサ5が連結さ
れており、スロットル弁4′の開度に応じた電気信号を
出力して電子コントロールユニット(以下「ECU」と
いう)6に供給する。
【0011】また、吸気管2のスロットル弁4′の下流
側には分岐管7が設けられ、該分岐管7の先端には絶対
圧(PBA)センサ8が取付けられている。該PBAセ
ンサ8はECU6に電気的に接続されており、吸気管2
内の絶対圧PBAは前記PBAセンサ8により電気信号
に変換されてECU6に供給される。
【0012】また、分岐管7の下流側の吸気管2の管壁
には吸気温(TA)センサ9が装着され、該TAセンサ
9により検出された吸気温TAは電気信号に変換され、
ECU6に供給される。
【0013】燃料噴射弁10は、吸気管2の途中であっ
てエンジン1とスロットル弁4′との間に各気筒毎に設
けられ、且つ図示しない燃料ポンプに接続されるととも
にECU6に電気的に接続され、当該ECU6からの信
号により燃料噴射の開弁時間が制御される。
【0014】エンジン1のシリンダブロックの冷却水が
充満した気筒周壁にはサーミスタ等からなるエンジン水
温(TW)センサ11が挿着され、該TWセンサ11に
より検出されたエンジン冷却水温TWは電気信号に変換
されてECU6に供給される。
【0015】また、エンジン1のカム軸周囲又はクラン
ク軸周囲にはエンジン回転数(NE)センサ12及び気
筒判別(CYL)センサ13が取り付けられている。
【0016】NEセンサ12はエンジン1のクランク軸
の180度回転毎に所定のクランク角度位置で信号パル
ス(以下、「TDC信号パルス」という)を出力し、ま
たCYLセンサ13は特定の気筒の所定のクランク角度
位置で信号パルス(以下、「CYL信号パルス」とい
う)を出力し、これらの各信号パルスはECU6に供給
される。
【0017】エンジン1の各気筒の点火プラグ14は、
ECU5に電気的に接続され、ECU5により点火時期
が制御される。
【0018】エンジン1のシリンダヘッドには吸排気弁
の開閉弁を制御する動弁制御部15が連設されている。
吸気弁は、後述するようにそのバルブタイミング(弁リ
フト量及び開弁期間)が、エンジンの高速回転領域に適
した高速バルブタイミング(高速V/T)と、低速回転
領域に適した低速バルブタイミング(低速V/T)との
2段階に切換可能とされ、前記動弁制御部15は、前記
バルブタイミングの切換を行う切換機構(図示せず)の
油圧を高/低に切り換える電磁弁16と、前記切換機構
の油圧を検出する油圧(POIL)センサ17とを有し
ている。そして、これら電磁弁16及びPOILセンサ
17はECU6に電気的に接続され、ECU6によりそ
の動作が制御される。
【0019】また、エンジン1と車輪(図示せず)との
間には流体クラッチ等からなる自動変速機19が介装さ
れ、シフトレバー(図示せず)を操作することによって
Pレンジ、Nレンジ或いはDレンジ等シフトポジション
の変更が可能とされている。
【0020】また、自動変速機19にはシフトポジショ
ン(SPN)センサ20が取り付けられ、該SPNセン
サ20により自動変速機19のシフトポジションが検出
されてその出力信号がECU6に供給される。
【0021】また、前記車輪には車速(VSP)センサ
20が取り付けられている。そして、前記自動変速機1
9を介してエンジン1により駆動される前記車輪の車速
(VSP)は、前記VSPセンサ21により検出されて
その出力信号がECU6に供給される。
【0022】しかして、ECU5は上述の各種センサか
らの入力信号波形を整形して電圧レベルを所定レベルに
修正し、アナログ信号値をデジタル信号値に変換する等
の機能を有する入力回路5aと、中央演算処理回路(以
下「CPU」という)5bと、該CPU5bで実行され
る各種演算プログラムや後述する各種マップ及び演算結
果等を記憶するROM及びRAMからなる記憶手段5c
と、前記燃料噴射弁10や点火プラグ14さらには動弁
制御部15に駆動信号を供給する出力回路5dとを備え
ている。
【0023】また、CPU5bはエンジンの運転状態及
び自動変速機19のシフトポジション等に応じて数式
(1)に基づきエンジンの点火時期を決定する点火進角
値θIGを算出する。
【0024】θIG=θIGM×KR …(1) ここで、θIGMはエンジン回転数NEと吸気管内絶対
圧PBAとに応じて設定される基本点火進角値であっ
て、このθIGM値を決定するためのθIGMマップと
して、低速V/T用(θIGMLマップ)と高速V/T
用(θIGMHマップ)の2つのマップが記憶手段5c
(ROM)に記憶されている。
【0025】また、KRは遅角補正係数であって、後述
するようにシフトポジションがPレンジ又はNレンジか
らDレンジにインギヤされ且つ所定の低負荷低回転運転
状態にあるときは、点火時期を遅角側に補正すべく
「1.0以下」の所定値に設定され、その以外のときは
「1.0」に設定される。
【0026】図2はエンジン1の要部縦断面図であっ
て、該エンジン1はシリンダロッド22を介してクラン
ク軸23に連結されたピストン24を嵌合してなる4個
のシリンダ25が並設されたシリンダブロック26と、
該シリンダブロック26の上方に結合されたシリンダヘ
ッド27とを備えている。また、シリンダヘッド27
は、前記ピストン24の上方に対応する部分に一対の吸
気口28a及び一対の排気口28bが形成され、さらに
吸気口28aはシリンダヘッド27の一方の側面に開口
する吸気ポート29aに連なり、排気口28bはシリン
ダヘッド27の他方の側面に開口する排気ポート29b
に連なっている。
【0027】シリンダヘッド27に固着された弁ガイド
30a,30bには一対の吸気弁31a及び排気弁31
bが挿通され、さらに、前記吸気弁31a及び排気弁3
1bの鍔部33a,33bとシリンダヘッド27との間
には弁ばね34a,34bが縮設されており、該弁ばね
34a,34bにより吸気弁31a及び排気弁31bは
図中上方(閉弁方向)に向けて弾発付勢される。
【0028】また、ピストン24の上方と吸気口28a
及び排気口28bとで囲繞された部分には燃焼室32が
形成されている。
【0029】さらに、排気弁31bの上方には排気弁用
カム35bが嵌合された排気弁用カム軸36bが配設さ
れる一方、吸気弁31aの上方には低速時常動用カム3
5a-1(以下、「常動用カム」という),高速用カム3
5a-2、及び低速時休止用カム35a-3(以下、「休止
用カム」という)が夫々嵌合された吸気弁用カム軸36
aが配設され、これらカム軸36a、36bは、タイミ
ングベルト(図示せず)を介してクランク軸23に連結
されている。
【0030】また、吸気弁31a及び排気弁31bの上
方には基端がシリンダヘッド27のロッカ軸39a、3
9bに揺動自在に枢着されたロッカアーム40a、40
bが配設されている。該ロッカアーム40a、40b
は、そのスリッパ面41a、41bの表面側が略凸状の
円弧状に形成されて前記カム35a-1,35a-2、35
a-3、35bに摺接されると共に、該スリッパ面41
a、41bの裏面側は吸気弁31a及び排気弁31bに
当接され、該ロッカアーム40a、40bにより吸気弁
31a及び排気弁31bは下方に押圧されている。
【0031】図3は、吸気弁側の動弁機構を示した詳細
図(図2の(A−A)矢視断面図)であって、吸気弁3
1a-1,31a-2のバルブタイミングが切換可能に構成
されている。
【0032】すなわち、カム軸36aには前述したよう
に常動用カム35a-1、高速用カム35a-2、及び休止
用カム35a-3が外嵌されている。また、前記ロッカ軸
39aにはこれらカム35a-1,35a-2、35a-3に
対応した低速時常動用ロッカアーム40a-1(以下、
「常動用ロッカアーム」という)、自由ロッカアーム4
0a-2、及び低速時休止用ロッカアーム40a-3(以
下、「休止用ロッカアーム」という)が枢支されてい
る。
【0033】図4は上記バルブタイミングの切換を行う
連結切換機構の詳細図(図3の(B−B)矢視断面図)
であって、バルブタイミングが高速V/Tに設定された
状態を示している。
【0034】すなわち、上記連結切換機構は、常動用ロ
ッカアーム40a-1と自由ロッカアーム40a-2とを連
結可能とする第1の切換ピン42と、自由ロッカアーム
40a-3と休止用ロッカアーム40a-3とを連結可能と
する第2の切換ピン43と、第1及び第2の切換ピン4
2,43の移動を規制する規制ピン44と、これらピン
42〜44を連結解除側に弾発付勢する戻しばね45と
を備えている。
【0035】さらに、常動用ロッカアーム40a-1は、
自由ロッカアーム40a-2側が開放状とされた有底形状
の第1のガイド穴46がロッカ軸39aと平行に凹設さ
れており、また該第1のガイド穴46に第1の切換ピン
42が摺動可能に嵌合され、第1の切換ピン42の一端
側と第1のガイド穴46の閉塞端との間に油圧室47が
画成されている。さらに、常動用ロッカアーム40a-1
には油圧室47に連通する通路48が貫設され、かつロ
ッカ軸39aには給油路49が穿設されている。該給油
路49は常動用ロッカアーム40a-1の揺動状態に拘ら
ず通路48を介して油圧室47に常時連通する。
【0036】自由ロッカアーム40a-2は、第1のガイ
ド穴46と対向状にガイド孔50が前記自由ロッカアー
ム40a-2の両側面間に亙って貫設されており、一端が
第1の切換ピン42に当接される第2の切換ピン43が
前記ガイド孔50に摺動可能に嵌合されている。
【0037】休止用ロッカアーム40a-3は、第2のガ
イド穴51が、前記ガイド孔50と対向する位置に前記
ロッカ軸39aと平行に貫設されており、また第1のガ
イド穴50との対向面と反対側の第2のガイド穴51の
開放端には案内筒52が嵌合されており、さらに規制ピ
ン44が該案内筒52に摺動可能に嵌合されている。ま
た、戻しばね45は案内筒52及び第2の切換ピン43
間に縮設されており、この戻しばね45により各ピン4
2〜44が油圧室47(連結解除)側に弾発付勢され
る。尚、54は空気抜き孔である。
【0038】しかして、前記ロッカ軸39a内の給油路
49は、切換弁17を介してオイルポンプ55に接続さ
れ、該オイルポンプ55にはオイルタンク56からのオ
イルが供給される。そして、該切換弁17の切換作動に
より給油路49内の油圧、すなわち油圧室47内の油圧
が高/低に切換えられる。かかる切換弁17の作動は電
磁弁16を介してECU6により制御される。
【0039】次に、上記吸気弁31aの動作を説明す
る。
【0040】ECU6から電磁弁16に対して開弁指令
信号が出力されると、該電磁弁16が開弁作動し、切換
弁17が開弁作動して給油路49の油圧が上昇する。そ
の結果、図4に示すように、油圧室47の油圧が高くな
って第1の切換ピン42がガイド孔50側(図中、右
方)に摺動するとともに第2の切換ピン43が第2のガ
イド穴51側(図中、右方)に摺動して、各ロッカアー
ム40a-1、40a-2、40a-3が連結される。そし
て、高速用カム35aにより、各ロッカアーム40a-
1、40a-2、40a-3が一体的に作動し、一対の吸気
弁31a-1,31a-2が、開弁期間とリフト量を比較的
大きくした高速バルブタイミングで開閉作動する。
【0041】一方、ECU6から電磁弁16に対して閉
弁指令信号が出力されると、電磁弁16、切換弁17が
閉弁作動し、給油路49の油圧が低下する。その結果、
図5に示すように、油圧室47の油圧が低下し、戻しば
ね45の油圧室47側(図中、左方)への弾発付勢力に
よって第1の切換ピン42は一端が第1のガイド穴46
の底部に当接すると共に、第2の切換ピン43はガイド
孔50内に収まり、各ロッカアーム40a-1、40a-
2、40a-3の連結状態が解除される。そして、図6に
示すように、2個の吸気弁31a-1,31a-2のうち一
方の吸気弁31a-1のみが開弁期間とリフト量を小さく
した低速バルブタイミングで作動し、他方の吸気弁28
a-2は作動を休止して閉弁状態となる。
【0042】図7は吸気弁の弁リフト量とカム角度との
関係を示した図であって、横軸はカム角度(°)、縦軸
は弁リフト量(mm)を示している。また、図中、一点鎖
線は高速用カム35a-2の回動により開閉駆動する吸気
弁31a-1,31a-2の弁リフト特性を示し、破線は常
動用カム35a-1の回動により開閉駆動する一方の吸気
弁31a-1の弁リフト特性を示し、実線は休止用カム3
5a-3により略休止状態にあるときの他方の吸気弁31
a-2の弁リフト特性を示している。
【0043】この図7から明らかなように、吸気弁31
a-2は連結切換機構により連結状態が解除されていても
油圧や戻しばね45の弾発付勢力等の影響によりBDC
(下死点)近傍で若干の開弁状態(例えば、弁リフト量
で0.5〜1.5mm)となるが実質的には閉弁状態にあ
り、後述のするスワールの形成に影響を与えるものでは
ない。
【0044】しかして、上記CPU5bは、自動変速機
19のシフトポジションがPレンジ又はNレンジからD
レンジに移行したことを検出するインギヤ検出手段と、
エンジンの運転状態が所定の低負荷低回転領域にあるか
否かを判別する判別手段と、エンジンの運転状態が所定
の低負荷低回転領域にあると判別されたときは一対の吸
気弁31a-1,31a-2のうちの一方の吸気弁の作動を
実質的に休止させる休止手段と、インギヤを検出し且つ
一方の吸気弁31a-2が実質的に休止状態にあるときに
点火進角値θIGを遅角制御する遅角制御手段とを備え
ている。
【0045】以下、これらの制御手順について説明す
る。
【0046】図8は上記吸気弁31a-1、31a-2の動
弁制御を行う動弁制御ルーチンのフローチャートであっ
て、本プログラムはTDC信号パルスの発生と同期して
実行される。
【0047】まず、ステップS1ではエンジン回転数N
Eが所定の高回転数NVTHより低いか否かを判別す
る。そして、エンジン回転数NEが所定の高回転数NV
THより低いときはステップS2に進む一方、エンジン
回転数NEが所定の高回転数NVTHより低くないと
き、すなわち、NE≧NVTHが成立するときはステッ
プS10に進んでフラグFVTECを「1」に設定し、
バルブタイミングを高速V/Tに設定して本プログラム
を終了する。すなわち、このときは吸気弁タ31a-1、
31a-2は高速回転領域に応じたバルブタイミングでも
って開閉駆動する。
【0048】一方、上記ステップS1でNE<NVTH
が成立するときは上述の如くステップS2に進み、エン
ジン回転数NEが所定の低回転数NVTL(<NVT
H)より高いか否かを判別する。そして、エンジン回転
数NEが所定の低回転数NVTLより高いときはステッ
プS3に進む一方、エンジン回転数NEが所定の低回転
数NVTLより高くないとき、すなわち、NE≦NVT
LのときはステップS9に進んでフラグFVTECを
「0」に設定し、バルブタイミングを低速V/Tに設定
して本プログラムを終了する。このとき、上述したよう
に、一方の吸気弁31a-1は低速回転領域に応じたバル
ブタイミングでもってバルブタイミングでもって開閉駆
動する一方、他方の吸気弁31a−2 は実質的に休止状
態となる。
【0049】また、上記ステップS2でNE>NVTL
のときは上述の如くステップS3に進み、PBAHテー
ブルを検索してエンジン回転数NEに応じた上限絶対圧
PBAHを算出する。
【0050】PBAHテーブルは、図9に示すように、
エンジン回転数NEの所定回転数範囲(NVTL<NE
<NVTH)内においてPBAH1〜PBAHnがテー
ブル値として与えられており、上限絶対圧PBAHは前
記PBAHテーブルを検索することにより読み出され、
あるいは補間法により算出される。
【0051】次いで、ステップS4に進み、現在の吸気
管内絶対圧PBAが前記上限絶対圧PBAHより小さい
か否かを判別する。そして、現在の吸気管内絶対圧PB
Aが前記上限絶対圧PBAHより小さくないとき、すな
わちPBA≧PBAHが成立するときはステップS7で
タイマtmVOFFを所定値T1に設定した後、フラグ
FVTECを「1」に設定し(ステップS8)、本プロ
グラムを終了する。
【0052】また、ステップS4でPBA<PBAHが
成立するときは、ステップS5に進み、所定期間経過し
てタイマtmVOFFのタイマ値が「0」になったか否
かを判別する。そして前記タイマ値が「0」になってい
ないときはそのまま本プログラムを終了する一方、前記
タイマ値が「0」のときはフラグFVTECを「0」に
設定し(ステップS6)、本プログラムを終了する。す
なわち、一方の吸気弁31a-1は低速回転領域に応じた
バルブタイミングでもって開閉駆動する一方、他方の吸
気弁31a-2は実質的に休止状態となる。
【0053】このように低速V/Tのときは一対の吸気
弁31a-1、31a-2のうち一方の吸気弁31a-1が開
閉駆動し他方の吸気弁31a-2が実質的に休止状態とさ
れるので、一方の吸気弁31a-1のみから燃料が燃焼室
32内に供給される結果、燃焼室32内にはスワール
(渦)が生成されて燃料の燃焼性が向上し、しかも吸気
弁31a-2の休止により弁駆動に要する摩擦抵抗も低減
され、エンジン出力を向上させることができる。
【0054】しかして、本実施例では、かかるスワール
が生成されたときに点火時期を遅角制御している。図1
0は点火時期を制御する点火時期制御ルーチンのフロー
チャートであって、本プログラムはTDC信号パルスの
発生と同期して実行される。
【0055】まず、ステップS21ではフラグFNP
(n)が「0」で且つフラグFNP(n−1)が「1」
か否かを判別する。すなわち、自動変速機19の今回の
シフトポジションがNレンジ又はPレンジ以外か否か、
及び自動変速機19の前回のシフトポジションがNレン
ジ又はPレンジか否かを判別する。そして、今回のシフ
トポジションがNレンジ又はPレンジ以外であって前回
のシフトポジションがNレンジ又はPレンジのときは、
自動変速機19が停止レンジから走行レンジにインギヤ
されたと判断してステップS22に進み、タイマtmD
LYを所定値T2に設定した後、ステップS23でタイ
マtmDLYのタイマ値が「0」であって且つフラグF
VTECが「0」に設定されているか否かを判別する。
そして、前記タイマ値が「0」であって且つフラグFV
TECが「0」のときは所定期間が経過し且つバルブタ
イミングが低速V/Tに設定されて一方の吸気弁31a
-2が休止状態にある場合であり、点火時期を遅角させる
べくステップS24に進んで基本点火進角値θIGMに
遅角補正係数KRを乗算して点火進角値θIGを算出
し、本プログラムを終了する。
【0056】一方、前記タイマ値が「0」でない場合、
又はフラグFVTECが「1」のときは点火進角値θI
Gを基本点火進角値θIGMに設定して(ステップS2
5)本プログラムを終了する。すなわち、フラグFVT
ECが「1」に設定されているときは、バルブタイミン
グが高速V/Tに設定されてエンジン1が高回転で駆動
しているときであり、インギヤした直後と同様、インギ
ヤショックによる悪影響は少ないと判断して点火進角値
θIGを補正しない。
【0057】また、ステップS21でフラグFNP
(n)が「1」のとき、及び/又はフラグFNP(n−
1)が「0」のときはインギヤショックは生じないため
本プログラムを終了する。
【0058】図11は低負荷・低回転でエンジンが運転
されている場合において、本実施例におけるエンジン出
力特性を従来例との比較において示した模式図であっ
て、横軸が時間、縦軸がエンジン出力である。
【0059】すなわち、低負荷・低回転でエンジンが運
転されている場合において、Nレンジ又はPレンジから
Dレンジにインギヤしたときは、通常時はインギヤショ
ックが生じて一点鎖線に示す如くエンジン出力に突出部
が生じる。また、〔従来の技術〕の項で述べたように、
前記インギヤ時に単に点火進角値を遅角させたときは、
破線に示す如く、低温時等の特性運転条件に場合にエン
ジン出力が低下し、エンジンストールに至る虞がある。
そこで、本実施例においては、インギヤされ且つ低速V
/Tに設定されたときは、一方の吸気弁31a-2が休止
状態にあるため燃焼室32にスワールが生成されて安定
した燃焼状態が確保されると共に、各気筒の一方のバル
ブスプリングを押圧せずに済むために駆動損失の低減及
び摩擦抵抗が低減されてエンジン出力が上昇し、かかる
状態で点火時期を遅角させることにより、実線に示す如
くインギヤショックの生じないエンジン出力特性を得る
ことができる。
【0060】また、上記実施例では、所定の低負荷・低
回転領域はバルブタイミングの切換えにより設定される
ので、急加速発進等のときはインギヤショック対策を優
先させて高速側のバルブタイミングに切り換えることに
より、エンジンストールに至ることがなく、しかもトル
クショックを気にすることもなく発進することが可能と
なる。すなわち、バルブタイミングが高速V/Tに設定
されている高負荷・高回転運転のときはエンジン温度も
比較的高くなり且つエンジン出力も大きいため、インギ
ヤショックによる運転性への悪影響はないと判断して一
対の吸気弁31a-1,31a-2は共にエンジンの運転に
応じて開閉駆動されると共に、点火進角値を遅角側に補
正するインギヤショック対策の作動は不要となる。
【0061】また、上記実施例では、3個のカム35a-
1〜35a-3と3個のロッカアーム40a-1〜40a-3とに
よりバルブタイミングを高速側と低速側とに切換えて制
御しているが、2個のカムと2個のロッカアームにより
バルブタイミングを変更することによりエンジンの運転
状態が所定の低負荷・低回転領域にあるときに一対の吸
気弁31a-1,31a-2のうちの一方の吸気弁を実質的に
休止状態にすることもできる。
【0062】図12及び図13は吸気弁31a-1、31a
-2を作動させる動弁機構の他の実施例(第2の実施例)
を示した要部断面図であって、常動用ロッカアーム61
a-1と休止用ロッカアーム61a-2とにより吸気弁31a-
1、31a-2の開閉駆動を制御している。すなわち、図1
2はエンジンが所定の低負荷低回転領域以外にある状態
を示し、図13はエンジンが所定の低負荷低回転領域に
ある状態を示している。
【0063】具体的には、図12において、常動用ロッ
カ−ア−ム61a-1内には切換ピン62が配設され、該
切換ピン62が摺嵌される孔63の一端側に形成された
油圧室64とロッカ軸65の軸心に穿設されている給油
路66とが通路67を介して連通されている。
【0064】切換ピン62の休止用ロッカ−ア−ム61
a-2の対向面は休止用ロッカ−ア−ム61a-2内に摺嵌さ
れた規制ピン68に当接され、該規制ピン68は戻しバ
ネ69の弾発付勢力により切換ピン62を常動用ロッカ
−ア−ム61a-1方向に付勢されている。尚、符号70
は空気抜き孔である。
【0065】そして、所定の低負荷低回転領域以外のと
きにおいては、図12に示すように、給油路66にオイ
ルが供給され該オイルが通路67を介して油圧室64に
流入し、切換ピン62が戻しバネ69の弾力に抗して休
止用ロッカ−ア−ム61a-2の孔71に嵌入する。すな
わち、所定の低回転領域の以外のときにおいては、常動
用ロッカアーム61a-1と休止用ロッカアーム61a-2と
が切換ピン62によって連結され、常動用ロッカ−ア−
ム61a-1のスリッパ(図示せず)に休止用及び常動用
の両カム(図示せず)が摺接すると、常動用ロッカアー
ム61a-1と休止用ロッカアーム61a-2とがロッカ軸6
5を支軸にして揺動し、これによって一対の吸気弁31
a-1、31a-2が同時に開閉駆動する。
【0066】一方、所定の低負荷低回転領域のときは油
圧が低下し、図13に示すように、切換ピン62が戻し
バネ69の弾発付勢力により常動用ロッカ−ア−ム61
a-1の孔63内に押し戻され、常動用ロッカアーム61a
-1と休止用ロッカアーム61a-2との連結状態が切離さ
れる。したがって、この状態ではカム(図示せず)の回
動によるカム力は休止用ロッカ−ア−ム61a-2に伝達
されない。すなわち、所定の低負荷・低回転領域のとき
においては、常動常動用ロッカ−ア−ム61a-1側の吸
気弁31a-1のみによって開閉駆動され、休止用ロッカ
−ア−ム61a-2側の吸気弁31a-2は休止状態となって
該吸気弁31a-2は略閉弁状態となる。
【0067】図14は上記第2の実施例における吸気弁
の弁リフト量とカム角度との関係を示した図であって、
横軸はカム角度(°)、縦軸は弁リフト量(mm)を示し
ている。また、図中、破線は常動用カムの回動により開
閉駆動する吸気弁31a-1の弁リフト特性を示し、実線
は休止用カムにより略休止状態にあるときの吸気弁31
a-2の弁リフト特性を示している。
【0068】この場合は、吸気弁31a-2はTDC近傍
で若干の開弁状態(例えば、弁リフト量で0.5〜1.
5mm)となるが実質的には閉弁状態にあり、上記第1の
実施例と同様、上記した所望のスワール形成に影響を与
えるものではない。したがって、自動変速機19のシフ
トポジションがNレンジ又はPレンジからDレンジに移
行し且つ上記した吸気弁31a-2が実質的に休止状態に
あるときに、上記第1の実施例と同様、点火時期を遅角
させることにより、インギヤショックの生じないエンジ
ン出力を得ることが出来る。
【0069】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、内燃エン
ジンの各気筒の夫々に配設された複数の吸気弁及び排気
弁と、少なくともエンジン回転数とエンジンの負荷状態
とを含むエンジンの運転状態を検出する運転状態検出手
段と、該運転状態検出手段の検出結果に応じて前記内燃
エンジンの点火進角値を算出する点火進角値算出手段
と、自動変速機のシフトポジションが停止レンジから走
行レンジに移行したことを検出するインギヤ検出手段と
を備えた自動変速機付内燃エンジンの制御装置におい
て、前記運転状態検出手段によりエンジンの運転状態が
所定の低負荷低回転領域にあるか否かを判別する判別手
段と、前記判別手段によりエンジンの運転状態が所定の
低負荷低回転領域にあると判別されたときは前記吸気弁
のうち一部の吸気弁の作動を実質的に休止させる休止手
段と、前記インギヤ検出手段により停止レンジから走行
レンジへの移行が検出され且つ前記一部の吸気弁が実質
的に休止状態にあるときに前記点火進角値を遅角制御す
る遅角制御手段とを備えているので、エンジン温度の低
い低負荷・低回転領域においても摩擦抵抗が低減されて
エンジン出力が上昇し、且つ燃焼室がスワール状態とな
って燃焼性が上昇する。そして、かかる燃焼状態が良好
なときのみ点火進角値が遅角制御され、エンジンストー
ルに至ることなくインギヤショックの低減を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動変速機付内燃エンジンの制御
装置の一実施例を示す全体構成図である。
【図2】内燃エンジンの要部縦断面図である。
【図3】図2の(A−A)矢視断面図である。
【図4】図3の(B−B)矢視断面図であって、高速V
/Tに設定されているときの状態を示す断面図である。
【図5】図3の(B−B)矢視断面図であって、低速V
/Tに設定されているときの状態を示す断面図である。
【図6】一方の吸気弁が休止状態にあるときの状態を示
す要部拡大図である。
【図7】吸気弁の弁リフト量とカム角度との関係を示す
特性図である。
【図8】動弁制御ルーチンのフローチャートである。
【図9】PBAHテーブル図である。
【図10】点火時期制御ルーチンのフローチャートであ
る。
【図11】本実施例のエンジン出力特性を従来例との比
較において示した特性図である。
【図12】第2の実施例の常動用ロッカアームと休止用
ロッカアームとの連結状態を示す要部断面図である。
【図13】第2の実施例の常動用ロッカアームと休止用
ロッカアームとの連結が分離された状態を示す要部断面
図である。
【図14】第2の実施例における吸気弁の弁リフト量と
カム角度との関係を示す図である。
【符号の説明】 1 内燃エンジン 6 ECU(点火進角値算出手段、インギヤ検出手
段、判別手段、休止手段、遅角制御手段) 8 PBAセンサ(運転状態検出手段) 12 NEセンサ(運転状態検出手段) 31a-1、31a-2 吸気弁 31b 排気弁
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 43/00 301 B Z F02P 5/15

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃エンジンの各気筒の夫々に配設され
    た複数の吸気弁及び排気弁と、少なくともエンジン回転
    数とエンジンの負荷状態とを含むエンジンの運転状態を
    検出する運転状態検出手段と、該運転状態検出手段の検
    出結果に応じて前記内燃エンジンの点火進角値を算出す
    る点火進角値算出手段と、自動変速機のシフトポジショ
    ンが停止レンジから走行レンジに移行したことを検出す
    るインギヤ検出手段とを備えた自動変速機付内燃エンジ
    ンの制御装置において、 前記運転状態検出手段によりエンジンの運転状態が所定
    の低負荷低回転領域にあるか否かを判別する判別手段
    と、前記判別手段によりエンジンの運転状態が所定の低
    負荷低回転領域にあると判別されたときは前記吸気弁の
    うち一部の吸気弁の作動を実質的に休止させる休止手段
    と、前記インギヤ検出手段により停止レンジから走行レ
    ンジへの移行が検出され且つ前記一部の吸気弁が実質的
    に休止状態にあるときに前記点火進角値を遅角制御する
    遅角制御手段とを備えていることを特徴とする自動変速
    機付内燃エンジンの制御装置。
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