JPH07148606A - ツールチャック - Google Patents
ツールチャックInfo
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- JPH07148606A JPH07148606A JP10201791A JP10201791A JPH07148606A JP H07148606 A JPH07148606 A JP H07148606A JP 10201791 A JP10201791 A JP 10201791A JP 10201791 A JP10201791 A JP 10201791A JP H07148606 A JPH07148606 A JP H07148606A
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- Japan
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- ring
- chuck
- torque
- tool
- nut
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ツールの挟持時には所定以内の締付け力でツー
ルを締付けて、ツールの締め過ぎを防止すると共に、ツ
ールを取外すときは充分な力で緩めることができる機能
を持ったツールチャックの提供を目的とする。 【構成】トルクアップ機構の固定リングを2つのリング
に分割し、両リングの対向面に、ナットリングの締付け
方向の伝達力を所定値に制限するトルクリミッタを介装
し、ツールを挟持するとき、トルクリミッタで設定され
た力より強く締付けると、その締付け力を遮断して、ト
ルクリミッタで制限される力以内でツールを挟持し、ま
た、ツールを取外すときは、上述のトルクリミッタが緩
める方向には作用しないので、トルクリミッタで力が制
限されることなく、トルクアップ機構が作用する強力な
力でチャックを緩めることができる。
ルを締付けて、ツールの締め過ぎを防止すると共に、ツ
ールを取外すときは充分な力で緩めることができる機能
を持ったツールチャックの提供を目的とする。 【構成】トルクアップ機構の固定リングを2つのリング
に分割し、両リングの対向面に、ナットリングの締付け
方向の伝達力を所定値に制限するトルクリミッタを介装
し、ツールを挟持するとき、トルクリミッタで設定され
た力より強く締付けると、その締付け力を遮断して、ト
ルクリミッタで制限される力以内でツールを挟持し、ま
た、ツールを取外すときは、上述のトルクリミッタが緩
める方向には作用しないので、トルクリミッタで力が制
限されることなく、トルクアップ機構が作用する強力な
力でチャックを緩めることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、電動ドリル
のドリルビット、電動ドライバのドライバビット等、各
種ツールを挟持するツールチャックに関し、さらに詳し
くは、チャックハンドルを用いないで締付け操作するこ
とができるツールチャックに関する。
のドリルビット、電動ドライバのドライバビット等、各
種ツールを挟持するツールチャックに関し、さらに詳し
くは、チャックハンドルを用いないで締付け操作するこ
とができるツールチャックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のツールチャックがチャックハンド
ルを用いてツールの取付け取外しを行っていたのを、チ
ャック外周の操作リングと内部のナットリングとの間に
差動機構を用いたトルクアップ機構を介装することで、
ツールハンドルを用いることなく、それでいてツールハ
ンドルを用いた場合と等価な締付け力を得るツールチャ
ックを当出願人は既に開発している。すなわち、特願平
1−154900号、特願平1−272935号、特願
平2−67548号、特願平2−80395号、特願平
2−213245号等である。
ルを用いてツールの取付け取外しを行っていたのを、チ
ャック外周の操作リングと内部のナットリングとの間に
差動機構を用いたトルクアップ機構を介装することで、
ツールハンドルを用いることなく、それでいてツールハ
ンドルを用いた場合と等価な締付け力を得るツールチャ
ックを当出願人は既に開発している。すなわち、特願平
1−154900号、特願平1−272935号、特願
平2−67548号、特願平2−80395号、特願平
2−213245号等である。
【0003】これらのツールチャックは差動機構による
トルクアップ機構の介装で、チャックハンドルを用いな
くとも、手動操作(手で直接チャックを回動する操作)
で充分な締付け力を得ることで、その利用価値を充分発
揮している特徴を有するが、新たな課題として、ツール
の挟持時に、強く締め過ぎると、その強力な締付け力故
に、ツールの取外し時に強力な力を必要とし、手動操作
によるチャックの緩めが困難な問題点が生じた。
トルクアップ機構の介装で、チャックハンドルを用いな
くとも、手動操作(手で直接チャックを回動する操作)
で充分な締付け力を得ることで、その利用価値を充分発
揮している特徴を有するが、新たな課題として、ツール
の挟持時に、強く締め過ぎると、その強力な締付け力故
に、ツールの取外し時に強力な力を必要とし、手動操作
によるチャックの緩めが困難な問題点が生じた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
ツールの挟持時には所定以内の締付け力でツールを締付
けて、ツールの締め過ぎを防止すると共に、ツールを取
外すときは充分な力で緩めることができる機能を持った
ツールチャックの提供を目的とする。
ツールの挟持時には所定以内の締付け力でツールを締付
けて、ツールの締め過ぎを防止すると共に、ツールを取
外すときは充分な力で緩めることができる機能を持った
ツールチャックの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、チャック本
体の先端側中心部に複数本のチャック爪を拡縮摺動可能
に保持して、これと相互に螺合するナットリングの回動
でチャック爪を拡縮方向にねじ送りすると共に、前記チ
ャック本体の外周面に嵌着した操作リングと上記ナット
リングとの間に、ナットリングとチャック本体との間に
介装した固定リングを、ナットリングの締付け反力でチ
ャック本体に圧接固定し差動機構を動作させるトルクア
ップ機構を介装して、前記操作リングの締付け方向の回
動をトルクアップ機構でトルクアップしてナットリング
に伝達し、各チャック爪を縮方向にネジ送りするツール
チャックであって、前記トルクアップ機構の固定リング
を2つのリングに分割し、両リングの対向面に、前記ナ
ットリングの締付け方向の伝達力を所定値に制限するト
ルクリミッタを介装したツールチャックであることを特
徴とする。
体の先端側中心部に複数本のチャック爪を拡縮摺動可能
に保持して、これと相互に螺合するナットリングの回動
でチャック爪を拡縮方向にねじ送りすると共に、前記チ
ャック本体の外周面に嵌着した操作リングと上記ナット
リングとの間に、ナットリングとチャック本体との間に
介装した固定リングを、ナットリングの締付け反力でチ
ャック本体に圧接固定し差動機構を動作させるトルクア
ップ機構を介装して、前記操作リングの締付け方向の回
動をトルクアップ機構でトルクアップしてナットリング
に伝達し、各チャック爪を縮方向にネジ送りするツール
チャックであって、前記トルクアップ機構の固定リング
を2つのリングに分割し、両リングの対向面に、前記ナ
ットリングの締付け方向の伝達力を所定値に制限するト
ルクリミッタを介装したツールチャックであることを特
徴とする。
【0006】
【作用】この発明のツールチャックによれば、ツールを
挟持するとき、トルクリミッタで設定された力より強く
締付けると、固定リングに介装したトルクリミッタが動
作して、その締付け力を遮断するので、トルクリミッタ
で制限される力以内でツールが挟持され、また、ツール
を取外すときは、上述のトルクリミッタが締付け方向の
みに設定されていて、緩める方向には作用しないので、
トルクリミッタで力が制限されることなく、トルクアッ
プ機構が作用する強力な力でチャックを緩めることがで
きる。
挟持するとき、トルクリミッタで設定された力より強く
締付けると、固定リングに介装したトルクリミッタが動
作して、その締付け力を遮断するので、トルクリミッタ
で制限される力以内でツールが挟持され、また、ツール
を取外すときは、上述のトルクリミッタが締付け方向の
みに設定されていて、緩める方向には作用しないので、
トルクリミッタで力が制限されることなく、トルクアッ
プ機構が作用する強力な力でチャックを緩めることがで
きる。
【0007】
【発明の効果】上述の結果、この発明によれば、ツール
の挟持時には所定以内の締付け力でツールを締付けて、
ツールの締め過ぎを防止して、ツールの取外し時に、手
動によるツール取外しが不可になることが回避できる。
また、ツールを取外す時は、トルクリミッタで制限され
ない充分な力でチャックを緩めることができ、確実なツ
ールの取外しができる。
の挟持時には所定以内の締付け力でツールを締付けて、
ツールの締め過ぎを防止して、ツールの取外し時に、手
動によるツール取外しが不可になることが回避できる。
また、ツールを取外す時は、トルクリミッタで制限され
ない充分な力でチャックを緩めることができ、確実なツ
ールの取外しができる。
【0008】さらに、トルクリミッタは固定リングを2
つのリングに分割して、その分割部分の対向面に形成す
るので、トルクリミッタは固定リング内部で形成したこ
とになり、構造が大型化されず、コンパクトに構成でき
る。
つのリングに分割して、その分割部分の対向面に形成す
るので、トルクリミッタは固定リング内部で形成したこ
とになり、構造が大型化されず、コンパクトに構成でき
る。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は電動ドリルや電動ドライバ等でドリルビ
ットやドライバビット等のツールを挟持するツールチャ
ックを示し、図1において、該ツールチャック10はチ
ャック本体11の先端中心部に3本のチャツク爪12…
を、チャック本体11の軸芯に対して先端側が集合する
傾斜状に、しかも、拡縮摺動可能に斜設している。
述する。図面は電動ドリルや電動ドライバ等でドリルビ
ットやドライバビット等のツールを挟持するツールチャ
ックを示し、図1において、該ツールチャック10はチ
ャック本体11の先端中心部に3本のチャツク爪12…
を、チャック本体11の軸芯に対して先端側が集合する
傾斜状に、しかも、拡縮摺動可能に斜設している。
【0010】すなわち、それぞれのチャック爪12はチ
ャック本体11の軸芯に対して傾斜状に形成した摺動溝
13に摺動のみ自在に挿入し、それぞれの外周部にはそ
れぞれが連続する状態となる部分雄ネジ14を螺設し、
これら部分雄ネジ14…にはリング状のナットリング1
5の雌ネジ16を螺合し、このナットリング15を正逆
回転することで、チャック爪12…をネジ送りして拡縮
摺動し、ツールの挟持およびその解除を行う。
ャック本体11の軸芯に対して傾斜状に形成した摺動溝
13に摺動のみ自在に挿入し、それぞれの外周部にはそ
れぞれが連続する状態となる部分雄ネジ14を螺設し、
これら部分雄ネジ14…にはリング状のナットリング1
5の雌ネジ16を螺合し、このナットリング15を正逆
回転することで、チャック爪12…をネジ送りして拡縮
摺動し、ツールの挟持およびその解除を行う。
【0011】上述のナットリング15の外周部にはトル
クアップ機構17を装着し、さらに、このトルクアップ
機構17の外周面には操作リング18を嵌装し、この操
作リング18を正逆回転、すなわち、ツールの締付け方
向、または、取外し方向に回動することで、その回動力
をトルクアップ機構17を介して前述のナットリング1
5に伝達する。
クアップ機構17を装着し、さらに、このトルクアップ
機構17の外周面には操作リング18を嵌装し、この操
作リング18を正逆回転、すなわち、ツールの締付け方
向、または、取外し方向に回動することで、その回動力
をトルクアップ機構17を介して前述のナットリング1
5に伝達する。
【0012】上述のトルクアップ機構17は次のように
構成している。
構成している。
【0013】すなわち、該機構17は、前述のナットリ
ング15の外周に圧入して固定するリング状の出力リン
グ19と、前述の操作リング18に所定量の偏心量eで
偏心して遊嵌保持されるリング状の入力リング20と、
前述のチャック本体11の後部に圧接固定される第1、
第2の固定リング21,22とを有し、これらのリング
要素19,20,21,22をチャック本体11の軸芯
方向に配設している。
ング15の外周に圧入して固定するリング状の出力リン
グ19と、前述の操作リング18に所定量の偏心量eで
偏心して遊嵌保持されるリング状の入力リング20と、
前述のチャック本体11の後部に圧接固定される第1、
第2の固定リング21,22とを有し、これらのリング
要素19,20,21,22をチャック本体11の軸芯
方向に配設している。
【0014】なお、前述のナットリング15は2つ割り
に形成して、チャック本体11に組付けた後、出力リン
グ19を圧入することで、一体にしている。
に形成して、チャック本体11に組付けた後、出力リン
グ19を圧入することで、一体にしている。
【0015】図2にも示すように、上述の出力リング1
9の前端側はナットリング15よりも前方に突出し、こ
の突出した部分の内周面と、前述の入力リング20の後
端側外周面とを重合して、これらの重合部に歯数差を有
するサイクロイドギャ23,24を刻設して、噛合して
いる。
9の前端側はナットリング15よりも前方に突出し、こ
の突出した部分の内周面と、前述の入力リング20の後
端側外周面とを重合して、これらの重合部に歯数差を有
するサイクロイドギャ23,24を刻設して、噛合して
いる。
【0016】上述の出力リング19側のギャ23は、例
えば、63歯、他方の入力リング20側のギャ24は6
1歯であって、歯数差を2歯に設定し、これらのギャ2
3,24はサイクロイド運動をするサイクロイドギャを
構成する。
えば、63歯、他方の入力リング20側のギャ24は6
1歯であって、歯数差を2歯に設定し、これらのギャ2
3,24はサイクロイド運動をするサイクロイドギャを
構成する。
【0017】すなわち、操作リング18を回動操作し、
該操作リング18に対する偏心によって入力リング20
に公転のみ(自転をロックした状態)を与えると、この
入力リング20に刻設したギャ24と出力リング19に
刻設したギャ23との2歯の歯数差により、歯数の多い
分だけ出力リング19に自転が生じ、操作リング18の
回転が大きく減速されるので、この出力リング19の自
転出力が大きくトルクアップした出力となる。
該操作リング18に対する偏心によって入力リング20
に公転のみ(自転をロックした状態)を与えると、この
入力リング20に刻設したギャ24と出力リング19に
刻設したギャ23との2歯の歯数差により、歯数の多い
分だけ出力リング19に自転が生じ、操作リング18の
回転が大きく減速されるので、この出力リング19の自
転出力が大きくトルクアップした出力となる。
【0018】上述の減速比は、前述のように、出力リン
グ19のギャ23の歯数が63歯、入力リング20のギ
ャ24の歯数が61であって、歯数差を2歯とすると、 2(歯)/61(歯)=1/30.5 となり、入力に対して大きな減速比となり、大きなトル
クアップ出力が出力リング19から得られる。
グ19のギャ23の歯数が63歯、入力リング20のギ
ャ24の歯数が61であって、歯数差を2歯とすると、 2(歯)/61(歯)=1/30.5 となり、入力に対して大きな減速比となり、大きなトル
クアップ出力が出力リング19から得られる。
【0019】前述の入力リング20の前端側の外周面に
は、外周輪25で包みこんだベアリング26を保有し、
上述の外周輪25が操作リング18の内周面に接触し
て、全体が挿入される。なお、図中27はEリングであ
る。
は、外周輪25で包みこんだベアリング26を保有し、
上述の外周輪25が操作リング18の内周面に接触し
て、全体が挿入される。なお、図中27はEリングであ
る。
【0020】図3にも示すように、前述の入力リング2
0の外周面には突条28を形成し、この突条28の後端
面の円周上には係合用の凹部29を複数個形成してい
る。
0の外周面には突条28を形成し、この突条28の後端
面の円周上には係合用の凹部29を複数個形成してい
る。
【0021】図4、図5にも示すように、上述の突条2
8と対向する第1固定リング21の前端面には、前述の
凹部29…の公転を許容する大きさのピン30…を連接
して、相互を嵌合し、これら凹部29およびピン30は
第1固定リング21がチャック本体11に固定されるこ
とで、入力リング20の自転を阻止し、公転のみを許容
する。
8と対向する第1固定リング21の前端面には、前述の
凹部29…の公転を許容する大きさのピン30…を連接
して、相互を嵌合し、これら凹部29およびピン30は
第1固定リング21がチャック本体11に固定されるこ
とで、入力リング20の自転を阻止し、公転のみを許容
する。
【0022】前述の第1固定リング21の後端側内周面
には第2固定リング22を嵌着するが、これら両リング
21,22間にはトルクリミッタ31を介装している。
すなわち、図5、図6、図7にも示すように、第1固定
リング21の後端側周面(4箇所)には周囲3方に切溝
32を形成して材料弾性を得た弾性片33を形成し、こ
の弾性片33の内面にはボール34を受けるための凹部
35を形成している。
には第2固定リング22を嵌着するが、これら両リング
21,22間にはトルクリミッタ31を介装している。
すなわち、図5、図6、図7にも示すように、第1固定
リング21の後端側周面(4箇所)には周囲3方に切溝
32を形成して材料弾性を得た弾性片33を形成し、こ
の弾性片33の内面にはボール34を受けるための凹部
35を形成している。
【0023】また、第2固定リング22の外周面には上
述の弾性片33の凹部35に対応させて(4箇所)カム
凹部36を形成し、このカム凹部36には円周方向にお
いて一方が垂直面に、また他方を緩やかな傾斜面37に
形成している。
述の弾性片33の凹部35に対応させて(4箇所)カム
凹部36を形成し、このカム凹部36には円周方向にお
いて一方が垂直面に、また他方を緩やかな傾斜面37に
形成している。
【0024】すなわち、図8、図9にも示すように、チ
ャック爪12を締付ける方向Xに対してトルクリミッタ
31が働く側に、傾斜面37を形成し、弾性片33の弾
性で決定される作用力以上で締付けられた時、図9に示
すように、ボール34は傾斜面37を登り、第2固定リ
ング22の外周面に至って、作用力を遮断する。
ャック爪12を締付ける方向Xに対してトルクリミッタ
31が働く側に、傾斜面37を形成し、弾性片33の弾
性で決定される作用力以上で締付けられた時、図9に示
すように、ボール34は傾斜面37を登り、第2固定リ
ング22の外周面に至って、作用力を遮断する。
【0025】しかし、チャック爪12を緩める方向(反
X方向)に回動したときは、ボール34がカム凹部36
の垂直面に当接して、このカム凹部36から外れること
がないので、図8の状態を保持し、トルクリミッタとし
ての作用は生じない。
X方向)に回動したときは、ボール34がカム凹部36
の垂直面に当接して、このカム凹部36から外れること
がないので、図8の状態を保持し、トルクリミッタとし
ての作用は生じない。
【0026】前述の第2固定リング22をチャック本体
11に固定するために、該第2固定リング22の内周面
には垂直な圧接面38を形成し、チャック本体11側に
もこれに対応する圧接面39を形成し、これら圧接面3
8,39は前述のナットリング15がツールの締付け方
向に回動し、チャツク爪12がツールを締付けたときに
生じる反力でベアリング40を介して第2固定リング2
2を押圧することにより、相互が圧接し、第2固定リン
グ22がチャック本体11に固定される。
11に固定するために、該第2固定リング22の内周面
には垂直な圧接面38を形成し、チャック本体11側に
もこれに対応する圧接面39を形成し、これら圧接面3
8,39は前述のナットリング15がツールの締付け方
向に回動し、チャツク爪12がツールを締付けたときに
生じる反力でベアリング40を介して第2固定リング2
2を押圧することにより、相互が圧接し、第2固定リン
グ22がチャック本体11に固定される。
【0027】図6、図7にも示すように、前述の第2固
定リング22の後端側の円周上には歯山41を刻設し、
さらに、この歯山41に係合する複数の弾性片42を形
成した弾性リング43を第2固定リング22の後面に配
設している。
定リング22の後端側の円周上には歯山41を刻設し、
さらに、この歯山41に係合する複数の弾性片42を形
成した弾性リング43を第2固定リング22の後面に配
設している。
【0028】図10、図11にも示すように、弾性片4
2は弾性リング43より切起して形成し(3箇所)、こ
の弾性リング43の外周面を操作リング18の後端内周
面に圧入することで、位置を固定し、そして、弾性片4
2が第2固定リング22の歯山41と係合し、これを押
圧付勢することで、第2固定リング22の圧接固定の解
除および回り止めとして作用する。
2は弾性リング43より切起して形成し(3箇所)、こ
の弾性リング43の外周面を操作リング18の後端内周
面に圧入することで、位置を固定し、そして、弾性片4
2が第2固定リング22の歯山41と係合し、これを押
圧付勢することで、第2固定リング22の圧接固定の解
除および回り止めとして作用する。
【0029】そして、操作リング18の後部にはカバー
44を対向してチャック本体11の後部にその基部を圧
入固定している。
44を対向してチャック本体11の後部にその基部を圧
入固定している。
【0030】このように構成したツールチャック10の
動作を説明する。
動作を説明する。
【0031】ツールをチャック爪12に挟持するため
に、該チャック爪12が大きく開口しているとすると、
これにツールを挿入してチャック爪12を挟持するに
は、操作リング18を締付け方向に回動する。
に、該チャック爪12が大きく開口しているとすると、
これにツールを挿入してチャック爪12を挟持するに
は、操作リング18を締付け方向に回動する。
【0032】回動初期にはチャック爪12にはツールの
挟持による負荷がかかっていないので、トルクアップ機
構17の第1、第2の固定リング21,22は、チャッ
ク本体11に対して歯山41と弾性片42との小さな噛
合抵抗で連結されて、回動が許容されているため、出力
リング19、入力リング20、固定リング21,22が
連結抵抗で一体となり、これらが回動することで、操作
リング18の回動が直接ナットリング15の回動とな
り、速いネジ送りでチャック爪12を送出す。
挟持による負荷がかかっていないので、トルクアップ機
構17の第1、第2の固定リング21,22は、チャッ
ク本体11に対して歯山41と弾性片42との小さな噛
合抵抗で連結されて、回動が許容されているため、出力
リング19、入力リング20、固定リング21,22が
連結抵抗で一体となり、これらが回動することで、操作
リング18の回動が直接ナットリング15の回動とな
り、速いネジ送りでチャック爪12を送出す。
【0033】チャック爪12がツールに接触して、該チ
ャック爪12に負荷が発生すると、該負荷でナットリン
グ15に反力が生じて、バックラッシュ分後退し、これ
がベアリング40を介して第2固定リング22を後方に
押下げる。
ャック爪12に負荷が発生すると、該負荷でナットリン
グ15に反力が生じて、バックラッシュ分後退し、これ
がベアリング40を介して第2固定リング22を後方に
押下げる。
【0034】これによって、第2固定リング22とチャ
ック本体11との圧接面38,39が圧接されるので、
第2固定リング22がチャック本体11に固定され、同
時に第1固定リング21も固定状態にあるので、トルク
アップ機構17が作用状態になる。
ック本体11との圧接面38,39が圧接されるので、
第2固定リング22がチャック本体11に固定され、同
時に第1固定リング21も固定状態にあるので、トルク
アップ機構17が作用状態になる。
【0035】すなわち、操作リング18の回動で入力リ
ング20が公転し、この公転でサイクロイドギャ23,
24の歯数差で減速された大きなトルク出力が出力リン
グ19に生じ、この出力リング19のトルク出力でナッ
トリング15が回動され、チャック爪12…が送出され
てツールを高トルクで挟持する。
ング20が公転し、この公転でサイクロイドギャ23,
24の歯数差で減速された大きなトルク出力が出力リン
グ19に生じ、この出力リング19のトルク出力でナッ
トリング15が回動され、チャック爪12…が送出され
てツールを高トルクで挟持する。
【0036】上述のように高トルクでツールを挟持すべ
く操作リング18を締付け方向に回動した時、この回動
負荷は、図8で示すように、第1固定リング21に締付
け方向Xの回動負荷として作用し、この回動負荷がトル
クリミッタ31の弾性片33の弾力を越えると、該弾性
片33の弾力に抗してボール34がカム凹部36より外
れ、第2固定リング22の外周面を摺動し、第1固定リ
ング21の回動が許容され、トルクリミッタ31が作用
状態となる。
く操作リング18を締付け方向に回動した時、この回動
負荷は、図8で示すように、第1固定リング21に締付
け方向Xの回動負荷として作用し、この回動負荷がトル
クリミッタ31の弾性片33の弾力を越えると、該弾性
片33の弾力に抗してボール34がカム凹部36より外
れ、第2固定リング22の外周面を摺動し、第1固定リ
ング21の回動が許容され、トルクリミッタ31が作用
状態となる。
【0037】このように、第1固定リング21の回動が
許容されると、該第1固定リング21が入力リング20
と共回りをするので、入力リング20の公転がなくなっ
て自転するので、トルクアップ機構17のトルクアップ
が不作用となり、入力リング20のギャ24が出力リン
グ19のギャ23上を移動しながら自転するだけで、ト
ルクの伝達がなく、高トルクの締付けはなくなり、その
結果、トルクリミッタ31で設定された締付け力でツー
ルを挟持し、締め過ぎが回避される。
許容されると、該第1固定リング21が入力リング20
と共回りをするので、入力リング20の公転がなくなっ
て自転するので、トルクアップ機構17のトルクアップ
が不作用となり、入力リング20のギャ24が出力リン
グ19のギャ23上を移動しながら自転するだけで、ト
ルクの伝達がなく、高トルクの締付けはなくなり、その
結果、トルクリミッタ31で設定された締付け力でツー
ルを挟持し、締め過ぎが回避される。
【0038】なお、ツールの使用中におけるツールの緩
みに対しては、第2固定リング22の後端の歯山41
に、弾性リング43の弾性片42が係合しているので、
振動に対するチャック爪12の緩みは防止される。
みに対しては、第2固定リング22の後端の歯山41
に、弾性リング43の弾性片42が係合しているので、
振動に対するチャック爪12の緩みは防止される。
【0039】次に、ツールを外すときは、操作リング1
8を緩み方向に回動すればよい。
8を緩み方向に回動すればよい。
【0040】この場合、トルクアップ機構17は第2固
定リング22とチャック本体11との圧接面38,39
が圧接状態にある間はトルクアップが作用しているの
で、操作リング18の回動はトルクアップした大きな力
でナットリング15を緩み方向に回動し、しかも、トル
クリミッタ31は、図8で示すように、緩み方向の力が
方向Xとは反対方向に作用して、ボール34がカム凹部
36の垂直面側に当接して、これを越えることができな
いので、トルクリミッタ31が不作用となる。
定リング22とチャック本体11との圧接面38,39
が圧接状態にある間はトルクアップが作用しているの
で、操作リング18の回動はトルクアップした大きな力
でナットリング15を緩み方向に回動し、しかも、トル
クリミッタ31は、図8で示すように、緩み方向の力が
方向Xとは反対方向に作用して、ボール34がカム凹部
36の垂直面側に当接して、これを越えることができな
いので、トルクリミッタ31が不作用となる。
【0041】したがって、操作リング18の緩み方向の
回動は高トルクで、しかも、トルクリミッタ31のスリ
ップなくナットリング15に作用し、チャック爪12を
高トルクで確実に緩めることができる。
回動は高トルクで、しかも、トルクリミッタ31のスリ
ップなくナットリング15に作用し、チャック爪12を
高トルクで確実に緩めることができる。
【0042】チャック爪12が緩んで、ナットリング1
5に反力がなくなると、弾性リング43が第2固定リン
グ22を押し戻すので、該第2固定リング22とチャッ
ク本体11との圧接面38,39の圧接が解除されて、
トルクアップ機構17の作用が解かれ、ナットリング1
5は操作リング18の回動と等速で速く回動して、チャ
ック爪12を速く緩み方向にネジ送りし、チャック爪1
2が拡大摺動して、ツールを外すことができる。
5に反力がなくなると、弾性リング43が第2固定リン
グ22を押し戻すので、該第2固定リング22とチャッ
ク本体11との圧接面38,39の圧接が解除されて、
トルクアップ機構17の作用が解かれ、ナットリング1
5は操作リング18の回動と等速で速く回動して、チャ
ック爪12を速く緩み方向にネジ送りし、チャック爪1
2が拡大摺動して、ツールを外すことができる。
【0043】なお、ナットリング15のネジ送りがなく
なるまでネジ送りをして、チャック爪12の拡大が最大
に至って、チャック爪12のネジ終端とナットリング1
5のネジ終端とが当接して、チャック爪12の拡大が固
定されると、出力リング19が固定状態になる。
なるまでネジ送りをして、チャック爪12の拡大が最大
に至って、チャック爪12のネジ終端とナットリング1
5のネジ終端とが当接して、チャック爪12の拡大が固
定されると、出力リング19が固定状態になる。
【0044】しかし、第2固定リング22は前述のよう
に圧接が解除されて回転が許容されるため、操作リング
18の回動による入力リング20の公転はサイクロイド
ギャ23,24の歯数差分自転が生じるも、この自転は
固定リング21,22を空転させることになり、その結
果、ナットリング15のネジ送りでチャック爪12が最
大拡大位置でロックされることが防止される。
に圧接が解除されて回転が許容されるため、操作リング
18の回動による入力リング20の公転はサイクロイド
ギャ23,24の歯数差分自転が生じるも、この自転は
固定リング21,22を空転させることになり、その結
果、ナットリング15のネジ送りでチャック爪12が最
大拡大位置でロックされることが防止される。
【0045】以上説明するように、この実施例によれ
ば、ツールの締め過ぎを防止して、手動によるツールの
取外し負荷が回避でき、また、ツールを取外す時は、ト
ルクリミッタ31で制限されない充分な力でチャック爪
12を緩めることができる。
ば、ツールの締め過ぎを防止して、手動によるツールの
取外し負荷が回避でき、また、ツールを取外す時は、ト
ルクリミッタ31で制限されない充分な力でチャック爪
12を緩めることができる。
【0046】また、トルクリミッタ31は固定リング2
1,22内で形成でき、構造がコンパクトにできる。
1,22内で形成でき、構造がコンパクトにできる。
【0047】なお、この発明は先に説明した特願平1−
154900号、特願平1−272935号、2−67
548号、特願平2−80395号、特願平2−213
245号等に示すツールチャックにも利用することがで
き、他の構成を含めて、この発明は上述の実施例の構成
のみに限定されるものではない。
154900号、特願平1−272935号、2−67
548号、特願平2−80395号、特願平2−213
245号等に示すツールチャックにも利用することがで
き、他の構成を含めて、この発明は上述の実施例の構成
のみに限定されるものではない。
図1はツールチャックの断面図。 図2は図1中のA−A線視断面図。 図3は入力リングの右側面図。 図4は第1固定リングの左側面図。 図5は第1固定リングの断面図。 図6は第2固定リングの断面図。 図7は第2固定リングの右側面図。 図8はトルクリミッタの拡大側面図。 図9はトルクリミッタの作用状態を示す拡大側面図。 図10は弾性リングの断面図。 図11は弾性リングの右側面図。
10…ツールチャック 11…チャック本体 12…チャック爪 15…ナットリング 17…トルクアップ機構 18…操作リング 19…出力リング 20…入力リング 21,22…固定リング 23,24…サイクロイドギャ 31…トルクリミッタ 33…弾性片 34…ボール 36…カム凹部 37…傾斜面 38,39…圧接面
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来のツールチャックがチャックハンド
ルを用いてツールの取付け取外しを行っていたのを、チ
ャック外周の操作リングと内部のナットリングとの間に
差動機構を用いたトルクアップ機構を介装することで、
チャックハンドルを用いることなく、それでいてチャッ
クハンドルを用いた場合と等価な締付け力を得るツール
チャックを当出願人は既に開発している。すなわち、特
願平1−154900号、特願平1−272935号、
特願平2−67548号、特願平2−80395号、特
願平2−213245号等である。
ルを用いてツールの取付け取外しを行っていたのを、チ
ャック外周の操作リングと内部のナットリングとの間に
差動機構を用いたトルクアップ機構を介装することで、
チャックハンドルを用いることなく、それでいてチャッ
クハンドルを用いた場合と等価な締付け力を得るツール
チャックを当出願人は既に開発している。すなわち、特
願平1−154900号、特願平1−272935号、
特願平2−67548号、特願平2−80395号、特
願平2−213245号等である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】 以上説明するように、この実施例によれ
ば、ツールの締め過ぎを防止して、手動によるツールの
取外し不可が回避でき、また、ツールを取外す時は、ト
ルクリミッタ31で制限されない充分な力でチャック爪
12を緩めることができる。
ば、ツールの締め過ぎを防止して、手動によるツールの
取外し不可が回避でき、また、ツールを取外す時は、ト
ルクリミッタ31で制限されない充分な力でチャック爪
12を緩めることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】ツールチャックの断面図。
【図2】図1中のA−A線視断面図。
【図3】入力リングの右側面図。
【図4】第1固定リングの左側面図。
【図5】第1固定リングの断面図。
【図6】第2固定リングの断面図。
【図7】第2固定リングの右側面図。
【図8】トルクリミッタの拡大側面図。
【図9】トルクリミッタの作用状態を示す拡大側面図。
【図10】弾性リングの断面図。
【図11】弾性リングの右側面図。
【符号の説明】 10…ツールチャック 11…チャック本体 12…チャック爪 15…ナットリング 17…トルクアップ機構 18…操作リング 19…出力リング 20…入力リング 21,22…固定リング 23,24…サイクロイドギャ 31…トルクリミッタ 33…弾性片 34…ボール 36…カム凹部 37…傾斜面 38,39…圧接面
Claims (2)
- 【請求項1】チャック本体の先端側中心部に複数本のチ
ャック爪を拡縮摺動可能に保持して、これと相互に螺合
するナットリングの回動でチャック爪を拡縮方向にねじ
送りすると共に、前記チャック本体の外周面に嵌着した
操作リングと上記ナットリングとの間に、ナットリング
とチャック本体との間に介装した固定リングを、ナット
リングの締付け反力でチャック本体に圧接固定し差動機
構を動作させるトルクアップ機構を介装して、前記操作
リングの締付け方向の回動をトルクアップ機構でトルク
アップしてナットリングに伝達し各チャック爪を縮方向
にネジ送りするツールチャックであって、前記トルクア
ップ機構の固定リングを2つのリングに分割し、両リン
グの対向面に、前記ナットリングの締付け方向の伝達力
を所定値に制限するトルクリミッタを介装したツールチ
ャック。 - 【請求項2】チャック本体の先端側中心部に複数本のチ
ャック爪を拡縮摺動可能に保持し、該チャック本体の外
周面に嵌着した操作リングの回動力を内部のナットリン
グに伝達して、該ナットリングの回動で各チャック爪を
拡縮方向にネジ送りするツールチャックであって、前記
ナットリング前端側と対向する操作リングの内周面に、
該操作リングの回動操作で偏心して公転する偏心リング
を遊嵌し、該偏心リングとナットリングとの対向面に歯
数差を有するギャを刻設して噛合し、上記ナットリング
後端側とチャック本体との間に、ナットリングの締付け
反力でチャック本体に圧接固定される固定リングを介装
し、該固定リングの前端側を前記偏心リングまで延設し
て、相互の対向面に偏心リングの自転を規制し公転を許
容する係合部を形成し、上記固定リングを2つのリング
に分割し、両リングの対向面に、前記ナットリングの締
付け方向の伝達力を所定値に制限するトルクリミッタを
介装したツールチャック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3102017A JP2567307B2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | ツールチャック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3102017A JP2567307B2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | ツールチャック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07148606A true JPH07148606A (ja) | 1995-06-13 |
JP2567307B2 JP2567307B2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=14315987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3102017A Expired - Lifetime JP2567307B2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | ツールチャック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2567307B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1426129A1 (en) * | 2002-12-06 | 2004-06-09 | Yukiwa Seiko Kabushiki Kaisha | Chuck assembly |
-
1991
- 1991-04-05 JP JP3102017A patent/JP2567307B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1426129A1 (en) * | 2002-12-06 | 2004-06-09 | Yukiwa Seiko Kabushiki Kaisha | Chuck assembly |
US7207573B2 (en) | 2002-12-06 | 2007-04-24 | Yukiwa Seiko Kabushiki Kaisha | Chuck assembly |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2567307B2 (ja) | 1996-12-25 |
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