JPH0714423Y2 - アンカーのボンドシース - Google Patents
アンカーのボンドシースInfo
- Publication number
- JPH0714423Y2 JPH0714423Y2 JP1989106091U JP10609189U JPH0714423Y2 JP H0714423 Y2 JPH0714423 Y2 JP H0714423Y2 JP 1989106091 U JP1989106091 U JP 1989106091U JP 10609189 U JP10609189 U JP 10609189U JP H0714423 Y2 JPH0714423 Y2 JP H0714423Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheath
- bond
- anchor
- bond sheath
- peripheral wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はアンカーのボンドシースに係り、特に引張材に
拘束力を与えるべく、いわゆる異形に成形したアンカー
のボンドシースに関するものである。
拘束力を与えるべく、いわゆる異形に成形したアンカー
のボンドシースに関するものである。
従来、アンカー工事のアンカーケーブル等の引張材を定
着してアンカーを構築する場合、第4図に示すようにな
されていた。
着してアンカーを構築する場合、第4図に示すようにな
されていた。
図示するように、まず、地山1に削孔2し、この削孔2
内にPC鋼の撚り線等からなる引張材3を挿入する。この
引張材3は、先端部3aのみが露出するようにポリエチレ
ンホース等のアンボンドシース4で覆われている。
内にPC鋼の撚り線等からなる引張材3を挿入する。この
引張材3は、先端部3aのみが露出するようにポリエチレ
ンホース等のアンボンドシース4で覆われている。
次に、上記削孔2内の空間にグラウト5を注入して硬化
させて、上記引張材3の露出した先端部3aを定着固定す
る。
させて、上記引張材3の露出した先端部3aを定着固定す
る。
その後、上記引張材3の延出側をジャッキ等で緊張して
プレストレスを与えていた。
プレストレスを与えていた。
しかし、このようにしてアンカーを構築した場合、上記
引張材3にプレストレスを掛ける際に、当該引張材3の
外周に付着したグラウト5も引っ張られて、このグラウ
ト5に図示するような引張材3と直交する方向の横クラ
ック6が発生していた。
引張材3にプレストレスを掛ける際に、当該引張材3の
外周に付着したグラウト5も引っ張られて、このグラウ
ト5に図示するような引張材3と直交する方向の横クラ
ック6が発生していた。
一般に、この横クラック6の幅が0.3mm以上である場
合、横クラック6内を地下水が通過して上記PC鋼の撚り
線等にて形成された引張材3の定着部を錆び付かせるこ
とが知られている。この引張材3の錆び付きは、やがて
その破断を招くことがあり、引張材3が破断に至るとア
ンカーとしての役割を果たさなくなっていた。
合、横クラック6内を地下水が通過して上記PC鋼の撚り
線等にて形成された引張材3の定着部を錆び付かせるこ
とが知られている。この引張材3の錆び付きは、やがて
その破断を招くことがあり、引張材3が破断に至るとア
ンカーとしての役割を果たさなくなっていた。
そこで、上記アンボンドシース4から露出した引張材3
の先端部3aを地下水から保護すべく第5図に示すような
直状の筒体からなるボンドシース7を使用することが創
案された。
の先端部3aを地下水から保護すべく第5図に示すような
直状の筒体からなるボンドシース7を使用することが創
案された。
図示するように、上記ボンドシース7を使用してアンカ
ーを構築する場合、まず、上記地山1の削孔2内に上記
ボンドシース7を挿入すると共に、このボンドシース7
内に上記アンボンドシース4から露出した引張材3の先
端部3aを挿入する。
ーを構築する場合、まず、上記地山1の削孔2内に上記
ボンドシース7を挿入すると共に、このボンドシース7
内に上記アンボンドシース4から露出した引張材3の先
端部3aを挿入する。
次に、上記ボンドシース7内にセメントペースト8ある
いはグラウト5を注入すると共に、上記削孔2内の空間
にグラウト5を注入し硬化させて、上記引張材3の露出
した先端部3a及びボンドシース7を定着固定する。
いはグラウト5を注入すると共に、上記削孔2内の空間
にグラウト5を注入し硬化させて、上記引張材3の露出
した先端部3a及びボンドシース7を定着固定する。
その後、上記引張材3を延出側をジャッキ等で緊張して
プレストレスを与えていた。
プレストレスを与えていた。
しかしながら、このような直状の筒体からなるボンドシ
ース7を使用すると、当該ボンドシース7内で固化した
セメントペースト8等に、図示するような上記引張材3
の方向に沿った縦クラック9および横クラック6a,6bが
発生することがあり、これらのクラックがアンカーの圧
縮強度および付着強度を低下させていた。
ース7を使用すると、当該ボンドシース7内で固化した
セメントペースト8等に、図示するような上記引張材3
の方向に沿った縦クラック9および横クラック6a,6bが
発生することがあり、これらのクラックがアンカーの圧
縮強度および付着強度を低下させていた。
そこで、第6図に示すように、上記ボンドシースの周壁
の形状を工夫した、いわゆる異形ボンドシース10が創案
された。
の形状を工夫した、いわゆる異形ボンドシース10が創案
された。
図示するように、この異形ボンドシース10は、周壁が螺
旋状の波形に成形された筒体にて形成されており、主に
金属製のものとポリエチレン製のものとの二種類があっ
た。
旋状の波形に成形された筒体にて形成されており、主に
金属製のものとポリエチレン製のものとの二種類があっ
た。
これら異形ボンドシース10は、上記引張材3が地下水と
接触するのを防止するだけでなく、その周壁を螺旋状の
波形に成形することにより、上記引張材3にプレストレ
スを与えたときに、この引張材3を定着すべく注入され
るセメントペースト8等に拘束力を負荷して上記縦クラ
ック9および横クラック6a,6bの発生による強度低下を
補うようにしたものである。
接触するのを防止するだけでなく、その周壁を螺旋状の
波形に成形することにより、上記引張材3にプレストレ
スを与えたときに、この引張材3を定着すべく注入され
るセメントペースト8等に拘束力を負荷して上記縦クラ
ック9および横クラック6a,6bの発生による強度低下を
補うようにしたものである。
ところで、上述のような二種類の異形ボンドシース10を
採用してアンカーを構築する場合、次のような問題があ
った。
採用してアンカーを構築する場合、次のような問題があ
った。
金属製の異形ボンドシース10にあっては、材質的に弾性
係数が高いためセメントペースト8等の拘束力が強く、
その付着耐力が大きいものの、地下水と接触して当該異
形ボンドシース10自体に錆が発生し、脆くなり寿命が短
いという問題があった。
係数が高いためセメントペースト8等の拘束力が強く、
その付着耐力が大きいものの、地下水と接触して当該異
形ボンドシース10自体に錆が発生し、脆くなり寿命が短
いという問題があった。
また、ポリエチレン製の異形ボンドシース10にあって
は、金属製のものとは反対に、材質的に地下水と接触し
ても錆ないので寿命は長いものの、弾性係数が低いため
セメントペースト8等の拘束力が依然として弱く、その
付着耐力が小さいという問題があった。
は、金属製のものとは反対に、材質的に地下水と接触し
ても錆ないので寿命は長いものの、弾性係数が低いため
セメントペースト8等の拘束力が依然として弱く、その
付着耐力が小さいという問題があった。
上述のような課題に鑑みて本考案の目的は、良好な耐蝕
性により長い寿命を有すると共に、引張材を定着すべく
注入されるセメントペースト等の拘束力が大きく良好な
アンカー強度を有するアンカーのボンドシースを提供す
るにある。
性により長い寿命を有すると共に、引張材を定着すべく
注入されるセメントペースト等の拘束力が大きく良好な
アンカー強度を有するアンカーのボンドシースを提供す
るにある。
上記目的を達成すべく本考案のアンカーボンドシース
は、直状のアンボンドシースに連設されると共に、両端
部が開口した樹脂製筒体で成り、その周壁が螺旋状をな
して起伏の大きい波形に成形された異形ボンドシース本
体と、上記異形ボンドシース本体の波形外周壁の山溝に
沿って、その内側に設けられた鋼製の螺旋状巻線と、を
備え、上記異形ボンドシース本体に挿入される引張材に
対して所望の拘束力を得るように、上記螺旋状巻線の径
が、上記異形ボンドシース本体の径及び上記谷溝の深さ
との関係で設定されるように構成したものである。
は、直状のアンボンドシースに連設されると共に、両端
部が開口した樹脂製筒体で成り、その周壁が螺旋状をな
して起伏の大きい波形に成形された異形ボンドシース本
体と、上記異形ボンドシース本体の波形外周壁の山溝に
沿って、その内側に設けられた鋼製の螺旋状巻線と、を
備え、上記異形ボンドシース本体に挿入される引張材に
対して所望の拘束力を得るように、上記螺旋状巻線の径
が、上記異形ボンドシース本体の径及び上記谷溝の深さ
との関係で設定されるように構成したものである。
上記構成によれば、上記シース本体は樹脂にて形成され
ているので、地下水と接触しても錆びない。
ているので、地下水と接触しても錆びない。
このシース本体の周壁を螺旋状に波形に成形して、当該
シース本体内に挿入された引張材を定着すべく注入され
るセンメトペースト等の拘束力を高めるための形状的な
工夫がなされているものの樹脂は材質的に弾性係数が小
さいので、上記拘束力は依然として小さい。
シース本体内に挿入された引張材を定着すべく注入され
るセンメトペースト等の拘束力を高めるための形状的な
工夫がなされているものの樹脂は材質的に弾性係数が小
さいので、上記拘束力は依然として小さい。
しかし、このシース本体の波形内周壁の山溝には、これ
に沿って鋼製の螺旋状巻線が設けられている。鋼は、材
質的に弾性係数が大きいので、このように上記波形内周
壁の山溝に沿って当該鋼製の螺旋状巻線が設けられるこ
とにより、上記シース本体の拘束力が補われ、その結
果、上記拘束力は全体として大きくなり良好なアンカー
強度を有するものである。
に沿って鋼製の螺旋状巻線が設けられている。鋼は、材
質的に弾性係数が大きいので、このように上記波形内周
壁の山溝に沿って当該鋼製の螺旋状巻線が設けられるこ
とにより、上記シース本体の拘束力が補われ、その結
果、上記拘束力は全体として大きくなり良好なアンカー
強度を有するものである。
そして、上記螺旋状巻線は、上記シース本体の波形内周
壁の山溝に沿って設けられている。すなわち、この螺旋
状巻線は、上記シース本体内に位置されているので、た
とえシース本体の周囲に横クラックが発生して、この横
クラック内を地下水が通過してきても、地下水は上記シ
ース本体の周壁によって遮られて、その内部には侵入せ
ず、上記シース本体内に位置された鋼製の螺旋状巻線は
錆びない。
壁の山溝に沿って設けられている。すなわち、この螺旋
状巻線は、上記シース本体内に位置されているので、た
とえシース本体の周囲に横クラックが発生して、この横
クラック内を地下水が通過してきても、地下水は上記シ
ース本体の周壁によって遮られて、その内部には侵入せ
ず、上記シース本体内に位置された鋼製の螺旋状巻線は
錆びない。
このように、上記シース本体と、この内部に位置された
鋼製の螺旋状巻線とによって構成されたアンカーのボン
ドシースは、全体として良好な耐蝕性を有し、長い寿命
を有するものである。
鋼製の螺旋状巻線とによって構成されたアンカーのボン
ドシースは、全体として良好な耐蝕性を有し、長い寿命
を有するものである。
以下、本考案の好適な一実施例を添付図面に基づいて詳
述する。
述する。
第1図及び第2図に示すように、本考案のアンカーのボ
ンドシース20は、シース本体21と螺旋状巻線22とからな
っている。
ンドシース20は、シース本体21と螺旋状巻線22とからな
っている。
上記シース本体21は、円筒体の周壁を螺旋状の波形に形
成したものである。具体的には、上記周壁の長手方向断
面に順次山谷状の波形の凹凸が形成されており、この波
形は、第2図から明らかなように、その山と谷の起伏が
比較的大きく設定され、そして上記周壁の周方向に沿う
ように螺旋状に形成されている。すなわち、このシース
本体21は、いわゆる異形ボンドシース10の形状を呈して
いる。このシース本体21は、例えばポリエチレン等の樹
脂にて成形されている。
成したものである。具体的には、上記周壁の長手方向断
面に順次山谷状の波形の凹凸が形成されており、この波
形は、第2図から明らかなように、その山と谷の起伏が
比較的大きく設定され、そして上記周壁の周方向に沿う
ように螺旋状に形成されている。すなわち、このシース
本体21は、いわゆる異形ボンドシース10の形状を呈して
いる。このシース本体21は、例えばポリエチレン等の樹
脂にて成形されている。
このシース本体21の両端部は開口されているか、あるい
は一端部が開口され他端部が閉塞されている。
は一端部が開口され他端部が閉塞されている。
また、上記シース本体21の波形周壁の内側には、その山
溝21aに沿って螺旋状巻線22が設けられている。この螺
旋状巻線22は、鋼にて形成されている。この螺旋状巻線
22の径Dは、上記シース本体21の径d、山溝21aの深
さ、及び後述する所望の拘束力F等によって決定するも
のである。
溝21aに沿って螺旋状巻線22が設けられている。この螺
旋状巻線22は、鋼にて形成されている。この螺旋状巻線
22の径Dは、上記シース本体21の径d、山溝21aの深
さ、及び後述する所望の拘束力F等によって決定するも
のである。
このように構成された本考案のボンドシース20を使用し
てアンカーを構築する場合には、第3図に示すようにな
される。
てアンカーを構築する場合には、第3図に示すようにな
される。
まず、地山24に削孔25し、この削孔25内に本考案のボン
ドシース20を挿入する。上述したように、ボンドシース
20の一端部が開口され他端部が閉塞されている場合に
は、その閉塞端部20aを上記削孔25内の奥に挿入する。
このボンドシース20は、上記削孔25内に挿入する前に、
上記シース本体21に上記鋼製の螺旋状巻線22を取り付け
ておくものである。
ドシース20を挿入する。上述したように、ボンドシース
20の一端部が開口され他端部が閉塞されている場合に
は、その閉塞端部20aを上記削孔25内の奥に挿入する。
このボンドシース20は、上記削孔25内に挿入する前に、
上記シース本体21に上記鋼製の螺旋状巻線22を取り付け
ておくものである。
次に、このボンドシース20内にアンボンドシース26から
露出した引張材27の先端部27aを挿入する。
露出した引張材27の先端部27aを挿入する。
そして、上記ボンドシース20内にセメントペースト28あ
るいはグラウト29を注入すると共に、上記削孔25内の空
間にグラウト29を注入し硬化させて、上記引張材27の露
出した先端部27a及びボンドシース20を定着固定する。
るいはグラウト29を注入すると共に、上記削孔25内の空
間にグラウト29を注入し硬化させて、上記引張材27の露
出した先端部27a及びボンドシース20を定着固定する。
その後、上記引張材27の延出側をジャッキ等で緊張して
プレストレスを与えるものである。
プレストレスを与えるものである。
本考案のアンカーのボンドシース20のシース本体21内に
挿入される引張材27を定着すべく注入されるセメントペ
ースト28等の拘束力Fは、このシース本体21の波形周壁
の内側の山溝21aに、これに沿って鋼製の螺旋状巻線22
が設けられていることにより補われて大きくなり、その
付着耐力が大きくなる。
挿入される引張材27を定着すべく注入されるセメントペ
ースト28等の拘束力Fは、このシース本体21の波形周壁
の内側の山溝21aに、これに沿って鋼製の螺旋状巻線22
が設けられていることにより補われて大きくなり、その
付着耐力が大きくなる。
これは、上記シース本体21の周壁が螺旋状の波形に形成
され、上記螺旋状巻線22を形成する鋼が材質的に弾性係
数が大きいからである。
され、上記螺旋状巻線22を形成する鋼が材質的に弾性係
数が大きいからである。
また、上述したように上記シース本体21は樹脂にて形成
されているので、地下水と接触しても錆びない。
されているので、地下水と接触しても錆びない。
上記螺旋状巻線22は、上記シース本体21内に位置され、
このシース本体21の波形内周壁の山溝21aに沿って設け
られている。
このシース本体21の波形内周壁の山溝21aに沿って設け
られている。
ところで、上記シース本体21の周囲には、横クラックが
発生することがあり、この横クラック内を地下水が通過
する。しかし、地下水は上記シース本体21の周壁によっ
て遮られて、その内部には侵入せず、上記シース本体21
内に位置された鋼製の螺旋状巻線22は錆びない。
発生することがあり、この横クラック内を地下水が通過
する。しかし、地下水は上記シース本体21の周壁によっ
て遮られて、その内部には侵入せず、上記シース本体21
内に位置された鋼製の螺旋状巻線22は錆びない。
このように、上記シース本体21と、この内部に位置され
た鋼製の螺旋状巻線22とによって構成されたアンカーの
ボンドシース20は、全体として良好な耐蝕性を有し、長
い寿命を有するものである。
た鋼製の螺旋状巻線22とによって構成されたアンカーの
ボンドシース20は、全体として良好な耐蝕性を有し、長
い寿命を有するものである。
尚、地下水のシース本体21内への侵入を完全に防止し
て、上記鋼製の螺旋状巻線22を地下水による錆からより
確実に保護するためには、上記シース本体21の一端部が
開口され他端部が閉塞されたものを使用することが望ま
しい。
て、上記鋼製の螺旋状巻線22を地下水による錆からより
確実に保護するためには、上記シース本体21の一端部が
開口され他端部が閉塞されたものを使用することが望ま
しい。
以上述べたように本考案のアンカーのボンドシースによ
れば、良好な耐蝕性により長い寿命を有すると共に、引
張材を定着すべく注入されるセメントペースト等の拘束
力が大きく良好なアンカー強度を有するという優れた効
果を発揮する。
れば、良好な耐蝕性により長い寿命を有すると共に、引
張材を定着すべく注入されるセメントペースト等の拘束
力が大きく良好なアンカー強度を有するという優れた効
果を発揮する。
第1図は本考案のアンカーのボンドシースの一実施例を
示す斜視図、第2図は第1図の縦断面図、第3図は本考
案のアンカーのボンドシースを使用したアンカー構築状
況を示す縦断面図である。 第4図はボンドシースを使用しない従来のアンカー構築
構造を示す側断面図、第5図は従来のボンドシースを示
す側断面図、第6図は従来の異形ボンドシースを示す側
断面図である。 20…アンカーのボンドシース;21…シース本体;21a…山
溝;22…螺旋状巻線。
示す斜視図、第2図は第1図の縦断面図、第3図は本考
案のアンカーのボンドシースを使用したアンカー構築状
況を示す縦断面図である。 第4図はボンドシースを使用しない従来のアンカー構築
構造を示す側断面図、第5図は従来のボンドシースを示
す側断面図、第6図は従来の異形ボンドシースを示す側
断面図である。 20…アンカーのボンドシース;21…シース本体;21a…山
溝;22…螺旋状巻線。
Claims (1)
- 【請求項1】直状のアンボンドシースに連設されると共
に、両端部が開口した樹脂製筒体で成り、その周壁が螺
旋状をなして起伏の大きい波形に成形された異形ボンド
シース本体と、 上記異形ボンドシース本体の波形外周壁の山溝に沿っ
て、その内側に設けられた鋼製の螺旋状巻線と、を備
え、 上記異形ボンドシース本体に挿入される引張材に対して
所望の拘束力を得るように、上記螺旋状巻線の径が、上
記異形ボンドシース本体の径及び上記谷溝の深さとの関
係で設定されるようにしたことを特徴とするアンカーの
ボンドシース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989106091U JPH0714423Y2 (ja) | 1989-09-09 | 1989-09-09 | アンカーのボンドシース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989106091U JPH0714423Y2 (ja) | 1989-09-09 | 1989-09-09 | アンカーのボンドシース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0346533U JPH0346533U (ja) | 1991-04-30 |
JPH0714423Y2 true JPH0714423Y2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=31654838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989106091U Expired - Lifetime JPH0714423Y2 (ja) | 1989-09-09 | 1989-09-09 | アンカーのボンドシース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0714423Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63121336U (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-05 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61117324A (ja) * | 1984-11-12 | 1986-06-04 | Kajima Corp | ア−スアンカ− |
JPH01280125A (ja) * | 1988-05-02 | 1989-11-10 | Kurosawa Kensetsu Kk | 止水シース及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-09-09 JP JP1989106091U patent/JPH0714423Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0346533U (ja) | 1991-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5472296A (en) | Corrosion protected support element for a soil anchor or a rock anchor, a pressure pile or the like | |
US3596330A (en) | Anchors for structural tensile members | |
US4348844A (en) | Electrically isolated reinforcing tendon assembly and method | |
JPH0714423Y2 (ja) | アンカーのボンドシース | |
JPS61117324A (ja) | ア−スアンカ− | |
JPH0617857Y2 (ja) | アンカーのボンドシース | |
JP2989547B2 (ja) | 法面保護工法 | |
JPH0617858Y2 (ja) | アンカーのボンドシース | |
JPH078582Y2 (ja) | アンカーのボンドシース | |
JP2554513B2 (ja) | 埋込み部材の定着端部構造 | |
JPH0772418B2 (ja) | アンカー引張材 | |
JPS5817792Y2 (ja) | ア−スアンカ−用シ−スの端部閉鎖構造 | |
JPH0617859Y2 (ja) | アンカーのボンドシース | |
KR200400693Y1 (ko) | 그라운드 앵커용 내하체 | |
JPH0612037Y2 (ja) | アンカーのボンドシース | |
JPH0621953Y2 (ja) | 構造物固定装置の異形シース | |
JPH0340914Y2 (ja) | ||
JPH078583Y2 (ja) | アンカー用シース | |
JP2749292B2 (ja) | 定着具 | |
JPH0712424Y2 (ja) | アンカー | |
GB1589607A (en) | Method of securing an anchor to rock or soil and a soil or rock anchor | |
JP2562072Y2 (ja) | 定着アンカー | |
JPH0726416Y2 (ja) | アンカーのボンドシース | |
JPS61242221A (ja) | 定着アンカ− | |
JPH0330424Y2 (ja) |