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JPH07138478A - ポリアミド成形体の製造方法 - Google Patents

ポリアミド成形体の製造方法

Info

Publication number
JPH07138478A
JPH07138478A JP28928093A JP28928093A JPH07138478A JP H07138478 A JPH07138478 A JP H07138478A JP 28928093 A JP28928093 A JP 28928093A JP 28928093 A JP28928093 A JP 28928093A JP H07138478 A JPH07138478 A JP H07138478A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nylon
amount
polyamide
resin
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28928093A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoaki Nishijima
清明 西嶋
Hiromasa Minematsu
宏昌 峯松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP28928093A priority Critical patent/JPH07138478A/ja
Publication of JPH07138478A publication Critical patent/JPH07138478A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ナイロン46樹脂の耐熱性を維持したままで
成形性を改善すること。 【構成】 ナイロン46樹脂60〜90重量%に、ナイ
ロン6又はナイロン66樹脂40〜10重量%を加え、
かつ末端アミノ基と末端カルボキシル基濃度を特定範囲
に調整したうえで、二官能N−アシルラクタムを配合
し、高重合度化せしめた無機充填剤含有ポリアミド成形
体の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリアミド成形体の製造
方法に関し、更に詳しくは溶融成形時に高分子量化され
たナイロン46成形体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】テトラメチレンジアミン又はその機能誘
導体とアジピン酸又はその機能誘導体とから作られるナ
イロン46は、引張強度、曲げ強度、衝撃強度等の機械
的強度に優れ、また耐熱性、摺動特性にも優れるため有
用なエンジニアリングプラスチックとしてその利用上の
価値が大きいものである。
【0003】従来この樹脂は主として射出成形により、
ナイロン66を中心とした汎用ポリアミドでは耐熱性、
摺動性、耐薬品性等が不足する用途に、適用されてき
た。しかし、最近に至り、エンジン廻りのエアインテー
クやインテークマニホールドを中心にブロー成形による
製品開発が活発に行われるようになり、汎用ポリアミド
では耐熱性が不足するため、ブロー成形性に優れたナイ
ロン46の開発が求められるようになってきた。また新
用途開発のためパイプを中心とした押出成形に適したナ
イロン46の開発も同様に求められている。
【0004】これらの成形法に対応するためには、高粘
度でかつ結晶化速度が遅いことが望ましい。しかしナイ
ロン46は溶融してしまうと粘度が低くなり、かつ結晶
化速度が速いため、通常のナイロン46ではブロー成形
や押出成形は困難であった。これらの成形法に対応する
ためには溶融時の粘度を上げる必要があり、高分子量化
したナイロン46を用いた成形体の製造方法が強く要請
されている。
【0005】ところで、高分子量成形体を得るには、予
め高分子量化したチップをエクストルーダー等の混練機
中にて溶融成形するのが従来の方法であるが、ナイロン
46の場合はその樹脂の性質上、経済的な方法で高分子
量化することが困難である。
【0006】すなわち融点が290℃と高く、樹脂の分
解点に近いため通常の溶融重合法では成形体として使用
しうる重合度には到達出来ず、特開昭56―14943
0号公報及び特開昭56―149431号公報に記載さ
れている特殊な固相重合法によらねばならない。従って
重合度の一層の向上のためには、更に厳しい固相重合条
件を採用する必要があり、これは生産性が低いのみなら
ず、重合度の制御が難しい。一方、高重合度のポリアミ
ドを得る他の方法として、英国特許第69364号明細
書にはビス―N―アシルラクタム方の鎖連結剤をポリア
ミドの重合途中に添加する方法が、また特開昭61―1
71732号公報にはカルバモイルラクタム型の鎖連結
剤をポリアミドに添加し、エクストルーダー中にて反応
させる方法が提案されている。しかし、ナイロン46の
場合は溶融重合による前者の方法は採用不可能であり、
また後者の方法では得られたポリマーの分子量の高重合
度化効果が小さく満足のいくものではない。
【0007】
【発明の目的】本発明は上述の事情を背景としてなされ
たものであり、生産性が低くかつ重合度制御が困難であ
る固相重合法によらずに、ナイロン46の高分子量化を
可能にする方法を提供することを発明の目的としたもの
である。
【0008】本発明者らは既に特開平3―62826号
公報において高分子量のナイロン46成形体を得る方法
を提案した。この方法はナイロン46分子のアミノ末端
基同士をビスカプロラクタム化合物で連結し、分子量の
増加を図るものである。しかし、その後の検討により、
ナイロン46のアミノ末端基数は必ずしも安定せず、ア
ミノ末端基数が少ない場合には、充分な分子量増加効果
が発現しないことが判明した。本発明はかかる状況下に
おいても高分子量のナイロン46成形体を効率よく得る
方法に関するものである。
【0009】
【発明の構成】本発明者らは、上記の目的を達成せんと
して鋭意検討した結果、本発明に到達した。
【0010】本発明は、(A1)ナイロン46樹脂60
〜90重量%及び(A2)下記式を満足するナイロン6
樹脂及び/又はナイロン66樹脂40〜10重量%
【0011】
【数2】[NH2 ]−[COOH]>20 [ここで、[NH2 ]及び[COOH]は、グラム当量
/106 グラム単位とする各々末端アミノ基量、末端カ
ルボキシル基量を表わす。]よりなるポリアミド樹脂混
合物100重量部に対し、 (B)無機充填剤5〜40重量部 を配合してなるポリアミド樹脂組成物と二官能N―アシ
ルラクタムとを、例えば溶融混練機中にて反応させなが
ら、所望の形状に成形することからなるポリアミド成形
体の製造方法である。
【0012】以下本発明を詳述する。
【0013】本発明に用いられる(A1)成分のナイロ
ン46樹脂とは、酸成分としてアジピン酸又はその機能
誘導体を用い、アミン成分としてテトラメチレンジアミ
ン又はその機能誘導体を用いて縮合反応により得られる
ポリアミドを主たる対象とするが、そのアジピン酸成分
又はテトラメチレンジアミン成分の一部を他の共重合成
分で置き換えたものでもよい。
【0014】ナイロン46樹脂の好ましい態様は特開昭
56―149430号公報及び特開昭56―14943
1号公報に記載されている。
【0015】本発明に用いられる(A2)成分のナイロ
ン6樹脂とはε―カプロラクタムを重合させることによ
り得られる洗浄ポリマーを云うが、ナイロン6樹脂の基
本的性質を損なわない範囲において、ε―カプロラクタ
ム以外のモノマーが共重合またはブレンドされていても
構わない。ここで、アミノ末端基量がカルボキシル末端
基量より多いナイロン6樹脂を作成するには、ε―カプ
ロラクタムにアミン成分を少量添加して重合する必要が
ある。この場合、アミン成分はモノアミンでも構わない
が、重合速度面からはジアミンを用いる方が有利であ
る。ジアミンとしてはヘキサメチレンジアミン、m―キ
シリレンジアミン等の脂肪族アミン、p―フェニレンジ
アミン、m―フェニレンジアミン等の芳香族アミンが例
示されるが、熱安定性のあるものならいかなるものでも
構わない。
【0016】本発明に用いられる(A2)成分のナイロ
ン66樹脂とはポリヘキサメチレンアジパミド及びヘキ
サメチレンアジパミド単位を主たる構成成分とするポリ
アミドを云い、通常の溶融重合法、すなわち原料のヘキ
サメチレンジアミンとアジピン酸の実質的等モル塩を水
とともに重合槽に仕込み、250〜300℃程度の温度
で常圧、加圧、あるいは減圧下に重合を行う方法によっ
て得ることができる。なお、この際にナイロン6樹脂と
同様に少量のアミン成分を添加して重合することによ
り、アミノ末端基量がカルボキシル末端基量より多いナ
イロン66樹脂を得ることができる。
【0017】ここで、(A2)成分にとって必要とされ
る大切な要件はその末端基量であり、
【0018】
【数3】[NH2 ]−[COOH]>20 [ここで、[NH2 ]及び[COOH]は、グラム当量
/106 グラム単位とする末端アミノ基量及び末端カル
ボキシル基量を各々表わす。]の条件を満たすことが必
要である。この条件が満足されない時は、最終的に高い
重合度にならず、従って成形時の高い粘性が得られな
い。
【0019】本発明における(A1)及び(A2)成分
の割合は、重量%比で60〜90:40〜10である。
(A2)成分は成形時の高い粘性及び適度の結晶化速度
の低下を得るための必須成分であり、その割合が10w
t%未満の場合には、この改良効果が小さく、一方40
wt%を超える場合にはHDT(荷重撓み温度)等で表
わされる耐熱性が低下し、ナイロン46の特徴が損なわ
れ好ましくない。
【0020】本発明に用いられる(B)成分の無機充填
剤としては粉末状及び繊維状の充填剤が含まれる。粉末
状充填剤としては、カオリン、ワラストナイト、タル
ク、マイカ、炭酸カルシウム、ガラスフレークスなどが
例示できる。また繊維状充填剤としてはガラス繊維、ア
ラミド繊維、カーボン繊維、チタン酸カリウムウィスカ
ー、ボロンウィスカーなどが例示でき、これら2種以上
を組み合わせて使用することもできる。これらの充填剤
はHDT等の尺度で表わされる耐熱性を高め、かつ成形
時の粘性を高める効果がある。その添加量は(A1)と
(A2)とよりなるポリアミド樹脂混合体100重量部
に対し、5〜40重量部である。5重量部未満の場合は
得られた成形体の耐熱性が低くなり、ナイロン46樹脂
としての特徴が失われる。40重量部を超える場合は、
耐熱性を高める効果はあるものの、ブロー成形時の伸長
性が損なわれ好ましくない。これらの無機充填剤の中で
は特にガラス繊維が好ましく、ガラス繊維としては一般
に樹脂の強化用に用いられるものなら特に限定はない。
これらは集束剤(例えばポリウレタン系、ポリ酢酸ビニ
ル系集束剤等)、カップリング剤(例えばシラン化合
物、ボラン化合物等)、その他の表面処理剤で被覆され
ていてもよい。
【0021】本発明に用いられる二官能N―アシルラク
タム化合物とは、次の一般式で表わされるものである。
【0022】
【化1】
【0023】(ここで、Xはアルキル基あるいは芳香族
基を、Rはアルキル基を表わす。)かかる一般式で表わ
される化合物の具体例としては、N,N′―イソフタロ
イルビス―ε―カプロラクタム、N,N′―アジポイル
ビス―ε―バレロラクタム、N,N′―イソフタロイル
ビスバレロラクタム、N,N′―イソフタロイルビスブ
チロラクタム、N,N′―イソフタロイルビスブチロラ
クタム等を挙げることができる。
【0024】これらの化合物は相当するカルボン酸ジハ
ライドとラクタムをアミンあるいはKOH等無機アルカ
リの存在下に反応させることにより容易に合成すること
ができる。
【0025】本発明において(A1)及び(A2)より
なるポリアミド樹脂混合体に(B)を配合してなるポリ
アミド樹脂組成物を二官能N―アシルラクタムと反応さ
せるには、該組成物にあらかじめドライブレンドしてお
き、これを溶融混練する方法が一般的である。
【0026】ここでナイロン46に対する二官能N―ア
シルラクタムの添加量はナイロン46のアミノ末端基量
を基準にしてアシル基量が0.5〜3.0倍当量が好ま
しく、更に最も高い分子量を得るには1.0〜2.0で
ある。添加量が多過ぎると逆に分子量は低下する。
【0027】この時の溶融温度はナイロン46の融点よ
り5〜30℃、好ましくは5〜15℃高めがよく、混練
時間は1〜15分間、好ましくは2〜6分間である。
【0028】本発明によりナイロン46の高重合度化が
可能となり、溶融時の高粘性化と結晶化温度の低下がも
たらされる。これにより従来困難であったブロー成形や
押出成形による成形体の製造が可能となり、射出成形の
枠を超えたナイロン46樹脂の活用ができるようにな
る。
【0029】
【実施例】以下実施例を挙げて説明するが、本説明はこ
れに限定されるものではない。なお実施例及び比較例中
の各種特性の測定は以下の方法によった。
【0030】(1)固有粘度[η] ポリマー0.2、0.4及び0.8gをそれぞれ100
mlのメタクレゾールに溶解し、35℃にてηrel
(t/t0 )を測定する。次に、各濃度c(g/100
ml)に対し(ηrel−1)/cをプロットし、3点
から得られる直線の外挿値(c→0)から[η]を求め
る。
【0031】(2)末端基量 アミノ末端基量[NH2 ]はポリマーをm―クレゾール
に溶解し、0.01Nのp―トルエンスルホン酸で滴定
して求めた。末端カルボキシル基量[COOH]はポリ
マーをベンジルアルコールに溶解し、0.1Nの水酸化
ナトリウムで滴定して求めた。
【0032】(3)荷重撓み温度(HDT) ASTM D648に準拠し、荷重264Psi、試験
片厚み1/4インチにて測定した。
【0033】(4)融点及び結晶化温度 Du Pont Instruments 製のDifferential Scanning Calo
rimeter 910型を用い、昇降温速度20℃/分、33
0℃での保持時間3分間で測定した。
【0034】また、実施例及び比較例においては次のよ
うな材料を用いた。構成成分(A1)ナイロン46とし
てオランダ国DSM社製のSTANYL KS300及
びKS400を用いた。構成成分(A2)ナイロン6及
びナイロン66として以下に示す(a)〜(d)を用い
た。 (a)ε―カプロラクタムにm―キシリレンジアミンを
0.25モル%添加して溶融重合し、熱水洗浄、乾燥す
ることにより[η]=1.41、[NH2 ]=66、
[COOH]=18、水分率=0.05%、、モノマー
含率=0.2%のチップを得た。 (b)ε―カプロラクタムにジエチレントリアミンを
0.26モル%添加して溶融重合し、熱水洗浄、乾燥す
ることにより[η]=1.08、[NH2 ]=97、
[COOH]=28、水分率=0.05%、モノマー含
率=0.2%のチップを得た。 (c)ε―カプロラクタムを溶融重合し、熱水洗浄、乾
燥することにより[η]=1.34、[NH2 ]=4
5、[COOH]=46、水分率=0.05%、モノマ
ー含率=0.2%のチップを得た。 (d)AH塩にヘキサメチレンジアミンを0.25モル
%添加して溶融重合し、[η]=1.37、[NH2
=68、[COOH]=20のチップを得た。構成成分
(B)無機充填剤として長さ3mmのチョップドストラ
ンドカットガラス繊維(日本電気硝子(株)製)を用い
た。
【0035】実施例及び比較例のポリアミド樹脂混合体
は二軸押出機(TEX44、日本製鋼所製)にてシリン
ダー温度270〜330℃で押出しペレット化した。得
られたペレットにN,N′―テレフタロイルビスカプロ
ラクタム粉体を所定量ドライブレンドし、射出成形機
(IS60B、東芝機械製)にて成形温度305℃、金
型温度120℃、成形サイクル35秒にて成形し、評価
用の試験片を得た。実施例及び比較例として、その組成
及び上記項目の評価結果を表1及び表2に示す。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】なお氷柱のブロー成形性は次の方法により
判定した。ダイレクトブロー成形機(SE5I/BA
2、住友重機製)により、シリンダー温度270〜29
0℃、ダイヘッド温270〜280℃で角型の成形体を
ブロー成形し、成形時のドローダウン性、肉厚、ブロー
時の破裂有無、表面性等より判定した。
【0039】[実施例1〜10、比較例1〜8]実施例
1〜3では[η]がアップし、良好なブロー成形性が得
られる。これに対し比較例1、3はビスカプロラクタム
を用いないもので[η]が低い。比較例2はビスカプロ
ラクタムは用いているが、(A2)成分がないため、は
やり[η]が低くブロー成形性は不良である。
【0040】実施例4〜6は(A1)及び(A2)成分
の種類を変えた例で同様の効果が得られる。比較例4は
(A2)成分として[NH2 ]−[COOH]>20の
条件を満たさないナイロン6を用いた例であり、[NH
2 ]が小さく[η]アップ効果が発現しない。またナイ
ロン6の量を増やした比較例7ではHDTが低くなり、
ナイロン46としての特徴が失われる。
【0041】実施例7はビスカプロラクタム量が少な目
の例であるが、逆に多すぎる場合(比較例5)は[η]
が低くなり好ましくない。
【0042】比較例8は(B)成分を含まない例であ
り、[η]は上がるもののHDTが低くなりすぎ好まし
くない。逆にガラス繊維が多すぎる(比較例6)と、伸
長流動性が損なわれブロー成形性が不良となる。
【0043】実施例9、10はビスカプロラクタムの種
類を変えたものであり、同様の効果が得られる。
【0044】
【発明の効果】本発明は(A1)ナイロン46に(A
2)特定条件を満足するナイロン6(及び/又は)ナイ
ロン66及び(B)無機充填剤よりなるポリアミド樹脂
組成物に鎖連結剤として二官能N―アシルラクタムを反
応させて分子量を高めることにより、ナイロン46の耐
熱性を保持したままで、ブロー成形又は押出成形に対応
できる新しい樹脂成形材料が得られた。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A1)ナイロン46樹脂60〜90重
    量%及び(A2)下記式を満足するナイロン6樹脂及び
    /又はナイロン66樹脂40〜10重量% 【数1】[NH2 ]−[COOH]>20 [ここで、[NH2 ]及び[COOH]は、グラム当量
    /106 グラム単位とする末端アミノ基量及び末端カル
    ボキシル基量を各々表わす。]よりなるポリアミド樹脂
    混合物100重量部に対し、 (B)無機充填剤5〜40重量部 を配合してなるポリアミド樹脂組成物に、その溶融混練
    中において二官能N−アシルラクタムを添加し、反応せ
    しめた後、所定の形状に成形せしめることからなるポリ
    アミド成形体の製造方法。
  2. 【請求項2】 二官能N―アシルラクタムの添加量は、
    ポリアミド樹脂組成物(混合物)のアミノ末端基量に対
    するアシル基量が0.5〜3.0倍当量の範囲である請
    求項1に記載のポリアミド成形体の製造方法。
  3. 【請求項3】 二官能N―アシルラクタムがN,N―テ
    レフタロイルビス―ε―カプロラクタムである請求項1
    に記載のポリアミド成形体の製造方法。
JP28928093A 1993-11-18 1993-11-18 ポリアミド成形体の製造方法 Pending JPH07138478A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007277391A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Asahi Kasei Chemicals Corp ガラス長繊維強化ポリアミド樹脂組成物および成形品

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