JPH07134873A - ディスク再生装置及び信号処理回路 - Google Patents
ディスク再生装置及び信号処理回路Info
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- JPH07134873A JPH07134873A JP30586093A JP30586093A JPH07134873A JP H07134873 A JPH07134873 A JP H07134873A JP 30586093 A JP30586093 A JP 30586093A JP 30586093 A JP30586093 A JP 30586093A JP H07134873 A JPH07134873 A JP H07134873A
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- FGRBYDKOBBBPOI-UHFFFAOYSA-N 10,10-dioxo-2-[4-(N-phenylanilino)phenyl]thioxanthen-9-one Chemical compound O=C1c2ccccc2S(=O)(=O)c2ccc(cc12)-c1ccc(cc1)N(c1ccccc1)c1ccccc1 FGRBYDKOBBBPOI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 RFアンプの周波数特性をディスクの再生速
度に対応して最適の特性を維持し、再生性能が変化する
ことを防ぐ。 【構成】 線速度一定で駆動し、読み取られたデータは
RFアンプ3に供給され、電圧信号であるRF信号に変
換される。変換されたRF信号は、再生手段4に送ら
れ、データスライス回路41で2値化される。2値化さ
れたデータ(EFM信号)は、PLL回路42に送ら
れ、ここでデータに同期したPLLクロックを生成す
る。このPLLクロックをもとにEFM信号をデータ処
理回路46に送りデータ処理後、出力データを得る。P
LLクロック生成手段を構成するVCOのコントロール
電圧Vは、再生速度に比例した電気信号であり、この電
気信号にしたがってRFアンプの周波数特性を変化させ
ることによりRFアンプの周波数特性を再生速度に合わ
せて変化させることができる。
度に対応して最適の特性を維持し、再生性能が変化する
ことを防ぐ。 【構成】 線速度一定で駆動し、読み取られたデータは
RFアンプ3に供給され、電圧信号であるRF信号に変
換される。変換されたRF信号は、再生手段4に送ら
れ、データスライス回路41で2値化される。2値化さ
れたデータ(EFM信号)は、PLL回路42に送ら
れ、ここでデータに同期したPLLクロックを生成す
る。このPLLクロックをもとにEFM信号をデータ処
理回路46に送りデータ処理後、出力データを得る。P
LLクロック生成手段を構成するVCOのコントロール
電圧Vは、再生速度に比例した電気信号であり、この電
気信号にしたがってRFアンプの周波数特性を変化させ
ることによりRFアンプの周波数特性を再生速度に合わ
せて変化させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD(コンパクトディ
スク)等の光学的なディスク再生装置に関するもので、
特に、再生速度を連続的に可変できるRFアンプを備え
たディスク再生装置に関する。
スク)等の光学的なディスク再生装置に関するもので、
特に、再生速度を連続的に可変できるRFアンプを備え
たディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、音響機器の分野では、高密度で忠
実度の高い記録再生を行うために、オーディオ信号をP
CM(Pulse Code Modulation)技術によりデジタル化信
号に変換して、例えば、ディスクや磁気テープなどの記
録媒体に記録し、これを再生するデジタル記録再生シス
テムが知られている。とくに、直径12cmのディスク
にデジタル化データに対応したビット列を形成し、これ
を光学式に読み取るCD(Conpact Disc) が最も普及し
ている。この様なディスク再生装置は、半導体レーザや
光電変換素子などを内蔵した光学式ピックアップ素子を
ディスクの内周側から外周側に向けてリニアトラッキン
グに移動させるとともに、CDを線速度一定(CLV:
Constant Linear Velocity) に回転させることによって
CDに記録されたデータの読み取りを行う。このCDに
は、アナログオーディオ信号を16ビットでPCM化し
てなるデジタルデータ(主情報データ)が記憶されてい
る。デジタルデータは、8ビットを1シンボルとする2
4シンボルを1フレームとしこのフレームが繰り返され
る形でデータが記憶される。
実度の高い記録再生を行うために、オーディオ信号をP
CM(Pulse Code Modulation)技術によりデジタル化信
号に変換して、例えば、ディスクや磁気テープなどの記
録媒体に記録し、これを再生するデジタル記録再生シス
テムが知られている。とくに、直径12cmのディスク
にデジタル化データに対応したビット列を形成し、これ
を光学式に読み取るCD(Conpact Disc) が最も普及し
ている。この様なディスク再生装置は、半導体レーザや
光電変換素子などを内蔵した光学式ピックアップ素子を
ディスクの内周側から外周側に向けてリニアトラッキン
グに移動させるとともに、CDを線速度一定(CLV:
Constant Linear Velocity) に回転させることによって
CDに記録されたデータの読み取りを行う。このCDに
は、アナログオーディオ信号を16ビットでPCM化し
てなるデジタルデータ(主情報データ)が記憶されてい
る。デジタルデータは、8ビットを1シンボルとする2
4シンボルを1フレームとしこのフレームが繰り返され
る形でデータが記憶される。
【0003】このディスクでは、エラー訂正符号として
クロスインターリーブ・リードソロモン(CIRC)符
号を用いる。24シンボルのデジタルデータは、スクラ
ンブル部を介してC2 系列パリティ生成回路に供給され
て4シンボルのC2 系列誤り訂正用のパリティデータQ
が生成される。このデジタルデータとパリティデータQ
がインターリーブ回路を経てC1 系列パリティ生成回路
に供給されて4シンボルのC1 系列誤り訂正用パリティ
データPが生成される。24シンボルのデジタルデータ
と4シンボルのパリティデータP、Qよりなる32シン
ボルのデータは1フレーム遅延回路を経てから8ビット
(1シンボル)のサブコードデータが付加される。サブ
コードデータ及び32シンボルのデータはEFM(Eigh
t to Fourteen Modulation) 変調が施される。その変調
された14ビットの各シンボル間に3ビットのマージン
ビットが付加され、さらに、先頭に24ビットのフレー
ム周期信号が付加される。このようにして588ビット
のデータが1フレームとしてディスクに記録される場合
において、ビットクロックが4.32MHzであるの
で、1フレーム当たり136μsec(7.35KH
z)でディスクに記録される。サブコードデータは、9
8フレームで1サブコードフレームが構成されており、
1サブコードフレーム当り75Hz(13.3mse
c)でディスクに記録される。
クロスインターリーブ・リードソロモン(CIRC)符
号を用いる。24シンボルのデジタルデータは、スクラ
ンブル部を介してC2 系列パリティ生成回路に供給され
て4シンボルのC2 系列誤り訂正用のパリティデータQ
が生成される。このデジタルデータとパリティデータQ
がインターリーブ回路を経てC1 系列パリティ生成回路
に供給されて4シンボルのC1 系列誤り訂正用パリティ
データPが生成される。24シンボルのデジタルデータ
と4シンボルのパリティデータP、Qよりなる32シン
ボルのデータは1フレーム遅延回路を経てから8ビット
(1シンボル)のサブコードデータが付加される。サブ
コードデータ及び32シンボルのデータはEFM(Eigh
t to Fourteen Modulation) 変調が施される。その変調
された14ビットの各シンボル間に3ビットのマージン
ビットが付加され、さらに、先頭に24ビットのフレー
ム周期信号が付加される。このようにして588ビット
のデータが1フレームとしてディスクに記録される場合
において、ビットクロックが4.32MHzであるの
で、1フレーム当たり136μsec(7.35KH
z)でディスクに記録される。サブコードデータは、9
8フレームで1サブコードフレームが構成されており、
1サブコードフレーム当り75Hz(13.3mse
c)でディスクに記録される。
【0004】ディスク再生装置は、ディスクから読み取
られ、RFアンプで電圧信号に変換され、さらに2値化
されたデジタルデータ(EFM信号)をこのデータから
同期信号を分離した後EFM復調し、パリティデータ
P、Qを含む32シンボルのワード成分とサブコードデ
ータ成分とに分離する。そして、再生手段のデータ処理
回路において、EFM復調されたデータを再生手段のP
LL回路によって生成された再生系クロックによりメモ
リへ書き込み、システムの水晶系の基準クロックにより
メモリから読み出すことによってディスクモータによる
時間軸変動を吸収する。ディスクから読み取ったデータ
の再生速度を変えるにはデータ処理回路を制御する信号
処理系のクロックを供給するクロック回路に供給される
再生速度コントロール信号を用いる。そして、1フレー
ムあたり32シンボルのデータ成分に対してPパリティ
シンボルに基づき、C1系列の誤り訂正処理を行う。更
に、24シンボルのデータ及び4シンボルのQパリティ
シンボルに対してディンターリープ処理を施した後、Q
パリティシンボルに基づきC2系列の誤り訂正処理を行
うことによりCIRC符号の複号を行う。そして、誤り
訂正処理の結果に基づいて訂正不能なデータについては
平均値補正などの処理を施しオーディオデータとして出
力する。
られ、RFアンプで電圧信号に変換され、さらに2値化
されたデジタルデータ(EFM信号)をこのデータから
同期信号を分離した後EFM復調し、パリティデータ
P、Qを含む32シンボルのワード成分とサブコードデ
ータ成分とに分離する。そして、再生手段のデータ処理
回路において、EFM復調されたデータを再生手段のP
LL回路によって生成された再生系クロックによりメモ
リへ書き込み、システムの水晶系の基準クロックにより
メモリから読み出すことによってディスクモータによる
時間軸変動を吸収する。ディスクから読み取ったデータ
の再生速度を変えるにはデータ処理回路を制御する信号
処理系のクロックを供給するクロック回路に供給される
再生速度コントロール信号を用いる。そして、1フレー
ムあたり32シンボルのデータ成分に対してPパリティ
シンボルに基づき、C1系列の誤り訂正処理を行う。更
に、24シンボルのデータ及び4シンボルのQパリティ
シンボルに対してディンターリープ処理を施した後、Q
パリティシンボルに基づきC2系列の誤り訂正処理を行
うことによりCIRC符号の複号を行う。そして、誤り
訂正処理の結果に基づいて訂正不能なデータについては
平均値補正などの処理を施しオーディオデータとして出
力する。
【0005】ディスク再生装置としてCDは、良く知ら
れているが、CD−ROMもその代表例の1つである。
CD−ROMは、ディスクに混在するオーディオ信号と
画像情報やキャラクタコードなどのROMデータとを再
生する装置である。オーディオ信号を再生する際には音
として出力するために通常の再生速度である基準再生速
度で再生し、これを1倍速とする。これに反しROMデ
ータは、出来るだけ速くデータを読み取るために、例え
ば、2倍速のように、高速で再生が行われる。このよう
なディスクを再生する場合、頻繁に例えば1倍速から2
倍速、或いは、その逆へと再生速度を切換える必要があ
る。したがって、速度切換えに伴う再生の中断は、再生
装置の性能を著しく低下させる。また、前述のようにC
Dには線速度一定でデータが記録されている。そのため
ディスクの内周部を再生する場合と外周部を再生する場
合とでは、その回転角速度が異なる。そのため現在再生
している場所から、アクセス動作によって他の場所のデ
ータを再生する場合には、この回転角速度を非連続的に
急激に変化させなければならず、この回転角速度の変化
の間の再生中断もCDの性能を著しく低下させる。ま
た、ディスク再生装置では性能改善のために高性能なデ
ィスクモータを使用することもできるが、これは大幅な
コストアップに繋がる。
れているが、CD−ROMもその代表例の1つである。
CD−ROMは、ディスクに混在するオーディオ信号と
画像情報やキャラクタコードなどのROMデータとを再
生する装置である。オーディオ信号を再生する際には音
として出力するために通常の再生速度である基準再生速
度で再生し、これを1倍速とする。これに反しROMデ
ータは、出来るだけ速くデータを読み取るために、例え
ば、2倍速のように、高速で再生が行われる。このよう
なディスクを再生する場合、頻繁に例えば1倍速から2
倍速、或いは、その逆へと再生速度を切換える必要があ
る。したがって、速度切換えに伴う再生の中断は、再生
装置の性能を著しく低下させる。また、前述のようにC
Dには線速度一定でデータが記録されている。そのため
ディスクの内周部を再生する場合と外周部を再生する場
合とでは、その回転角速度が異なる。そのため現在再生
している場所から、アクセス動作によって他の場所のデ
ータを再生する場合には、この回転角速度を非連続的に
急激に変化させなければならず、この回転角速度の変化
の間の再生中断もCDの性能を著しく低下させる。ま
た、ディスク再生装置では性能改善のために高性能なデ
ィスクモータを使用することもできるが、これは大幅な
コストアップに繋がる。
【0006】従来のディスク再生装置を図6のブロック
図に示す。ディスク1をモータ5により駆動し、光学式
ピックアップ(PU)2によってディスク1に記録され
たデータを読み取り、読み取ったデータ(電流信号)を
RFアンプ3に供給して電圧信号(RF信号)を生成す
る。RFアンプ3及び再生手段4のデータスライス回路
は、光学式ピックアップの出力からフォーカスエラー信
号やトラッキングエラー信号を抽出し、サーボ制御回路
に供給すると共に再生信号を2値化し、変調して、例え
ば、EFM信号として再生手段4のPLL回路に供給す
る。再生手段4のデータ処理回路は、EFM復調、サブ
コード復調、誤り訂正処理などを行ってデータ出力とし
て出力される。また、データ処理回路の出力信号は、デ
ジタル/アナログコンバータ(DAC)(図示せず)へ
供給される。そして、このDACの出力は、ローパスフ
ィルタ(LPF)(図示せず)へ供給され、LPFの出
力がオーディオ出力となる。
図に示す。ディスク1をモータ5により駆動し、光学式
ピックアップ(PU)2によってディスク1に記録され
たデータを読み取り、読み取ったデータ(電流信号)を
RFアンプ3に供給して電圧信号(RF信号)を生成す
る。RFアンプ3及び再生手段4のデータスライス回路
は、光学式ピックアップの出力からフォーカスエラー信
号やトラッキングエラー信号を抽出し、サーボ制御回路
に供給すると共に再生信号を2値化し、変調して、例え
ば、EFM信号として再生手段4のPLL回路に供給す
る。再生手段4のデータ処理回路は、EFM復調、サブ
コード復調、誤り訂正処理などを行ってデータ出力とし
て出力される。また、データ処理回路の出力信号は、デ
ジタル/アナログコンバータ(DAC)(図示せず)へ
供給される。そして、このDACの出力は、ローパスフ
ィルタ(LPF)(図示せず)へ供給され、LPFの出
力がオーディオ出力となる。
【0007】ところで、このような従来のディスク再生
装置は、連続的には可変せず、前述のように、例えば、
基準再生速度(1倍速)と、その2倍の再生速度(2倍
速)の二種の再生速度を非連続的に切り換える形が主流
であった。そのため、RFアンプ3は二種の再生速度に
応じて周波数特性を切り換えることで対応してきた。デ
ィスク1よりピックアップ2が読み出し、RFアンプ3
で電圧信号に変換されたRF信号は、再生手段4に送ら
れ、データ処理後、出力データに変えられる。また、再
生手段4を構成するクロック回路から供給される水晶系
の基準クロックによりサーボ制御回路を介してディスク
モータ5をコントロールし、再生速度を一定に保つ。再
生速度の可変は、システムコントローラ6から供給され
る再生速度コントロール信号(HS)により行われ、再
生速度として基準速度(1倍速)又は2倍速を選択す
る。このHS信号は、同時にRFアンプ3にも送られ
る。そして、周波数特性を基準速度用と2倍速用と切り
換えることにより再生速度の変化に対応している。
装置は、連続的には可変せず、前述のように、例えば、
基準再生速度(1倍速)と、その2倍の再生速度(2倍
速)の二種の再生速度を非連続的に切り換える形が主流
であった。そのため、RFアンプ3は二種の再生速度に
応じて周波数特性を切り換えることで対応してきた。デ
ィスク1よりピックアップ2が読み出し、RFアンプ3
で電圧信号に変換されたRF信号は、再生手段4に送ら
れ、データ処理後、出力データに変えられる。また、再
生手段4を構成するクロック回路から供給される水晶系
の基準クロックによりサーボ制御回路を介してディスク
モータ5をコントロールし、再生速度を一定に保つ。再
生速度の可変は、システムコントローラ6から供給され
る再生速度コントロール信号(HS)により行われ、再
生速度として基準速度(1倍速)又は2倍速を選択す
る。このHS信号は、同時にRFアンプ3にも送られ
る。そして、周波数特性を基準速度用と2倍速用と切り
換えることにより再生速度の変化に対応している。
【0008】図7に従来のRFアンプの回路構成を示
す。RFアンプ3はキャパシタC1、C2、C3及び抵
抗R1、R2、R3、R4を備え、キャパシタC2には
スイッチSWが設けられており、これは、HS信号によ
って操作される。HS信号は、例えば、ハイ(H)レベ
ルのときにスイッチSWをオンすると振幅補正の帯域が
低周波数側まで伸び、基準速度(1倍速)に対応する。
そして、HS信号がロー(L)レベルのときにスイッチ
SWをオフにすると振幅補正の帯域が高周波数側のみに
なり、2倍速に対応することができる。図8に、このR
Fアンプの周波数特性を示す。スイッチSWをオン/オ
フすることにより、振幅補正のためのピークの位置を変
化させ、1倍速/2倍速に対応させている。SWがオン
のときは、図の実線で示すように基準速を選択し、オフ
のときは、図の点線で示すように2倍速を選択する。
す。RFアンプ3はキャパシタC1、C2、C3及び抵
抗R1、R2、R3、R4を備え、キャパシタC2には
スイッチSWが設けられており、これは、HS信号によ
って操作される。HS信号は、例えば、ハイ(H)レベ
ルのときにスイッチSWをオンすると振幅補正の帯域が
低周波数側まで伸び、基準速度(1倍速)に対応する。
そして、HS信号がロー(L)レベルのときにスイッチ
SWをオフにすると振幅補正の帯域が高周波数側のみに
なり、2倍速に対応することができる。図8に、このR
Fアンプの周波数特性を示す。スイッチSWをオン/オ
フすることにより、振幅補正のためのピークの位置を変
化させ、1倍速/2倍速に対応させている。SWがオン
のときは、図の実線で示すように基準速を選択し、オフ
のときは、図の点線で示すように2倍速を選択する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のディスク再生装
置は、基準速度と2倍速の二種の再生速度を非連続的に
切り換える形が主流であった。そのため、RFアンプ
は、二種の再生速度に応じて周波数特性を切り換えるこ
とによって速度の変化に対応してきた。またこのように
RFアンプの周波数特性は段階的にしか可変できないた
め、再生速度が任意の値に変化する再生装置では特性を
全ての再生速度に対応させることができず、再生の性能
を一定に保つことができなかった。また、通常ディスク
は線速度一定(CLV)で回転している。そのため、デ
ィスクの内周では約8Hz、外周では約3Hzで回転し
ている。従って、内周を再生した後、外周をサーチした
場合は、ディスクモータの回転数を1/2倍以下に減速
する必要がある。逆に外周を再生した後、内周をサーチ
した場合は、ディスクモータの回転数を2倍以上に加速
する必要がある。このようにディスクの再生速度は、段
階的に変化する場合のみでなく、サーチする位置によっ
てリニヤに近い形で変化する場合もあり、前述した従来
の再生速度を変化させる方法では再生速度の変化に十分
対応させることができなかった。本発明は、この様な事
情によりなされたものであり、再生速度に対応した周波
数特性をもつRFアンプを備え、また、再生速度を連続
的に可変できるディスク再生装置を提供することを目的
にしている。
置は、基準速度と2倍速の二種の再生速度を非連続的に
切り換える形が主流であった。そのため、RFアンプ
は、二種の再生速度に応じて周波数特性を切り換えるこ
とによって速度の変化に対応してきた。またこのように
RFアンプの周波数特性は段階的にしか可変できないた
め、再生速度が任意の値に変化する再生装置では特性を
全ての再生速度に対応させることができず、再生の性能
を一定に保つことができなかった。また、通常ディスク
は線速度一定(CLV)で回転している。そのため、デ
ィスクの内周では約8Hz、外周では約3Hzで回転し
ている。従って、内周を再生した後、外周をサーチした
場合は、ディスクモータの回転数を1/2倍以下に減速
する必要がある。逆に外周を再生した後、内周をサーチ
した場合は、ディスクモータの回転数を2倍以上に加速
する必要がある。このようにディスクの再生速度は、段
階的に変化する場合のみでなく、サーチする位置によっ
てリニヤに近い形で変化する場合もあり、前述した従来
の再生速度を変化させる方法では再生速度の変化に十分
対応させることができなかった。本発明は、この様な事
情によりなされたものであり、再生速度に対応した周波
数特性をもつRFアンプを備え、また、再生速度を連続
的に可変できるディスク再生装置を提供することを目的
にしている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部からのコ
ントロール電圧により連続的に周波数特性を可変できる
機能を有し、連続的に再生周波数を可変できる再生手段
を有し、再生速度の変化するデータを同期したクロック
を生成するための電圧制御発振器(VCO)を内蔵した
PLLクロック生成手段を具備していることを特徴とし
ている。本発明のディスク再生装置は、ディスクの情報
データに基づいて電流信号を発生する手段と、前記電流
信号を電圧信号に変換する手段と、前記電圧信号を2値
化し変調された電圧信号を生成する手段と、前記電圧信
号を復調し、再生データを生成する手段と、所定のコン
トロール電圧で発振周波数を制御する電圧制御発振器を
有し、前記再生データの再生速度の変化に応じた再生ク
ロックを発生するPLLクロック生成手段とを備え、前
記電圧制御発振器の前記コントロール電圧に応じて前記
電流信号を電圧信号に変換する手段の周波数特性を前記
再生速度の変化に適合した特性に制御することを第1の
特徴としている。
ントロール電圧により連続的に周波数特性を可変できる
機能を有し、連続的に再生周波数を可変できる再生手段
を有し、再生速度の変化するデータを同期したクロック
を生成するための電圧制御発振器(VCO)を内蔵した
PLLクロック生成手段を具備していることを特徴とし
ている。本発明のディスク再生装置は、ディスクの情報
データに基づいて電流信号を発生する手段と、前記電流
信号を電圧信号に変換する手段と、前記電圧信号を2値
化し変調された電圧信号を生成する手段と、前記電圧信
号を復調し、再生データを生成する手段と、所定のコン
トロール電圧で発振周波数を制御する電圧制御発振器を
有し、前記再生データの再生速度の変化に応じた再生ク
ロックを発生するPLLクロック生成手段とを備え、前
記電圧制御発振器の前記コントロール電圧に応じて前記
電流信号を電圧信号に変換する手段の周波数特性を前記
再生速度の変化に適合した特性に制御することを第1の
特徴としている。
【0011】ディスクから情報データを読み取り、前記
情報データに応じた電流信号を発生する光電変換手段
と、前記電流信号を電圧信号に変換するRFアンプと、
前記電圧信号を2値化してEFM信号を生成するデータ
スライス回路と、前記EFM信号を復調し、再生データ
を生成するデータ処理回路と、所定のコントロール電圧
で発振周波数を制御する電圧制御発振器を有し、前記再
生データの再生速度の変化に応じた再生クロックを発生
するPLL回路とを備え、前記電圧制御発振器を制御す
るコントロール電圧を供給することによって前記PFア
ンプの周波数特性を前記再生速度の変化に適合した特性
に合わせることを第2の特徴としている。また、本発明
の信号処理装置は、RFアンプによりディスクの情報デ
ータに応じた電流信号から変換された電圧信号を2値化
してEFM信号を生成するデータスライス回路と、前記
EFM信号に同期した再生クロックを生成するクロック
生成回路と、前記EFM信号を復調し再生データを生成
するデータ処理回路と、所定のコントロール電圧で発振
周波数を制御する電圧制御発振器を有し、前記再生デー
タの再生速度の変化に応じた再生クロックを発生するP
LL回路とを備えていることを特徴としている。
情報データに応じた電流信号を発生する光電変換手段
と、前記電流信号を電圧信号に変換するRFアンプと、
前記電圧信号を2値化してEFM信号を生成するデータ
スライス回路と、前記EFM信号を復調し、再生データ
を生成するデータ処理回路と、所定のコントロール電圧
で発振周波数を制御する電圧制御発振器を有し、前記再
生データの再生速度の変化に応じた再生クロックを発生
するPLL回路とを備え、前記電圧制御発振器を制御す
るコントロール電圧を供給することによって前記PFア
ンプの周波数特性を前記再生速度の変化に適合した特性
に合わせることを第2の特徴としている。また、本発明
の信号処理装置は、RFアンプによりディスクの情報デ
ータに応じた電流信号から変換された電圧信号を2値化
してEFM信号を生成するデータスライス回路と、前記
EFM信号に同期した再生クロックを生成するクロック
生成回路と、前記EFM信号を復調し再生データを生成
するデータ処理回路と、所定のコントロール電圧で発振
周波数を制御する電圧制御発振器を有し、前記再生デー
タの再生速度の変化に応じた再生クロックを発生するP
LL回路とを備えていることを特徴としている。
【0012】
【作用】PLLクロック生成手段から生成されるPLL
クロックは、情報データの再生速度に同期し、PLLク
ロック生成手段を構成する電圧制御発振器(VCO)の
コントロール電圧は、再生速度に比例した電気信号(電
圧信号)であり、この電気信号にしたがってRFアンプ
の周波数特性を変化させることによりRFアンプの周波
数特性を再生速度に合わせて変化させることができる。
クロックは、情報データの再生速度に同期し、PLLク
ロック生成手段を構成する電圧制御発振器(VCO)の
コントロール電圧は、再生速度に比例した電気信号(電
圧信号)であり、この電気信号にしたがってRFアンプ
の周波数特性を変化させることによりRFアンプの周波
数特性を再生速度に合わせて変化させることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明に係るディスク再生装置のブロッ
ク図である。図においてディスクモータ5によりディス
ク1を線速度一定(CLV)で駆動し、光学式ピックア
ップ2により記録されたデータを読み取り、読み取られ
たデータ(電流信号)は、RFアンプ3に供給される。
ピックアップ2により読み取られたデータは、RFアン
プ3において電圧信号であるRF信号に変換される。そ
の後変換されたRF信号は、再生手段4に送られ、デー
タスライス回路41で2値化される。再生手段4は、ス
ライス回路41、PLL回路42及びデータ処理回路4
6等を含んでいる。2値化されたデータ(EFM信号)
は、PLL回路42に送られ、ここでデータに同期した
PLLクロック(PLCK)を生成する。このPLLク
ロックをもとに2値化されたデータ(EFM信号)をデ
ータ処理回路46に送り、データ処理後、出力データを
得る。このように、PLL回路42は、EFM信号を読
み取るためのEFM信号に同期した再生クロック(PL
Lクロック(PLCK))を生成する。PLCKの中心
周波数は、EFM信号のビットレート4.3218MH
z の4倍の17.2872MHz である。
する。図1は、本発明に係るディスク再生装置のブロッ
ク図である。図においてディスクモータ5によりディス
ク1を線速度一定(CLV)で駆動し、光学式ピックア
ップ2により記録されたデータを読み取り、読み取られ
たデータ(電流信号)は、RFアンプ3に供給される。
ピックアップ2により読み取られたデータは、RFアン
プ3において電圧信号であるRF信号に変換される。そ
の後変換されたRF信号は、再生手段4に送られ、デー
タスライス回路41で2値化される。再生手段4は、ス
ライス回路41、PLL回路42及びデータ処理回路4
6等を含んでいる。2値化されたデータ(EFM信号)
は、PLL回路42に送られ、ここでデータに同期した
PLLクロック(PLCK)を生成する。このPLLク
ロックをもとに2値化されたデータ(EFM信号)をデ
ータ処理回路46に送り、データ処理後、出力データを
得る。このように、PLL回路42は、EFM信号を読
み取るためのEFM信号に同期した再生クロック(PL
Lクロック(PLCK))を生成する。PLCKの中心
周波数は、EFM信号のビットレート4.3218MH
z の4倍の17.2872MHz である。
【0014】EFM信号読み取りクロックはPLCKを
4分周して生成し、これをEFM信号と共にデータ処理
回路46へ供給する。データ処理回路46はEFM復
調、サブコード復調、誤り訂正処理などを行い、その出
力はデジタルデータとして出力されると共にデジタル・
アナログ・コンバータ(DAC)へ供給され、DACの
出力は、ローパス・フィルタを介して再生オーディオ出
力として出力される。システムコントローラ6は、再生
速度コントロール信号(HS)及びクロックコントロー
ル信号をクロック回路へ供給し、プレー、ストップ、曲
間サーチなどの制御やミューティングのON/OFF制
御などのシステム全体を制御する制御信号をデータ処理
回路46やディスクモータ5を制御するサーボ制御回路
へ供給する。クロック回路は、再生速度コントロール信
号(HS)及びクロックコントロール信号に応じてディ
スクモータ5を駆動するサーボコントロール回路の基準
クロックとなる水晶発振回路から与えられるクロック
(XCK)或いはデータ処理回路46の基準クロックの
もとになるPLLクロック(PLCK)を生成し、これ
らを各回路へ供給する。
4分周して生成し、これをEFM信号と共にデータ処理
回路46へ供給する。データ処理回路46はEFM復
調、サブコード復調、誤り訂正処理などを行い、その出
力はデジタルデータとして出力されると共にデジタル・
アナログ・コンバータ(DAC)へ供給され、DACの
出力は、ローパス・フィルタを介して再生オーディオ出
力として出力される。システムコントローラ6は、再生
速度コントロール信号(HS)及びクロックコントロー
ル信号をクロック回路へ供給し、プレー、ストップ、曲
間サーチなどの制御やミューティングのON/OFF制
御などのシステム全体を制御する制御信号をデータ処理
回路46やディスクモータ5を制御するサーボ制御回路
へ供給する。クロック回路は、再生速度コントロール信
号(HS)及びクロックコントロール信号に応じてディ
スクモータ5を駆動するサーボコントロール回路の基準
クロックとなる水晶発振回路から与えられるクロック
(XCK)或いはデータ処理回路46の基準クロックの
もとになるPLLクロック(PLCK)を生成し、これ
らを各回路へ供給する。
【0015】PLL回路の構成について説明すると、P
LL回路42は、位相比較器43、低域通過フィルタ
(LPF)44、電圧制御発振器(VCO)45からな
っている。図2は電圧制御発振器45の入出力(V−
F)特性を示す特性図である。図ように、入力コントロ
ール電圧Vに対し、発振周波数Fがほぼ比例関係にあ
る。したがって、PLL回路42が入力データにロック
している場合、即ち、PLLクロックがRF信号に同期
しているとき、PLLクロック周波数は、再生速度に比
例しており、同時に電圧制御発振器45のコントロール
電圧Vも再生速度とほぼ比例している。本発明では、こ
のコントロール電圧VをRFアンプ3にフィードバック
することによってRFアンプ3の周波数特性を制御する
ことができる。図3は本発明の実施例に係るRFアンプ
3の回路図である。RFアンプ3は、キャパシタC4、
抵抗R5、R6、R7、R8、R9及び可変容量ダイオ
ード7を備えている。アンプの入力負端子と出力端子に
キャパシタC4及び抵抗R6、R7がそれぞれ並列に接
続されている。
LL回路42は、位相比較器43、低域通過フィルタ
(LPF)44、電圧制御発振器(VCO)45からな
っている。図2は電圧制御発振器45の入出力(V−
F)特性を示す特性図である。図ように、入力コントロ
ール電圧Vに対し、発振周波数Fがほぼ比例関係にあ
る。したがって、PLL回路42が入力データにロック
している場合、即ち、PLLクロックがRF信号に同期
しているとき、PLLクロック周波数は、再生速度に比
例しており、同時に電圧制御発振器45のコントロール
電圧Vも再生速度とほぼ比例している。本発明では、こ
のコントロール電圧VをRFアンプ3にフィードバック
することによってRFアンプ3の周波数特性を制御する
ことができる。図3は本発明の実施例に係るRFアンプ
3の回路図である。RFアンプ3は、キャパシタC4、
抵抗R5、R6、R7、R8、R9及び可変容量ダイオ
ード7を備えている。アンプの入力負端子と出力端子に
キャパシタC4及び抵抗R6、R7がそれぞれ並列に接
続されている。
【0016】抵抗6と抵抗7の中点に抵抗R8が接続さ
れ、抵抗R8の他端に本発明の特徴である1端が接地さ
れた可変容量ダイオード7が接続されている。抵抗R8
とこの可変容量ダイオド7の中点に抵抗R9を介してコ
ントロール電圧Vが供給される端子が設けられている。
アンプの入力負端子には、抵抗R5を介してピックアッ
プ2からの入力データが供給される端子が設けられてい
る。図のように本発明のRFアンプにおいては、RFア
ンプの周波数特性を決める容量として可変容量ダイオー
ド7を用いる。この可変容量ダイオード7に電圧制御発
振器(VCO)45の発振周波数を変えるコントロール
電圧Vを供給することによってこの容量を変化させ、再
生速度に適した周波数特性にコントロールする。図4に
は可変容量ダイオード7の電圧−容量(C−V)特性を
示し、図5にこのRFアンプの周波数特性の1例を示
す。PLL回路42から生成されるPLLクロック(P
LCK)は、データの再生速度に同期し、PLL回路を
構成する電圧制御発振器(VCO)45のコントロール
電圧Vは、再生速度に比例した電圧信号である。再生速
度が早くなると、PLL回路42が追従してPLLクロ
ックが高くなるようにコントロール電圧Vが変化する。
れ、抵抗R8の他端に本発明の特徴である1端が接地さ
れた可変容量ダイオード7が接続されている。抵抗R8
とこの可変容量ダイオド7の中点に抵抗R9を介してコ
ントロール電圧Vが供給される端子が設けられている。
アンプの入力負端子には、抵抗R5を介してピックアッ
プ2からの入力データが供給される端子が設けられてい
る。図のように本発明のRFアンプにおいては、RFア
ンプの周波数特性を決める容量として可変容量ダイオー
ド7を用いる。この可変容量ダイオード7に電圧制御発
振器(VCO)45の発振周波数を変えるコントロール
電圧Vを供給することによってこの容量を変化させ、再
生速度に適した周波数特性にコントロールする。図4に
は可変容量ダイオード7の電圧−容量(C−V)特性を
示し、図5にこのRFアンプの周波数特性の1例を示
す。PLL回路42から生成されるPLLクロック(P
LCK)は、データの再生速度に同期し、PLL回路を
構成する電圧制御発振器(VCO)45のコントロール
電圧Vは、再生速度に比例した電圧信号である。再生速
度が早くなると、PLL回路42が追従してPLLクロ
ックが高くなるようにコントロール電圧Vが変化する。
【0017】図2のようにコントロール電圧Vが上がる
とクロック周波数は高くなる。コントロール電圧Vが上
がると図4のように可変容量ダイオード7の容量は減少
するのでこの容量で決まる振幅補正の特性が周波数の高
い側に移動することになる。逆に再生速度が遅くなった
ときには、周波数の遅い側に移動することになる。以上
のように電圧制御発振器(VCO)15のコントロール
電圧VでRFアンプ3の周波数特性をコントロールする
ことによって、その周波数特性を再生速度に合わせた最
適な特性にコントロールすることができる。再生データ
に同期したクロックを生成するPLL回路は、従来の再
生手段において既存の回路であり、従来回路に対する回
路の追加も、RFアンプ部のみであるので、最小限の回
路追加で本発明を実現できる。
とクロック周波数は高くなる。コントロール電圧Vが上
がると図4のように可変容量ダイオード7の容量は減少
するのでこの容量で決まる振幅補正の特性が周波数の高
い側に移動することになる。逆に再生速度が遅くなった
ときには、周波数の遅い側に移動することになる。以上
のように電圧制御発振器(VCO)15のコントロール
電圧VでRFアンプ3の周波数特性をコントロールする
ことによって、その周波数特性を再生速度に合わせた最
適な特性にコントロールすることができる。再生データ
に同期したクロックを生成するPLL回路は、従来の再
生手段において既存の回路であり、従来回路に対する回
路の追加も、RFアンプ部のみであるので、最小限の回
路追加で本発明を実現できる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明は、再生速度が連
続的に変化するディスク再生装置においてもRFアンプ
の周波数特性をディスクの再生速度に対応して最適の特
性を維持することができるので、再生速度によって再生
性能が変化することを防ぐことが可能になる。
続的に変化するディスク再生装置においてもRFアンプ
の周波数特性をディスクの再生速度に対応して最適の特
性を維持することができるので、再生速度によって再生
性能が変化することを防ぐことが可能になる。
【図1】本発明の実施例のディスク再生装置のブロック
図。
図。
【図2】実施例の電圧制御発振器の特性を示す図。
【図3】実施例のRFアンプのブロック図。
【図4】実施例の可変容量ダイオードを示す図。
【図5】実施例のRFアンプの周波数特性を示す図。
【図6】11 従来のディスク再生装置のブロック図。
【図7】従来のディスク再生装置用RFアンプのブロッ
ク図。
ク図。
【図8】従来例のRFアンプの周波数特性図。
1 ディスク 2 ピックアップ(PU) 3 RFアンプ 4 再生手段 5 ディスクモータ 6 システムコントローラ 7 可変容量ダイオード 41 データスライス回路 42 PLL回路 43 位相比較器 44 ローパスフィルタ(LPF) 45 電圧制御発振器(VCO) 46 データ処理回路
Claims (3)
- 【請求項1】 ディスクの情報データに基づき電流信号
を発生する手段と、 前記電流信号を電圧信号に変換する手段と、 前記電気信号を2値化し変調された信号を生成する手段
と、 前記変調された電圧信号を復調し、再生データを生成す
る手段と、 所定のコントロール電圧で発振周波数を制御する電圧制
御発振器を有し、前記再生データの再生速度の変化に応
じた再生クロックを発生するPLLクロック生成手段と
を備え、 前記電圧制御発振器の前記コントロール電圧に応じて前
記電流信号を電圧信号に変換する手段の周波数特性を前
記再生速度の変化に適合した特性に制御することを特徴
とするディスク再生装置。 - 【請求項2】 ディスクから情報データを読み取り、前
記情報データに応じた電流信号を発生する光電変換手段
と、 前記電流信号を電圧信号に変換するRFアンプと、 前記電圧信号を2値化してEFM信号を生成するデータ
スライス回路と、 前記EFM信号を復調し、再生データを生成するデータ
処理回路と、 所定のコントロール電圧で発振周波数を制御する電圧制
御発振器を有し、前記再生データの再生速度の変化に応
じた再生クロックを発生するPLL回路とを備え、 前記電圧制御発振器を制御するコントロール電圧を供給
することによって前記RFアンプの周波数特性を前記再
生速度の変化に適合した特性に合わせることを特徴とす
るディスク再生装置。 - 【請求項3】 ディスクの情報データに基づいて発生さ
れた電流信号からRFアンプによって変換された電圧信
号を2値化しEFM信号を生成するデータスライス回路
と、前記EFM信号に同期した再生クロックを生成する
クロック生成回路と、前記EFM信号を復調し、再生デ
ータを生成するデータ処理回路と、 所定のコントロール電圧で発振周波数を制御する電圧制
御発振器を有し、前記再生データの再生速度の変化に応
じた再生クロックを発生するPLL回路とを備えている
ことを特徴とする信号処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30586093A JPH07134873A (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | ディスク再生装置及び信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30586093A JPH07134873A (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | ディスク再生装置及び信号処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07134873A true JPH07134873A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17950237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30586093A Pending JPH07134873A (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | ディスク再生装置及び信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07134873A (ja) |
-
1993
- 1993-11-11 JP JP30586093A patent/JPH07134873A/ja active Pending
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