JPH07133225A - 毛様体筋緊張緩和剤 - Google Patents
毛様体筋緊張緩和剤Info
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- JPH07133225A JPH07133225A JP5279839A JP27983993A JPH07133225A JP H07133225 A JPH07133225 A JP H07133225A JP 5279839 A JP5279839 A JP 5279839A JP 27983993 A JP27983993 A JP 27983993A JP H07133225 A JPH07133225 A JP H07133225A
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- Japan
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- hydrogen atom
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- Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 (+)−(R)−3,4−ジヒドロ−2−
〔5−メトキシ−2−〔3−〔N−メチル−N−〔2−
〔(3,4−メチレンジオキシ)フェノキシ〕エチル〕
アミノ〕プロポキシ〕フェニル〕−4−メチル−3−オ
キソ−2H−1,4−ベンゾチアジン若しくはその類縁
化合物またはそれらの塩類を有効成分とする毛様体筋緊
張緩和剤。 【効果】 優れた毛様体筋収縮抑制作用を有しており、
特に偽近視ならびに眼精疲労の治療剤として有用である
ことが期待される。
〔5−メトキシ−2−〔3−〔N−メチル−N−〔2−
〔(3,4−メチレンジオキシ)フェノキシ〕エチル〕
アミノ〕プロポキシ〕フェニル〕−4−メチル−3−オ
キソ−2H−1,4−ベンゾチアジン若しくはその類縁
化合物またはそれらの塩類を有効成分とする毛様体筋緊
張緩和剤。 【効果】 優れた毛様体筋収縮抑制作用を有しており、
特に偽近視ならびに眼精疲労の治療剤として有用である
ことが期待される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベンゾチアジン誘導体を
有効成分とする毛様体筋緊張緩和剤に関するものであ
る。
有効成分とする毛様体筋緊張緩和剤に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】眼組織において、平滑筋である毛様体筋の
緊張が持続すると、近視の屈曲状態、すなわち偽近視に
なることが報告されている(日本眼科学会雑誌,72,20
83-2150(1968))。この偽近視の症例に調節筋の痙攣
を寛解させる作用を有するトロパ酸アミドを点眼する
と、視力改善が認められた(日本眼科紀要,26, 662-6
75(1975 ))。また、毛様体筋が過緊張により疲労する
と、調節が円滑にいかなくなり、眼精疲労を引き起こす
といわれている(日本眼科学会雑誌,92,1854-1858(1
988))。低濃度シクロペントレートの点眼によって調
節力が改善され、VDT 従事者の眼精疲労が著明に改善し
たとの報告がなされている(臨床眼科,44,494-495
(1990))。一方、特開昭62−123181号公報に
はベンゾチアジン誘導体が高血圧、血栓症や不整脈等の
治療剤として有用であることが示されている。これらの
化合物は、ユニークな構造を有するもので、カルシウム
拮抗作用が血小板凝集抑制作用を有し、循環器系疾患の
治療剤として有用であることが示されている。また、ヨ
ーロッパ特許公開公報492164号において、これら
の化合物が局所投与または全身投与することにより眼圧
を降下させる緑内障治療剤として有用であることが示さ
れている。
緊張が持続すると、近視の屈曲状態、すなわち偽近視に
なることが報告されている(日本眼科学会雑誌,72,20
83-2150(1968))。この偽近視の症例に調節筋の痙攣
を寛解させる作用を有するトロパ酸アミドを点眼する
と、視力改善が認められた(日本眼科紀要,26, 662-6
75(1975 ))。また、毛様体筋が過緊張により疲労する
と、調節が円滑にいかなくなり、眼精疲労を引き起こす
といわれている(日本眼科学会雑誌,92,1854-1858(1
988))。低濃度シクロペントレートの点眼によって調
節力が改善され、VDT 従事者の眼精疲労が著明に改善し
たとの報告がなされている(臨床眼科,44,494-495
(1990))。一方、特開昭62−123181号公報に
はベンゾチアジン誘導体が高血圧、血栓症や不整脈等の
治療剤として有用であることが示されている。これらの
化合物は、ユニークな構造を有するもので、カルシウム
拮抗作用が血小板凝集抑制作用を有し、循環器系疾患の
治療剤として有用であることが示されている。また、ヨ
ーロッパ特許公開公報492164号において、これら
の化合物が局所投与または全身投与することにより眼圧
を降下させる緑内障治療剤として有用であることが示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この医薬として有用な
ベンゾチアジン誘導体について、さらに新たな効果、特
に眼科分野における効果を見いだすことを目的とする。
ベンゾチアジン誘導体について、さらに新たな効果、特
に眼科分野における効果を見いだすことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等はベンゾチア
ジン誘導体の眼科分野における新たな効果を見いだすた
めに、毛様体筋への作用を検討した。その結果、KCl お
よびカルバコールによって収縮させた、ウシ眼球から摘
出した毛様体筋に対して、ベンゾチアジン誘導体が毛様
体筋の収縮を抑制することを認め、特に偽近視ならびに
眼精疲労の治療剤として有用であることが期待される。
ジン誘導体の眼科分野における新たな効果を見いだすた
めに、毛様体筋への作用を検討した。その結果、KCl お
よびカルバコールによって収縮させた、ウシ眼球から摘
出した毛様体筋に対して、ベンゾチアジン誘導体が毛様
体筋の収縮を抑制することを認め、特に偽近視ならびに
眼精疲労の治療剤として有用であることが期待される。
【0005】本発明は下記一般式〔I〕で示される化合
物またはその塩類(以下、本発明化合物とする)を有効
成分とする毛様体筋緊張緩和剤に関するものである。
物またはその塩類(以下、本発明化合物とする)を有効
成分とする毛様体筋緊張緩和剤に関するものである。
【0006】
【化7】 〔式中、RI は水素原子、低級アルキル基、ハロゲン原
子、ニトロ基、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、低級
アルカノイルオキシ基、アミノ基、低級アルキルアミノ
基または低級アルコキシカルボニル基から選択される1
個または複数の基を示し、R2 は水素原子、低級アルキ
ル基または炭素数3〜6個のシクロアルキル基を意味
し、R3 は水素原子、低級アルキル基、ヒドロキシ基、
低級アルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、低級アル
キレンジオキシ基、低級アルカノイル基、低級アルカノ
イルオキシ基、アミノ基、低級アルキルアミノ基、低級
アルカノイルアミノ基または低級アルコキシカルボニル
オキシ基から選択される一個または複数の基または−
(CH2)n −を示し、R4 は水素原子または低級アルキ
ル基を示し、AおよびBは同一かまたは異なって1〜6
個の炭素原子を有する低級アルキレン基を意味し、nは
3または4を示す。〕
子、ニトロ基、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、低級
アルカノイルオキシ基、アミノ基、低級アルキルアミノ
基または低級アルコキシカルボニル基から選択される1
個または複数の基を示し、R2 は水素原子、低級アルキ
ル基または炭素数3〜6個のシクロアルキル基を意味
し、R3 は水素原子、低級アルキル基、ヒドロキシ基、
低級アルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、低級アル
キレンジオキシ基、低級アルカノイル基、低級アルカノ
イルオキシ基、アミノ基、低級アルキルアミノ基、低級
アルカノイルアミノ基または低級アルコキシカルボニル
オキシ基から選択される一個または複数の基または−
(CH2)n −を示し、R4 は水素原子または低級アルキ
ル基を示し、AおよびBは同一かまたは異なって1〜6
個の炭素原子を有する低級アルキレン基を意味し、nは
3または4を示す。〕
【0007】上記式〔I〕において、低級アルキル基と
はメチル基、エチル基、プロピル基、ヘキシル基等の1
〜6個の炭素原子を有するアルキル基を示し、ハロゲン
原子とはフッ素、塩素、臭素等を示し、低級アルコキシ
基とはメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ヘキシ
ルオキシ基等の1〜6個の炭素原子を有するアルコキシ
基を示し、低級アルカノイルオキシ基とはアセチルオキ
シ基、プロピオニルオキシ基、ヘキサノイルオキシ基等
の2〜6個の炭素原子を有するアルカノイルオキシ基を
示し、シクロアルキル基とはシクロプロピル基、シクロ
ヘキシル基等の3〜6個の炭素原子を有する環状のアル
キル基を示し、低級アルキレンジオキシ基とはメチレン
ジオキシ基、エチレンジオキシ基等の2個の酸素原子の
間に1〜6個の炭素原子を有するアルキレン基が存在す
る基を示し、低級アルカノイル基とはアセチル基、プロ
ピオニル基、ヘキサノイル基等の2〜6個の炭素原子を
有するアルカノイル基を示す。
はメチル基、エチル基、プロピル基、ヘキシル基等の1
〜6個の炭素原子を有するアルキル基を示し、ハロゲン
原子とはフッ素、塩素、臭素等を示し、低級アルコキシ
基とはメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ヘキシ
ルオキシ基等の1〜6個の炭素原子を有するアルコキシ
基を示し、低級アルカノイルオキシ基とはアセチルオキ
シ基、プロピオニルオキシ基、ヘキサノイルオキシ基等
の2〜6個の炭素原子を有するアルカノイルオキシ基を
示し、シクロアルキル基とはシクロプロピル基、シクロ
ヘキシル基等の3〜6個の炭素原子を有する環状のアル
キル基を示し、低級アルキレンジオキシ基とはメチレン
ジオキシ基、エチレンジオキシ基等の2個の酸素原子の
間に1〜6個の炭素原子を有するアルキレン基が存在す
る基を示し、低級アルカノイル基とはアセチル基、プロ
ピオニル基、ヘキサノイル基等の2〜6個の炭素原子を
有するアルカノイル基を示す。
【0008】本発明化合物における塩類とは医薬として
許容される塩であれば特に制限はなく、例えば、塩酸
塩、硫酸塩、リン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、フマル
酸塩、シュウ酸塩、メタンスルホン酸塩、パラトルエン
スルホン酸塩等が挙げられる。また、本発明化合物の中
には立体異性体および光学異性体が存在するが、これら
はいずれも本発明に包含される。上記一般式〔I〕で表
わされる化合物の例としては、3,4−ジヒドロ−2−
〔5−メトキシ−2−〔3−〔N−メチル−N−〔2−
〔(3,4−メチレンジオキシ)フェノキシ〕エチル〕
アミノ〕プロポキシ〕フェニル〕−4−メチル−3−オ
キソ−2H−1,4−ベンゾチアジン フマル酸塩、
3,4−ジヒドロ−2−〔5−メトキシ−2−〔4−
〔N−メチル−N−〔2−〔(3,4−メチレンジオキ
シ)フェノキシ〕エチル〕アミノ〕ブトキシ〕フェニ
ル〕−4−メチル−3−オキソ−2H−1,4−ベンゾ
チアジン シュウ酸塩、3,4−ジヒドロ−2−〔2−
〔4−〔N−〔2−(4−メトキシフェノキシ)エチ
ル〕−N−メチルアミノ〕ブトキシ〕−5−メトキシフ
ェニル〕−4−メチル−3−オキソ−2H−1,4−ベ
ンゾチアジン シュウ酸塩、3,4−ジヒドロ−2−
〔5−メトキシ−2−〔3−〔N−メチル−N−〔2−
〔(3,4,5−トリメトキシ)フェノキシ〕エチル〕
アミノ〕プロポキシ〕フェニル〕−4−メチル−3−オ
キソ−2H−1,4−ベンゾチアジン シュウ酸塩、
3,4−ジヒドロ−2−〔4−〔3−〔N−メチル−N
−〔2−〔(3,4−メチレンジオキシ)フェノキシ〕
エチル〕アミノ〕プロポキシ〕フェニル〕−4−メチル
−3−オキソ−2H−1,4−ベンゾチアジン シュウ
酸塩、3,4−ジヒドロ−2−〔5−メトキシ−2−
〔2−〔N−メチル−N−〔2−〔(3,4−メチレン
ジオキシ)フェノキシ〕エチル〕アミノ〕エトキシフェ
ニル〕−4−メチル−3−オキソ−2H−1,4−ベン
ゾチアジン シュウ酸塩、3,4−ジヒドロ−2−〔5
−クロロ−2−〔3−〔N−メチル−N−〔2−
〔(3,4−メチレンジオキシ)フェノキシ〕エチル〕
アミノ〕プロポキシ〕フェニル〕−4−メチル−3−オ
キソ−2H−1,4−ベンゾチアジン フマル酸塩、
3,4−ジヒドロ−2−〔2−〔4−〔N−〔2−
〔(5−インダニルオキシ)エチル〕−N−メチルアミ
ノ〕ブトキシ〕−5−メトキシフェニル〕−4−メチル
−3−オキソ−2H−1,4−ベンゾチアジン シュウ
酸塩、3,4−ジヒドロ−2−〔5−メチル−2−〔3
−〔N−メチル−N−〔2−〔(3,4−メチレンジオ
キシ)フェノキシ〕エチル〕アミノ〕プロポキシ〕フェ
ニル〕−4−メチル−3−オキソ−2H−1,4−ベン
ゾチアジン フマル酸塩、3,4−ジヒドロ−2−
〔〔3−〔N−メチル−N−〔2−〔(3,4−メチレ
ンジオキシ)フェノキシ〕エチル〕アミノ〕プロポキ
シ〕−5−ニトロフェニル〕−4−メチル−3−オキソ
−2H−1,4−ベンゾチアジン フマル酸塩、これら
の立体異性体及び光学活性体があげられる。
許容される塩であれば特に制限はなく、例えば、塩酸
塩、硫酸塩、リン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、フマル
酸塩、シュウ酸塩、メタンスルホン酸塩、パラトルエン
スルホン酸塩等が挙げられる。また、本発明化合物の中
には立体異性体および光学異性体が存在するが、これら
はいずれも本発明に包含される。上記一般式〔I〕で表
わされる化合物の例としては、3,4−ジヒドロ−2−
〔5−メトキシ−2−〔3−〔N−メチル−N−〔2−
〔(3,4−メチレンジオキシ)フェノキシ〕エチル〕
アミノ〕プロポキシ〕フェニル〕−4−メチル−3−オ
キソ−2H−1,4−ベンゾチアジン フマル酸塩、
3,4−ジヒドロ−2−〔5−メトキシ−2−〔4−
〔N−メチル−N−〔2−〔(3,4−メチレンジオキ
シ)フェノキシ〕エチル〕アミノ〕ブトキシ〕フェニ
ル〕−4−メチル−3−オキソ−2H−1,4−ベンゾ
チアジン シュウ酸塩、3,4−ジヒドロ−2−〔2−
〔4−〔N−〔2−(4−メトキシフェノキシ)エチ
ル〕−N−メチルアミノ〕ブトキシ〕−5−メトキシフ
ェニル〕−4−メチル−3−オキソ−2H−1,4−ベ
ンゾチアジン シュウ酸塩、3,4−ジヒドロ−2−
〔5−メトキシ−2−〔3−〔N−メチル−N−〔2−
〔(3,4,5−トリメトキシ)フェノキシ〕エチル〕
アミノ〕プロポキシ〕フェニル〕−4−メチル−3−オ
キソ−2H−1,4−ベンゾチアジン シュウ酸塩、
3,4−ジヒドロ−2−〔4−〔3−〔N−メチル−N
−〔2−〔(3,4−メチレンジオキシ)フェノキシ〕
エチル〕アミノ〕プロポキシ〕フェニル〕−4−メチル
−3−オキソ−2H−1,4−ベンゾチアジン シュウ
酸塩、3,4−ジヒドロ−2−〔5−メトキシ−2−
〔2−〔N−メチル−N−〔2−〔(3,4−メチレン
ジオキシ)フェノキシ〕エチル〕アミノ〕エトキシフェ
ニル〕−4−メチル−3−オキソ−2H−1,4−ベン
ゾチアジン シュウ酸塩、3,4−ジヒドロ−2−〔5
−クロロ−2−〔3−〔N−メチル−N−〔2−
〔(3,4−メチレンジオキシ)フェノキシ〕エチル〕
アミノ〕プロポキシ〕フェニル〕−4−メチル−3−オ
キソ−2H−1,4−ベンゾチアジン フマル酸塩、
3,4−ジヒドロ−2−〔2−〔4−〔N−〔2−
〔(5−インダニルオキシ)エチル〕−N−メチルアミ
ノ〕ブトキシ〕−5−メトキシフェニル〕−4−メチル
−3−オキソ−2H−1,4−ベンゾチアジン シュウ
酸塩、3,4−ジヒドロ−2−〔5−メチル−2−〔3
−〔N−メチル−N−〔2−〔(3,4−メチレンジオ
キシ)フェノキシ〕エチル〕アミノ〕プロポキシ〕フェ
ニル〕−4−メチル−3−オキソ−2H−1,4−ベン
ゾチアジン フマル酸塩、3,4−ジヒドロ−2−
〔〔3−〔N−メチル−N−〔2−〔(3,4−メチレ
ンジオキシ)フェノキシ〕エチル〕アミノ〕プロポキ
シ〕−5−ニトロフェニル〕−4−メチル−3−オキソ
−2H−1,4−ベンゾチアジン フマル酸塩、これら
の立体異性体及び光学活性体があげられる。
【0009】これらのうち下記一般式〔II〕で表わさ
れる化合物及びその塩がより好ましい。
れる化合物及びその塩がより好ましい。
【0010】
【化8】
【0011】本発明化合物のうち特に優れた作用を有す
る化合物の例として、3,4−ジヒドロ−2−〔5−メ
トキシ−2−〔3−〔N−メチル−N−〔2−〔(3,
4−メチレンジオキシ)フェノキシ〕エチル〕アミノ〕
プロポキシ〕フェニル〕−4−メチル−3−オキソ−2
H−1,4−ベンゾチアジン フマル酸塩と、その立体
異性体ならびに光学活性体が挙げられる。本発明化合物
は循環器系疾患の治療剤として有用な薬物であるが、眼
に対する作用は眼圧下降作用だけしか知られていなかっ
た。そこで、本発明者等は本発明化合物のさらなる眼科
分野への応用を検討した。その結果、詳細なデータにつ
いては実施例の項で述べるが、本発明化合物は毛様体筋
の過緊張による収縮に対して制御作用を示した。一般
に、毛様体筋の過緊張が持続すると、偽近視になること
(日本眼科学会雑誌,72, 2083-2150 (1968))や眼精疲
労が生じること(日本眼科学会雑誌,92, 1854-1858 (1
988))が報告されている。本発明化合物は、毛様体筋の
過緊張を顕著に緩和する作用を有しており、特に偽近視
ならびに眼精疲労の治療剤として有用であることが期待
される。
る化合物の例として、3,4−ジヒドロ−2−〔5−メ
トキシ−2−〔3−〔N−メチル−N−〔2−〔(3,
4−メチレンジオキシ)フェノキシ〕エチル〕アミノ〕
プロポキシ〕フェニル〕−4−メチル−3−オキソ−2
H−1,4−ベンゾチアジン フマル酸塩と、その立体
異性体ならびに光学活性体が挙げられる。本発明化合物
は循環器系疾患の治療剤として有用な薬物であるが、眼
に対する作用は眼圧下降作用だけしか知られていなかっ
た。そこで、本発明者等は本発明化合物のさらなる眼科
分野への応用を検討した。その結果、詳細なデータにつ
いては実施例の項で述べるが、本発明化合物は毛様体筋
の過緊張による収縮に対して制御作用を示した。一般
に、毛様体筋の過緊張が持続すると、偽近視になること
(日本眼科学会雑誌,72, 2083-2150 (1968))や眼精疲
労が生じること(日本眼科学会雑誌,92, 1854-1858 (1
988))が報告されている。本発明化合物は、毛様体筋の
過緊張を顕著に緩和する作用を有しており、特に偽近視
ならびに眼精疲労の治療剤として有用であることが期待
される。
【0012】本発明化合物の投与には点眼液や眼軟膏等
の局所用剤でも、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤等の
全身用剤のとちらでもよく、またそれらを併用すること
もできる。本発明における本発明化合物の投与量は症
状、年令、剤型等によって適宜選択できるが、局所用剤
では0.05%〜5%の濃度のもの、好ましくは0.1
%〜2%の濃度のものを1日1回〜数回点眼し、全身用
剤では1日当り0.1〜1000mg、好ましくは1〜
100mgを1回または数回に分けて投与すればよい。
本発明化合物の製剤は剤型に応じて、本発明化合物に必
要な添加剤を加え常法に従って調製すればよく、例えば
点眼液であれば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、濃グ
リセリン等の等張化剤、リン酸ナトリウム、ホウ酸、モ
ノエタノールアミン等の緩衝化剤、エデト酸ナトリウム
等の安定化剤、塩化ベンザルコニウム、パラオキシ安息
香酸エステル等の防腐剤、ポリソルベート80、ポリオ
キシエチレン硬化ヒマシ油等の界面活性剤、希塩酸、水
酸化ナトリウム等のpH調整剤などを必要に応じて加えれ
ばよい。また、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤等の全
身用剤では、乳糖、結晶セルロース、デンプン等の増量
剤、ステアリン酸マグネシウム、タルク等の滑沢剤、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、ポリビニルピロリドン等
の結合剤、カルボキシメチルセルロースカルシウム、低
置換ヒドロキシプロピルメチルセルロース等の崩壊剤、
ヒドロキシプロピルメチルセルロース、マクロゴール、
シリコン樹脂等のコーティング剤などを必要に応じて加
えればよい。
の局所用剤でも、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤等の
全身用剤のとちらでもよく、またそれらを併用すること
もできる。本発明における本発明化合物の投与量は症
状、年令、剤型等によって適宜選択できるが、局所用剤
では0.05%〜5%の濃度のもの、好ましくは0.1
%〜2%の濃度のものを1日1回〜数回点眼し、全身用
剤では1日当り0.1〜1000mg、好ましくは1〜
100mgを1回または数回に分けて投与すればよい。
本発明化合物の製剤は剤型に応じて、本発明化合物に必
要な添加剤を加え常法に従って調製すればよく、例えば
点眼液であれば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、濃グ
リセリン等の等張化剤、リン酸ナトリウム、ホウ酸、モ
ノエタノールアミン等の緩衝化剤、エデト酸ナトリウム
等の安定化剤、塩化ベンザルコニウム、パラオキシ安息
香酸エステル等の防腐剤、ポリソルベート80、ポリオ
キシエチレン硬化ヒマシ油等の界面活性剤、希塩酸、水
酸化ナトリウム等のpH調整剤などを必要に応じて加えれ
ばよい。また、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤等の全
身用剤では、乳糖、結晶セルロース、デンプン等の増量
剤、ステアリン酸マグネシウム、タルク等の滑沢剤、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、ポリビニルピロリドン等
の結合剤、カルボキシメチルセルロースカルシウム、低
置換ヒドロキシプロピルメチルセルロース等の崩壊剤、
ヒドロキシプロピルメチルセルロース、マクロゴール、
シリコン樹脂等のコーティング剤などを必要に応じて加
えればよい。
【0013】
〔製剤例〕本発明化合物の代表例として(+)−(R)
−3,4−ジヒドロ−2−〔5−メトキシ−2−〔3−
〔N−メチル−N−〔2−〔(3,4−メチレンジオキ
シ)フェノキシ〕エチル〕アミノ〕プロポキシ〕フェニ
ル〕−4−メチル−3−オキソ−2H−1,4−ベンゾ
チアジン フマル酸塩(以下本発明化合物Aとする)を
用いた点眼剤および経口剤の代表的な製剤例を以下に示
す。なお、経口剤については特開昭62−123181
にも数例が開示されている。 1)点眼液 処方1 100ml中 本発明化合物A 0.5 g 濃グリセリン 1.5 g ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0 g 塩化ベンザルコニウム 0.005g エデト酸ナトリウム 0.01g 希塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 適量
−3,4−ジヒドロ−2−〔5−メトキシ−2−〔3−
〔N−メチル−N−〔2−〔(3,4−メチレンジオキ
シ)フェノキシ〕エチル〕アミノ〕プロポキシ〕フェニ
ル〕−4−メチル−3−オキソ−2H−1,4−ベンゾ
チアジン フマル酸塩(以下本発明化合物Aとする)を
用いた点眼剤および経口剤の代表的な製剤例を以下に示
す。なお、経口剤については特開昭62−123181
にも数例が開示されている。 1)点眼液 処方1 100ml中 本発明化合物A 0.5 g 濃グリセリン 1.5 g ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0 g 塩化ベンザルコニウム 0.005g エデト酸ナトリウム 0.01g 希塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 適量
【0014】 処方2 100ml中 本発明化合物A 1.0 g 濃グリセリン 1.25g ポリソルベート80 2.0 g パラオキシ安息香酸メチル 0.026g パラオキシ安息香酸プロピル 0.014g 希塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 適量
【0015】 処方3 100ml中 本発明化合物A 0.1 g 濃グリセリン 2.0 g ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.8 g 塩化ベンザルコニウム 0.005g エデト酸ナトリウム 0.01 g 希塩酸 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 適量
【0016】 2)眼軟膏 処方1 100g中 本発明化合物A 1.0 g 流動パラフィン 10 g 白色ワセリン 89 g 処方2 100g中 本発明化合物A 2.0 g 流動パラフィン 10 g 白色ワセリン 88 g
【0017】 3)錠剤 処方1 100mg中 本発明化合物A 1 mg 乳糖 66.4 mg トウモロコシデンプン 20 mg カルボキシメチルセルロース カルシウム 6 mg ヒドロキシプロピルセルロース 4 mg ステアリン酸マグネシウム 0.6 mg 上記処方の錠剤に、コーティング剤(例えば、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロース、マクロゴール、シリコン
樹脂等通常のコーティング剤)2mgを用いてコーティン
グし、目的とする錠剤を得る(以下の処方の錠剤も同
じ)。
シプロピルメチルセルロース、マクロゴール、シリコン
樹脂等通常のコーティング剤)2mgを用いてコーティン
グし、目的とする錠剤を得る(以下の処方の錠剤も同
じ)。
【0018】 処方2 100mg中 本発明化合物A 5 mg 乳糖 62.4 mg トウモロコシデンプン 20 mg カルボキシメチルセルロース カルシウム 6 mg ヒドロキシプロピルセルロース 4 mg ステアリン酸マグネシウム 0.6 mg コーティング剤 2 mg
【0019】 処方3 100mg中 本発明化合物A 20 mg 乳糖 51 mg トウモロコシデンプン 15 mg カルボキシメチルセルロース カルシウム 5 mg ヒドロキシプロピルセルロース 5 mg ステアリン酸マグネシウム 1 mg タルク 1 mg コーティング剤 2 mg
【0020】 処方4 100mg中 本発明化合物A 40 mg 乳糖 34 mg トウモロコシデンプン 10 mg カルボキシメチルセルロース カルシウム 5 mg ヒドロキシプロピルセルロース 5 mg ステアリン酸マグネシウム 2 mg タルク 2 mg コーティング剤 2 mg
【0021】 処方5 200mg中 本発明化合物A 100 mg 乳糖 67 mg トウモロコシデンプン 20 mg カルボキシメチルセルロース カルシウム 10 mg ヒドロキシプロピルセルロース 10 mg ステアリン酸マグネシウム 4 mg タルク 4 mg コーティング剤 5 mg
【0022】「薬理試験」本発明化合物の代表例として
本発明化合物Aを用いて、毛様体筋の収縮に対する効果
を調べた。なお、実験は Lepple-Wienhuesらの文献(Ex
p. Eye Res., 53,33-38(1991))に準じて、以下の方法を
行った。 (実験方法)Krebs-Henseleit 液を満たしたマグヌス管
にウシ眼球より摘出した毛様体筋を懸垂し、5%の炭酸
ガスを含んだ酸素を吹き込む。平衡に達した後、毛様体
筋をKCl 添加前に30分間本発明化合物Aで前処理し、
KCl によって引き起こされた収縮を等尺性に記録した。
本発明化合物Aを用いて、毛様体筋の収縮に対する効果
を調べた。なお、実験は Lepple-Wienhuesらの文献(Ex
p. Eye Res., 53,33-38(1991))に準じて、以下の方法を
行った。 (実験方法)Krebs-Henseleit 液を満たしたマグヌス管
にウシ眼球より摘出した毛様体筋を懸垂し、5%の炭酸
ガスを含んだ酸素を吹き込む。平衡に達した後、毛様体
筋をKCl 添加前に30分間本発明化合物Aで前処理し、
KCl によって引き起こされた収縮を等尺性に記録した。
【0023】(結果)本発明化合物Aで前処理すること
によって、KCl によって引き起こされた毛様体筋の収縮
に対して制御が認められ、その抑制率は22.9%であっ
た。なお、毛様体筋の収縮を誘引する物質をKCl からカ
ルバコールに変えても、本発明化合物Aは毛様体筋の収
縮に対して抑制作用を示した。この結果より、本発明化
合物が毛様体筋の収縮に対して抑制作用を有することが
判明した。
によって、KCl によって引き起こされた毛様体筋の収縮
に対して制御が認められ、その抑制率は22.9%であっ
た。なお、毛様体筋の収縮を誘引する物質をKCl からカ
ルバコールに変えても、本発明化合物Aは毛様体筋の収
縮に対して抑制作用を示した。この結果より、本発明化
合物が毛様体筋の収縮に対して抑制作用を有することが
判明した。
【0024】
【発明の効果】薬理試験の項で示されたように、本発明
化合物は毛様体筋緊張緩和作用を有しており、特に偽近
視ならびに眼精疲労の治療剤として有用であることが期
待される。
化合物は毛様体筋緊張緩和作用を有しており、特に偽近
視ならびに眼精疲労の治療剤として有用であることが期
待される。
Claims (18)
- 【請求項1】 下記一般式〔I〕で示される化合物また
はその塩類を有効成分とする毛様体筋緊張緩和剤。 【化1】 〔式中、RI は水素原子、低級アルキル基、ハロゲン原
子、ニトロ基、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、低級
アルカノイルオキシ基、アミノ基、低級アルキルアミノ
基または低級アルコキシカルボニル基から選択される1
個または複数の基を示し、R2 は水素原子、低級アルキ
ル基または炭素数3〜6個のシクロアルキル基を意味
し、R3 は水素原子、低級アルキル基、ヒドロキシ基、
低級アルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、低級アル
キレンジオキシ基、低級アルカノイル基、低級アルカノ
イルオキシ基、アミノ基、低級アルキルアミノ基、低級
アルカノイルアミノ基または低級アルコキシカルボニル
オキシ基から選択される一個または複数の基または−
(CH2)n −を示し、R4 は水素原子または低級アルキ
ル基を示し、AおよびBは同一かまたは異なって1〜6
個の炭素原子を有する低級アルキレン基を意味し、nは
3または4を示す。〕 - 【請求項2】 剤型が点眼剤である請求項1記載の毛様
体筋緊張緩和剤。 - 【請求項3】 剤型が経口剤である請求項1記載の毛様
体筋緊張緩和剤。 - 【請求項4】 3,4−ジヒドロ−2−〔5−メトキシ
−2−〔3−〔N−メチル−N−〔2−〔(3,4−メ
チレンジオキシ)フェノキシ〕エチル〕アミノ〕プロポ
キシ〕フェニル〕−4−メチル−3−オキソ−2H−
1,4−ベンゾチアジン(下記式〔II〕)またはその
塩類を有効成分とする毛様体筋緊張緩和剤。 【化2】 - 【請求項5】 剤型が点眼剤である請求項4記載の毛様
体筋緊張緩和剤。 - 【請求項6】 剤型が経口剤である請求項4記載の毛様
体筋緊張緩和剤。 - 【請求項7】 下記一般式〔I〕で示される化合物また
はその塩類を有効成分とする偽近視治療剤。 【化3】 〔式中、RI は水素原子、低級アルキル基、ハロゲン原
子、ニトロ基、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、低級
アルカノイルオキシ基、アミノ基、低級アルキルアミノ
基または低級アルコキシカルボニル基から選択される1
個または複数の基を示し、R2 は水素原子、低級アルキ
ル基または炭素数3〜6個のシクロアルキル基を意味
し、R3 は水素原子、低級アルキル基、ヒドロキシ基、
低級アルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、低級アル
キレンジオキシ基、低級アルカノイル基、低級アルカノ
イルオキシ基、アミノ基、低級アルキルアミノ基、低級
アルカノイルアミノ基または低級アルコキシカルボニル
オキシ基から選択される一個または複数の基または−
(CH2)n −を示し、R4 は水素原子または低級アルキ
ル基を示し、AおよびBは同一かまたは異なって1〜6
個の炭素原子を有する低級アルキレン基を意味し、nは
3または4を示す。〕 - 【請求項8】 剤型が点眼剤である請求項7記載の偽近
視治療剤。 - 【請求項9】 剤型が経口剤である請求項7記載の偽近
視治療剤。 - 【請求項10】 3,4−ジヒドロ−2−〔5−メトキ
シ−2−〔3−〔N−メチル−N−〔2−〔(3,4−
メチレンジオキシ)フェノキシ〕エチル〕アミノ〕プロ
ポキシ〕フェニル〕−4−メチル−3−オキソ−2H−
1,4−ベンゾチアジン(下記式〔II〕)またはその
塩類を有効成分とする偽近視治療剤。 【化4】 - 【請求項11】 剤型が点眼剤である請求項10記載の
偽近視治療剤。 - 【請求項12】 剤型が経口剤である請求項10記載の
偽近視治療剤。 - 【請求項13】 下記一般式〔I〕で示される化合物ま
たはその塩類を有効成分とする眼精疲労治療剤。 【化5】 〔式中、RI は水素原子、低級アルキル基、ハロゲン原
子、ニトロ基、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、低級
アルカノイルオキシ基、アミノ基、低級アルキルアミノ
基または低級アルコキシカルボニル基から選択される1
個または複数の基を示し、R2 は水素原子、低級アルキ
ル基または炭素数3〜6個のシクロアルキル基を意味
し、R3 は水素原子、低級アルキル基、ヒドロキシ基、
低級アルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、低級アル
キレンジオキシ基、低級アルカノイル基、低級アルカノ
イルオキシ基、アミノ基、低級アルキルアミノ基、低級
アルカノイルアミノ基または低級アルコキシカルボニル
オキシ基から選択される一個または複数の基または−
(CH2)n −を示し、R4 は水素原子または低級アルキ
ル基を示し、AおよびBは同一かまたは異なって1〜6
個の炭素原子を有する低級アルキレン基を意味し、nは
3または4を示す。〕 - 【請求項14】 剤型が点眼剤である請求項13記載の
眼精疲労治療剤。 - 【請求項15】 剤型が経口剤である請求項13記載の
眼精疲労治療剤。 - 【請求項16】 3,4−ジヒドロ−2−〔5−メトキ
シ−2−〔3−〔N−メチル−N−〔2−〔(3,4−
メチレンジオキシ)フェノキシ〕エチル〕アミノ〕プロ
ポキシ〕フェニル〕−4−メチル−3−オキソ−2H−
1,4−ベンゾチアジン(下記式〔II〕)またはその
塩類を有効成分とする眼精疲労治療剤。 【化6】 - 【請求項17】 剤型が点眼剤である請求項16記載の
眼精疲労治療剤。 - 【請求項18】 剤型が経口剤である請求項16記載の
眼精疲労治療剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5279839A JPH07133225A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 毛様体筋緊張緩和剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5279839A JPH07133225A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 毛様体筋緊張緩和剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07133225A true JPH07133225A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17616651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5279839A Pending JPH07133225A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 毛様体筋緊張緩和剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07133225A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002090980A1 (fr) * | 2001-04-26 | 2002-11-14 | Biochemical And Pharmacological Laboratories Inc. | Modele de fatigue oculaire, procede de realisation associe, procede d'evaluation a l'aide du modele et medicaments cribles a l'aide du procede d'evaluation |
EP1459742A2 (en) | 1998-08-17 | 2004-09-22 | Senju Pharmaceutical Co., Ltd. | Agent for prophylaxis and treatment of asthenopia and pseudomyopia |
-
1993
- 1993-11-09 JP JP5279839A patent/JPH07133225A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1459742A2 (en) | 1998-08-17 | 2004-09-22 | Senju Pharmaceutical Co., Ltd. | Agent for prophylaxis and treatment of asthenopia and pseudomyopia |
JP2004277432A (ja) * | 1998-08-17 | 2004-10-07 | Senju Pharmaceut Co Ltd | 眼精疲労ならびに仮性近視の予防・治療剤 |
EP1459742A3 (en) * | 1998-08-17 | 2007-12-26 | Senju Pharmaceutical Co., Ltd. | Agent for prophylaxis and treatment of asthenopia and pseudomyopia |
WO2002090980A1 (fr) * | 2001-04-26 | 2002-11-14 | Biochemical And Pharmacological Laboratories Inc. | Modele de fatigue oculaire, procede de realisation associe, procede d'evaluation a l'aide du modele et medicaments cribles a l'aide du procede d'evaluation |
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