JPH07132012A - 収穫機におけるセカンドモア装置 - Google Patents
収穫機におけるセカンドモア装置Info
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- JPH07132012A JPH07132012A JP28107593A JP28107593A JPH07132012A JP H07132012 A JPH07132012 A JP H07132012A JP 28107593 A JP28107593 A JP 28107593A JP 28107593 A JP28107593 A JP 28107593A JP H07132012 A JPH07132012 A JP H07132012A
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- Japan
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- mower
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- mowing
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- 238000007790 scraping Methods 0.000 claims abstract description 21
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims abstract description 18
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 claims description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 10
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 239000010902 straw Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000009333 weeding Methods 0.000 description 2
- 241000102542 Kara Species 0.000 description 1
- 241000750631 Takifugu chinensis Species 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
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- Combines (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本件発明は、コンバインのセカンドモア装置
に関し、駆動機構を簡潔にまとめることによって上下移
動調節を円滑に行なわせんとするものである。 【構成】 前部低位置に設けたファ−ストモア1とその
上方に支架させた掻込リ−ル2と刈取穀稈を横送りして
収集する掻込オ−ガ3とからなる刈取前処理装置4を搬
送コンベヤ5の始端部に連結させて設け、該搬送コンベ
ヤ5を走行車体6に搭載した脱穀装置7に連結して前部
が上下方向に昇降するように油圧シリンダ8に支架させ
て設け、前記刈取前処理装置4の後方で、かつ、前記搬
送コンベヤ5の下方位置にセカンドモア9を昇降移動可
能に設け、該セカンドモア9を刈取取付枠10に装備し
た油圧モ−タ11によって駆動できる構成とした収穫機
におけるセカンドモア装置である。
に関し、駆動機構を簡潔にまとめることによって上下移
動調節を円滑に行なわせんとするものである。 【構成】 前部低位置に設けたファ−ストモア1とその
上方に支架させた掻込リ−ル2と刈取穀稈を横送りして
収集する掻込オ−ガ3とからなる刈取前処理装置4を搬
送コンベヤ5の始端部に連結させて設け、該搬送コンベ
ヤ5を走行車体6に搭載した脱穀装置7に連結して前部
が上下方向に昇降するように油圧シリンダ8に支架させ
て設け、前記刈取前処理装置4の後方で、かつ、前記搬
送コンベヤ5の下方位置にセカンドモア9を昇降移動可
能に設け、該セカンドモア9を刈取取付枠10に装備し
た油圧モ−タ11によって駆動できる構成とした収穫機
におけるセカンドモア装置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収穫機におけるセカン
ドモア装置に関し、普通型のコンバインに利用される。
ドモア装置に関し、普通型のコンバインに利用される。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種普通型のコンバインにあっ
ては、既に周知のとおり刈り取った穀稈の全部を脱穀装
置の扱室に供給して脱粒処理する構成である。したがっ
て、脱穀装置は、穀稈を脱粒処理するために大きな脱穀
抵抗がかかり高い馬力を必要とするが、これを小さい馬
力で処理ができる方策が工夫されている。
ては、既に周知のとおり刈り取った穀稈の全部を脱穀装
置の扱室に供給して脱粒処理する構成である。したがっ
て、脱穀装置は、穀稈を脱粒処理するために大きな脱穀
抵抗がかかり高い馬力を必要とするが、これを小さい馬
力で処理ができる方策が工夫されている。
【0003】すなわち、刈取装置は、ファ−ストモアと
セカンドモアの二つから構成し、前部のファ−ストモア
によって穀稈上部を刈り取って脱穀装置に供給し、残り
の株元部分はセカンドモアによって刈り取って圃場面に
放置するのがそれである。このようにすれば、脱穀装置
は、ファ−ストモアによって高刈りをすることにより供
給穀稈を少量にできて脱穀負荷が比較的小さい状態で作
業を続けることができる。
セカンドモアの二つから構成し、前部のファ−ストモア
によって穀稈上部を刈り取って脱穀装置に供給し、残り
の株元部分はセカンドモアによって刈り取って圃場面に
放置するのがそれである。このようにすれば、脱穀装置
は、ファ−ストモアによって高刈りをすることにより供
給穀稈を少量にできて脱穀負荷が比較的小さい状態で作
業を続けることができる。
【0004】そこで、セカンドモアは、ファ−ストモア
を取り付けた刈取前処理装置の背後で、かつ、搬送コン
ベア装置の下側に設けるが、ファ−ストモアとの関係で
頻繁に上下調節しなければならず狭いスペ−スで伝動装
置がきわめて複雑となるものである。
を取り付けた刈取前処理装置の背後で、かつ、搬送コン
ベア装置の下側に設けるが、ファ−ストモアとの関係で
頻繁に上下調節しなければならず狭いスペ−スで伝動装
置がきわめて複雑となるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】コンバインにおけるセ
カンドモア装置は、周囲の構成からして刈取前処理装置
の後方下方の狭いスペ−スに支架されるのが普通であ
り、その状態で伝動されながら、しかも、上下に頻繁に
調節できるものであることが要求されている。そして、
セカンドモアは、上下するために機体の原動機からの伝
動装置が伸縮等の複雑な構成となり、作用においても伝
動効率の悪いものであるとともに、伝動装置に藁屑等が
ひっかかって円滑な伝動を阻害する等の問題点を抱えて
いた。
カンドモア装置は、周囲の構成からして刈取前処理装置
の後方下方の狭いスペ−スに支架されるのが普通であ
り、その状態で伝動されながら、しかも、上下に頻繁に
調節できるものであることが要求されている。そして、
セカンドモアは、上下するために機体の原動機からの伝
動装置が伸縮等の複雑な構成となり、作用においても伝
動効率の悪いものであるとともに、伝動装置に藁屑等が
ひっかかって円滑な伝動を阻害する等の問題点を抱えて
いた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の如き課
題を解決するために次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、前部低位置に設けたファ−ストモア1と
その上方に支架させた掻込リ−ル2と刈取穀稈を横送り
して収集する掻込オ−ガ3とからなる刈取前処理装置4
を搬送コンベヤ5の始端部に連結させて設け、該搬送コ
ンベヤ5を走行車体6に搭載した脱穀装置7に連結して
前部が上下方向に昇降するように油圧シリンダ8に支架
させて設け、前記刈取前処理装置4の後方で、かつ、前
記搬送コンベヤ5の下方位置にセカンドモア9を昇降移
動可能に設け、該セカンドモア9を刈取取付枠10に装
備した油圧モ−タ11によって駆動できる構成とした収
穫機におけるセカンドモア装置である。
題を解決するために次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、前部低位置に設けたファ−ストモア1と
その上方に支架させた掻込リ−ル2と刈取穀稈を横送り
して収集する掻込オ−ガ3とからなる刈取前処理装置4
を搬送コンベヤ5の始端部に連結させて設け、該搬送コ
ンベヤ5を走行車体6に搭載した脱穀装置7に連結して
前部が上下方向に昇降するように油圧シリンダ8に支架
させて設け、前記刈取前処理装置4の後方で、かつ、前
記搬送コンベヤ5の下方位置にセカンドモア9を昇降移
動可能に設け、該セカンドモア9を刈取取付枠10に装
備した油圧モ−タ11によって駆動できる構成とした収
穫機におけるセカンドモア装置である。
【0007】
【実施例】まず、その構成について述べる。刈取前処理
装置4は、前部両側に位置させた分草杆12と、その後
方低位置に配置したレシプロ式のファ−ストモア1と、
その上方に回動可能に支架した掻込リ−ル2と、前記フ
ァ−ストモア1によって刈り取られた穀稈を横送りする
移送螺旋13を有する掻込オ−ガ3とを一体的として機
枠14に取り付けて構成している。
装置4は、前部両側に位置させた分草杆12と、その後
方低位置に配置したレシプロ式のファ−ストモア1と、
その上方に回動可能に支架した掻込リ−ル2と、前記フ
ァ−ストモア1によって刈り取られた穀稈を横送りする
移送螺旋13を有する掻込オ−ガ3とを一体的として機
枠14に取り付けて構成している。
【0008】そして、搬送コンベヤ5は、刈取穀稈を係
合して掻き揚げながら搬送できるベルトコンベヤ15を
箱体16に内装軸架させて構成し、その始端部を前記刈
取前処理装置4の掻込オ−ガ3に開口して臨ませ、その
終端部分を後述する脱穀装置7の扱室17の穀稈供給口
18に連通している。搬送コンベヤ5は、終端部を脱穀
装置7に枢着し、油圧シリンダ8を介して走行車体6に
支架し、前部の刈取前処理装置4と共に昇降移動ができ
る構成としている。
合して掻き揚げながら搬送できるベルトコンベヤ15を
箱体16に内装軸架させて構成し、その始端部を前記刈
取前処理装置4の掻込オ−ガ3に開口して臨ませ、その
終端部分を後述する脱穀装置7の扱室17の穀稈供給口
18に連通している。搬送コンベヤ5は、終端部を脱穀
装置7に枢着し、油圧シリンダ8を介して走行車体6に
支架し、前部の刈取前処理装置4と共に昇降移動ができ
る構成としている。
【0009】そして、掻込オ−ガ3は、前記搬送コンベ
ヤ5の始端開口部に対応する位置には掻込杆19を設け
て穀稈を搬送コンベヤ5の始端部に掻き込むように構成
している。脱穀装置7は、前述の扱室17には扱胴20
を内装軸架し、供給された穀稈を脱穀処理し、処理物を
下方の選別室21に落下供給する構成となっている。選
別室21は、従来周知のように、揺動選別棚が支架し、
その下方に圧風唐箕,一番移送螺旋,二番移送螺旋を設
けて構成している。
ヤ5の始端開口部に対応する位置には掻込杆19を設け
て穀稈を搬送コンベヤ5の始端部に掻き込むように構成
している。脱穀装置7は、前述の扱室17には扱胴20
を内装軸架し、供給された穀稈を脱穀処理し、処理物を
下方の選別室21に落下供給する構成となっている。選
別室21は、従来周知のように、揺動選別棚が支架し、
その下方に圧風唐箕,一番移送螺旋,二番移送螺旋を設
けて構成している。
【0010】22はグレンタンク、23は穀粒排出オ−
ガを示す。そして、セカンドモア9は、レシプロ式の刈
取装置とし、前記刈取前処理装置4の後方で、かつ、搬
送コンベヤ5の箱体16の始端部下方に位置させて刈取
取付枠10に連結し、この刈取取付枠10を平行リンク
24を介して機枠14に連結している。そして、平行リ
ンク24は、油圧シリンダ25によって上下できる構成
としている。
ガを示す。そして、セカンドモア9は、レシプロ式の刈
取装置とし、前記刈取前処理装置4の後方で、かつ、搬
送コンベヤ5の箱体16の始端部下方に位置させて刈取
取付枠10に連結し、この刈取取付枠10を平行リンク
24を介して機枠14に連結している。そして、平行リ
ンク24は、油圧シリンダ25によって上下できる構成
としている。
【0011】そして、油圧モ−タ11は、刈取取付枠1
0の伝動ボックス26上に設置し、走行車体6に装備し
た油圧ポンプから圧油が送られて駆動され、駆動ア−ム
27を介してセカンドモア9を伝動できる構成としてい
る。この油圧モ−タ11は、図1,図2,図3,図4に
示すように、前側に機枠14が位置し、前記刈取取付枠
10を平行リンク24に連結するためのモアフレ−ム2
8を外側に、連結枠29を背後にそれぞれ配置して周囲
を囲わせ保護する状態に構成している。
0の伝動ボックス26上に設置し、走行車体6に装備し
た油圧ポンプから圧油が送られて駆動され、駆動ア−ム
27を介してセカンドモア9を伝動できる構成としてい
る。この油圧モ−タ11は、図1,図2,図3,図4に
示すように、前側に機枠14が位置し、前記刈取取付枠
10を平行リンク24に連結するためのモアフレ−ム2
8を外側に、連結枠29を背後にそれぞれ配置して周囲
を囲わせ保護する状態に構成している。
【0012】別実施例1 図2,図3に示すように、駆動ア−ム27は、伝動ボッ
クス26の往復回動軸30の端部に取り付け、前述の通
りセカンドモア9を往復移動するように伝動する構成と
している。そして、スクレパ−31は、前記駆動ア−ム
27の裏側に固定し回動圏内に入り込んで藁屑等を往復
揺動にともなって跳ね飛ばすように構成している。
クス26の往復回動軸30の端部に取り付け、前述の通
りセカンドモア9を往復移動するように伝動する構成と
している。そして、スクレパ−31は、前記駆動ア−ム
27の裏側に固定し回動圏内に入り込んで藁屑等を往復
揺動にともなって跳ね飛ばすように構成している。
【0013】このように構成すれば、藁屑は、駆動ア−
ム27とともに往復揺動を繰返しているスクレパ−31
の揺動圏内に入り込んだものを側方にはね飛ばし、回転
部材や揺動部材に絡みつくのを未然に防止できる特徴を
有するものである。 別実施例2 ファン33は、図5,図6に示すように、ベルトコンベ
ヤ15の始端部側の回転軸32に軸装し、回転にともな
って搬送コンベヤ5を構成する箱体16内に発生した塵
埃を吸塵して箱外に排塵できる構成としている。
ム27とともに往復揺動を繰返しているスクレパ−31
の揺動圏内に入り込んだものを側方にはね飛ばし、回転
部材や揺動部材に絡みつくのを未然に防止できる特徴を
有するものである。 別実施例2 ファン33は、図5,図6に示すように、ベルトコンベ
ヤ15の始端部側の回転軸32に軸装し、回転にともな
って搬送コンベヤ5を構成する箱体16内に発生した塵
埃を吸塵して箱外に排塵できる構成としている。
【0014】そして、油圧モ−タ11は、前記ファン3
3の排塵側に臨ませた状態に位置させ、排塵風によって
冷却できる構成となっている。 別実施例3 図7に示す構成例は、セカンドモア9を前側の刈取前処
理装置4に対して左右横方向にスライド可能に取り付け
ている。そして、このセカンドモア9は、そのスライド
の左右の限界を前側の刈取前処理装置4の両側端に合わ
せて構成している。
3の排塵側に臨ませた状態に位置させ、排塵風によって
冷却できる構成となっている。 別実施例3 図7に示す構成例は、セカンドモア9を前側の刈取前処
理装置4に対して左右横方向にスライド可能に取り付け
ている。そして、このセカンドモア9は、そのスライド
の左右の限界を前側の刈取前処理装置4の両側端に合わ
せて構成している。
【0015】従来、圃場の畔際において、セカンドモア
9は、運転席からの視覚による確認がやりにくいから畔
に衝突するのを恐れて上方に収納してファ−ストモア1
のみで作業をしている。このようにすると、ファ−スト
モア1は、穀稈を低く刈り取らなければならないから、
長い刈取穀稈を脱穀装置7に供給することとなって、脱
穀負荷の高い状態で作業を行なわざるをえないものであ
った。
9は、運転席からの視覚による確認がやりにくいから畔
に衝突するのを恐れて上方に収納してファ−ストモア1
のみで作業をしている。このようにすると、ファ−スト
モア1は、穀稈を低く刈り取らなければならないから、
長い刈取穀稈を脱穀装置7に供給することとなって、脱
穀負荷の高い状態で作業を行なわざるをえないものであ
った。
【0016】そこで、別実施例3は、上述のように構成
するから、セカンドモア9を必要に応じて左右方向にス
ライドさせながら作業ができ、畔際の刈取脱穀作業にお
いても高刈したファ−ストモア1の刈り残した穀稈株元
を適確に刈り取ることができる。次にその作用について
説明する。
するから、セカンドモア9を必要に応じて左右方向にス
ライドさせながら作業ができ、畔際の刈取脱穀作業にお
いても高刈したファ−ストモア1の刈り残した穀稈株元
を適確に刈り取ることができる。次にその作用について
説明する。
【0017】まず、作業に先だって、刈取前処理装置4
は、ファ−ストモア1を穀稈の上部を刈り取る高刈りの
位置にセットし、セカンドモア9は、穀稈の株元を刈り
取る低い位置にセットする。そして、機体の回転各部を
駆動しながら圃場内において走行車体6を前進させれ
ば、圃場の穀稈は、前部の分草杆12によって分草され
たのち上部の掻込リ−ル2によって後方に掻き込まれフ
ァ−ストモア1に達して刈り取られる。この場合、ファ
−ストモア1は、穀稈上部を刈り取って掻込オ−ガ3に
供給する。
は、ファ−ストモア1を穀稈の上部を刈り取る高刈りの
位置にセットし、セカンドモア9は、穀稈の株元を刈り
取る低い位置にセットする。そして、機体の回転各部を
駆動しながら圃場内において走行車体6を前進させれ
ば、圃場の穀稈は、前部の分草杆12によって分草され
たのち上部の掻込リ−ル2によって後方に掻き込まれフ
ァ−ストモア1に達して刈り取られる。この場合、ファ
−ストモア1は、穀稈上部を刈り取って掻込オ−ガ3に
供給する。
【0018】このようにして、穀稈は、移送螺旋13に
よって一側に搬送されて搬送コンベヤ5の始端部に達
し、掻込杆19によってベルトコンベヤ15に送り込ま
れ箱体16内を順次上方に搬送される。そして、穀稈
は、搬送コンベヤ5の終端部から扱室17に供給され回
転駆動されている扱胴20によって脱穀処理される。そ
して、脱穀処理物は、扱室17から選別室21に落下し
て揺動選別棚上に達して揺動され、更に、圧風唐箕によ
る選別風によって選別作用を受けるものである。一方、
セカンドモア9は、低位置にセットされているからファ
−ストモア1が刈り残した穀稈株元部分をを走行車体6
の前進に伴って刈り取りながら圃場面に放出する。
よって一側に搬送されて搬送コンベヤ5の始端部に達
し、掻込杆19によってベルトコンベヤ15に送り込ま
れ箱体16内を順次上方に搬送される。そして、穀稈
は、搬送コンベヤ5の終端部から扱室17に供給され回
転駆動されている扱胴20によって脱穀処理される。そ
して、脱穀処理物は、扱室17から選別室21に落下し
て揺動選別棚上に達して揺動され、更に、圧風唐箕によ
る選別風によって選別作用を受けるものである。一方、
セカンドモア9は、低位置にセットされているからファ
−ストモア1が刈り残した穀稈株元部分をを走行車体6
の前進に伴って刈り取りながら圃場面に放出する。
【0019】さて、以上のような作業中において、セカ
ンドモア9は、刈取取付枠10上の油圧モ−タ11から
伝動ボックス26の往復回動軸30を伝動し、更に、駆
動ア−ム27を介して伝動されて刈取作業を行なうもの
である。この場合、セカンドモア9は、一体的に油圧モ
−タ11が装備されているから従来のような伝動機構を
不要とし、平行リンク24による上下調節も油圧シリン
ダ25の作用によって確実に行なうことができる。
ンドモア9は、刈取取付枠10上の油圧モ−タ11から
伝動ボックス26の往復回動軸30を伝動し、更に、駆
動ア−ム27を介して伝動されて刈取作業を行なうもの
である。この場合、セカンドモア9は、一体的に油圧モ
−タ11が装備されているから従来のような伝動機構を
不要とし、平行リンク24による上下調節も油圧シリン
ダ25の作用によって確実に行なうことができる。
【0020】
【発明の作用効果】以上説明したように本発明は、前部
低位置に設けたファ−ストモア1とその上方に支架させ
た掻込リ−ル2と刈取穀稈を横送りして収集する掻込オ
−ガ3とからなる刈取前処理装置4を搬送コンベヤ5の
始端部に連結させて設け、該搬送コンベヤ5を走行車体
6に搭載した脱穀装置7に連結して前部が上下方向に昇
降するように油圧シリンダ8に支架させて設け、前記刈
取前処理装置4の後方で、かつ、前記搬送コンベヤ5の
下方位置にセカンドモア9を昇降移動可能に設け、該セ
カンドモア9を刈取取付枠10に装備した油圧モ−タ1
1によって駆動できる構成としたものであるから、セカ
ンドモア及びその関連構成を極端に簡単にすることがで
き、上下に刈高さ調節をしても伝動作用に影響を与える
ことがなく、安全に確実に伝動できる特徴を有するもの
である。
低位置に設けたファ−ストモア1とその上方に支架させ
た掻込リ−ル2と刈取穀稈を横送りして収集する掻込オ
−ガ3とからなる刈取前処理装置4を搬送コンベヤ5の
始端部に連結させて設け、該搬送コンベヤ5を走行車体
6に搭載した脱穀装置7に連結して前部が上下方向に昇
降するように油圧シリンダ8に支架させて設け、前記刈
取前処理装置4の後方で、かつ、前記搬送コンベヤ5の
下方位置にセカンドモア9を昇降移動可能に設け、該セ
カンドモア9を刈取取付枠10に装備した油圧モ−タ1
1によって駆動できる構成としたものであるから、セカ
ンドモア及びその関連構成を極端に簡単にすることがで
き、上下に刈高さ調節をしても伝動作用に影響を与える
ことがなく、安全に確実に伝動できる特徴を有するもの
である。
【図1】本発明の一実施例であって、要部の側面図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施例であって、一部の作用を示す
正面図である。
正面図である。
【図3】本発明の一実施例であって、一部の側面図であ
る。
る。
【図4】本発明の一実施例であって、一部の平面図であ
る。
る。
【図5】本発明の別実施例であって、その側面図であ
る。
る。
【図6】本発明の別実施例であって、その平面図であ
る。
る。
【図7】本発明の別実施例であって、その作用平面図で
ある。
ある。
【図8】本発明の一実施例であって、一部を破断して示
す側面図である。
す側面図である。
【図9】本発明の一実施例であって、一部を欠切して示
す平面図である。
す平面図である。
1 ファ−ストモア 2 掻込リ−ル 3 掻
込リ−ル 4 刈取前処理装置 5 搬送コンベヤ 6 走
行車体 7 脱穀装置 8 油圧シリンダ 9 セ
カンドモア 10 刈取取付枠 11 油圧モ−タ
込リ−ル 4 刈取前処理装置 5 搬送コンベヤ 6 走
行車体 7 脱穀装置 8 油圧シリンダ 9 セ
カンドモア 10 刈取取付枠 11 油圧モ−タ
Claims (1)
- 【請求項1】 前部低位置に設けたファ−ストモア1と
その上方に支架させた掻込リ−ル2と刈取穀稈を横送り
して収集する掻込オ−ガ3とからなる刈取前処理装置4
を搬送コンベヤ5の始端部に連結させて設け、該搬送コ
ンベヤ5を走行車体6に搭載した脱穀装置7に連結して
前部が上下方向に昇降するように油圧シリンダ8に支架
させて設け、前記刈取前処理装置4の後方で、かつ、前
記搬送コンベヤ5の下方位置にセカンドモア9を昇降移
動可能に設け、該セカンドモア9を刈取取付枠10に装
備した油圧モ−タ11によって駆動できる構成とした収
穫機におけるセカンドモア装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28107593A JP3409395B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28107593A JP3409395B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | コンバイン |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000261201A Division JP3409780B2 (ja) | 2000-08-30 | 2000-08-30 | コンバイン |
JP2000261200A Division JP3409779B2 (ja) | 2000-08-30 | 2000-08-30 | コンバイン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07132012A true JPH07132012A (ja) | 1995-05-23 |
JP3409395B2 JP3409395B2 (ja) | 2003-05-26 |
Family
ID=17633978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28107593A Expired - Fee Related JP3409395B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3409395B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001352820A (ja) * | 2000-06-12 | 2001-12-25 | Iseki & Co Ltd | 汎用コンバインの掻込みリ−ル装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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TWI594691B (zh) * | 2012-04-27 | 2017-08-11 | Iseki Agricult Mach | Harvester Combine Harvester |
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1993
- 1993-11-10 JP JP28107593A patent/JP3409395B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001352820A (ja) * | 2000-06-12 | 2001-12-25 | Iseki & Co Ltd | 汎用コンバインの掻込みリ−ル装置 |
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Publication number | Publication date |
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JP3409395B2 (ja) | 2003-05-26 |
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