JPH0713099Y2 - ディスクカートリッジケース - Google Patents
ディスクカートリッジケースInfo
- Publication number
- JPH0713099Y2 JPH0713099Y2 JP1985151861U JP15186185U JPH0713099Y2 JP H0713099 Y2 JPH0713099 Y2 JP H0713099Y2 JP 1985151861 U JP1985151861 U JP 1985151861U JP 15186185 U JP15186185 U JP 15186185U JP H0713099 Y2 JPH0713099 Y2 JP H0713099Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- disc
- disk
- shutter
- cartridge case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、内部に収納したディスクを再生する際に、
ディスク再生装置にディスクと共に装着される型式のデ
ィスクカートリッジケースであって、ディスク再生装装
置のピックアップヘッドを臨増せるための孔を開閉する
シャッタ板を備えたディスクカートリッジケースに関す
る。
ディスク再生装置にディスクと共に装着される型式のデ
ィスクカートリッジケースであって、ディスク再生装装
置のピックアップヘッドを臨増せるための孔を開閉する
シャッタ板を備えたディスクカートリッジケースに関す
る。
「従来の技術」 この出願人は、先にこの種のディスクカートリッジケー
スとして、第23図に示すケースを提供した(実願昭59-8
1527号(実公平2-16459))。
スとして、第23図に示すケースを提供した(実願昭59-8
1527号(実公平2-16459))。
このディスクカートリッジケースは、上ケースaと下ケ
ースbとの間にディスクcを挿入して各ケースa、bを
閉じたときに、ディスクcが上ケース1の中央部に設け
られたディスクスタビライザdと下ケースbの中央部に
設けられたサブターンテーブルeとの間に保持されるよ
うに構成されたものであり、下ケースbに、この下ケー
スbに形成されたピックアップヘッド孔fを開閉するシ
ャッタ板gを取り付けてなるものである。シャッタ板g
は、シャッタ部hに環状の支持部iと被操作部jとを形
成してなるもので、支持部iがスタビライザdの周囲の
下ケースbに固定されたフランジ部材kに回動自在に支
持され、被操作部jが操作されて矢印T、S方向に回動
したときにシャッタ部hがピックアップヘッド孔fを開
閉するようになっている。このシャッタ板gは、常態に
おいてスプリング1により矢印T方向に付勢されること
によってピックアップヘッド孔fを閉じており、ケース
がディスク再生装置に挿入されたときに被操作部jが装
置の操作部材mに当接して矢印S方向に回動することに
よりピックアップヘッド孔fを開口させるようになって
いる。
ースbとの間にディスクcを挿入して各ケースa、bを
閉じたときに、ディスクcが上ケース1の中央部に設け
られたディスクスタビライザdと下ケースbの中央部に
設けられたサブターンテーブルeとの間に保持されるよ
うに構成されたものであり、下ケースbに、この下ケー
スbに形成されたピックアップヘッド孔fを開閉するシ
ャッタ板gを取り付けてなるものである。シャッタ板g
は、シャッタ部hに環状の支持部iと被操作部jとを形
成してなるもので、支持部iがスタビライザdの周囲の
下ケースbに固定されたフランジ部材kに回動自在に支
持され、被操作部jが操作されて矢印T、S方向に回動
したときにシャッタ部hがピックアップヘッド孔fを開
閉するようになっている。このシャッタ板gは、常態に
おいてスプリング1により矢印T方向に付勢されること
によってピックアップヘッド孔fを閉じており、ケース
がディスク再生装置に挿入されたときに被操作部jが装
置の操作部材mに当接して矢印S方向に回動することに
よりピックアップヘッド孔fを開口させるようになって
いる。
「考案が解決しようとする課題」 ところで、上記のディスクディスクカートリッジケース
は、シャッタ板gの回動中心がケースa、bの中央部で
あって、ディスクcを中心に合致した構成である。した
がって、このケースにおいては、被操作部jを大きく変
位させなければピックアップヘッド孔fが完全に開いた
り閉じたりしないという欠点があり、シャッタ板gを開
閉する際に被操作部jの移動ストロークを大きくとらな
ければならないという欠点があった。上記のようにディ
スクcの中心位置にシャッタ板gの回動支点を取り付け
ると、第23図に示すようなサブターンテーブルeやフラ
ンジ部材k等の支点を構成する各構成要素がディスクc
の面と対向する構成をとらざるを得なくなる。したがっ
て、支点部分の構造が複雑になり、ケース全体の厚みが
増加してしまうために、ケース全体の厚みを薄くしよう
とする場合に大きな障害となっていた。
は、シャッタ板gの回動中心がケースa、bの中央部で
あって、ディスクcを中心に合致した構成である。した
がって、このケースにおいては、被操作部jを大きく変
位させなければピックアップヘッド孔fが完全に開いた
り閉じたりしないという欠点があり、シャッタ板gを開
閉する際に被操作部jの移動ストロークを大きくとらな
ければならないという欠点があった。上記のようにディ
スクcの中心位置にシャッタ板gの回動支点を取り付け
ると、第23図に示すようなサブターンテーブルeやフラ
ンジ部材k等の支点を構成する各構成要素がディスクc
の面と対向する構成をとらざるを得なくなる。したがっ
て、支点部分の構造が複雑になり、ケース全体の厚みが
増加してしまうために、ケース全体の厚みを薄くしよう
とする場合に大きな障害となっていた。
この考案は、上記のようなシャッタ板を備えたディスク
カートリッジケースにおいて、シャッタ板の被操作部の
移動ストロークをいかに小さくするか、また、ケース全
体の厚みをいかに薄くするかを解決すべき課題としてい
る。
カートリッジケースにおいて、シャッタ板の被操作部の
移動ストロークをいかに小さくするか、また、ケース全
体の厚みをいかに薄くするかを解決すべき課題としてい
る。
「課題を解決するための手段」 上記課題を解決するため、本考案のディスクカートリッ
ジケースは、ほぼ方形板状体の外形を呈してなり、内部
に収容されたディスクの面方向に沿ってディスク再生装
置に挿入されあるいは取り出され、このディスク再生装
置に挿入された際に上記ディスクの再生が可能となるよ
うに構成されたディスクカートリッジケースであって、
上記ディスク再生装置側に設けられたターンテーブルが
前記ディスクの面方向と交差する方向から挿入されるタ
ーンテーブル挿入孔と、このターンテーブル挿入孔から
上記挿入あるいは取り出しの方向へ向かって延びる長穴
状に形成されたピックアップヘッド孔と、上記ターンテ
ーブル挿入孔の軸線方向と平行な軸線を有する回動支点
を中心に回動して前記ピックアップヘッド孔を開閉する
シャッタ板とから構成され、このシャッタ板には、前記
ピックアップヘッド孔とほぼ一致する形状の長穴を有す
るシャッタ部と、前記挿入もしくは取り出しに伴って前
記ディスク再生装置側に設けられた操作部材に当接する
ことにより上記長穴とピックアップヘッド孔とが一致す
る位置およびずれる位置の間で上記シャッタ部を移動さ
せる被操作部とが設けられ、上記回動支点は、上記ター
ンテーブル挿入孔に対して前記ピックアップヘッド孔と
反対側で当接回動支点と上記ターンテーブル挿入孔とピ
ックアップヘッド孔がほぼ直線上に並ぶように配置さ
れ、上記被操作部は、前記ディスクカートリッジケース
における挿入もしくは取り出しの方向と平行な辺の上記
回動支点に近接する部分から突出して設けられたことを
特徴とするものである。
ジケースは、ほぼ方形板状体の外形を呈してなり、内部
に収容されたディスクの面方向に沿ってディスク再生装
置に挿入されあるいは取り出され、このディスク再生装
置に挿入された際に上記ディスクの再生が可能となるよ
うに構成されたディスクカートリッジケースであって、
上記ディスク再生装置側に設けられたターンテーブルが
前記ディスクの面方向と交差する方向から挿入されるタ
ーンテーブル挿入孔と、このターンテーブル挿入孔から
上記挿入あるいは取り出しの方向へ向かって延びる長穴
状に形成されたピックアップヘッド孔と、上記ターンテ
ーブル挿入孔の軸線方向と平行な軸線を有する回動支点
を中心に回動して前記ピックアップヘッド孔を開閉する
シャッタ板とから構成され、このシャッタ板には、前記
ピックアップヘッド孔とほぼ一致する形状の長穴を有す
るシャッタ部と、前記挿入もしくは取り出しに伴って前
記ディスク再生装置側に設けられた操作部材に当接する
ことにより上記長穴とピックアップヘッド孔とが一致す
る位置およびずれる位置の間で上記シャッタ部を移動さ
せる被操作部とが設けられ、上記回動支点は、上記ター
ンテーブル挿入孔に対して前記ピックアップヘッド孔と
反対側で当接回動支点と上記ターンテーブル挿入孔とピ
ックアップヘッド孔がほぼ直線上に並ぶように配置さ
れ、上記被操作部は、前記ディスクカートリッジケース
における挿入もしくは取り出しの方向と平行な辺の上記
回動支点に近接する部分から突出して設けられたことを
特徴とするものである。
「作用」 上記被操作部がディスクカートリッジの辺から突出して
いるので、装填あるいは取り出しに伴って装置側の操作
部材に当接して、シャッタ板が支点を中心として回動動
作する。これにより、シャッタ板の長穴がピックアップ
ヘッド孔と一致する位置に配置されてピックアップ孔が
開かれ、あるいは、長穴がピックアップヘッド孔とずれ
てピックアップ孔が閉じられる。また、被操作部と支点
との距離を適当に選択することにより、ピックアップ孔
を開閉し得るストロークにわたってシャッタ板を作動さ
せることができる。
いるので、装填あるいは取り出しに伴って装置側の操作
部材に当接して、シャッタ板が支点を中心として回動動
作する。これにより、シャッタ板の長穴がピックアップ
ヘッド孔と一致する位置に配置されてピックアップ孔が
開かれ、あるいは、長穴がピックアップヘッド孔とずれ
てピックアップ孔が閉じられる。また、被操作部と支点
との距離を適当に選択することにより、ピックアップ孔
を開閉し得るストロークにわたってシャッタ板を作動さ
せることができる。
「実施例」 第1図ないし第22図はこの考案の一実施例を示す図であ
る。これらの図に示す実施例は、この考案をコンパクト
ディスクのケースに適用した場合の実施例である。
る。これらの図に示す実施例は、この考案をコンパクト
ディスクのケースに適用した場合の実施例である。
第2図ないし第4図は、ここで説明するディスクカート
リッジケースの全体構成を示している。これらの図に示
すようにディスクカートリッジケースは、上ケース1
と,マガジンフレーム2と、シャッタ板3とマガジンプ
レート4とを主な構成要素としている。
リッジケースの全体構成を示している。これらの図に示
すようにディスクカートリッジケースは、上ケース1
と,マガジンフレーム2と、シャッタ板3とマガジンプ
レート4とを主な構成要素としている。
上ケース1は、第5図ないし第11図に示すように方形上
の板状体である。このケース1は、透明の合成樹脂製の
一体成形品であり、その主壁部1aには、その中央部に孔
5が形成され、左右両側縁に、テーパ6,6が形成され、
後端部に左右の切欠部7,7が形成され、下面の後端縁に
後壁部8が形成され、前端部に左右の左右のロック解除
操作部10,10が形成されている。孔5は、第21図、第22
図に示すように、順次下方へ向けて階段状に径が狭まる
ように形成されており、大径部5aと中径部5bと小径部5c
とからなっている。後壁部8の左右外端面には、マガジ
ンフレーム2に連結するためのボス11,11が形成されて
いる。
の板状体である。このケース1は、透明の合成樹脂製の
一体成形品であり、その主壁部1aには、その中央部に孔
5が形成され、左右両側縁に、テーパ6,6が形成され、
後端部に左右の切欠部7,7が形成され、下面の後端縁に
後壁部8が形成され、前端部に左右の左右のロック解除
操作部10,10が形成されている。孔5は、第21図、第22
図に示すように、順次下方へ向けて階段状に径が狭まる
ように形成されており、大径部5aと中径部5bと小径部5c
とからなっている。後壁部8の左右外端面には、マガジ
ンフレーム2に連結するためのボス11,11が形成されて
いる。
上記操作部10は、マガジンフレーム2の一部と協働して
上ケース1とマガジンフレーム2とを閉塞状態にロック
し、かつ解除操作されたときにそのロックを解くもので
あり、主壁部1aの前端部に形成された凹部12内に形成さ
れたものである。
上ケース1とマガジンフレーム2とを閉塞状態にロック
し、かつ解除操作されたときにそのロックを解くもので
あり、主壁部1aの前端部に形成された凹部12内に形成さ
れたものである。
上記のように形成された上ケース1には、第2図ないし
第4図、第21図、第22図に示すように、その孔5内にス
タビライザ20が配置されている。スタビライザ20は、デ
ィスク(コンパクトディスク)21を保持するための部材
であって、合成樹脂製の円盤状の部材である。このスタ
ビライザ20には、その上面中央部にディスク再生装置
(その詳細は後述する)のクランパ22が係合する凹23が
形成され、下面中央部にディスク再生装置のターンテー
ブル24に係合する凸部25が形成され、外周部に上面がテ
ーパ面26となっている係合部27が形成され、下面外周縁
にディスク保持部28が形成され、この保持部28の内側に
溝29が形成されている。溝29内には、下半部を下方へ突
出させてスポンジリング30が接着時の手段で配設されて
いる。
第4図、第21図、第22図に示すように、その孔5内にス
タビライザ20が配置されている。スタビライザ20は、デ
ィスク(コンパクトディスク)21を保持するための部材
であって、合成樹脂製の円盤状の部材である。このスタ
ビライザ20には、その上面中央部にディスク再生装置
(その詳細は後述する)のクランパ22が係合する凹23が
形成され、下面中央部にディスク再生装置のターンテー
ブル24に係合する凸部25が形成され、外周部に上面がテ
ーパ面26となっている係合部27が形成され、下面外周縁
にディスク保持部28が形成され、この保持部28の内側に
溝29が形成されている。溝29内には、下半部を下方へ突
出させてスポンジリング30が接着時の手段で配設されて
いる。
また、孔5の大径部5a内には、孔5内に配設されたスタ
ビライザ20の上方への抜け出しを防止するための合成樹
脂製のリング31が接着、溶着等の手段により固定されて
いる。この構成のもとにスタビライザ20は、その係合部
27のテーパ部26がリング31の内周面に形成されたテーパ
面32に係合することによって上方へ抜け出ることがな
く、また係合部27が上ケース1の上記中径部5b、小径部
5c間の段部33に係合することによって下方へ抜け出るこ
ともなく、上記のテーパ面32と段部33とにより規制され
る範囲内で上下自在であり、かつまた孔5内において回
転自在である。
ビライザ20の上方への抜け出しを防止するための合成樹
脂製のリング31が接着、溶着等の手段により固定されて
いる。この構成のもとにスタビライザ20は、その係合部
27のテーパ部26がリング31の内周面に形成されたテーパ
面32に係合することによって上方へ抜け出ることがな
く、また係合部27が上ケース1の上記中径部5b、小径部
5c間の段部33に係合することによって下方へ抜け出るこ
ともなく、上記のテーパ面32と段部33とにより規制され
る範囲内で上下自在であり、かつまた孔5内において回
転自在である。
マガジンフレーム2も、第12図ないし第20図に示すよう
に方形の板状体であり、合成樹脂製の一体成形品であ
る。このマガジンフレーム2には、その主壁部2aに、そ
の中央部にディスク収納孔35(ディスク収納部)が形成
され、後端部に左右の切欠部36,36が形成され、上面の
左右両側縁と切欠部とに旦って側壁部37,37が形成さ
れ、左右両側縁の側壁部37,37の内側はテーパ状に形成
されて主壁部2aに連続されており、また、主壁部2aの後
端部に後壁部38が形成され、左右の両側面にガイド39,3
9が形成され、前端部に左右のロック部40,40が形成さ
れ、下面のディスク収納孔35の周囲にシャッタ板3を配
置する座ぐりぶ41が形成され、下面後端部の座ぐり部41
に、この座ぐり部41より深い座ぐり部であって、シャッ
タ板3のシャッタレバー42を配置するための深座ぐり部
43が形成され、下面の四隅にマガジンプレート4を固定
するためのネジ穴44,44…が形成され、後端部下面の左
右方向中央部であって、深座ぐり部43の端部に孔45が形
成されている。上記側壁部37の後端部は後端部は後壁部
38の側端面から一定寸法離間して位置しており、この後
端部には上ケース1のボス11を嵌着するための係合溝46
が形成されている。また、ガイド溝39,39の一方向のも
のの低面には、ディスク再生装置に設けられるディスク
カートリッジケース送り用のピニオンと噛み合うラック
47が形成されている。
に方形の板状体であり、合成樹脂製の一体成形品であ
る。このマガジンフレーム2には、その主壁部2aに、そ
の中央部にディスク収納孔35(ディスク収納部)が形成
され、後端部に左右の切欠部36,36が形成され、上面の
左右両側縁と切欠部とに旦って側壁部37,37が形成さ
れ、左右両側縁の側壁部37,37の内側はテーパ状に形成
されて主壁部2aに連続されており、また、主壁部2aの後
端部に後壁部38が形成され、左右の両側面にガイド39,3
9が形成され、前端部に左右のロック部40,40が形成さ
れ、下面のディスク収納孔35の周囲にシャッタ板3を配
置する座ぐりぶ41が形成され、下面後端部の座ぐり部41
に、この座ぐり部41より深い座ぐり部であって、シャッ
タ板3のシャッタレバー42を配置するための深座ぐり部
43が形成され、下面の四隅にマガジンプレート4を固定
するためのネジ穴44,44…が形成され、後端部下面の左
右方向中央部であって、深座ぐり部43の端部に孔45が形
成されている。上記側壁部37の後端部は後端部は後壁部
38の側端面から一定寸法離間して位置しており、この後
端部には上ケース1のボス11を嵌着するための係合溝46
が形成されている。また、ガイド溝39,39の一方向のも
のの低面には、ディスク再生装置に設けられるディスク
カートリッジケース送り用のピニオンと噛み合うラック
47が形成されている。
上記ロック部40は、上ケース1の操作部10と協働して上
ケース1とマガジンフレーム2とを閉塞状態にロックす
るものである。
ケース1とマガジンフレーム2とを閉塞状態にロックす
るものである。
シャッタ板3は、第1図、第4図に示すようにシャッタ
部3aとシャッタレバー42とからなるものである。シャッ
タ部3aは、合成樹脂により形成されたものであって、円
形の板体の対向する外周部を一定寸法直線的に切截した
形状にされたものであり、その中心部には略長円形状の
孔54が形成され、前半部には孔54に連続するスリット状
の孔、すなわち長孔55が形成され、後端縁には合成樹脂
製のシャッタレバー42が溶着、接着時等の手段により固
定されている。シャッタレバー42は、その気端部に上方
に突出する回動支点(軸部)56を有し、その長さ方向中
間部に後方に突出する突起57を有し、その先端部がシャ
ッタ板3の外側方へ突出する被操作部58となっている。
ここで、被操作部58と長孔55は、回動支点(軸部56)を
中心に略直交する方向に延びて位置している。
部3aとシャッタレバー42とからなるものである。シャッ
タ部3aは、合成樹脂により形成されたものであって、円
形の板体の対向する外周部を一定寸法直線的に切截した
形状にされたものであり、その中心部には略長円形状の
孔54が形成され、前半部には孔54に連続するスリット状
の孔、すなわち長孔55が形成され、後端縁には合成樹脂
製のシャッタレバー42が溶着、接着時等の手段により固
定されている。シャッタレバー42は、その気端部に上方
に突出する回動支点(軸部)56を有し、その長さ方向中
間部に後方に突出する突起57を有し、その先端部がシャ
ッタ板3の外側方へ突出する被操作部58となっている。
ここで、被操作部58と長孔55は、回動支点(軸部56)を
中心に略直交する方向に延びて位置している。
マガジンプレート4は、金属製の方形状の板体である。
このマガジンプレート4は上記マガジンフレーム2の下
面に固定されるものであり、その輪郭がマガジンフレー
ム2の外形に略一致した形状となっている。このマガジ
ンプレート4には、第4図に示すように、その中央部に
ターンテーブル挿入孔60が形成され、前半部にレーザ光
導入孔61(ピックアップヘッド孔)がディスクカートリ
ッジケースの再生装置の挿脱(移送)方向に延在し且つ
その幅方向中央に形成され、全端部に左右の位置決め孔
62,62が形成され、四隅にマガジンフレーム2への取り
付け孔63,63…が形成されている。このマガジンプレー
ト4には第4図、第21図、第22図に示すように、ターン
テーブル挿入孔60の周縁部に合成樹脂製の環状のスペー
サ64が接着等の手段により固定されている。スペーサ64
の上端部はマガジンプレート4の上面より僅か上方に突
出している。
このマガジンプレート4は上記マガジンフレーム2の下
面に固定されるものであり、その輪郭がマガジンフレー
ム2の外形に略一致した形状となっている。このマガジ
ンプレート4には、第4図に示すように、その中央部に
ターンテーブル挿入孔60が形成され、前半部にレーザ光
導入孔61(ピックアップヘッド孔)がディスクカートリ
ッジケースの再生装置の挿脱(移送)方向に延在し且つ
その幅方向中央に形成され、全端部に左右の位置決め孔
62,62が形成され、四隅にマガジンフレーム2への取り
付け孔63,63…が形成されている。このマガジンプレー
ト4には第4図、第21図、第22図に示すように、ターン
テーブル挿入孔60の周縁部に合成樹脂製の環状のスペー
サ64が接着等の手段により固定されている。スペーサ64
の上端部はマガジンプレート4の上面より僅か上方に突
出している。
上記の各部材の組立状態は次のとおりである。まず、上
ケース1は第2図ないし第4図に示すように、その左右
のボス11をマガジンフレーム2の係合溝46に嵌着させる
ことによってマガジンフレーム2に連結されており、マ
ガジンフレーム2に対してボス11を中心として回動する
ことができ、ディスク収納孔35を開閉することができ
る。
ケース1は第2図ないし第4図に示すように、その左右
のボス11をマガジンフレーム2の係合溝46に嵌着させる
ことによってマガジンフレーム2に連結されており、マ
ガジンフレーム2に対してボス11を中心として回動する
ことができ、ディスク収納孔35を開閉することができ
る。
シャッタ板3は、そのシャッタレバー42の軸部56をマガ
ジンフレーム2の孔45内に嵌入させると共にこのシャッ
タレバー42を深座ぐり部43内に配置した状態で、座ぐり
部41内に配置され、後述するようにマガジンフレーム2
にマガジンプレート4が固定されることにより座ぐり部
41内に保持されている。このシャッタ板3は、第1図に
示すように軸部56を中心として矢印S,T方向に回動自在
であり、常態においてはシャッタレバー42の突起57とマ
ガジンフレーム2との間に介挿されたシャッタスプリン
グ65により矢印S方向に付勢されている。なお、ここで
シャッタ板3の回動範囲は、マガジンフレーム2の座ぐ
り部41の側壁によって一定の範囲に規制される。
ジンフレーム2の孔45内に嵌入させると共にこのシャッ
タレバー42を深座ぐり部43内に配置した状態で、座ぐり
部41内に配置され、後述するようにマガジンフレーム2
にマガジンプレート4が固定されることにより座ぐり部
41内に保持されている。このシャッタ板3は、第1図に
示すように軸部56を中心として矢印S,T方向に回動自在
であり、常態においてはシャッタレバー42の突起57とマ
ガジンフレーム2との間に介挿されたシャッタスプリン
グ65により矢印S方向に付勢されている。なお、ここで
シャッタ板3の回動範囲は、マガジンフレーム2の座ぐ
り部41の側壁によって一定の範囲に規制される。
マガジンプレート4は、第21図、第22図に示すようにス
ペーサ64の上端部をシャッタ板3の孔54内に挿入させた
状態でマガジンフレーム2の下面に当接され、取付孔63
を通してネジ穴44に図示しないねじを緊締することによ
りマガジンフレーム2に固定されている。
ペーサ64の上端部をシャッタ板3の孔54内に挿入させた
状態でマガジンフレーム2の下面に当接され、取付孔63
を通してネジ穴44に図示しないねじを緊締することによ
りマガジンフレーム2に固定されている。
上記の構成において、シャッタ板3は、常態において第
1図に示すように矢印S方向に示すように矢印S方向に
付勢されており、マガジンプレート4のレーザ光導入孔
61を閉じている。このときシャッタレバー42の被操作部
58は、マガジンフレーム2の深座ぐり部43の側方に開口
する開口部から外部へ突出し、矢印U方向に移動されて
実線で示す位置に位置している。
1図に示すように矢印S方向に示すように矢印S方向に
付勢されており、マガジンプレート4のレーザ光導入孔
61を閉じている。このときシャッタレバー42の被操作部
58は、マガジンフレーム2の深座ぐり部43の側方に開口
する開口部から外部へ突出し、矢印U方向に移動されて
実線で示す位置に位置している。
上記の構成からなるディスクカートリッジケースにディ
スク21を収納するには、第2図に示すようにマガジンフ
レーム2に対して上ケース1をボス11を中心として拡開
し、外部に露出したディスク収納孔35内にディスク21を
収納する。そして上ケース1を第3図に示すように閉じ
てディスク収納孔35を閉じ、左右のロック解除操作部10
をマガジンフレーム2のロック部40に係合させ、上ケー
ス1とマガジンフレーム2とをロックする。しかして、
上ケース1とマガジンフレーム2とは、不測に開放され
ることがない。
スク21を収納するには、第2図に示すようにマガジンフ
レーム2に対して上ケース1をボス11を中心として拡開
し、外部に露出したディスク収納孔35内にディスク21を
収納する。そして上ケース1を第3図に示すように閉じ
てディスク収納孔35を閉じ、左右のロック解除操作部10
をマガジンフレーム2のロック部40に係合させ、上ケー
ス1とマガジンフレーム2とをロックする。しかして、
上ケース1とマガジンフレーム2とは、不測に開放され
ることがない。
この状態において内部に収納されたディスク21は、第21
図に示すようにスタビライザ20に固定されたスポンジリ
ング30によって下方へ押圧され、その下面がスペーサ64
の上面の当接してこのスペーサ64とスポンジリング30と
により挟持される。したがって、ディスク21は、ディス
クカートリッジケースの内部で不測に動くようなことは
ない。
図に示すようにスタビライザ20に固定されたスポンジリ
ング30によって下方へ押圧され、その下面がスペーサ64
の上面の当接してこのスペーサ64とスポンジリング30と
により挟持される。したがって、ディスク21は、ディス
クカートリッジケースの内部で不測に動くようなことは
ない。
また、ディスクカートリッジケースを開いてディスク21
を取り出すには、ロック解除操作部10を操作して第2図
に示すように上ケース1をマガジンフレーム2から開く
ようにすればよい。
を取り出すには、ロック解除操作部10を操作して第2図
に示すように上ケース1をマガジンフレーム2から開く
ようにすればよい。
次に、上記ディスクカートリッジケースに収納したディ
スク21を再生する装置の構成について説明する。そのよ
うなディスク再生装置は、ディスク21を収納したディス
クカートリッジケースが装置内に挿入されたときに、デ
ィスクカートリッジケースのガイド溝39,39に係合して
ケースをプレイ可能な定位置へ案内するガイド部材と、
上記ガイド溝の一方に形成されたラック47に噛み合って
ケースを定位置へ移送するピウニオンギアと、シャッタ
レバー42の被操作部58を操作する操作部材とを有する。
また、ディスクカートリッジケースが上記の定位置に送
られたときに、ディスクカートリッジケースの位置決め
孔62,62に係合してケースを定位置に止める位置決めピ
ンと、第22図に示すようにスペーサ64内に進入してディ
スク21を保持し、プレイ時に駆動されてディスク21を回
転させるターンテーブル24とスタビライザ20を下方に押
圧してディスク21がスタビライザ20とターンテーブル24
との間に保持されるようにするクランパ22と、レーザ光
導入孔を通してディスク21に記録された信号を読み取る
光ピックアップヘッドとを有する。
スク21を再生する装置の構成について説明する。そのよ
うなディスク再生装置は、ディスク21を収納したディス
クカートリッジケースが装置内に挿入されたときに、デ
ィスクカートリッジケースのガイド溝39,39に係合して
ケースをプレイ可能な定位置へ案内するガイド部材と、
上記ガイド溝の一方に形成されたラック47に噛み合って
ケースを定位置へ移送するピウニオンギアと、シャッタ
レバー42の被操作部58を操作する操作部材とを有する。
また、ディスクカートリッジケースが上記の定位置に送
られたときに、ディスクカートリッジケースの位置決め
孔62,62に係合してケースを定位置に止める位置決めピ
ンと、第22図に示すようにスペーサ64内に進入してディ
スク21を保持し、プレイ時に駆動されてディスク21を回
転させるターンテーブル24とスタビライザ20を下方に押
圧してディスク21がスタビライザ20とターンテーブル24
との間に保持されるようにするクランパ22と、レーザ光
導入孔を通してディスク21に記録された信号を読み取る
光ピックアップヘッドとを有する。
上記のターンテーブル24は円盤状の部材であって、その
上面の中央部にディスク21が装着される取付壁部71を有
し、上面外周部にディスク保持部72を有する。また、ク
ランパ22も円盤状の部材であって、その下面中央部に突
出壁73を有する。
上面の中央部にディスク21が装着される取付壁部71を有
し、上面外周部にディスク保持部72を有する。また、ク
ランパ22も円盤状の部材であって、その下面中央部に突
出壁73を有する。
この装置は、ディスクカートリッジケースが装置内に所
定量挿入されたときに、上述したピニオンギアを駆動し
てディスクカートリッジケースを第1図、第3図に示す
X方向へ移送し、これを上記の定位置へ移送する。この
際ディスクカートリッジケースのシャッタレバー42の被
操作部58は、装置側に配設された操作部材に当接して実
線位置から2点線位置へ移動される。これによってシャ
ッタ板3は矢印T方向に回動し、長孔55がレーザ光導入
孔61に合致してこの61が開口させられる。この時、被操
作部58と長孔55とは回動支点(軸部56)を中心に略直交
する方向に位置しているから、長孔55はピックアップヘ
ッド孔61に対してほぼ真横に移動することになり、開閉
作動距離が短くてすむ。そのために、被操作部58の作動
ストロークを最小に限定できることになる。
定量挿入されたときに、上述したピニオンギアを駆動し
てディスクカートリッジケースを第1図、第3図に示す
X方向へ移送し、これを上記の定位置へ移送する。この
際ディスクカートリッジケースのシャッタレバー42の被
操作部58は、装置側に配設された操作部材に当接して実
線位置から2点線位置へ移動される。これによってシャ
ッタ板3は矢印T方向に回動し、長孔55がレーザ光導入
孔61に合致してこの61が開口させられる。この時、被操
作部58と長孔55とは回動支点(軸部56)を中心に略直交
する方向に位置しているから、長孔55はピックアップヘ
ッド孔61に対してほぼ真横に移動することになり、開閉
作動距離が短くてすむ。そのために、被操作部58の作動
ストロークを最小に限定できることになる。
このようにしてディスクカートリッジケースが定位置に
おかれると、ターンテーブル24がスペーサ64内を通って
ディスクカートリッジケース内に進入し、取付壁部71が
ディスク21の中心孔に嵌入する。また、同時にクランパ
22がその突出壁部73を凹部23内に嵌入してスタビライザ
20を下方へ押圧する。これによってディスク21は、ター
ンテーブル24の取付壁部71に装着された状態で、このタ
ーンテーブル24のディスク保持部72とスタビライザ20の
ディスク保持部28との間に固持にほじされる。なお、こ
のときスポンジリング30は、大幅に圧縮されてディスク
21に強く当接する。
おかれると、ターンテーブル24がスペーサ64内を通って
ディスクカートリッジケース内に進入し、取付壁部71が
ディスク21の中心孔に嵌入する。また、同時にクランパ
22がその突出壁部73を凹部23内に嵌入してスタビライザ
20を下方へ押圧する。これによってディスク21は、ター
ンテーブル24の取付壁部71に装着された状態で、このタ
ーンテーブル24のディスク保持部72とスタビライザ20の
ディスク保持部28との間に固持にほじされる。なお、こ
のときスポンジリング30は、大幅に圧縮されてディスク
21に強く当接する。
ここで、装置にプレイの指令を与えれば、ターンテーブ
ル24が回転し、これによってディスク21がクランパ22,
スタビライザ20と共に回転し、光ピックアップヘッドが
レーザ光導入孔61を通してディスク21に記録された信号
を読み取ってディスク21の再生がなされる。
ル24が回転し、これによってディスク21がクランパ22,
スタビライザ20と共に回転し、光ピックアップヘッドが
レーザ光導入孔61を通してディスク21に記録された信号
を読み取ってディスク21の再生がなされる。
上記のディスク再生装置は、上述したディスクカートリ
ッジケースを用いてディスクの再生を行う装置の一例で
ある。
ッジケースを用いてディスクの再生を行う装置の一例で
ある。
上記のディスクカートリッジケースでは、シャッタ板3
の回動支点(シャッタレバー42の軸部56)を長孔55の形
成されている側と反対側のシャッタ板3の後端部に設
け、更にシャッタ部3aを操作する被操作部58を上記回動
支点に近接させたので、被操作部58の小さな変位で長孔
55側の移動ストロークを大きく取り得て、もってレーザ
光導入孔61の開閉動作が確実となる利点がある。また、
回動支点(軸部)56はディスク21の面に対向することが
ないので、ディスク21の面を損傷することがなく、ディ
スク21が破壊される危険性が減少し、また、ディスク21
の面に対向する支点構成要素の数が削減されるので、支
点部分の構造が簡素化され、ケース全体の厚みを薄くす
ることができるという利点がある。
の回動支点(シャッタレバー42の軸部56)を長孔55の形
成されている側と反対側のシャッタ板3の後端部に設
け、更にシャッタ部3aを操作する被操作部58を上記回動
支点に近接させたので、被操作部58の小さな変位で長孔
55側の移動ストロークを大きく取り得て、もってレーザ
光導入孔61の開閉動作が確実となる利点がある。また、
回動支点(軸部)56はディスク21の面に対向することが
ないので、ディスク21の面を損傷することがなく、ディ
スク21が破壊される危険性が減少し、また、ディスク21
の面に対向する支点構成要素の数が削減されるので、支
点部分の構造が簡素化され、ケース全体の厚みを薄くす
ることができるという利点がある。
また、回動支点(軸部)56はディスク21の面に対向する
ことがないので、ディスク21の面を損傷することがな
く、ディスク21が破壊される危険性が減少し、また、デ
ィスク21の面に対向する支点構成要素の数が削減される
ので、支点部分の構造が簡素化され、ケース全体の厚み
を薄くすることができるという利点がある。
ことがないので、ディスク21の面を損傷することがな
く、ディスク21が破壊される危険性が減少し、また、デ
ィスク21の面に対向する支点構成要素の数が削減される
ので、支点部分の構造が簡素化され、ケース全体の厚み
を薄くすることができるという利点がある。
また、シャッタ板3のディスク21対応面には、支点を構
成する必要がないので、その部分のシャッタ板3自体
を、例えば、プラスチックフィルムのような薄手のシー
ト状のもの等、薄厚の材料により構成することができ、
ケース全体の厚みをさらに薄くすることができる。
成する必要がないので、その部分のシャッタ板3自体
を、例えば、プラスチックフィルムのような薄手のシー
ト状のもの等、薄厚の材料により構成することができ、
ケース全体の厚みをさらに薄くすることができる。
一方、シャッタ板3の回動時に特に力が加わる被操作部
58と回動支点56をシャッタ部3aと別部材にし、シャッタ
部3aをシャッタレバー42に固定した構成としたので、シ
ャッタ板3の開閉時における力がシャッタ部3aに直接作
用することを抑制し、この点からも、シャッタ部3aの薄
肉化が図れる。
58と回動支点56をシャッタ部3aと別部材にし、シャッタ
部3aをシャッタレバー42に固定した構成としたので、シ
ャッタ板3の開閉時における力がシャッタ部3aに直接作
用することを抑制し、この点からも、シャッタ部3aの薄
肉化が図れる。
しかも、被操作部58の作動ストロークが短く長孔55即ち
シャッタ部3aの作動距離も短いので、シャッタ板3の作
動に伴う他の部材との摩擦を最小にすることができて、
耐久性が向上するという実用上の利点がある。
シャッタ部3aの作動距離も短いので、シャッタ板3の作
動に伴う他の部材との摩擦を最小にすることができて、
耐久性が向上するという実用上の利点がある。
「考案の効果」 この考案によれば、シャッタ板のシャッタ部の回動支点
をピックアップヘッド孔と反対側でかつターンテーブル
挿入孔とピックアップヘッド孔とがほぼ直線上に並ぶよ
うに設け、シャッタ板の被操作部を上記回動支点に近接
させて設けたから、シャッタ部によって開閉されるピッ
クアップヘッド孔に対して上記回動支点を大きく離間
し、ピックアップヘッド孔をシャッタ部により開閉する
際の被操作部の移動ストロークを小さくすることができ
る。
をピックアップヘッド孔と反対側でかつターンテーブル
挿入孔とピックアップヘッド孔とがほぼ直線上に並ぶよ
うに設け、シャッタ板の被操作部を上記回動支点に近接
させて設けたから、シャッタ部によって開閉されるピッ
クアップヘッド孔に対して上記回動支点を大きく離間
し、ピックアップヘッド孔をシャッタ部により開閉する
際の被操作部の移動ストロークを小さくすることができ
る。
一方、シャッタ板の回動時に特に力が加わる被操作部と
回動支点をシャッタ板を別部材にし、シャッタ部をシャ
ッタレバーに固定した構成としたので、シャッタ板の開
閉時における力がシャッタ板に直接作用することを抑制
し、この点からも、シャッタ部の薄肉化を図ることがで
きる。
回動支点をシャッタ板を別部材にし、シャッタ部をシャ
ッタレバーに固定した構成としたので、シャッタ板の開
閉時における力がシャッタ板に直接作用することを抑制
し、この点からも、シャッタ部の薄肉化を図ることがで
きる。
しかも、被操作部と長孔とは回動支点を中心に略直角の
位置関係に配設されているから、被操作部の作動ストロ
ークが短く且つ長孔即ちシャッタ部の作動距離も短くて
すむので、シャッタ板の作動に伴う他の部材との摩擦を
最小にできて耐久性が向上するという実用上重要な利点
がある。
位置関係に配設されているから、被操作部の作動ストロ
ークが短く且つ長孔即ちシャッタ部の作動距離も短くて
すむので、シャッタ板の作動に伴う他の部材との摩擦を
最小にできて耐久性が向上するという実用上重要な利点
がある。
第1図ないし第22図はこの考案の一実施例を示すもので
あって、第1図はシャッタ板の作用を説明するための説
明図、第2図は開放状態にあるディスクカートリッジケ
ースの斜視図、第3図は閉塞状態にあるディスクカート
リッジケースの斜視図、第4図はディスクカートリッジ
ケースの分解斜視図、第5図は上ケースの平面図、第6
図は同正面図、第7図は同背面図、第8図は第5図A-A
線視断面図、第9図は第5図B-B線視断面図、第10図は
第5図C-C線視側面図、第11図は、上ケースの底面図、
第12図はマガジンフレームの平面図、第13図は同正面
図、第14図は同背面図、第15図は第12図D-D線視側面
図、第16図は第13図矢印Q部分の拡大図、第17図は第12
図E-E線視断図、第18図はマガジンフレームの底面図、
第19図は第18図F-F線視側面図、第20図は第18図G-G線視
断面図、第21図はディスクを収納したディスクカートリ
ッジケースの要部の拡大縦断面、第22図はディスクを収
納したディスクカートリッジケースをディスク再生装置
に装填した状態の要部を示す拡大縦断面図、第23図は従
来のディスクカートリッジケースの斜視図である。 3……シャッタ板、3a……シャッタ部、21……ディス
ク、24……ターンテーブル、54,55……孔、56……回動
支点(軸部)、58……被操作部、60……ターンテーブル
挿入孔、61ピックアップヘッド孔(レーザ光導入孔)。
あって、第1図はシャッタ板の作用を説明するための説
明図、第2図は開放状態にあるディスクカートリッジケ
ースの斜視図、第3図は閉塞状態にあるディスクカート
リッジケースの斜視図、第4図はディスクカートリッジ
ケースの分解斜視図、第5図は上ケースの平面図、第6
図は同正面図、第7図は同背面図、第8図は第5図A-A
線視断面図、第9図は第5図B-B線視断面図、第10図は
第5図C-C線視側面図、第11図は、上ケースの底面図、
第12図はマガジンフレームの平面図、第13図は同正面
図、第14図は同背面図、第15図は第12図D-D線視側面
図、第16図は第13図矢印Q部分の拡大図、第17図は第12
図E-E線視断図、第18図はマガジンフレームの底面図、
第19図は第18図F-F線視側面図、第20図は第18図G-G線視
断面図、第21図はディスクを収納したディスクカートリ
ッジケースの要部の拡大縦断面、第22図はディスクを収
納したディスクカートリッジケースをディスク再生装置
に装填した状態の要部を示す拡大縦断面図、第23図は従
来のディスクカートリッジケースの斜視図である。 3……シャッタ板、3a……シャッタ部、21……ディス
ク、24……ターンテーブル、54,55……孔、56……回動
支点(軸部)、58……被操作部、60……ターンテーブル
挿入孔、61ピックアップヘッド孔(レーザ光導入孔)。
Claims (1)
- 【請求項1】ほぼ方形板状体の外形を呈してなり、内部
に収容されたディスクの面方向に沿ってディスク再生装
置に挿入されあるいは取り出され、このディスク再生装
置に挿入された際に上記ディスクの再生が可能となるよ
うに構成されたディスクカートリッジケースであって、 上記ディスク再生装置側に設けられたターンテーブルが
前記ディスクの面方向と交差する方向から挿入されるタ
ーンテーブル挿入孔と、このターンテーブル挿入孔から
上記挿入あるいは取り出しの方向へ向かって延びる長穴
状に形成されたピックアップヘッド孔と、上記ターンテ
ーブル挿入孔の軸線方向と平行な軸線を有する回動支点
を中心に回動して前記ピックアップヘッド孔を開閉する
シャッタ板とから構成され、 このシャッタ板には、前記ピックアップヘッド孔とほぼ
一致する形状の長穴を有するシャッタ部と、前記挿入も
しくは取り出しに伴って前記ディスク再生装置側に設け
られた操作部材に当接することにより上記長穴とピック
アップヘッド孔とが一致する位置およびずれる位置の間
で上記シャッタ部を移動させる被操作部とが設けられ、 上記回動支点は、上記ターンテーブル挿入孔に対して前
記ピックアップヘッド孔と反対側で当該回動支点と上記
ターンテーブル挿入孔とピックアップヘッド孔がほぼ直
線上に並ぶように配置され、 上記被操作部は、前記ディスクカートリッジケースにお
ける挿入もしくは取り出しの方向と平行な辺の上記回動
支点に近接する部分から突出して設けられたことを特徴
とするディスクカートリッジケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985151861U JPH0713099Y2 (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | ディスクカートリッジケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985151861U JPH0713099Y2 (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | ディスクカートリッジケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6186873U JPS6186873U (ja) | 1986-06-06 |
JPH0713099Y2 true JPH0713099Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=30709957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985151861U Expired - Lifetime JPH0713099Y2 (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | ディスクカートリッジケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0713099Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4120012A (en) * | 1977-04-18 | 1978-10-10 | Information Terminals Corporation | Diskette door |
JPS58147867A (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-02 | Canon Electronics Inc | 磁気デイスクカセツト |
-
1985
- 1985-10-03 JP JP1985151861U patent/JPH0713099Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6186873U (ja) | 1986-06-06 |
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