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JPH0712982Y2 - 電動カメラ - Google Patents

電動カメラ

Info

Publication number
JPH0712982Y2
JPH0712982Y2 JP8656087U JP8656087U JPH0712982Y2 JP H0712982 Y2 JPH0712982 Y2 JP H0712982Y2 JP 8656087 U JP8656087 U JP 8656087U JP 8656087 U JP8656087 U JP 8656087U JP H0712982 Y2 JPH0712982 Y2 JP H0712982Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
interlocking
engaging
disc
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8656087U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63194332U (ja
Inventor
伸一 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP8656087U priority Critical patent/JPH0712982Y2/ja
Publication of JPS63194332U publication Critical patent/JPS63194332U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0712982Y2 publication Critical patent/JPH0712982Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、モータによりカメラの内部機構を駆動する電
動カメラに関し、特に電動巻上、巻戻が可能なカメラに
関する。
〔従来の技術〕
従来この種のカメラとして、モータに連動して回転する
回転部材と、該回転部材に従動して内部機構の一部を作
動させる伝達部材と、慣性による回転を防止すべく回転
部材に係合する係合部材とを有するカメラが知られてい
る。
しかし、このようなカメラでは、モータによる巻戻時に
係合部材を回転部材に干渉しない位置に保持する機構が
必要であった。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、そのような機構は複雑となる欠点があっ
た。
そこで本考案の目的は、自動巻戻を簡単な構造で達成し
た電動カメラを提供することにある。
〔問題点を解決する為の手段〕
この目的を達成させるために、本考案の電動カメラに採
用された構成を、実施例の符号を付して説明すると以下
の如くである。
すなわち、前記伝達部材(12)を、巻戻開始に関連して
作動する巻戻連動部材(29)に従動させることにより、
前記回転部材(31)に従動せず、前記内部機構に作用し
ない非連動位置に保持し、この時の伝達部材(12)に前
記係合部材(13)を従動させて、巻戻の際には前記係合
部材(13)を該回転部材(31)を係止しない係合不可位
置(第3図に示す位置)に保持する保持部材(12a、13
b)を設けたものである。
〔作用〕
このように、伝達部材(12)に係合部材(13)を制御す
る機能を兼備させたので、構造を簡単にすることができ
る。
〔実施例〕
以下図面により本考案の一実施例を説明する。
第1図ないし第3図は、同実施例の主要部を示す平面図
であり、第1図は巻上が完了してレリーズ操作を待って
いる時の状態を、第2図はレリーズ操作がなされてミラ
ーがアップした時の状態を、第3図は全フィルムの巻上
が完了後巻戻を設定した状態をそれぞれ示している。第
4図はスプロケット軸のスラスト方向の断面図である。
円板31は、その外周面に切り欠き部31aが設けられ、そ
の上端面にはピン23が植設されており、不図示のモータ
ーの駆動力によって回転する。
レバー12は、軸21を回転中心として軸支され、その立ち
曲げ部12bと軸22とに掛けられたばね42により左旋方向
へ付勢され、ストッパー10により第1図の位置で抑止さ
れている。
レバー11は、レバー12の左端部12dと係合関係にあっ
て、レバー12が右旋すると、A位置からB位置まで移動
可能である。レバー11のA位置かB位置への移動によっ
て、ミラーアップ、自動絞り込みなどが行われる。
レバー13は、円板31を係止する係合部材であり、爪部13
aと立ち曲げ部13bとが形成され、軸22を回転中心として
軸支されており、立ち曲げ部13bとピン26とに掛けられ
たばね41により左旋方向に付勢され、レバー12の立ち曲
げ部12aと係合関係にある。
レバー12が第1図の状態の時は、レバー13の爪部13a
は、円板31の外周の外側に位置していて、円板31の切り
欠き部31aと係合できない係合不可位置にあり、第2図
の状態にあるときは、円板31の切り欠き部31aと係合し
て、円板31の左旋を機械的に止める係合可能位置にあ
る。
レバー14は、ばね掛け部14aと爪部14bとが形成され、軸
21を回転中心として軸支されており、ばね掛け部14aと
レバー12の立ち曲げ部12aとの間に掛けられたばね44に
より、左旋方向に付勢されている。
レバー15は、角部15aと切り欠き部15bと斜面15cとが形
成され、軸25を回転中心としてレバー12に軸支され、レ
バー12の12c部と角部15aとの間に掛けられたばね43によ
り左旋方向に付勢されている。
レバー14の爪部14bとレバー15の切り欠き部15bとは係合
関係にあるが、円板31が右旋方向に回転した時、ピン23
がレバー15の斜面15cを押し、レバー15を右旋方向に回
動することによって外れる。
ピン23とレバー14とは、円板31が左旋方向に回転すると
き係合関係になり、レバー14はピン23によって右旋方向
に回動される。第1図の状態からレバー14が右旋方向に
回動すると、レバー14、レバー15、レバー12は一体的に
回動し、レバー11を位置AからBまで移動させる。
レバー16は、軸27を回転中心として軸支され、レバー16
の曲がり部16aとピン28とに掛けられたばね45により右
旋方向に付勢されているが、その回転は固定ピン24で抑
止されている。レバー16の立ち曲げ部16aは、レバー15
と係合関係にあり、レバー16が左旋方向に回動すると、
立ち曲げ部16aによってレバー15は右旋し、レバー15の
切り欠き部15bとレバー14の爪部14bとの係合関係を外
す。
スプロケット軸29は、不図示のギアによって円板31と連
動関係にあり、円板31が右旋すると、スプロケット軸29
は左旋し、第4図のスプロケット30と一体に回転するこ
とにより、フィルムは巻き上げ方向に送られる。
第4図において、スプロケット軸29は、スラスト方向に
移動可能であって、不図示の操作部材によって押下げら
れると、斜面29aによってレバー16をばね45に抗して左
旋させる。
次に本実施例の動作を説明する。
第1図に示す状態で、シャッターがレリーズされると、
円板31が左旋方向に約1/4回転する。これに伴いレバー1
4がピン23に押されて右旋するが、レバー14の爪部14bが
レバー15の切り欠き部15bと係合しているので、レバー1
4とレバー15とは、連動してレバー12をレバー11を位置
AからBまで、すなわち第2図の状態まで押し上げる。
これによりミラーがアップし、自動絞り込みが働く。こ
のミラーアップで作動するスイッチからの信号でモータ
は停止するが、この時レバー13の爪部13aが円板31の切
り欠き部31aを係止する状態にあるので、円板31の慣性
による余分な左旋は止められる。
シャッターの後幕が閉じると、モータはフィルム巻上等
のためにミラーアップ時とは逆方向に回転する。このモ
ータ回転により円板31が右旋方向に約1/4回転した時点
で、レバー12の左旋によりレバー11は位置BからAまで
下がり、第1図の状態に戻る。これによりミラーがダウ
ンする。さらに円板31が右旋方向に約1回転すると、フ
ィルムが1駒巻き上げられる。その際、レバー14の爪部
14bとレバー15の切り欠き部15bとの係合は、ピン23が円
板31が右旋するにつれてピン23がレバー15の斜面15cを
押すために外れ、よってレバー14とレバー15とは第3図
に示すように回動するのみで、レバー12を回動させな
い。そしてピン23が第1図の位置に戻るにつれ、レバー
14の爪部14bとレバー15の切り欠き部15bは再び係合す
る。
全フィルムの巻上が完了すると、フィルムは巻上途中の
状態にあり、このとき円板31は、例えば第3図に示すよ
うな状態にある。円板31が第3図の状態にあるときに全
フィルムの巻上が完了した場合、巻戻のためにスプロケ
ット軸29を押下げると、レバー16は第3図のごとく左旋
方向に回動し、レバー14の爪部14bとレバー15の切り欠
き部15bとの係合が解除される。これと共にモータが巻
上時とは逆方向に回転して円板31が左旋する。この時、
レバー12は回動せず、レバー11も動かないためミラーア
ップや自動絞り込みが行われることはない。これは、第
3図の位置で静止しているレバー12の立ち曲げ部12a
が、円板31を係止する係合部材であるレバー13の立ち曲
げ部13bに係合して、レバー13の爪部13aを円板31の切り
欠き部31aと係合できない係合不可位置に保持している
ためである。
〔考案の効果〕
以上の様に本考案によれば、伝達部材(12)に係合部材
(13)を制御する機能を持たせたので、カメラの構造を
簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、同実施例の主要部を示す平面図
であり、第1図は巻上が完了してレリーズ操作を待って
いる時の状態を、第2図はレリーズ操作がなされてミラ
ーがアップした時の状態を、第3図は巻戻設定時の状態
をそれぞれ示しており、第4図はスプロケット軸のスラ
スト方向の断面図である。 〔主要部分の符号の説明〕 31……回転部材 12……伝達部材 29……巻戻連動部材 13……係合部材 12a、13b……保持部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】正逆転してカメラの内部機構を作動させる
    モータと、 該モータに連動して回転する回転部材と、 前記内部機構の一部を作動させるべく前記回転部材に連
    動する連動位置と、連動しない非連動位置との間を移動
    可能な伝達部材と、 フィルム巻戻の開始動作に伴い前記伝達部材を前記非連
    動位置に保持する巻戻連動部材と、 前記回転部材の慣性による回転を防止すべく該回転部材
    に係合可能な係合可能位置と、係合が不可能な係合不可
    位置との間を移動可能な係合部材と、 前記伝達部材と前記係合部材との間に設けられ、前記伝
    達部材が前記非連動位置にあるときに前記係合部材を前
    記係合不可位置に保持する保持部材とを有することを特
    徴とする電動カメラ。
JP8656087U 1987-06-03 1987-06-03 電動カメラ Expired - Lifetime JPH0712982Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8656087U JPH0712982Y2 (ja) 1987-06-03 1987-06-03 電動カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8656087U JPH0712982Y2 (ja) 1987-06-03 1987-06-03 電動カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63194332U JPS63194332U (ja) 1988-12-14
JPH0712982Y2 true JPH0712982Y2 (ja) 1995-03-29

Family

ID=30942975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8656087U Expired - Lifetime JPH0712982Y2 (ja) 1987-06-03 1987-06-03 電動カメラ

Country Status (1)

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JP (1) JPH0712982Y2 (ja)

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JPS63194332U (ja) 1988-12-14

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