JPH0712896Y2 - タコグラフ駆動装置 - Google Patents
タコグラフ駆動装置Info
- Publication number
- JPH0712896Y2 JPH0712896Y2 JP1982073892U JP7389282U JPH0712896Y2 JP H0712896 Y2 JPH0712896 Y2 JP H0712896Y2 JP 1982073892 U JP1982073892 U JP 1982073892U JP 7389282 U JP7389282 U JP 7389282U JP H0712896 Y2 JPH0712896 Y2 JP H0712896Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tachograph
- pulse
- speed
- vehicle
- drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 この考案はパルス信号によるタコグラフ駆動装置に関す
る。
る。
従来、パルス信号でパルスモータを作動させて機械式の
タコグラフを駆動する構成は知られているが、スピード
センサの信号を基に得られたパルス数をスピードメータ
のデジタル表示に用いている車輛にあっては、タコグラ
フを駆動するための周波数が異なるためにスピードメー
タ用のパルス数をそのまま用いてタコグラフを駆動する
ことができない欠点があった。
タコグラフを駆動する構成は知られているが、スピード
センサの信号を基に得られたパルス数をスピードメータ
のデジタル表示に用いている車輛にあっては、タコグラ
フを駆動するための周波数が異なるためにスピードメー
タ用のパルス数をそのまま用いてタコグラフを駆動する
ことができない欠点があった。
例えば、スピードセンサの検出信号を基に得られるパル
ス数は、一例を示すとスピードメータ側では1/2に変換
する必要があり、タコグラフのパルスモータ側では2/3
に変更する必要があるので、スピードメータ側のパルス
数をそのままタコグラフに利用することができない。
ス数は、一例を示すとスピードメータ側では1/2に変換
する必要があり、タコグラフのパルスモータ側では2/3
に変更する必要があるので、スピードメータ側のパルス
数をそのままタコグラフに利用することができない。
特に、除雪作業用のローダやグレーダ、および一般土木
やプラント等で用いられる大型ダンプトラツク等におい
ては、運行距離および走行速度と生産性が密接な関係に
あるため、既存のタコグラフを装備できない車輛は商品
価値が著しく低下する。
やプラント等で用いられる大型ダンプトラツク等におい
ては、運行距離および走行速度と生産性が密接な関係に
あるため、既存のタコグラフを装備できない車輛は商品
価値が著しく低下する。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その主目
的は、既存のタコグラフをスピードセンサからのパルス
信号で駆動できるようにしたタコグラフ駆動装置を提供
するにある。
的は、既存のタコグラフをスピードセンサからのパルス
信号で駆動できるようにしたタコグラフ駆動装置を提供
するにある。
この考案のまたの目的は、殆んどの構成部品を既存のも
ので賄うことができ、かつ部品点数が少なくて取扱いが
頗ぶる容易なタコグラフ駆動装置を提供するにある。
ので賄うことができ、かつ部品点数が少なくて取扱いが
頗ぶる容易なタコグラフ駆動装置を提供するにある。
この考案は斯かる目的達成のために、車輛のスピードセ
ンサからパルスデイバイダを介して発信されたパルス信
号でパルスモータを駆動させることにより該モータでタ
コグラフを駆動させるようにしたことを特徴とする。
ンサからパルスデイバイダを介して発信されたパルス信
号でパルスモータを駆動させることにより該モータでタ
コグラフを駆動させるようにしたことを特徴とする。
以下、この考案の好適実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
この考案のタコグラフ駆動装置はスピードセンサ6を備
えている。
えている。
該センサ6は車輛の動力伝達系統(トランスミツシヨ
ン、プロペラシヤフト、ユニバーサルジヨイント、デイ
フアレンシヤル、終減速ギヤ等)の適当個所に装着され
る。
ン、プロペラシヤフト、ユニバーサルジヨイント、デイ
フアレンシヤル、終減速ギヤ等)の適当個所に装着され
る。
第1図はスピードメータ未装備の建設車輛の動力伝達系
統であり、該系統において、1はエンジン、2はトルク
コンバータ、3はトランスミツシヨン、4はトランスフ
アにして、この場合、該トランスフア4からのドライブ
シヤフト5に前記センシングプレート7が同芯的に嵌着
されており、該プレート7と前記センサ6とが対になつ
ている。
統であり、該系統において、1はエンジン、2はトルク
コンバータ、3はトランスミツシヨン、4はトランスフ
アにして、この場合、該トランスフア4からのドライブ
シヤフト5に前記センシングプレート7が同芯的に嵌着
されており、該プレート7と前記センサ6とが対になつ
ている。
センシングプレート7は第2図で一層詳細な如く、ドラ
イブシヤフト5と同芯環状にして且つ等間隔に配列され
た複数の感知孔7′を有している。
イブシヤフト5と同芯環状にして且つ等間隔に配列され
た複数の感知孔7′を有している。
その感知孔の配列面に近接してスピードセンサ6が設け
てある。
てある。
もつて、該センサ6は、車輛走行時におけるドライブシ
ヤフト5の回路速度を該シヤフトと一体回転するセンシ
ングプレート7から検出して車輛走行速度に比例したパ
ルス信号を発する。
ヤフト5の回路速度を該シヤフトと一体回転するセンシ
ングプレート7から検出して車輛走行速度に比例したパ
ルス信号を発する。
かかるセンサ6の出力側はパルスデイバイダ8を介して
パルスモータドライブ回路9の入力部と接続され、該回
路の出力部はパルスモータ10の入力部に接続されてい
る。
パルスモータドライブ回路9の入力部と接続され、該回
路の出力部はパルスモータ10の入力部に接続されてい
る。
そして、該モータ10の出力部とタコグラフ11の入力部と
がケーブル12を介して連動させてある。
がケーブル12を介して連動させてある。
前記パルスデイバイダ8は一種の波形成形回路であつ
て、センサ6から入力したパルス信号の波形を成形(サ
イン波から矩形波等に変換)し、或いはパルス数変換を
行なうためのものである。
て、センサ6から入力したパルス信号の波形を成形(サ
イン波から矩形波等に変換)し、或いはパルス数変換を
行なうためのものである。
かかるパルスデイバイダ8の回路例が第3図に示してあ
る。
る。
ただし、同図はスピードメータ装備車輛に既存のデイバ
イダ回路8−1にパルス数変換回路8−2を追加した回
路構成となつている。
イダ回路8−1にパルス数変換回路8−2を追加した回
路構成となつている。
その回路図において、8aは入力端子、R1〜R13は抵抗、D
1〜D7はダイオード、C1〜C5はコンデンサ、TR1およびTR
2はトランジスタ、8bは車輛に既存のスピードメータの
入力部に接続される出力端子、8cは第1図中のパルスモ
ータドライブ回路に接続される出力端子、8dは電源端
子、TLは増幅器、FF1およびFF2はフリツプフロツプであ
る。
1〜D7はダイオード、C1〜C5はコンデンサ、TR1およびTR
2はトランジスタ、8bは車輛に既存のスピードメータの
入力部に接続される出力端子、8cは第1図中のパルスモ
ータドライブ回路に接続される出力端子、8dは電源端
子、TLは増幅器、FF1およびFF2はフリツプフロツプであ
る。
増幅器TLとフリツプ・フロツプFF1,FF2のそれぞれはIC
回路からなつている。
回路からなつている。
従つて、スピードメータを既に装備している車輛の場
合、前述の如く該車輛に既存のデイバイダ回路8−1に
パルス数変換回路8−2が追加される。また、この場
合、第1図中のセンサ6は車輛に既存の電気式スピード
メータセンサ(電磁ピツクアツプ)からなり、該センサ
の出力側が前記入力端子8aに接続される。
合、前述の如く該車輛に既存のデイバイダ回路8−1に
パルス数変換回路8−2が追加される。また、この場
合、第1図中のセンサ6は車輛に既存の電気式スピード
メータセンサ(電磁ピツクアツプ)からなり、該センサ
の出力側が前記入力端子8aに接続される。
もつて、そのセンサから入力端子8aを介して入力したパ
ルス信号は、増幅器TLにより増幅されたのちフリツプ・
フロツプFF1,FF2によつてパルス数が変換される。
ルス信号は、増幅器TLにより増幅されたのちフリツプ・
フロツプFF1,FF2によつてパルス数が変換される。
この場合、スピードメータ側のパルス数は1/2に、かつ
パルスモータ側のそれは2/3にそれぞれ変換される。
パルスモータ側のそれは2/3にそれぞれ変換される。
そのパルス数変換によつて、車輛個有のスピード/パル
ス比とタコグラフ側のスピード表示/モータ回転数の整
合が行なわれる。
ス比とタコグラフ側のスピード表示/モータ回転数の整
合が行なわれる。
パルスモータドライブ回路9はパルス数変換回路8−2
から得られた入力パルス数に応じてパルスモータ10を駆
動する。
から得られた入力パルス数に応じてパルスモータ10を駆
動する。
もつて、該モータ10の軸回転によりケーブル12を介して
タコグラフ11が駆動される。
タコグラフ11が駆動される。
この場合、センサ6が発する車輛走行時のスピードパル
ス数と、これに対するタコグラフ11の入力回転数の所望
値とによつて適当仕様のものが任意に決定できる。
ス数と、これに対するタコグラフ11の入力回転数の所望
値とによつて適当仕様のものが任意に決定できる。
タコグラフ11は第4図にて一層詳細な如く、車輛のスピ
ード表示部13と、エンジン回転数表示部14と、走行積算
計15とを有して、走行スピードとエンジン回転数および
走行距離のそれぞれをアナログ表示すると同時に記録す
る。
ード表示部13と、エンジン回転数表示部14と、走行積算
計15とを有して、走行スピードとエンジン回転数および
走行距離のそれぞれをアナログ表示すると同時に記録す
る。
なお、第1図中の符号16はエンジン回転数表示部14系統
の所謂エンジン回転計とエンジン1の回転数センサ(図
示省略)とを継ぐケーブルであり、17はパルスモータド
ライブ回路9とタコグラフ11の表示部照明灯などに接続
されるバツテリである。
の所謂エンジン回転計とエンジン1の回転数センサ(図
示省略)とを継ぐケーブルであり、17はパルスモータド
ライブ回路9とタコグラフ11の表示部照明灯などに接続
されるバツテリである。
以上、この考案では、車輛のスピードセンサからのパル
ス信号でパルスモータを介してタコグラフを駆動できる
ため、スピードメータ用信号をパルスで搬送しているよ
うな車輛にあつても既存のタコグラフを装備できる。
ス信号でパルスモータを介してタコグラフを駆動できる
ため、スピードメータ用信号をパルスで搬送しているよ
うな車輛にあつても既存のタコグラフを装備できる。
このため、車輛運行管理の向上に大きく寄与し且つタコ
グラフ装備車輛としてその商品価値も高くなる。
グラフ装備車輛としてその商品価値も高くなる。
また、この考案のタコグラフ駆動装置は殆んどの構成部
品を既存のもので賄うことができ、かつ部品点数も少な
いため、組付け時における取扱いが容易であると共に、
コスト面においても有利である。
品を既存のもので賄うことができ、かつ部品点数も少な
いため、組付け時における取扱いが容易であると共に、
コスト面においても有利である。
図面はこの考案の好適実施例を示すもので、第1図はタ
コグラフ駆動装置を車輛に装備した状態のブロツク図、
第2図は同装置におけるスピードセンサとセンシングプ
レートの関連を拡大して示す斜視図、第3図はパルスデ
イバイダの回路図、第4図はタコグラフの正面図であ
る。 5は動力伝達系統のドライブシヤフト、6はスピードセ
ンサ、8はパルスデイバイダ、10はパルスモータ、11は
タコグラフである。
コグラフ駆動装置を車輛に装備した状態のブロツク図、
第2図は同装置におけるスピードセンサとセンシングプ
レートの関連を拡大して示す斜視図、第3図はパルスデ
イバイダの回路図、第4図はタコグラフの正面図であ
る。 5は動力伝達系統のドライブシヤフト、6はスピードセ
ンサ、8はパルスデイバイダ、10はパルスモータ、11は
タコグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−81172(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】車速を電気的パルス信号として検出し、該
パルス信号によってパルスモータを作動させて機械式の
タコグラフを駆動するタコグラフ駆動装置において、 車速を検出するスピードセンサが、車輛の動力伝達系統
の回転軸に連動可能に設けられた感知孔を有するセンシ
ングプレートでスピードを検出する構造からなってお
り、 該スピードセンサから出力された検知信号を所定のパル
ス波形に成形するディバイダ回路と、車輛固有のスピー
ドに対するパルス数比をタコグラフのスピード表示に対
するパルスモータ駆動用のパルス数比に変換するパルス
数変換回路を設け、 測定されたスピードを基に得られたパルス数をパルスモ
ータ駆動用のパルス数に所定の比率で変換して前記タコ
グラフを駆動することを特徴とするタコグラフ駆動装
置。 - 【請求項2】スピードセンサから入力された検知信号を
増幅器により増幅すると共に、パルス数変換回路のフリ
ップフロップ回路によりパルス数の変換を行うことを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載のタコグ
ラフ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982073892U JPH0712896Y2 (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | タコグラフ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982073892U JPH0712896Y2 (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | タコグラフ駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58177821U JPS58177821U (ja) | 1983-11-28 |
JPH0712896Y2 true JPH0712896Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=30083375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982073892U Expired - Lifetime JPH0712896Y2 (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | タコグラフ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712896Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2648021C3 (de) * | 1976-10-23 | 1983-02-17 | Kienzle Apparate Gmbh, 7730 Villingen-Schwenningen | Schaltungsanordnung zur Geschwindigkeitsmessung und Streckenzählung, insbesondere für Fahrtschreiber |
-
1982
- 1982-05-20 JP JP1982073892U patent/JPH0712896Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58177821U (ja) | 1983-11-28 |
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