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JPH07128109A - スロットルボディ一体型熱線式エアーフローメータ - Google Patents

スロットルボディ一体型熱線式エアーフローメータ

Info

Publication number
JPH07128109A
JPH07128109A JP5274278A JP27427893A JPH07128109A JP H07128109 A JPH07128109 A JP H07128109A JP 5274278 A JP5274278 A JP 5274278A JP 27427893 A JP27427893 A JP 27427893A JP H07128109 A JPH07128109 A JP H07128109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bypass passage
passage
throttle body
throttle
air flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5274278A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Hanai
晶広 花井
Takanori Taga
尊孝 多賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd filed Critical Aisan Industry Co Ltd
Priority to JP5274278A priority Critical patent/JPH07128109A/ja
Publication of JPH07128109A publication Critical patent/JPH07128109A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アイドルスピードコントロールバルブ全閉時
と全開時とのエアーフローメータ出力流量の差をなく
す。又、出力流量のふれを少なくする。 【構成】 第1のバイパス通路4の出口8と、第2のバ
イパス通路11の入口12との間をL字形の管で構成し
た接続部15で連通した。接続部15の下流端はスロッ
トルボディ1に装着し、上流端は間隔Gをおいて出口8
の下流に近接させた。スロットルバルブ3の開度が小さ
く、アイドルスピードコントロールバルブ13が開いて
いるときは、第2のバイパス通路11を流れる空気流
が、第1のバイパス通路4の空気流を増やす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関に供給される空
気流量を検出する熱線式エアーフローメータ、特にスロ
ットルボディを一体構成したタイプのスロットルボディ
一体型熱線式エアーフローメータに関する。
【0002】
【従来の技術】流量測定部となるバイパス通路を、主空
気通路を横切って形成したスロットルボディ一体型熱線
式エアーフローメータは公知である(例えば実開平2−
103145号公報、特開平3−25320号公報)。
【0003】そして、特開平3−25320号公報のス
ロットル装置では、スロットルバルブをバイパスする第
2のバイパス通路が設置され、該第2のバイパス通路を
バイパスする空気流量を調節してエンジンのアイドル回
転数を制御するアイドルスピードコントロールバルブを
有している。
【0004】この種のスロットルボディ一体型熱線式エ
アーフローメータの構成図を図3(a)(b)に示す。
1はスロットルボディ、2は主空気通路、3はスロット
ルバルブ、4はスロットルバルブ3の上流に主空気通路
2を横切って形成した第1のバイパス通路、5と6は第
1のバイパス通路4を形成する部材で、部材5はスロッ
トルボディ1と一体的に構成されている。又、部材6は
平板状で、部材5の下面に当接して取付けられている。
【0005】7は部材5の上流端に開口する第1のバイ
パス通路の入口、8は部材6の図示右端近くに開口する
第1のバイパス通路の出口、9は流量信号を出力する電
子回路部、10は電子回路部9から図示右方に突出する
ステムとこのステムの先端に取付けられた熱線とからな
るセンサ部で、熱線は第1のバイパス通路4を流れる空
気の流速を感知することで、内燃機関に供給される空気
流量を検出する。
【0006】なお、電子回路部9の出力がエアーフロー
メータ(以下AFMと略記する)の出力信号である。1
1はスロットルバルブ3をバイパスして設置された第2
のバイパス通路で、その上流端の入口12はスロットル
バルブ3の上流で主空気通路2に開口する。
【0007】13は第2のバイパス通路11を流れる空
気流量を調節してエンジンのアイドル回転数を制御する
アイドルスピードコントロールバルブ(以下ISCVと
略記する)で、図示されてない制御回路で駆動されるア
クチュエータ14を備えており、このアクチュエータ1
4で操作とれてその開度が変る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図3の従来技術では、
スロットルボディ1に流入した空気は、矢印AとBのよ
うに分れて流れ、矢印Aの分が入口7から第1のバイパ
ス通路4に流入して、センサ部10で直接検出される。
【0009】矢印Cは第1のバイパス通路を流れる空気
を示す。スロットルバルブ3の開度が大きいときは、矢
印BとCの空気は第1のバイパス通路4の下流で矢印D
のように合流して主空気通路2を流れる。そして、第2
のバイパス通路11へは殆ど流れない。
【0010】スロットル開度が小さいときには、矢印B
とCの空気は、図3に黒い矢印で示すように第2のバイ
パス通路11を通って流れる。そして、第2のバイパス
通路11の入口12が、第1のバイパス通路4の出口8
と離れているために、特にスロットル開度が小さい領域
では矢印Bの流量に対する矢印Aの流量の比率が小さく
なる。
【0011】その結果、内燃機関に供給される実空気流
量に対するAFM出力流量が減少してISCV全閉時に
対するAFM出力流量偏差(誤差)が大きくなるという
問題点があった。
【0012】図2の折れ線イはスロットル開度が小さい
ときの偏差を、折れ線ロはスロットル開度大のときの偏
差を示す。この図から明らかなように、従来技術では第
1のバイパス通路4を流れる空気の比率が小さいため
に、マイナスの偏差を生じ、その偏差は、スロットル開
度小の領域では特に大きなものになるという問題点があ
った。
【0013】そこで、本発明はかかる問題点を解消でき
るスロットルボディ一体型熱線式エアーフローメータを
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1のスロットルボディ一体型熱線式エアーフ
ローメータは、主空気通路(2)のスロットルバルブ
(3)上流部を横切って形成した第1のバイパス通路
(4)と、該第1のバイパス通路(4)に配設したセン
サ部(10)と、スロットルバルブ(3)をバイパスし
て設けた第2のバイパス通路(11)と、該第2のバイ
パス通路(11)に設けられ、エンジンのアイドル回転
数を制御するアイドルスピードコントロールバルブ(1
3)とを有する熱線式エアーフローメータにおいて、前
記第1のバイパス通路(4)の出口(8)と第2のバイ
パス通路(11)の入口(12)との間を連通するとと
もに、主空気通路(2)に連通する開口部(16)を有
する接続部(15)を具備したことを特徴とする。
【0015】そして、請求項2の発明は、請求項1記載
の発明において、接続部(15)がL字形の管で形成さ
れ、その一端(下流端)が前記第2のバイパス通路(1
1)の入口(12)に開口するスロットルボディ(1)
に装着され、他端(上流端)が前記第1のバイパス通路
(4)の出口(8)に近接して、その下流に対向配置さ
れたことを特徴とする。
【0016】
【作用】スロットルボディに流入した空気は、第1のバ
イパス通路(4)と主空気通路(2)とに分流して流
れ、第1のバイパス通路の流れが直接センサ部(10)
で検出される。スロットルバルブ(3)の開度が小さい
ときは、第2のバイパス通路(11)を流れる空気が特
に増加する。
【0017】そのため、第1のバイパス通路(4)の出
口(8)から流出する空気は、接続部(15)を介して
第2のバイパス通路(11)に吸引される。こうして、
第1のバイパス通路(4)を流れる空気流量が増加す
る。
【0018】又、主空気通路(2)に分流した空気は、
接続部(15)の開口部(16)から第2のバイパス通
路(11)に吸引される。エンジンのアイドル回転数は
アイドルスピードコントロールバルブ(13)で制御さ
れる。
【0019】
【実施例】図1(a)(b)は本発明の実施例で、符号
1〜14の部分は前記図3(a)(b)の従来技術と同
じであるので、その説明は省略する。
【0020】図の実施例で、15はL字形の管で構成さ
れた接続部で、その一端(下流端)は第2のバイパス通
路11の入口12が開口するスロットルボディ1に装着
され、他端(上流端)が第1のバイパス通路4の出口8
に対向して出口8の下流に近接配置されている。
【0021】16は開口部で、接続部15を主空気通路
に連通する。実施例では開口部16は、L字形の管から
なる接続部15の上端を間隔Gをおいて平板6の下面に
対向させることで形成されている。
【0022】スロットルボディ1に流入した空気は矢印
A、Bのように分流し、矢印Aの分は第1のバイパス通
路4を、矢印Bの分は主空気通路2を流れる。スロット
ルバルブ3の開度が大きい運転領域では第1のバイパス
通路4の出口8から流出した空気は殆どが開口部16か
ら主空気通路2に出て、矢印Bの分と合流し矢印Dのよ
うに流れる。
【0023】ISCV13が閉じているときは、第1の
バイパス通路4の出口8から出た空気は全てが開口部1
6を通過して主空気通路2に合流する。スロットルバル
ブ3の開度が小さい運転領域では、ISCVが開いてお
り、第2のバイパス通路11にかかる吸気管負圧が、接
続部15を介して第1のバイパス通路4の出口8に影響
を及ぼし、第1のバイパス通路4の空気流量を増やす。
【0024】本発明の実施例におけるISCV全閉時に
対するAFM出力流量偏差を図2の折れ線ハとニに示
す。折れ線ハはスロットル開度小のときを、折れ線ニは
スロットル開度大のときを示すが、特にスロットル開度
小のときは、従来技術の折れ線イに対して大きく改善さ
れている。
【0025】なお、間隔Gを5〜15mmにすると適当
であった。なお、図1の実施例は、接続部15をL字形
の管で構成し、その上流端に開口部16を設けたが、L
字形の管の上端を平板6の下面に当接して装着し、その
管の下流端を第2のバイパス通路11の入口12にわず
かの間隔をおいて対向せしめてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明のスロットルボディ一体型熱線式
エアーフローメータは上述のように構成されているの
で、ISCV全閉時とISCV全開時のAFM出力流量
偏差を小さくできて実空気量とAFM出力流量とが良く
一致することは勿論のこと、第1と第のバイパス通路が
接続部で連通されて多重クランク型のバイパス通路が形
成され、エアーフローメータの出力値のふれが少なくな
る効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図で(a)は縦断図、
(b)は横断面。
【図2】ISCV全閉時と全開時のAFM出力流量偏差
を示す線図。
【図3】従来技術の構成図で(a)は縦断面、(b)は
横断面。
【符号の説明】
1 スロットルボディ 2 主空気通路 3 スロットルバルブ 4 第1のバイパス通路 8 出口 10 センサ部 11 第2のバイパス通路 12 入口 13 アイドルスピードコントロールバルブ(ISC
V) 15 接続部 16 開口部 G 間隔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主空気通路のスロットルバルブ上流部を
    横切って形成した第1のバイパス通路と、該第1のバイ
    パス通路に配設したセンサ部と、スロットルバルブをバ
    イパスして設けた第2のバイパス通路と、該第2のバイ
    パス通路に設けられ、エンジンのアイドル回転数を制御
    するアイドルスピードコントロールバルブとを有する熱
    線式エアーフローメータにおいて、 前記第1のバイパス通路の出口と第2のバイパス通路の
    入口との間を連通するとともに、主空気通路に連通する
    開口部を有する接続部を具備したことを特徴とするスロ
    ットルボディ一体型エアーフローメータ。
  2. 【請求項2】 接続部がL字形の管で形成され、その一
    端が前記第2のバイパス通路の入口に開口するスロット
    ルボディに装着され、他端が前記第1のバイパス通路の
    出口に近接して、その下流に対向配置されたことを特徴
    とする請求項1記載のスロットルボディ一体型熱線式エ
    アーフローメータ。
JP5274278A 1993-11-02 1993-11-02 スロットルボディ一体型熱線式エアーフローメータ Pending JPH07128109A (ja)

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JP5274278A JPH07128109A (ja) 1993-11-02 1993-11-02 スロットルボディ一体型熱線式エアーフローメータ

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JP5274278A JPH07128109A (ja) 1993-11-02 1993-11-02 スロットルボディ一体型熱線式エアーフローメータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07128109A true JPH07128109A (ja) 1995-05-19

Family

ID=17539432

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JP5274278A Pending JPH07128109A (ja) 1993-11-02 1993-11-02 スロットルボディ一体型熱線式エアーフローメータ

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JP (1) JPH07128109A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1666717A2 (en) * 2004-04-22 2006-06-07 Keihin Corporation Intake system for internal combustion engine and method of controlling internal combustion engine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1666717A2 (en) * 2004-04-22 2006-06-07 Keihin Corporation Intake system for internal combustion engine and method of controlling internal combustion engine
EP1666717A3 (en) * 2004-04-22 2009-04-08 Keihin Corporation Intake system for internal combustion engine and method of controlling internal combustion engine

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