JPH07123333B2 - 電流トランス用安全器 - Google Patents
電流トランス用安全器Info
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- JPH07123333B2 JPH07123333B2 JP4358491A JP35849192A JPH07123333B2 JP H07123333 B2 JPH07123333 B2 JP H07123333B2 JP 4358491 A JP4358491 A JP 4358491A JP 35849192 A JP35849192 A JP 35849192A JP H07123333 B2 JPH07123333 B2 JP H07123333B2
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- Protection Of Static Devices (AREA)
Description
した高周波定電流給電方式に於て、電流トランスの2次
側が開放状態になることを防止するための電流トランス
用安全器に関するものである。
トランスを使用して放電管に電力を供給するようにした
高周波定電流給電方式を開発し、既に実用新案登録を受
けている(実公昭64−5360号公報「無結線放電管
照明器具」参照)。その概要について図3を参照しなが
ら説明すると、高周波定電流電源11に接続した一本の
給電線12に電流トランス13を遊貫させその2次巻線
14に放電管15の両端子を直接接続したものであり、
放電管15が放電を開始する前には2次巻線14に電流
が流れないため電流トランス13の鉄心が飽和すること
により2次巻線14に放電管15の放電開始電圧より高
い電圧が現われ、この電圧により放電管15が放電を開
始した後は2次巻線14にその巻数に応じた一定電流が
流れるようになっている。
5を外したりした場合には、電流トランス13の2次巻
線14に放電管15の放電電圧より高い電圧が現れるか
ら、放電管を取り替える際に誤って2次巻線14の端子
に触れると感電するおそれがあり、また、磁束が増えて
鉄損が著しく増加するためトランスが過熱しそのまま放
置すると危険であるという欠点があった。
流トランスの負荷が開放状態になったとき、これを検出
して電流トランスの2次巻線を自動的に短絡し、感電や
過熱の危険を防止するための電流トランス用安全器を提
供することである。
め、この発明の電流トランス用安全器は、一次巻線に高
周波定電流を流した電流トランスの二次巻線の両端子間
に電圧確保用コンデンサーとスイッチング手段とを直列
に接続してなる短絡用回路を接続し、前記二次巻線の一
端を一方の負荷端子に直結するとともに前記二次巻線の
他端と他方の負荷端子との間に負荷電流検出用トランス
の一次巻線を接続し、負荷電流検出用トランスの二次巻
線に整流回路を介して前記スイッチング手段を開閉する
手段を接続している。
荷との間に接続しておくと、負荷に電流が流れていると
きは負荷電流検出用トランスの二次巻線に現われる出力
により短絡用回路のスイッチング手段が開状態に保たれ
ているが、何らかの原因で電流トランスの負荷が開放状
態になると、負荷電流検出用トランスの二次巻線に出力
がなくなるため短絡用回路のスイッチング手段が閉じて
電流トランスの二次巻線の両端子間が短絡される。そし
て、開放状態となった負荷を正常なものに交換すると電
圧確保用コンデンサーの端子電圧により負荷が再起動し
て短絡用回路が自動的に開放される。
ながら説明する。電流トランス1に例えば40kHz、
20Aの高周波定電流の流れる給電線2が一次巻線とし
て貫通(即ち、1ターン巻回)し、二次巻線3が例えば
50ターン巻回され、その両端子間に、電圧確保用コン
デンサーCとリレー4の常閉接点Sとからなる短絡用回
路が接続されている。電圧確保用コンデンサーCの値
は、負荷として蛍光灯を使用する場合、常閉接点Sが閉
じた状態で電圧確保用コンデンサーCの両端の電圧が電
気工事の安全基準(300V以下)を満たすとともに蛍
光灯の放電開始電圧より少し高い程度になるように設定
する。他の負荷、例えば白熱電球、モーター等を使用す
る場合にはさらに低くしてもよい。
れ、また、二次巻線3の他端と負荷端子6との間に負荷
電流検出用トランス7の一次巻線8が接続されている。
負荷電流検出用トランス7の二次巻線9に整流回路を介
してリレー4のソレノイドが接続され、一次巻線8に負
荷電流が流れたとき二次巻線9に流れる電流によりリレ
ー4のソレノイドを励磁して常閉接点Sを開くようにな
っている。一次巻線8および二次巻線9の巻数は、例え
ば20ターンおよび80ターンである。
灯10を接続すると、電流トランス1の二次巻線3に現
れる電圧により蛍光灯が放電を開始し、点灯後は端子電
圧が蛍光灯の放電電圧まで下がるとともに20A÷50
=0.4Aの放電電流で放電を持続する。そして、この
負荷電流により負荷電流検出用トランス7の二次巻線9
に0.1Aの電流が流れ、リレー4のソレノイドが励磁
されて常閉接点Sが開きその状態に保たれる。いま、蛍
光灯が切れたり交換のため外したりして負荷電流がゼロ
になると、リレー4のソレノイドの励磁が解消されて常
閉接点Sが閉じ、電流トランス1の二次巻線3の端子が
電圧確保用コンデンサーCを介して短絡され、負荷端子
5および6の間に現れる電圧は安全な低い設定値に保た
れる。蛍光灯10を交換すると、電圧確保用コンデンサ
ーCの端子電圧により自動的に点灯して負荷電流が流
れ、再びリレー4のソレノイドが励磁されて常閉接点S
が開き短絡用回路が開状態に保たれる。
のである。電流トランス1の二次巻線3の両端子間に接
続される短絡用回路が、電圧確保用コンデンサーCおよ
びこれに全波整流回路を介して直列に接続されたスイッ
チング素子FETにより構成されている。二次巻線3の
一端が負荷端子5に直結され、これとFETのゲートと
の間にダイオードおよび抵抗が直列に接続され、また、
FETのゲート・ソース間にコンデンサーおよびトラン
ジスタTが並列に接続されている。電流トランス1の二
次巻線3の他端と負荷端子6との間に負荷電流検出用ト
ランス7の一次巻線8が接続され、その二次巻線9が整
流回路を介してトランジスタTのベース・エミッタ間に
接続されている。
出用トランス7の一次巻線8に負荷電流が流れると、そ
の二次巻線9に誘起される電流によりトランジスタTが
オンし並列に接続したコンデンサーが放電してFETの
ソース・ゲート間電圧がゼロになり、FETがオフとな
る。何らかの原因により負荷電流が流れなくなると、ト
ランジスタTがオフとなり並列に接続したコンデンサー
が充電されてFETのゲート電位が上昇しオンとなって
短絡用回路が閉成され、電流トランス1の二次巻線3の
端子が電圧確保用コンデンサーCを介して短絡される。
蛍光灯10を交換し、これが自動的に点灯して再び負荷
電流が流れると、FETがオフとなり短絡用回路が開
く。
光灯を接続しているが、これに限られるものではなく、
白熱電灯、モーター、ヒーターその他各種のものを使用
することができる。給電線に流す高周波定電流の周波数
および電流値、電流トランスの形状、大きさおよび一次
および二次巻線の巻数、電圧確保用コンデンサーの値、
スイッチング手段の種類および定格、負荷電流検出用ト
ランスの規格および一次および二次巻線の巻数等は、負
荷の種類および定格に応じて適宜設計変更することがで
きる。
ランス用安全器は、電流トランスの負荷が開放状態とな
ったとき自動的に確実に短絡用回路を閉じて負荷端子を
短絡することができ、高電圧や過熱による事故を防止す
ることができ安全であり、負荷を交換すると自動的に点
灯または起動し同時に短絡用回路も自動的に開き、動作
が確実で故障するおそれもないという優れた効果を奏す
るものである。
線 4 リレー5、6 負荷端子 7 負荷
電流検出用トランス 10 蛍光灯
Claims (1)
- 【請求項1】 一次巻線に高周波定電流を流した電流ト
ランスの二次巻線の両端子間に電圧確保用コンデンサー
とスイッチング手段とを直列に接続してなる短絡用回路
を接続し、前記二次巻線の一端を一方の負荷端子に直結
するとともに前記二次巻線の他端と他方の負荷端子との
間に負荷電流検出用トランスの一次巻線を接続し、負荷
電流検出用トランスの二次巻線に整流回路を介して前記
スイッチング手段を開閉する手段を接続したことを特徴
とする電流トランス用安全器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4358491A JPH07123333B2 (ja) | 1992-12-26 | 1992-12-26 | 電流トランス用安全器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4358491A JPH07123333B2 (ja) | 1992-12-26 | 1992-12-26 | 電流トランス用安全器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06205532A JPH06205532A (ja) | 1994-07-22 |
JPH07123333B2 true JPH07123333B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=18459594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4358491A Expired - Lifetime JPH07123333B2 (ja) | 1992-12-26 | 1992-12-26 | 電流トランス用安全器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07123333B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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JP2020155538A (ja) * | 2019-03-19 | 2020-09-24 | Tdk株式会社 | コイル装置、ワイヤレス送電装置、ワイヤレス受電装置、ワイヤレス電力伝送システム及び電気機器 |
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-
1992
- 1992-12-26 JP JP4358491A patent/JPH07123333B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH06205532A (ja) | 1994-07-22 |
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